JPH0135339Y2 - - Google Patents

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JPH0135339Y2
JPH0135339Y2 JP1983003601U JP360183U JPH0135339Y2 JP H0135339 Y2 JPH0135339 Y2 JP H0135339Y2 JP 1983003601 U JP1983003601 U JP 1983003601U JP 360183 U JP360183 U JP 360183U JP H0135339 Y2 JPH0135339 Y2 JP H0135339Y2
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S358/907Track skippers, i.e. "groove skippers"

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転記録媒体の再生装置に係り、特に
良好な静止画再生とノーマル再生とを選択的に行
ない得る円盤状回転記録媒体(以下「デイスク」
という)をノーマル再生するに際し、再生信号の
一部欠落が生じても正確にノーマル再生すること
ができる再生装置に関する。
従来技術 一般に映像信号及び音声信号が幾何学的形状の
変化として記録されるデイスクは、デイスクの実
用上の直径、良好なS/N比を得るためのピツク
アツプ再生素子とデイスクとの相対線速度等の制
約の下で記録容量を大とするため、デイスク1回
転当りのトラツク(以下「1本のトラツク」とい
う)には複数フイールド宛の映像信号が記録され
る。このデイスクの静止画再生時には1本のトラ
ツクを繰り返し再生するから、完全に静止した再
生画像を得るためには、1本のトラツクに同一フ
イールド又は映画フイルムの同一コマの映像信号
を繰り返して記録すればよい。また、このような
1本のトラツク宛同一フイールドの映像信号等が
記録されているデイスクから時間軸のずれのない
ノーマル再生画像を得るためには、公知のプルダ
ウン方式に基づく再生を行なえば良いが、そのと
きのピツクアツプ再生素子の走査軌跡は記録映像
信号の信号源に応じて異なるから、ピツクアツプ
再生素子に所要の走査軌跡を一義的に描かせる必
要がある。
そこで、本出願人は先に特願昭56−16399号〜
特願昭56−164002号により、1本のトラツク宛少
なくとも1個所の垂直帰線消去期間記録部分内に
ピツクアツプ再生素子のそのトラツクにおける強
制的なトラツク変更位置を指示するためのトラツ
ク変更用アドレス信号が記録されたデイスク及び
その再生装置を提案した。かかる本出願人の提案
になるデイスクを再生した場合は、デイスクの既
記録映像信号の信号源が各種混在していても夫々
に対応した所定の走査軌跡をピツクアツプ再生素
子に描かせることができるからノーマル再生画像
を好適に得ることができ、またデイスクにノーマ
ル再生でのみ再生される映像情報が記録されたト
ラツクと、静止画再生とノーマル再生のうちいず
れか一方で任意に選択的に再生される映像情報が
記録されたトラツクとが時系列的に記録されてい
た場合も、再生装置側で自動的に判別して良好な
動きのノーマル再生画像だけを得ることができる
等の優れた特長を有するものである。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、上記の本出願人の提案になるデイス
クの再生装置は、ノーマル再生時はトラツク変更
用アドレス信号を弁別してピツクアツプ再生素子
の再生トラツクの強制的変更を行なうようにして
いるから、ドロツプアウト等により上記トラツク
変更用アドレス信号が再生できなかつたときはピ
ツクアツプ再生素子を所定の位置でトラツク変更
できず、このためノーマル再生時のピツクアツプ
再生素子の走査軌跡に従つて記録されている音声
信号が予め定めた順序でつながらないという問題
点や、ノーマル再生画像の動きに若干の不自然さ
がみられる等の問題点があつた。
そこで、本考案はピツクアツプ再生素子のノー
マル再生時の走査軌跡の周期性又は規則性に則つ
てピツクアツプ再生素子の強制的なトラツク変更
を行なうようにした回転記録媒体の再生装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案は、1回転宛のトラツクに同一単位の映
像信号が繰り返して計複数フイールド期間記録さ
れると共に、上記トラツクの少なくとも1個所
に、かつ、各トラツクを通して一定周期でピツク
アツプ再生素子の強制的なトラツク変更の有無、
変更方向及び変更位置を指示させるためのトラツ
ク変更用アドレス信号が記録されている回転記録
媒体を回転して、該回転記録媒体の既記録信号を
該ピツクアツプ再生素子により再生する装置であ
つて、該トラツク変更用アドレス信号の指示に従
つて該ピツクアツプ再生素子を走査させる再生時
に、該ピツクアツプ再生素子の再生信号中から該
トラツク変更用アドレス信号が一定周期で再生さ
れるか否かを検出する手段と、該トラツク変更用
アドレス信号が一定周期で再生されたときは再生
された該トラツク変更用アドレス信号の値又はそ
れに関連したフラグを記憶する手段と、該検出手
段により該トラツク変更用アドレス信号が該一定
