JPH08318916A - 包装機のグリップ装置 - Google Patents

包装機のグリップ装置

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JPH08318916A
JPH08318916A JP14939895A JP14939895A JPH08318916A JP H08318916 A JPH08318916 A JP H08318916A JP 14939895 A JP14939895 A JP 14939895A JP 14939895 A JP14939895 A JP 14939895A JP H08318916 A JPH08318916 A JP H08318916A
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誠一 工藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、袋詰めを行う各工程に次々に新し
い袋を能率よく移送すると共に、複種類の袋のサイズに
対応してグリップの間隔を自動的に調整するように構成
したグリップ装置を提供することを目的とする。 【構成】 一対のレールに機台を進退自由に設け、機台
上に各一対の短レールを所定間隔をおいてレールと直交
する方向に設け、開口部を上にして垂直姿勢にある袋の
両側縁を掴み若しくは釈放する一対の第1グリップと第
2グリップとを短レール上に進退自由に設け、被包装物
の充填時に第1グリップ若しくは第2グリップと共に袋
の両側縁を掴む副グリップを、短レールと同方向に進退
自由に設けられた台板上に備え、駆動手段により機台を
間欠的に移送することにより第1グリップを第1位置と
第2位置とに、第2グリップを第2位置と第3位置とに
進退するように設け、袋幅調節手段により第1グリッ
プ、第2グリップ及び副グリップを移動させることによ
り、各グリップの間隔を複種類の袋のサイズに対応して
調節するように構成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白米や豆類等を包装す
る包装機のグリップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】白米等を包装する包装装置は、特公平6
−20899号公報で知られているところであり、ここ
に開示された袋の取り扱いは、製袋装置で造られた袋の
開口部を挟持部にて掴んでそのまま回動して、白米を投
入するシュート機構にセットするものである。そして、
前記挟持部は、袋に所定量の白米が充填され袋口をシー
ルして袋詰めが完了するまでの間、同じ袋を掴んで保持
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、間欠回転円板に
設けた内爪と外爪からなる一対の咬着アームにより、袋
の両側縁を咬着するロータリー形式の包装機が、実公平
4−47048号公報等で開示されている。この包装機
では、給袋装置から供給される袋を放射方向に突設され
た多数個の咬着アームで順次掴んで、それらの袋を各工
程に移送するものである。前記咬着アームの間隔は、袋
のサイズに合わせてねじ切り方向を違えたねじを手動で
回転させることによって調整する構成とされている。
【0004】ところで、前者の包装装置では、一旦袋を
セットして袋詰めが終わってからコンベアヘ移載すると
いう一連の作業が終わるまで該袋は拘束されているた
め、次位の袋を挟持部に供給することができない。この
ため、この装置では充填から排出までの一連の工程に時
間が掛かって、作業を迅速に行うことができなかった。
また、後者の包装機では、袋のサイズを変える場合に
は、その都度、作業者が手動操作により咬着アームの間
隔を調整しなければならず、時には充填時間を短縮する
ために、内容物を充填する漏斗を大きくする等の交換作
業を余儀なくされていた。
【0005】よって、本発明の目的は、第1、第2グリ
ップによって開口部を上にして垂直姿勢にある袋の両側
縁を掴み若しくは釈放する動作を繰り返しつつ、袋詰め
