JPS6352376A

JPS6352376A - 磁気記録装置

Info

Publication number: JPS6352376A
Application number: JP19453986A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Okada; 一雄岡田; Masahiro Konishi; 小西　正弘
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1986-08-20
Filing date: 1986-08-20
Publication date: 1988-03-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）　等の磁気
記録装置に関し、特に簡易な構成にして高画質な静止画
の記録機能を備えた磁気記録装置に関する。

（従来の技術）最近、８ミリビデオやＶＨ８−Ｃ等のようにカメラとＶ
ＴＲを一体にした、いわゆるカメラ一体形ＶＴＲが人気
を集めている。

このようなカメラ一体形ＶＴＲは何といっても小形、軽
量なのが特長で、旅行や運動会等に携行してビデオ撮り
を行うのに適しているが、画質の点でも一般の使用では
まず十分な程に種々の改善がなされている。

例えば、ビデオカメラの心臓部ともいわれる撮像管や撮
像素子では高感度化、高解像度化が図られ、特にＣＯＤ
にあっては、画素数が約２５万個まで増加して解像度が
約３０％向上するとともにスミャ現象やモワレ現象が低
減化されている。

また、回路に関しては、エノファンス回路や（し形フィ
ルタの改善等によってＳ　／　Ｎ比の向上が図られてい
る。さらに、カメラとＶＴＲが直結されているため、輝
度信号と色信号を混合する回路やそれら両信号を分離す
る回路等が省かれることにより、輝度信号と色信号の帯
域が圧縮されなくなって解像度と色再現性が向上すると
いう一体化ならではのメリットもある。

ところで、ビデオ撮りでは、動いている人物や風物等の
動画を撮るのが普通で、静止しているものを積極的に撮
ることは少なく、むしろ再生時において動画中のここぞ
と思う１コマを静止画再生して見ることか多い。

よ＜ＶＴＲの静止画再生では画像にブレやノイズが出る
が、これは再生すべき画像が記録されている映像トラッ
クにヘッドが正確にトレースしないために発生するトラ
ッキングエラーの現象である。しかし最近は、静止画専
用の再生ヘッドが搭載され、ブレやノイズの低減化が図
られている。

なお近年、ビデオ画像をハードコピー化するビデオプリ
ンタが開発されているので、ビデτの静止画を手軽にプ
リントして楽しむことも普及するものと考えられる。

（発明が解決しようとする問題点）しかしそれにしても、静止画は、１枚の画像に含まれる
時間的変化のない情報を視覚情報として鑑賞されるため
、動画と違ってかなりの高画質がか要求される。したが
って、再生映像信号にジッタやドロップアウト等が含ま
れると、それによって画像にゆれ、ひすみ９色むら、ノ
イズ等の画像劣化現象が現れて静止画としては注視に十
分耐えられないことがあり、またそのような静止画がハ
ードコピーされると画質の低さがより一層目についてし
まう。

しかして、ビデオ、特に上述のようなカメラ−体形ＶＴ
Ｒの普及はめざましいけれども、画質の点ではまだ銀塩
写真に遠く及ばす、ユーザは、動画撮影にはカメラ一体
形ＶＴＲまたはポータプル分離形カメラを、静止画撮影
には銀塩写真スチルカメラをそれぞれ便い分けており、
時にはビデオカメラとスチルカメラの両方を携行するこ
とを余儀なくされている。

そこで、ビデオンステムを撮像系、記録系、ハードコピ
ー系に分けて考えてみると、撮像系においては４０万画
素のＣＣＤ開発が進んでおり、その出現も間近であろう
し、またハードコピー系においても最近かなり画質が向
上しており実用上満足なレベルに達するのも時間の問題
である。したがって、残る記録系か鍵となるが、これま
で画質を向上させるために種々の信号処理回路か開発な
いし改善されてはいるものの、鑑賞に十分耐える高画質
な静止画は得られていない。

本発明は、このような問題点に鑑み、動画の記録とＴ行
して鑑賞に十分耐える高画質な静止画の記録を行う磁気
記録装置を提供することを目的とする。すなわち、本発
明の磁気記録装置が例えばカメラ一体形ＶＴＲに適用さ
れると、１台のビデオで動画の撮影と同時に極めて高画
質な静止画の撮影が可能となるようにするものである。

