JPH0137300B2 - - Google Patents

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JPH0137300B2
JPH0137300B2 JP13364483A JP13364483A JPH0137300B2 JP H0137300 B2 JPH0137300 B2 JP H0137300B2 JP 13364483 A JP13364483 A JP 13364483A JP 13364483 A JP13364483 A JP 13364483A JP H0137300 B2 JPH0137300 B2 JP H0137300B2
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Tsuneo Seto
Kunio Takeuchi
Kanichi Pponda
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JFE Steel Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Corp
Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は本線路を走行する車両を、前記本線路
と直角に敷設された横行線路にも横行走行させる
ようにした線路走行設備に関するものである。
〔発明の技術的背景及びその問題点〕
本線路を走行してきた車両を荷物等の積降場に
乗入れさせて荷物等の積降しを行なつた後にこの
車両を本線路に戻して再び本線路を走行させる線
路走行設備としては、一般に、本線路から積降場
に車両を乗入れさせる引込線路を曲線路を介して
本線路と連絡し、ポイントの切換えにより本線路
から引込線路に車両を乗入れさせるようにしたも
のが知られているが、このように本線路と引込線
路とを曲線路によつて接続している線路走行設備
では、曲線路でも車両を安全に走行させるために
曲線路の曲率を十分大きくとらなければならない
から、この曲線路の敷設に広い用地を必要とする
という問題をもつている。
このため、最近では、引込線路として本線路と
同じ軌間をもつ2本の線路を車両の車体前後の台
車間隔に対応する間隔をもつて本線路と直角に敷
設すると共に、この左右一対の線路(以下横行線
路という)と本線路との交差部にそれぞれターン
テーブルを配設して、車体前後の回動可能な台車
を車体前後方向に向けた状態で前記本線路を走行
してきた車両を、車体前後の台車がそれぞれター
ンテーブル上に乗つた位置で停止させ、この状態
でターンテーブルを90度回転させて各台車の向き
を車体巾方向に向けてやることにより、前記車両
を横行線路に乗入れさせてこの横行線路を積降場
へと横行走行(車体前部の台車が一方の横行線路
に乗り車体後部の台車が他方の横行線路に乗つた
状態で車体巾方向に走行)させるようにした方式
の線路走行設備が提案されている。すなわち、こ
の線路走行設備は、本線路を走行してきた車両
を、台車の向きを変えるだけで本線路走行姿勢の
まま横行線路に乗入れさせて横行走行させると共
に、荷物等の積降しを行なつた後に横行線路を戻
つてきた車両を再び台車の向きを変えてやること
で本線路に戻してやるようにしたものであり、こ
の線路走行設備によれば車両を引込線路に乗入れ
させるための曲線路は不要となるから、その分だ
け線路敷設用地が小さくてすむことになる。
ところで、上記のような車両を横行走行させる
方式の線路走行設備としては、現在本線路が1つ
だけのものが考えられているが、運搬する荷物等
の関係で、左右の車輪間隔が異なる2種類の車両
を使用しようとする場合には、軌間の異なる2つ
の本線路を並行させて敷設して、第1の本線路に
第1の車両を走行させ、第2の本線路に第2の車
両を走行させることが必要となる。このような場
合、各車両に搭載する荷物等の積降場はそれぞれ
別に設けられるのが普通であるが、場合によつて
は第1車両用の積降場に第2の車両を進入させて
荷物等の積降を行なうことが必要となることもあ
る。
しかしながら、第2の本線路を走行する第2の
車両は、台車左右の車輪間隔を第2の本線路の軌
