JPH0140801Y2 - - Google Patents

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JPH0140801Y2
JPH0140801Y2 JP15964783U JP15964783U JPH0140801Y2 JP H0140801 Y2 JPH0140801 Y2 JP H0140801Y2 JP 15964783 U JP15964783 U JP 15964783U JP 15964783 U JP15964783 U JP 15964783U JP H0140801 Y2 JPH0140801 Y2 JP H0140801Y2
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JP
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slider
grain
operation piece
fastener
bag
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JP15964783U
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JPS6068002U (ja
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  • Closing Of Containers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上部入口を開閉するフアスナーを備
えた穀物回収袋を、その上端側両部夫々を一対の
袋支持杆に吊下げ支持させた状態で穀物充填箇所
に保持させるように構成し、前記フアスナーのス
ライダーを閉じ側に係止移動させるスライダー操
作片を、フアスナー閉じ方向に駆動移動させる操
作片駆動装置を設けた穀物袋詰装置に関する。
かかる穀物袋詰装置において、操作片を駆動移
動させてフアスナーを閉じ操作するに、収納穀物
の重量による袋支持杆の撓み変形、あるいは、穀
物回収袋の製作誤差、あるいは、穀物収納に伴う
回収袋の変形等に起因してスライダーの上下位置
が大きく変化する虞れがあり、その結果、操作片
をスライダーに適確に係合させ難いものであつ
た。
このため、本考案者は、第6図に示すように、
操作片21の係合部Saの複数個を、上下方向に
並べる状態でスライダー27aに備えさせる手段
を提案したが、この場合、大型で形状が複雑なス
ライダー27aのために回収袋のコストアツプを
招く不利があるばかりでなく、操作片21が上方
側の係合部Saに係合した状態において、スライ
ダー27aが務歯側に倒れ易い状態となるため、
スライダー27aを務歯に沿つて円滑に移動させ
難く、フアスナー27を早期に損傷させてしまう
トラブルを招く虞れもあつた。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、簡単な改造によつて、フアス
ナーの閉じ操作を確実に行なわせながらも、回収
袋のコストアツプを抑制し、且つ、フアスナーの
早期損傷を抑制する点にある。
本考案による穀物袋詰装置の特徴構成は、上部
入口を開閉するフアスナーを備えた穀物回収袋
を、その上端側両側部夫々を一対の袋支持杆に吊
下げ支持させた状態で穀物充填箇所に保持させる
ように構成し、前記フアスナーのスライダーに係
止するスライダー操作片を備えるとともに、その
スライダー操作片をフアスナー閉じ方向に駆動移
動させる操作片駆動装置を設けた穀物袋詰装置に
おいて、前記スライダー操作片は、前記操作片駆
動装置における操作片支持部材に対して、下降動
自在に取付けられ、かつ、前記穀物回収袋の袋上
縁に近づくように下降付勢されている点にあり、
その作用効果は次の通りである。
すなわち、操作片駆動装置によつて常に同一レ
ベルで駆動移動する操作片支持部材に対してスラ
イダー操作片が下降動自在に、かつ、下降付勢し
た状態で取付けてあるので、前記駆動装置の移動
レベルに対して袋上縁の状況に応じ前記スライダ
ーの上下位置が変化した場合であつても、スライ
ダー操作片が袋上縁に沿つて案内されながら下降
自在となつて、スライダーに確実に係止すること
になる。その結果操作片係合部の1個のスライダ
ーに備えさせる場合においてスライダーが上下に
位置変更することがあつても、スライダー操作片
をスライダーを適確に係合させて、フアスナーを
確実に閉じ操作することができ、しかも、スライ
ダーに備えさせる操作片係合部を、極力務歯に近
