JPH0139425Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139425Y2 JPH0139425Y2 JP1983050080U JP5008083U JPH0139425Y2 JP H0139425 Y2 JPH0139425 Y2 JP H0139425Y2 JP 1983050080 U JP1983050080 U JP 1983050080U JP 5008083 U JP5008083 U JP 5008083U JP H0139425 Y2 JPH0139425 Y2 JP H0139425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- modular connector
- base
- protrusion
- opening
- Prior art date
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- Expired
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims description 37
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 12
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 10
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、電話器や通信機等の接続に主として
使用するモジユラーコネクタ付ローゼツトに関
し、特に、そのモジユラーコネクタソケツトに関
するものである。
使用するモジユラーコネクタ付ローゼツトに関
し、特に、そのモジユラーコネクタソケツトに関
するものである。
従来技術
従来、電話器や通信機等の接続に主として使用
するコネクタとして、いわゆるモジユラーコネク
タがあり、種々使用されている。そして、最近で
は、電話器や通信機等の設置工事等を簡単化する
ものとして、これらモジユラーコネクタを単数又
は複数配設したモジユラーコネクタ付ローゼツト
やモジユラーコネクタ付分岐コネクタ等が開発さ
れ、使用されてきている。これらのローゼツトや
分岐コネクタのベース台にモジユラーコネクタの
ソケツトを配設する方法としては、従来、モジユ
ラーコネクタソケツトのハウジングをベース台に
超音波溶接等を用いて溶着することが行なわれて
いる。しかしながら、このような溶着固定では、
作業性も悪く、また、一度固定してしまうとベー
ス台からソケツトを外すのが容易でない。また、
ベース台と一体的にソケツトハウジングを形成し
ておきこのソケツトハウジングに対し接触子を配
列した絶縁ブロツクを挿着して溶着することによ
つてベース台にモジユラーコネクタソケツトを設
けるようにしたものもあるが、この場合には、溶
着のめんどうのほかに接触子同志が接触してしま
う等の不具合も生じ易かつた。
するコネクタとして、いわゆるモジユラーコネク
タがあり、種々使用されている。そして、最近で
は、電話器や通信機等の設置工事等を簡単化する
ものとして、これらモジユラーコネクタを単数又
は複数配設したモジユラーコネクタ付ローゼツト
やモジユラーコネクタ付分岐コネクタ等が開発さ
れ、使用されてきている。これらのローゼツトや
分岐コネクタのベース台にモジユラーコネクタの
ソケツトを配設する方法としては、従来、モジユ
ラーコネクタソケツトのハウジングをベース台に
超音波溶接等を用いて溶着することが行なわれて
いる。しかしながら、このような溶着固定では、
作業性も悪く、また、一度固定してしまうとベー
ス台からソケツトを外すのが容易でない。また、
ベース台と一体的にソケツトハウジングを形成し
ておきこのソケツトハウジングに対し接触子を配
列した絶縁ブロツクを挿着して溶着することによ
つてベース台にモジユラーコネクタソケツトを設
けるようにしたものもあるが、この場合には、溶
着のめんどうのほかに接触子同志が接触してしま
う等の不具合も生じ易かつた。
本考案の目的は、前述したような従来の問題点
にかんがみて、ベース台に着脱自在にモジユラー
