JPS6310338B2 - - Google Patents

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JPS6310338B2
JPS6310338B2 JP56038003A JP3800381A JPS6310338B2 JP S6310338 B2 JPS6310338 B2 JP S6310338B2 JP 56038003 A JP56038003 A JP 56038003A JP 3800381 A JP3800381 A JP 3800381A JP S6310338 B2 JPS6310338 B2 JP S6310338B2
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JP
Japan
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case
spiral
spiral case
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motor
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JP56038003A
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English (en)
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JPS57153138A (en
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Kazuo Kobayashi
Seijiro Asano
Mitsuo Nakamura
Daijiro Ida
Hiroshi Asabuki
Keigan Ashihara
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to GB8207114A priority patent/GB2095752B/en
Priority to DE19823209748 priority patent/DE3209748A1/de
Publication of JPS57153138A publication Critical patent/JPS57153138A/ja
Publication of JPS6310338B2 publication Critical patent/JPS6310338B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F7/00Ventilation
    • F24F7/007Ventilation with forced flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1004Bearings or driving means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1012Details of the casing or cover
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
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    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/104Heat exchanger wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1068Rotary wheel comprising one rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1096Rotary wheel comprising sealing means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱交換器を備え、吸気流と排気流との
間で熱交換を行なう空調換気扇の改良した構造に
関するものである。
従来から第1図に示す構造の空調換気扇が提案
されている。この構造を簡単に説明すると、1は
外枠であり、この外枠は回転式熱交換器2を納め
