JPH0133455Y2 - - Google Patents

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JPH0133455Y2
JPH0133455Y2 JP1982061114U JP6111482U JPH0133455Y2 JP H0133455 Y2 JPH0133455 Y2 JP H0133455Y2 JP 1982061114 U JP1982061114 U JP 1982061114U JP 6111482 U JP6111482 U JP 6111482U JP H0133455 Y2 JPH0133455 Y2 JP H0133455Y2
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bag
chuck
bed
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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、アーム構造のチヤツクを有する自動
包装機に関するものである。
b 従来の技術 従来、この種の自動包装機は様々なものが提案
され実施されてきた。例えば、実開昭53−106376
号公報においては、ターンテーブルに1対のアー
ムを取り付け、各アームの先端部に設けたチヤツ
ク間に袋をチヤツクし、順次所定作業位置に移動
させる包装機が開示されている。この包装機で
は、所定作業位置において、保持体に設けられた
吸引パツドにより袋の両側面を外方に引つ張ると
共に、チヤツク間の間隔を狭めて袋を自動的に開
口するようになつている。この従来の包装機にお
いても、保持体の動きとチヤツクの支持アームの
動きとは連動している。
c 考案が解決しようとする問題点 しかし、上述した従来の包装機においては、可
動の保持体がチヤツクの支持アームと連動するの
は、該保持体の移動行程の最初から最後まででは
なく、チヤツク間の間隔を狭める途中までであ
り、その後は、1対の支持アームが保持体との係
合から外れスプリングによつて互いの方に引つ張
られるように構成されていたので、袋を開口する
過程でチヤツクが比較的に急激に移動し、その際
に袋の特に開口部が波打つような状態で撓むこと
があつた。袋が撓むと吸引パツドから外れて吸引
ミスとなり、それに気付かずに作業を進めると、
袋の開口が不完全となるので袋詰を失敗すること
になる。
従つて、本考案の目的は、可動保持体とチヤツ
ク体との連動を常時確保すると共に、袋に無理な
力が加わることを避けて、袋詰の失敗が生じるこ
とのない自動包装機を提供することである。
d 問題点を解決するための手段 この目的から、本考案による自動包装機は、多
数の袋を積層して収納する袋収納箱と、該袋収納
箱の上方位置に、積層された前記袋の最上部のも
のを吸引パツドで吸引する吸引位置及び吸引した
前記最上部の袋を実質的に垂直状態に保持する袋
詰位置の間を回動自在に配設されたパツド取付部
材と、該パツド取付部材の前記袋詰位置に隣接し
て設けられた第1吸引パツドを有する固定の第1
保持体と、該第1保持体に接近及び離反する方向
に往復移動自在に、該第1保持体に対向して設け
られた、第2吸引パツドを有する可動の第2保持
体と、該第1、第2保持体間において、前記パツ
ド取付部材の前記袋詰位置の近傍に前記袋の両端
部方向に離間して配設された1対のチヤツク体と
を備え、該チヤツク体の各々は、前記第2保持体
の移動路の外方に位置する回動軸を支点として、
実質的に水平面内で待機位置、前記袋詰位置にあ
る袋の端部を掴持しうる掴持許容位置、及び掴持
された前記袋の開口部を開く拡開位置の間を回動
自在なベツドと、該ベツドが前記掴持許容位置に
ある時に、前記袋の端部を掴持する掴持位置及び
掴持した前記端部を解放する解放位置の間を回動
自在に前記ベツドに軸支されたチヤツクと、該チ
ヤツクを回動させる駆動手段と、可動の前記第2