コネクタソケツトを取り付けたモジユラーコネク
タ付ローゼツトを提供することである。
にかんがみて、ベース台に着脱自在にモジユラー
コネクタソケツトを取り付けたモジユラーコネク
タ付ローゼツトを提供することである。
考案の構成
本考案によるモジユラーコネクタ付ローゼツト
は、モジユラーコネクタソケツトと、該モジユラ
ーコネクタソケツトを着脱自在に装着するための
壁部を有したベース台とを備えており、前記モジ
ユラーコネクタソケツトは、相手プラグを受け入
れる開口を有するソケツトハウジングを備えてお
り、前記ソケツトハウジングの前記開口を挟んで
両側面の互いに対向する位置には、弾性的に開閉
できその自由端に係合部を有した1対の係止舌片
が設けられており、前記ソケツトハウジングの前
記両側面の各係止舌片の前記係合部より上の位置
には、各係止舌片の軸線に整列して該係止舌片の
変形破損防止用の突部が設けられており、前記ベ
ース台の前記壁部には、前記ソケツトハウジング
の前記開口を露出させるようにして該ソケツトハ
ウジングを取り付けるためのベース台開口が設け
られており、該ベース台開口の両側部には、前記
突部を受け入れるための突部受入れ溝が設けら
れ、該突部受入れ溝の下方には、前記各係止舌片
の前記係合部の端部を係合させる係止段部と、前
記各係止舌片の前記係合部の外側面を受けて該係
止舌片が拡開しないようにする舌片拡開防止突起
とが設けられていることを特徴としており、前記
係止舌片の弾性的開閉と突部との協働作用によ
り、モジユラーコネクタソケツトがベース台の所
定位置に着脱自在なものとされ且つ装着状態にて
そこへ結合される相手プラグへ加えられる力等に
よつて係止舌片が変形されたり破損されたりしな
いものとされる。
は、モジユラーコネクタソケツトと、該モジユラ
ーコネクタソケツトを着脱自在に装着するための
壁部を有したベース台とを備えており、前記モジ
ユラーコネクタソケツトは、相手プラグを受け入
れる開口を有するソケツトハウジングを備えてお
り、前記ソケツトハウジングの前記開口を挟んで
両側面の互いに対向する位置には、弾性的に開閉
できその自由端に係合部を有した1対の係止舌片
が設けられており、前記ソケツトハウジングの前
記両側面の各係止舌片の前記係合部より上の位置
には、各係止舌片の軸線に整列して該係止舌片の
変形破損防止用の突部が設けられており、前記ベ
ース台の前記壁部には、前記ソケツトハウジング
の前記開口を露出させるようにして該ソケツトハ
ウジングを取り付けるためのベース台開口が設け
られており、該ベース台開口の両側部には、前記
突部を受け入れるための突部受入れ溝が設けら
れ、該突部受入れ溝の下方には、前記各係止舌片
の前記係合部の端部を係合させる係止段部と、前
記各係止舌片の前記係合部の外側面を受けて該係
止舌片が拡開しないようにする舌片拡開防止突起
とが設けられていることを特徴としており、前記
係止舌片の弾性的開閉と突部との協働作用によ
り、モジユラーコネクタソケツトがベース台の所
定位置に着脱自在なものとされ且つ装着状態にて
そこへ結合される相手プラグへ加えられる力等に
よつて係止舌片が変形されたり破損されたりしな
いものとされる。
実施例
次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案をより詳細に説明する。
いて本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例としてのモジユラ
ーコネクタ付ローゼツトに使用するモジユラーコ
ネクタソケツトを示しており、第1図Aはその平
面図、第1図Bはその正面図、第1図Cはその底
面図、第1図Dはその側面図である。このコネク
タソケツト1は、従来のモジユラーコネクタソケ
ツトと同様に、相手プラグを受け入れる開口11
を正面に有したプラスチツク製のソケツトハウジ
ング10を有しており、このソケツトハウジング
10には、相手プラグの接触子と接触する複数の
接触子20が配設されている。本考案によつて、
ソケツトハウジング10の両側面には、弾性的に
開閉しうる一対の係止舌片12が一体的に形成さ
れている。また、ソケツトハウジング10の両側
面の上部には、各対応する係止舌片12の係合部
12Aの付近に後述するような係止舌片の変形破