周期で再生されることを検出したときは該再生ト
ラツク変更用アドレス信号の値に基づいて、該一
定周期で再生されないことを検出したときは該記
憶手段に記憶された一又は二以上の値に基づいて
該ピツクアツプ再生素子を所定のトラツク位置で
強制的にトラツク変更させるための制御信号を発
生する手段とより、該ピツクアツプ再生素子をそ
れ以前の走査軌跡と同じ周期性の軌跡を描くよう
に走査させて再生を行なうよう構成したものであ
り、以下その各実施例について図面と共に説明す
る。
実施例 第1図は本考案装置で再生すべきデイスクのト
ラツクパターンの概略の一例を示す図で、デイス
ク1は螺旋状のトラツクTで映像信号及び音声信
号よりなる主要情報信号が被周波数変調波信号と
されてその情報内容に応じてピツトを形成されて
記録されている。第1図に実線で示す1本の連続
する螺旋状トラツクTのうちデイスク1の各回転
分に相当するトラツクをt1,t2,t3,…として示
す。各トラツクは平坦面に主要情報信号のピツト
を形成されてなり、針案内溝は形成されていな
い。一のトラツクにつき、1水平走査期間(1H)
毎に水平帰線消去期間相当位置に、その長手方向
上両側に夫々第1の参照信号fp1のピツト、第2
の参照信号fp2のピツトを形成されている。
そして、相隣るトラツクの中心線間の中間位置
には上記参照信号fp1,fp2のピツトのうちいずれ
か一方のみが形成されており、しかも一のトラツ
クに対し参照信号fp1,fp2が記録される側はトラ
ツク毎に入れかわる。即ち第1図中、参照信号
fp1のトラツクは破線で、参照信号fp2のトラツク
は一点鎖線で示してある。v1,v2,v3,…は各フ
イールドの垂直同期信号の位置を示す。また、各
トラツクt1,t2,t3,…の始端位置、即ち参照信
号fp1とfp2とが切り換わる位置v1,v5,v4,…に
は第3の参照信号fp3が例えば3H期間記録されて
いる。
またデイスク1はその1回転期間が映像信号の
例えば4フイールド期間に等しく、垂直帰線消去
期間が第1図にa,b,c及びdに示す範囲内の
トラツクt1,t2,t3,…に記録されており、後述
する各種アドレス信号もこの垂直帰線消去期間内
に記録される。
またデイスク1の各トラツクt1,t2,t3,…の
各4個所の垂直帰線消去期間記録部分a〜dのう
ち、b,c及びdで示す3個所の垂直帰線消去期
間記録部分内に白四角印で示す如く、チヤプタ用
アドレス信号Acとタイム用アドレス信号ATとが
夫々時系列的に記録されており、また垂直帰線消
去期間記録部分a内には斜線を付して四角印で示
す如く、トラツク変更用アドレス信号AKが上記
アドレス信号AC及びATに代えて記録されている。
すなわち、トラツク変更用アドレス信号AKはデ
イスク1の1回転周期の垂直帰線消去期間記録部
分aに記録されている。
第2図Aは主としてデイスクの同一記録面にお
ける記録プログラムの順番を示す全29ビツトのチ
ヤプタ用アドレス信号ACの構成を模式的に示し
ており、SYNCで示す4ビツトの同期コード2、
2ビツトのライン識別コード3、2ビツトの音声
識別コード4、8ビツトのチヤプタ番号識別コー
ド5、12ビツトの時間識別コード6及び1ビツト
のパリテイビツト7とからなる。このチヤプタ用
アドレス信号ACは記録映像信号がNTSC方式の
場合は、水平走査線番号17と280の各水平走査
期間(すなわち、奇数、偶数の各フイールド共に
垂直同期パルスの後の等化パルスの後、8個目の
水平同期信号入来時点より1水平走査期間)に重
畳されて伝送される。
同期コード2は16進法で「C」の値を示す2進
数「1100」であり、ライン識別コード3はチヤプ
タ用アドレス信号ACの伝送ラインを識別させる
コードであり、また音声識別コード4は記録音声
信号の種別(例えばステレオ、モノラル、バイリ
ンガル等)を示すコードである。更にチヤプタ番
号識別コード5は記録プログラムの順番を示すコ
ードで、例えば最大99番までのチヤプタ番号を示
すことができる。また時間識別コード6はチヤプ
タ番号識別コード5で示される各チヤプタ番号の
記録プログラムの各頭初位置からのトラツク位置
を秒単位の時間で示すコードで、ローカルアドレ
スと呼称され、0秒から最大4095(=212−1)秒
まで表わすことができる。
一方、第2図Bは主としてデイスクのプログラ
ム記録区間の最初の記録プログラムの頭初位置か
らの時間でトラツク位置を示す全29ビツトのタイ
ム用アドレス信号ATの構成を模式的に示してお
り、4ビツトの同期コード8、2ビツトのライン
識別コード9、2ビツトの音声識別コード10、
16ビツトの時間識別コード11、4ビツトのトラ
ツク識別コード12及び1ビツトのパリテイビツ
ト13とからなる。このタイム用アドレス信号
ATは、チヤプタ用アドレス信号ACの伝送期間の
次の1水平走査期間(水平走査線番号18,28
1)に伝送される。ライン識別コード9はこの伝
送期間を示しており、また同期コード8と音声識
別コード10とは夫々同期コード2と音声識別コ
ード4と同一内容となつている。また時間識別コ
ード11は全記録プログラムの最初の記録位置か
らのノーマル再生時の時間を示し、0分0秒から
最大59分59秒まで示すことができる。またトラツ
ク識別コード12は1秒間で再生されるトラツク
の番号を識別させるコードである。これは、例え
ばフイールド周波数60Hzの映像信号を音声信号と
