JP3098814B2 - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

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JP3098814B2
JP3098814B2 JP03214073A JP21407391A JP3098814B2 JP 3098814 B2 JP3098814 B2 JP 3098814B2 JP 03214073 A JP03214073 A JP 03214073A JP 21407391 A JP21407391 A JP 21407391A JP 3098814 B2 JP3098814 B2 JP 3098814B2
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重徳 加藤
豊 加藤
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN用のモジュラ
ジャックで、特にISDN回線の終端に接続されるモジ
ュラジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDN(統合サービス・ディジタル網
あるいは総合サービス・ディジタル統合網)は、電話、
電信、テレックス、テレテックス、データ、ファクシミ
リ、ビデオテックスなどの性格が異なるサービスを総合
的に取り扱うディジタル統合網である。ISDNでは、
親機(DSU)に接続されたISDN回線に複数個のモ
ジュラジャックを例えばバス方式などで接続し、夫々の
モジュラジャックに端末器を着脱自在に接続できるよう
にしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のI
SDN用のモジュラジャックで、ISDN回線の終端に
接続されるものでは、終端抵抗をISDN回線の終端に
接続しなければならない。この場合に従来では終端抵抗
を外付けなどの方法により接続していた。しかし、終端
抵抗を外付けする作業は面倒である上、見栄えも悪いも
のであった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、終端抵抗の外付け作業
が不要なモジュラジャックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、モジュラプラグが装着されるモジュラ
ジャック本体と、ISDN回線の信号線を速結式で接続
する複数の速結端子と、終端する回線間に接続される終
端抵抗と、終端抵抗が実装されたプリント基板とをハウ
ジング内に備え、複数の速結端子が並設されることによ
り形成される速結端子ブロックの間にプリント基板を縦
に挿入している。なお、リード線などを用いた内部結線
を無くすために、上記モジュラジャック本体の各回線に
対応する端子ピンと速結端子との間を圧着方式で接続す
る第1のリード板を備え、上記終端抵抗をプリント基板
に実装し、プリント基板の終端抵抗と終端する回線に対
応する第1のリード板との接続をプリント基板に取り付
けた第2のリード板を用いて行うようにしてもよい。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
終端抵抗がハウジング内に一体に組み込まれ、終端抵抗
の外付けが不要となるようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1乃至図4に本発明の一実施例を示す。本
実施例のモジュラジャックのハウジング1は、図1に示
すように、上面が開口する箱状のボディ2と、このボデ
ィ2の開口部に被着されるカバー3とからなり、ハウジ
ング1の外形寸法は既製の壁面取付型の配線器具のモジ
ュール寸法に形成してある。
【0008】ボディ2の開口部の両側部には耳片4を形
成し、この耳片4の中央部に嵌合孔5を形成してある。
そして、カバー3の両側部からは下方に係止片6を垂設
してあり、この係止片6を嵌合孔5内に挿入して、ボデ
ィ2にカバー3を被嵌する構造としてある。ボディ2の
内部の下方部は、図4(a)に示すように、長手方向に
走る2条の隔壁7を形成し、この隔壁7の間に収納空間
を形成してある。そして、夫々の隔壁7とボディ2の内
周面との間の空間は、幅方向に走る複数の隔壁10を形
成し、夫々の間に速結式の端子11を収める構造として
ある。また、ボディ2に収められた複数個(四個)の速
結式の端子11が略一列に並設されることによって速結
端子ブロックが形成されるものであり、このような速結
端子ブロックが上記の収納空間の両側にそれぞれ設けら
れている。
【0009】速結式の端子11は、下方に開口する略コ
字状の端子板12と、この端子板12内に収められる略
C字状の鎖錠ばね13とからなる通常の速結式の端子構
