JPH0132716Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132716Y2 JPH0132716Y2 JP6614284U JP6614284U JPH0132716Y2 JP H0132716 Y2 JPH0132716 Y2 JP H0132716Y2 JP 6614284 U JP6614284 U JP 6614284U JP 6614284 U JP6614284 U JP 6614284U JP H0132716 Y2 JPH0132716 Y2 JP H0132716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- heating
- carbon
- heat generating
- shapes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 21
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
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- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、非酸化雰囲気下の高温加熱手段と
して用いられる中空円筒状カーボン発熱体に関す
る。
して用いられる中空円筒状カーボン発熱体に関す
る。
高温の真空炉あるいは還元性雰囲気炉などの加
熱源としては、従来からカーボン発熱体が汎用さ
れている。これらカーボン発熱体の形状は極めて
多岐に亘つており、円柱、円筒等の単純な形状か
ら発熱部位に連続切込みスリツトを設けた篭型、
スパイラル型などの複雑加工形状に至る各種タイ
プのものが実用化されている。
熱源としては、従来からカーボン発熱体が汎用さ
れている。これらカーボン発熱体の形状は極めて
多岐に亘つており、円柱、円筒等の単純な形状か
ら発熱部位に連続切込みスリツトを設けた篭型、
スパイラル型などの複雑加工形状に至る各種タイ
プのものが実用化されている。
しかしながら、従来形状のカーボン発熱体には
下記のような問題点がある。
下記のような問題点がある。
(1) 円柱または円筒などの棒状発熱体にあつては
発熱部位の電気抵抗を大きくとれないうえに、
ターミナル部を固定して通電すると軸方向の熱
膨張で発熱体に応力歪を生じ、変形、亀裂、破
損などの現象が起る。
発熱部位の電気抵抗を大きくとれないうえに、
ターミナル部を固定して通電すると軸方向の熱
膨張で発熱体に応力歪を生じ、変形、亀裂、破
損などの現象が起る。
(2) 篭型、スパイラル型などの複雑形状の場合に
は、カーボン基材が脆弱である関係で成形加工
に著るしい手間を要し、また発熱体そのものの
破損性も高くなる。そのうえ発熱部位に切込み
スリツトが介在するため、伝熱効率を高める目
的でその周囲を粉粒熱材により直接被包するこ
とが困難となる。
は、カーボン基材が脆弱である関係で成形加工
に著るしい手間を要し、また発熱体そのものの
破損性も高くなる。そのうえ発熱部位に切込み
スリツトが介在するため、伝熱効率を高める目
的でその周囲を粉粒熱材により直接被包するこ
とが困難となる。
この考案は上記の欠点を解消し、優れた伝熱効
率と使用時のトラブルを伴うことのない高性能の
中空円筒状カーボン発熱体を提供するものであ
る。
率と使用時のトラブルを伴うことのない高性能の
中空円筒状カーボン発熱体を提供するものであ
る。
図はこの考案に係る中空円筒状カーボン発熱体
の一実施例を示したもので、1は発熱部位、2お
よび2′は両端に位置するターミナル部、3は中
空部分である。発熱部位1は、円筒の内外面が連
続して凹凸するベローズ形状に加工され各ターミ
ナル部2,2′と一体構造的に構成されている。
の一実施例を示したもので、1は発熱部位、2お
よび2′は両端に位置するターミナル部、3は中
空部分である。発熱部位1は、円筒の内外面が連
続して凹凸するベローズ形状に加工され各ターミ
ナル部2,2′と一体構造的に構成されている。
発熱部位1の凹凸形状は円筒カーボン基材の内
外面を薄刃カツターを用いて旋盤加工することに
より容易に形成することができるが、凹凸の高
低、肉厚、間隔などのベローズ仕様については基
材カーボンの特性、目的とする発熱温度等を勘案
して適宜に設定される。
外面を薄刃カツターを用いて旋盤加工することに
より容易に形成することができるが、凹凸の高
低、肉厚、間隔などのベローズ仕様については基
材カーボンの特性、目的とする発熱温度等を勘案
して適宜に設定される。
この考案の中空円筒状カーボン発熱体は上記の
構造を有するから、以下のような種々の実用的な
作用効果がもたらされる。
構造を有するから、以下のような種々の実用的な
作用効果がもたらされる。
(1) 発熱部位1がベローズ形状に形成されている
ため単なる円筒発熱体に比べてターミナル間の
伝熱面積が増大し、電気抵抗を大巾に高くする
ことができる。
ため単なる円筒発熱体に比べてターミナル間の
伝熱面積が増大し、電気抵抗を大巾に高くする
ことができる。
(2) ターミナル部2,2′を固定して通電した際
に生ずる軸方向の熱膨張は、発熱部位のベロー
ズ形状凹凸面により巧みに応力吸収される。し
たがつて、発熱体に変形、亀裂、破損等の事態
は生じない。
に生ずる軸方向の熱膨張は、発熱部位のベロー
ズ形状凹凸面により巧みに応力吸収される。し
たがつて、発熱体に変形、亀裂、破損等の事態
は生じない。
(3) 従来の篭型、スパイラル型のように発熱部位
に切込みスリツトがないから、発熱体の強度が
高く、また使用時、その周囲をコークス粉粒、
カーボンブラツクなどの耐火断熱材を直接被包
して伝熱効率の向上を図ることが容易となる。
に切込みスリツトがないから、発熱体の強度が
高く、また使用時、その周囲をコークス粉粒、
カーボンブラツクなどの耐火断熱材を直接被包
して伝熱効率の向上を図ることが容易となる。
(4) 発熱体を緻密カーボン材で構成した場合に
は、中空部に特定のガスを流入することにより
円筒内外の雰囲気を変える適用手が可能とな
る。
は、中空部に特定のガスを流入することにより
円筒内外の雰囲気を変える適用手が可能とな
る。
図は、この考案の一実施例を示した一部切欠縦
面図である。 1……発熱部位、2,2′……ターミナル部、
3……中空部分。
面図である。 1……発熱部位、2,2′……ターミナル部、
3……中空部分。
Claims (1)
- 内外面が連続して凹凸するベローズ形状の発熱
部位を備える中空円筒状カーボン発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6614284U JPS60178993U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 中空円筒状カ−ボン発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6614284U JPS60178993U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 中空円筒状カ−ボン発熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60178993U JPS60178993U (ja) | 1985-11-28 |
JPH0132716Y2 true JPH0132716Y2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=30598767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6614284U Granted JPS60178993U (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | 中空円筒状カ−ボン発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60178993U (ja) |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP6614284U patent/JPS60178993U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60178993U (ja) | 1985-11-28 |
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