るための前面ケース1aと、フアンを納めるため
の本体ケース1bにより構成される。本体ケース
1bには次のものが納められる。すなわち、3は
本体ケース1bの中央を上下に仕切るモータ取付
枠であり中央部にフアン駆動用のモータ4を取り
付けている。5,6は両軸構造にしたモータ4の
回転軸に取り付けたフアン、7,8はそれぞれの
フアン5,6を覆うスパイラルケース、9,10
は室外側の吸気口と排気口である。また、11は
前面ケース1aに設けた室内側の吸排気口、12
は吸排気口11の内側に取り付けたフイルターで
ある。このように構成し、モータ4の運転を始め
ると、外気は矢印Xで示すように吸気口9よりス
パイラルケース7に吸い込まれた後、回転式熱交
換器2を通して吸排気口11より室内側に吐き出
される。また、同時に吸排気口11により回転式
熱交換器2を通してスパイラルケース8に吸い込
まれた矢印Yで示す室内側の空気は、吐出口10
より室外に吐き出される。このようにして、回転
式熱交換器2を例えばZ方向にゆるやかに回転す
ると、回転式熱交換器2を介して吸気流Xと排気
流Yとの間で熱交換が行なわれる。
さて、このような構造の空調換気扇ではスパイ
ラルケース7,8の部分を板金あるいは合成樹脂
による成形品により構成している。前者の方法に
よる場合は、スパイラルケースを風洞部分あるい
はフランジ部分など数点に分割して作成し、これ
らの部品をスポツト溶接あるいはかしめ作業など
により組み上げる必要がある。したがつて、この
方法ではスパイラルケースの作成に多大な工数が
掛かつてしまう。また、後者の方法によると、ス
パイラルケースを成形するための金型が非常に複
雑になつてしまう問題がある。さらに、板金製あ
るいは合成樹脂製のスパイラルケースはモータあ
るいはフアンの振動を伝え易く、また、空気流に
よりスパイラルケース自身も共振を起こすため、
空調換気扇の騒音を下げようとすると、各種の防
振材あるいは補強材を組み込んだ上に、本体ケー
ス1b内に吸音材をはり付ける必要がある。さら
に、従来の構造によると、しやへい板3あるいは
スパイラルケース7,8は本体ケース1bにそれ
ぞれ個々にビス止めしてゆく必要があり、組立作
業に多くの時間が費やされていた。
そこで本発明は組み立てが極めて簡単であり、
しかも、騒音の発生の少ない改良した構造の空調
換気扇を提供するものである。
また、本発明の他の目的は、極めて少ない部品
から構成できる空調換気扇を提供するものであ
る。
さらに、本発明の他の目的は簡単に電気部品を
外枠より絶縁してゆくことができる構造の空調換
気扇を提供するものである。
すなわち、本発明では両軸にフアンを連結した
モータ、その他の電気品を取り付けたモータ取付
枠を、両側からスパイラルケースで挾み、このス
パイラルケースとモータ取付枠との組み合わせ品
を本体ケース内に組み込み空調換気扇の送風機部
分を構成してゆくものである。
さらに、具体的にはスパイラルケースを振動の
伝達が少なく、軽量であり、しかも成形の簡単な
発泡性合成樹脂材により構成してゆくものであ
る。
第2図に本発明を実施した空調換気扇の斜視
図、第3図にこれの断面を表わす略図を示す。こ
れを説明すると、1は前面ケース1aと剛性体で
箱状に構成した本体ケース1bとから成る外枠、
13は内部のモータに電気を供給するための電源
プラグ、14はモータの始動・停止を行なうため
のスイツチ引きひも、15は空調換気扇の運転状
態を示すパイロツトランプである。11は前面ケ
ース1aに設けた室内側の吸排気口である。次
に、第3図により空調換気扇の内部構造を簡単に
説明する。まず、本体ケース1bの中には第1の
スパイラルケース16、モータ取付枠17、中間
ケース18、第2のスパイラルケース19が積み
重ねて納められている。また、モータ取付枠17
には両軸構造のモータ20およびギアモータ21
を取り付ける。さらにモータ20の軸端にはそれ
ぞれ吸気用の第1のフアン21、排気用の第2の
フアン22を取り付ける。前面ケース1aにはロ
ータケース23、回転式熱交換器2を納める。回
転式熱交換器2はギアモータ21に連結する。ま
た、回転式熱交換器2の背面には第1のフイルタ
ー24、前面には第2のフイルター25を配置す
る。さらに、回転式熱交換器2の背面および前面
には、この回転式熱交換器2を通過する二つの気
流X、Yを仕切るためのエアシール26,27を
配置する。このように構成し、モータ20および
ギアモータ21の運転を始めると、回転式熱交換
器2は矢印Z方向にゆるやかに回転を始める。第