接する下方側に位置させることができるものとな
つて、スライダーが務歯に対して倒れることを抑
制してスライダーを務歯に沿つて円滑に移動させ
ることができる。
従つて、スライダーを小型で簡素な形状にする
ことができるものとなつて、回収袋のコストダウ
ンを図ることができると共に、スライダーを務歯
に沿つて円滑に移動させることができるものとな
つて、フアスナーの早期損傷を抑制できるもので
あり、もつて、実施製作面及び使用面のいずれに
おいても優れた穀物袋詰装置を得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図は、コンバインにおける穀粒
貯留ホツパー1内の穀粒を袋詰めする装置を示
し、ホツパー1の下部に連設の穀粒取出用筒体1
Aに、穀粒吐出筒2を昇降操作自在に外嵌させる
と共に、穀粒取出しを断続するスライド式シヤツ
ター3を、前記筒体1Aに備えさせ、又、穀粒回
収袋4を穀粒充填箇所に吊下げ支持した状態で保
持する左右一対の袋支持杆5,5を、片持状に支
持して設け、且つ、それら袋支持杆5,5の基端
側部分5A,5Aを、予備回収袋4Aの収納部に
構成してある。そして、穀粒回収袋4の上端側両
横側部夫々に、吊下げ支持用の鳩目6,6を設け
ると共に、前記入口aを閉じるためのフアスナー
7を、回収袋4に備えさせてある。
もつて、回収袋4を、入口aを開いた状態で穀
粒充填箇所に吊下げ保持し、その状態において、
吐出筒2を下降させて回収袋4内に挿入させると
共にシヤツター3を開き操作して、穀粒袋詰めを
開始する。穀粒が満杯になると、シヤツター3を
閉じ操作すると共に吐出筒2を上昇させて回収袋
4から離脱させ、その状態において、フアスナー
7を閉じ操作したのちにおいて回収袋4を支持杆
5,5の先端側より取外すと共に、予備回収袋4
Aを、穀粒充填箇所に前述の如く設置する。上記
操作手順を繰返し行なうことによつて、順次、穀
粒袋詰めを行なえるように構成してある。
第3図に示すように、前記一対の袋支持杆5,
5の一方を、他方側に接近揺動できるように縦軸
X周りで枢着し、且つ、つる巻スプリング8によ
つて他方の杆5から離れる側に付勢して設け、左
右の袋支持杆5,5の夫々を正逆転操作する電動
モータMaを設けると共に、前記鳩目6,6を支
持杆5,5の軸芯方向に係止移送作用するネジ溝
U,Uを設け、さらに、袋4の上部入口aを開き
状態に維持すべく、ネジ溝Uに嵌合保持された状
態で支持杆5に対して交差する姿勢となる一対の
板状部材9を、袋4の上端側両側部に各別に設
け、もつて、回収袋4を穀粒充填箇所に移送でき
るように、しかも、穀粒充填箇所に供給する回収
袋4を開口できるようにしてある。
前記回収袋4の横巾方向に沿つて電動モータ
Mbにて正逆転駆動自在なチエーン10を、左右
回動部が上下方向に向う状態で設け、そして、吐
出筒2の昇降用揺動操作レバー2aを押圧揺動さ
せる吐出筒操作アーム2A、シヤツター3の開閉
用揺動操作レバー3aを押圧揺動させるシヤツタ
ー操作アーム3A、及び、フアスナー7のスライ
ダー7aを閉じ側に係止移動させるスライダー操
作片11の夫々を、前記チエーン10に付設し、
もつて、チエーン10を、第1図中Aで示す方向
に回動させるに伴つて、吐出筒2の下降動及びシ
ヤツター3の開き作動を自動的に行なわせ、前記
チエーン10を、第1図中Bで示す方向に回動さ
せるに伴つて、シヤツター3の閉じ作動、吐出筒
2の上昇作動を自動的に行なわせ、且つ、引続き
チエーン10を回動させるに伴つてフアスナー7
の閉じ操作を自動的に行なわせるように構成して
ある。但し、フアスナー7の閉じ操作後において
は、チエーン10を逆回動させて、初期位置にリ
セツトしておくことになる。
前記スライダー操作片11を、リング状に形成
すると共に、その操作片11を、前記チエーン1
0に取付けた操作片支持部材12に自重下降自在
に枢着し、もつて、チエーン10を回動させるに
伴つて、スライダー操作片11を前記回収袋4の
上縁にて受止め案内させる状態で移動させて前記
スライダー7aに係合させるように構成してあ
る。そして、前記スライダー7aを構成するに、
操作片11の係合部Sの1個を、務歯7bに近接
させる状態で備えさせて、スライダー7aを務歯
7bに沿つて円滑に移動させることができるよう
にしてある。
上記チエーン10や支持杆5を駆動するに、例
えば、チエーン駆動用電動モータMbや支持杆駆
動モータMaを適時手動で正逆転操作させるよう
にする他、穀粒満杯を検出するセンサー、袋4の
取外しを検出するセンサー、チエーン10の回動
位置を検出するセンサー等の検出情報に基づい
