JPS5850576Y2 - プラスチツク絶縁電力ケ−ブル - Google Patents
プラスチツク絶縁電力ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS5850576Y2 JPS5850576Y2 JP7652880U JP7652880U JPS5850576Y2 JP S5850576 Y2 JPS5850576 Y2 JP S5850576Y2 JP 7652880 U JP7652880 U JP 7652880U JP 7652880 U JP7652880 U JP 7652880U JP S5850576 Y2 JPS5850576 Y2 JP S5850576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- plastic insulated
- plastic
- power cable
- insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、分割導体により形成されたプラスチック絶縁
型カケープルに関するものである。
型カケープルに関するものである。
一般に、プラスチック絶縁型カケープルの導体において
は、表皮効果に起因する交流抵抗の増加を軽減するため
に、断面積が８００ｍｍ２以上の導体では分割導体が採
用されており、各分割セグメントはテープ等で互に電気
的に絶縁されている。
は、表皮効果に起因する交流抵抗の増加を軽減するため
に、断面積が８００ｍｍ２以上の導体では分割導体が採
用されており、各分割セグメントはテープ等で互に電気
的に絶縁されている。
そして、プラスチック絶縁型カケープルでは、製造時の
プラスチックの冷却歪等で導体表面に面圧が加わる。
プラスチックの冷却歪等で導体表面に面圧が加わる。
このため、上記テープの絶縁不良、あるいは、素線間の
接触抵抗の減少によって表皮効果が増大し、これに伴な
い交流抵抗の増大が生じ好ましくない状態となる。
接触抵抗の減少によって表皮効果が増大し、これに伴な
い交流抵抗の増大が生じ好ましくない状態となる。
本考案は、上記状況に鑑みなされたものであり、交流抵
抗の軽減を図ることにより送電容量を増大できるプラス
チック絶縁型カケープルを提供することを目的としたも
のである。
抗の軽減を図ることにより送電容量を増大できるプラス
チック絶縁型カケープルを提供することを目的としたも
のである。
本考案のプラスチック絶縁型カケープルは、夫々絶縁さ
れた複数個の分割導体が撚り合わされ外周にプラスチッ
ク絶縁層が被覆されてなり、上記分割導体の中心部に中
空部が形成されて撚り合わされると共に上記中空部およ
び隣接する分割導体相互間にクッション材が充填されて
なるものである。
れた複数個の分割導体が撚り合わされ外周にプラスチッ
ク絶縁層が被覆されてなり、上記分割導体の中心部に中
空部が形成されて撚り合わされると共に上記中空部およ
び隣接する分割導体相互間にクッション材が充填されて
なるものである。
以上本考案のプラスチック絶縁型カケープルの一実施例
を図により説明する。
を図により説明する。
図は周囲に被覆される絶縁体を省略したケーブル導体の
みの断面図を示し、１は分割導体で、管状の導体が円周
方向に４分割された形状で、撚り合わされたとき中心に
形成された中空部分３及び隣接する分割導体の相互間４
には変形を吸収し形部れを防止する例えばスポンジゴム
等の弾性材からなるクッション材２が充填されている。
みの断面図を示し、１は分割導体で、管状の導体が円周
方向に４分割された形状で、撚り合わされたとき中心に
形成された中空部分３及び隣接する分割導体の相互間４
には変形を吸収し形部れを防止する例えばスポンジゴム
等の弾性材からなるクッション材２が充填されている。
このクッション材２としては、ケーブル運転時の常時の
導体温度８０℃に、また短時間１０５℃に充分に耐え得
るとともに、クッション材２内への電流リークに対して
過大な発熱を生じないものであることが必要である。
導体温度８０℃に、また短時間１０５℃に充分に耐え得
るとともに、クッション材２内への電流リークに対して
過大な発熱を生じないものであることが必要である。
また、ケーブル運転時のヒートサイクルに伴なう面圧の
変化に対して、ケーブルの耐用年数（３０〜４０年）ま
で充分なりッション作用を有するものであることが必要
である。
変化に対して、ケーブルの耐用年数（３０〜４０年）ま
で充分なりッション作用を有するものであることが必要
である。
このように本実施例のプラスチック絶縁型カケープルは
構成されているので、周囲に被覆された絶縁体（図示せ
ず）の冷却時に加わる図示の矢印方向の外側からの面圧
をクッション材２によって吸収することができるため、
交流抵抗を軽減することになり送電容量の増加が期待で
きる。
構成されているので、周囲に被覆された絶縁体（図示せ
ず）の冷却時に加わる図示の矢印方向の外側からの面圧
をクッション材２によって吸収することができるため、
交流抵抗を軽減することになり送電容量の増加が期待で
きる。
また、ケーブルに加わる機械的な外力によって生じる局
所的な偶発的な交流抵抗の増大に対して安定した性能を
有しケーブルの信頼性を向上できる。
所的な偶発的な交流抵抗の増大に対して安定した性能を
有しケーブルの信頼性を向上できる。
以上詳述した如く本考案のプラスチック絶縁型カケープ
ルは、面圧を減少し交流抵抗の軽減を図ることにより送
電容量を増大できる効果を有するものである。
ルは、面圧を減少し交流抵抗の軽減を図ることにより送
電容量を増大できる効果を有するものである。
図は本考案のプラスチック絶縁型カケープルの一実施例
の断面図である。 １；分割導体、２；クッション材、３；中空部。
の断面図である。 １；分割導体、２；クッション材、３；中空部。
Claims (1)
- それぞれ絶縁された複数個の分割導体が撚り合わされ外
周にプラスチック絶縁層が被覆されるケーブルにおいて
、上記分割導体が中心部に中空部を形成して撚り合わさ
れるとともに、上記中空部及び隣接する分割導体相互間
にクッション材が充填されてなることを特徴とするプラ
スチック絶縁型カケープル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7652880U JPS5850576Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7652880U JPS5850576Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS571420U JPS571420U (ja) | 1982-01-06 |
| JPS5850576Y2 true JPS5850576Y2 (ja) | 1983-11-17 |
Family
ID=29439154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7652880U Expired JPS5850576Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | プラスチツク絶縁電力ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850576Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7652880U patent/JPS5850576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS571420U (ja) | 1982-01-06 |
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