JPS6055732B2 - ダクト用換気扇 - Google Patents
ダクト用換気扇Info
- Publication number
- JPS6055732B2 JPS6055732B2 JP55081430A JP8143080A JPS6055732B2 JP S6055732 B2 JPS6055732 B2 JP S6055732B2 JP 55081430 A JP55081430 A JP 55081430A JP 8143080 A JP8143080 A JP 8143080A JP S6055732 B2 JPS6055732 B2 JP S6055732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- ventilation fan
- suction
- rotor
- outer rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建物の天井と天井化粧板との空間に埋設する
ダクト用換気扇に関する。
ダクト用換気扇に関する。
従来のダクト用換気扇は、内側回転子電動機を用いてい
た。
た。
第１図に示す従来のダクト用換気扇は、内側回転子電動
機を遠心ファンのファンブレード吸込口側に挿入する構
成をとつていたため、丈の低い薄形状のものである反面
、ファンブレード吸込口側に内側回転子電動機が位置し
ているためファンブレード吸込口の有効吸込面積が小さ
く、吸込性能が悪い。また第２図に示す従来のダクト用
換気扇は、側内回転子電動機を遠心ファンの背面側に配
置した構成をとつているため、ファンブレード吸込口の
有効吸込面積が大きい反面、丈の高い厚形状のものにな
り、天井と天井化粧板との空間に埋設するのには適さな
いものである。
機を遠心ファンのファンブレード吸込口側に挿入する構
成をとつていたため、丈の低い薄形状のものである反面
、ファンブレード吸込口側に内側回転子電動機が位置し
ているためファンブレード吸込口の有効吸込面積が小さ
く、吸込性能が悪い。また第２図に示す従来のダクト用
換気扇は、側内回転子電動機を遠心ファンの背面側に配
置した構成をとつているため、ファンブレード吸込口の
有効吸込面積が大きい反面、丈の高い厚形状のものにな
り、天井と天井化粧板との空間に埋設するのには適さな
いものである。
そのことに加え、上記タイプのダクト用換気扇は、内側
回転子電動機の回転子軸に遠心ファンを取り付ける構成
であるため、遠心ファンの心ぶれが比較的に出易く、フ
ァンブレード吸込口に対向させて設置する吸込案内板は
、上記心ぶれを考慮してファンブレードとのギャップｇ
Ａを大き目にしなければならないので、吸込性能を損ね
ることになる。
回転子電動機の回転子軸に遠心ファンを取り付ける構成
であるため、遠心ファンの心ぶれが比較的に出易く、フ
ァンブレード吸込口に対向させて設置する吸込案内板は
、上記心ぶれを考慮してファンブレードとのギャップｇ
Ａを大き目にしなければならないので、吸込性能を損ね
ることになる。
本発明は、上記欠点に対処し、その目的とする１ところ
は、薄形状で、かつ吸込性能がよいダクト用換気扇を提
供せんとするものである。
は、薄形状で、かつ吸込性能がよいダクト用換気扇を提
供せんとするものである。
以下本発明の一実施例を図面に沿つて述べる。
第３図に示すように、空間Ｓは、コンクリートスラブ等
の天井３と天井化粧板４とで構成されている。天井３に
、ダクト用換気扇５を取り付ける取り付け穴を形成する
とともに、この取り付け穴の上側縁部には取り付け枠６
を設けている。ダクト用換気扇５を構成する換気扇枠体
７は、箱形状をなすとともに、下面には吸込開口部８が
、側面には排出口９が形成されている。この換気扇枠体
７は前記空間Ｓに埋設するとともに、吸込開口部８を天
井３の取り付け穴に合わせて取り付ける。換気扇枠体７
は木ねじ等により天井３および取り付け枠６に固定され
る。排出口９には排気バイブ１０が接続される。換気扇
枠体７の吸込開口部８は吸込グリル１１によリカバーさ
れる。
の天井３と天井化粧板４とで構成されている。天井３に
、ダクト用換気扇５を取り付ける取り付け穴を形成する
とともに、この取り付け穴の上側縁部には取り付け枠６
を設けている。ダクト用換気扇５を構成する換気扇枠体
７は、箱形状をなすとともに、下面には吸込開口部８が
、側面には排出口９が形成されている。この換気扇枠体
７は前記空間Ｓに埋設するとともに、吸込開口部８を天
井３の取り付け穴に合わせて取り付ける。換気扇枠体７
は木ねじ等により天井３および取り付け枠６に固定され
る。排出口９には排気バイブ１０が接続される。換気扇
枠体７の吸込開口部８は吸込グリル１１によリカバーさ
れる。
吸込グリル１１は取り付け具（図示せず）により支持さ
れる。外側回転子電動機１２は、ねじ１３により換気扇
枠体７の内側上面部に固定される。
れる。外側回転子電動機１２は、ねじ１３により換気扇
枠体７の内側上面部に固定される。
