JP2933754B2 - 一体型空気調和機 - Google Patents
一体型空気調和機Info
- Publication number
- JP2933754B2 JP2933754B2 JP3199276A JP19927691A JP2933754B2 JP 2933754 B2 JP2933754 B2 JP 2933754B2 JP 3199276 A JP3199276 A JP 3199276A JP 19927691 A JP19927691 A JP 19927691A JP 2933754 B2 JP2933754 B2 JP 2933754B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- air conditioner
- outdoor
- shaft
- integrated air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内側風回路および
室外側風回路を有する壁貫通式の一体型空気調和機に関
するものである。
室外側風回路を有する壁貫通式の一体型空気調和機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の一体型空気調和機の構成を
示す。図2(a) は正面の部分破断図、図2(b) は天面か
ら見た平面断面図、図2(c) は背面の部分破断図であ
る。101は室内熱交換器であり、室内ファン102
は、室内ファンモータ103に連結され、内外仕切り板
104と吹き出し口105とで風回路を構成している。
示す。図2(a) は正面の部分破断図、図2(b) は天面か
ら見た平面断面図、図2(c) は背面の部分破断図であ
る。101は室内熱交換器であり、室内ファン102
は、室内ファンモータ103に連結され、内外仕切り板
104と吹き出し口105とで風回路を構成している。
【0003】また、106は室外熱交換器であり、室外
ファン107は、室外ファンモータ108に連結され、
風洞109と吹き出し口110とで風回路を構成してい
る。また、111は圧縮機であり、室外熱交換器106
と室内熱交換器とを配管(図示せず)とで連結され、周
知の冷凍サイクルを構成している。次に、以上のように
構成された一体型空気調和機の設置例について図3を参
照しながら説明する。図3(a) は正面図、図3(b) は側
面断面図である。
ファン107は、室外ファンモータ108に連結され、
風洞109と吹き出し口110とで風回路を構成してい
る。また、111は圧縮機であり、室外熱交換器106
と室内熱交換器とを配管(図示せず)とで連結され、周
知の冷凍サイクルを構成している。次に、以上のように
構成された一体型空気調和機の設置例について図3を参
照しながら説明する。図3(a) は正面図、図3(b) は側
面断面図である。
【0004】この従来の一体型空気調和機112は、壁
113と床面114の開口部に設置されている。一般的
に外観を重視するため、壁113の外面115と一体型
空気調和機112の外面とを出っ張りのないように設置
される。
113と床面114の開口部に設置されている。一般的
に外観を重視するため、壁113の外面115と一体型
空気調和機112の外面とを出っ張りのないように設置
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、室内ファン102,室内ファンモータ10
3と、室外ファン107,室外ファンモータ108とを
内外仕切り板104を介して配置しているため、一体型
空気調和機112の奥行きが長くなる。このため、図3
の設置例で示したように、壁113と一体型空気調和機
112との外面を合わせることにより、室内側に一体型
空気調和機112が出張り、室内スペースが狭くなると
ともにインテリア性が損なわれる等の問題を有してい
た。
の構成では、室内ファン102,室内ファンモータ10
3と、室外ファン107,室外ファンモータ108とを
内外仕切り板104を介して配置しているため、一体型
空気調和機112の奥行きが長くなる。このため、図3
の設置例で示したように、壁113と一体型空気調和機
112との外面を合わせることにより、室内側に一体型
空気調和機112が出張り、室内スペースが狭くなると
ともにインテリア性が損なわれる等の問題を有してい
た。
【0006】この発明の目的は、設置した場合に外観お
よび室内のインテリア性を損なわず室内スペースを広く
とることのできる奥行きの短い一体型空気調和機を提供
することである。
よび室内のインテリア性を損なわず室内スペースを広く
とることのできる奥行きの短い一体型空気調和機を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の一体型空
気調和機は、モータ軸が正面と平行になるように両軸型
ファンモータを配置し、この両軸型ファンモータの一方
の軸に室内ファンおよび第1の室外ファンを設け、他方
の軸に第2の室外ファンを設けている。請求項2記載の
一体型空気調和機は、請求項1記載の一体型空気調和機
において、第1の室外ファンおよび第2の室外ファンと
