JPH0135870Y2 - - Google Patents

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JPH0135870Y2
JPH0135870Y2 JP5683084U JP5683084U JPH0135870Y2 JP H0135870 Y2 JPH0135870 Y2 JP H0135870Y2 JP 5683084 U JP5683084 U JP 5683084U JP 5683084 U JP5683084 U JP 5683084U JP H0135870 Y2 JPH0135870 Y2 JP H0135870Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、コンクリート建築工事に於いて床、
天井等を構築する際に使用される仮設梁を、コン
クリート梁等を構築するための仮側型枠に支承さ
せる仮設梁用受金具の改良に関するものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、この種の仮設梁用受金具は、第3図に示
すように、略逆L字状の掛止鉤片30を仮側型枠
の上端縁に掛止させていたため、梁型枠内に掛止
鉤片30の先端部分が入り込み、これによつて構
築されたコンクリート梁等の表面には、掛止鉤片
30先端部分の窪みが形成されてしまい、この窪
みを後で充填補修しなければならなかつた。
〔考案の目的〕 そこで本考案は、従来存した如上の如き問題点
等を解消すべく案出されたもので、梁型枠内にそ
の一部が入り込まないように受金具を取付けでき
るようにして、コンクリート梁表面の充填補修を
行わなくて済むようにし、更に、受金具の取付け
作業が一層簡単且つ確実に行えるようにすること
等を目的とする。
〔考案の概要〕
しかして本考案は、前記目的を達成すべくコン
クリート梁等を構築するための仮側型枠に取付け
可能な支持体と、この支持体に固着されると共
に、その両側壁の楔挿通孔に挿通可能な楔体を介
して仮設梁を支承可能な保持体と、支持体に揺動
可能に取付けられると共に、仮側型枠を外側面側
から押圧する縦端太材を抱持可能な抱持体とから
成り、仮側型枠の上端部分に固定される桟木に載
置可能で且つ釘孔が穿設されているフラツトな掛
止片を、鉛直に配設される基鈑の上端縁に連設す
ると共に、仮側型枠側方に突出せしめたセパレー
ター等に係止可能な係止溝が切欠されている係止
足片を、基鈑の下端縁に連設して支持体を構成し
たことを要旨とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図について説明する
と次の通りである。
本考案に係る仮設梁用受金具は、コンクリート
梁を構築すべく所定の作業によつて構枠される梁
型枠の仮側型枠W1に掛止させる支持体1と、こ
の支持体1に固着されると共に、コンクリート
床、天井等を構築すべく敷設される仮天型枠W3
を支持するための仮設梁Bが楔体20を介して支
承可能となる保持体10と、支持体1に揺動可能
に取付けられ且つ仮側型枠W1を外側方から押え
付ける横端太材P3を仮側型枠W1側に押圧する
縦端太材P2が抱持可能となる抱持体15とから
成る。
前記支持体1は、鉛直方向に配設される矩形状
基鈑2の上端縁に、仮側型枠W1の上部に固着さ
れた桟木W2の上面に掛止されるフラツトな矩形
状掛止片3を、基鈑2に対して直交するよう連設
すると共に、基鈑2の下端縁に、仮側型枠W1外
側面側に突出するセパレーターP1の端部やコー
ンの止ネジ等に係止可能となるような係止溝6が
切欠されている係止足片4を連設し、更に、基鈑
2及び係止足片4の両側縁に、折曲片7を夫々連
設させて横断面溝形状となるように構成されてい
る。尚、掛止片3には釘孔5が穿設され、折曲片
7には抱持体15の軸ピン16が挿通可能な挿通
孔8が穿設されている。
保持体10は、下方が開放された溝形状に形成
され、その両側壁の適宜位置に楔体20が挿通可
能な楔挿通孔11,12が夫々穿設されている。
また、抱持体15は、略U字状に形成され、そ
の先端には、前記支持体1の挿通孔8に挿通可能
な軸ピン16が夫々固着されており、支持体1に
上下方向に揺動自在となるように取付けできる。
本考案は以上のように構成されており、次にそ
の使用について説明する。
先ず、仮側型枠W1上端部に固定されている桟
木W2の上面に掛止片3を載置して止釘21を釘
孔5に挿入させて桟木W2に打ち付けると共に、
係止足片4の係止溝6を、仮側型枠W1外側面側
に突出するセパレータP1の端部やコーンの止ネ
ジ等に係止せしめる。尚、仮側型枠W1は、セパ
レーターP1、フオームタイP4、横端太材P
3、縦端太材P2を介して押圧されている。
次に、セパレーターP1、フオームタイP4、
横端太材P3等を介して仮側型枠W1を押圧する
縦端太材P2の上端部分を抱持体15で抱持させ
て、受金具が取付けられる。そして、仮設梁B端
部を保持体10内にセツトすると共に、楔体20
を楔挿通孔11,12に挿入せしめて楔体20で
仮設梁Bを支持する。更に、仮設梁Bの上に仮天
型枠W3を載設してコンクリート型枠が構築され
る。
〔考案の効果〕
従つて、コンクリート梁等を構築するための仮
側型枠に取付け可能な支持体と、この支持体に固
着されると共に、その両側壁の楔挿通孔に挿通可
能な楔体を介して仮設梁を支承可能な保持体と、
支持体に揺動可能に取付けられると共に、仮側型
