JPH0544247Y2 - - Google Patents

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JPH0544247Y2
JPH0544247Y2 JP1988003504U JP350488U JPH0544247Y2 JP H0544247 Y2 JPH0544247 Y2 JP H0544247Y2 JP 1988003504 U JP1988003504 U JP 1988003504U JP 350488 U JP350488 U JP 350488U JP H0544247 Y2 JPH0544247 Y2 JP H0544247Y2
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film
container
sealing
suction pipe
bottle
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープ状のフイルムから打抜いて形成
したシール用フイルムを連続的に容器の口部に溶
着するシール装置におけるシール用フイルムの溶
着装置に関する。
従来の技術 例えば食品等をカツプ容器に充てん後、その口
部をフイルムによりシールする装置は第24図に
示すように、ロール状のシート301を繰り出し
て加熱ヒーター302により加熱後、成形部30
3でプレスして容器304を成形し、充てん機に
より食品305等を充てん後、蓋となるフイルム
306を上面に覆せてシール部307でシール
し、打抜き部308で所定の形状に打抜いて取出
しコンベア309に載せるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来の構成によれば、複数の容器
を一度にシールするため、溶着装置が大形とな
り、広いスペースを必要とした。
本考案は上記問題点を解決して非常にコンパク
トな構造で小形化でき、能率よくシール用フイル
ムを容器の口部に溶着できるシール装置における
シール用フイルム溶着装置を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、シール
用フイルムを連続的に容器の口部にシールするシ
ール装置におけるシール用フイルム溶着装置であ
つて、垂直軸心回りに連続回転するローターの外
周部に所定間隔ごとに複数のシールヘツド装置を
設け、これらシールヘツド装置に、容器の首部に
開閉可能に外嵌して容器を保持する一対のボトル
チヤツクを有する容器保持部と、この容器保持部
上方に昇降可能に配設されて下端部にシール用フ
イルムを吸着保持可能な上下方向の吸着パイプを
有するフイルム保持部と、前記吸着パイプに昇降
自在に外嵌してヒーターを内蔵するヒーターブロ
ツクを有するフイルム溶着部とを設け、前記ボト
ルチヤツクの揺動アームに設けた開閉用カムフオ
ロワに係合してボトルチヤツクを開閉させる開閉
用カム板および前記吸着パイプに設けた昇降用カ
ムフオロワに係合して吸着パイプを昇降させる昇
降用カム板をシールヘツド装置の回動経路に沿つ
て配設し、前記ヒーターブロツクを昇降させるシ
リンダ装置を設けた構成としたものである。
作 用 上記構成において、シールヘツド装置はボトル
チヤツクを有する容器保持部上方に、吸着パイプ
を有するフイルム保持部と、この吸着パイプに外
嵌するヒーターブロツクを有するフイルム溶着部
と備えたので、コンパクトに構成でき、このシー
ルヘツド装置をローターの外周に複数設けるとと
もに、シールヘツド装置の回動経路に、ボトルチ
ヤツクを開閉する開閉用カムフオロワと吸着パイ
プを昇降する昇降用カムフオロワとをそれぞれ係
合する開閉用カム板と昇降用カム板とを設けたの
で、ローターの回転に伴つてボトルチヤツクと吸
着パイプを確実に作動することができ、能率よく
シール用フイルムを容器の口部に溶着することが
できる。
実施例 以下本考案の一実施例であるシール装置を第1
図〜第23図に基づいて説明する。
このシール装置は、第11図a,b,cに示す
ように、たとえば平面視が長円形状の点滴用の樹
脂製壜(以下容器と称する。)1で樹脂製液抜止
め部材2が嵌入された口部3上面に、取手部4a
が形成された略楕円形状の樹脂製シール用フイル
ム4を圧接溶着するものである。この容器1はそ
の液抜止め部材2が筒状に形成されるとともに液
止め部材2の内部のゴム材2aによつて閉止され
ており、この液止め部材2の上面開口部2bに溶
着するシール用フイルム4はゴム材2aの表面の
汚染を防止するもので、その使用に際してはシー
ル用フイルム4を剥した後、ゴム材2aに注射針
等を貫入させて容器1内の薬液を注出する。シー
ル用フイルム4は樹脂製液止め部材2の筒部の上
面開口部2cの周囲とその周縁部2cに溶着さ
れ、シール用フイルム4の取手部4aは常に容器
1に対して一定方向、すなわち第11図cに示す
ように容器1の長径方向に向くように取付けられ
る。これはこの容器1を複数個並べて箱詰めした
場合に、隣接するシール用フイルム4の取手部4
a同志が互いに接触してシール用フイルム4が剥
れるのを防止するためである。