して、吸い込み部が互いに対向した多翼ファンを用いた
ことを特徴とする。
気調和機は、モータ軸が正面と平行になるように両軸型
ファンモータを配置し、この両軸型ファンモータの一方
の軸に室内ファンおよび第1の室外ファンを設け、他方
の軸に第2の室外ファンを設けている。請求項2記載の
一体型空気調和機は、請求項1記載の一体型空気調和機
において、第1の室外ファンおよび第2の室外ファンと
して、吸い込み部が互いに対向した多翼ファンを用いた
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、モータ軸が正面と平
行になるように両軸型ファンモータを配置し、この両軸
型ファンモータの一方の軸に室内ファンおよび第1の室
外ファンを設け、他方の軸に第2の室外ファンを設けた
ことにより、奥行きを短くすることができ、室内スペー
スが広くなるとともにインテリア性を向上させることが
できる。
行になるように両軸型ファンモータを配置し、この両軸
型ファンモータの一方の軸に室内ファンおよび第1の室
外ファンを設け、他方の軸に第2の室外ファンを設けた
ことにより、奥行きを短くすることができ、室内スペー
スが広くなるとともにインテリア性を向上させることが
できる。
【0009】また、第1の室外ファンおよび第2の室外
ファンとして、吸い込み部が互いに対向した多翼ファン
を用いたことにより、モータ軸の長手方向に掛かる力が
相殺され、モータのスラスト音を低減でき、低騒音化を
はかることができる。
ファンとして、吸い込み部が互いに対向した多翼ファン
を用いたことにより、モータ軸の長手方向に掛かる力が
相殺され、モータのスラスト音を低減でき、低騒音化を
はかることができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の構成を示す正面の部分破断図、図1(b) はそれを天面
から見た平面断面図、図1(c) はその背面の部分破断図
である。
る。図1(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の構成を示す正面の部分破断図、図1(b) はそれを天面
から見た平面断面図、図1(c) はその背面の部分破断図
である。
【0011】この一体型空気調和機は、モータ軸が正面
すなわち設置壁面と平行になるように両軸型のファンモ
ータ3を配置し、このファンモータ3の一方の軸に室内
ファン2および左室外ファン(第1の室外ファン)7を
設け、他方の軸に右室外ファン(第2の室外ファン)1
0を設けている。なお、左右の室外ファン7,10に
は、吸い込み部が互いに対向したシロッコファン(多翼
ファン)を用いている。
すなわち設置壁面と平行になるように両軸型のファンモ
ータ3を配置し、このファンモータ3の一方の軸に室内
ファン2および左室外ファン(第1の室外ファン)7を
設け、他方の軸に右室外ファン(第2の室外ファン)1
0を設けている。なお、左右の室外ファン7,10に
は、吸い込み部が互いに対向したシロッコファン(多翼
ファン)を用いている。
【0012】室内側風回路は、室内熱交換器1,ファン
モータ3に連結された室内ファン2,室内ファンケース
4および室内吹き出し口5で構成されている。また、室
外側風回路は、室外熱交換器6,ファンモータ3に室内
ファン2を介して連結された左室外ファン7,左室外フ
ァンケース8および左室外吹き出し口9で構成された風
回路と、ファンモータ3に連結された右室外ファン1
0,右室外ファンケース11および右室外吹き出し口1
2で構成された風回路とからなる。
モータ3に連結された室内ファン2,室内ファンケース
4および室内吹き出し口5で構成されている。また、室
外側風回路は、室外熱交換器6,ファンモータ3に室内
ファン2を介して連結された左室外ファン7,左室外フ
ァンケース8および左室外吹き出し口9で構成された風
回路と、ファンモータ3に連結された右室外ファン1
0,右室外ファンケース11および右室外吹き出し口1
2で構成された風回路とからなる。
【0013】そして、冷凍サイクルは周知のように、圧
縮機13を具備し、室外熱交換器6と室内熱交換器1と
を配管(図示せず)で連結して構成している。以上のよ
うにこの実施例によれば、1つの両軸型のファンモータ
3の軸に、室内ファン2および左右の室外ファン7,1
0を設けることにより、奥行きを短くすることができ、
設置した場合、室外および室内に出っ張りが少なく、室
内スペースが広くなるとともにインテリア性を向上させ
ることができる。
縮機13を具備し、室外熱交換器6と室内熱交換器1と
を配管(図示せず)で連結して構成している。以上のよ
うにこの実施例によれば、1つの両軸型のファンモータ
3の軸に、室内ファン2および左右の室外ファン7,1
0を設けることにより、奥行きを短くすることができ、
設置した場合、室外および室内に出っ張りが少なく、室
内スペースが広くなるとともにインテリア性を向上させ
ることができる。
【0014】また、室外ファン7,10として、吸い込
み部が互いに対向したシロッコファンをファンモータ3
の両軸に設けることにより、モータ軸の長手方向に掛か
る力が相殺され、ファンモータ3のスラスト音を低減す