を行う各工程に次々に新しい袋を能率よく移送すると共
に、複種類の袋のサイズに対応してグリップの間隔を自
動的に調整するように構成したグリップ装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、機枠の内側に固定された
一対のレールに機台を進退自由に設け、該機台上に各一
対の短レールを所定間隔をおいて前記レールと直交する
方向に設け、開口部を上にして垂直姿勢にある袋の両側
縁を掴み若しくは釈放する一対の第1グリップと第2グ
リップとを前記短レール上に進退自由に設け、被包装物
の充填時に第1グリップ若しくは第2グリップと共に前
記袋の両側縁を掴む副グリップを、前記短レールと同方
向に進退自由に設けられた台板上に備え、駆動手段によ
り前記機台を間欠的に移送することにより第1グリップ
を第1位置と第2位置とに、第2グリップを第2位置と
第3位置とに進退するように設け、袋幅調節手段により
第1グリップ、第2グリップ及び副グリップを移動させ
ることにより、各グリップの間隔を複種類の袋のサイズ
に対応して調節するように構成することを特徴とする。
【0007】同様の目的を達成するために請求項2に記
載した発明は、請求項1の包装機のグリップ装置におい
て、前記袋幅調節手段は機枠の内側に揺動自由に支持さ
れた一対のレバーをロッドで連結し、第1グリップと第
2グリップとの間にそれぞれ差し渡された前記台板に前
記各レバーの下端部を連結し、前記機枠に取り付けたエ
ヤーシリンダのロッドを一方のレバーの一端に連結して
なり、該シリンダの作動によりレバーを揺動して両台板
を接近若しくは離間させるように構成されていることを
特徴とする。
【0008】また、請求項2のエヤーシリンダは二つの
エヤーシリンダを連結して構成されていることが最適で
ある(請求項3)。
【0009】同様の目的を達成するために請求項4に記
載した発明は、請求項1の包装機のグリップ装置におい
て、前記袋幅調節手段は、機枠の内側に揺動自由に支持
された一対のレバーをロッドで連結し、第1グリップと
第2グリップとにそれぞれ差し渡された台板に前記各レ
バーの先端部を連結し、前記機枠に回転自由に支持され
たねじ杆にスライダーを螺合して該スライダーと一方の
レバーの一端をロッドで連結し、サーボモータによりね
じ杆を回転駆動することによりレバーを揺動して両台板
を接近若しくは離間させるように構成されていることを
特徴とするものである。
【0010】
【作用】このように構成された請求項1の包装機のグリ
ップ装置の作用を、包装機と関連づけて説明する。包装
機において前工程の製袋機構から水平の姿勢で供給され
る袋は、反転機構で開口部を上にして垂直の姿勢とされ
る。第1位置Iにおいて、第1グリップが袋の両側縁を
掴むと、包装機の制御プログラムにより駆動制御される
駆動手段により、機台が前進して袋を第2位置IIに移送
する。第2位置IIにおいて、副グリップが第1グリップ
と共に袋の側縁を掴むと、充填手段により袋に内容物が
充填され始める。その充填中に、副グリップが袋を掴ん
だ状態で第1グリップのみが開き、機台が駆動手段によ
り後退した後、第1グリップは第1位置Iに戻る。同時
に、第2グリップが第3位置IIIから第2位置IIに戻っ
て、充填中の袋を再び掴む。次に、前記充填が終了する
と、第2グリップが袋を掴んだ状態のまま、機台が再び
駆動手段により前進して該袋を第3位置IIIに移送す
る。第3位置IIIにおいて、袋の開口部がシールされて
いる間に、第2グリップは袋を釈放して第2位置IIに戻
る。同時に、第1グリップは、第2位置IIから第1位置
Iに戻る。このように本発明装置は、第1グリップと第
2グリップによって開口部を上にして垂直姿勢にある袋
の両側縁を掴み若しくは釈放する動作を繰り返しつつ、
袋詰めを行う各工程に次々に新しい袋を能率よく移送す
るものである。
【0011】袋のサイズを変更する場合には、包装機の
操作部(図示せず)に所定の入力を行うと、制御プログ
ラムの指令によって袋幅調節手段のエヤーシリンダのロ
ッドが伸縮作動する。シリンダの作動によりロッドに連
結されたレバーが揺動されると、第1グリップ及び第2