1のフアン21の回転により、本体ケース1bの
背面に開けた吸気口9より第1のスパイラルケー
ス16に吸い込まれた外気は第1のフイルター2
4、回転式熱交換器2、第2のフイルター25、
前面ケース1aの前面に開けた吸排気口11を通
して矢印Xで示すように室内に導かれる。同時に
第2のフアン22の回転により、前面ケース1a
の吸排気口11、第2のフイルター25、回転式
熱交換器2を通して第2のスパイラルケース19
内に吸い込まれた室内側の空気は矢印Yで示すよ
うに本体ケース1bの背面に開けた排気口10よ
り吸き出される。このような運転を続けると、回
転式熱交換器2を介して、吸気流としての外気流
Xと排気流Yの間で熱交換を行なうことができ、
室内側の空調設備の負担を軽くしてゆくことがで
きる。
次に、第4図以後の図面により、本実施例の詳
細な構造を説明してゆく。第4図は本体ケース1
bに組み込む各部分品の関係を説明するため、本
体ケース1bの背面側より見た部分組立図であ
る。すなわち、本体ケース1bは前面を開放して
箱状に構成されており、背面28には多数の通気
孔29が開けられている。この背面28に設けた
通気孔29の上部半数は外気の吸気口、下部半数
へ室内空気の排気口として利用される。また、本
体ケース1bの前面の開口部30には前面ケース
1aとの連結のためにフランジ31が設けられ
る。このように構成した箱状の本体ケース1bに
はモータ取付枠17を第1のスパイラルケース1
6と中間ケース18および第2のスパイラルケー
ス19で挾み重ねた組み上げ品が本体ケース1b
の開口部30より、本体ケース1b内に挿入され
納められる。さらに説明すると、17は板材の一
辺を折り曲げ断面L字形に構成したモータ取付枠
であり、一辺を折り曲げ折り曲げ部17aを振り
向けた側にモータ20の本体が配置されるよう
に、モータ20をモータ取付枠17のほぼ中央に
取り付ける。また、このとき、モータ20の長い
方の軸は折り曲げ部17aを振り向けた側に、逆
に短い方の軸は折り曲げ部17aを振り向けない
側に配置されるようにする。さらに、折り曲げ部
17aの中央には、モータ取付枠17の外側に向
けて出力側の軸が配置されるように回転式熱交換
器2の駆動用のギアモータ21を取り付ける。ま
た、このモータ取付枠17には図示しないが、モ
ータ20の駆動用の進相コンデンサ、その他の電
気品を取り付けることができる。18は全体とし
てコ字形にまとめた中間ケースであり、開口18
a側を折り曲げ部17aの内側に向けて配置す
る。この中間ケースの厚さTは折り曲げ部17a
の内側の高さtと等しいか、それより若干厚く構
成する。
次に第1のスパイラルケース16の構造を第5
図、第6図、第7図により説明する。第5図は第
1のスパイラルケース16の斜視図、第6図は第
5図中に記入した矢印A,B,C,D方向より見
た四面図、第7図は第6図E−E部分およびF−
F部分を示す断面図である。すなわち、第1のス
パイラルケース16の前面16cの中央にはスパ
イラル空間32が設けられ、さらにこのスパイラ
ル空間32の中央には背面16aと連通する通風
路33が設けられる。第1のスパイラルケース1
6の側面16dにはスパイラル空間32に連なる
吐出し口34を、また、側面16dと対向する側
面16bにはスパイラル空間32の背面の空間3
5と連なる吸込み口36を設ける。さらに説明を
続けると、スパイラル空間32の高さhは第1の
スパイラルケース16の厚さHよりも小さく構成
し、第1のスパイラルケース16の背面16a側
に背面の空間35が生じるようにする。また、ス
パイラル空間32をこれの背面の空間35と区画
する隔壁38(詳細構造を第7図に示す)を適当
な厚さで構成することにより、スパイラル空間3
2の背面の空間35を広げ、背面側通路37を十
分に取るようにする。さらに、第2のスパイラル
ケース19は第1のスパイラルケース16をスパ
イラルの軸lを中心として180゜回転して構成す
る。すなわち、第1のスパイラルケース16と第
2のスパイラルケース19は180゜スパイラルの軸
lに沿つて回転しただけで全く同一の部品であ
る。
このように構成した、本体ケース1a側の組み
立て手順を第4図によつて説明する。まず、モー
タ取付枠17にモータ20、ギアモータ21を取
り付けた後、モータ20の短い側の軸端に第1の
フアン21を取り付ける。次にモータ取付板17
を挾むように第1のスパイラルケース16と中間
ケース18を積み重ねる。次に中間ケース18の
