JP2573447Y2 - ピン状ストッパー自動押入装置 - Google Patents

ピン状ストッパー自動押入装置

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JP2573447Y2
JP2573447Y2 JP1992087225U JP8722592U JP2573447Y2 JP 2573447 Y2 JP2573447 Y2 JP 2573447Y2 JP 1992087225 U JP1992087225 U JP 1992087225U JP 8722592 U JP8722592 U JP 8722592U JP 2573447 Y2 JP2573447 Y2 JP 2573447Y2
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JP
Japan
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pin
guide rail
shaped stopper
storage container
stopper
Prior art date
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JP1992087225U
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English (en)
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JPH0660144U (ja
Inventor
義輝 亀川
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New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、半導体素子等の小型物
品の収納容器に封止用のピン状のストッパーを自動的に
押入する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体素子等の小型物品
を整列して収納する容器としてプラスチック等でできた
筒状の収納容器が広く用いられており、これらの収納容
器では、収納品を挿入・整列後の収納容器を封じる手段
として、収納容器の端部近傍に設けたピン穴にピン状の
ストッパーを押入する方式がよくとられている。
【0003】図7は、そのような方式の収納容器の端部
を示す斜視図、図8はその横断面図である。これらの図
において、17は収納容器、18はピン穴、19はピン
状ストッパーを示す。凹状断面の収納容器17の上面、
両端部近くには、それぞれピン穴18が開けられてい
る。一方、ピン状ストッパー19は、図示したように縊
れ部をもち、ピン部の径は手の指で容易に押し込み、抜
き出しができる程度に作られている。
【0004】通常、ピン状ストッパーの片方は収納品を
挿入する前に予め片方のピン穴に押入しておき、収納品
充填後他方のピン穴に同様に押入して封止がされる。従
来、上記のような収納容器へのピン状ストッパーの押入
取付の作業は、手作業によっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のようなピン状ス
トッパーのピン穴への押入作業を手作業で行なう場合、
所用工数の低減が厳しい上、取り扱う部品が小さいこと
から作業ミスを発生し易く、ストッパーの不完全な押入
により、一旦充填した半導体素子等の収納品を床に落と
し、不良品とするようなケースもよく生じている。
【0006】本考案は、上記問題を解消し、所用工数の
低減が可能である上、上記のような作業ミスをなくする
ことができる利用性および操作性のよいピン状ストッパ
ー押入装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、ピン状ストッパー自動押入装置の主構成
をピン状ストッパーの供給手段、同ストッパーを収納容
器に導くための筒状のガイドレール、前記ピン状ストッ
パーを前記収納容器のピン穴に押入するための押さえ爪
およびこれら各部を作動させるためのリンク機構からな
るものとし、これら各部を下記のような特徴を有するも
のにしたものである。
【0008】すなわち、前記ガイドレールには、その筒
面に前記押さえ爪の筒内への入出、兼、上下動用のスリ
ットを設けると共に、該ガイドレール自体上下動可能な
構造とし、前記リンク機構は、前記ガイドレールの上昇
位置にて前記ピン状ストッパーを落下させて前記押さえ
爪にて受け、次に該ガイドレールの下降によりその下端
部を前記収納容器の上面に押し当て、次に前記押さえ爪
を前記ガイドレール外に外して前記ピン状ストッパーを
前記収納容器上に落下させ、次に前記押さえ爪にて前記
ピン状ストッパーを押圧して押入作業を完了し、次に前
記ガイドレールの上昇位置の状態にもどるようなシーケ
ンスの作動を、往復動作の単一駆動源で駆動できるよう
に構成したものである。
【0009】
【実施例】図1は、本考案ピン状ストッパー自動押入装
置の一実施例の正面図、図2はその側面図、図3〜図6
は、同上実施例の動作説明図を示す。以下、図中におけ
る同一符合は同一または相当するものを示す。これらの
図において、1はピン状ストッパー供給用のカセット、
2は回転レール、3は送り爪、4は歯車、5はピン状ス
トッパーを押入するための押さえ爪である。
【0010】6はピン状ストッパーを導くための筒状の
ガイドレールで、その内径はピン状ストッパーが適度な
隙間を保って落下できるサイズにされており、その筒面
には押さえ爪5の筒内への入出、兼、上下動用にスリッ
ト7が設けられている。また、同ガイドレールは、リニ
アスライダ(図示されていない。)を介して係止されて
おり、それ自体軸方向に移動できるように構成されてい
る。
【0011】8〜14は、その他リンク機構のうち主な
もので、8は板カム、9は別型の板カム、10はプッシ
ャー、11は別型のプッシャー、12は圧縮バネ13は
停止板、14は別型の停止板、15は本装置リンク機構
の往復動作・駆動源として働くエアーシリンダ、16は
エアーシリンダで発生する駆動力を上記リンク機構に伝
えるピストンロッドを示す。また、17は押入・加工さ
れる収納容器、19はピン状ストッパーを示す。
【0012】以下、これらの図を用いて本実施例の動作
を説明する。図1および図2は動作開始前の状態を示し
たものであり、ピストンロッド16およびガイドレール
6はそれぞれの最上昇位置にある。まず、カセット1内
にピン状ストッパー19を装填する。カセット1内は、
