JPH0136039Y2 - - Google Patents

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JPH0136039Y2
JPH0136039Y2 JP14623884U JP14623884U JPH0136039Y2 JP H0136039 Y2 JPH0136039 Y2 JP H0136039Y2 JP 14623884 U JP14623884 U JP 14623884U JP 14623884 U JP14623884 U JP 14623884U JP H0136039 Y2 JPH0136039 Y2 JP H0136039Y2
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casing
fan
side plate
blower
motor
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JP14623884U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は天井裏等に装着されダクトを介して
吸排気する送風機に関するものである。
〔従来の技術〕
部屋の換気などを行なう送風機の一種として、
ケーシング内にモータ直結のフアンを収納して天
井裏等に装着しダクトを介して吸排気するように
した箱型の送風機が広く用いられている。
第3図は例えば実公昭58−27332号公報等に示
された従来におけるこの種の送風機の分解斜視図
であつて、これを同図に基いて説明すると、吸気
口1aと吐出口1bとを有するケーシング1の両
側開口部にはフランジ1cが設けられており、こ
れら開口部は、フランジ1cにねじ止めされた蓋
体2によつて閉塞されている。ケーシング1の上
面には、これを天井裏等に固定するための複数個
の吊り金具3がねじ止めされており、また吸気口
1aと吐出口1bとの周縁部には、ダクト接続具
4が固定されている。5はケーシング1内に収納
固定されケーシング1よりも小形の直方体状に形
成されたフアンケーシングであつて、吐出口1b
側側面をケーシング1の側面に接合されており、
吐出口1bとこれに重なる開口部とでダクトとフ
アンケーシング5の内部とが連通されている。ま
た、フアンケーシング5の3方には、平面視コ字
状の空間部がケーシング1の吸気口1a側側板と
蓋体2との間に形成されており、その蓋体2側の
両側面には、フアン装着孔5aと、図示しない吸
気孔とがそれぞれ開口されている。6はモータ、
7はモータ6に直結された円筒状のフアンであつ
て、これらは一体となつてフアン装着孔5aに装
着されており、モータ6に一端を接続されたリー
ド線8の他端は、ケーシング1の外部に設けた端
子9に接続されている。10は端子カバーであ
る。
以上のように構成されていることにより、ケー
シング1を吊り金具3で天井裏等に固定し、両側
のダクト接続具4にダクトをそれぞれ接続したの
ち、モータ6を始動するとフアン7が回転し、吸
込ダクト内の大気がケーシング1内空間部を経て
フアン7内部へ吸込まれ、ケーシング1内の大気
が吐出ダクト内へ吐出されることにより換気機能
が果される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の送風機におい
ては、ケーシング1にフランジ1cがあるので、
フアンケーシング5の組立て時にこれが邪魔にな
つてフアンケーシング5をケーシング1に入れに
くく、また保守時にもフアンケーシング5が外し
にくくて作業性がきわめて悪かつた。といつて、
フランジ1cをなくすると、強度が低くて変形し
やすく、耐久性を期待することができなかつた。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、フアンケーシングの着脱が容易で高強度を保
持する送風機を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案ではケーシ
ングの開口部周縁に形成された蓋体装着用フラン
ジに切欠きを設けた。
〔作用〕
こうすることにより、ケーシングに対してフア
ンケーシングを着脱する場合には、フアンケーシ
ングの一方の側板を外して斜めにすればその端縁
が切欠きに係入して容易に通過し、また他方の側
板も容易に通過する。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案に係る送風機の実
施例を示し、第1図はその蓋体とモータ等を除い
て示す斜視図、第2図は横断面図である。本実施
例はケーシングの構成以外が第3図に示す従来の
送風機と同じ構成であるからこれについては詳細
な説明を省略し、同構成部分は第1図および第2
図に基いて簡単に説明する。図において、送風機
は両側へ開口する箱状のケーシング1を備えてお
り、その両端の吸込口1aと吐出口1bとに接合
されたダクト接続具4にはダクト11が嵌装され
ている。ケーシング1内に収納されたフアンケー
シング5は、L字状に形成された側板5bと平板
状の側板5cとでケーシング1よりも幅、長さと
もに小さいコ字状に形成されており、ケーシング