さらに外側に第2のスパイラルケース19を積み
重ね、モータ20の長い側の軸端に第2のフアン
22を取り付ける。この第1のフアン21と第2
のフアン22は取り付け向きが異なるだけで全く
同一のフアンである。最後に、このように各部品
を挾んで積み重ねたものを、本体ケース1bの開
口部30より本体ケース1b内に納め本体ケース
1b側を完成する。
続いて第8図、第9図により説明を加える。第
8図は本体ケース1bを開口部30側から見た略
図、第9図は前面ケース部分を背面側から見た部
分組立図である。すなわち、スパイラルケースな
どを本体ケース1bに納めた後は、本体ケース1
bのフランジ31の内側に第1のフイルター2
4、およびエアシール26a,26bを配置す
る。すなわち、第1のフイルター24は第1のス
パイラルケース16の吐出し口34を覆うように
フランジ31内に固定する。また、エアシール2
6a,26bは回転式熱交換器2の回転方向を考
慮して従来より公知の構造のものを用意し、モー
タ取付枠17の折り曲げ部17aに取り付ける。
次に、フランジ31内にロータケース23を配置
する。このロータケース23は中央を円筒状にく
りぬいたロータ収納部39を持つており、ロータ
収納部39の内側にはここに配置される回転式熱
交換器2の側面を上下に仕切るため従来より公知
の構造のエアシール40,41を取り付けてい
る。次に、ロータ収納部39内に、紙、ダンボー
ルあるいはパルプ材などを巻いて構成した従来よ
り公知の回転式熱交換器2を配置し、ギアモータ
21の軸42と連結する。次にロータケース23
の前面側に第2のフイルター25を配置し、最後
に前面ケース1aを、ロータケース23にかぶ
せ、前面ケース1aを本体ケース1bのフランジ
31に固定して空調換気扇の組み立てを完了す
る。なお、前面ケース1aの前面には多数の通気
孔43により吸排気口11が設けられており、中
央より上部が外気の吐出し口、中央より下部が室
内空気の吸込み口として利用される。また第2の
フイルター25の内側には従来より公知の構造の
エアシールを回転式熱交換器2の端面に向けて配
設し、吸排気流路を完全に二つに仕切ることもで
きる。
以上の実施例において、第1のスパイラルケー
ス16、中間ケース18、第2のスパイラルケー
ス19、ロータケース23は発泡性合成樹脂材に
より構成するのが有利である。発泡性合成樹脂材
を用いるときは、第1のスパイラルケース16、
モータ取付枠17、中間ケース18、第2のスパ
イラルケース19を自然に積み重ねたときの全寸
法が、これらを収納する本体ケース1bの内側寸
法により若干大きくなるように構成すると都合が
良い。すなわち、発泡性合成樹脂材は若干の弾性
を持つため、この弾性により、中央に挾まれたモ
ータ取付枠17を確実に本体ケース1b内に保持
してゆくことができる。また、このとき、第10
図に示すように、第1・第2のスパイラルケース
16,19の前面16cあるいは背面16aなど
の角部を落としてテーパ面44を設けると、この
部分が特に弾性変形しやすくなり、本体ケース1
a、モータ取付枠17、中間ケース18、第1・
第2のスパイラルケース16,19相互間がより
確実に密接し、全体のエアシール状態が向上す
る。また、このように端部をテーパ状に構成する
と、積み重ねた第1・第2のスパイラルケース1
6,19はより容易に本体ケース1b内に挿入す
ることができる。
さらに、モータ取付枠17の折り曲げ部17a
を、これの長手方向にさらに延長するなどして、
フランジ31に対する重ね合わせ部分を設け、こ
の重ね合わせ部分をボルト・ナツトなどによりフ
ランジ31に固定すると、本体ケース1bに対し
て第1・第2のスパイラルケース16,19など
の抜け止めを行なうことができる。
また、前記実施例においては回転式熱交換器2
として回転式全熱交換器を使用することができ、
この外にも従来より公知の直交流式の熱交換器あ
るいはヒートパイプ式の熱交換器などを、本体ケ
ース1bの開口部30に配置した第1・第2のス
パイラルケース16,19の吐出し口34と吸込
み口36にまたがつて配置してゆくことができ
る。
以上の説明では、第1のスパイラルケース16
を180゜回転し第2のスパイラルケース19とし、
このスパイラルケースと中間ケース18を組み合
わせる例を説明したが、本発明はこの他にも中間
ケースを利用しないで2種類のスパイラルケース
を用意し、空調換気扇を構成してゆくことができ
る。このような例に使用する第2スパイラルケー
