JPH0637998B2 - 天井用換気扇 - Google Patents

天井用換気扇

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JPH0637998B2
JPH0637998B2 JP60115798A JP11579885A JPH0637998B2 JP H0637998 B2 JPH0637998 B2 JP H0637998B2 JP 60115798 A JP60115798 A JP 60115798A JP 11579885 A JP11579885 A JP 11579885A JP H0637998 B2 JPH0637998 B2 JP H0637998B2
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JP
Japan
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casing
outer frame
ceiling
motor
edge
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JP60115798A
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勝三 福田
修 久野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は送風機のケーシング及びその固定構造を改良し
た天井用換気扇に関する。
[発明の技術的背景] 従来より、この種天井用換気扇に於いては、天井にあけ
た開口部に臨む吸気口及び屋外に連通する吐気口を有す
る外枠の内部に、モータとこのモータにより駆動される
遠心ファン及びこの遠心ファンを覆うケーシングとから
成る送風機を配設した構造となっており、その中でケー
シングは一般に鋼板など金属板や或いはABC樹脂など
硬質の合成樹脂により形成され、外枠内面に当ててねじ
止め等により適宜固定されている。
[背景技術の問題点] 然しながら上記従来のものに於いては、ケーシングが金
属板や或いは硬質の合成樹脂など要するに硬質材から成
るため、外枠との接触面に隙間ができ易く、そのできた
隙間から空気が洩れて異常音を発生し、又、硬質材同士
の接触による振動の伝わり易さから、モータの振動を外
枠に容易に伝えてしまい、その振動による異常音まで発
生するという問題点があった。このため、従来ではケー
シングと外枠との接触面に適宜のクッション材を介設す
るようにしているが、然しその分組立てが厄介になり、
又、部品点数も増えてコスト高となる等の問題点を有し
ている。
[発明の目的] 本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、ケーシング接触面の隙間からの空気洩れ
及び振動の伝播に起因する異常音の発生を別途ケーシン
グ材など要することなく防止することができ、以て組立
の容易化並びに部品点数の削減等を図り得、併せて全体
の軽量化及びコストの低廉化等も所望に図ることのでき
る優れた天井用換気扇を提供するにある。
[発明の概要] 本発明は、ケーシングを、発泡合成樹脂により、吐出口
を有する胴部と、吸入口を有する端板部、及びこの端板
部の下面に突出する突部とを一体に具備する形態に形成
し、外枠内部に固着する取付板により、上記端板部を外
枠内部の当て板部方向に押して胴部の反吸入口側部分の
縁部をその当て板部に押し当て、且つ突部を外枠の吐気
口方向に押して胴部の吐出口部分の縁部をその吐気口部
分の縁部に押し当てた状態に固定し、取付板の反ケーシ
ング側により、天井の開口部を隠蔽する化粧カバーを固
定する構成として、隙間の発生及び振動の伝播をケーシ
ング自体により防止し、且つ全体の軽量化及びコストの
低廉化にも寄与させるようにしたことを特徴とするもの
である。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第4図を参照し
て説明する。先ず第1図に於いて、1は天井、2はこの
天井1にあけた開口部であり、3は開口部2の縁部に設
けた取付枠である。これに対し、4は外枠で、下面部に
吸気口5を有する一方、図中右側の側面部に吐気口6を
有し、その吸気口5を前記天井1の開口部2に臨ませて
取付枠3に取付けている。又、吐気口6にはその外面部
に接続筒7を取着しており、該接続筒7に図示しない排
気ダクトを接続し、以て吐気口6を屋外に連通させるよ
うにしている。8は外枠4の内部に配設した送風機で、
モータ9と遠心ファン10及びケーシング11から成
り、そのうちモータ9をモータ台12に取着して該モー
タ台12ごと外枠4の内上部に配設し、その位置でその
モータ台12を取付金具13にねじ14止めして固着し
ている。ここで、9aはモータ9の回転軸であり、この
回転軸9aは上記モータ台12を貫通してその下方に突
出しており、その突出端部に遠心ファン10を取着して
いる。そしてケーシング11は、詳細には発泡合成樹
脂,中でも発泡倍率が20〜30倍の発泡スチロールに
より、吐出口15を有する胴部16とベルマウス状の吸
入口17を有する図中下方の端板部18とを一体に具備
する形態に形成したものであり、その端板部18の下面
には第2図に示すように二個の突部19,20を形成
し、一方、胴部16の反吸入口側の縁部である図中上縁
部には第3図に示すように三個の棒状突起21,22,
23を形成している。24は取付板であり、これは特に
本実施例の場合、ケーシング11用の取付部材であると
同時に後述する化粧カバー用の取付部材でもあり、その
関係上該取付板24にはスプリング係止突起25を図中
下方へ延設し、該突起25に化粧カバー取付用部品であ
るスプリング26を係止させている。而して取付板24
は、その両端部を前記ケーシング11の突部19,20
に第4図に示す如く宛がい、この状態でその取付板24
従って又ケーシング11を第1図中矢印Aで示す図中上
方へ押しやることにより、端板部18を前記モータ取付
台12方向に押して、胴部16の前記反吸入口側部分の
縁部である上縁部を前記モータ取付台12の下面にこれ
を当て板部として押し当て、同時に第1図及び第4図中
矢印Bで示す図中右側に押しやることにより、突部1
9,20を外枠4の吐気口6方向に押して、胴部16の