て、予め記憶されたプログラムに沿つて自動的に
チエーン駆動用電動モータMbや支持杆駆動モー
タMaを作動させる制御回路を設けてもよく、そ
して、その場合において、満杯袋取外し機構を備
えさせると共に、その機構を満杯検出センサーの
検出情報に基づいて自動的に作動させるようにし
て、全自動運転を行なわせるようにしてもよい。
次に、別の実施例を第4図及び第5図に基づい
て説明する。
スライダー操作片11Aを、コの字状にする状
態で支持部材12Aと一体形成すると共に、支持
部材12Aを、チエーン10に付設の左右一対の
ピン13に上下動自在に外嵌させ、さらに、チエ
ーン回動部において支持部材12Aを袋角部に接
触しない状態に受止めるガイド部材14を、スラ
イダー7aよりも上手側箇所で受止め作用を解除
する状態で、チエーンカバー10Aに備えさせる
ようにしてある。
本考案の袋詰装置は、コンバインに装備して穀
粒袋詰めに使用する他、玉ネギ類収穫機に装備し
て玉ネギ類の袋詰めに使用する等、各種の穀物に
対する収穫機に装備して各種の穀物の袋詰めに使
用できる。
又、操作片駆動装置としては、チエーン10の
他、油圧シリンダにて往復駆動される摺動ロツド
等、各種のものが使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る穀物袋詰装置の実施例を示
し、第1図は穀粒袋詰装置の一部切欠正面図、第
2図は同装置の一部切欠側面図、第3図は袋吊下
構造を示す概略平面図、第4図及び第5図は別の
実施例の正面図と側面図である。第6図は従来例
の正面図である。 4……穀物回収袋、5……袋支持杆、7……フ
アスナー、7a……スライダー、10……操作片
駆動装置、11又は11A……スライダー操作
片、12,12A……操作片支持部材、a……上
部入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部入口aを開閉するフアスナー7を備えた
    穀物回収袋4を、その上端側両側部夫々を一対
    の袋支持杆5に吊下げ支持させた状態で穀物充
    填箇所に保持させるように構成し、前記フアス
    ナー7のスライダー7aに係止するスライダー
    操作片11又は11Aを備えるとともに、その
    スライダー操作片11又は11Aをフアスナー
    閉じ方向に駆動移動させる操作片駆動装置10
    を設けた穀物袋詰装置であつて、前記スライダ
    ー操作片11又は11Aは、前記操作片駆動装
    置10における操作片支持部材12又は12A
    に対して、下降動自在に取付けられ、かつ、前
    記穀物回収袋4の袋上縁に近づくように下降付
    勢されている穀物袋詰装置。 2 前記操作片11又は11Aが、自重下降自在
    に枢着されるリング状部材である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の穀物袋詰装置。
JP15964783U 1983-10-15 1983-10-15 穀物袋詰装置 Granted JPS6068002U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15964783U JPS6068002U (ja) 1983-10-15 1983-10-15 穀物袋詰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15964783U JPS6068002U (ja) 1983-10-15 1983-10-15 穀物袋詰装置

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Publication Number Publication Date
JPS6068002U JPS6068002U (ja) 1985-05-14
JPH0140801Y2 true JPH0140801Y2 (ja) 1989-12-05

Family

ID=30351361

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JP15964783U Granted JPS6068002U (ja) 1983-10-15 1983-10-15 穀物袋詰装置

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JPS6068002U (ja) 1985-05-14

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