損防止用の突部13が形成されている。
ーコネクタ付ローゼツトに使用するモジユラーコ
ネクタソケツトを示しており、第1図Aはその平
面図、第1図Bはその正面図、第1図Cはその底
面図、第1図Dはその側面図である。このコネク
タソケツト1は、従来のモジユラーコネクタソケ
ツトと同様に、相手プラグを受け入れる開口11
を正面に有したプラスチツク製のソケツトハウジ
ング10を有しており、このソケツトハウジング
10には、相手プラグの接触子と接触する複数の
接触子20が配設されている。本考案によつて、
ソケツトハウジング10の両側面には、弾性的に
開閉しうる一対の係止舌片12が一体的に形成さ
れている。また、ソケツトハウジング10の両側
面の上部には、各対応する係止舌片12の係合部
12Aの付近に後述するような係止舌片の変形破
損防止用の突部13が形成されている。
次に、前述したようなモジユラーコネクタソケ
ツト1の適用例について第2図、第3図及び第4
図を参照して説明する。
ツト1の適用例について第2図、第3図及び第4
図を参照して説明する。
第2図は、モジユラーコネクタソケツト1を1
個使用した本考案の一実施例としてのモジユラー
コネクタ付ローゼツトを示す分解部品配列斜視図
である。このモジユラーコネクタ付ローゼツト
は、主として、プラスチツク製のベース台30
と、モジユラーコネクタソケツト1と、1対のプ
ラスチツク製の圧接端子配列ブロツク40,50
と、各圧接端子配列ブロツク40,50に配設さ
れた複数の圧接端子60と、プラスチツク製のカ
バーケース70とを備えている。
個使用した本考案の一実施例としてのモジユラー
コネクタ付ローゼツトを示す分解部品配列斜視図
である。このモジユラーコネクタ付ローゼツト
は、主として、プラスチツク製のベース台30
と、モジユラーコネクタソケツト1と、1対のプ
ラスチツク製の圧接端子配列ブロツク40,50
と、各圧接端子配列ブロツク40,50に配設さ
れた複数の圧接端子60と、プラスチツク製のカ
バーケース70とを備えている。
ベース台30には、モジユラーコネクタソケツ
ト1の接触子20に接続された配線コード21を
圧接結線のため配設するための配線用溝31が形
成されている。この配線用溝31の両側壁には、
圧接端子60の圧接結線部の両側縁を受け入れる
溝31Aが形成されている。図には表われていな
いが、これら配線用溝31の底部には、圧接端子
60の圧接結線部の先端を受け入れるための圧接
結線部受入れ溝が形成されている。更に、ベース
台30には、圧接端子配列ブロツク40,50に
圧入された後述する固定金具41,51をそれぞ
れ受け入れるための固定用溝32,33が形成さ
れている。更にまた、ベース台30には、本ロー
ゼツトを所定位置に固定するための取付ねじ80
を挿入するための取付ねじ用挿入孔34が形成さ
れており、電話配線工事用等のケーブル90のた
めのケーブル押え部35が形成されている。ベー
ス台30の正面部には、モジユラーコネクタソケ
ツト1を着脱自在に装着するための壁部36が設
けられていて、この壁部36の中心部には、モジ
ユラーコネクタソケツト1の開口11を露出させ
る開口37が設けられている。開口37の両側部
の上部には、モジユラーコネクタソケツト1の係
止舌片の変形破損防止用突部13を受け入れるた
めの突部受入れ溝39が設けられている。
ト1の接触子20に接続された配線コード21を
圧接結線のため配設するための配線用溝31が形
成されている。この配線用溝31の両側壁には、
圧接端子60の圧接結線部の両側縁を受け入れる
溝31Aが形成されている。図には表われていな
いが、これら配線用溝31の底部には、圧接端子
60の圧接結線部の先端を受け入れるための圧接
結線部受入れ溝が形成されている。更に、ベース
台30には、圧接端子配列ブロツク40,50に
圧入された後述する固定金具41,51をそれぞ
れ受け入れるための固定用溝32,33が形成さ
れている。更にまた、ベース台30には、本ロー
ゼツトを所定位置に固定するための取付ねじ80
を挿入するための取付ねじ用挿入孔34が形成さ
れており、電話配線工事用等のケーブル90のた
めのケーブル押え部35が形成されている。ベー
ス台30の正面部には、モジユラーコネクタソケ