1の底板と側板1eとにねじ止め固定されてい
る。側板5cのモータ装着孔5a周縁部にねじ止
め固定されたモータ取付板12にはモータ6が固
定されており、そのモータ軸にはフアン7が軸着
されている。なお、フアンケーシング5はケーシ
ング1の上下内面に密接するような高さに形成さ
れている。13は側板5bに開口された吸込口で
ある。
ケーシング1の両側開口部には、第3図におい
て説明したようにフランジ1cが設けられてお
り、このフランジ1cには蓋体2がねじ止めされ
て開口部を閉塞している。そして、モータ6側の
フランジ1cには、一対の切欠き14が、上下に
対向し吸込口1a側に近接して設けられており、
ケーシング1に対してフアンケーシング5を着脱
するときに側板5cおよび5bの上下両端縁を係
入させるように構成されている。
以上のように構成された送風機において、モー
タ6を始動してフアン7を回転させると、吸込口
1aから吸込まれた大気は吸込口13からフアン
ケーシング5内へ吸込まれ、吐出口1bから排出
される。
そして、フアンケーシング5を保守、点検など
のためにケーシング1から取出す場合には、先ず
モータ6側の蓋体2を外し、モータ6とフアン7
とをモータ取付板12のまゝ側板5cから取り外
す。次いで側板5cとケーシング1とのねじ止
め、および側板5cと側板5bとのねじ止めを弛
めて側板5cを別体にし、第2図に鎖線5cで示
すように切欠き14に係入させて矢印Aで示す方
向へ引つ張ると、容易に通過しケーシング1外へ
取り出すことができる。次にL字状の側板5bと
ケーシング1とのねじ止めを弛め、切欠き14に
係入させてひねるようにすれば容易にケーシング
1外へ取り出せる。保守、点検後の組付けや工場
での組付けにおいては、上記解体作業の逆動作に
より容易に組付けることができる。すなわちフラ
ンジ1cがあつてもこれに妨げられることなくフ
アンケーシング5をケーシング1に対して着脱が
可能になる。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば送風機において、ケーシングの開口部周縁に
形成された蓋体装着用フランジに切欠きを設けた
ことにより、ケーシングに対するフアンケーシン
グの着脱に際しては、フアンケーシングの一方の
側板を外して斜めにすればその端縁が切欠きに係
入して容易に通過し、また他方の側板も容易に通
過するので、フランジがあつてもフアンケーシン
グの着脱が可能になり作業性が向上するととも
に、フランジがあるのでケーシングの強度を保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る送風機の実
施例を示し、第1図はその蓋体とモータ等を除い
て示す斜視図、第2図は横断面図、第3図は従来
の送風機の分解斜視図である。 1……ケーシング、1c……フランジ、5……
フアンケーシング、5b,5c……側板、14…
…切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシングの開口部周縁に形成された蓋体装着
    用フランジに、ケーシング内に収納されたフアン
    ケーシングの着脱時にその分割された側板の端縁
    を係入させる切欠きを設けたことを特徴とする送
    風機。
JP14623884U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0136039Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14623884U JPH0136039Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14623884U JPH0136039Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6160033U JPS6160033U (ja) 1986-04-23
JPH0136039Y2 true JPH0136039Y2 (ja) 1989-11-02

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JP14623884U Expired JPH0136039Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042325A1 (fr) * 1999-01-12 2000-07-20 Hitachi, Ltd. Procede de fabrication d'un appareil de ventilation et appareil de ventilation

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CN100379999C (zh) * 1999-01-12 2008-04-09 株式会社日立制作所 换气装置的制作方法和换气装置
CN100441971C (zh) * 1999-01-12 2008-12-10 株式会社日立制作所 换气装置的制作方法和换气装置

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