JPH0631009Y2 - 内装材の取付枠 - Google Patents

内装材の取付枠

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JPH0631009Y2
JPH0631009Y2 JP13435188U JP13435188U JPH0631009Y2 JP H0631009 Y2 JPH0631009 Y2 JP H0631009Y2 JP 13435188 U JP13435188 U JP 13435188U JP 13435188 U JP13435188 U JP 13435188U JP H0631009 Y2 JPH0631009 Y2 JP H0631009Y2
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武義 宮原
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武義 宮原
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物の壁材等の内装材を取付ける取付枠に関
する。
〔従来の技術〕
例えば、PC、RC造などの建物の内装は、コンクリー
ト下地の屋内側に内装材として壁板などを取付けている
が、この内装材を取付けるには、従来、コンクリート下
地面に合板や石膏ボード等の壁材を直接取付けたり、例
えば第6図に示すように、コンクリート21面に多数本の
角棒状の胴縁22を適宜間隔で縦横の格子状に取付け、こ
の胴縁22に壁材23を取付けており、あるいは、ロックウ
ールやガラス繊維などの断熱材や遮音材を使用する場合
には、断熱材24はこの胴縁22でコンクリート21側に押さ
え付けるようにしてコンクリート21と壁材23との間に介
在させている。
〔考案が解決しようとする課題〕
壁材をコンクリート面に直接取付ける場合は、断熱性や
遮音性に欠けるおそれがあり、また、胴縁を使用する場
合は、胴縁の取付けは多数本の胴縁を1本ずつ縦横方向
に格子状にコンクリート面に取付ける作業となって時間
と労力を要し、また、断熱材を使用する場合も断熱材は
1本ずつの胴縁で部分的に押さえられながら徐々に取付
けられていくこととなるので作業能率がよくなかった。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、内装材を
コンクリート面に直接取付けずにすんで断熱性や遮音性
を確保でき、しかもコンクリート前面に簡単かつ確実に
形成できて作業能率の向上を図ることができ、断熱材等
の取付けも簡単に行える内装材の取付枠を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、連結ピンの挿通孔を
穿設した複数の枠体を前記挿通孔を合致させて並べ、U
字形に彎曲させ両端部を外側に折曲げた連結ピンを彎曲
部が挿通孔外に突出するよう前記挿通孔に挿入し、この
彎曲部内に固定用のくさび形のピンを挿入して枠体相互
を連結ピンで結合することを要旨とするものである。
〔作用〕
内装材を取付ける部材を枠体で形成したのでコンクリー
ト下地への取付けが容易となり、しかも内装材とコンク
リート下地との間にはこの枠体が介在するので空気層が
形成されて断熱性、遮音性が確保できる。また、枠体相
互の連結は、略U字形に彎曲させた連結ピンを挿通孔に
挿入して該連結ピンの彎曲部内に固定用のくさび形のピ
ンを挿入することで簡単かつ確実に行え、かつ、くさび
形のピンが連結ピンの抜け出しを阻止する。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の内装材の取付枠の実施例を示す分解斜
視図を示し、本考案の取付枠は枠体Aとこの枠体Aを相
互に結合する結合部材Bとで構成される。
枠体Aは一例として木製または鋼製の長方形の枠組1の
内側に適宜間隔で横桟2を設けたもので、枠組1を構成
する縦枠1aには上下方向に適宜間隔で次に述べる結合
部材Bを構成する連結ピンの挿通孔3を穿設してある。
結合部材Bは、連結ピン4と固定ピン5とで構成され、
連結ピン4は金属または合成樹脂製の細長偏平部材を略
U字形に彎曲させて彎曲部4bを形成するとともに両端
部をさらに外側にほぼ直角に折曲げて係止部4aに形成
してある。
固定ピン5も連結ピン3と同様、金属または合成樹脂製
の偏平部材をくさび形に形成したもので、テーパー面は
鋸歯状の凹凸面5aに形成した。
以上のようにして構成される枠体Aを連結する方法を次
に説明すると、枠体A及び結合部材Bを複数個用意し、
第2図に示すように枠体A,Aを相互に挿通孔3,3位
置を合致させて横に並べ、挿通孔3,3に連結ピン4を
彎曲部4b側から挿入し、この彎曲部4bを挿通孔3,
3外に突出させる。
そして、この突出した彎曲部4bの内部に固定ピン5を
上方から挿入する。この時、テーパー面の凹凸部5aを
彎曲部4bの内壁に沿わせるようにして固定ピン5を打
込めば、凹凸部5aが彎曲部4bに係止しながら第4図
に示すように連結ピン4を長さ方向に押し広げるので、
