JPH01320871A - 画像記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラ等の画像信号源からＶＴＲに録
画するシステムのモニタ装置に係り、特にカメラ一体型
のようなＶＴＲの録画状態を瞬時に確認することのでき
るＶＴＲのモニタ装置に関する。

〔従来の技術〕

従来技術として、ビデオカメラを画像信号源として用い
た場合について説明する。

従来より、屋外でのビデオプログラム製作の為に、ビデ
オカメラとＶＴＲとを一体化したシステムがある。この
ようなシステムでは一般にひとりの人がビデオカメラも
ＶＴＲも操作する必要があり、例えば特開昭６１−１０
３７１号公報に記載されている様に、ビデオカメラのグ
リップ部にビデオカメラの操作スイッチの他ＶＴＲの操
作スイッチの基本的なものも配置する様工夫している。

このシステムによれば、録画モードでは、撮像している
画像をビデオカメラに取り付けた電子式ビューファイン
ダで確認しながらＶＴＲに録画する。また再生モードで
は、上記電子ビューファインダにＶＴＲで再生した画像
を映し出し、今録画した画像が本当にＶＴＲできちんと
録画されたかどうか確かめることが出来る。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで上記した従来技術では、録画モードと再生モー
ドを重複させることはできない。通常、屋外でのビデオ
プログラムの製作は、録り直しの効かないものが多く、
例えばＶＴＲの、あるいは、ビデオカメラとＶＴＲのイ
ンタフェース部の不具合の為に、録画しているつもりで
後で確認したら録画ができていない場合には、ビデオプ
ログラム製作上取り返しのつかない損失となる恐れがあ
った。

本発明の目的は、上記した問題を解決し、録画モードで
もＶＴＲにきちんと録画されているかを確認できる様に
することにあり、こ刀様な配慮がなされていれば、ＶＴ
Ｒの故障等を早期に発見でき、スペアのＶＴＲに替える
とか修理するとかの対処が可能となる。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明のビデオテープレコー
ダのモニタ装置は、画像表示装置とチェックスイッチを
設け、この画像表示装置により通常は録画すべき画像を
表示モニタすると共に、録画チエツクのため前記チェッ
クスイッチを動作したときには、録画中に同時に再生さ
れる画像信号を前記画像表示装置に供給してその画像を
表示モニタするように構成する。具体的には、ビデオテ
ープレコーダはカメラ一体型のものであり、画像表示装
置としてはこのカメラ部に取付けたビューファインダが
適用される。

録画すべき画像信号による画面と同時再生される画像信
号による画面は、画像表示装置上で交互に表示されるか
、又は、並べて表示される。両画像信号間の同期合せの
ため、その一方の画像信号を遅延する手段を設ける。

〔作用〕

上記構成に基づく作用を説明する。

通常録画モードでは、画像表示装置には画像信号源の画
像を表示する。録画チェックスイッチにて録画状態の確
認が指示されると、前記切り換え手段もしくは第２の画
像表示装置にＶＴＲの再生画像が映し出され、録画が正
常に行なわれており、機器の故障等が発生していないか
を素早く確認できる。特に、カメラ一体型ビデオテープ
レコーダでは、その撮影中に正常に撮影が行なわれてい
るか否かを確認できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説明する。

第１図は本発明の第１の実施例であり、第２図は録画し
ながら同時に再生も可能なＶＴＲのシリンダ部のヘッド
配置図例、第３図は動作を説明する為の波形図である。

第１図において、１は電子式ビューファインダ（以下Ｅ
ＶＦと略記する）、２はビデオカメラ、３は操作部、４
はＶＴＲ１５はＥＶＦ　１　テ映し出す画像を選択する
スイッチである。ビデオカメラ２は、撮像回路２１、信
号処理回路２２、同期・駆動回路２３から成っており、
撮像した画像を定められた形式の映像信号ＣＶ（ＣＡＭ
ＥＲＡ　ＶＩＤＥＯ）、ＲＶ（ＲＥＣＶＩＤＥＯ）とし
て、映像信号ＣＶはスイッチ５の一方の入力端子に、映
像信号ＲＶはＶＴＲ４の記録信号として出力する。