まず、このシール装置の概略を第8図〜第10
図により説明する。
ロール状に巻回された帯状フイルム5をフイル
ム繰出し装置6によつて間欠的に繰出し、繰出さ
れた帯状フイルム5をプレスせん断装置7によつ
て所定形状のシール用フイルム4に打ち抜くフイ
ルム打抜き装置8が配設される。フイルム打抜き
装置8により打抜かれたシール用フイルム4は、
垂直軸心回りに間欠回転するトランスフアテーブ
ル9によりフイルム溶着部10に受渡される。そ
して、このフイルム溶着装置10は、第10図に
示すように、垂直軸心122回りに連続回転する
ローター11の外周部に所定間隔ごとに配設され
たシールヘツド装置12のフイルム保持部13に
より、トランスフアテーブル9上のシールフイル
ム4を保持させるとともに、容器保持部14によ
り入口コンベア15から入口スターホイール16
を介して供給された容器1を保持させ、シールヘ
ツド装置12の回動中にフイルム溶着部17によ
り連続的にシール用フイルム4を容器1の口部3
に圧接溶着するように構成される。そして、容器
1は出口スターホイール18により出口コンベア
19に排出される。20は出口スターホイールの
近傍に配設された2本のリジエクトレバーで、光
電検出装置(図示せず)によつてシールされた容
器1のシール用フイルム4の有無およびシール位
置が確認され、不良の場合に光電検出装置の信号
によりリジエクトレバー20が回動されて不良の
容器1をリジエクトテーブル21に移送するもの
である。前記フイルム打抜き装置8およびトラン
スフアテーブル9は、フイルム溶着装置10の速
度および溶着効率の関係上1台のフイルム溶着装
置10に対して2組が配設される。またフイルム
溶着装置10には非常停止時に圧接溶着中のシー
ル用フイルム4の過溶着を防止する非常用溶着停
止装置221が設けられる。
以下その詳細について説明する。
前記フイルム打抜き装置8のフイルム繰出し装
置6は、第12図に示すように、繰出しリール3
1に巻回された帯状フイルムがまず繰出しモータ
32によつて連続回転する連続繰出しロール33
と押えロール34間に導入されて一定速度で繰出
しリール31から繰出され、つぎにこの帯状フイ
ルム5は段差ロール35を介して第1ガイドロー
ル群36および第2ガイドロール37に案内され
て間欠回転する定ピツチ送りロール38と押えロ
ール39間に導入され、その後巻取りモータ40
に回転される巻取りリール41に巻取られるよう
に構成される。前記段差ロール35は、ピン42
を中心に揺動自在に支持されるとともにばね43
によつて矢印A方向に回動付勢されたアーム44
の遊端部に回転自在に取付けられ、定ピツチ送り
ロール38によつて間欠的に送られるフイルム引
出し量と連続繰出しロール33によつて連続的に
繰り出されるフイルム繰出し量の差による帯状フ
イルム5のたるみを吸収して、間欠的なフイルム
送りをスムーズでかつ帯状フイルム5に引張り力
による衝撃等の悪影響を及ぼさないように構成さ
れる。
前記第1ガイドロール群36と第2ガイドロー
ル37の間には、プレスせん断装置7が配設され
る。このプレスせん断装置7は、第13図および
第14図に示すように、ベース45に立設された
一対のガイドピン46にポンチ47を有するポン
チホルダー48が昇降自在に配設され、ベース4
5上にはポンチ47に対応するダイス49が配設
される。帯状フイルム5は、ダイス49上に配設
されてポンチ47の挿入孔50aを有するフイル
ムホルダー50のフイルム導入孔50bに導入さ
れる。また前記ポンチ47の中央部には、上下方
向にポンチ47のフイルム当接面である下面に開
口する空気孔51が形成され、この空気孔51に
はバキユームパイプ52およびブローパイプ53
が電磁バルブ54,55を介して接続される。そ
して、この切換バルブ54,55はポンチ47の
昇降に対応して連動するたとえばリミツトスイツ
チ56,57等を介して作動され、第15図のタ
イミングチヤートに示すように、ポンチ47の上
死点aから少し下降した位置bから下死点cに至
る下降時にバキユームパイプ52が接続されて帯
状フイルム5とそれを打抜いたシール用フイルム
4がポンチ47下面に吸着され、下死点cから少
し上昇位置dまでの上昇区間ではブローパイプ5
3に接続されてシール用フイルム4をポンチ47
下面から離間させ、トランスフアテーブル9に受
渡すように構成される。
前記フイルム繰出し装置6の定ピツチ送りロー
ル38とプレスせん断装置7のポンチ47は、第
12図に示すように、このシール装置の駆動源に
よりベルト58を介して回転駆動される駆動軸5
9より連動される。すなわち、軸受により回転自
在に支持された駆動軸59にはカムクラツチ60
を介してベルト58が巻回されたベルト車61が
取付けられ、ソレノイド62によりレバー63を
介してカムクラツチ60を作動してベルト車61
と駆動軸59とを連結離脱可能である。そして、
駆動軸59の一端にはクランク板64と連杆65
からなる送りクランク機構66が設けられ、その
連杆65の先端部は、定ピツチロール38に回動
軸67を介して取付けられた揺動レバー68の遊
端部に回動自在に連結され、駆動軸59の回転を