間に合わせてあるために、第2の本線路とは軌間
が異なる第1車両用の横行線路に第2の車両を乗
入れさせることはできず、従つて第2の車両を第
1車両用の積降場に進入させて荷物等の積降しを
行なうことは困難である。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような実情にかんがみてなされ
たものであつて、その目的とするところは、第1
の本線路とは軌間が異なる第2の本線路を走行す
る第2の車両を、第1の本線路を走行する第1の
車両を横行走行させるための横行線路に乗入れさ
せてこの第1車両用の横行線路を横行走行させる
ことができるようにした線路走行設備を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は、第1の本線路と、この第
1の本線路と直角に敷設された第1の本線路と同
一軌間の左右一対の第1横行線路と、前記第1の
本線路と各第1横行線路との交差部にそれぞれ配
設された第1のターンテーブルと、車体前後に回
動可能な台車を備え前記台車を車体前後方向に向
けた状態で第1の本線路を走行すると共に前記第
1のターンテーブルにより台車の向きを車体巾方
向に向けられて前部台車が一方のの第1横行線路
に後部台車が他方の第1横行線路に乗つた状態で
第1横行線路を車体巾方向に横行走行する第1の
車両とを有する線路走行設備にさらに第1の本線
路とは軌間が異なる第2の本線路を第1の本線路
と並行させて敷設すると共に、この第2の本線路
と直角に左右一対の第2横行線路を敷設し、かつ
この各第2横行線路は前記第1のターンテーブル
をはさんで前記第1横行線路と直線的に連なるよ
うに設け、さらに前記第2の本線路のレールと各
第2横行線路のレールとの交差部にそれぞれ第2
のターンテーブルを配設し、かつ第2の本線路を
走行する車両を、台車中心線に沿わせて一列に車
輪を配した4台の台車を車体の前後部両側に前記
第2のターンテーブルのの配設位置に対応させて
配置した構成として、この第2の車両を第2横行
線路から第1のターンテーブルを経て第1横行線
路へと横行走行させるようにしたものである。つ
まり、本発明は、第2の車両の台車を台車中心線
に沿わせて一列に車輪を配した1本のレールだけ
を走行する台車とすると共に、この台車を前記第
2の本線路のレールと各第2横行線路のレールと
の交差部にそれぞれ配設された4台1組の第2の
ターンテーブルの配設位置に対応させて車体の前
後部両側に配置することによつて、第2の車両が
各台車を車体前後方向に向けた状態で第2の本線
路を走行するときは車体の一側の前後の台車が第
2の本線路の一方のレールに、車体の他側の前後
の台車が第2の本線路の他方のレールに乗り、第
2のターンテーブルによつて各台車の向きを車体
巾方向に向けたときに車体前部の両側の台車がそ
れぞれ一方の第2横行線路のレールに、車体後部
の両側の台車がそれぞれ他方の第2横行線路のレ
ールに対向するようにして、第2の本線路を走行
する第2の車両を、第2の本線路とは軌間の異な
る第1横行線路と直線的に連なる第2横行線路に
も乗入れさせてこの第2横行線路から第1横行線
路へと横行走行させるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
まず、実施例の説明に入る前に本線路が1つだ
けの線路走行設備について説明すると、第1図〜
第4図は本線路が1つだけの線路走行設備を示し
たもので、図中1は2本のレール1aからなる本
線路、A,B,Cは本線路1の側方に配置された
荷物等の積降場、2は本線路1から各積降場A,
B,Cに車両を横行走行させるために各積降場
A,B,Cごとにそれぞれ配設された左右一対の
横行線路であり、この各横行線路2も2本のレー
ル2aによつて構成されている。また、前記各横
行線路2の軌間(レール間隔)は、前記本線路1
の軌間と同じになつており、さらにこの各横行線
路2は本線路1と直角に敷設されている。なお、
3は前記横行線路2の終端に設けられた車両過走
防止用ストツパである。また、4は前記本線路1
と各横行線路2との交差部にそれぞれ配設された
2台一組のターンテーブルであり、このターンテ
ーブル4の上面には前記本線路1及び横行線路2