ス45を第11図、第12図に簡単に示す。すな
わち、この例では第2スパイラルケース45の厚
さH2を先に説明した第2スパイラルケース19
の厚さHよりモータ20の高さ(先に説明した中
間ケース18の厚さ)分だけ厚く選んだものであ
る。このように構成するとモータ取付枠17を第
1のスパイラルケース16と第2のスパイラルケ
ース45とで挾んで本体ケース1b内に組み込ん
でゆくことができる。この実施例によると、空調
換気扇の組み立てがより簡単となる。いずれにし
ろ、先に説明した実施例と同数の種類の部品によ
り空調換気扇を構成してゆくことができる。
次に第13図、第14図に本発明をさらに改良
した実施例を説明する。この例ではモータ取付枠
17の板面にこの板面に直角方向に伸びるリーク
抑制板46を設け、モータ取付枠17の板面の沿
面距離を伸ばすことにより板面を介して吸気流と
排気流が互いに混じり合うことがないようにした
ものである。すなわち、リーク抑制板46は適当
な高さの板材をモータ取付枠17の板面に溶接作
業などにより順次取り付けてゆく。このとき、リ
ーク抑制板46はスパイラルケース16のスパイ
ラル空間32を避けて配置してゆく必要がある。
また、リーク抑制板46とそれぞれ対面する第1
のスパイラルケース16、第2のスパイラルケー
ス45には、リーク抑制板46と係合するみぞ4
7を設ける。このように、リーク抑制板46の高
さと、みぞ47の深さを適当に選んで第14図に
示すように積み重ねて組み上げると、矢印Gで示
すようにモータ取付枠17を介して吸気流と排気
流の一部が漏れ出て混じり合つてしまうようなこ
とがなくなる。具体的には、スパイラルケース1
6,45を発泡性合成樹脂材により作成する場合
は、スパイラルケース16,45の弾性変形を利
用して組み立てを行なうことができるから、リー
ク抑制板46の高さをみぞ47の深さより若干高
く選ぶのが良い。このようにすると、モータ取付
枠17とスパイラルケース16,45間のシール
は、リーク抑制板46の先端とみぞ47の底部が
密接することにより完全となる。
このように、モータ取付枠17の板面にリーク
抑制板46を設けると、シール効果が向上するば
かりでなく、組み立て作業時にモータ取付枠17
とスパイラルケース16,45相互の位置合わ
せ、あるいは半組み立て品の保持などが容易にな
る。また、実施例では2個のスパイラルケース1
6,45により空調換気扇を構成してゆくものに
ついて説明したが、これは先に説明した中間ケー
ス18を利用する空調換気扇にも同様に実施する
ことができる。当然この場合は、中間ケース18
のモータ取付枠17と対面する面にリーク抑制板
46と係合するみぞ47を設けることになる。
次に第15図、第16図により本発明のさらに
他の実施例を説明する。この実施例はスパイラル
ケース16,24の外形寸法よりモータ取付枠1
7の外形寸法を小さく構成し、モータ取付枠17
が本体ケースに接しないようにしたものである。
すなわち、第15図は本体ケース1b側の組み立
て構造を示す断面図、第16図は第15図中のJ
部分の分解組み立て図である。このように、第2
のスパイラルケース24のモータ取付枠17側の
外周部分に外壁48を残し、内周側に切り欠き部
49を設け、この切り欠き部49内にモータ取付
枠17を配置し、この上にモータ取付枠17側の
外周部分を切り欠き、切り欠き部50を設けるこ
とにより構成した凸部51をスパイラルケース2
4の切り欠き部49に係合するよう第1のスパイ
ラルケース16を重ね合わせる。このようにして
本体ケース1b側を組み上げると、モータ取付枠
17を第1・第2のスパイラルケース16,24
で完全に取り囲んだ上で本体ケース1b内に挿入
してゆくことができる。したがつて、第1・第2
のスパイラルケース16,24を発泡性合成樹脂
材により構成すると、通常この発泡性合成樹脂材
は絶縁物であるから、本体のアースを取らなくと
も、感電事故などを防止することができる。
第15図、第16図には空調換気扇を第1のス
パイラルケース16と第2のスパイラルケース2
4により構成してゆく例を示したが、これは先に
説明した中間ケース18を利用してゆく場合も同
様に実施してゆくことができる。この場合は第1
のスパイラルケース16と中間ケース18によ
り、モータ取付枠17を取り囲んで挾むように、
相対向する第1のスパイラルケース16と中間ケ
ース18の外周部に外壁を残すように各種の切り
欠き部を設けてゆく。
前記説明した実施例においては、空調換気扇の
