JPS6233194Y2 - - Google Patents

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JPS6233194Y2
JPS6233194Y2 JP1986096027U JP9602786U JPS6233194Y2 JP S6233194 Y2 JPS6233194 Y2 JP S6233194Y2 JP 1986096027 U JP1986096027 U JP 1986096027U JP 9602786 U JP9602786 U JP 9602786U JP S6233194 Y2 JPS6233194 Y2 JP S6233194Y2
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JP
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heat insulating
metal
insulating material
metal heat
heat
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JP1986096027U
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JPS6212092U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属保温材に係り、特に、金属を材
料とした保温材及び周囲を金属ケースで囲まれた
金属保温材に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の金属保温材の一例を第4図、第5図に示
す。第4図は、無機質等からなる保温材2を金属
ケース1で囲んだ金属保温材を示す。第5図は全
て金属から製作されている金属保温材を示す。こ
の金属保温材を構成するユニツトの構造は次の通
りである。即ち、外側は金属ケース1で構成さ
れ、かつ該金属ケース1の内部には反射率の高い
表面を有する金属箔4が層を成して収納されてい
る。この金属箔4により輻射熱を防ぐ一方、金属
ケース1内の空気対流を小さくして断熱の働きを
している。第6図は第4図で示す金属保温材を被
保温材である配管3に据付けられた状態を示して
いる。このような表面が金属ケースからなる金属
保温材は、被保温材の表面を見るため頻繁に取り
外す場合に適している。しかし、表面が金属ケー
スであるため、被保温材との接触面に空間ができ
これが、金属保温材と金属保温材との間の隙間か
ら外部に空気が流れて、断熱効果が低下するとい
う欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、金属保温材相互間からの空気
の流出を防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、被保温体である配管上に、表面が
金属ケースで構成され、内部に保温材を有し、か
つ配管の周囲を複数分割にて包囲するようにした
着脱自在の保温材ユニツトを、前記配管の長手方
向に対して複数個直列に配置するように構成した
金属保温材において、前記配管と金属保温材との
間及び直列に配置された該金属保温材相互間に断
熱シール材を設けて気密構造としたことにより達
成される。
〔作用〕
本考案の金属保温材は、被保温体に対向する保
温部の面に取付けられ、その面の周縁部全周に沿
つて設けられる断熱シール材が被保温体に接触し
ているので保温材の金属を通しての熱の伝導量が
減少するとともに、その断熱シール材、保温材の
金属及び被保温体を囲むように空間が形成される
ので、少ない断熱シール材で被保温体との間にお
ける空気の流動による伝熱を防止できる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図に示す。
第1図は金属保温材の被保温部材に接触する面の
鳥瞰図であり、第2図は上部から金属保温材を見
た図である。内部に保温材2を有する金属ケース
1の表面、特に被保温部材である配管と対向する
金属ケース1の面の周縁全周に、弾力性のある断
熱シール材5Aが設けられる。さらに弾力性のあ
る断熱シール材5Bが、隣接する金属ケース1と
接する面にも取付けられる。第1図及び第2図に
示す金属保温材を配管3に据付けた状態を第3図
に示す。金属ケース1の表面に設けた断熱シール
材5A及び5Bは、金属保温材と隣接する金属保
温材との隙間及び金属保温材と被保温部材(本実
施例では配管3)の隙間の一部をそれぞれ塞ぐ。
金属保温材と配管3との間の空気流の流れが断熱
シール材5Aによつて局部的な流れに制限され
る。すなわち、断熱シール材5Aで閉じ込められ
た空気は、金属保温材と配管3との間に空気層を
形成し、断熱効果をさらに向上せしめる効果があ
る。断熱シール材5Aによつて、空気が金属保温
材の外部に流出することが防止される。断熱シー
ル材5Bは、断熱シール材5Aのバツクアツプと
なつている。本実施例では、金属保温材が断熱シ
ール材5Aによつて配管3の周囲に取付けられる
ので、配管3の温度が、直接、金属保温材の金属
ケース1を伝わることがない。したがつて、金属
ケース1を伝わつて外部に逃げる熱量も少なくな
る。本実施例によれば、保温効果が向上する。
上述の実施例では、断熱材を金属保温材の表面
の一部に帯状に設けた場合を示したが、金属面の
接触部全面に断熱シール材を設けてもよい。これ
によつて金属保温材の加工性を向上できる。
〔考案の効果〕
本考案の金属保温材は、被保温体に対向する保
温部の面に取付けられ、その面の周縁部全周に沿
つて設けられる断熱シール材が被保温体に接触し
ているので保温材の金属を通しての熱の伝導量が
減少するとともに、その断熱シール材、保温材の
金属及び被保温体を囲むように空間が形成される
ので、少ない断熱シール材で被保温体との間にお
ける空気の流動による伝熱を防止できる。従つ
て、本考案によれば、保温効果の優れた金属保温
材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な一実施例である金属保
温材を内面から見た状態図、第2図は第1図に示
す金属保温材を外面から見た状態図、第3図は第
1図に示す金属保温材を被保温材に据付けた状態
を示す断面図、第4図及び第5図は従来の金属保
温材の傾視図、第6図は第4図に示す従来の保温
材の据付状態を示した断面図である。 1……金属ケース、2……保温材、3……配
管、5……断熱シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被保温体である配管上に、表面が金属ケースで
    構成され、内部に保温材を有し、かつ配管の周囲
    を複数分割にて包囲するようにした着脱自在の保
    温材ユニツトを、前記配管の長手方向に対して複
    数個直列に配置するように構成した金属保温材に
    おいて、前記配管と金属保温材との間及び直列に
    配置された該金属保温材相互間に断熱シール材を
    設けて気密構造としたことを特徴とする金属保温
    材。
JP1986096027U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPS6233194Y2 (ja)

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JPS6212092U JPS6212092U (ja) 1987-01-24
JPS6233194Y2 true JPS6233194Y2 (ja) 1987-08-25

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6212092U (ja) 1987-01-24

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