共に再生すべきデイスクでは、1秒間に15回転せ
しめられて再生が行なわれるので、同じ1秒間に
15本のトラツクのうち何本目のトラツクを再生し
ているかを識別させる必要があるからである。た
だし、後記する如く1トラツクおき毎に再生され
るデイスクの場合、トラツク識別コード12はデ
イスク回転数が900rpmのときは30トラツク毎に
「0」〜「14」の値をとり、750rpmのときは24ト
ラツクで「0」〜「11」、次の26トラツクで「0」
〜「12」の値をとる。
また、前記したトラツク変更用アドレス信号
(以下「キツク用アドレス信号」ともいう)AK
構成は第3図に示す如き構成とされており、第3
の参照信号fp3が伝送される垂直帰線消去期間内
の例えばNTSC方式の場合は水平走査線番号1
7,280の1水平走査期間に伝送される第1の
キツク用アドレス信号と、水平走査線番号18,
281の1水平走査期間に伝送される第2のキツ
ク用アドレス信号とがあるが、いずれもコード内
容が異なるのみであつて第3図に示す如き構成と
されている。
第3図に示すように、キツク用アドレス信号
AKは全29ビツトで構成され、4ビツトの同期コ
ード14、2ビツトのライン識別コード15、2
ビツトの音声識別コード16、8ビツトのうち上
位4ビツトが17aで、下位4ビツトが17bで示さ
れるデイスク識別コード、4ビツトのキツク有無
指示コード18、4ビツトのキツク方向指示コー
ド19、4ビツトのトラツク番号コード20及び
1ビツトのパリテイビツト21とよりなる。
同期コード14は前記同期コード2,8と同一
の値(16進法で「C」)であり、またデイスク識
別コード17a及び17bは夫々16進法の「A」
の値とされている。更にキツク有無指示コード1
8はピツクアツプ再生素子をして1トラツクピツ
チ分の強制的なトラツク変更(以下これを「キツ
ク」という)を垂直帰線消去期間内で行なわせる
か否かを指示するコードで、ビツトの値が「1」
のときキツク「有」、「0」のときキツク「無」と
し、更に4ビツトの各ビツトがMSBよりLSB方
向へ順に垂直帰線消去期間記録部分b,c,d,
aの位置でのキツクの有無を指示する。
更に、キツク方向指示コード19はキツク方向
を指示するコードで、4ビツトの各ビツトが
MSBよりLSB方向へ順に垂直帰線消去期間記録
部分b,c,d,aの位置でのキツク方向を指示
し、ビツトの値が「1」のとき順方向(ここでは
内周方向)、「0」のとき逆方向(ここでは外周方
向)へのキツクを指示し、キツク有無指示コード
18の対応するビツトの値が「0」のときは
「0」とされる。また更にトラツク番号コード2
0はキツク状態に応じて16進法で「0」〜「3」
の値をとり、1トラツクおき毎にノーマル再生さ
れるデイスクの場合は、ノーマル再生されるべき
トラツクは「0」、次のトラツクは「1」の値と
なり、16進法で「0」又は「1」の値を1トラツ
ク毎に交互にとる。
上記のキツク有無指示コード18、キツク方向
指示コード19及びトラツク番号コード20の各
値は、デイスク1に記録される映像信号の信号源
やフイールド周波数などに関連して異なる。これ
は、完全な静止画像を得るために、同一単位の映
像信号を1本のトラツクに記録した場合、時間ず
れのないノーマル再生画像を得るためのピツクア
ツプ再生素子の走査軌跡が後述する如く異なるた
めであり、例えば1秒間24コマ又は30コマの映画
フイルムからの映像信号をフイールド周波数50Hz
又は60Hzの映像信号として再生するデイスクの場
合は、キツク用アドレス信号AKの値は第4図A,
Bに示す如くに選定され、他方、1秒間24コマの
映画フイルムからの映像信号をフイールド周波数
60Hzの映像信号として再生するデイスクの場合
は、キツク用アドレス信号AKの値は第5図A〜
Hに示す如く8種類のアドレス信号AK1〜AK8
いずれかの値に選定される。なお、第4図A,B
及び第5図A〜H中、前記コード15及び16か
らなる4ビツトの16進法での値は、同一トラツク
の垂直帰線消去期間記録部分a内の特定の2H期
間に時系列的に記録されるキツク用アドレス信号
のうち、最初のH期間に記録されるキツク用アド
レス信号が「C」であり、次のH期間に記録され
るキツク用アドレス信号が「8」であることを示
している。
次に、デイスク1に記録される映像信号及び音
声信号につき簡単に説明するに、1秒間24コマ又
は30コマの映画フイルムからの映像信号は、垂直
帰線消去期間記録部分aを始点とする1本のトラ
ツクには、同一コマの映像信号が計4回繰り返し
て記録される(なお、一コマの映像信号はデイス
ク1/4回転期間に記録される。)。またVTR等の映
像信号源よりのフイールド周波数50Hz又は60Hzの
映像信号の場合は同一フイールドの映像信号が4
フイールド繰り返して記録される。更に、デイス
クの外周側より内周側への各トラツクには、上記
映画フイルムやVTR等の映像信号源からの映像
信号が画像情報を落すことなく順次に記録され
る。
他方、音声信号は1/2フイールド又は1フイー
ルド毎に分割され、それらの各分割音声信号がノ
ーマル再生時のピツクアツプ再生素子の走査軌跡
に従つて配列記録される。
次に上記のデイスクを再生する本考案装置につ
き説明するに、第6図は本考案装置の概略の一実
施例のブロツク系統図を示す。同図中、デイスク
21は前記したように、第1図に示すトラツクパ