保持体に常時係合するように前記ベツドに固定し
て設けられたアームと、該アームを前記ベツドを
介して前記第2保持体に押圧する方向に付勢する
ばねとを備えるものである。
e 作用 袋収納箱内の袋は、パツド取付部材の吸引パツ
ドにより吸引される。袋を吸引したパツド取付部
材は、吸引位置から袋詰位置に回動する。袋詰位
置において、吸引された袋はその開口部を上にし
て実質的に垂直状態に保持される。
次に、袋の開口部をチヤツキングした状態で袋
の拡開、袋詰め、袋閉じ及びヒートシール等の作
業を行いうるように、可動の第2保持体が固定の
第1保持体に対して移動される。各チヤツク体に
はアームが設けられており、このアームが常時第
2保持体に係合しているので、第2保持体の移動
と同時に連動してアームを介して各チヤツク体の
ベツドが回動され、ベツドは、最初の待機位置か
ら前記袋詰位置にある袋の端部を掴持しうる掴持
許容位置へと回動する。
この掴持許容位置において、チヤツクの駆動手
段が作動してチヤツクを袋端部の掴持位置に回動
させ、チヤツクによる袋の端部のチヤツキングが
行なわれる。しかる後、第2保持体が逆方向に移
動すると、この移動に最初から最後まで連動し
て、袋の端部を掴持したチヤツクを有するベツド
が、その回動軸を支点として、前記袋の開口部を
開く拡開位置にばね及びアームの作用下に回動
し、この位置で袋詰めが行なわれる。
このようにベツドが拡開位置へ回動する際、上
述のように第2保持体及びベツドが常時連動する
だけでなく、ベツドの回動軸が第2保持体の移動
路外にあるため、袋の端部を掴持したチヤツクの
部位の回動軌跡は固定位置にある第1吸引パツド
に関して凹状になる。そのため、前記部位と第1
吸引パツドとの間の距離は袋の開口過程で若干狭
まり、袋に無理な力が加わらない状態で袋の拡開
が行われる。
次に、袋詰めの終了後、再び第2保持体及び各
チヤツク体の連動動作により、袋の開口部が閉じ
られ、ヒートシールが行なわれ、チヤツクが解放
位置に移動して、所定の作業がなされた袋は解放
される。
このように、本考案の自動包装機においては、
各チヤツク体は、可動の第2保持体の移動路外に
ある回動軸を支点として、該第2保持体と常時連
動して回動する。
f 実施例 次に、本考案の好適な実施例について添付図面
を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は
同一又は対応部分を示すものとする。
図面において、符号1で示されたものは、全体
が箱形をなし多数の袋2を積層した状態で有する
袋収納箱3を有する収納枠部であり、この収納枠
部1は軸支部4により回動自在に支持され、後述
するように実線位置及び点線位置間を回動可能に
構成されている。収納枠部1の上方位置には、一
端に吸引パツド5を有するL字形のパツド取付部
材6が他端の軸支部7を中心として矢印Aで示す
方向に回動自在に設けられている。また、第3図
に最も良く示すように、駆動モータ8の駆動軸8
aに設けられたプーリ9に装着されたベルト10
は、取付部材6の軸支部7の軸11に設けられた
プーリ12に張架されているので、駆動モータ8
を作動することにより、取付部材6は前記矢印の
方向に回動される。更に、収納枠部1の下方に
は、その底部に接触するように回動カム13が設
けられており、この回動カム13が別の駆動モー
タ14の駆動軸15に接続されているため、駆動
モータ14の作動によつて、収納枠部1は第3図
において矢印Bで示す方向に回動することができ
る。
取付部材6の上方位置には、全体がコ字形をな
す第1保持体16が図示しないケーシングに固定
されて配置されており、同第1保持体16の下部
中央部には第1吸引パツド17が設けられてい
る。また、前記ケーシングには、第1保持体16
に対峙するように離間して配設されたコ字形の案
内体18も固定されている。この案内体18の下
部には1対の案内孔19が離間して穿設されてお
り、各案内孔19内を作動棒20が摺動自在に貫
通している。作動棒20の一端には、第2吸引パ