この外側回転子電動機１２は回転子１４の軸心が垂直に
なるように吊り下げられ、かつ回転子１４の下面は吸込
開口部８に向くように置かれる。
なるように吊り下げられ、かつ回転子１４の下面は吸込
開口部８に向くように置かれる。
回転子１４に、着脱自在に取り付けられる遠心ファン１
５は、ファン基板１６とファンブレード１７とから構成
されている。ファン基板１６は、外側回転子電動機１２
の下面および外周をカバーするカバー用凹部１７を中央
部に有する。遠心ファン１５は、ファン基板１６のカバ
ー用凹部１８て外側回転子電動機１３の下面および外側
をカバーするようにして、カバー用凹部１８の底部を回
転子１４の下面に接合し、回転子１４の中央に設けてい
るねじ１９にナット２０を螺合して取り付けられる。
５は、ファン基板１６とファンブレード１７とから構成
されている。ファン基板１６は、外側回転子電動機１２
の下面および外周をカバーするカバー用凹部１７を中央
部に有する。遠心ファン１５は、ファン基板１６のカバ
ー用凹部１８て外側回転子電動機１３の下面および外側
をカバーするようにして、カバー用凹部１８の底部を回
転子１４の下面に接合し、回転子１４の中央に設けてい
るねじ１９にナット２０を螺合して取り付けられる。
カバー用凹部１８の底部と回転子１４との接合面は回り
止めが行なわれるように係合している。
止めが行なわれるように係合している。
すなわち、カバー用凹部１８に形成している係合用の凸
部２１と回転子１４の下面に形成した係合用の凸部（図
示せず）との係合により、回り止め．がなされるのであ
る。前記ファンブレード１７の下端側にはファンブレー
ド吸込口が設けられており、このファンブレード吸込口
に対向する吸込案内口２２をもつ吸込案内板２３は、換
気扇枠体７内にねじ（図示せ−ず）により着脱自在に取
り付けられている。
部２１と回転子１４の下面に形成した係合用の凸部（図
示せず）との係合により、回り止め．がなされるのであ
る。前記ファンブレード１７の下端側にはファンブレー
ド吸込口が設けられており、このファンブレード吸込口
に対向する吸込案内口２２をもつ吸込案内板２３は、換
気扇枠体７内にねじ（図示せ−ず）により着脱自在に取
り付けられている。
上記吸込口２２とファンブレード吸込口とのギャップは
ＧＢに設定されている。このギャップＧＢは前記従来例
のギャップＧＡよりも小さい。上記構成のダクト用換気
扇５を運転すると、吸込グリル１１、吸込開口部８およ
び吸込案内口２２より遠心ファン１５内に吸引された気
体は、排出口９および排気バイブ１０側に排出される。
このダクト用換気扇５の静圧、風量特性は、第４図の実
線に示しているが、点線で示す従来のものに比べ静圧、
風量特性の性能は向上している。従来例に比べ、本発明
の方の性能が向上しているのはギャップが従来のものよ
りも小さくなつているからである。ギャップを小さくで
きるのは、外側回転子電動機１２を用いるとともに回転
子の下面にカバー用凹部の底部を接合しているので、遠
心ファン１５の心ぶれが少なくなり、ギャップをその分
だけ縮めることができるからである。
ＧＢに設定されている。このギャップＧＢは前記従来例
のギャップＧＡよりも小さい。上記構成のダクト用換気
扇５を運転すると、吸込グリル１１、吸込開口部８およ
び吸込案内口２２より遠心ファン１５内に吸引された気
体は、排出口９および排気バイブ１０側に排出される。
このダクト用換気扇５の静圧、風量特性は、第４図の実
線に示しているが、点線で示す従来のものに比べ静圧、
風量特性の性能は向上している。従来例に比べ、本発明
の方の性能が向上しているのはギャップが従来のものよ
りも小さくなつているからである。ギャップを小さくで
きるのは、外側回転子電動機１２を用いるとともに回転
子の下面にカバー用凹部の底部を接合しているので、遠
心ファン１５の心ぶれが少なくなり、ギャップをその分
だけ縮めることができるからである。
また遠心ファン１５のファン基板１６にはカバー用凹部
１８が設けられ、このカバー用凹部１８に外側回転子電
動機１２が落ち込んだ構成をとつているため、ダクト用
換気扇の丈を低くできる。
１８が設けられ、このカバー用凹部１８に外側回転子電
動機１２が落ち込んだ構成をとつているため、ダクト用
換気扇の丈を低くできる。
さらにまた、ファン基板１６と回転子１４との接合面が
広いので、外側回転子電動機１２の熱はファン基板を介
して良好に放熱される。また外側回転子電動機１２は回
転子の径が大きいため内側回転子電動機に比べ慣性力も
大きく、外風の影響による回転数変動は少ない。
広いので、外側回転子電動機１２の熱はファン基板を介
して良好に放熱される。また外側回転子電動機１２は回
転子の径が大きいため内側回転子電動機に比べ慣性力も
大きく、外風の影響による回転数変動は少ない。
以上述べたように本発明によれば、ダクト用換気扇に外
側回転子電動機を用いていたので、天井への埋設に適す
る薄形タイプにでき、しかも吸込性能を損ねないものを
提供できるのである。
側回転子電動機を用いていたので、天井への埋設に適す