枠を外側面側から押圧する縦端太材を抱持可能な
抱持体とから成り、仮側型枠の上端部分に固定さ
れる桟木に載置可能で且つ釘孔が穿設されている
フラツトな掛止片を、鉛直に配設される基鈑の上
端縁に連設すると共に、仮側型枠側方に突出せし
めたセパレーター等に係止可能な係止溝が切欠さ
れている係止足片を、基鈑の下端縁に連設して支
持体を構成したので、梁型枠内に掛止片3が入り
込まず、コンクリート梁表面の仕上りが奇麗にな
ると共に、充填補修作業をしなくて済み、大変作
業能率の良いものとなる。また、釘孔5を設けた
ので、受金具を桟木W2に釘止めでき、受金具全
体が水平方向に移動するのを確実に阻止できる。
しかも、係止溝6を設けたので、セパレーターP
1の端部や、コーンの止ネジ等に受金具を確実且
つ容易に係止できると共に、係止足片4が仮側型
枠W1に当接するので、受金具自体の取付け状態
が極めて安定的なものとなる。
更に、抱持体15を設けたので、縦端太材P2
上端部分を確実に抱持でき、縦端太材P2の上端
部分を止めるフオームタイP4や座金等の節約が
できるようになると共に、横端太材P3を止める
フオームタイP4や座金等も節約でき、大変経済
的なものとなる。しかも、縦端太材P2を抱持す
ることにより、受金具自体の取付け状態がより安
定するようになる。
尚、基鈑2及び係止足片4の両側縁に、折曲片
7を夫々連設させて横断面溝形状となるように構
成することにより、受金具自体の強度及び剛性が
増し、破損や変形等が生じ難い堅牢なものとな
る。
以上説明したように本考案によれば、受金具の
一部が梁型枠内に入り込まなくて済むので、コン
クリート梁表面に窪みができず、その仕上りが奇
麗になると共に、充填補修作業が不要となり、作
業能率の向上に役立ち、また、受金具の取付け及
び仮設梁の支持が確実且つ容易に行え、しかも、
構成が簡単で堅牢となり、安価に提供できる等実
用上極めて優れた効果を奏するものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は分解
斜視図、第2図は使用状態を示す側断面図、第3
図は従来例の使用状態を示す側面図である。 1……支持体、2……基鈑、3……掛止片、4
……係止足片、5……釘孔、6……係止溝、7…
…折曲片、8……挿通孔、10……保持体、11
……楔挿通孔、12……楔挿通孔、15……抱持
体、16……軸ピン、20……楔体、21……止
釘、W1……仮側型枠、W2……桟木、W3……
仮天型枠、P1……セパレーター、P2……縦端
太材、P3……横端太材、P4……フオームタ
イ、B……仮設梁、C……コンクリート、30…
…掛止鉤片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート梁等を構築するための仮側型枠に
    取付け可能な支持体と、この支持体に固着される
    と共に、その両側壁の楔挿通孔に挿通可能な楔体
    を介して仮設梁を支承可能な保持体と、支持体に
    揺動可能に取付けられると共に、仮側型枠を外側
    面側から押圧する縦端太材を抱持可能な抱持体と
    から成り、仮側型枠の上端部分に固定される桟木
    に載置可能で且つ釘孔が穿設されているフラツト
    な掛止片を、鉛直に配設される基鈑の上端縁に連
    設すると共に、仮側型枠側方に突出せしめたセパ
    レーター等に係止可能な係止溝が切欠されている
    係止足片を、基鈑の下端縁に連設して支持体を構
    成したことを特徴とする仮設梁用受金具。
JP5683084U 1984-04-18 1984-04-18 仮設梁用受金具 Granted JPS60168754U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5683084U JPS60168754U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 仮設梁用受金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5683084U JPS60168754U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 仮設梁用受金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60168754U JPS60168754U (ja) 1985-11-08
JPH0135870Y2 true JPH0135870Y2 (ja) 1989-11-01

Family

ID=30580798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5683084U Granted JPS60168754U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 仮設梁用受金具

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JP (1) JPS60168754U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60168754U (ja) 1985-11-08

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