の軌間Gと同じ間隔で2本のレール5が設けられ
ている。このターンテーブル4は図示しない駆動
装置によりターンテーブル中心4aを回転中心と
して90度回転駆動されるもので、組となるターン
テーブルは同期して回転されるようになつてい
る。一方、6は車両であり、この車両6は車体6
aの前後に回動可能な台車7を備えたものとされ
ている。そして、前記車体前後の台車7は、台車
前後に2本の車軸を有しこの各車軸の両端に前記
本線路1及び横行線路2の軌間Gに対応する間隔
で車輪8を設けた2軸4輪台車とされており、ま
たこの各台車7はそれぞれ車輪駆動用電動機(図
示せず)を備えた駆動台車とされている。なお、
図中7aは台車の回動中心を示している。また、
前記車輪8は台車7の下にあるが、図面では便宜
上車輪8を実線で示している。
しかして、前記車両6は、本線路1上にあると
きは各台車7が車体前後方向に向いている状態で
本線路を走行しており、荷物等の積降しを行なお
うとする積降場への横行線路位置にきたときに台
車7の向きを変えられてこの横行線路に乗入れ、
横行線路を積降場に向かつて横行走行する。前記
台車7の方向転換は、まず本線路1を走行してき
た車両6をその前後の台車7がそれぞれターンテ
ーブル4上に乗つたところで停止させ、この状態
(第2図に示す状態)でターンテーブル4を回転
させることによつて行なわれる。そして、ターン
テーブル4を90度回転させると、ターンテーブル
4と共に台車7が回動されて台車7が車体巾方向
を向いた状態(第3図に示す状態)となるから、
この後に台車7を走行させれば車両6は前部台車
7が一方の横行線路2に乗り後部台車7がその他
方の横行線路2に乗つた状態で第4図に示すよう
に車体巾方向に横行走行して行く。なお、車両6
を再び本線路1に入れる場合は、上記の逆の手順
で車両6を横行線路2から本線路に戻してやれば
よい。
本発明は、上記のような線路走行設備に、さら
に前記本線路1(以下第1の本線路という)とは
軌間の異なる第2の本線路を設けてこの第2の本
線路に第2の車両を走行させると共に、この第2
の車両を前記第1の本線路1を走行する車両6
(以下第1の車両という)用の積降場にも乗入れ
させようとする場合に、前記2の車両を、第1の
車両6を横行走行させる横行線路2を利用して前
記積降場へと横行走行させるようにしたものであ
り、本発明は次のようにして実施することができ
る。
すなわち、第5図〜第9図は本発明の第1の実
施例を示したもので、第5図は線路走行設備の概
略を示し、第6図〜第8図は第2の車両を第2の
本線路から横行線路に乗入れさせる過程を示し、
第9図は第2の車両の台車取付構造を示してい
る。まず、第5図を参照して線路走行設備の概略
を説明すると、図中A,B,Cは第1の車両用の
積降場であり、このうちBの積降場は第1の車両
専用の積降場とされ、A,Bの積降場は第2の車
両用の積降場としても利用される共用積降場とさ
れている。また、1は2本のレール1aからなる
第1の本線路、2は第1の本線路1を走行する第
1の車両6を各積降場A,B,Cへと横向走行さ
せるための左右一対の第1横行線路、3は過走防
止用ストツパ、4は第1の車両6の車体6aの前
後に回動可能に設けられている2軸4輪台車7の
向きを変えるための第1のターンテーブルであ
り、これらは第1図〜第4図に示したものと同じ
ものである。一方、第5図において、11は2本
のレール11aを前記第1の本線路1及び第1横
行線路2の軌間Gより広い軌間GAで敷設してな
る広軌の第2本線路であり、この第2の本線路1
1は前記第1の本線路1のの積降場A,B,C側
とは反対側に、第1の本線路1と並行させて敷設
されている。12は前記第2の本線路11を走行
する第2の車両16を前記共用積降場A,Cに乗
入れさせるために第2の本線路11に対して直角
にかつ前記第1のターンテーブル4をはさんで前
記第1横行線路2と直線的に連なるように敷設さ
れた左右一対の第2横行線路であり、この第2横
行線路12は、前記第1横行線路2の2本のレー
ル2aと一直線に連なるように第1横行線路2と
同じ軌間で2本のレール12aを敷設して構成さ
れている。つまり、この第2横行線路12は、前
記第1のターンテーブル4を90度回転させること