グリップを間接的に固定した台板が、相対的に接近若し
くは離間される。この結果、第1グリップ、第2グリッ
プ及び副グリップのそれぞれの間隔が入力操作により設
定された袋のサイズに対応して自動的に調節される(請
求項1〜3)。また、前記シリンダ方式による袋のサイ
ズ変更のほか、サーボモータによるねじ送り機構により
前記レバーを揺動する構成としても同様の調節作動を行
わせることができる(請求項4)。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1はグリップ装置を設置した包装機の全体
を示す側面図、図2はグリップ装置の概略を示す平面
図、図3は一部を省略して示す図2のB−B線側面図、
図4は図2のA−A線断面図、図5は同装置の斜視図、
図6は要部の斜視図、図7は調節手段の斜視図、図8は
調節手段の他の実施例を示す側面図、図9は調節手段に
用いるエヤーシリンダの作動を示す説明図、図10はカ
ム機構による駆動手段の正面図、図11はグリップの開
閉を制御する機構の側面図、図12は副グリップの正面
図、図13は第2グリップと第3グリップとの配置を示
す一部を省略した平面図、図14は図13の矢印C方向
から見た概略図である。
【0013】この発明のグリップ装置Gが適用される包
装機200の概要を図1に示す。その包装機200は、
フィルムfから袋bを造る製袋機構210、水平姿勢の
袋bを開口部を上にして垂直姿勢とする反転機構22
0、内容物を投入する充填手段230、開口部を施封す
るヒートシール手段250、搬出手段260等から構成
されている。図4、5に示すように、包装機200の機
枠201の内側にブラケット1、1aを取り付け、該ブ
ラケット1、1aの先端部2、2aに一対の長いレール
3、3aを固定する。レール3、3aに滑動部材4、4
aを緩く嵌めて、該滑動部材4、4a上に機台5の側板
6、6aを固定する。この機台5は、それぞれの側板
6、6a上に設けた後記ブラケット16、16aの天部
に、枠板7を差し渡して固定することにより一体化され
ている。図2に示すように袋の進行方向に向かって右側
の側板6には、駆動ピン8を取り付けてその先端にロッ
ド9の一端を連結する。図10に示すように、該ロッド
9の他端は、送りレバー10の先端片11に連結されて
いる。この送りレバー10は、包装機200の制御プロ
グラムにより駆動制御される駆動軸202に固定したカ
ム203にカムフォロワー12、13を接触させ、軸1
4で揺動自在に支持されている。これら一連のカム機構
による機台5を間欠的に移送する構造は、本発明の駆動
手段Dの一例である。
【0014】機台5上には、回転軸15をブラケット1
6、16aで回転自由に支持し、該回転軸15の一端に
レバー17が固定されている。このレバー17は、前記
駆動軸202に固定したカム204の回転によって上下
に移動する¬状アーム19の横片20に、その先端18
が水平方向に移動されるように支承されている。21、
22は¬状アーム19のガイドである。図3に示すよう
に前記回転軸15にギヤ23を固定し、これに噛合する
小ギヤ24をブラケット16、16aに回転自由に支持
する。25は該小ギヤ24の側面に固定したレバーであ
る。
【0015】機台5のそれぞれの側板6、6a上には、
各一対の短レール26と短レール27とを所定間隔(即
ち第1位置Iと第2位置IIとの距離)をおいて前記レー
ル3、3aと直交する方向に設ける。短レール26、2
7にそれぞれ滑動部材28、29を緩く嵌めて、該滑動
部材28、29上にベース30、31をそれぞれ固定す
る。図2、6に示すようにベース30上の先端部には、
開口された袋bの両側縁を掴み若しくは釈放する一対の
第1グリップ35を設ける。第1グリップ35には、ベ
ース30に回転自由に設けた一対のギヤ36を噛合さ
せ、各ギヤ36に袋bを挟持する部分を長く形成したグ
リップ片37、37aを固定し、一方のグリップ片37
に形成したアーム38にカムフォロワー39を立設す
る。該カムフォロワー39は、カム板40に形成したカ
ム溝41に係合している。同様にベース31上の先端部