造のものである。なお、端子11の端子板12の隔壁7
に臨む部分からは側方に接続突片16を突設してある。
そして、これら夫々の端子11の収納部に対応するボデ
ィ2の下面には、図3(c)に示すように信号線を挿入
する挿入孔14を形成してある。
【0010】この速結式の端子11では、上記挿入孔1
4から被覆を剥がした信号線の芯線を挿入すると、鎖錠
ばね13のばね力で芯線を端子板12との間に弾性挟持
して、端子11と信号線との接続が行われ、且つこの鎖
錠ばね13に形成された係止片が芯線に係止すること
で、信号線の抜けが防止される。ここで、本実施例では
ボディ2の底面の各端子11に対応する2個の挿入孔1
4の間に内側に弾性的に押圧可能な解除片15を形成
し、この解除片15を内側に押し込むことにより鎖錠ば
ね13の係止片が芯線を係止する状態を解除し、信号線
を外すことができるようにしてある。
【0011】上記端子11が装着された上には、いわゆ
るモジュラジャック本体Aを構成する中ボディ17、モ
ジュラインサートブロック18及び中カバー19が収め
られる。モジュラインサートブロック18は、複数の端
子ピン25の上よりの中央部を樹脂モールドして形成し
てあり、夫々の端子ピン25の先端は斜め下方に折り曲
げてある。
【0012】中ボディ17は上記モジュラインサートブ
ロック18を挿着する開口20を中央に形成してあり、
この開口20内に挿着したモジュラインサートブロック
18の端子ピン25は、中ボディ17の下面に形成され
た溝21に沿って夫々側方に折り曲げられる。そして、
この折り曲げた端子ピン25はリード板22により固定
される。
【0013】ここで、リード板22は、導電部材で形成
され、上下端から夫々2条の突片23を突設してある。
このリード板22は、上記夫々の溝21に対応する位置
で、且つ溝21の形成方向と直角に交わる向きに形成さ
れた中ボディ17の圧入孔24内に突片23を圧入して
取り付けられる。このとき、突片23間に端子ピン25
が挿入され、端子ピン25との接続が行われる。
【0014】中カバー19は、下面が閉塞された矩形箱
状で、上面の一側部にモジュラプラグを挿入する開口部
26が形成してあり、その他側部にモジュラインサート
ブロック18を収める。ここで、モジュラインサートブ
ロック18の樹脂部27には、図4(a)に示すよう
に、弾性係止片28を形成してあり、中カバー19内に
挿着すると、弾性係止片28が中カバー19の係止孔2
9に係止され、抜け止めされる構造としてある。さら
に、この中カバー19の内部には、端子ピン25の斜め
下方に折曲された部分の角度を保持する保持片30を備
えている。
【0015】この中カバー19の両端面の下部には係止
凸部31を形成してあり、この係止凸部31に弾性係合
する係合爪片32を中ボディ17の上面に突設してあ
る。ここで、中ボディ17と中カバー19とは合成樹脂
製であるので、係合爪片32と係合凸部31とが弾性嵌
合して中カバー17の取り付けが行える。ところで、上
記中ボディ17、モジュラインサートブロック18、中
カバー19及びリード板22による組立は、ボディ2へ
の組込前に行っておき、モジュラジャック本体Aとして
ボディ1内に収める。この際にリード板22の突片23
の間の位置と、各端子11の端子板12の接続突片16
の位置とは一致しており、このためモジュラジャック本
体Aの組込と同時に端子11とモジュラジャック本体A
との接続が行われる。この際のリード板22の突片23
と、端子板12の接続突片16との嵌合状態を図4
(a)に示す。
【0016】カバー3は、下面が開口する箱状で、両側
下部から突設された耳部33には、既製の配線器具を壁
面に埋設する場合に用いる合成樹脂製の取付枠に着脱自
在に取り付けるための爪片33を側方に突設してある。
さらに、耳部33の基部には金属製の取付枠に取り付け
るための嵌合孔34を形成してある。つまり、本実施例
のモジュラジャックは、既製の配線器具を壁面に埋設す
る場合と同様にして埋設できるようにしてある。
【0017】このカバー3の上面には、モジュラプラグ
を挿入する挿入口35を形成してある。ここで、挿入口
35には、2つの部材を組み合わせて収納スペースが小
さくなるようにした扉36を取り付け、不使用時に挿入
口を閉塞できる構造としてある。以上の説明は、ISD
N回線の終端に接続されるもの以外においても共通する
部分の説明であったが、本実施例の場合には上記構成に
加えて次の構成を備えている。つまり、本実施例では終
端抵抗8をモジュラジャックに内蔵させるようにしてあ
る。
【0018】ここで、終端抵抗8は図1に示すようにプ
リント基板9に実装してあり、このプリント基板9には
図2に示す略Z字状のリード板37を半田付けで取り付
けてある。そして、このプリント基板9に取り付けられ
たリード板37は、図2及び図4(c)に示すように、