ツド21を有する可動の第2保持体22が取り付
けられ、他端には、取付部材23が遊嵌してい
る。また、作動棒20の他端には、取付部材23
の内方にフランジ部25が形成され、外方にボル
ト24が螺合しており、フランジ部25と取付部
材23との間において作動棒20に巻装されたコ
イルばね26が作動棒20上において取付部材2
3を弾性的に支持している。
取付部材23の下面にはクランク体27の一端
が枢支されており、また、クランク体27の他端
は、ケーシング(図示せず)に設けられた駆動モ
ータ28の駆動軸29に接続されている。従つ
て、駆動モータ28の作動によつて、上述した可
動保持体22は取付部材23、作動棒20等を介
して矢印Cの方向に往復移動できる。
第4図に示すように、第1保持体16及び可動
保持体22には袋シール部が装着されている。即
ち、第1保持体16にはベークライト材料で形成
された柱状もしくは棒状の基体30が取り付けら
れており、該基体30の可動保持体側の側面に沿
つて長手方向に延びるヒータ31の外側を、、基
体30に添着されたテフロンシート32が覆い、
前記基体30、ヒータ31及びテフロンシール3
2で加熱体33を構成している。一方、可動保持
体22には同様にベークライト材料で形成された
柱状もしくは棒状の基体34が取り付けられてお
り、該基体34の第1保持体側の側面に沿つて長
手方向に延びるスポンジ又はゴム等からなる弾性
帯状体35を、基体34に添着されたテフロンシ
ート36が覆い、前記基体34、弾性帯状体35
及びテフロンシート36で押圧体37を構成して
いる。加熱体33及び押圧体37はいずれも同一
水平面上に互いに平行に配設され、後述するよう
に、袋2の開口部2dを協働してヒートシールす
るものである。
更に、第3図において、可動保持体22の移動
方向における第1保持体16と可動保持体22と
の中間のやや下方位置には、袋2をチヤツクする
ための1対のチヤツク体38及び39からなるチ
ヤツク部40が設けられている。チヤツク体38
及び39は、第5a図〜第8図に示されるように
左右対称の構造であるので、それ等の一方につい
てのみ説明すると、各チヤツク体は、ケーシング
(図示せず)に固定された支持装置41から水平
に延びる舌片42に回動軸43により回動自在に
支持されたL字形のベツド44と、該ベツド44
の一端に装着されたソレノイドのような駆動手段
45と、該ベツド44の他端に回動軸47を介し
て回動自在に装着された変形L字形のチヤツク4
6とを含み、該チヤツク46の一端に植設された
ピン48と駆動手段45の作動ロツド49とがば
ね部材49aにより互いに連動可能に接続されて
おり、また、チヤツク46の他端近傍とベツド4
4の一部との間にばね部材46aが装着されてい
て、該ばね部材46aが、通常、チヤツク46を
ベツド44に取着されたゴム等からなる弾性支持
片50から離れる開状態に引つ張つている。回動
軸43は、第3図、第5a図等から諒解されるよ
うに、可動保持体22の移動路の外方に位置す
る。
従つて、作動ロツド49の軸方向への出入動作
により、チヤツク46は矢印Dの方向に回動され
て弾性支持片50に関して開閉する。第7図はチ
ヤツク46の開状態、第8図はチヤツク46の閉
状態(袋2のチヤツキング状態)をそれぞれ示し
ている。尚、チヤツク46の他端の弾性支持片5
0側の面は凹凸状の粗面部46bに形成されてお
り、1対のチヤツク体38及び39により袋2の
両端をチヤツキングした場合、袋2の端を粗面部
46b及び弾性支持片50の間に挟持して確実に
チヤツキングしうるようになつている。
更に、第7図及び第8図では省略されている
が、各チヤツク体のベツド44には、図示しない
ケーシングに一端で固定された別のばね52(第
5a図)の他端が取着されていて、ベツド44即
ち各チヤツク体は、通常、このばね52により第
5a図に示す待機位置に付勢されている。この待
機位置にあるチヤツク体38及び39は、可動保
持体22のC方向への移動時に、後述する回動手