ＶＴＲ４は、再生回路４１．記録回路４２．コントロー
ル回路４３．およびテープに信号を録再する為のシリン
ダ部（ヘッドを含む）４４で構成され、さらに第２図に
示した様にシリンダ部４４は、第１記録ヘツド（ＲＥＣ
１）　４４１．第１再生ヘツド（ＦＢＩ）４４２、第２
記碌ヘツド（ＲＥＣ２）　４４３　、第２再生ヘツド（
ＰＢ２）４４４が交互に配置され、記録ヘッド４４１お
よび４４３で録画しながら遅れて再生ヘッド４４２及び
４４４が追従し、録画したばかりの映像信号を直ちに再
生が出来る構成となっている。また再生した映像信号Ｐ
Ｖ（ＰＢＶＩＤＥＯ）は、前記スイッチ５の一方の入力
端子に出力する。

操作部３は、２つのモードスイツｆ　３１ａ　、　３１
ｂとＴ−フヘリップフロツプ（Ｔ−ＦＦ）３２および論
理・順序回路３３を有しており、前記スイッチ５および
ＶＴＲ４０制御信号Ａ、Ｘ、Ｙを発生する。

当然のことながら操作部３にはこの他色々な制御を行な
う為の部分も存在するがわかり易く本実施例を説明する
為に省略している。

第３図の動作波形に基づいて、以下説明を進める。３１
ａはＲＥＣモードのスイッチであり、該スイッチ３１ａ
を押す度にＴ−ＦＦ３２の出力Ａは、論３ｉ上の”Ｈ”
レベルと”Ｌ”レベルを繰り返す。

論理上のレベルをどの状態に割り当てるかは、任意であ
るが、ここでは図にも示した様にＨ１ｌがＲＥＣ状態゛
Ｌ″が画＝　ＰＡＵＳＥ状態を表わす。第３図の最下部
に期間を示しているが、通常電源投入直後は、期間丁の
とと＜　ＰＡＵＳＥ状態となる様、Ｔ−ＦＦ３２はパワ
ーオンリセットがなされる。■の時点でＲＥＣモードス
イッチ３１ａを押すと、信号Ａは゛Ｈ″レベルとなり、
該信号ＡはＶＴＲ４のコントロール回路４３へ送出され
、ＶＴＲ４を録画状態とする。

３１ｂはＣＨＥＣＫモードスイッチであり、該スイッチ
３１ｂを押し続けると、該期間信号Ｂは″Ｈ″レベルと
なる。また信号Ｘは前記ＥＶＦ５に映し出される映像信
号を選択する為のスィッチ５０制御信号であり、信号Ｙ
は、前記ＶＴＲ４のコントロール回路４３に入力して、
ＶＴＲを巻き戻す、或はリバース再生を行なわせる為の
制御信号である。これらの制御信号Ｘ、Ｙは、前記信号
Ａ、Ｂより論理・順序回路３２にて生成する。

第３図において、期間■は前記した様にＰＡＵＳＥ状態
であり、期間■にて録画状態となるが、期間１、ＩＩに
ては、ＣＨＥＣＫモードスイッチ３１ｂは押されず、信
号Ｘは″Ｌ″レベルであり、前記スイッチ５はビデオカ
メラからの映像信号ＣＶを選択し、ＥＶＦＩに映し出す
。

期間■は、録画状態のままＣＨＥＣＫモードスイッチ３
１ｂが押された場合である。該期間、信号ＸはＨ１１と
なり、スイッチ５はＶＴＲ４の再生映像信号ＰＶを選択
する。該映像信号Ｐｖは前述した録画しながら同時再生
しているときの再＾である。