本体ケース1bの吸気口9と排気口には雨雪など
の侵入を防ぐためウエザーカバー52を、第3図
に示すように取り付けることができる。また、第
1のスパイラルケース16、モータ取付枠17、
中間ケース18、第2のスパイラルケース19あ
るいは45の組み合わせ作業が簡単に行なえるよ
う、各構成部品の積み重ね面に突起、この突起を
通すための通孔、あるいは突起と係合する凹部な
どを適当に配置してゆくことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明はスパ
イラルケースによつてモータなどの電気部品を取
り付けたモータ取付枠を挾み込んで、本体ケース
内に納める構造にしたものである。したがつて、
本発明によればスパイラルケース相互によつてモ
ータ取付枠が本体ケース内に支持されることにな
るから、モータ取付枠の支持が極めて簡単にな
る。
特に、スパイラルケースを発泡性合成樹脂材に
より構成すると、発泡性合成樹脂材は極めて簡単
に鋳型により加工することができ、軽量で防振・
防音効果も大きい。したがつて、軽量であり、取
り付け作業の簡単に行なえる空調換気扇を製作し
てゆくことができる。また、発泡性合成樹脂材は
ある程度の弾性を持つため、本体ケースの内部に
納める部品を自然に積み重ねたとき、積み重ねの
厚さが本体ケースの内寸より若干大きくなるよう
に、スパイラルケースあるいは中間ケースの寸法
を選んでおけば、間に挾むモータ取付枠の位置決
めおよび固定を、発泡性合成樹脂材の弾性を利用
して行なうことがでる。したがつて、モータ取付
枠の本体ケースに対する取り付けが極めて簡単に
なり、場合によつては、ビス止めなどの他の固定
手段を省略することもできる。また、発泡性合成
樹脂材の弾性により、モータの振動あるいは、フ
アンの騒音が外部(本体ケースの外)に伝わり難
く、騒音の小さな空調換気扇を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空調換気扇を説明するため一部
を断面で示した図、第2図は本発明の一つの実施
例の外観を示すための図、第3図は実施例の内部
構造を説明するための断面図の略図、第4図は実
施例の各部品の関係を説明するための組立図、第
5図はスパイラルケースの構造を説明するための
斜視図、第6図は第5図のA,B,C,Dの各方
向からそれぞれ対応する面をA,B,C,Dで示
す4面図、第7図は第6図のE−E断面およびF
−F断面をそれぞれE,Fで示す2面図、第8図
は実施例の本体ケースの開口部付近の構造を説明
するための組み立て図、第9図は実施例の前面ケ
ース部分の構造を説明するための組み立て図、第
10図は他の実施例の構造を説明するための本体
ケース部分の断面図、第11図はさらに他の実施
例に使用するスパイラルケースの斜視図、第12
図は第11図のA,B,C,Dの各方向からそれ
ぞれ対応する面をA,B,C,Dで示す4面図、
第13図はさらに他の実施例の各部品の構造を説
明するための組み立て図、第14図は空気の漏れ
状態を説明するための断面図、第15図はさらに
他の実施例を説明するための本体ケース部分の断
面図、第16図は第15図のJ部分を拡大して示
す部分組み立て図である。 1b……本体ケース、2……回転式全熱交換
器、16……第1のスパイラルケース、17……
モータ取付枠、18……中間ケース、19,45
……第2のスパイラルケース、20……モータ、
21……第1のフアン、22……第2のフアン、
30……開口部、32……スパイラル空間、33…
…通風路、34……吐出し口、36……吸込み
口、46……リーク抑制板、……スパイラルの
軸、X……吸気流としての外気流、Y……排気
流。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一面を開放した開口部を持ち剛性体で箱状に
    構成した本体ケースと、この本体ケースの開口部
    にそれぞれ吸気流の通孔と排気流の通孔をのぞま
    せて該本体ケース内に納めた少なくとも一方が該
    本体ケースに対して適度の弾性を持つ第1のスパ
    イラルケースと第2のスパイラルケースと、前記
    第1のスパイラルケースと第2のスパイラルケー
    スの間に挟まれ吸排気流を区画し前記本体ケース
    内に弾性的に支持した板状のモータ取付枠と、こ
    のモータ取付枠に取り付けられこの両側に伸びる
    回転軸を有するモータと、このモータの回転軸に