ツト1を着脱自在に装着するための壁部36が設
けられていて、この壁部36の中心部には、モジ
ユラーコネクタソケツト1の開口11を露出させ
る開口37が設けられている。開口37の両側部
の上部には、モジユラーコネクタソケツト1の係
止舌片の変形破損防止用突部13を受け入れるた
めの突部受入れ溝39が設けられている。
圧接端子配列ブロツク40,50の各々の前後
端には、これら圧接端子配列ブロツクをベース台
30上に取付け固定するための固定金具41及び
51がそれぞれ圧入固定されるようになつてい
る。更に、これら圧接端子配列ブロツク40,5
0には、それぞれ複数の圧接端子60が圧入固定
されるようになつている。
端には、これら圧接端子配列ブロツクをベース台
30上に取付け固定するための固定金具41及び
51がそれぞれ圧入固定されるようになつてい
る。更に、これら圧接端子配列ブロツク40,5
0には、それぞれ複数の圧接端子60が圧入固定
されるようになつている。
圧接端子60は、下部にモジユラーコネクタソ
ケツト1の接触子20からの配線コード21へ圧
接結線するための圧接スリツトを有した第1の圧
接結線部61と、上部にケーブル90の各配線コ
ード91を圧接結線するための圧接スリツトを有
した第2の圧接結線部62とを有している。
ケツト1の接触子20からの配線コード21へ圧
接結線するための圧接スリツトを有した第1の圧
接結線部61と、上部にケーブル90の各配線コ
ード91を圧接結線するための圧接スリツトを有
した第2の圧接結線部62とを有している。
カバーケース70は、ベース台30に対して結
合されうるようになつており、ベース台30に対
して結合されたとき、モジユラーコネクタソケツ
ト1の開口11を露出させるためのソケツト窓7
1が設けられている。
合されうるようになつており、ベース台30に対
して結合されたとき、モジユラーコネクタソケツ
ト1の開口11を露出させるためのソケツト窓7
1が設けられている。
このようなローゼツトの組み立て方法につい
て、次に、特に、第3図及び第4図を参照して説
明する。
て、次に、特に、第3図及び第4図を参照して説
明する。
先ず、配線コード21をそれぞれ対応する接触
子20に結線したモジユラーコネクタソケツト1
をベース台30の前壁部36の開口37へ装着す
る。このような装着前の状態を、第4図Aに示し
ている。第4図Aは、ベース台30の前壁部36
の縦断面図を示している。第4図Aによく示され
ているように、ベース台30の前壁部36の突部
受入れ溝38の下方に、係止段部39及び舌片拡
開防止突起39Aが設けられている。
子20に結線したモジユラーコネクタソケツト1
をベース台30の前壁部36の開口37へ装着す
る。このような装着前の状態を、第4図Aに示し
ている。第4図Aは、ベース台30の前壁部36
の縦断面図を示している。第4図Aによく示され
ているように、ベース台30の前壁部36の突部
受入れ溝38の下方に、係止段部39及び舌片拡
開防止突起39Aが設けられている。
第4図Bは、ベース台30の開口37へモジユ
ラーコネクタソケツト1を挿入し始めた状態を示
している。モジユラーコネクタソケツト1の係止
舌片12は、突部受入れ溝38へ入れられ、それ
らの内壁部によつていくらか閉じられるようにさ
れた状態にて押入されていく。
ラーコネクタソケツト1を挿入し始めた状態を示
している。モジユラーコネクタソケツト1の係止
舌片12は、突部受入れ溝38へ入れられ、それ
らの内壁部によつていくらか閉じられるようにさ
れた状態にて押入されていく。
第4図Cは、ベース台30の開口37へモジユ
ラーコネクタソケツト1を挿入完了した状態を示
している。モジユラーコネクタソケツト1の係止
舌片12は、突部受入れ溝38の内壁下端をその
係合部12Aが越えたときに、その弾性によつて
外方に開いて、各係止舌片12の係合部12Aが
係止段部39に係合する。この時、モジユラーコ
ネクタソケツト1の突部13は、突部受入れ溝3
8に嵌合する。この嵌合状態で、突部13は、ソ
ケツトへ結合される相手プラグへ加えられる力に
よつてソケツトにこじり力が加えられても、それ
らが直接的に係止舌片に加えられて係止舌片が変
形されたり破損されたりしないようにする。ま
た、この状態で、舌片拡開防止突起39Aは、係