ターンを有するデイスクで、ターンテーブル上に
載置せしめられてモータ(いずれも図示せず)に
よりターンテーブルと共に図中Y方向へ高速で同
期回転せしめられる。ここで、デイスク21の回
転数は、デイスク21に1秒間24コマの映画フイ
ルムからのカラー映像信号が記録されており、こ
れをフイールド周波数50Hzで再生する場合は
750rpmで、他方、1秒間24コマ又は30コマの映
画フイルムからのカラー映像信号などが記録され
ており、これをフイールド周波数60Hzで再生する
場合は900rpmに選定される。デイスク21の上
記回転によりデイスク21の盤面上をピツクアツ
プ再生素子の一例である再生針22が摺動走査す
る。
再生針22はカンチレバー23の一端に固着さ
れており、カンチレバー23の他端の基部側には
永久磁石24が固定されている。カンチレバー2
3の永久磁石24が固定された部分は、再生装置
に固定されたトラツキングコイル25とジツタ補
正用コイル26により囲繞されている。ジツタ補
正用コイル26は左右のコイル部が夫々同相に巻
回されているため、入力端子27よりのジツタ補
正信号の極性に応じて永久磁石24に対して同時
に吸引、又は反発となつて働くため、カンチレバ
ー23はデイスク21のトラツク接線方向(X方
向)に直動して、デイスク21の面振れ、あるい
は偏芯によつて生ずるジツタを補正する。またト
ラツキングコイル25は永久磁石24の磁界方向
に対して垂直な方向に磁界を発生せしめ、トラツ
キング回路43よりのトラツキング誤差信号の極
性に応じてカンチレバー23を図中Z方向(トラ
ツク幅方向)上いずれか一方向へ、かつ、その大
きさに応じた変位量で変位させる。
再生針22の後端面に蒸着固定された電極とデ
イスク21との間に形成される静電容量が断続す
るピツト列に応じて変化することに応動して共振
周波数が変化する共振回路と、この共振回路に一
定周波数を印加する回路と、共振回路よりの上記
静電容量の変化に応じて振幅が変化する高周波信
号を振幅検波する回路と、この振幅検波された高
周波信号(再生信号)を前置増幅する回路とより
なるピツクアツプ回路28より取り出された高周
波の再生信号は、復調回路29に供給され、ここ
で主トラツクの主要情報信号(ここでは映像信号
及び音声信号)が夫々復調されて出力端子33よ
り出力される一方、一部が分岐されてfp3検出器
30、帯域フイルタ31及び32に夫々供給され
る。
fp3検出器30は前記第3の参照信号fp3を再生
信号中より周波数選択し、かつ、これに位相同期
したfp3検出信号を生成してスイツチングパルス
発生器39に印加する。また帯域フイルタ31は
再生信号中から前記第1の参照信号fp1を周波数
選択してスイツチング回路34の第1の入力端子
の印加し、他方、帯域フイルタ32は再生信号中
から前記第2の参照信号fp2を周波数選択してス
イツチング回路34の第2の入力端子に印加す
る。スイツチング回路34はスイツチングパルス
発生器39よりのスイツチングパルスによりスイ
ツチングせしめられ、例えばスイツチングパルス
がハイレベルの期間は帯域フイルタ31,32の
各出力端を検波回路40,41の各出力端の各別
に接続し、他方、ローレベルの期間は帯域フイル
タ31,32の各出力端を検波回路41,40の
各入力端に各別に接続せしめられる。
スイツチングパルス発生器39よりのスイツチ
ングパルスは、fp3検出器30からの検出信号又
は後述するキツクパルス発生器38からのキツク
パルス(ただし、fp3再生期間中に入来したキツ
クパルスを除く。)が入来した時に極性が反転せ
しめられる。このようにして、検波回路40から
は再生すべき主トラツクの外周側の副トラツクか
ら再生された参照信号の包絡線検波出力が取り出
され、かつ、検波回路41からは内周側の副トラ
ツクから再生された参照信号の包絡線検波出力が
取り出され、次段の差動増幅器42に印加され
る。差動増幅器42からはトラツクずれ方向に応
じた極性で、かつ、トラツクずれ量に応じたレベ
ルを有するトラツキング誤差信号が取り出され、
このトラツキング誤差信号は駆動回路等を含むト
ラツキング回路43で所望の駆動電力に変換され
た後トラツキングコイル25に印加され、これに
より再生針22をデイスク21の半径方向上トラ
ツクずれを補正する方向及び変位量で変位させ
る。
また、図示は省略したが、再生針22を含むピ
ツクアツプ装置がデイスク半径方向上フイードモ
ータによりフイード送りされ、リニアトラツキン
グを行なう。
また復調回路29により復調された主要情報信
号は、出力端子33より公知のカラー映像信号再
生系及び音声信号再生系(いずれも図示せず)に
夫々供給されて標準テレビジヨン方式の再生カラ
ー映像信号と2チヤンネルの再生音声信号とに
夫々変換された後、モニター用テレビジヨン受像
機(図示せず)へ出力される。
かかる本出願人の提案になるデイスク再生装置
において、本考案になるデイスク再生装置には、
キツク用アドレス信号再生回路35等からなる再
生針22のキツク制御系が更に設けられている。
すなわち、第6図において、復調回路29より取
り出された主要情報信号は出力端子33より出力
される一方、キツク用アドレス信号再生回路35
に供給される。キツク用アドレス信号再生回路3
5は、前記キツク用アドレス信号を検波再生し、
これをマイクロコンピユータ36に供給する。マ
イクロコンピユータ36はキツクの有無、キツク