る薄形タイプにでき、しかも吸込性能を損ねないものを
提供できるのである。
第１図、第２図は従来のダクト用換気扇を示す縦断面図
、第３図は本発明の一実施例であるダクト用換気扇の縦
断面図、第４図は静圧、風量の特性を示すグラフである
。 ３・・・・・・天井、４・・・・・・天井化粧板、５・
・・・・・ダクト用換気扇、７・・・・・・換気扇枠体
、１２・・・・・・外側回転子電動機、１４・・・・・
・回転子、１５・・・・・・遠心ファン、１６・・・・
・・ファン基板、１７・・・・・・ファンブレード、１
８・・・・・・カバー用凹部、２１・・・・・・凸部、
２２・・・・・・吸込案内口、２３・・・・・・吸込案
内板。
、第３図は本発明の一実施例であるダクト用換気扇の縦
断面図、第４図は静圧、風量の特性を示すグラフである
。 ３・・・・・・天井、４・・・・・・天井化粧板、５・
・・・・・ダクト用換気扇、７・・・・・・換気扇枠体
、１２・・・・・・外側回転子電動機、１４・・・・・
・回転子、１５・・・・・・遠心ファン、１６・・・・
・・ファン基板、１７・・・・・・ファンブレード、１
８・・・・・・カバー用凹部、２１・・・・・・凸部、
２２・・・・・・吸込案内口、２３・・・・・・吸込案
内板。
Claims (1)
- １ 建物の天井と天井化粧板との空間に換気扇枠体を埋
設し、箱形状をなすその換気扇枠体には、下面に吸込開
口部を、側面に排出部を設けたものにおいて、外側回転
子電動機を換気扇枠体の上面部側に支持して吊り下げ、
この外側回転子電動機の回転子に着脱自在に取り付ける
遠心ファンはファン基板とファンブレードから構成し、
ファン基板には外側回転子電動機の下面および外周をカ
バーするカバー用凹部を形成し、このカバー用凹部の底
部を前記外側回転子電動機の回転子下面に接合し、この
接合面には回り止め係合部を設けるとともに遠心ファン
を前記回転子に締付具にて締付け、前記ファンブレード
の下端側に形成されているファンブレード吸込口に対向
する吸込案内口をもつ吸込案内板を換気扇本体内に着脱
自在に取り付けてなるダクト用換気扇。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55081430A JPS6055732B2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | ダクト用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55081430A JPS6055732B2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | ダクト用換気扇 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5710037A JPS5710037A (en) | 1982-01-19 |
| JPS6055732B2 true JPS6055732B2 (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=13746153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55081430A Expired JPS6055732B2 (ja) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | ダクト用換気扇 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055732B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5979928A (ja) * | 1982-10-30 | 1984-05-09 | 松下電工株式会社 | スキツプデイ機能付タイマ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3175755A (en) * | 1962-06-20 | 1965-03-30 | Brundage Company | Fan construction |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP55081430A patent/JPS6055732B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3175755A (en) * | 1962-06-20 | 1965-03-30 | Brundage Company | Fan construction |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5710037A (en) | 1982-01-19 |
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