止舌片12の係合部12Aの外側にあつて、前述
したようなこじり力等が加えられたときに係止舌
片12が広がつてしまうのを防止する。
ラーコネクタソケツト1を挿入完了した状態を示
している。モジユラーコネクタソケツト1の係止
舌片12は、突部受入れ溝38の内壁下端をその
係合部12Aが越えたときに、その弾性によつて
外方に開いて、各係止舌片12の係合部12Aが
係止段部39に係合する。この時、モジユラーコ
ネクタソケツト1の突部13は、突部受入れ溝3
8に嵌合する。この嵌合状態で、突部13は、ソ
ケツトへ結合される相手プラグへ加えられる力に
よつてソケツトにこじり力が加えられても、それ
らが直接的に係止舌片に加えられて係止舌片が変
形されたり破損されたりしないようにする。ま
た、この状態で、舌片拡開防止突起39Aは、係
止舌片12の係合部12Aの外側にあつて、前述
したようなこじり力等が加えられたときに係止舌
片12が広がつてしまうのを防止する。
このようにして、ベース台30にモジユラーコ
ネクタソケツト1を装着した後、その接触子20
に結線された配線コード21をベース台30の対
応する配線用溝31へそれぞれ配設する。この状
態で、各圧接端子配列ブロツク40及び50を、
それらの固定金具41及び51がベース台30の
対応する固定用溝32及び33へ挿入され、且つ
各圧接端子60の第1の圧接結線部61が対応す
る溝31Aへ挿入されるようにして、ベース台3
0上へ設置する。これにより、ベース台30への
各ブロツク40及び50の固定と、各圧接端子6
0の第1の圧接結線部61への配線コード21の
圧接結線とが同時になされる。
ネクタソケツト1を装着した後、その接触子20
に結線された配線コード21をベース台30の対
応する配線用溝31へそれぞれ配設する。この状
態で、各圧接端子配列ブロツク40及び50を、
それらの固定金具41及び51がベース台30の
対応する固定用溝32及び33へ挿入され、且つ
各圧接端子60の第1の圧接結線部61が対応す
る溝31Aへ挿入されるようにして、ベース台3
0上へ設置する。これにより、ベース台30への
各ブロツク40及び50の固定と、各圧接端子6
0の第1の圧接結線部61への配線コード21の
圧接結線とが同時になされる。
次に、このようにしてベース台30上に設置さ
れた圧接端子配列ブロツク40及び50の各圧接
端子60の第2の圧接結線部62の圧接スリツト
のそれぞれにケーブル90の各対応コード91を
圧接結線すればよい。この状態を第3図に斜視図
にて示している。
れた圧接端子配列ブロツク40及び50の各圧接
端子60の第2の圧接結線部62の圧接スリツト
のそれぞれにケーブル90の各対応コード91を
圧接結線すればよい。この状態を第3図に斜視図
にて示している。
取付けねじ80を孔34に通して所望の壁部等
にベース台30を取付け、最後に、ベース台30
に対してカバーケース70をかぶせれば配線工事
の完了となる。カバーケース70のソケツト窓7
1から露出したモジユラーコネクタソケツト1の
開口11へ、電話機等の使用機器へのケーブルに
結線された相手プラグを挿入結合させることがで
きる。
にベース台30を取付け、最後に、ベース台30
に対してカバーケース70をかぶせれば配線工事
の完了となる。カバーケース70のソケツト窓7
1から露出したモジユラーコネクタソケツト1の
開口11へ、電話機等の使用機器へのケーブルに
結線された相手プラグを挿入結合させることがで
きる。
考案の効果
本考案のモジユラーコネクタ付ローゼツトは、
前述したような構成を有するものであるので、次
のような効果を得ることができる。すなわち、モ
ジユラーコネクタソケツトは、両側面に1対の係
止舌片および突部とを設け、しかも、それら各対
応する係止舌片と突部とを1つ軸線上に整列させ
て設けたことにより、ベース台へ着脱自在であつ
てしかも装着時にそこへ結合される相手プラグへ
加えられる力によつてソケツトにこじり力が加え
られても、それらが直接的に係止舌片に加えられ
て係止舌片が変形されたり破損されたりしない。
また、ベース台への装着状態においても、モジユ
ラーコネクタソケツトは、その両側にてベース台
に係止されているので、両側でバランスよく保持
されガタが生じることもない。その上、各対応す