円周上例えば15等分に分割されて穴が空いており、そ
れぞれに整列して装填する。一方、加工されるべき収納
容器17は、ガイドレール6の直下にセットする。
【0013】ピストンロッド16は、他の部材を介して
板カム8、板カム9、プッシャー10およびプッシャー
11に結合しており、同ロッドの昇降と共にこれら各部
も昇降する。ピストンロッド16が下降を始めると、ま
ず板カム8に連動する送り爪3が歯車4を一定角度回転
させ、これに伴って回転レール2も一定角度回転し、カ
セット1内のピン状ストッパー19の1個が分離され
る。分離されたストッパーはガイドレール6内を通っ
て、押さえ爪5の爪上に落下する。図3は、この状態を
示したものである。
【0014】更にピストンロッド16が下降することに
より、プッシャー10(同プッシャーは、ピストンロッ
ド16に結合する部材にその上端が固定されている圧縮
バネ12の下端に支持されている。)が下降し、これが
停止板13を押すことによりガイドレール6も下降し
て、その下端部は収納容器17に当接する。ガイドレー
ルの下端部は収納容器に適合する形状に作られており、
両者の係合を容易にしている(図4)。
【0015】ガイドレール6はそれ以上は下降しない
が、ピストンロッド16は、そのストロークを圧縮バネ
12に吸収されながら更に下降する。板カム9の下降に
より、カムの動作点に達すると押さえ爪5の爪部は一時
的にガイドレール6の筒外に解除され、これに伴ってピ
ン状ストッパー19は収納容器17上に落下する(図
5)。
【0016】次に、ピストンロッド16が更に下降する
ことにより、押さえ爪5の爪部がガイドレール6内に復
帰する一方、プッシャー11が下降してその下部が停止
板14に達すると、同停止板を介して押さえ爪5が下方
に押される(作用部は、押さえ爪5のアームの裏側にあ
るため、図では見えない。)。この押さえ込みによっ
て、ピン状ストッパー19は収納容器17のピン穴に押
入される(図6)。次いで、ピストンロッド16は反転
・上昇し、各部とも元の状態に戻って1サイクルの動作
を完了する。
【0017】上記シーケンスは、本装置制御部のシーケ
ンサあるいはプログラマブルコントローラやマイコン等
に組み込まれ、例えば制御ボタンを一つ押すだけで、1
サイクルの動作を実行できるように自動化される。上述
のガイドレール6を上下に動かす動作は、収納容器17
をガイドレールの下にセットするのに必要なものである
が、本考案の装置においては、ガイドレール6の上昇位
置においては、ピン状ストッパー19を押さえ爪5の爪
部で受け止め、同ガイドレールの下降位置においては、
同ガイドレールの下端部が収納容器17に当接した後
に、同ピン状ストッパーが落下するように動作するの
で、ピン状ストッパーの落下は常にガイドレール筒内で
行なわれることになり、上下動中の筒外への外れを皆無
にしている。
【0018】また、ガイドレールの内径を適度とするこ
とで、ピン状ストッパーが倒れて落下するのを防ぐこと
ができ、押入作業の確実性が高められる。なお、本実施
例では、往復動作の単一駆動源として空気圧式のエアー
シリンダを用いた場合を示したが、油圧式、電動式等の
駆動源が利用できることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のピン状ス
トッパー自動押入装置においては、自動化による作業効
率の改善で所要工数の低減が可能となることに加えて、
上下動するガイドレールと押さえ爪を設け、それら相互
の関連動作を特定のシーケンスで動作できる構成とした
ことにより、ピン状ストッパーの押入作業における不良
の発生をなくすることができる。
【0020】また、これら各部のリンク機構は往復動作
の単一駆動源で駆動できるように構成されているので、
利用性及び操作性に優れており、また、設計にあたって
は、駆動源として種々のものが選べる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ピン状ストッパー自動押入装置の一実施
例の正面図である。
【図2】同上実施例の側面図である。
【図3】同上実施例の動作説明図である。
【図4】同上実施例の別の動作説明図である。
【図5】同別の動作説明図である。
【図6】同別の動作説明図である。
【図7】押入・加工された収納容器の斜視図である。
【図8】同上収納容器の断面図である。
【符合の説明】
1 カセット 2 回転レール 3 送り爪 4 歯車 5 押さえ爪 6 ガイドレール 7 スリット 8、9 板カム 10、11 プッシャー 12 圧縮バネ 13、14 停止板 15 エアーシリンダ 16 ピストンロッド 17 収納容器 18 ピン穴 19 ピン状ストッパー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン状ストッパーを一個ずつ供給・落下
    させる手段、該手段より落下するピン状ストッパーを収
    納容器に導くための筒状のガイドレール、前記ピン状ス
    トッパーを前記収納容器のピン穴に押入するための押さ
    え爪および前記手段、前記ガイドレールおよび前記押さ
    え爪を作動させるためのリンク機構を備えたピン状スト
    ッパー自動押入装置において、前記ガイドレールは、そ
    の軸に沿って上下に移動可能な構造とすると共に、その
    筒面に前記押さえ爪の筒内への入出、兼、上下動用のス
    リットを設けたものとし、前記リンク機構は、前記ガイ
    ドレールの上昇位置にて前記ピン状ストッパーを落下さ
    せて前記押さえ爪にて受け、次に該ガイドレールの下降
    によりその下端部を前記収納容器の上面に押し当て、次
    に前記押さえ爪を一時的に前記ガイドレール外に外して
    前記ピン状ストッパーを前記収納容器の前記ピン穴上に
    落下させ、次に前記押さえ爪にて前記ピン上ストッパー
    を押圧して押入作業を完了し、次に前記ガイドレールの
    上昇位置の状態に戻るようなシーケンスの作業を、往復
    動作の単一駆動源で駆動できるように構成したことを特
    徴とするピン状ストッパー自動押入装置。
JP1992087225U 1992-11-27 1992-11-27 ピン状ストッパー自動押入装置 Expired - Lifetime JP2573447Y2 (ja)

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JPH0660144U JPH0660144U (ja) 1994-08-19
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