JPH0134154Y2 - - Google Patents

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JPH0134154Y2
JPH0134154Y2 JP3680581U JP3680581U JPH0134154Y2 JP H0134154 Y2 JPH0134154 Y2 JP H0134154Y2 JP 3680581 U JP3680581 U JP 3680581U JP 3680581 U JP3680581 U JP 3680581U JP H0134154 Y2 JPH0134154 Y2 JP H0134154Y2
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JP
Japan
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cover
tightening screw
tightening
screw
base
Prior art date
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JP3680581U
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JPS57151593U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電力用計器などにおける計器本体が
装着されたベースとカバーとを締結するカバー締
付構造に関するものである。
この種カバー締付構造の従来例を第1図a,b
乃至第3図に示す。これらの図において、1はベ
ース1で、図示しいない計器本体が装着される。
2はカバーで、ガラス等の透明材料で箱体状に作
られている。カバー2の開口端から所定幅でカバ
ーの全外周面に突出帯3が形成されている。ま
た、突出帯3の開口端寄りには陥入段部4が形成
されている(第2図参照)。5はカバー枠で、カ
バー2の開口端を覆うようにカバーに外嵌されて
おり、カバー枠の絞り縁5aがカバー2の突出帯
3の突出段部に係合して図示左方へのカバーの脱
落を防止するとともに、カバー枠5の外周の複数
個所に形成された突起6がカバーの突出帯3の陥
入段部4に係止されてカバー枠5が図示左方へ抜
け出すことを防止している。また、カバー枠5の
180度離隔した外面にはそれぞれ箱状に膨出した
締付ねじ挿入部7が形成されており、挿入穴8が
穿設されている。
第3図に示すように、締付ねじ挿入部7の挿入
穴8には締付ねじ10がねじ頭部を外に出して取
り付けられており、この締付ねじのねじ部11と
締付ねじ挿入部7との間にはワツシヤ12が、ま
た、ねじ頭部13と締付ねじ挿入部7との間には
保護カバー14がそれぞれ介在している。保護カ
バー14は上部およびカバーに対向する面が開口
した箱状をなし、この保護カバー14の内部に締
付ねじ10のねじ頭部13が陥入する。締付ねじ
10のねじ頭部13は丸頭の下に係止段部15を
介してテーパー部が形成された形状をなしてい
る。そして締付後、封印キヤツプ16をかぶせ、
封印キヤツプ内部の突出部17がねじ頭部13の
係止段部15に係止されて締付ねじ10を封印す
るようになされている。
一方、ベース1には、カバー2の締付ねじ挿入
部7に対応する締付ねじ結合金具18が設けら
れ、ねじ穴19があけられている。そして、カバ
ー2の開口端をパツキング9を介してベース1の
開口端に当接し、締付ねじ10を締付ねじ結合金
具18のねじ穴19に螺合して締付けてカバーを
ベースに締結する。
カバー2をベース1に締結していない状態にお
いて、締付ねじ10は、ワツシヤ12およびねじ
頭部13が挿入穴8より大径のため挿入穴8から
ぬけ落ちることを防止されている。しかしなが
ら、電力用計器は比較的高い所に、第1図a,b
に示したように開口端を横に向けた状態で設置さ
れている場合が多いので、故障の際の修理等によ
つてカバー2をベース1に取り付ける際、ねじ挿
入部7に取り付けられている締付ねじ10は、そ
の先端部の重量により先端を下に向けて第1図に
示すように傾斜する。このため、カバー2をベー
ス1に当接させるときに締付ねじ10がベース側
のねじ穴19にすなおに合致せず、高い所にある
だけに作業が非常にやりにくいという欠点があつ
た。
本考案は、上記の欠点を解消するためになされ
たもので、カバーを開口端を横に向けて持つた際
にも締付ねじが水平状態を維持するとともに、封
印を外す必要が生じたときに封印キヤツプを容易
に破壊できるカバー締付構造を提供するため、締
付ねじの首下部分に軸方向移動可能で締付ねじか
らぬけ落ちることのないスペーサを取り付けると
ともに、このスペーサを支承し且つカバー枠から
カバーが脱落することを防止するガイド板を締付
ねじ挿入部内に配置しカバー枠に固着したことを
特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第4図a,b乃至第6図に本考案によるカバ
ー締付構造の一実施例を示す。なお、第1図a,
b乃至第3図と同等部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。第5図に示すように、カバー
枠5の締付ねじ挿入部7の挿入穴8に保護カバー
14を介して挿入された締付ねじ10にはスペー
サ20が外嵌されている。このスペーサ20は合
成樹脂などの可撓性材料で成形され、その一端部
20aの微小長さ部分は締付ねじ10のねじ部1
1の外径よりわずかに小さい内径に形成されると
ともにその他の部分はねじ部11が遊嵌する内径
に形成され、外径は締付ねじ挿入部7の挿入穴8
より大きな径に形成され、締付ねじ挿入部7の穴
軸方向の長さにほぼ等しい長さを有している。し
かして、スペーサ20は、締付ねじ10を締付ね
じ挿入部7の挿入穴8に挿入した後一端部20a
を締付ねじ10のねじ部11に押し込んで取り付
けられる。そして第5図に示すように、締付ねじ
10のねじ部11の図示上端から締付ねじ挿入部
7の裏面に至る長さlと、保護カバー14の高さ
h1と、締付ねじ挿入部7の穴軸方向の長さh2とは
h1≦l<h2の関係になるように構成する。
一方、第4図a,bおよび第6図に示すように
カバー枠5の締付ねじ挿入部7の内側に中央部の
波形部21aでスペーサ20の外面に当接して支