ところで、単に静止画記録機能を付加するたけならば、
種々の静止画記録装置が提供されているので、それをビ
デオに組み込めば簡単であり、実際これまでそのような
試みかいくつかなされている。しかし、それらはいずれ
も重量や価格の大幅なアップを招きバランスの悪い商品
となるものであった。すなわち、静止画記録機能を有す
るビデオが一般のユーザに普及するには、高画質化に対
応できることは勿論であるが、それに重塁の増加が少な
いことが要求され、例えば機構を必要とするものはだめ
であり、またコストが大きく増えるようなものでもいけ
ない。しかるに、そのような必要条件を満たす磁気記録
装置はまた実現されていない。

したがって、本発明の別の目的は、バランスのとれた普
及形の商品を提供すべく、重量の増加が少なくかつ低コ
ストで、高画質な静止画の記録を可能とする磁気記録装
置を実現することにある。

さらに、本発明の他の目的は、ｈ要な静止画の記録中に
動画に対する記録停止の指示が与えられたとき、その静
止画の記録を中断せずに最後まで遂行するようにした磁
気記録装置を提供するこさにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成する本発明の構成は、回転磁気ヘッドを
取り付けたシリンダに対して磁気テープが斜めに所定角
度巻き付いた状態で走行し、前記磁気ヘッドが前記磁気
テープ上を斜めに走査する度毎に動画のアナログ映像信
号が１フィールドまたは１フレーム等の１単位画像分記
録されるヘリカル走査方式の磁気記録装置において、磁
気へ、ドの１走査周期の一部に時間分割でＰＣＭ静止画
記録を行う手段が設けられ、このＰＣＭ静止画記録手段
は、動画のアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換す
る手段と、１単位画像分のディジタル映像信号を所定の割合で時間
軸伸長する手段と、時間軸伸長された１単位画像分のディジタル映像信号を
ＰＣＭ信号にして複数の連続するヘッド走査期間に亘っ
て記録する手段と、ＰＣＭ静止画記録の最中に動画の記録に対する停止の指
示が与えられたとき、少なくとも当該１単位画像分のＰ
ＣＭ静止画記録を最後まで遂行させる手段と、を具備することを特徴とする。

（作用）本発明では、磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する度毎
に動画と静止画か時間分割で一緒に記録される。動画の
方は通常どおりアナログ映像信号の形で磁気記録される
が、静止画はＰＣＭ信号の形で磁気記録される。

このような静止画は、動画の１単位画像、例えば１フレ
ームとして与えられ、動画の中から抽出される。

しかして、抽出された１単位画像分のディジタル映像信
号は所定の割合で時間軸伸長されてから所定量ずつＰＣ
Ｍ信号の形でヘッド走査期間の一部に記録され、１単位
画像全部の記録には複数のヘッド走査期間が費やされる
。

このようなＰＣＭ静止画記録の最中に動画に対する停止
の指示が与えられた場合、直ぐに停止モードに切り替わ
ると、そのＰＣＭ静止画記録は途中で中断されてしまう
。そこで、本発明では、ｂ要な静止画については停止の
指示が与えられてもそのとき継続している１単位画像分
のＰＣＭ静止画記録を最後まで遂行させることによって
完全なフィールドまたはフレーム静止画像の記録を確保
する。

本発明のＰ　Ｃｋｉ静止画像記録から得みれる再生静止
画像は、ＰＣＭ記録によりジッタ成分によるタイムベー
スエラーの影響を受けず、またドロ。

プアウトその池の特性劣化に強いので、極めて画質が高
＜、鑑賞に十分耐えるものであり、また保存性にもすぐ
れている。

（実施例）以下、第１図ないし第８図を参照して、本発明を８ミリ
ビデオに適用した実施例を説明する。

ミリビデオフ　−マ　ト先ず、第７図および第８図につき８ミリビデオのフォー
マントを概説する。

周知のように、８ミリビデオは「８ミリビデオ懇談会」
により規格統一されたもので、従来のＶＨ９方式やβ方
式と太き（異なるところは、テープ幅が細（なったこと
、音声信号の記録方式、およびトラッキング方式等であ
る。

第７図に、８ミリビデ万における磁気テープ上のトラン
ク配置を示す。テープ幅は８ｍｍで、材質は塗布形もし
くは蒸着形のメタル・テープである。各トラ、りはヘリ
カル走査により従来と同様に磁気テープ上で斜めに形成
されるが、ヘッド走査１８０’　の期間に相当するビデ
オトラックＴＲＶの延長上にヘッド走査３６°の期間に
相当するＰ　ＣＭ　トラックＴＲＰが設けられている。