終端する回線に相当するリード板22に形成されたダボ
38にかしめて連結する。このようにして取り付けたプ
リント基板9は図4(a)に示すようにモジュラジャッ
ク本体Aの中央から垂下されることになり、モジュラジ
ャック本体Aをボディ2内に収めると、プリント基板9
縦に隔壁7間の収納空間に収まる。すなわち、プリン
ト基板9はその面方向が鉛直方向と略平行となった縦の
状態で、二つの速結端子ブロックの間に形成された収納
空間に挿入されるものであり、このために、二つの速結
端子ブロックで挟まれた狭い収納空間にプリント基板9
を収納することができるものである。
【0019】このようにモジュラジャック内に終端抵抗
8を内蔵しておけば、外付けを行う必要がなく、終端抵
抗8を外付けするという面倒な作業が必要なく、しかも
見栄えもよい。さらに、外付けの場合のように終端抵抗
8を接続する回線を間違うという恐れもない利点があ
る。但し、本実施例の外形形状は全くその他のモジュラ
ジャックと同じ外観形状となっているので、その他のモ
ジュラジャックと間違える恐れがある。そこで、終端に
用いるモジュラジャックであることを、図3(b)に示
すようにカバー3の上面に表示しておくことが好まし
い。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、モジュラプラグ
が装着されるモジュラジャック本体と、ISDN回線の
信号線を速結式で接続する複数の速結端子と、終端する
回線間に接続される終端抵抗と、終端抵抗が実装された
プリント基板とをハウジング内に備え、複数の速結端子
が並設されることにより形成される速結端子ブロックの
間にプリント基板を縦に挿入しているので、終端抵抗が
ハウジング内に一体に組み込まれ、終端抵抗の外付けが
不要となる。このため、終端抵抗を外付けするという面
倒な作業が必要なく、しかも見栄えもよく、しかも外付
けの場合のように終端抵抗を接続する回線を間違うとい
う恐れもない。また、速結端子ブロックの間にプリント
基板を縦に挿入することによって、速結端子ブロックの
間の狭い収納空間にプリント基板を収納することがで
き、速結端子ブロックに挟まれる狭い空間を有効に利用
することができるものである。
【0021】また、上記モジュラジャック本体の各回線
に対応する端子ピンと速結端子との間を圧着方式で接続
する第1のリード板を備え、上記終端抵抗をプリント基
板に実装し、プリント基板の終端抵抗と終端する回線に
対応する第1のリード板との接続をプリント基板に取り
付けた第2のリード板を用いて行うようにすれば、リー
ド線などを用いた内部結線を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上のプリント基板とリード板との接続方法を
示す説明図である。
【図3】(a)〜(c)はモジュラジャックの一部を破
断した正面図、平面図及び底面図である。
【図4】(a)〜(c)はモジュラジャックの側面断面
図、カバーを外した平面図、一部を破断した背面図であ
る。
【符号の説明】
A モジュラジャック本体 1 ハウジング 8 終端抵抗 9 プリント基板 11 端子 22,37 リード板 25 端子ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−81781(JP,A) 特開 平2−276181(JP,A) 特開 昭63−294046(JP,A) 特開 平2−299186(JP,A) 実開 昭64−20690(JP,U) 実開 昭63−164177(JP,U) 実開 平3−53768(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48 H01R 13/33 H01R 13/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグが装着されるモジュラジ
    ャック本体と、ISDN回線の信号線を速結式で接続す
    る複数の速結端子と、終端する回線間に接続される終端
    抵抗と、終端抵抗が実装されたプリント基板とをハウジ
    ング内に備え、複数の速結端子が並設されることにより
    形成される速結端子ブロックの間にプリント基板を縦に
    挿入して成ることを特徴とするモジュラジャック。
  2. 【請求項2】 上記モジュラジャック本体の各回線に対
    応する端子ピンと速結端子との間を圧着方式で接続する
    第1のリード板を備え、上記終端抵抗をプリント基板に
    実装し、プリント基板の終端抵抗と終端する回線に対応
    する第1のリード板との接続をプリント基板に取り付け
    た第2のリード板を用いて行って成ることを特徴とする
    請求項1記載のモジュラジャック
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