期間■は期間■と、期間■は期間Ｉと同じである。

期間■は、ＰＡＵＳＥ状態で前記ＣＨＥＣＫモードスイ
ッチ３１ｂが押された場合であり、この時前記制御信号
Ｙは”Ｈ”となり、ＶＴＲ４を巻き戻す。■の時点でＣ
ＨＥＣＫモードスイッチ３１ｂが再び離されると、巻き
戻しは終了し、ＶＴＲ４は再び再生状態（期間■）に移
行し、信号ＸをＨ”として、ＥｖＦｌはＶＴＲ４の再生
映像信号ＰＶを映し出す。

該期間■の長さは、例えば信号Ｙの立ち下りを起点とし
て、期間■の長さに対応してモノマルチバイブレータや
カウンタ等により定めることも出来るし、この他第１図
に示した実施例中には記していないが、ＶＴＲ４から再
生映像信号の終了を知らせるタイミング信号をもらって
定めることも出来る。また■の期間、ＶＴＲ４がリバー
ス再生を行なう場合には、該期間もＥＶＦ　１にＶＴＲ
４の再生映像信号ＰＶを映し出しても良い。最後の期間
■はＰＡＵＳＥ状態であり、期間■と同じである。

以上説明した様に本実施例では、前記期間■に示した様
に、ビデオカメラで撮像している画像なＶＴＲに録画し
ながら、同時にＶＴＲ４の再生映像信号をＥＶＦｌに映
し出すことができ、録画が正常に行なわれたかだけで無
く、録画が現に正常に行なわれているかと言う、いわゆ
る同時チエツクが可能となる。

更に、本実施例は継ぎ撮りを行なう際にも有効である。

ＶＴＲを再生モードから録画モードへ移行させる場合に
も、チエツクモードを保持させることにより、ＥＶＦの
表示画面は再生専用のヘッドを使用している為に何等同
期乱れが生じることなく、以前に録画した画面から今録
画中の画面に切り換り、継ぎ操りが旨くいったかどうか
も一瞬にして確認することができる。

次に第４図を用いて、本発明の第２の実施例について説
明する。第１図に示した第１の実施例と同一の機能を有
するものは同一番号を記しており、本実施例では、前記
第１の実施例に対してタイムベースコレクタ４５がＶＴ
Ｒｄ内に追加している。

前述の第２図に示したように、ＶＴＲ４の第１゜第２の
記録ヘッド（ＲＥＣ１ｔＲＥｃ２）４４ｘ　、４４３と
、第１．第２の再生ヘッド（ＰＢ　１　、　ＰＢ　２　
）　４４２，４４４の取り付は位置の差により、ビデオ
カメラ２で撮影した映像信号Ｃｖと、ＶＴＲ４の再生回
路４１の出力信号とは時間差がある。第２図の様に記録
ヘッドと再生ヘッドの増り付は位置の差が約６０°の場
合には、略％フィールドの時間差となる。

タイムベースコレクタ４５は、該時間差を吸収するもの
で、周知のディジタルメモリで構成され、ＶＴＲ４の再
生映像信号をビデオカメラ２の映像信号の同期と一致さ
せる働きをする。即ち、記録映像信号に対する再生映像
信号の遅れが前記のように略％フィールドの場合は、再
生映像信号を更に略％フィールド又は略５／３フイール
ド遅らせるように制御すると、再生映像信号は丁度１フ
イールド又は１フレーム後の記録映像信号と位相が一致
することになる。従って、前記スイッチ５０２つの入力
ｃｖ　、ｐｖは同期の揃った映像信号となり、切り換え
に伴なうスキューを解消でき、よりスムーズな切り換え
動作を行なわせることが可能となる。

またタイムベースコレクタ４５は、固定の遅延回路に置
き換えることも原理的に可能であるが、この場合、ヘッ
ド取り付は位置の機械精度を出す必要がある。

また、逆に、ビデオカメラからの映像信号をＶＴＲの再
生信号に合わせるように、ビデオカメラの映像信号に遅
延回路を介するよう構成してもよい。

さらに、一般にＶＴＲ４の再生回路４１の出力信号には
、ジッタが含まれていることは周知のことである。タイ
ムベースコレクタ４５はその遅延時間を制御することに
よって該ジッタな自動的に補正することも可能である。