段を介して第5b図に示す位置に回動され、この
位置において、袋2を吸引パツド17,21で吸
引すると共にチヤツク体38,39によりチヤツ
キング状態とする。
チヤツク体38,39によるチヤツキング及び
吸引パツド17,21の吸引が完了した後の可動
保持体22の後退動作により、袋2の開口部2d
を拡開させると共に、第6図で示されるように、
チヤツク体38及び39を後述の前記回動手段に
より逆方向に回動して、袋2をチヤツキングして
いる部分間の距離を袋2の開口変形に対応して短
縮するため、吸引パツド17,21による拡開動
作を円滑に行うことができ、また、袋2の開口部
2dの開口面積を大きくしたままの状態で保持で
きるので、袋2の中に角氷、キヤンデー等の物を
確実に充填することができる。
次に、チヤツク体38及び39を回動させるた
めの回動手段について説明する。この回動手段は
第5a図〜第8図では省略されているが、第9図
に具体的に示されている。即ち、各ベツド44の
所定位置にアーム51の一端が固定して設けられ
ており、また、アーム51の他端は可動保持体2
2に向かつて延び常時当接している。各ベツド4
4は、前述したように、ケーシング(図示せず)
にその一端を係止されたばね52により常時一方
向に引つ張られた状態で保持されている。そのた
め、可動保持体22を矢印Cの方向に前記駆動モ
ータ28を介して移動させることにより、各ベツ
ド44は、アーム51を介して矢印Eの方向に回
動され、その結果、第5a図、第5b図及び第6
図に示される位置に回動されることになる。尚、
この場合、各アーム51を弾性部材で構成する
と、可動保持体22と各アーム51との当接状態
が良好に保たれ、各ベツド44の回動動作が極め
てスムーズに行なわれる。即ち、ベツド44が所
定位置に回動した後の可動保持体22のオーバー
ラン等をアーム51の弾性で遊び分として吸収で
きる。
このため、袋2が加熱体33と押圧体37との
間でこれ等により押圧される前に、各チヤツク4
6でチヤツキングされている袋2の開口部2dの
両端がチヤツク46により袋幅一杯に拡開させら
れるため、袋2をシールする時に、シール作業を
袋にしわがよることなく行うことができる。
更に、袋2は第2図に示されるように全体的に
矩形の形状であり、その三辺2a,2b及び2c
がシールされ、残りの一辺が開口部2dとなつて
いる。これ等の袋2は、多数枚がそれ等の開口部
2dを同一方向に揃え積層された状態でカセツト
式袋収納箱53内に収納されている。このカセツ
ト式袋収納箱53の底部には二個の開孔53aが
形成され、カセツト式袋収納箱53を袋収納箱3
に装着した場合、袋収納箱3の底部に設けられた
検出スイツチ54の作動レバー55が前記開孔5
3aからカセツト式袋収納箱53内に突出し、カ
セツト式袋収納箱53内の袋2の有無を検出する
ことができる。この場合、前記カセツト式袋収納
箱53内に形成された二個の開孔53は、カセツ
ト式袋収納箱53内に袋2の開口部2dを逆にセ
ツトした時に、袋2を入れ替えなくてもカセツト
式袋収納箱53の向きを変えるだけでセツトでき
る位置に穿設されている。
更に、本実施例における各吸引パツド5,1
7,21の作動は第10図に示される空気制御系
により制御される。この空気制御系において、真
空ポンプ64はフイルタ65、分岐ヘツダ66及
び各電磁弁67を介して各吸引パツドに接続され
ており、真空ポンプ64を作動させることによ
り、図示されていない電気制御回路の制御下に、
各電磁弁67の開閉タイミングが制御されるよう
になつている。
以上のように構成された本考案によるアーム構
造のチヤツクを有する自動包装機を作動させる場
合について述べると、前記収納枠部1の袋収納箱
3内に水平状態で収納された袋2は、駆動モータ
14による回動カム13の作動により上方に押し
上げられた時に、吸引位置にあるパツド取付部材
6の吸引パツド5で一枚づつ吸引される。この状
態で収納枠部1は下方に下がり、パツド取付部材
6の上方への回動により、袋2は、第1図Aに鎖