により、この第1のターンテーブル4上のレール
5を介して第1横行線路2と連絡されるものであ
る。また、前記第2の本線路11と各第2横行線
路12との交差部には、第6図〜第8図に示すよ
うに、第2横行線路11の一方のレール11aと
各第2横行線路12の一方のレール12aとの交
差部と、第2本線路11の他方のレール11aと
各第2横行線路12の他方のレール12aとの交
差部とにそれぞれ位置させて4台一組の第2のタ
ーンテーブル14が配設されており、これら第2
のターンテーブル14上にはそれぞれその回転中
心14aを通る1本のレール15が設けられてい
る。この第2のターンテーブル14は、図示しな
い駆動装置によつて90度回転されるようになつて
おり、この第2のターンテーブル14上のレール
15は、第6図に示す状態にターンテーブルを回
転させることによつて第2の本線路11のレール
11aを連絡し、また第7図に示す状態にターン
テーブルを回転させることによつて第2横行線路
12のレール12aと連絡されるようになつてい
る。一方、前記第2の本線路11を走行する第2
の車両16は、第6図〜第8図に示すように、4
台の台車17を車体16aの前後部の両側に前記
第2のターンテーブル14の配設位置に対応させ
て回動可能に配置した構成のものであり、前記各
台車17は、台車中心線に沿わせて一列に車輪1
8を配した構成とされている。なお、前記車輪1
8は台車17の下にあるが、図面では便宜上車輪
18を実線で示している。また、この実施例で
は、前記台車17を、前後に2本の車軸を有し、
この各車軸にそれぞれ1つの車輪18を設けた2
軸2輪台としており、また各車輪18は両側にフ
ランジを有してレールを両側から挾持する両フラ
ンジ車輪とされている。さらに、前記各台車17
は、いずれも車輪駆動用電動機19を備えた駆動
台車とされており、各台車17は等速で走行する
ようになつている。
ここで、前記台車17の車体16aに対する取
付構造について説明すると、第9図において20
は車体16aに固定された下面に荷重受面をもつ
上心皿、21は前記上心皿20内に挿入されブツ
シユ22を介して回転可能に保持された中心ピン
であり、この中心ピン21の下端は台車17のフ
レームに、台車17のピツチング運動を拘束せず
かつ台車17の横方行への傾動を防ぐようにピン
23によつて取付けられている。また、前記上心
皿20は、台車17のフレーム上にばね24を介
して設けられた下心皿25の上面に心皿ライナ2
6を介して回動可能に支持されており、車体16
aの荷重を前記上心皿20の下面から下心皿25
及びばね24を介して台車17に伝えて車体荷重
を台車17に受けさせている。さらに、前記台車
17のフレーム上には、前記下心皿25の一部に
係止されるストツパ27が突設されており、前記
下心皿25はこのストツパ27によつて台車17
と一緒に回動されるようになつている。従つて、
前記台車17は、第2のターンテーブルの回転に
より方向転換されるときでも、車体16aの荷重
を支えながら上心皿20と下心皿25との間に滑
り回動を起させて回動すると共に、ピン23によ
つて台車17のフレームに取付けられて台車17
と共に回動する中心ピン21によつて横方行への
傾動を阻止されながら方向転換されることにな
り、従つて上記のような台車取付構造を採用すれ
ば、車輪18を一列に配した横方向に対して不安
定な台車17を、本線路走行時や横行線路走行時
はもちろん、方向転換時にも正常な姿勢に保持し
てその横転を防ぐことができる。
しかして、前記第2の車両16は、各台車17
が車体前後方向を向き、かつ車体16aの一側の
前後の台車17が第2の本線路11の一方のレー
ル11aに乗り、車体16aの他側の前後の台車
17が第2の本線路11の他方のレール11aに
乗つた状態で第2の本線路11を車体前後方向に
走行すると共に、第2のターンテーブル14より
各台車17の向きを変えられて第2横行線路12
に入り、この第2横行線路12から第1横行線路
2へと横向走行する。前記各台車17の方向転換
は、まず第2の本線路11を走行してきた第2の
車両16を、その各台車17がそれぞれ第2のタ
ーンテーブル14上に乗つたところで停止させ、
この状態(第6図に示す状態)で第2のターンテ