従って、該タイムベースコレクタ４５の出力なＥＶＦ　
１以外の装置、例えばテレビジョンモニタや他のＶＴＲ
への出力信号として用いることにより、ジッタの無い高
品質な映像信号を再生映像信号として供給することが出
来る。

第５図には、本発明の第３の実施例を示す。本実施例で
は、前記第４図に示した第２の実施例に対し、４タイマ
一回路６及び、論理回路７を追加している。

タイマー回路６は、ビデオカメラ２内の同期・駆動回路
２３より同期信号を受けて、例えば垂直同期信号をカウ
ントする方法等により、数秒周期のパルス信号を生成す
る。論理回路７は、前記第３図の■の期間、即ち同時モ
ニタ期間において、前記第１と第２の実施例では単にＶ
ＴＲ４の再生映像信号ＰｖをＥＶＦＩに表示していたの
を、タイマー回路６で生成するパルス信号の周期（例え
ば１秒間程度）で、ビデオカメラ２で撮像している映像
信号Ｃ■とＶＴＲ４の再生信号ＰＶとを交互に表示させ
る様、スイッチ５の切り換え制御信号Ｚを出力する。こ
の場合、ビデオカメラ２の撮像信号とＶＴＲ４の再生映
像信号のいずれであるかを表示する文字をキャラクタジ
ェネレータで発生して、ＥＶＦ　１の各表示画面にスー
パインポーズすることができる。

これにより、同時モニタ期間を長くする場合にでも、時
分割でビデオカメラで撮像している画像とＶＴＲの再生
信号をＥＶＦｌで見ることが出来、被写体が変化する様
な場合でも、ビデオカメラで被写体を追い続けることが
可能となる。

第６図には、第４の実施例を示す。本実施例では前記第
４図に示した第２の実施例に対し、ゲート発生回路８と
論理回路７を追加している。

ゲート回路８は、ビデオカメラ２より水平および垂直同
期信号を得て、ビデオカメラ２の信号ＣＶとＶＴＲ４の
信号ＰＶとを同一画面内に合成するゲートパルスを発生
させる。論理回路７は、核ゲートパルスを前記同時モニ
タ期間（第３図の期間■）においてスイッチ５に伝達し
、ＥＶＦ　１に合成した画像を写し出す。

第７図に、合成画面例を示す。図中ｒｃＡＭＪはカメラ
で撮像している画像、「ｖ　Ｔ　ＲＪはＶＴＲで再生し
ている画像を示す。（ａ）は左右２分割したもの、（ｂ
）は上下に２分割したもの、（ｅ）は、中心部をビデオ
カメラの画像とし、周辺部をＶＴＲの画像としたもの、
（ｄ）は斜方向に２分割したものである。

本実施例では、同時モニタ期間にても常に同時にビデオ
カメラの画像とＶＴＲの再生画像をチエツクでき、より
有効な同時モニタが可能となる。

次に第８図に示した合成画面例について説明する。前記
したように録画する映像信号と再生している映像信号に
は、第２図に示した様に記録ヘッドと再生ヘッドの取り
付は位置の差のため、時間差があるが、本実施例はこの
時間差を功みに利用している。

記録ヘッドと再生ヘッドが約６０°の差で取り付けられ
ている場合、録画している映像信号（ＣＡＭ）と再生し
ている映像信号（ＶＴＲ）は、第８図（ｂ）に示したご
とく略％フィールドずれている。従って垂直に限ればＣ
ＡＭの画像の下側は丁度ＶＴＲの画像の真中に位置する
ことになり、タイムペースコレクタで水平方向の位置合
せを行なわせてやれば、同図（ａ）に示した様にＣＡＭ
の画像の右隅にＶＴＲの画像の真中部分を表示させるこ
とができる。

従って、本合成例では垂直方向の位置合せを行なわせる
必要がないためタイムベースコレクタは水平周期程度の
容量のディジタルメモリで安価に構成することが可能と
なる。