揺動レバー68の一定範囲の往復揺動に変換す
る。前記回動軸67と定ピツチ送りロール38と
の間には爪および爪車(図示せず)からなるラチ
エツト機構69が介装され、揺動レバー68の揺
動を定ピツチロール38の間欠回転に変換する。
一方、駆動軸59の他端にはクランク板70と
連杆71からなる打抜きクランク機構72が介装
され、連杆71の先端部はプレスせん断装置7の
ポンチホルダー48にピン73を介して回動自在
に連結され、駆動軸59の回転をポンチ47の往
復移動に変換する。したがつて、定ピツチ送りロ
ール38とポンチ47は同一の駆動軸59に連動
されるので、きわめて簡単な構造で、確実かつ正
確に各動作のタイミングを設定できる。上記タイ
ミングは第16図a,bに示すように、駆動軸5
9の回転により揺動レバー68が往復回動し、ま
ず上限位置から下限位置まで矢印B方向への揺動
する送り時には、ラチエツト機構69により回動
軸67と定ピツチ送りロール38とが連動されて
定ピツチ送りロール38が所定角度α回転し帯状
フイルム5を一定量送る。また下限位置から上限
位置まで矢印C方向に揺動する戻し時には、ラチ
エツト機構69により回動軸67と定ピツチ送り
ロール38とが切離されて定ピツチ送りロール3
8は停止し、帯状フイルム5の送りは停止され
る。これは第16図bにタイミング動作曲線で示
される。このタイミング曲線に示す戻し時の帯状
テープ5の停止時に打抜きを行うようにポンチ4
7を駆動する。すなわち、ポンチ47は上死点a
からダイス49上の帯状フイルム5を打抜くせん
断位置を通つて下死点cまで往復移動するが、ポ
ンチ47がせん断位置よりも下方に位置する時間
eを第16図bに示すように戻し時間f内に設定
すればよい。これは各クランク機構66,72の
調整によりきわめて容易に行え、確実かつ正確な
連動が期待できる。
前記プレスせん断装置7で成形されたシール用
フイルム4をシール用フイルム溶着装置10のシ
ールヘツド装置12に受渡すトランスフアテーブ
ル9は、第17図および第18図に示すように、
基板81に上下方向に貫設されたボス82にベア
リングを介して回転軸83が垂直軸心80回りに
回転自在に支持され、回転軸83の上部には回転
テーブル84が固定されるとともに、下部には間
欠駆動可能なカムユニツト85の駆動ギア86に
噛合する従動ギア87が取付けられている。前記
回転テーブル83の外周部には一定間隔置にたと
えば6個のシール用フイルム吸着用のフイルム保
持台89が配設され、このフイルム保持台89は
その中心部に垂下された支軸90が回転テーブル
の半径方向に配置された被ガイド部材91の先端
部にベアリングを介して回転自在に支持されると
ともに、被ガイド部材91の基端部が回転テーブ
ル84に半径方向に固定されたガイド体92に案
内されて回転テーブル84の半径方向に移動自在
に配設される。前記支軸90の下部には軌道用カ
ムフオロワ93が取付けられるとともに、アーム
94を介して回動用カムフオロワ95が取付けら
れる。前記ボス82には固定テーブル96が固定
され、この固定テーブル96には複数のサポート
97aを介してフイルム保持台89の回動経路イ
に沿う保持台案内部97が設けられる。この保持
台案内部97は、軌道用カム溝98を形成する一
対の軌道用カム板98aと、回動用カム溝99を
形成する一対の回動用カム板99aと、各カム板
98a,99aの支持材100とからなり、前記
軌道用カムフオロワ93が軌道用カム溝98に係
合されてフイルム保持台89を回転テーブル84
の半径方向に移動可能であり、また前記回動用カ
ムフオロワ95が回動用カム溝99に係合されて
フイルム保持台89を支軸90を中心に回動可能
に構成される。前記回転テーブル84の回転によ
るフイルム保持台89の回動経路イは、前記プレ
スせん断装置7のダイス49下方のフイルム受取
り位置ロを通過する円周上にほぼ沿うとともに、
フイルム溶着装置10のシールヘツド装置12の
回動経路ハの一部に重合するフイルム渡し区間ニ
が形成され、このフイルム渡し区間ニは、フイル
ム保持台回動経路イをシールヘツド回動経路ハに
沿わせるために、前記軌道用カム溝98を第17
図に示すようにシールヘツド回動経路ハに沿うよ
うに形成している。また、前記フイルム受取り位
置ロでポンチ47により打抜かれて供給されるシ
ール用フイルム5は、たとえばフイルム保持台8
9上にシール用フイルム4の長径方向が支持台回
動経路イの接線方向となるように打抜かれて載置
され、フイルム渡し区間ニまで移送される。そし
て、前記回動用カム溝99は、第19図に示すよ
うに、フイルム渡し区間ニにおいてシール用フイ
ルム4の長径方向がシールヘツド回動経路ハの接
線方向に向くように、回動用カムフオロワ95を
移動させて、アーム94および支軸90を介して
フイルム保持台89を回動するように構成され
る。
また、前記各フイルム保持台89上面にはシー
ル用フイルム4を吸着保持および吐出離間させる
ため、たとえば2個の気孔101が穿設され、こ
れら気孔102にはバキユームパイプ102とブ
ローパイプ103とが接続され、各パイプ10
2,103はそれぞれガイド体92下方の回転テ
ーブル84に各フイルム保持台89ごとに配設さ
れたバキユームバルブ104とブローバルブ10
5とに接続される。前記各バキユームバルブ10
4は回転軸83の軸心上に形成されたバキユーム
孔106に接続され、このバキユーム孔106は
下端部に配設された回転継手107を介して主バ
キユームパイプ108に連結される。また各ブロ
ーバルブ105は回転軸83上端に配設された分
岐パイプ109に接続され、この分岐パイプ10
9には回転継手110を介して主ブローパイプ1
11に接続されるそして固定テーブル96上に
は、各バルブ104,105の回動経路ホ,ヘに
バキユームバルブ104の作動杆104aのロー
ル104bおよびブローバルブ105の作動杆1
05aのロール105bにそれぞれ作用するバキ
ユーム用カム112とエアブロー用カム113が
配設される。すなわち、バキユーム用カム112
はバキユームバルブ104の回動経路ホのうち、
フイルム保持台89がフイルム受取り位置ロ手前
からフイルム渡し区間ニの手前位置に対応する範
囲にわたつて配設され、バキユームバルブ104
の作動杆104aに作用して前記気孔101から
空気を吸引しシール用フイルム4を吸着保持す
る。またエアブロー用カム113はブローバルブ
105の回動経路ヘのうち、フイルム保持台89
がフイルム渡し区間ニの範囲に配設され、ブロー
バルブ105の作動杆105aに作用して前記気
孔101から空気を吐出し、シール用フイルム4
をシールヘツド装置12に渡す。
前記回転テーブル84はカムユニツト85によ
り矢印D方向に間欠回転され、第17図に実線
で、示すように、フイルム保持台89にプレスせ
ん断装置7からシール用フイルム4が受渡される
フイルム受取り位置ロで停止する。そして、フイ
ルム渡し区間ニの前部から後部に至るフイルム保
持台89は、停止位置gからシールヘツド回動経
路ハの合流点hまでの区間トは加速され、この合
流点hから分岐点iに至るフイルム渡し部ニでは
シールヘツド装置12と同じ周速度で回動し、分
岐点iから次の停止位置jまでの区間チは減速さ
れて停止するように設定される。
次にフイルム溶着装置について説明する。
第10図に示すように、フレーム121上に
は、垂直軸心122上に中心軸123を有するコ
ラム状のローター11が配設され、このローター
11は、ローター11の下面に固定されたリング
ギア127がフレーム121上に配設された環状
ガイド体128にボールベアリング129を介し
て回転自在に支持される。前記中心軸123の下
端にはフレーム121に支持部材126を介して
取付けられたロータリートランス125が連結さ
れる。フレーム121下方の基台130上にはロ
ーター11を連続回転させる減速機付駆動モータ
131が配設され、その出力軸に取付けられた駆
動ギア132がフレーム121を貫通して回転自
在に支持された中間軸133の下部中間ギア13
4に噛合し、中間軸133の上部の上部中間ギア
135がリングギア127に噛合してローター1
1が第8図に示すように矢印F方向に回転され
る。また、このモーター131は任意の連動機構
(図示せず)を介して入口および出口のスターホ
イール16,18を回転駆動させる。
前記ローター11の外周部には所定間隔ごとに
シールヘツド装置12が配設され、これらシール
ヘツド装置12は第10図に示すように、フイル
ム保持部13と容器保持部14とフイルム溶着部
17とを備えている。
まず、容器保持部14を第1図〜第3図により
説明する。ローター11を形成するコラム上面板
136には左右一対のガイド軸137が回転自在
に垂下され、このガイド軸137の下部にロータ
ー11の外周部に沿う下部リング板138が軸受
140を介して支持される。これら両ガイド軸1
37間にはリニアモーシヨンベアリング141を
介して昇降体142が昇降自在に配設され、また
各ガイド軸137にはそれぞれ基端部がリニアモ
ーシヨンベアリング143を介して昇降自在に外
嵌されるとともに、昇降体142の上面に回動自
在に連結された一対のボトルチヤツク144が配
設される。これらボトルチヤツク144は、第3
図に示すようにその先端部の対向位置に容器1の
首部1bを嵌合可能な凹部144aが形成される
とともに、その先端部上面144bは容器1に挿
入された液抜止め部材2の下端鍔部2dの下面に
係止可能に形成される。前記下部リング板138
上面には支持部材145を介してガイド軸137
間から外側に突出するボトルホルダー146が突
設され、このボトルホルダー146の外側面には
容器1の下部側面に係合可能な係合凹部146a
が形成される。また、下部リング板138の外側
上面には容器1の底部を支持可能な下部リング板
138に沿うボトル支持板147が突設され、入
口スターホイール16の外周に形成されたホルダ
ー凹部16aに係合されて搬送された容器1を、
ボトル支持板147とボトルホルダー146で受
取るとともに、前記ボトルチヤツク144で保持
する。前記下部リング板139から下方に突出す
る一対の前記ガイド軸137にはそれぞれ扇形ギ
ア148A,148Bが互いに噛合するようにキ
ー止めされて取付けられ、かつ一方のガイド軸1
37にはアーム149を介してボトルチヤツク1
44の閉動方向の矢印E方向に回動付勢する引張
りばね150が連結され、さらに一方のガイド軸
149には揺動アーム151を介してボトルチヤ
ツク144の開閉用カムフオロワ152が設けら
れる。この開閉用カムフオロワ152はシールヘ
ツド回動経路ハのうちボトルチヤツク144を開
動させる区間に沿つて配設された開閉用カム板1
53に係合してボトルチヤツク144を開動す
る。また、前記昇降体142の内側面にはボトル
昇降用カムフオロワ154が設けられ、このボト
ル昇降用カムフオロワ154はシールヘツド回動
経路ハに沿つて配設されたボトル昇降用カム板1
55に係合してボトルチヤツク144を昇降し容
器1を昇降させる。
次にフイルム保持部13を第1図および第2図
により説明する。前記コラム上面板136には内
側面および外側面が開口する枠体160が立設さ
れ、その上面板161と下面板162との間には
垂直軸163が立設される。この垂直軸163の
上部にはリニアモーシヨンベアリング164を介
して上部ハウジング165が昇降自在に外嵌され
ており、この上部ハウジング165の外側には、
上下方向の貫通孔166が形成されたパイプホル
ダー167が付設され、この貫通孔166には下
端開口部にシール用フイルム4を吸着可能な吸着
パイプ168の上部が所定範囲で昇降自在に内嵌
支持される。この吸着パイプ168の上端は接続
パイプを介して枠体160の上面板161上に配
設されたバキユームバルブ169に接続され、こ
のバキユームバルブ169は前記中心軸123上
端に配設された回転継手170を介して吸引ポン
プ(図示せず)に接続される。このバキユームバ
ルブ169は先端にローラ169aを有する作動
杆169bを有し、シールヘツド回動経路ハの所
定位置に配設された吸着用カム板171が前記作
動杆169bのローラ169aに作用して、吸着
パイプ168によるシール用フイルム4の吸着作
用のオン・オフ動作を行う。前記上部ハウジング
165の中間部には上下方向に貫通された規制孔
172が形成され、枠体160の上面板161か
ら垂下されたボルト173がこの規制孔172内
に移動自在に挿入されるとともに、ボルト173
下端の頭部173aが上部ハウジング165下面
に係止されて上部ハウジング165の下降限が規
制される。そして、上部ハウジング165の内側
には吸着パイプ168の昇降用カムフオロワ17
4が設けられ、この昇降用カムフオロワ174
が、シールヘツド回動経路ハに沿つて吸着パイプ
168の下降区間を除く区間に配設されたパイプ
昇降用カム板175に作用されて、所定回動位置
で吸着パイプ168が昇降される。さらに吸着パ
イプ168は、上端の係止部176と、吸着パイ
プ168中間部の係止リング177に支持されて
吸着パイプ168に外嵌する圧縮ばね178とで
保持され、パイプホルダー167が下限まで下降
された時に、この圧縮ばね178により吸着パイ
プ168を下方に付勢してシール用フイルム4を
容器1の口部3に密着させる。
次にフイルム溶着部17を第1図、第2図およ
び第4図〜第6図により説明する。前記垂直軸1
63の下部にはリニアモーシヨンベアリング18
1を介して下部ハウジング182が昇降自在に外
嵌され、この下部ハウジング182の外側には前
記吸着パイプ168に移動自在に外嵌するヒータ
ーホルダー183が付設され、このヒーターホル
ダー183の下部には球面軸受184を介してヒ
ーターブロツク185が取付けられる。すなわ
ち、このヒーターブロツク185は下端内面に球
面受座184aを有する円筒体状に形成され、上
面部183aに吸着パイプ168の挿通孔186
を有する。そして前記球面受座184aに下面に
ヒーターブロツク185が固定された球面体18
4bが摺動自在に嵌合支持され、これら球面体1
84bおよびヒーターブロツク185の中央部に
は吸着パイプ168の挿通孔187,188がそ
れぞれ形成される。さらに、前記ヒーターホルダ
ー183の空間189内で球面体184b上面と
ヒーターホルダー上部との間に吸着パイプ168
に外嵌するバランス用コイルばね190が介装さ
れ、ヒーターブロツク185の下端の圧接面が水
平面となるように付勢している。前記下部ハウジ
ング182の内側の突出部191にはコラム上面
板136に立設されたヒーターブロツク185の
昇降用エアシリンダ装置192のシリンダロツド
192aが連結され、下部ハウジング182およ
びヒーターホルダー183を介してヒーターブロ
ツク185を昇降する。この昇降用エアシリンダ
装置192にはマスターバルブ193を介してエ
ア供給管が接続され、このマスターバルブ193
は前記下部リング板138下面に配設された下降
用パイロツトバルブ195および上昇用パイロツ
トバルブ196が接続され、各パイロツトバルブ
195,196に配設されて先端にローラ195
a,196bを有する作動杆195b,196b
が、シールヘツド回動経路ハの所定位置に配設さ
れた下降用および上昇用カム板197,198に
係合されて昇降用エアシリンダ装置192が駆動
される。
前記ヒーターブロツク185は、第4図〜第6
図に示すように、その内部にヒーター199とサ
ーモカツプル200とを備え、ヒーター199お
よびサーモカツプル200は、第2図に示すよう
に枠体160上部に支持体201を介してロータ
ー11の周囲に沿つて配設された上部リング板2
02上の温調計203に接続され、ヒーターブロ
ツク185を常時シール用フイルム4の溶着可能
温度に加熱するように構成される。このヒーター
ブロツク185下部の挿通孔188周囲には下端
面がシール用フイルム4の圧接する環状圧接部2
04が突出形成され、この環状圧接部204の周
囲には周方向に複数(実施例では6個)に分割さ
れたサブヒーターブロツク205が配設される。
このサブヒーターブロツク205は上端部に周方
向に沿う円柱状の係合部206が形成され、この
係合部206が環状圧接部204上端外周部に形
成されて断面が半円形状の環状受溝207に摺動
自在に係合され、周方向に沿う接線の回りで摺動
自在であり、またサブヒーターブロツク205
は、その中心部に半径方向に貫通された取付孔2
08に環状圧接部204の外周面に植設された取
付ボルト209が遊嵌するとともに、取付ボルト
の頭部209aとサブヒーターブロツク209と
の間に取付ボルト209に外嵌する加重ばね21
0によつて、環状圧接部204側に付勢され、さ
らにサブヒーターブロツク205の下端部は環状
圧接部204より下方に突出するとともに、内面
に下方ほど広がるテーパ状の圧接面211が形成
され、容器1の口部3がセンタリング不良によつ
てずれた場合でも第6図に示すようにサブヒータ
ーブロツク205が外側に揺動して環状圧接部2
04周囲の周縁部を確実に溶着できる。なお、前
記サブヒーターブロツク205の係合部206が
平面視円弧状であるため、環状受溝207の形状
を幾分大きめにして揺動が許容できるように設計
してある。前記サブヒーターブロツク205はヒ
ーターブロツク185との接触面からの熱伝導に
より加熱される。
ここで、上記フイルム溶着装置10における主
要部材の動作を第7図のタイミングチヤートによ
り説明する。
入口スターホイール18からシールヘツド装置
12が1回転する区間において、入口スターホイ
ール18から容器1が供給されると、まずボトル
チヤツク144が閉動されてボトルチヤツク14
4の凹部144aで容器1の首部1bを保持し、
つぎにボトルチヤツク144を上昇してボトルチ
ヤツク144上面に液止め部材2の鍔部2d下面
を係止して容器1をボトル支持板147から僅か
に上昇させる。(2〜3mm程度)これは容器1が
樹脂性で弾性があり、また容器1の底面形状が安
定して支持できる平面形状でないために、ヒータ
ーブロツク185による圧接力が充分に働かない
のを防止するためである。さらに、トランスフア
テーブル9からシール用フイルム4を吸着した吸
着パイプ168を下降してシール用フイルム4を
容器1の口部3に密着させ、そしてヒーターブロ
ツク185を下降してシール用フイルム4を容器
1の口部3に溶着する。この圧接溶着区間リが過
ぎると、まずヒーターブロツク185が、次に吸
着パイプ168が上昇され、そしてボトルチヤツ
ク144が受取位置まで下降されて開動しシール
された容器1を出口スターホイール18に受渡
す。ボトルチヤツク144をさらに下降させるの
はトランスフアテーブル9との位置関係による。
またこのトランスフアテーブル9位置で吸着パイ
プ168は幾分下降されて、フイルム保持台89
上のシール用フイルム4を受取る。
上記フイルム溶着装置10には非常停止時に、
シール用フイルム4を圧接溶着しているヒーター
ブロツク185を上昇してその溶着を停止し、過
溶着によるシール不良を防止する非常用溶着停止
装置221が設けられており、この溶着非常停止
装置221を第20図〜第23図により説明す
る。フイルム溶着部17におけるヒーターブロツ
ク185の昇降は、第20図に示すように、シー
ルヘツド回動経路ハのフレーム121上に、ヒー
ターブロツク185の下降による圧接溶着区間リ
の始点および終点に対応する下降用カム板197
および上昇用カム板198とが配設され、下部リ
ング板139の下部の上下位置に配設された下降
用パイロツトバルブ195および上昇用パイロツ
トバルブ196の各作動杆195b,196bに
作用するように構成される。すなわち、ローター
11が矢印F方向に回転されて下降用カム板19
7が下降用パイロツトバルブ195の作動杆19
5bのローラ195aに作用すると、マスターバ
ルブ193を介して昇降用エアシリンダ装置19
2のシリンダロツド192aを短縮してヒーター
ブロツク185を下降し、圧接溶着区間リでシー
ル用フイルム4を容器1の口部3に圧接溶着す
る。そして上昇用カム板198が上昇用パイロツ
トバルブ195の作動杆195bのローラ195
aに作用すると、マスターバルブ193を介して
昇降用エアシリンダ装置192の作動杆192a
を伸長してヒーターブロツク185を上昇する。
又はその上昇区間である。
非常用溶着停止装置221は、第20図に示す
ように、上昇用パイロツトバルブ196の圧接溶
着区間リの回動経路に対向してその外側に配設さ
れて周方向に複数(実施例では6個)に分割され
かつ上昇用パイロツトバルブ196の作用位置ル
と非作用位置ヲとの間で出退自在な非常用カム板
222a〜fと、これら非常用カム板222a〜
fを突出させて上昇用パイロツトバルブ196の
作動杆196bをそれぞれ作用させる非常用カム
板出退装置223とを備える。前記非常用カム板
222a〜fの作用面はシールヘツド回動経路ハ
に沿う円弧面に形成されるとともに、下降用カム
板197の下方にも重複するように非常用カム板
222が延長される。これら非常用カム板出退装
置223はエアシリンダ装置224からなり、第
23図に示すように、これらエアシリンダ装置2
24の作動用空気管225に介装された電磁式切
換弁226はそれぞれタイマーを内蔵した制御装
置227に接続されて制御される。また前記下降
用カム板197も上昇用パイロツトバルブ196
の作用位置と非作用位置の間で出退自在に構成さ
れ、下降用カム板197を出退させるシリンダ装
置227を有する下降用カム板出退装置228お
よびその切換弁229が設けられる。すなわち、
下降用カム板197が突出して上昇用パイロツト
バルブ196に作用する通常運転時から、何らか
の故障で非常停止されると、まず下降用カム板1
97が出退装置228により非作用位置に退行さ
れ、非常用カム板222a〜fは各出退装置22
3により出口側(上昇用カム板198側)すなわ
ちヒーターブロツク185によるシール用フイル
ム4の圧接溶着時間が長い非常用カム板222f
から順次突出させて上昇用パイロツトバルブ19
を作用させ、各ヒーターブロツク185による適
正圧接溶着時間が経過したヒーターブロツク18
5を順次上昇させて離間させる。そして、入口側
の最後の非常用カム板222aが作用位置まで突
出された後、全部の非常用カム板222が非作用
位置ヲまで退行される。上記作用により圧接溶着
区間リにあるすべてのシールが完了した状態とな
る。そして作業開始時には、シールヘツド装置1
2の吸着パイプ168にシール用フイルム4が検
出装置(図示せず)で確認されると、下降用カム
板197が作用位置まで突出されて溶着が開始さ
れる。
次にこのシール装置の作用について説明する。
フイルム打抜き装置8において、フイルム繰出
し装置6の繰出しリール31から連続繰出しロー
ル33により連続して繰出された帯状フイルム5
は、段差ロール35により貯えられるとともに、
この段差ロール35から定ピツチ送りロール38
により間欠的にプレスせん断装置7に送られる。
このプレスせん断装置7において、フイルムホル
ダー50内に送られた帯状フイルム5は停止時
に、定ピツチ送りロール38をラチエツト機構6
9および送りクランク機構66を介して駆動する
駆動軸59により、打抜きクランク機構72を介
してポンチ47が下降されて打抜かれ、シール用
フイルム4が形成される。このシール用フイルム
4はトランスフアテーブル9のフイルム保持台8
9上に気孔101により吸着されて保持される。
そしてシールヘツド装置12と、同期回動される
フイルム渡し区間ニで、シール用フイルム4は気
孔101からエアブローされてフイルム保持台8
9上から離間されるとともに、吸着パイプ168
の下端に吸着保持される。シール用フイルム4を
保持したシールヘツド装置12は回転されて、容
器保持部14のボトルチヤツク144およびボト
ルホルダー146ならびにボトル支持板147に
より、入口スターホイール16から容器1を受け
取る。そして、ボトルチヤツク144を上昇して
容器1を上昇させるとともに、吸着パイプ168
を下降させて容器1の口部3にシール用フイルム
4を密着させる。さらに、ヒーターブロツク18
5を下降して環状圧接部204およびサブヒータ
ーブロツク205によりシール用フイルム4を容
器1の口部3に圧接溶着する。正確には液止め部
材2の上面開口部2bの周囲とその周縁部2cを
圧接溶着する。所定時間経過後吸着パイプ168
およびヒーターブロツク185を上昇させ、出口
スターホイール18によりシールされた容器1を
出口コンベア19に排出する。
上記実施例によれば、容器1の首部を一対のボ
トルチヤツク144の凹部144aで保持すると
ともに、昇降体142に配設されたボトル昇降用
カムフオロワ154を、シールヘツド回動経路ハ
に沿つて配設したボトル昇降用カム板155に係
合して上昇させ、ボトルチヤツク144の上面で
容器1口部3の液止め部材2の下端に形成された
鍔部2dを係止して上昇させ、その状態でシール
用フイルム4を圧接溶着するので、容器1の底部
が不安定であつたり、また容器1が樹脂製で弾性
があつても、ヒーターブロツク185を容器1の
口部に確実に加圧することができ、シール用フイ
ルム4を確実に圧接溶着することができる。また
吸着パイプ168は下降時に係止リング178と
パイプホルダー167との間に介装された圧縮ば
ね178により下方に付勢されるので、シール用
フイルム4を容器1の口部3に適正な圧力で密着
させることができ、シール用フイルム4のずれを
防止できる。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、シールヘ
ツド装置において容器保持部の上方に吸着パイプ
を有するフイルム保持部とこの吸着パイプに外嵌
するヒーターブロツクを有するフイルム溶着部を
設けたので、全体をコンパクトに構成でき、また
このシールヘツド装置をローターの外周部に複数
個配設するとともに、ボトルチヤツクを開閉用カ
ムフオロワを介して開閉する開閉用カム板と、吸
着パイプをパイプ昇降用カムフオロワを介して昇
降するパイプ昇降用カム板とをシールヘツド装置
の回動経路に沿つて配設したので、ローターの回
転に伴つてボトルチヤツクと吸着パイプを確実に
作動することができ、連続的に容器の口部にシー
ル用フイルムを溶着することができ、能率を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第23図は本考案の一実施例のシール
装置を示し、第1図および第2図はシールヘツド
装置を示す側面断面図および正面図、第3図はシ
ールヘツド装置の容器保持部を示す平面断面図、
第4図および第5図はヒーターブロツクを示す一
部切欠き側面図および底面図、第6図はヒーター
ブロツクの使用状態を示す部分断面図、第7図は
シールヘツド装置のタイミングチヤート図、第8
図はシール装置の全体平面図、第9図はシール装
置の全体正面図、第10図はフイルム溶着装置を
示す部分側面断面図、第11図a,b,cはそれ
ぞれ容器とシール用フイルムの分解斜視図、シー
ル状態を示す拡大斜視図およびシール状態を示す
平面図、第12図はフイルム繰出し装置を示す斜
視図、第13図および第14図はプレスせん断装
置を示す側面断面図および平面図、第15図はプ
レスせん断装置の駆動を示すタイミングチヤート
図、第16図a,bは定ピツチ送りロールとプレ
スせん断装置を示す概略図とこれらの関係を示す
タイミングチヤート図、第17図はトランスフア
テーブルを示す平面図、第18図はトランスフア
テーブルを示す側面断面図、第19図はトランス
フアテーブルの回動用カム溝を示す部分平面図、
第20図は溶着非常停止装置を示す概略平面図、
第21図および第22図は第20図に示すワ部平
面図およびその側面図、第23図は溶着非常停止
装置の配管系統図、第24図は従来のシール装置
の工程を示す概略斜視図である。 1……容器、3……口部、4……シール用フイ
ルム、10……フイルム溶着装置、11……ロー
ター、12……シールヘツド装置、13……フイ
ルム保持部、14……容器保持部、17……フイ
ルム溶着部、122……垂直軸心、137……ガ
イド軸、142……昇降体、144……ボトルチ
ヤツク、151……揺動アーム、152……開閉
用カムフオロワ、153……開閉用カム板、15
4……ボトル昇降用カムフオロワ、155……ボ
トル昇降用カム板、163……垂直軸、165…
…上部ハウジング、167……パイプホルダー、
168……吸着パイプ、171……吸着用カム
板、174……パイプ昇降用カムフオロワ、17
5……パイプ昇降用カム板、182……下部ハウ
ジング、183……ヒーターホルダー、184…
…球面軸受、185……ヒーターブロツク、19
2……昇降用エアシリンダ装置、199……ヒー
ター、200……サーモカツプル、204……環
状圧接部、ハ……シールヘツド回動経路、リ……
圧接溶着区間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シール用フイルムを連続的に容器の口部にシー
    ルするシール装置におけるシール用フイルム溶着
    装置であつて、垂直軸心回りに連続回転するロー
    ターの外周部に所定間隔ごとに複数のシールヘツ
    ド装置を設け、これらシールヘツド装置に、容器
    の首部に開閉可能に外嵌して容器を保持する一対
    のボトルチヤツクを有する容器保持部と、容器保
    持部上方に昇降可能に配設されて下端部にシール
    用フイルムを吸着保持可能な上下方向の吸着パイ
    プを有するフイルム保持部と、前記吸着パイプに
    昇降自在に外嵌してヒーターを内蔵するヒーター
    ブロツクを有するフイルム溶着部とを設け、前記
    ボトルチヤツクの揺動アームに設けた開閉用カム
    フオロワに係合してボトルチヤツクを開閉させる
    開閉用カム板および前記吸着パイプに設けた昇降
    用カムフオロワに係合して吸着パイプを昇降させ
    る昇降用カム板をシールヘツド装置の回動経路に
    沿つて配設し、前記ヒーターブロツクを昇降させ
    るシリンダ装置を設けたことを特徴とするシール
    装置におけるシール用フイルム溶着装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56294A (en) * 1979-06-18 1981-01-06 Nippon Kokan Kk <Nkk> Tinplate and producing the same
JPS61127404A (ja) * 1984-11-20 1986-06-14 大阪機工株式会社 カツプ充填機に於けるシ−ル供給装置

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