    連結し前記第1のスパイラルケースと第2のスパ
    イラルケースの中にそれぞれ配置した吸気用の第
    1のフアンと排気用の第2のフアンと、前記第1
    のスパイラルケースの吸気流の通孔と前記第2の
    スパイラルケースの排気流の通孔とにまたがつて
    配置した熱交換器とを備えた空調換気扇。 2 前記特許請求の範囲第1項において、発泡性
    合成樹脂材により前記第1および第2のスパイラ
    ルケースを構成すると共に、前記第1のスパイラ
    ルケースの吸気流の通孔と前記第2のスパイラル
    ケースの排気流の通孔とにまたがつて移動する回
    転式全熱交換器を備えた空調換気扇。 3 前記特許請求の範囲第1項あるいは第2項に
    おいて、板面にこの板面と直角方向へ伸びるリー
    ク抑制板を有する前記モータ取付枠を備えたこと
    を特徴とする空調換気扇。 4 前記特許請求の範囲第1項あるいは第2項に
    おいて、外形寸法が前記第1および第2のスパイ
    ラルケースの外形寸法より小さな板材で構成した
    前記モータ取付枠を備えたことを特徴とする空調
    換気扇。 5 一面を開放した開口部を持ち剛性体で箱状に
    構成した本体ケースと、この本体ケースの開口部
    にそれぞれ吸気流の通孔と排気流の通孔をのぞま
    せて該本体ケース内に納めた少なくとも一方が該
    本体ケースに対して適度の弾性を持つ第1のスパ
    イラルケースと第2のスパイラルケースと、前記
    第1のスパイラルケースと第2のスパイラルケー
    スとの間に積み重ねて挟んで配置した中間ケース
    と、この中間ケースと前記第1のスパイラルケー
    スあるいは第2のスパイラルケースの間に挟まれ
    吸排気流を区画し前記本体ケース内に弾性的に支
    持した板状のモータ取付枠と、このモータ取付枠
    に前記モータ本体を前記中間ケース側に配置して
    取り付けられこの両側に伸びる回転軸を有するモ
    ータと、このモータの回転軸に連結し前記第1の
    スパイラルケースと第2のスパイラルケースの中
    にそれぞれ配置した吸気用の第1のフアンと排気
    用の第2のフアンと、前記第1のスパイラルケー
    スの吸気流の通孔と前記第2のスパイラルケース
    の排気流の通孔とにまたがつて配置した熱交換器
    とを備えた空調換気扇。 6 前記特許請求の範囲第5項において、発泡性
    合成樹脂材により前記第1および第2のスパイラ
    ルケースを構成すると共に、前記第1のスパイラ
    ルケースの吸気流の通孔と前記第2のスパイラル
    ケースの排気流の通孔とにまたがつて移動する回
    転式全熱交換器を備えた空調換気扇。 7 前記特許請求の範囲第5項あるいは第6項に
    おいて、前面側に設けたスパイラル空間と、側面
    の一つに前記スパイラル空間と連通して開口した
    吐出し口と、背面側に前記スパイラル空間の中央
    部と連通するよう設けた通風路と、前記吐出し口
    を設けた面と対面する側面に前記通風路と連通す
    る吸込み口とを設けたスパイラルケースの吐出し
    口を前記本体ケースの開口部にのぞませて前記本
    体ケース内に納めて前記第1のスパイラルケース
    とすると共に、前記第1のスパイラルケースをス
    パイラルの軸を中心として180゜回転しスパイラル
    ケースの吸込み口を前記本体ケースの開口部にの
    ぞませて前記本体ケース内に納め前記第2のスパ
    イラルケースとしたことを特徴とする空調換気
    扇。 8 前記特許請求の範囲第5項あるいは第6項あ
    るいは第7項において、板面にこの板面と直角方
    向へ伸びるリーク抑制板を有する前記モータ取付
    枠を備えたことを特徴とする空調換気扇。 9 前記特許請求の範囲第5項あるいは第6項あ
    るいは第7項において、外形寸法が前記第1およ
    び第2のスパイラルケースの外形寸法より小さな
    板材で構成した前記モータ取付枠を備えたことを
    特徴とする空調換気扇。
JP56038003A 1981-03-18 1981-03-18 Air conditioning ventilating fan Granted JPS57153138A (en)

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