には、開口された袋bの両側縁を掴み若しくは釈放する
一対の第2グリップ45を設ける。第2グリップ45に
は、ベース31に回転自由に設けた一対のギヤ46を噛
合させ、各ギヤ46に袋bを挟持する部分を長く形成し
たグリップ片47、47aを固定し、一方のグリップ片
47に形成したアーム48にカムフォロワー49を立設
する。該カムフォロワー49を、カム板50に形成した
カム溝51に係合させる。
【0016】前記カム板40、50とその間に配置され
たホルダー52とは、滑動部材53に取り付けられてい
る。この滑動部材53を進退自由に嵌合したガイドレー
ル54は、前記レール3、3aと平行に台板55、55
aの下面にそれぞれ固定されている。図2に示すよう
に、ホルダー52から内方に突出するピン52aにロッ
ド56の一端を連結し、その他端を前記レバー25に連
結する。前記ホルダー52には横軸57を固定し、該横
軸57の一方をばね58を介してカム板40上の突片4
0aに遊嵌する。また、他方をカム板50上の突片50
aに遊嵌してばね59を装着する。これにより前記グリ
ップ片37、37a及びグリップ片47、47a同士
は、ばね58、59によってそれぞれ弾力的に押圧され
ることになる。台板55、55a上には、各一対の滑動
部材60、61を所定間隔をおいて前記レール26、2
7と同方向に取り付ける。そして、その滑動部材60、
61に進退自由に嵌合するガイドレール62、63が、
機枠201の内側に取り付けたブラケット64、64a
の下面に固定されている。また、ベース30の上面には
カムフォロワー65を縦向きに固定し、台板55、55
aの下面に取り付けたガイド片66に、該カムフォロワ
ー65を緩く嵌める。同様にベース31の外寄り上面に
はカムフォロワー67を縦向きに固定し、台板55、5
5aの下面に取り付けたガイド片68に該カムフォロワ
ー67を緩く嵌める。
【0017】図5、7に示すように前記台板55、55
aの上方には、機枠201に各一対の軸受ブラケット7
0、71を間隔をおいて取り付けて回転軸72を水平に
支持する。各回転軸72の内方にレバー73及び74を
固定し、各レバー73、74の下端部をリンク75、7
6を介して台板55、55aに連結する。また、ロッド
77の一端を一方のレバー74の回転軸72の上位置
に、他端を他方のレバー74の回転軸72の下位置に連
結する。二つのエヤーシリンダ78、79をヘッド側で
連結して一体とし、一方のロッド78aを機枠201の
外側面に突設した横杆80に連結し、他方のロッド79
aを前記一方のレバー74の一端に連結する。しかし
て、シリンダ78、79の作動によりレバー74、73
を揺動して台板55、55a同士が、接近若しくは離間
されるように構成される。図9に示すようにエヤーシリ
ンダ78、79は、(a)〜(d)の4段階のストロー
クsの変更が可能であり、これに伴い台板55、55a
の間隔、即ち第1グリップ35、第2グリップ45及び
後記副グリップ100の各間隔が、袋bのサイズに合わ
せて段階的に自動調整される。これら一連の構造は、エ
ヤーシリンダ方式の袋幅調節手段Tを示す。
【0018】袋幅調節手段Tは前記形式のほか、図8に
示すサーボモータ81によるねじ送り機構とすることも
できる。即ち、このねじ送り機構は、機枠201の外側
面に固定したブラケット82にサーボモータ81が取り
付けられ、該モータ81の出力軸83がカップリング8
4を介して機枠201に回転自由に支持されたねじ杆8
5に連結されている。該ねじ杆85にはスライダー86
を螺合し、このスライダー86と一方のレバー87(前
記レバー74に相当)の一端とは、ロッド88で連結さ
れている。しかして、サーボモータ81によりねじ杆8
5を正転又は逆転作動してレバー87を揺動し、台板5
5、55aを接近若しくは離間させることにより、第1
グリップ35、第2グリップ45及び後記副グリップ1
00の各間隔が自動的に調整され得る。
【0019】また、未包装の袋bを開口する時に、上方
部分が内方にすぼまることを可及的に防止するため、図
5、6に示すように第1グリップ35の掴着部分より少
し上で、袋bの両側縁を挟持若しくは解放するローラを
