JPH0714749Y2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

Info

Publication number
JPH0714749Y2
JPH0714749Y2 JP4585088U JP4585088U JPH0714749Y2 JP H0714749 Y2 JPH0714749 Y2 JP H0714749Y2 JP 4585088 U JP4585088 U JP 4585088U JP 4585088 U JP4585088 U JP 4585088U JP H0714749 Y2 JPH0714749 Y2 JP H0714749Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pipe
mounting
mounting wall
rising
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4585088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01151149U (ja
Inventor
義巳 岩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4585088U priority Critical patent/JPH0714749Y2/ja
Publication of JPH01151149U publication Critical patent/JPH01151149U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0714749Y2 publication Critical patent/JPH0714749Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は壁や天井の取付壁の開口部に装着されたパイ
プ内に挿入取付けされる換気扇に関するものである。
[従来の技術] 上記この種の従来の換気扇は、例えば実開昭60−138130
号公報に開示されているような構成である。即ち駆動用
モータとファンとを組み込んだ大径部と小径部とからな
る筒状のフレームの外周に対して半径方向に弾性拡縮す
る板バネを設け、この板バネの拡開バネ力でパイプ内に
支持されるようになっている。駆動用モータはフレーム
の小径部の後端に一体成形された取付リング部の内側に
その取付フランジを当接させ内側からのねじ締めにより
取付けられている。板バネはその基部をねじ付けにする
か、基部にフック部を設け、フック部のフレーム後端へ
の掛け止めによって取付けられている。板バネはその拡
開バネ力が反対方向に作用するようフレームの外周に対
向して二つが設けられている。
上記した従来のパイプ用換気扇は、パイプにフレームを
押し込み、大径部と小径部の境の段差面において取付壁
にねじ締めすることによって取付けられる。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来のパイプ用換気扇においては、パイプが取
付壁の壁面より突出しているとフレームの大径部と小径
部の境の段差面を壁面に当接させることができず、パイ
プの突出部分を除去しないと取付けることができない。
また、フレームの大径部と小径部の境の段差面を壁面に
当接させ取付壁に段差面においてねじ締めするが、パイ
プがこの部分にくるとねじ締めができず、パイプより外
側でねじ締めするようにすると大径部の径をかなり大き
くしなければならないといった解決すべき課題を含んで
いる。
この考案はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、パイプが取付壁の壁面より突出していてもその
まま取付けることができ、電源回路の部品をまとまり良
く収納保護でき、しかも電源回路の組立性も良好な換気
扇を得ることを目的とする。を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] このためにこの考案では、取付壁のパイプ内に取付けら
れファン及びモータを有するフレームと、このフレーム
の円筒部分に連設され外方へベルマウス状に拡開され且
つこのベルマウスに連設された平面部分を有するフラン
ジ部と、この平面部分から上記取付壁側に突出し端部が
この取付壁に当接する立ち上がり部とを備え、上記フレ
ームとフランジ部の立ち上がり部が連続して形成する輪
郭が、上記取付壁側を開放した収納部を形成するように
し、上記立ち上がり部は上記フレームの円筒部分にまで
達する寸法とし、上記収納部には電源回路の部品を収納
したものである。
[作用] この考案では、取付壁側へ突出する立ち上がり部はフレ
ームの円筒部分にまで達する寸法であるから、この寸法
は、ベルマウス状部分の立ち寸法に加え円筒部分の一部
も含まれる充分な大きさとなり、従って立ち上がり部を
構成要素とする収納部は、電源回路の部品を収納するに
充分なだけでなく、パイプの突出も充分に吸収可能とな
り、取付壁への取付けの際に換気扇を傾いた状態で取付