線で示す袋詰位置に運ばれ、そこで第1保持体1
6の吸引パツド17に吸引される。かくして、袋
2は第5a図に示すように各チヤツク体38,3
9から少許離問して開口部2dを上方にして垂直
に位置決めされる。この状態で駆動モータ28を
作動させて可動保持体22を袋2側に前進させる
と、各チヤツク体38,39のベツド44がそこ
に固定されたアーム51を介してばね52に抗し
回動するため、各ベツド44に設けられた弾性支
持片50は袋2の端に向かつて接近し、やがて当
接する。次に、チヤツク体38及び39に設けら
れた駆動手段45が作動して、各チヤツク46が
ばね46aに抗して弾性支持片50に向かつて掴
持位置へと回動し、その結果、袋2の両端は各チ
ヤツク46及び弾性支持片50間に強固にチヤツ
キングされる。同時に、可動保持体22に設けら
れた第2吸引パツド21及び第1保持体16に設
けられた第1吸引パツド17が作動して、袋2の
両側部を吸引する(第5b図)。この状態は、後
述する工程で袋2内に原料が装入されシールが完
了するまで継続する。
次に、駆動モータ28を作動させて可動保持体
22を第1保持体16から離間する矢印Cの方向
に後退させると、各チヤツク体38,39のベツ
ド44は、ばね52の作用によりアーム51を可
動保持体22に係合させたまま、第6図に示す拡
開位置に回動する。
このようにベツド49がその拡開位置へ回動す
る際、上述のように第2保持体22及びベツド4
4が常時連動するだけでなく、ベツド44の回動
軸43が第2保持体22の移動路外にあるため、
袋の端部を掴持したチヤツク46の部位の回動軌
跡は固定位置にある第1吸引パツド17に関して
凹状になる。そのため、前記部位と第1吸引パツ
ド17との間の距離は袋の開口過程で若干狭ま
り、袋に無理な力が加わらない状態で袋の拡開が
行われる。
この拡開位置においては、チヤツク46間の距
離2Mだけ短縮され、袋2は開口部2dが大きく
開口した状態となる。この時点で原料供給部70
(第1図)から袋2の中に角氷又はキヤンデイ等
の物を定量だけ供給した後、再び駆動モータ28
を作動させると、可動保持体22が前進し、その
際に各アーム51が押され、第9図Bで示される
状態となつて弾性支持片50及びチヤツク46が
袋2の開口部2dに関して一直線状に整列し、袋
2の開口部2dは閉じられる。しかる後、第4図
に最も良く示す袋シール部の加熱体33に通電す
ることにより袋2の開口部2dがヒートシールさ
れる。
以上の一連の工程で袋2内への物の充填とその
後の袋2のシールとが終了し、最後に駆動手段4
5の作動を停止して各チヤツク46及び弾性支持
片50間における袋2の掴持を解除することによ
り、袋2は下方へ落下し、シユート70a[第1
図B]等を介して外部へ運ばれる。
尚、本実施例におけるアーム構造の変形実施例
として、例えば第11図に示されるように、ベツ
ド44と支持装置41との間にストツパ71を設
けた場合には、ベツド44の回動位置がこのスト
ツパ71により規制されるので、袋2を必要以上
に引つ張ることがなくなり、袋2の破損を更に好
適に防止することができる。また、第12図の
A,Bに示す他の変形実施例においては、ベツド
44に設けられたクランク状のアーム51の先端
に板ばね72を設け、この板ばね72を可動保持
体22に当接させるようになつている。第13図
は、ベツド44上にアーム51を回動自在に軸支
し、このアーム51の先端とベツド44との間に
ばね73を設けた変形実施例を開示している。第
14図の変形実施例においては、第13図のよう
にアーム51に設けられたばね73が、ばね52
と一体化して、支持装置41の舌片74又はケー
シング(図示せず)に取り付けられており、ベツ
ド44と支持装置41との間にストツパ71が設
けられいる。更に、第15図に示される他の変形
実施例においては、ベツド44にアーム51を固
定し、可動保持体22にコイルばね75を設け、
このコイルばね75によりベツド44の回動後の
可動保持体22の動き分を吸収するようになつて
いる。