備えた一対の補助クランプ90を設ける。補助クランプ
90には、台板55、55a上に固定されたブロック9
1に一対のギヤ92を噛合させた回転軸93を回転自由
に支持して、該回転軸93の先端部に水平方向に自由回
転するローラ94同士を当接するように設ける。前記ブ
ロック91上に支承されたエヤーシリンダ96のロッド
97を、一方のギヤ92に固定されたレバー95に連結
する。
【0020】図5、12に示すように第2位置IIには、
第2グリップ45の掴着部分より少し上で、袋bの両側
縁を掴み若しくは釈放する一対の副グリップ100を設
ける。副グリップ100には、台板55、55a上に固
定されたブロック101に一対のギヤ102を噛合させ
た回転軸103を回転自由に支持して、該回転軸103
の先端部にアーム104を固定してその下端部同士を当
接するように設ける。前記ブロック101の側方上に支
承されたエヤーシリンダ106のロッド107を、一方
のギヤ102に固定されたレバー105に連結する。
【0021】また、袋詰めが終わった袋bを安定した姿
勢で次工程に移送するため、第3位置IIIには、図1
3、14に示すように第2グリップ45の掴着部分より
少し下で、袋bの両側縁を掴み若しくは釈放する一対の
第3グリップ110を補助的に設けている。第3グリッ
プ110には、側板6、6aの下面に固定した支持杆1
11の先端上面にプレート112を取り付け、該プレー
ト112に回転自由に設けた一対のギヤ113を噛合さ
せ、各ギヤ113に袋bを挟持する部分を長く形成した
グリップ片114、114aが固定されている。一方の
グリップ片114に形成したアーム115にロッド11
6の一端を連結し、該ロッド116の他端を前記第2グ
リップ45のカム板50に連結する。しかして、第3グ
リップ110は第1グリツプ35、第2グリップ45と
同期して開閉動作を行なうように構成される。なお、第
3グリップ110は、袋bのサイズが変わっても掴む位
置が異なるだけで該袋bの幅方向には動かず、固定され
た状態とされている。
【0022】このように構成された包装機のグリップ装
置Gの作動を、包装機200と関連づけて説明する。包
装機200において前工程の製袋機構210から水平の
姿勢で供給される未包装の袋bは、反転機構220で開
口部を上にして垂直の姿勢とされる。第1位置Iにおい
て、補助クランプ90のローラ94により袋bの両側縁
が挟持されると、図示しない真空作用の吸盤によって該
袋aはその中央上方部を吸着されて開口される。この
時、その開口部に図示しないガイド片が挿入され、レバ
ー25がギヤ24の回転により揺動してロッド56を牽
引しカム板40を移動させる。これにより第1グリップ
35のグリップ片37、37aが閉じて袋bの両側縁を
掴み、その後、補助クランプ90の開放が行なわれる。
この状態で機台5は、包装機200の制御プログラムに
より駆動制御されて回転するカム203に接するレバー
10の揺動運動によりレール3、3a上を前進し、袋b
を第1位置Iから第2位置IIに移送する。第2位置IIに
おいて、副グリップ100のアーム104が第1グリッ
プ35と共に袋bの両側縁を掴むと、充填手段230に
より袋bに内容物が充填される。その充填中に、第1グ
リップ35のグリップ片37、37aが開き、機台5は
レバー10の揺動運動により後退し、該グリップ35は
第1位置Iに戻る。同時に、第2グリップ45が第3位
置IIIから第2位置IIに戻って、グリップ片47、47
aで充填中の袋bを再び掴む。
【0023】前記充填が終了すると、副グリップ100
のアーム104が開いて袋bを釈放する。ついで、第2
グリップ45で袋bを掴んだ状態のまま機台5が再び駆
動手段Dにより前進して、該袋bは第3位置IIIに移送
される。また、袋詰めされてシールが終わった袋bは、
第3グリップ110によって搬出方向に移送される。第
3位置IIIにおいて、袋bの開口部がシールされている
間に、第2グリップ45は該袋bを釈放して第2位置II
に戻る。同時に、第1グリップ35も充填中の袋bを釈
放して、第2位置IIから第1位置Iに戻る。同様に第3