第９図には、本発明の第５の実施例を示す。本実施例は
、今迄説明した実施例に対して、ＥＶＦを２つ備えたこ
とが異なる。

ＥＶＦｌａはビデオカメラ２の専用であり、ＥＶＦｌｂ
はＶＴＲ４の専用である。従って本実施例にても、第６
図に示した第５の実施例と同様の効果を持たせることが
できる。

なお以上実施例の説明において、画像信号源としてビデ
オカメラ、画像表示装置としてＥＶＦを例にとり、屋外
でＶＴＲに録画する場合について説明したが、本発明の
適用がこれに限られるものでなく、画像信号源としては
この他にテレビジョン放送の受信機、別のＶＴＲ１ある
いはビデオディスクプレーヤなどを、画像表示装置とし
てはテレビジョンモニタなどを用いても同様の効果を得
ることが出来る。　　　　′ 〔発明の効果〕 以上詳しく述べたように、本発明のビデオテープレコー
ダのモニタ装置によれば、画像信号源からの画像信号を
ＶＴＲに録画する際に、録画中においてもＶＴＲの録画
結果を監視することができ、ＶＴＲの故障等に伴なうビ
デオプログラム製作上の大きな損失を予じめ防止するこ
とが可能となる等、優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本−明の第１の実施例の回路図、第２図はＶＴ
Ｒの回転磁気ヘッドの配置を示す平面図、第３図は第１
図の動作を説明するための波形図、第４図は本発明の第
２の実施例の回路図、第５図は本発明の第３の実施例の
回路図、第６図は本発明の第４の実施例の回路図、第７
図及び第８図は第４の実施例による表示画面の状態を示
す図、第９図は本発明の第５の実施例の回路図である。 １・・・・・・電子式ビューファインダ、２・・・・・
・ビデオカメラ、３・・・・・・操作部、４・・・・・
・ＶＴＲ，５・・・・・・スイッチ、６・・・・・・タ
イマ回路、７・・・・・・論理回路、８・・・・・・ゲ
ート発生回路、３１ａ・・・・・・モードスイッチ（録
画）、３１ｂ・・・・・・モードスイッチ（録画チエツ
り）、３２・・・・・・Ｔ型クリップフロップ、４５・
・・・・・タイムペースコレクタ。 第７図 ０？Ｉ歯督

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像信号源からの画像信号を録画しながら同時にそ
   の再生を行なうことができるビデオテープレコーダのモ
   ニタ装置において、画像表示装置と、録画すべき画像を
   前記画像表示装置により表示する手段と、チェックスイ
   ッチと、録画時に前記チェックスイッチを動作すること
   によつて、前記同時に再生される画像を前記画像表示装
   置により表示する手段とを備えたことを特徴とするビデ
   オテープレコーダのモニタ装置。 ２、前記画像信号源はビデオテープレコーダと一体のビ
   デオカメラから成り、前記画像表示装置は前記ビデオカ
   メラに取り付けられたビューファインダから成ることを
   特徴とする請求項１記載のビデオテープレコーダのモニ
   タ装置。 ３、録画すべき画像信号と同時再生される画像信号のい
   ずれか一方を遅延する遅延手段によつて、前記画像表示
   装置に供給される両画像信号間の同期を合せるように構
   成したことを特徴とする請求項１または２記載のビデオ
   テープレコーダのモニタ装置。 ４、前記同時再生される画像信号を遅延する遅延手段は
   、再生画像信号のジッタを自動的に補正するタイムベー
   スコレクタと兼用したことを特徴とする請求項３記載の
   ビデオテープレコーダのモニタ装置。 ５、録画時に前記チェックスイッチが動作したときに、
   前記録画すべき画像信号による画面と同時再生される画
   像信号による画面とを交互に切換えて前記画像表示装置
   により表示するように構成したことを特徴とする請求項
   １または２記載のビデオテープレコーダのモニタ装置。 ６、録画時に前記チェックスイッチが動作したときに、
   前記録画すべき画像信号による画面と同時再生される画
   像信号による画面とを前記画像表示装置により並べて表
   示するように構成したことを特徴とする請求項１または
   ２記載のビデオテープレコーダのモニタ装置。