方向を前記コード18,19の値により判別し、
キツク「有」の場合は例えばキツク方向に応じた
極性の検波信号を出力する。
ここで、入力端子44には使用者の意図する再
生モードがノーマル再生モードであるときにの
み、キツク用アドレス信号再生回路35を動作さ
せる信号が入来し、それ以外の再生モードのとき
は上記回路35を不動作とする信号が入来する。
ただし、スチルモーシヨン再生モード時には、マ
イクロコンピユータ36は入力端子44より上記
回路35を通して供給される信号等に基づき、デ
イスク21の1回転周期毎にキツクパルスをキツ
クパルス発生器38より出力させる制御信号を発
生する。またマイクロコンピユータ36とメモリ
37とにより、ノーマル再生時には、所要の走査
軌跡を再生針22に描かせるための制御信号が生
成され、マイクロコンピユータ36よりキツクパ
ルス発生器38へ制御信号が出力される。
次に本考案装置のノーマル再生モード時の動作
につき説明するに、このモード時にはキツク用ア
ドレス信号が弁別再生されてマイクロコンピユー
タ36に印加される。ここで、いまデイスク21
に1秒間24コマの映画フイルムからの映像信号が
記録されており、これをフイールド周波数50Hzで
再生する場合、又は1秒間30コマの映画フイルム
からの映像信号が記録されており、これをフイー
ルド周波数60Hzで再生する場合は、第1図に示し
た1回転宛1個所の垂直帰線消去期間記録部分a
内から再生されるキツク用アドレス信号AKが通
常は第4図Aに示す値で記録されているトラツク
を再生するようにされており、そのキツク有無指
示コード18の値が同図Aに示すように16進法の
「4」、すなわち2進数では「0100」の値であり、
そのMSBから2番目のビツトの値のみが「1」
であるから、垂直帰線消去期間記録部分c内での
みキツクが行なわれる。また、キツク方向指示コ
ード16の値も第4図Aに示す如く16進法の
「4」であるから、上記の垂直帰線消去期間記録
部分c内でのキツクの方向は順方向(ここでは内
周方向)であることを示している。従つて、上記
のデイスクからノーマル再生画像を得る場合に
は、再生針22は第7図に実線で示す如く、1ト
ラツクおき毎に走査する走査軌跡を描くように制
御される。
また、1秒間24コマの映画フイルムからの映像
信号が記録されているデイスクをフイールド周波
数60Hzの映像信号として再生する場合は、そのデ
イスクには第5図A〜Hに示すキツク用アドレス
信号AK1〜AK8が、垂直帰線消去期間記録部分a
内に順次巡回的に8トラツク周期で記録されてい
る(すなわち、或る1本のトラツクにはAK1、次
の1本のトラツクにはAK2、更に次の1本のトラ
ツクにはAK3というように8トラツク周期で記録
されている。)。ここで、キツク用アドレス信号
AK1は第5図Aに示す如く、コード18が16進法
の「5」の値、コード19が16進法の「4」の値
に選定される。この16進法の「5」の値は2進数
では「0101」であり、第2ビツトと第4ビツト
(LSB)とが夫々「1」であるから、垂直帰線消
去期間記録部分c及びaで夫々キツクすることを
コード18は示しており、またコード19の
「4」の値は2進数で「0100」であるから、上記
記録部分cでは順方向に、かつ、aでは逆方向に
キツクすることを示している。また上記キツク用
アドレス信号AK1の次のトラツクに記録されるキ
ツク用アドレス信号AK2の上記コード18は第5
図Bに示す如く「B」、上記コード19は「A」
であるから、垂直帰線消去期間記録部分b,dで
夫々順方向にキツクし、垂直帰線消去期間記録部
分aで逆方向にキツクすることを示している。
以下上記の説明より明らかに類推できるよう
に、第5図Cに示されるキツク用アドレス信号
AK3及び同図Fに示されるAK6は夫々前記垂直帰
線消去期間記録部分d,aで夫々順方向、逆方向
にキツクすることを示し、同図Dに示されるキツ
ク用アドレス信号AK4は垂直帰線消去期間記録部
分cで順方向にキツクすることを示し、同図E,
Hに夫々示されるキツク用アドレス信号AK5
AK8はいずれもデイスク1回転宛キツクを行なわ
ず、更に同図Gに示されるキツク用アドレス信号
AK7は垂直帰線消去期間記録部分bで順方向にキ
ツクすることを示している。このようにキツク用
アドレス信号AK1〜AK8の各コード18,19の
値が選定されているので、このキツク用アドレス
信号AK1〜AK8の値に基づいて再生を行なうノー
マル再生時には、再生針22は第8図に実線で示
す如き走査軌跡を描くように強制的にトラツク変
更を行なわれる。なお、キツク用アドレス信号
AKは記録部分a内でのキツクが行なわれた後に
再生される位置に記録されている。
第7図及び第8図からわかるように、再生針2
2のノーマル再生時の走査軌跡は周期的であり、
走査軌跡の予測がつく。そこで、マイクロコンピ
ユータ36は第9図に示す如き構成により、第1
0図又は第11図に示す如きフローチヤートに従
つた動作を行なつて上記走査軌跡の周期性を記憶
し、キツク用アドレス信号AKが何らかの原因に
よつて再生されなくとも、され以前の走査軌跡と
同じ周期性の走査軌跡を描かせるための制御信号
を発生してキツクパルス発生器38へ出力する。
第9図に示すように、マイクロコンピユータ36
は再生キツク用アドレス信号AKのエラー検出手