る係止舌片と突部とを1つの軸線上に整列させて
設けていることは、そのためのモジユラーコネク
タソケツトの側面の幅を広くせずにすみ、全体と
しての小型化にもつながる。このように、本考案
の構成によれば、モジユラーコネクタソケツト
は、ベース台への取り付けに際して超音波溶接等
による作業を全く必要としないので、装置構成が
極めて簡単となり、全体として小型で且つ安価な
ものとすることができる。
前述したような構成を有するものであるので、次
のような効果を得ることができる。すなわち、モ
ジユラーコネクタソケツトは、両側面に1対の係
止舌片および突部とを設け、しかも、それら各対
応する係止舌片と突部とを1つ軸線上に整列させ
て設けたことにより、ベース台へ着脱自在であつ
てしかも装着時にそこへ結合される相手プラグへ
加えられる力によつてソケツトにこじり力が加え
られても、それらが直接的に係止舌片に加えられ
て係止舌片が変形されたり破損されたりしない。
また、ベース台への装着状態においても、モジユ
ラーコネクタソケツトは、その両側にてベース台
に係止されているので、両側でバランスよく保持
されガタが生じることもない。その上、各対応す
る係止舌片と突部とを1つの軸線上に整列させて
設けていることは、そのためのモジユラーコネク
タソケツトの側面の幅を広くせずにすみ、全体と
しての小型化にもつながる。このように、本考案
の構成によれば、モジユラーコネクタソケツト
は、ベース台への取り付けに際して超音波溶接等
による作業を全く必要としないので、装置構成が
極めて簡単となり、全体として小型で且つ安価な
ものとすることができる。
添付図面の第1図A,B,C及びDは、本考案
の一実施例としてのモジユラーコネクタ付ローゼ
ツトに使用するモジユラーコネクタソケツトのそ
れぞれ平面図、正面図、底面図及び側面図、第2
図は第1図のモジユラーコネクタソケツトを適用
した本考案のモジユラーコネクタ付ローゼツトの
一例を示す分解部品配列斜視図、第3図は第2図
のモジユラーコネクタ付ローゼツトの配線完了状
態を示す斜視図、第4図A,B及びCは第2図の
ローゼツトのベース台への第1図のモジユラーコ
ネクタソケツトを装着する過程を説明するための
断面図である。 1……モジユラーコネクタソケツト、10……
ソケツトハウジング、11……開口、12……係
止舌片、13……係止舌片の変形破損防止用突
部、12A……係合部、20……接触子、21…
…配線コード、30……ベース台、36……前壁
部、37……開口、38……突部受入れ溝、39
……係止段部、39A……舌片拡開防止突起、4
0,50……圧接端子配列ブロツク、60……圧
接端子、70……カバーケース、71……ソケツ
ト窓、80……取付けねじ、90……ケーブル。
の一実施例としてのモジユラーコネクタ付ローゼ
ツトに使用するモジユラーコネクタソケツトのそ
れぞれ平面図、正面図、底面図及び側面図、第2
図は第1図のモジユラーコネクタソケツトを適用
した本考案のモジユラーコネクタ付ローゼツトの
一例を示す分解部品配列斜視図、第3図は第2図
のモジユラーコネクタ付ローゼツトの配線完了状
態を示す斜視図、第4図A,B及びCは第2図の
ローゼツトのベース台への第1図のモジユラーコ
ネクタソケツトを装着する過程を説明するための
断面図である。 1……モジユラーコネクタソケツト、10……
ソケツトハウジング、11……開口、12……係
止舌片、13……係止舌片の変形破損防止用突
部、12A……係合部、20……接触子、21…
…配線コード、30……ベース台、36……前壁
部、37……開口、38……突部受入れ溝、39
……係止段部、39A……舌片拡開防止突起、4
0,50……圧接端子配列ブロツク、60……圧
接端子、70……カバーケース、71……ソケツ
ト窓、80……取付けねじ、90……ケーブル。
Claims (1)
- モジユラーコネクタソケツトと、該モジユラー
コネクタソケツトを着脱自在に装着するための壁
部を有したベース台とを備えており、前記モジユ
ラーコネクタソケツトは、相手プラグを受け入れ
る開口を有するソケツトハウジングを備えてお
り、前記ソケツトハウジングの前記開口を挟んで
両側面の互いに対向する位置には、弾性的に開閉
できてその自由端に係合部を有した1対の係止舌