承し、両端部が締付ねじ挿入部7の外方へ延在し
てカバー枠5のカバー2に対向する面に溶接など
により固着されたガイド板21が設けられてい
る。このガイド板21は、第4図aに示すよう
に、カバー2を開口端を横に向けた状態で持つた
とき、締付ねじ10をスペーサ20を介して支承
し、締付ねじ10を水平に保つ作用をするととも
に、第5図に示すようにカバー2の突出帯3の陥
入段部4とガイド板21の側端縁とが係合してカ
バー2がカバー枠5から脱落することを防止して
いる。
上記のように構成された本考案一実施例のカバ
ー締付構造では、締付ねじ10に取り付けられた
スペーサ20がカバー枠5に設けられたガイド板
21に支承され、カバー2の開口端を横に向けた
状態で締付ねじ10が先端を下に向けて傾斜する
のを防止している。またガイド板21はカバー2
の突出帯3の陥入段部4と係合してカバー枠5を
持つたときにカバーが下に抜け落ちるのを防止し
ている。また、締付ねじを封印後にはずす必要が
生じた場合には、まず封印キヤツプ16を破壊し
た後、ドライバーで締付ねじ10をゆるめてベー
ス1からカバー2をはずす。その次に締付ねじ1
0の頭部13を保護カバー14の外へ引き出して
締付ねじの頭部13に係合している封印キヤツプ
の胴体部16aを破壊する。この際、第5図に示
したように、寸法lとh1とh2との間の関係がh1
l<h2の関係に構成されているので、締付ねじ1
0の頭部13のねじ首下部との段部がカバー14
の上端まで引き出される。そして、封印キヤツプ
の胴体部16aがカバー14の上方に引き出され
るので、容易に胴体部16aを破壊することがで
きる。
以上詳説したように本考案によるカバー締付構
造によれば、カバー枠2に設けたガイド板21に
より締付ねじ10の首下部に外嵌して取り付けた
スペーサ20を支承することによりカバー2の開
口端を横に向けた状態でも締付ねじ10が水平状
態に維持され、カバー2をベース1に取り付ける
とき締付ねじ10の先端がベース1の締付ねじ結
合金具18のねじ穴19に容易に合致するので、
カバー2のベース1への取り付け作業が容易にな
る。また、ガイド板21はカバー2がカバー枠か
ら脱落するのを防止する機能をも兼ね備えている
ので、従来カバー枠5の複数個所に設けた突起6
(第2図参照)を形成する必要がなくなる。さら
に、第5図に示した寸法l,h1,h2をh1≦l<h2
の関係になるように構成したので、封印をはずす
場合に締付ねじ10がカバー14の上方まで引き
出され、封印キヤツプ弐胴体部16aの破壊が容
易になる。
なお、第7図に示すように、スペーサ30の軸
線と直角な面における外形形状をカバー締付枠5
の締付ねじ挿入部7の平面形状と相似形に形成す
るとともに、ガイド板31を平板形状に形成して
もよい。
以上全体として、本考案によれば、従来の欠点
を解消し、カバーのベースへの取付作業を容易化
するカバー締付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b乃至第3図はカバー締付構造の従
来例を示すもので、第1図aはカバーの側面図、
第1図bはベースの側面図、第2図はカバーとカ
バー枠の係合状態を示す断面図、第3図はカバー
とベースとの締結部の詳細を示す断面図、第4図
a,b乃至第6図は本考案一実施例のカバー締付
構造を示すもので、第4図aはカバーの側面図、
第4図bはベースの側面図、第5図はカバーとベ
ースとの締結部の詳細を示す断面図、第6図は第
5図の締付ボルト挿入部を裏側から見た図、第7
図は本考案の別の実施例を示すもので締付ボルト
挿入部を裏側から見た図である。 1……ベース、2……カバー、3……突出帯、
4……陥入段部、5……カバー枠、5a……絞り
縁、7……締付ねじ挿入部、8……挿入穴、9…
…パツキング、10……締付ねじ、11……ねじ
部、13……ねじ頭部、14……保護カバー、1
5……係止段部、16……封印キヤツプ、17…
…突出部、18……締付ねじ結合金具、19……
ねじ穴、20……スペーサ、20a……スペーサ
の一端部、21……ガイド板、21a……ガイド
板の波形部、30……スペーサ、31……ガイド
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器本体が装着される箱状のベースにパツキン
    グを介して箱体状のカバーを当接し、このカバー
    の開口端から所定幅でカバーの全外周面に形成さ
    れた突出帯の突出段部に絞り縁を係合して外嵌さ
    れたカバー枠にそれぞれ膨出して形成された一対
    の締付ねじ挿入部の挿入穴にねじ頭部を出して挿
    入された締付ねじを前記ベースに設けられた締付
    ねじ結合金具に螺合してカバーとベースとを締結
    するカバー締付構造において、一端部の微小長さ
    部分が前記締付ねじのねじ部外径よりわずかに小
    さい内径に形成されるとともにその他の部分が前
    記ねじ部が遊嵌する内径に形成されこのねじ挿入
    部の穴軸方向の長さにほぼ等しい長さとを有し前
    記締付ねじの首下部に内径の小なる端部をねじ頭
    の方に向けて外嵌されたスペーサと、このスペー
    サの側面を支承し両端部が前記締付ねじ挿入部の
    外方へ延在して前記カバー枠のカバーに対向する
    面に固着されたガイド板とを具備したことを特徴
    とするカバー締付構造。
JP3680581U 1981-03-18 1981-03-18 Expired JPH0134154Y2 (ja)

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JP3680581U JPH0134154Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

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JP3680581U JPH0134154Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

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JPS57151593U JPS57151593U (ja) 1982-09-22
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