ることができ、騒音を小さくできる。
み部が互いに対向したシロッコファンをファンモータ3
の両軸に設けることにより、モータ軸の長手方向に掛か
る力が相殺され、ファンモータ3のスラスト音を低減す
ることができ、騒音を小さくできる。
【0015】
【発明の効果】この発明の一体型空気調和機は、モータ
軸が正面と平行になるように両軸型ファンモータを配置
し、この両軸型ファンモータの一方の軸に室内ファンお
よび第1の室外ファンを設け、他方の軸に第2の室外フ
ァンを設けたことにより、奥行きを短くすることがで
き、室内スペースが広くなるとともにインテリア性を向
上させることができる。
軸が正面と平行になるように両軸型ファンモータを配置
し、この両軸型ファンモータの一方の軸に室内ファンお
よび第1の室外ファンを設け、他方の軸に第2の室外フ
ァンを設けたことにより、奥行きを短くすることがで
き、室内スペースが広くなるとともにインテリア性を向
上させることができる。
【0016】また、第1の室外ファンおよび第2の室外
ファンとして、吸い込み部が互いに対向した多翼ファン
を用いたことにより、モータ軸の長手方向に掛かる力が
相殺され、モータのスラスト音を低減でき、低騒音化を
はかることができる。
ファンとして、吸い込み部が互いに対向した多翼ファン
を用いたことにより、モータ軸の長手方向に掛かる力が
相殺され、モータのスラスト音を低減でき、低騒音化を
はかることができる。
【図1】(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の正面の部分破断図、(b) はそれを天面から見た平面断
面図、(c) はその背面の部分破断図である。
の正面の部分破断図、(b) はそれを天面から見た平面断
面図、(c) はその背面の部分破断図である。
【図2】(a) は従来の一体型空気調和機の正面の部分破
断図、(b)はそれを天面から見た平面断面図、(c) はそ
の背面の部分破断図である。
断図、(b)はそれを天面から見た平面断面図、(c) はそ
の背面の部分破断図である。
【図3】従来の一体型空気調和機の設置例を示す図であ
る。
る。
2 室内ファン 3 ファンモータ 7 左室外ファン(第1の室外ファン) 10 右室外ファン(第2の室外ファン)
Claims (2)
- 【請求項1】 モータ軸が正面と平行になるように両軸
型ファンモータを配置し、この両軸型ファンモータの一
方の軸に室内ファンおよび第1の室外ファンを設け、他
方の軸に第2の室外ファンを設けた一体型空気調和機。 - 【請求項2】 第1の室外ファンおよび第2の室外ファ
ンとして、吸い込み部が互いに対向した多翼ファンを用
いたことを特徴とする請求項1記載の一体型空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199276A JP2933754B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 一体型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3199276A JP2933754B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 一体型空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544953A JPH0544953A (ja) | 1993-02-23 |
JP2933754B2 true JP2933754B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16405099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3199276A Expired - Fee Related JP2933754B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 一体型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933754B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102297539A (zh) * | 2011-06-20 | 2011-12-28 | 上海银洲机电科技有限公司 | 贯流式风扇制冷机组及装有贯流式风扇制冷机组的恒温柜 |
CN102359733B (zh) * | 2011-06-20 | 2013-11-27 | 上海银洲机电科技有限公司 | 一种装有平铺式制冷机组的恒温柜 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP3199276A patent/JP2933754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544953A (ja) | 1993-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |