JPH018484Y2 - - Google Patents

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JPH018484Y2
JPH018484Y2 JP1984198701U JP19870184U JPH018484Y2 JP H018484 Y2 JPH018484 Y2 JP H018484Y2 JP 1984198701 U JP1984198701 U JP 1984198701U JP 19870184 U JP19870184 U JP 19870184U JP H018484 Y2 JPH018484 Y2 JP H018484Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、袋内に物品を充填し、かつ、この
袋を熱シールして包装を行なう際に用いて好適な
包装装置に関する。
[従来の技術] 近年、束ねられたビニール袋を1放づつまつく
てホツパの下方に垂らし、この垂らされた袋の開
口部に風を送つて開かせ、その後にホツパを用い
て袋内に物品を投入し、さらに、物品投入後に袋
の上端部を熱シールする包装装置が開発され効果
を上げている。
例えば、実公昭51−49241号公報によれば、多
数枚の袋を袋束として吊り下げ、その袋口を送風
装置29からの送風によつて袋口28を脹ませて
被包装物を充填する袋詰機があつた。
ところで、物品を投入する場合を考えてみる
と、ホツパの下端開口部は、袋の開口部にできる
だけ接近していた方が良い。なぜならば、ホツパ
の下端開口部が袋の開口部に近ければ、物品が袋
の外に落下する心配がなく、投入処理が確実に行
なわれるからである。
しかしながら、常にホツパの下端開口部が袋の
開口部に接近していたのでは、袋束の補給のとき
に邪魔になる。そこで、特開昭48−12194号公報
によれば、必要に応じてピストン杆27により昇
降シユート28を案内レール25に沿つて昇降さ
せる装置があつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、物品の投入を確実にするために
は、ホツパの下端開口部を袋の開口部に近付ける
だけではなく、袋の開口部を大きく確実に開かせ
なければならない。
実公昭51−49241号公報の装置では、袋口28
と送風装置29が離れているため、送風装置29
からの風が拡散されて袋口28を大きく確実に開
口できるものではなかつた。
また、送風装置の送風口が常に開状態である
と、送風装置のモータの慣性により送風口から漏
れた風によつて、袋が押され、袋の開口部が大き
く確実に開口しない問題点があつた。
この考案は、このような問題点を解決するため
に考えられたもので、袋の開口部を大きく確実に
開口させ、ホツパの下端開口部を袋の開口部に近
付けて、物品の投入を確実に行わせ、かつ操作性
のよい包装装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上端部より低い表面側に開口部を
有する袋をその上端部を挟持することにより束ね
て支持する袋支持部と、前記袋の束からめくり垂
らされた袋の開口部に向つて送風口から風を送つ
て開かせる送風手段と、前記送風手段によつて開
かされた袋の開口部に充填すべき物品を落下させ
る投入用ホツパと、移動自在に設けられるととも
に充填終了後の前記袋の上端部を表裏両面からは
さんで熱融着する熱シール部とを設けて成る包装
装置において、前記袋の開口部の上方に、前記送
風手段の送風口と前記投入用ホツパとを前記袋の
厚み方向に並べて設け、前記投入用ホツパを上下
動自在に支持するとともに、それを上下動させる
ホツパ駆動機構を設け、前記送風手段の送風口
に、前記投入用ホツパと反対向方向に開く開閉自
在な蓋を設け、前記投入用ホツパが上昇している
ときに前記蓋を閉じ、前記投入用ホツパが下降し
ているときに前記蓋を開く蓋開閉手段を備えたこ
とを特徴とする。
[作用] この考案に係る包装装置によれば、袋のめくり
操作の際は、投入用ホツパの下端を袋固定部より
上部に上昇させるので、めくり操作が容易とな
り、充填操作の際は、投入用ホツパの下端を袋開
口部近くまで下降させるとともに、開いた送風口
の蓋と投入用ホツパの後面とでダクトの作用をす
るので風は袋の開口部に確実に吹き込まれ、袋の
開口部を確実に開くことができる。また、その開
口部にホツパの下端が近付いているので、確実に
袋内に物品を充填することができる。
[実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例につい
て説明する。
(構成の概略) 第10図は、この考案の一実施例の外観を示す
斜視図であり、始めに第10図を参照してこの実
施例の機械的構成の概略を説明する。図におい
て、1は機枠であり、2は機枠1の上部手前側に
上下動可能に設けられているホツパである。この
ホツパ2は中空角すい状に形成され、上端開口部
が下端開口部より広くなつており、後述する袋内
に物品を投入する際に使用される。3はホツパ2
の下方に設けられている袋固定部であり、第3図
ロに示すように、多数の袋4,4,………を上方
からはさんでネジ3a,3bによつて締め付けて
いる。ここで、袋4,4は各々第2図に示すよう
に、裏面側4aの方が表面側4bより上方に長く
形成されており、また、表面側4bの上端に対応
する裏面側4aの位置にはミシン目4cが設けら
れている。この場合、裏面側4aの上端部をミシ
ン目4cから切り放すと、裏面側4aと表面側4
bの各上端位置が一致し、通常の袋と同様の形状
となる。そして、前述した袋固定部3には、裏面
側4cの上端部がはさみ込まれるようになつてお
り、また、袋固定部3に固定された袋4の束は、
第3図ロに示すように、袋固定部3の左端部で折
り返されて、右方に束ねられている。この場合、
袋4の束は袋詰めを行なう際に、その束から1枚
づつまくられて、ホツパ2の下方に垂らされるよ
うになつている。なお、袋4は予め袋挟持部材に
よつて挟持されており、この挟持された束が袋固
定部3にセツトされている。
次に、第10図に示す5は直方体状の熱融着部
であり、図面手前側の面にヒータ6を有し、この
ヒータ6の発生熱によつて袋4の上端部を熱シー
ルするものである。7は熱シールを行なう際に熱
融着部5側に平行移動して、袋4の上端部を熱融
着部5に押圧するプツシヤーである。このプツシ
ヤー5の上端面には、熱シール後に袋4側に突出
してミシン目4cを切断するカツタ8が設けられ
ている。次に、第10図に示す10,10は一対
の挟持部であり、各々が第3図イに示すような固
定爪11と回転爪12とを有して構成されてい
る。そして、固定爪11と回転爪12とによつて
袋4の上端部の左端および右端が各々挟持される
ようになつており、シール時には挟持部10,1
0が互いに離れるように移動して、袋4の上端部
(シール部)を幅方向外方に引き合い、これによ
つて、上端部が直線状に張られてシワ等が防止さ
れるようになつている。また、物品を袋4内に投
入する際は、挟持部10,10が互いに近づくよ
うに、かつ前方に移動し、これによつて、融着面
と袋4の裏面とが離間して袋4の上端がたわみ、
この結果、袋4の開口部がより大きく開口して物
品の投入が行ない易くなつている。
次に、第10図に示す14は、分離板であり、
第3図ロに示すように熱融着部5の下面に設けら
れている。そして、この分離板14は、同図左右
方向に摺動可能であり、常時はバネによつて付勢
されて同図に示すように融着面側に突出して停止
している。この分離板14はシール時において熱
融着部5に貼り付いた袋4をはがす機能を有して
いる。
次に、15は送風用のダクトであり、ブロア1
6の送風をホツパ2の下方に吐出させる。このダ
クト15の吐出口には開閉自在な蓋体15aが設
けられており、この蓋体15aは、前記ホツパ2
が下降したときは、その後面と反対向方向に開く
とともに、この蓋体15aが閉じている時は、風
が漏れないようになつている。この場合のブロア
の送風は、袋4の開口部に風を含ませ、これによ
り、開口をより広く確実ならしめるために行なつ
ている。
(動作の概略) 次に、上記構成によるこの実施例の全体的な動
作の概略を、第3図〜第9図を参照して説明す
る。
(a) まず、初期状態においては、装置各部が第3
図イ,ロに示す状態にあり、袋4がその束から
一枚まくられて、固定爪11と回転爪12との
間に垂らされている。
(b) そして、操作者によつてスタートボタン(図
示略)等が押されると、駆動部が動作を開始
し、まず、回転爪12が固定爪11側に回転
し、これにより、挟持部10が袋4の上端部の
左端と右端とを各々挟持する(第4図イ,ロ参
照)。また、スタートボタンが押された時は、
上記動作と連動してプツシヤー7が熱融着部5
側に移動を開始する。
(c) つぎに、第5図イ,ロに示すように、挟持部
10,10が互いに近付くように、かつ前方に
移動し、これにより、融着面と袋4の裏面とが
離間して袋4の上端部がたわんで図示のように
大きく開口する。また、この時ホツパ2が同図
ロに示すように袋4の開口部近傍まで降下して
おり、さらに、ホツパ2の降下に同期して、ダ
クト15の蓋体15aが開状態となり、このダ
クト15の送風が袋4の開口部に吹き込み、こ
れにより、袋4がより大きくふくらむ。
(d) そして、上記状態において、操作者が袋4内
に充填すべき物品18,18をホツパ2の上端
開口部から投入する。この結果、物品18,1
8は、第6図ロに示すようにホツパ2に案内さ
れて袋4内に充填される。この時、袋4の開口
部は、挟持部10,10の接近動作とダクト1
5からの送風により大きく開口しているので、
物品18,18は確実に袋4内に充填される。
(e) 物品18,18の充填動作が終了すると、操
作者は再びスタートボタンを押す。この結果、
第7図イに示すように、挟持部10,10が互
いに離れるように、かつ後退するように移動
し、これにより、袋4の上端部が一直線状に引
つ張られてシールに適した状態となる。また、
この時プツシヤー7は、同図ロに示すように熱
融着部5に極めて接近した位置に達している。
(f) つぎに、第8図イ,ロに示すように、プツシ
ヤー7が袋4を熱融着部5に押圧し、これによ
り、袋4の上端部が熱融着部5とプツシヤー7
とによつて挟持された状態となる。この結果、
袋4の上端部が熱シールされ、また、この時カ
ツター8が袋4側に突出してミシン目4cを切
断する。さらにこの時、回転爪12が固定爪1
1の反対側に回転し、これにより、挟持部1
0,10の挟持が解除され、また、分離板14
がプツシヤー7に押されるため、図面右側に移
動し融着面に対して突出しない状態となる。そ
して、この状態においてヒータ6に一定時間電
流が供給され、これにより、袋4の上端部が熱
シールされる。
(g) 上記状態において、袋上端部の熱シールが終
了し、さらに一定時間が経過すると、プツシヤ
ー7が元の位置へ復帰を開始する。そして、プ
ツシヤー7が熱融着部5から離れ始めると、第
9図イ,ロに示すように、プツシヤー7によつ
て押されていた分離板14が元の位置に戻り始
め、これにより、袋4の上端部が強制的に熱融
着部5から引きはがされる。したがつて、仮に
袋4の上端部が熱シール時の際に熱融着部5に
貼り付いたとしても、分離板14によつて確実
に剥がされる。そして、分離板14によつて剥
がされた袋4は下方に落下し、所定の受け皿等
に搬入される。以後、装置各部は第3図イ,ロ
に示す状態に復帰し、つぎの袋詰め動作に備え
る。
(ホツパ2の駆動機構) 次に、ホツパ2の駆動機構の構成と動作につい
て詳細に説明する。
第1図イ,ロは各々ホツパ駆動機構の構成を示
す側面図であり、同図イはホツパ2が上昇しつき
た状態、同図ロはホツパ2が下降しつきた状態を
各々示している。これらの図において、20は装
置各部の駆動源となるモータであり、モータ20
の駆動力はチエーン21を介してスパイラルギア
22に伝達され、また、スパイラルギア22の回
転力はスパイラルギア23に伝達され、ここで、
垂直方向の回転力が水平方向の回転力に変換され
る。そして、スパイラルギア23の回転力は水平
回転軸を介してカム板24に伝達され、これによ
り、カム板24が水平旋回するようになつてい
る。カム板24の上端面には、リング25が前記
水平回転軸に偏心して設けられており、このリン
グ25が断面コ字状のスライド部材26の下端開
口部に嵌合している。また、スライド部材26は
摺動リング27に取り付けられており、この摺動
リング27は、水平に延びる円柱状のロツド28
に摺動自在に環装されている。したがつて、モー
タ20が回転すると、スライド部材26はロツド
28に沿つて図面左右方向に摺動する。この場
合、ロツド28は図面奥側にもう一本設けられて
おり、双方で一対の水平案内レールとなつてい
る。また、スライド部材26は図示せぬリンクを
介してプツシヤー5に連結されており、この結
果、プツシヤー5はスライド部材26に連動して
摺動する。そして、スライド部材26の上端面に
は側面形状が略三角形となつているカム部材29
が、その斜面を上面にして設けられている。次
に、30はL字状の腕であり、屈曲部を貫通する
軸31を中心に垂直回転自在に取り付けられてい
おり、また、一方の端部にはカム部材29の斜面
を走行し得る回転ローラ32が設けられ、他方の
端部には上端に開口部を有するU字状の切欠部3
3が設けられている。次に、34,35は、各々
L字状に一体化された腕であり、接合部分を貫通
する軸37を中心に垂直回転自在に設けられてい
る。また、腕36の下端部には切欠部33に摺動
自在に嵌合するリング36が設けられており、腕
35の左端部は垂直方向に延びる腕38の下端部
にピン結合されている。腕38の上端部はホツパ
2を支持するための支持部材39にピン結合され
ており、ホツパ2は支持部材39に支持腕40を
介して取り付けられている。支持部材39の下端
面には垂直方向に延びるロツド41の上端面が接
合されており、このロツド41は上下に離間して
設けられている支持板42,43を摺動自在に貫
通し、これにより、ロツド41はその軸方向に上
下動自在になつている。そして、上記腕30,3
4,35,36およびロツド41によりホツパ2
を上下動させるリンク機構44が構成されてい
る。また、蓋体15aは支点45を中心に回動自
在になつており、さらに、支持部材39に取り付
られたバネ取付部46と蓋体15aの上端部との
間にはバネ47が介装されている。なお、上記構
成における腕38,35、ロツド41、支持板4
2,43は各々図面裏側にも同様に設けられてお
り、ホツパ2を両側から支持するようになつてい
る。
そして、上記構成においては、ホツパ2の荷重
がロツド41を押し下げるように働き、この結
果、腕35,34が反時計方向に回動する付勢力
を受け、腕30が時計方向に回動する付勢力を受
ける。したがつて、回転ローラ32がカム部材2
9から外れている状態、すなわち、第1図ロに示
す状態では、腕30,34,35の回動が妨げら
れないから、ホツパ2は自重により降下し、その
下端開口部が袋4の開口部付近に達する。また、
この状態においては、バネ取付部46と蓋体15
a間の距離が短くなるため、バネ47の引張力が
弱まり、この結果、蓋体15aが自重により反時
計方向に回動し、ダクト15が開状態となる。
一方、回転ローラ32がカム部材29の斜面ま
たは上端面にある時は、回転ローラ32の高さに
応じて、腕30が強制的に反時計方向に回動し、
この腕30の回動がリング36を介して腕34に
伝達され、この結果、腕34,35が時計方向に
回動して腕38が上昇し、これにより、ホツパ2
が上昇する。第1図イに示す状態は、ホツパ2が
上昇しきつた状態、すなわち、回転ローラ32が
カム部材29の上端面に位置している状態であ
る。そして、この状態においてはバネ取付部46
と蓋体15a間の距離が長くなるので、バネ47
の引張力が強まり、この結果、蓋体15aがその
自重に反して時計方向に回転し、ダクト15が確
実に閉じられる。
そして、第1図イに示す状態が第3図イ,ロに
示す状態に対応し、第1図ロに示す状態が第5
図、第6図に示す状態に対応する。
したがつて、袋4をその束からまくつてホツパ
2の下方に垂らす際は(第3図に示す状態)、ホ
ツパ2が上昇しているので、この作業が行ないや
すく、また、袋4へ物品18,18を充填する際
は(第6図に示す状態)、ホツパ2が下降するの
で、投入が確実に行なわれる。物品18,18が
袋4の外へこぼれることはない。
また、上述した説明から明らかなように、ホツ
パ2の上下動に連動して、蓋体15aが開閉する
ので、袋4を開くための送風制御を極めて簡単
に、かつ、確実に行なうことができる。また、袋
4を挟持部10,10の間に垂らした直後に、ダ
クト15の蓋体15aを閉じておくのは、送風が
行なわれると、袋4が開いてしまつたり、袋4が
煽られたりするために、挟持が行いにくくなつて
しまうためである。この場合、仮に挟持したとし
ても、シワやずれが生じ易いので、シール時にシ
ワがより易い欠点がある。
なお、この実施例においては、第3図〜第9図
に示すように、ホツパ2の上下動がプツシヤー7
の圧着離間動作に連動しているので、物品18の
投入操作と袋4のめくり操作が極めてスムーズに
行える利点がある。
また、袋4の開口部を閉じる処理は、挟持部1
0,10に限らず、たとえば、袋4の底部を受板
等で支持しておき、熱シールの際には受板を上昇
させて開口部の縁を揃えるようにしてもよい。
また、ホツパー2の開口部に開閉自在な蓋を設
け、このホツパー2内に次の充填物を貯留させて
おき、袋の開口動作に連動して蓋を開状態にし
て、充填物を落下させるようにしてもよい。この
場合は、充填作業がスピードアツプされる利点が
得られる。さらに、充填後の袋4を次の作業機や
搬送機器に落下させるようにしてもよい。
またさらに、蓋を開閉する送風制御に代えて、
ブロアの回転を制御してもよく、また、ホツパー
2の上下動を挟持送動作に連動させてもよい。こ
の場合、ホツパー2の上下動は、リンク機構に代
えて、たとえば、ソレノイドとレバーを用いる構
成であつてもよい。
また、上記実施例は、例えば、装置上部にプリ
ンタ付き計数秤を載置しておき、操作者が出庫部
品等の部品を計数秤によつて計数したのちに、プ
リンタによつて出庫伝票を発行し、この伝票とと
もに前記部品をホツパーの上端開口部へ投入する
ような用とにも、適用することができる。この場
合、計数秤の計量皿をホツパー側へ回動自在に構
成すると、部品の投入作業をより合理化すること
ができる。また、計量皿の回動を動力を用いて行
うようにすれば、操作者の作業負担は一層軽減さ
れる。さらに、計数秤のみでなく、他の自動供給
装置等と組み合わせることも、可能である。この
場合には、ホツパーの下降完了を、位置センサー
により検出し、この検出信号を物品落下開始のタ
イミング信号として使用すると、ホツパーの下降
完了前には、物品の落下が行なわれることがない
から、物品の充填が極めて確実となる。
なお、上記実施例においては、ホツパ2の上下
動に連動して伸縮するバネ47によつて蓋15a
を開閉させ、つまりホツパ2と蓋15とをバネ4
7を介して機構的に連動するように構成したが、
例えばホツパ2の上下動を検知して、その検知信
号に応じてモータ等を駆動し、蓋15aを単独に
開閉するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る包装装置
によれば次の各効果を奏することができる。
1 投入用ホツパを上下動自在に設けたので、袋
をめくる際は、投入用ホツパを上昇させること
により、袋のめくり操作を容易に行うことがで
きる。
2 投入用ホツパが下降して袋の開口部にホツパ
の下端が近付くと、送風手段の送風口に設けら
れた蓋を投入用ホツパと反対向方向に開く構成
としたので、送風手段(ダクト)からの送風が
投入用ホツパの後面と蓋との間を通り、袋の開
口部に確実に風を送ることができる。すなわ
ち、送風手段の送風口が投入用ホツパの後面と
蓋とによつて袋の開口部に近付いたようにな
り、風は拡散されず、袋の開口部を物品投入動
作の前に確実に大きく開かせることができ、か
つ、投入用ホツパの下端が袋の開口部の近くま
で降下しているので、より確実に袋内に物品を
充填することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部の構成を示
す側面図、第2図は同実施例において用いる袋の
外観を示す斜視図、第3図イ,ロ〜第9図イ,ロ
は同実施例の動作概略を説明するための平面図お
よび側面図、第10図は同実施例の外観を示す斜
視図である。 2……ホツパ、5……熱融着部(熱シール部)、
7……プツシヤー(熱シール部)、15……ダク
ト(送風手段)、15a……蓋体、44……リン
ク機構(ホツパ駆動機構)、47……バネ(連動
部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端部より低い表面側に開口部を有する袋を
    その上端部を挟持することにより束ねて支持す
    る袋支持部と、前記袋の束からめくり垂らされ
    た袋の開口部に向つて送風口から風を送つて開
    かせる送風手段と、前記送風手段によつて開か
    された袋の開口部に充填すべき物品を落下させ
    る投入用ホツパと、移動自在に設けられるとと
    もに充填終了後の前記袋の開口部を表裏両面か
    らはさんで熱融着する熱シール部とを設けて成
    る包装装置において、 前記袋の開口部の上方に、前記送風手段の送
    風口と前記投入用ホツパとを袋の厚み方向に並
    べて設け、 前記投入用ホツパを上下動自在に支持すると
    ともに、それを上下動させるホツパ駆動機構を
    設け、 前記送風手段の送風口に、前記投入用ホツパ
    と反対向方向に開く開閉自在な蓋を設け、 前記投入用ホツパが上昇しているときに前記
    蓋を閉じ、前記投入用ホツパが下降していると
    きに前記蓋を開く蓋開閉手段を備えたことを特
    徴とする包装装置。 (2) 前記ホツパ駆動機構は、前記熱シール部に連
    動して前記ホツパを上下動させることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の包装
    装置。 (3) 前記蓋と投入用ホツパが弾性部材によつて連
    結されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の包装装置。
JP1984198701U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH018484Y2 (ja)

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JPH0732407Y2 (ja) * 1989-11-28 1995-07-26 株式会社山崎機械製作所 馬鈴薯等の投入装置

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JPS5149241U (ja) * 1974-04-08 1976-04-13

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