g 考案の効果 本考案によるアーム構造のチヤツクを有する自
動包装機では、1対のアームと1対のばねとによ
り各チヤツク体のベツドを可動保持体の動きと常
に連動させているので、ベツド延いてはチヤツク
の運動と可動保持体の運動とのタイミングが常に
合つており、しかもベツドの回動支点となる回動
軸は可動保持体の移動路外にあるので、袋に無理
な力を加えずに確実に作動することができ、失敗
のない袋詰めが可能になる。
また、好適な実施例においては、アームを弾性
部材により形成しているため、ベツドが回動して
チヤツキングした後の可動保持体の動作を吸収す
ることができ、従つて、チヤツク体の破損及び袋
の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図のA及びBは、本考案による自動包装機
を概略的に示す平面図及び側面図、第2図は、第
1図の自動包装機の袋収納枠部を示す分解斜視
図、第3図は、第1図の自動包装機の要部を示す
斜視図、第4図は、袋をヒートシールするための
自動包装機の加熱体及び押圧体の斜視図、第5a
図、第5b図及び第6図は、チヤツク体の作用を
工程順に説明するための平面図、第7図及び第8
図は、袋の掴持を解除した状態及び掴持した状態
におけるチヤツク体を示す拡大斜視図、第9図の
A及びBは、チヤツク体の回動手段とその作用と
を説明するための平面図、第10図は、吸引パツ
ドの作動を制御する空気制御系を示す回路図、第
11図、第12図のA及びB、第13図、第14
図並びに第15図は、回動手段の種々の変形実施
例を示す図である。 2……袋、2d……袋の開口部、3……袋収納
箱、5……吸引パツド、6……パツド取付部材、
16……第1保持体、17……第1吸引パツド、
21……第2吸引パツド、22……第2保持体、
38……チヤツク体、39……チヤツク体、43
……回動軸、44……ベツド、45……駆動手
段、46……チヤツク、51……アーム、52…
…ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の袋2を積層して収納する袋収納箱3と、
    該袋収納箱3の上方位置に、積層された前記袋2
    の最上部のものを吸引パツド5で吸引する吸引位
    置及び吸引した前記最上部の袋2を実質的に垂直
    状態に保持する袋詰位置の間を回動自在に配設さ
    れたパツド取付部材6と、該パツド取付部材6の
    前記袋詰位置に隣接して設けられた第1吸引パツ
    ド17を有する固定の第1保持体16と、該第1
    保持体16に接近及び離反する方向に往復移動自
    在に、該第1保持体16に対向して設けられた、
    第2吸引パツド21を有する可動の第2保持体2
    2と、該第1、第2保持体間において、前記パツ
    ド取付部材6の前記袋詰位置の近傍に前記袋の両
    端部方向に離間して配設された1対のチヤツク体
    38,39とを備え、該チヤツク体の各々は、前
    記第2保持体22の移動路の外方に位置する回動
    軸43を支点として、実質的に水平面内で待機位
    置、前記袋詰位置にある袋2の端部を掴持しうる
    掴持許容位置、及び掴持された前記袋2の開口部
    を開く拡開位置の間を回動自在なベツド44と、
    該ベツド44が前記掴持許容位置にある時に、前
    記袋の端部を掴持する掴持位置及び掴持した前記
    端部を解放する解放位置の間を回動自在に前記ベ
    ツド44に軸支されたチヤツク46と、該チヤツ
    ク46を回動させる駆動手段45と、可動の前記
    第2保持体22に常時係合するように前記ベツド
    に固定して設けられたアーム51と、該アーム5
    1を前記ベツド44を介して前記第2保持体22
    に押圧する方向に付勢するばね52とを備える、
    チヤツクを有する自動包装機。
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