けてしまう等の不具合も回避可能となる。
また、収納部は取付壁側を開放し、フレームの円筒部分
の外面とベルマウスの背面と平面部分の背面の連続した
輪郭を有するため、予め部品を全て電気的に接続して
も、電源コードはフレームの外側で単なる引き回しによ
り組付けることが可能となる。
[実施例] 第1図〜第3図はいずれも本考案の一実施例としてのパ
イプ用換気扇を示したものである。図示本例のパイプ用
換気扇は、プロペラファン1の外周部を覆う吸込側とな
る前部がベルマウス状に拡開して開放し、半径方向に張
り出す平面部を有するフランジ部2を前面に形成すると
ともにその端縁に後方へ突出する立ち上がり部3を一体
に設けた略筒状のフレーム4に駆動用モータ5とこれに
よって回転させられるプロペラファン1とを組付けてな
る。上記フレーム4の後端には該フレーム4の延長上に
一体に突き出し、周方向に等間隔で並ぶ3本のモータ取
付足6が形成されている。この各モータ取付足6の端部
側は内方に膨出し、その各端面には内側にねじ孔7が外
側に矩形の差し込み孔8がそれぞれ一つずつ形成されて
いる。ねじ孔7はフレーム4の中心線方向に形成され、
差し込み孔8は周方向に長いスリット状のくぼみとして
形成されている。上記モータ取付足6のうち二本の間に
あたるフレーム4の外周にはチャンネル9が中心線方向
に一体に形成されている。そして、このチャンネル9の
両側において突き出した二本のモータ取付足6に対して
取付壁の開口部に設けられたパイプ10の内面に拡開弾力
によって本体を支持する板バネ11がモータ取付足6の外
面に添って装着されている。板バネ11は基部に上記モー
タ取付足6の端面に形成された差し込み孔8に差し込み
得るフック部を持ち、その自由端側は弓状に湾曲してい
る。フック部の端部は差し込み孔8にはめこまれ、フッ
ク部はモータ取付足6の端面外側部分を弾性的に挟持し
ている。駆動用モータ5はプロペラファン1を装着した
状態で三本のモータ取付足6の端面にその取付フランジ
が接合され後方からのねじ孔7へのねじ締めによって固
定されている。ねじ締めされた駆動用モータ5の取付フ
ランジは、上記モータ取付足6の二つに対して取付けら
れた板バネ11のフック部をモータ取付足6の端面に押圧
している。駆動用モータ5の電源コード12はフレーム4
のチャンネル9に収められて配線されている。
フレーム4のフランジ部2の背面の一部には駆動用モー
タ5の電源回路の回路部品であるコンデンサ13を収納す
るカバ付き収納部14が立ち上がり部3の立ち寸法より小
さい寸法で構成されている。収納部14のカバ15はフラン
ジ部2の背面側からのねじ付きにより収納部14の背面を
閉蓋し、コンデンサ13を被覆保護する。さらに、立ち上
がり部3の四隅には本体を取付壁の壁面にねじ付けする
ための取付フランジ16が形成されている。なお、図中17
は化粧グリルでフレーム4の立ち上がり部3を包むよう
にフレーム4の前面に装着され下側においてフレーム4
にねじにより固定される。
しかして、このパイプ用換気扇は、第1図に示すように
パイプ10に差し込み装着し、取付フランジ16において壁
面にねじ付けにされる。このとき、二枚の板バネ11は偏
った位置に配設されているのでパイプ10に対してフレー
ム4が偏心状態で嵌合することになり、パイプ10が小径
の場合でも板バネ11の一つを外すような操作は不要であ
る。またパイプ10への差し込みにおいて板バネ11が不用
意に外れることもなく、天井に設けたパイプ10に下向き
に取付けた場合でも、駆動用モータ5の荷重はモータ取
付足6によって担われ、ねじには掛からない。従って、
ねじの腐食等で一挙に駆動用モータ5が脱落するような
危険もなくなる。さらに組立てにおいては、板バネ11も
駆動用モータ5もさらにはコンデンサ13を含む電気配線
も全て背後側から取付けることができるから組立が容易
になる。そして、コンデンサ13を収納しカバ15を付けた
状態でもフレーム4の立ち上がり部3が立ち上がりとし
て残っているので、パイプ10が取付壁の壁面より突出し
ていても突出部を除去することなくフレーム4を取付け
ることができ、フレーム4のねじ付けはパイプ10から離
れた取付フランジ16においてなされるので、パイプ10に
よる制約もなく、外観上も化粧グリル17の装着で隠れる
ので良好である。
[考案の効果] 以上、実施例による説明からも明らかなようにこの考案
によれば、取付壁側へ突出する立ち上がり部はフレーム
の円筒部分にまで達する寸法であるから、この寸法は、
ベルマウス状部分の立ち寸法に加え円筒部分の一部も含
まれる充分な大きさとなり、従って立ち上がり部を構成
要素とする収納部は、電源回路の部品を収納するに充分
なだけでなく、パイプの突出も充分に吸収可能となり、
取付壁への取付けの際に換気扇を傾いた状態で取付けて
しまう等の不具合も解消できる効果を有する。
同時に、収納部は取付壁側を開放し、フレームの円筒部
分の外面とベルマウスの背面と平面部分の背面の連続し
た輪郭を有するため、予め部品を全て電気的に接続して
おいても、電源コードはフレームの外側で単なる引き回
しにより組付けることが可能となり、フレームに差し通
す必要もなく、電源回路の部品の取付けが容易で、電源