彎曲部4bは偏平になり、固定ピン5の凹凸部5aが彎
曲部4bの先端に、凹凸部5aと反対側の垂直面が縦枠
1aにとそれぞれ押圧された状態で固定ピン5は彎曲部
4b内に固定され、抜け出ることはない。
また、この状態で、連結ピン4の係止部4aは、固定ピ
ン5を彎曲部4b内に打込む際に縦枠1a側に引寄せら
れるので、該縦枠1aに圧接されている。
このようにして係止部4aが縦枠1aに圧接し、また彎
曲部4b内にくさび形の固定ピン5が打込まれること
で、連結ピン4が縦枠1a,1aに固定され、両枠組
1,1を連結し、取付枠が形成される。
そして、かかる取付枠をコンクリート面に取付け、その
前面に第2図に示すように内装材6を取付ける。この場
合、断熱材24や遮音材は枠組1内に収納すれば、該枠
組1と横桟2とで支承される。
なお、連結ピン4を挿入する挿通孔3の孔形状としては
前記実施例では特に限定はしなかったが、連結ピン4が
細長偏平の部材で形成されていることから、孔形状とし
てはこれを角孔とした方が、連結ピン4の外形形状と孔
形状とが合致し連結ピン4が孔内で回ることがなくしっ
かりと固定できる。
また、固定ピン5についても、前記実施例ではテーパー
面を鋸歯状の凹凸面に形成したが、必ずしも凹凸面にす
る必要はなく、第5図に示すように平滑な面であっても
くさび効果は得られる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の内装材の取付枠は、枠体をコ
ンクリート面に取付ければよいので従来のように胴縁を
1本ずつ取付ける必要がなく取付作業が簡単に行え作業
能率が向上する。
また、内装材をコンクリート面に直接取付けずにすむの
で、ここに空気層が形成されて断熱性や遮音性を確保す
ることができ、断熱材や遮音材を使用する場合でもその
取付けも簡単に行える。
さらに、枠組相互の連結も連結ピンにくさび形の固定ピ
ンを打込むだけでよいので容易かつ確実に行えて作業性
のよいものであり、くさびを抜くことにより解体も簡単
で、引越し等の運搬も便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の内装材の取付枠の実施例を示す分解斜
視図、第2図は連結状態を示す斜視図、第3図は同上要
部の斜視図、第4図は同上横断平面図、第5図は固定ピ
ンの他の例を示す正面図、第6図は従来の内装材の取付
状態を示す一部切欠いた斜視図である。 1……枠組、1a……縦枠 2……横桟、3……挿通孔 4……連結ピン、4a……係止部 4b……彎曲部、5……固定ピン 5a……凹凸面、6……内装材 A……枠体、B……結合部材 21……コンクリート、22……胴縁 23……壁材、24……断熱材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/08 Z 9127−2E F16B 2/14 A 7127−3J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結ピンの挿通孔を穿設した複数の枠体を
    前記挿通孔を合致させて並べ、U字形に彎曲させ両端部
    を外側に折曲げた連結ピンを彎曲部が挿通孔外に突出す
    るよう前記挿通孔に挿入し、この彎曲部内に固定用のく
    さび形のピンを挿入して枠体相互を連結ピンで結合した
    ことを特徴とする内装材の取付枠。
JP13435188U 1988-10-14 1988-10-14 内装材の取付枠 Expired - Lifetime JPH0631009Y2 (ja)

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JP13435188U JPH0631009Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 内装材の取付枠

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JP13435188U JPH0631009Y2 (ja) 1988-10-14 1988-10-14 内装材の取付枠

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JPH0256238U JPH0256238U (ja) 1990-04-24
JPH0631009Y2 true JPH0631009Y2 (ja) 1994-08-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372011A (ja) * 2001-06-12 2002-12-26 Mitsui Miike Mach Co Ltd くさびを用いた板材の固定具

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JPH0256238U (ja) 1990-04-24

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