ーブル14を回転させることによつて行なわれ
る。なお、この場合、各ターンテーブル14は全
て同方向に等速で回転させるのが望ましく、この
ようにすれば、車両16の停止位置の精度の関係
で台車回動中心17aがターンテーブル回転中心
からずれ、ターンテーブル14の回転にともなつ
て台車17が横ずれを起しながら回動しても、全
ての台車17が同方向に車体16aと一緒にずれ
動くから、ターンテーブル14や台車17に無理
な力がかかることはない。そして、前記第2のタ
ーンテーブル14を90度回転させると、ターンテ
ーブル14によつて回動されて車体巾方向に向け
られた各台車17は、第7図に示すように、車体
前部の両側の台車17が一方の第2横行線路12
の2本のレール12aにそれぞれ対向し、車体後
部の両側の台車17が他方の第2横行線路12の
2本のレール12aにそれぞれ対向する状態とな
るから、この状態で各台車17を走行させてやれ
ば、各台車17を第8図に示すように左右一対の
第2横行線路12の各レール12aにそれぞれ乗
入れさせて、第2の車両16を車体巾方向に横行
走行させることができる。また、前記第2横行線
路12は第1横行線路2と同じ軌間の線路とされ
て第1のターンテーブル4をはさんで第1横行線
路2と直線的に連なるように敷設してあるから、
前記第2の車両16を第2横行線路12に乗入れ
させて横行走行させる際に第1のターンテーブル
4を90度回転させてこのターンテーブル4上のレ
ール5を介して第2横行線路12のレール12a
と第1横行線路2のレール2aとを連絡させれ
ば、第2の車両16を第2横行線路12から第1
のターンテーブル4を経て第1横行線路2へと横
行走行させ、この第2の車両16を第1車両6用
の積降場A,B,Cのうち第2車両用の積降場と
しても共用しようとする積降場A,Cに進入させ
て荷物等の積降しを行なうことができる。なお、
荷物等の積降しを行なつた後に前記第2の車両1
6を再び第2の本線路11に戻してやるには上記
と逆の手順によればよいから、その説明は省略す
る。また、第2の車両16を積降場に進入させて
荷物等の積降しを行なつている最中に第1の本線
路1を第1の車両6が走行してきた場合には、第
2横行線路12と第1横行線路2とを連絡するよ
うに回転させた第1のターンテーブル4を元の状
態に回転させて第1の車両6を通過させてやれば
よい。
なお、上記実施例においては、図示のように4
台一組の第2のターンテーブル14を平行四辺形
を形成するように配設しているが、この第2のタ
ーンテーブル14は台形を形成するように配設し
てもよく、その場合でも第2の車両16の各台車
17を第2のターンテーブル14の配設位置に対
応させて配置することで上記と全く変わらない車
両運行を行なうことができる。
また、上記実施例では第2横行線路12を2本
のレール12aで構成しているが、第2の車両1
6が比較的軽量小形である場合には前記第2横行
線路12は1本のレールで構成してもよい。すな
わち、第10図は本発明の第2の実施例を示した
もので、左右一対の第2横行線路12はそれぞれ
第1横行線路2の2本のレール2aのうちの一方
のレールと直線的に連なるように敷設された1本
のレール12aによつて構成されており、第2の
ターンテーブル14は第2の本線路11の2本の
レール11aと前記第2横行線路12のレール1
2aとの交差部に矩形を形成するように配設さ
れ、また第2の車両16は両フランジ車輪18を
台車中心線に沿わせて一列に配した4台の台車1
7を前記第2のターンテーブル14の配設位置に
対応させて配置した構成とされている。つまり、
この実施例は、第2の車両を横行走行させる際
に、車体16a前部の両側の台車17が1本のレ
ールに乗り、車体16a後部の両側の台車17が
1本のレールに乗るようにして、第2横行線路1
2と、第1横行線路2の2本のレール2aのうち
の一本のレールを利用して第2の車両16を積降
場Aまで横行走行させるようにしたものである。
なお、第10図において前記第1の実施例で説明
したものと同じものについては図に同符号を付し
てその説明を省略する。
〔発明の効果〕
上記実施例をあげて説明したように、本発明は
特許請求の範囲に記載した通りの構成のものであ
るから、第1の本線路とは軌間が異なる第2の本