グリップ110も袋bを釈放して前進した位置から第3
位置IIIに戻る。そして、再び第1位置Iにおいて次の袋
が補助クランプ90によって挟持され、上記した一連の
動作が始められる。上述のように本発明装置Gは、第1
グリップ35と第2グリップ45によって開口部を上に
して垂直姿勢にある袋bの両側縁を掴み若しくは釈放す
る動作を順次繰り返しつつ、新しい袋を袋詰めが行なわ
れる各工程に次々に能率よく移送することを行うもので
ある。
【0024】つぎに袋のサイズを変更する場合について
説明する。この実施例では、取り扱う対象を1〜10k
g程度の重さの白米等としており、これに用いる袋の幅
は、約190〜370mmである。操作部(図示せず)
に袋サイズの入力を行うと、制御プログラムの指令によ
って調節手段Tのエヤーシリンダ78、79のロッド7
8a、79aが、図9に示すように適宜伸縮作動する。
図中の(d)の状態から(c)に変更する場合を例にと
ると、シリンダ78のロッド78aが引っ込んでロッド
79aに連結されたレバー74を反時計方向に揺動する
と、台板55、55aがガイドレール62、63に沿っ
て相対的に接近する。これに伴って、第1グリップ3
5、第2グリップ45及び副グリップ100も短レール
26、27上を移動するため、各グリップ35、45、
100の間隔が袋のサイズに対応して自動的に調節され
る。また、前記エヤーシリンダによる調節手段Tに代え
て、上述のサーボモータ81によるねじ送り機構とする
ことにより同様の調節動作を行わせることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明装置は上述した構成・作用になる
もので、第1、第2グリップによって開口部を上にして
垂直姿勢にある袋の両側縁を掴み若しくは釈放する動作
を繰り返しながら、袋詰めを行う各工程に次々に新しい
袋を能率よく移送することができる。さらに、袋のサイ
ズを変更する場合には、作業者の操作指令により各袋の
サイズに対応してグリップの間隔が自動的に調整され
る。このため、従来の袋サイズ変更に伴う煩雑な調整作
業が不要となり、袋サイズ変更の対応を迅速、容易に行
うことができる等の幾多の優れた効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】グリップ装置を設置した包装機の全体を示す側
面図
【図2】グリップ装置の概略を示す平面図
【図3】一部を省略して示す図2のB−B線側面図
【図4】図2のA−A線断面図
【図5】同装置の斜視図
【図6】要部の斜視図
【図7】調節手段の斜視図
【図8】調節手段の他の実施例を示す側面図
【図9】調節手段に用いるエヤーシリンダの作動を示す
説明図
【図10】カム機構による駆動手段の正面図
【図11】グリップの開閉を制御する機構の側面図
【図12】副グリップの正面図
【図13】第2グリップと第3グリップとの配置を示す
一部を省略した平面図
【図14】図13の矢印C方向から見た概略図
【符号の説明】
I→第1位置 II→第2位置 III→第3位置 D→駆動手段 G→グリップ装置 T→調節手段 a、b→袋 f→フィルム s→ストローク 1、1a→ブラケット 2、2a→先端部 3、3a→
レール 4、4a→滑動部材 5→機台 6、6a→側板 7→
枠板 8→駆動ピン 9→ロッド 10→送りレバー 11→先端片 12、
13→カムフォロワー 14→軸 15→回転軸 16、16a→ブラケット
17→レバー 18→先端 19→¬状アーム 20→横片 21、2
2→ガイド 23→ギヤ 24→小ギヤ 25→レバー 26、27
→短レール 28、29→滑動部材 30、31→ベース 35→第
1グリップ 36→ギヤ 37、37a→グリップ片 38→アーム 39→カムフォロワー 40→カム板 40a→突片
41→カム溝 45→第2グリップ 46→ギヤ 47、47a→グリ
ップ片 48→アーム 49→カムフォロワー 50→カム板
50a→突片 51→カム溝 52→ホルダー 52a→ピン 53→
滑動部材 54→ガイドレール 55、55a→台板 56→ロッ