吐出口15部分の縁部を外枠4の吐気口6の縁部に押し
当てて、その充分押し当てたときに当接し且つ取付孔が
合う取付金具27にねじ28止めし、斯くしてケーシン
グ11を固定している。尚この折り、ケーシング11の
前記棒状突起21,22,23はモータ台12を貫通さ
せてその上方に突出させ、その各上端を外枠4の内上面
に当接させて該外枠4上面部のべこつき振動を防止する
ようにしている。29は化粧カバーであり、多孔状の通
気性を有するものにて、その中央部には掛け金具30を
取着し、この掛け金具30を前記スプリング26の中央
リング部26aに掛けて該スプリング30の拡開するば
ね力により上方へ引上げさせ、以て化粧カバー29を第
1図に示すように前記天井1の開口部5を隠蔽する位置
に固定している。この折り、前記取付板24の長手方向
へ延設した両端部は上記スプリング26両端部からケー
シング11を保護しその突き刺しを防止するようになっ
ている。又、第4図中31は外枠4内の隅部の一箇所に
配設したコンセント保護板で、これの内部に電源引込み
用の図示しないコンセントが存し、該コンセントと前記
モータ9とを接続したリード線32はケーシング11か
ら極力離間させるように外枠4の他の一箇所の隅部近く
の内面部に於いてリード線押え33により固定してい
る。
さて、以上のように構成したものの場合、ケーシング1
1は弾力性ある発泡合成樹脂製であるから、取付板24
により当て板部であるモータ台12の下面部に押し当て
られた胴部16の反吸入口側部分の縁部である上縁部
も、又、外枠4の吐気口6の縁部に押し当てられた胴部
16の吐出口15部分の縁部も、夫々その相手側に充分
に密接し、従来のような隙間を生じることはないので、
空気洩れを生じず、その空気洩れに起因する異常音の発
生を防止することができる。特にこの場合、ケーシング
11は、取付板24により、端板部18をモータ取付台
12方向に押して胴部16の上縁部をモータ取付台12
の下面部に押し当て、そして、突部19,20を外枠4
の吐気口6方向に押して胴部16の吐出口15部分の縁
部をその外枠4の吐気口6の縁部に押し当てるようにし
ているので、それぞれ一段と確実に密接し、空気洩れ防
止の効果が高い。又、上記発泡合成樹脂製のケーシング
11はモータ9の振動を外枠4に伝えず、よってその振
動に起因する異常音の発生も防止することができる。し
かもこの場合、従来のようなクッション材を別途要する
こともなく、従って組立ても容易にできるものであり、
且つ使用部品点数を削減できてコストの低廉化を達成す
ることができる。そして更に、発泡合成樹脂製のケーシ
ング11は、それ自体実に軽量で、全体の軽量化に大き
く寄与することができ、又、安価でもあるから、全体の
コストの低廉化にも大きく寄与することができる。
加えて、取付板24がケーシング11の取付用部品であ
るのみならず化粧カバー29の取付用部品をも兼ねてい
ることから、使用部品点数を少なくでき、それだけ簡素
な構造にて実現し得るという一層の効果を奏する。
ここで、第5図は本発明の異なる実施例を示したもの
で、取付板24を取付板34に変え、この取付板34に
はねじ止め片35を延設して、これに長孔36を有する
金具37をその長孔36を通した蝶ねじ38によって上
下位置調節可能に止め、そしてその金具37から突設し
たスタッド39に螺合するナット40により化粧カバー
29を固定するようにしたもので、このように変えても
取付板34はケーシング11の固定に前述同様に供する
ものであり、従って上記同様の特に構造を簡素に留め得
る効果を奏する。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ
限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更して実施し得る。
[発明の効果] 以上の記述にて明らかなように本発明によれば、ケーシ
ング接触面の隙間からの空気洩れ及び振動の伝播に起因
する異常音の発生を別途クッション材など要することな
く防止することができ、しかも、そのケーシングの取付
けには化粧カバーの取付用部品を共用でき、以て組立て
の容易化並びに部品点数の削減等を図り得、併せて全体
の軽量化及びコストの低廉化等も所望に図り得るという
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示したものに
て、第1図は全体の縦断面図、第2図は主要部の分解斜
視図、第3図はケーシング単体の拡大斜視図、第4図は
化粧カバーを除いた全体の下面図であり、そして第5図
は本発明の異なる実施例を示した第1図相当図である。 図中、1は天井、2は開口部、4は外枠、5は吸気口、
6は吐気口、8は送風機、9はモータ、10は遠心ファ
ン、11はケーシング、12はモータ台(当て板部)、
15は吐出口、16は胴部、17は吸入口、18は端板
部、19,20は突部、24は取付板、26はスプリン
グ、27は取付金具、28はねじ、29は化粧カバー、
34は取付板、38は蝶ねじを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井にあけた開口部に臨む吸気口及び屋外
    に連通する吐気口を有する外枠の内部に、モータと、こ
    のモータにより駆動される遠心ファン、及びこの遠心フ
    ァンを覆うケーシングとから成る送風機を配設したもの
    であって、そのケーシングを、発泡合成樹脂により、吐
    出口を有する胴部と、吸入口を有する端板部、及びこの
    端板部の下面に突出する突部とを一体に具備する形態に
    形成し、外枠内部に固着する取付板により、上記端板部
    を外枠内部の当て板部方向に押して胴部の反吸入口側部
    分の縁部をその当て板部に押し当て、且つ突部を外枠の
    吐気口方向に押して胴部の吐出口部分の縁部をその吐気
    口部分の縁部に押し当てた状態に固定し、取付板の反ケ
    ーシング側により、前記天井の開口部を隠蔽する化粧カ
    バーを固定して成ることを特徴とする天井用換気扇。
JP60115798A 1985-05-29 1985-05-29 天井用換気扇 Expired - Lifetime JPH0637998B2 (ja)

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