線路を走行する第2の車両を、第1の本線路を走
行する第1の車両を横行走行させるための横行線
路に乗入れさせてこの第1車両用の横行線路を横
行走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本線路が1つだけの線路走行
設備を示したもので、第1図は線路走行設備の概
略平面図、第2図〜第4図は車両を本線路から横
行線路に乗入れさせる過程を示す第1図の一部分
の拡大図である。第5図〜第9図は本発明の第1
の実施例を示したもので、第5図は線路走行設備
の概略平面図、第6図〜第8図は第2の車両を第
2の本線路から第2横行線路に乗入れさせる過程
を示す第5図の一部分の拡大図、第9図は第2の
車両の台車取付構造を示す断面図である。第10
図は本発明の第2の実施例を示す線路走行設備の
一部分の平面図である。 1……第1の本線路、1a……レール、2……
第1横行線路、2a……レール、4……第1のタ
ーンテーブル、5……レール、6……第1の車
両、6a……車体、7……台車、8……車輪、1
1……第2の本線路、11a……レール、12…
…第2横行線路、12a……レール、14……第
2のターンテーブル、15……レール、16……
第2の車両、16a……車体、17……台車、1
8……車輪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の本線路と、この第1の本線路と直角に
    敷設された第1の本線路と同一軌間の左右一対の
    第1横行線路と、前記第1の本線路と各第1横行
    線路との交差部にそれぞれ配設された第1のター
    ンテーブルと、車体前後に回動可能な台車を備え
    前記台車を車体前後方向に向けた状態で第1の本
    線路を走行すると共に前記第1のターンテーブル
    により台車の向きを車体巾方向に向けられて前部
    台車が一方の第1横行線路に後部台車が他方の第
    1横行線路に乗つた状態で第1横行線路を車体巾
    方向に横行走行する第1の車両と、前記第1の本
    線路と並行させて敷設されかつ第1の本線路とは
    軌間が異なる第2の本線路と、この第2の本線路
    と直角に敷設されかつ前記第1のターンテーブル
    をはさんで前記第1横行線路と直線的に連なる左
    右一対の第2横行線路と、前記第2の本線路のレ
    ールと各第2横行線路のレールとの交差部にそれ
    ぞれ配設された4台1組の第2のターンテーブル
    と、台車中心線に沿わせて一列に車輪を配した4
    台の台車を車体の前後部両側に前記第2のターン
    テーブルの配設位置に対応させて回動可能に配置
    し各台車を車体前後方向に向けた状態で第2の本
    線路を走行すると共に前記第2のターンテーブル
    により各台車の向きを車体巾方向に向けられて前
    部側の2台の台車が一方の第2横行線路に後部側
    の2台の台車が他方の第2横行線路に乗つた状態
    で第2横行線路を車体巾方向に横行しさらにこの
    第2横行線路から第1のターンテーブルを経て第
    1横行線路へと横行走行する第2の車両とを具備
    したことを特徴とする線路走行設備。 2 第2横行線路は第1横行線路と同じ軌間で敷
    設された2本のレールからなり、第2のターンテ
    ーブルは第2の本線路の一方のレールと第2横行
    線路の一方のレールとの交差部と、第2の本線路
    の他方のレールと第2横行線路の他方のレールと
    の交差部とに配設されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の線路走行設備。 3 第2横行線路は第1横行線路のいずれか一方
    のレールと連なる1本のレールからなり、第2の
    ターンテーブルは前記第1横行線路のレールと第
    1の本線路の2本のレールとの交差部にそれぞれ
    配設されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の線路走行設備。
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