回路の部品をまとまり良く収納保護できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例としてのパイプ用換気扇の構
成を示す断面図、第2図は同じくその要部の分解斜視
図、第3図はパイプ用換気扇の背面図である。図におい
て、1はプロペラファン、2はフランジ部、3は立ち上
がり部、4はフレーム、5は駆動用モータ、10はパイ
プ、13はコンデンサ、14は収納部、15はカバである。な
お、図中同一符合は、同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付壁のパイプ内に取付けられファン及び
    モータを有するフレームと、 このフレームの円筒部分に連設され外方へベルマウス状
    に拡開され且つこのベルマウスに連設された平面部分を
    有するフランジ部と、 この平面部分から上記取付壁側に突出し端部がこの取付
    壁に当接する立ち上がり部とを備え、 上記フレームとフランジ部と立ち上がり部が連続して形
    成する輪郭が、上記取付壁側を開放した収納部を形成す
    るようにし、 上記立ち上がり部は上記フレームの円筒部分にまで達す
    る寸法とし、 上記収納部には電源回路の部品を収納した ことを特徴とする換気扇。
JP4585088U 1988-04-05 1988-04-05 換気扇 Expired - Lifetime JPH0714749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4585088U JPH0714749Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 換気扇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4585088U JPH0714749Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 換気扇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01151149U JPH01151149U (ja) 1989-10-18
JPH0714749Y2 true JPH0714749Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=31272144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4585088U Expired - Lifetime JPH0714749Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05 換気扇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714749Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553944Y2 (ja) * 1990-07-05 1997-11-12 東陶機器株式会社 衛生設備室の換気装置
JP4593158B2 (ja) * 2004-04-22 2010-12-08 フルタ電機株式会社 農事用等の撹拌扇のノズル構造
JP4992473B2 (ja) * 2007-02-28 2012-08-08 パナソニック株式会社 換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01151149U (ja) 1989-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0714749Y2 (ja) 換気扇
USD329894S (en) Combined ceiling fan and light
CA2354805A1 (en) Inducer fan motor assembly
JPH0526424Y2 (ja)
JP2569761Y2 (ja) 照明装置
JPH0143906Y2 (ja)
JPH0527764Y2 (ja)
JPS6313796Y2 (ja)
JPS5840639Y2 (ja) 電気器具の脚取付装置
JPS6229756Y2 (ja)
JPS596124Y2 (ja) 電気機器のモ_タ取付装置
JPS596501Y2 (ja) レコ−ドプレ−ヤ
JPS6234190Y2 (ja)
JPH0637998B2 (ja) 天井用換気扇
JPH033634U (ja)
JPS6011530Y2 (ja) 照明器具
JPH0210034Y2 (ja)
JPH02131140U (ja)
KR960010095Y1 (ko) 산업용 열소산 전기팬
KR200401428Y1 (ko) 스피커 어셈블리 및 이의 벽면 고정장치
KR860003416Y1 (ko) 전자제품의 이어폰잭 고정장치
JPH03118449U (ja)
JPS6325467Y2 (ja)
JPS5941528Y2 (ja) 非常用照明器具
JPH051847Y2 (ja)