片が設けられており、前記ソケツトハウジングの
前記両側面の各係止舌片の前記係合部より上の位
置には、各係止舌片の軸線に整列して該係止舌片
の変形破損防止用の突部が設けられており、前記
ベース台の前記壁部には、前記ソケツトハウジン
グの前記開口を露出させるようにして該ソケツト
ハウジングを取り付けるためのベース台開口が設
けられており、該ベース台開口の両側部には、前
記突部を受け入れるための突部受入れ溝が設けら
れ、該突部受入れ溝の下方には、前記各係止舌片
の前記係合部の端部を係合させる係止段部と、前
記各係止舌片の前記係合部の外側面を受けて該係
止舌片が拡開しないようにする舌片拡開防止突起
とが設けられていることを特徴とするモジユラー
コネクタ付ローゼツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008083U JPS59156373U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | モジュラーコネクタ付ローゼット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5008083U JPS59156373U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | モジュラーコネクタ付ローゼット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59156373U JPS59156373U (ja) | 1984-10-20 |
JPH0139425Y2 true JPH0139425Y2 (ja) | 1989-11-27 |
Family
ID=30180561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5008083U Granted JPS59156373U (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | モジュラーコネクタ付ローゼット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59156373U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620304Y2 (ja) * | 1985-10-18 | 1994-05-25 | ソニー株式会社 | 部品の取付け構造 |
JP3050560B2 (ja) * | 1989-05-15 | 2000-06-12 | 松下電工株式会社 | 多極型モジュラジャック |
JP3050559B2 (ja) * | 1989-05-15 | 2000-06-12 | 松下電工株式会社 | 多極型モジュラジャック |
JP2810723B2 (ja) * | 1989-09-26 | 1998-10-15 | 松下電工株式会社 | 多極型モジュラジャック |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312458U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-02-01 | ||
JPS5729507U (ja) * | 1980-07-26 | 1982-02-16 |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP5008083U patent/JPS59156373U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312458U (ja) * | 1976-07-12 | 1978-02-01 | ||
JPS5729507U (ja) * | 1980-07-26 | 1982-02-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59156373U (ja) | 1984-10-20 |
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