ド 57→横軸 58、59→ばね 60、61→滑動部材 62、63
→ガイドレール 64、64a→ブラケット 65→カムフォロワー 6
6→ガイド片 67→カムフォロワー 68→ガイド片 70、71→
軸受ブラケット 72→回転軸 73、74→レバー 75、76→リン
ク 77→ロッド 78→エヤーシリンダ 78a→ロッド 79→エヤー
シリンダ 79a→ロッド 80→横杆 81→サーボモータ 8
2→ブラケット 83→出力軸 84→カップリング 85→ねじ杆 8
6→スライダー 87→レバー 88→ロッド 90→補助クランプ 91→ブロック 92→ギヤ 9
3→回転軸 94→ローラ 95→レバー 96→エヤーシリンダ
97→ロッド 100→副グリップ 101→ブロック 102→ギヤ
103→回転軸 104→アーム 105→レバー 106→エヤーシリ
ンダ 107→ロッド 110→第3グリップ 111→支持杆 112→プレ
ート 113→ギヤ 114→グリツプ片 114a→グリップ片 115→
アーム 116→ロッド 200→包装機 201→機枠 202→駆動軸 20
3、204→カム 210→製袋機構 220→反転機構 230→充填手
段 250→ヒートシール手段 260→搬出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠の内側に固定された一対のレールに
    機台を進退自由に設け、該機台上に各一対の短レールを
    所定間隔をおいて前記レールと直交する方向に設け、開
    口部を上にして垂直姿勢にある袋の両側縁を掴み若しく
    は釈放する一対の第1グリップと第2グリップとを前記
    短レール上に進退自由に設け、被包装物の充填時に第1
    グリップ若しくは第2グリップと共に前記袋の両側縁を
    掴む副グリップを、前記短レールと同方向に進退自由に
    設けられた台板上に備え、駆動手段により前記機台を間
    欠的に移送することにより第1グリップを第1位置と第
    2位置とに、第2グリップを第2位置と第3位置とに進
    退するように設け、袋幅調節手段により第1グリップ、
    第2グリップ及び副グリップを移動させることにより、
    各グリップの間隔を複種類の袋のサイズに対応して調節
    するように構成することを特徴とする包装機のグリップ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の包装機のグリップ装置におい
    て、前記袋幅調節手段は機枠の内側に揺動自由に支持さ
    れた一対のレバーをロッドで連結し、第1グリップと第
    2グリップとの間にそれぞれ差し渡された前記台板に前
    記各レバーの下端部を連結し、前記機枠に取り付けたエ
    ヤーシリンダのロッドを一方のレバーの一端に連結して
    なり、該シリンダの作動によりレバーを揺動して両台板
    を接近若しくは離間させるように構成されていることを
    特徴とする包装機のグリップ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のエヤーシリンダが二つのエヤ
    ーシリンダを連結して構成されていることを特徴とする
    包装機のグリップ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の包装機のグリップ装置におい
    て、前記袋幅調節手段は、機枠の内側に揺動自由に支持
    された一対のレバーをロッドで連結し、第1グリップと
    第2グリップとにそれぞれ差し渡された台板に前記各レ
    バーの先端部を連結し、前記機枠に回転自由に支持され
    たねじ杆にスライダーを螺合して該スライダーと一方の
    レバーの一端をロッドで連結し、サーボモータによりね
    じ杆を回転駆動することによりレバーを揺動して両台板
    を接近若しくは離間させるように構成されていることを
    特徴とする包装機のグリップ装置。
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