段45と制御信号発生手段46とよりなり、エラ
ー検出手段45により参照信号fp3又はアドレス
信号AKがデイスク21の1回転周期毎に入来さ
れるときは再生アドレス信号AKにエラーが無い
ものと判断して後述する所定の動作を行ない、そ
れ以外のときはエラーが有ると判断をする。また
制御信号発生手段46は、エラーが無いときは再
生アドレス信号AKのコード18,19の値に応
じた極性及びタイミングでキツクパルスを発生さ
せるための制御信号を出力し、エラーが有るとき
はメモリ37から読み出した値に基づいて生成し
た制御信号を出力する。
第10図は本考案装置の要部の動作の第1実施
例のフローチヤートを示す。本実施例はノーマル
再生時の再生針22の走査軌跡を予測されるパタ
ーンで行なう場合であり、マイクロコンピユータ
36は第10図に示す手順で動作を行なう。第1
0図において、ステツプ51,52,53及び5
4が前記エラー検出手段45に相当し、ステツプ
55,56及び57が前記制御信号発生手段46
に相当する。
マイクロコンピユータ36はまず、ステツプ5
4でキツク用アドレス信号AKを前記再生回路3
5より入来され、ステツプ51でそれがデイスク
21の1回転周期毎に入力されるか否かの判断を
行ない、デイスク21の1回転周期毎に入力され
る場合はエラーが無いと判断してステツプ52に
より再生アドレス信号中の前記コード18及び1
9の各値を解読してその指示するキツクパターン
(走査軌跡パターン)の確認を行なう。そしてス
テツプ53によりメモリ37に予め記憶されてい
るデータのキツクパターンと再生キツクパターン
との同期をとつてからステツプ54によりその再
生コード18,19の各値に基づく制御信号をス
テツプ57で発生してその制御信号をキツクパル
ス発生器38へ出力する。
他方、ステツプ51でキツク用アドレス信号
AKがドロツプアウト等により再生されなかつた
ことを検出した場合は、それ以前に再生されたア
ドレス信号AKより得たパターン同期データの値
を判別し、メモリ37に予め記憶されているパタ
ーンテーブル中から次のデータとなるべきデータ
を読み出し(ステツプ56)、しかる後にそのデ
ータに基づいて制御信号を発生して(ステツプ5
7)、キツクパルス発生器38へ出力する。
これにより、第7図に示す如きノーマル再生時
の走査軌跡を描くデイスク再生時は、常に垂直帰
線消去期間記録部分c内にて1トラツクおき毎に
再生針22が内周方向へ1トラツクピツチ分強制
的にトラツク変更制御され、第8図に示す如きノ
ーマル再生時の走査軌跡を描くデイスク再生時
は、再生されなかつたアドレス信号AKは5回転
前のものであるとして再生することにより、第8
図に示す如き5回転周期の走査軌跡を描くように
再生針22がトラツク変更制御される。
第11図は本考案装置の要部の動作の第2実施
例のフローチヤートを示す。同図中、第10図と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。本実施例は、第7図及び第8図のいずれの走
査軌跡の場合も、必ず1フレーム(2フイール
ド)以上再生するパターンとなつており、1回転
前の垂直帰線消去期間記録部分a内でキツクバツ
ク(外周方向にキツクを行なうこと)しない場合
は、その記録部分aの前後の各1フイールドの画
像は異なるコマ(又はフイールド)の画像である
から、次の垂直帰線消去期間記録部分bでは決し
てキツクしないことに鑑みなされたものである。
すなわち、第11図中、ステツプ51,60〜6
2が前記エラー検出手段45に相当し、ステツプ
63〜65,57が前記制御信号発生手段46に
相当するが、再生アドレス信号AKのエラーが無
いときはステツプ60により垂直帰線消去期間記
録部分aを再生する毎に(1回転周期毎に)その
位置でキツクバツクするか否かの判定を前記コー
ド18及び19の各LSBの値より行ない、キツ
クバツクするときは例えば「1」で、キツクバツ
クしないときは「0」のフラグをセツトし(ステ
ツプ61)、これをメモリ37に記憶した後再生
アドレス信号AKのコード18,19の各値に基
づくデータを取込んで(ステツプ62)から、そ
のデータに基づく制御信号を発生する(ステツプ
57)。
他方、ドロツプアウト等によりキツク用アドレ
ス信号AKが再生されなかつた場合は、マイクロ
コンピユータ36はステツプ63により、同一ト
ラツクの垂直帰線消去期間記録部分aで、すなわ
ちアドレス信号AKを再生する直前の位置で、キ
ツクバツクしたか否かをメモリ37の記憶フラグ
を読み出してその値を識別し(ステツプ63)、
その値が「1」であるときはステツプ64に移行
してメモリ37の別のアドレスに予め記憶されて
いた第1のパターンデータ(前記コード18,1
9に相当する全8ビツトで、その値は16進法で
「88」)を読み出し、これに基づき制御信号を発生
する。一方、ステツプ63で判別したフラグの値
が「0」であるときは、同一トラツクの垂直帰線
消去期間記録部分aではキツクバツクしておら
ず、このときはマイクロコンピユータ36はステ
ツプ65に移行してメモリ37の更に別のアドレ
スに予め記憶されていた第2のパターンデータ
(前記コード18,19に相当する8ビツトで、
その値は16進法で「44」)を読み出し、これに基
づき制御信号を発生する。
本実施例によれば、再生針22はドロツプアウ
ト等によりキツク用アドレス信号AKが再生され
ない場合は、その直前にキツクバツクしていると
きは次の垂直帰線消去期間記録部分bで内周方向
にキツクを行ない、またその直前にキツクバツク
していないときは垂直帰線消去期間記録部分cで
内周方向にキツクを行なうよう制御されることと
なり、第7図の走査軌跡を描くことができ、また
第8図に示す走査軌跡を描くべきデイスクの場合
でも、後述する音声の不連続点を避けて再生する
ことができる。また、本実施例によれば、第1実
施例に比しメモリ37の容量が少なく、構成を簡
単にすることができ、コンピユータプログラムも
簡略化できる。
このようにして、第7図に示す如き走査軌跡に
従つてノーマル再生を行なうデイスクの場合は、
第12図に示す如くに既記録信号が再生され、ま
た第8図に示す如き走査軌跡に従つてノーマル再
生を行なうデイスクの場合は、第13図に示す如
くに既記録信号が再生される。第12図及び第1
3図中、アルフアベツトは映画フイルムのうち1
コマのカラー映像信号を示し、数字は記録される
べき音声信号を1又は1/2フイールド期間毎に分
割して得られた分割音声信号部分の分割順番を示
し、その数字の図示位置がその分割順番の分割音
声信号記録範囲を示す。従つて、数字の順番に従
つてトラツクを再生した時にノーマル再生音声信
号が得られることになる。なお、第12図中、
α,εは1/2フイールド期間、β,γ,ζは1フ
イールド期間を示す。
また、第12図及び第13図において右下りの
斜線はその1本が1トラツクを示し、斜線の左側
には既記録カラー映像信号の映画フイルムのコマ
の記録位置を示し、斜線の右側の数字は既記録分
割音声信号部分の記録位置を示している。また上
記斜線のうち実線部分は記録トラツクのうち再生
走査されたトラツク部分を示す。第12図より明
らかなように、再生針22は1フイールド期間毎
にA→A→B→B→C→C→…というように既記
録映画フイルムのコマを再生し、この結果同一コ
マのカラー映像信号が2フイールド期間ずつ繰り
返し再生されるので、公知の2−2プルダウン方
式に基づくノーマル再生画像が得られる。
一方、音声信号に関しては第12図より明らか
なように分割順序で分割音声信号部分が順次再生
されるので、ノーマル再生音声信号が得られる。
しかも、この場合、再生針22のキツク位置は垂
直帰線消去期間記録部分c内で、第12図に○×で
示す音の不連続点を避けた位置にあるから、何ら
かの原因でキツク位置が変動してもキツクによる
再生音声の不連続はなく連続的にノーマル再生音
声信号が得られる。
他方、第13図において、左向きの矢印は同一
トラツクの記録部分aにキツクされることを示
す。第13図及び第8図より明らかなように、再
生針22は1フイールド期間毎にA→A→B→B
→B→C→C→→D→D→D→E→E→F→F→
…というように既記録映画フイルムのコマを同一
コマのカラー映像信号が2フイールド期間繰り返
し再生された後次の同一コマのカラー映像信号が
3フイールド期間繰り返し再生されるので、公知
の2−3プルダウン方式に基づく時間軸のずれの
ないノーマル再生画像が得られる。
一方、音声信号に関しては第13図より明らか
なように分割順序で分割音声信号部分が順次再生
されるので、ノーマル再生音声信号が得られる。
しかも、この場合、再生針22のキツク位置は垂
直帰線消去期間記録部分c内で、第13図に○×で
示す音の不連続点を避けた位置にあるから、何ら
かの原因でキツク位置が変動してもキツクによる
再生音声の不連続はなく連続的にノーマル再生音
声信号が得られる。
なお、ドロツプアウトその他の原因によるキツ
ク用アドレス信号AKが再生できない場合、例え
ば第13図の左側から2番目のトラツクに記録さ
れているアドレス信号AKを再生できない場合は、
第11図に示す第2実施例では、その直前にキツ
クバツクを行なつたことを検出して垂直帰線消去
期間記録部分bでキツクを内周へ行なうから、第
13図に○×で示す音声の不連続点を避けて再生が
できる。第1実施例の場合も同様である。
なお、前記デイスク1,21の垂直帰線消去期
間記録部分a内でのみ逆方向に1トラツクピツチ
分キツクすることを繰り返すことにより、同一コ
マ(同一フイールド)の映像信号を繰り返し再生
でき、動きにガタツキの無い完全な静止画像を再
生することができることは明らかである。
応用例 本考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えばレーザー光を用いて既記録信号を再生
するデイスクにも適用でき、またキツク用アドレ
ス信号AKは垂直帰線消去期間記録部分b〜dの
いずれか一個所又はそれ以上に記録してもよい。
効 果 上述の如く、本考案によれば、トラツク変更用
アドレス信号の指示に従つてピツクアツプ再生素
子を走査させる再生時に、ピツクアツプ再生素子
の走査軌跡パターンの周期性を保つように再生す
るようにしたので、ドロツプアウト等によりトラ
ツク変更用アドレス信号が再生されなくとも、音
声の不連続点を避けて所要の再生映像信号及び再
生音声信号を得ることができ、特にトラツク変更
用アドレス信号を再生する直前にキツクバツクし
たか否かを判別し、その有無に応じてその後のピ
ツクアツプ再生素子の強制的トラツク変更位置を
変えるようにした場合は、回路構成が簡単にで
き、しかもコンピユータプログラムを簡素化する
ことができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置で再生すべきデイスクのト
ラツクパターンの概略の一例を示す図、第2図
A,Bは夫々チヤプタ用アドレス信号、タイム用
アドレス信号の構成の一例を示す図、第3図は本
考案装置で再生されるべきトラツク変更用(キツ
ク用)アドレス信号の構成の一例を示す図、第4
図A,B及び第5図A〜Hは夫々第3図図示のア
ドレス信号の各コードの16進法での値の各例を示
す図、第6図は本考案装置の一実施例を示すブロ
ツク系統図、第7図及び第8図は夫々本考案装置
のノーマル再生時のピツクアツプ再生素子の走査
軌跡の各例を示す図、第9図は本考案装置の要部
の構成の一実施例を示す図、第10図及び第11
図は夫々本考案装置の要部の動作の各実施例を示
すフローチヤート、第12図及び第13図は夫々
第7図及び第8図の走査軌跡に従つて正常なノー
マル再生をする時の映画フイルムのコマの再生順
序と分割音声信号部分の再生順序とを示す図であ
る。 1,21……円盤状回転記録媒体(デイスク)、
2,8,14……同期コード、17a,17b…
…デイスク識別コード、18……キツク有無指示
コード、19……キツク方向指示コード、20…
…トラツク番号コード、22……再生針、28…
…ピツクアツプ回路、29……復調回路、34…
…スイツチング回路、35……キツク用アドレス
信号再生回路、36……マイクロコンピユータ、
37……メモリ、38……キツクパルス発生器、
39……スイツチングパルス発生器、42……差
動増幅器、45……再生アドレス信号AKのエラ
ー検出手段、46……制御信号発生手段、a〜d
……垂直帰線消去期間記録部分、AC……チヤプ
タ用アドレス信号、AT……タイム用アドレス信
号、AK……トラツク変更用アドレス信号(キツ
ク用アドレス信号)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 1回転宛のトラツクに同一単位の映像信号が
    繰り返して計複数フイールド期間記録されると
    共に、該トラツクの少なくとも1個所に、か
    つ、各トラツクを通して一定周期でピツクアツ
    プ再生素子の強制的なトラツク変更の有無、変
    更方向及び変更位置を指示させるためのトラツ
    ク変更用アドレス信号が記録されている回転記
    録媒体を回転して、該回転記録媒体の既記録信
    号を該ピツクアツプ再生素子により再生する装
    置であつて、該トラツク変更用アドレス信号の
    指示に従つて該ピツクアツプ再生素子を走査さ
    せる再生時に、該ピツクアツプ再生素子の再生
    信号中から該トラツク変更用アドレス信号が一
    定周期で再生されるか否かを検出する手段と、
    該トラツク変更用アドレス信号が一定周期で再
    生されたときは再生された該トラツク変更用ア
    ドレス信号の値又はそれに関連したフラグを記
    憶する手段と、該検出手段により該トラツク変
    更用アドレス信号が該一定周期で再生されるこ
    とを検出したときは該再生トラツク変更用アド
    レス信号の値に基づいて、該一定周期で再生さ
    れないことを検出したときは該記憶手段に記憶
    された一又は二以上の値に基づいて該ピツクア
    ツプ再生素子を所定のトラツク位置で強制的に
    トラツク変更させるための制御信号を発生する
    手段とより、該ピツクアツプ再生素子をそれ以
    前の走査軌跡と同じ周期性の軌跡を描くように
    走査させて再生を行なうよう構成した回転記録
    媒体の再生装置。 (2) 該記憶手段は、更に該トラツク変更用アドレ
    ス信号の指示に従つて該ピツクアツプ再生素子
    を走査させる再生時の該ピツクアツプ再生素子
    の走査軌跡の少なくとも一周期分の該トラツク
    変更用アドレス信号の値を予め記憶したパター
    ンテーブルを有しており、該制御信号発生手段
    は、該トラツク変更用アドレス信号が再生でき
    ないときは該パターンテーブルから予測される
    次のトラツク変更用アドレス信号の値を読み出
    し、その値に基づいて該制御信号を発生するよ
    う構成した実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の回転記録媒体の再生装置。 (3) 該記憶手段は、該トラツク変更用アドレス信
    号が再生される直前に逆方向にトラツク変更を
    強制的に行なうか否かを示すフラグを該トラツ
    ク変更用アドレス信号の再生の都度更新記憶す
    るとともに、該ピツクアツプ再生素子の逆方向
    の強制的トラツク変更の有無に応じた2種類の
    データを予め記憶しており、該制御信号発生手
    段は、該トラツク変更用アドレス信号が再生で
    きないときは該記憶したフラグの値に基づいて
    該記憶手段に予め記憶されている2種類のデー
    タのいずれか一方を読み出し、その値に基づい
    て該制御信号を発生するよう構成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の回転記録媒体の再
    生装置。
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