各ビデオトラックＴＲＶ’には、映像信号（Ｖ　１ｄｅ
ｏ）が従来と同様に低域変換色差信号記録方式で記録さ
れるとともに、ＦＭオーディオ信号（ＡＦＭ）とトラッ
キング・パイロット信号（ＴＰＳ）が周波数多重記録さ
れる。一方、各ＰＣＭ）ラックＴＲＰにはオーディオ信
号が時間圧縮されてＰＣＭ記録されるとともにトラッキ
ング拳パイロット信号（ＴＰＳ）か重畳記録される。た
たし、このＰＣＭ記録はオプ／ヨン扱いであり、アフレ
コ（アフター・レコーディング）も可能になっている。

第８図に示すように、ＰＣＭトラックＴＲＰは通濱１８
０°であるドラム巻付は角度を３６゛増加させることに
よって得られる。この図のヘッド位置かられかるように
、一方のビデオヘッドＣＨ−１がビデオトラックＴＲＹ
の記録を終わるときに、他方のビデオヘッドＣＨ−２が
次のＰＣＭトラ、りＴＲＰにＰＣＭ記録を行うようにな
っている。

再び第７図において、各走査トラ、りＴＲの上下両側に
はそれぞれ固定ヘッドを使用するキュー信号記録用のキ
ュートラックＴＲＱとアフレコで一ディ２信号記録用の
オーディオトラックＴＲＡがオブンヨン扱いで設けられ
ている。

なおトラッキング書パイロット信号（ＴＰＳ）はオート
マチック・トラツク中ファインディング（ＡＴＦ）方式
によるもので、約１００ｋＨ〜１ｆ３０ｋＨの帯域内で
選ばれた４つの異なる周波数ｆ１〜ｆ４のＴＰＳが各走
査トラ、りＴＲに次々と記録される。そして、再生時に
は両隣のＴＰＳの周波数差に基づいてへ、ドのずれが検
出されることにより正確なトレースが行われるようにト
ラッキングサーボがかけられる。したかって、８ミリビ
デオでは固定ヘッド方式のフントロールトラックは設け
られない。

以上８ミリビデオフオーマツトを概説した力く、本実施
例によれば、後述するように　ｇ　ミＩＪビデオのＰＣ
Ｍ）ラックＴＲＰを利用してそこ（こ動画の一部がｐ　
ｃ　ｈｔ静止画記録され、しかもこのＰＣＮ１静止画記
録はＰ　ＣＭオーディτ記録と１よ（五゛同ＵＰ　ＣＭ
フォーマットで行われる。かくして、ＰＣ％ｌ　ｔ　−
ティオ用のＰ　ＣＭエンコーダがそのままｉ’ｉ）正画
記録機能に流用されている。

支五九七第１図は、第１の実施例による８ミリビデオの主要な構
成を示す。

この図において、被写体からの光はレンズ１０を通って
ＣＣＤ　１２の撮像面上に像を結３、よう；こなってい
る。ＣＣＤ　１２は、そこに結像されｔこ画像を電気信
号に変換して蓄積し、駆動回路１４（こよる駆動で水平
・垂直走査を行って映像信号を出力する。この映像信号
は、カメラプロセス回路１６に供給され、ここでノイズ
１ノダクノヨンやガンマ補正等の信号処理を受ける。

カメラプロセス回路１６から、同期信号Ｓを挿入された
輝度信号Ｙと色信号Ｃとが変調舎記録回路１８に供給さ
れ、ここで輝度信号ＹはＦ　Ｍ変調され、色信号Ｃは３
．５８ＭＨｚから約７４３ｋＨｚに周波数変換されその
際に位相変換（ＰＩ）処理を受ける。しかして、変調・
記録回路１８からＦＭ輝度信号Ｙ　Ｆ　Ｍと低域変換色
信号Ｃｏとが混合されてなる映像信号Ｖ　１ｄｅｏが出
力され、この映像信号Ｖ　１ｄｅｏは混合回路２４てＦ
へ１変調器２２からのＦＭオーディオ信号ＡＦＭと混合
されたうえ切替スイッチ２５．２６を介して磁気ヘッド
２８．３０にフィールド周期で交互に供給される。

なお、２０はマイクロフォンで、音声信号ＡＵをＦＭ変
調器２２に与える。

磁気ヘッド２８，３０は、シリンダ３２のほぼ中央のス
リｙト３２ａに取り付けられ、スピンドルモータ３４に
よりフレーム周波数と同じ回転数（毎秒３０回転）で回
転駆動される。シリンダ３２には磁気テープ３６が斜め
に２２１°巻き付けられてキャプスタン等のテープ走行
機構により一定速度で走行させられ、磁気ヘッド２８．
３０は交互に磁気テープ３６上を斜めに走査し、その度
毎に映像信号Ｖｉｄｅｏ等のアナログ信号がビデオトラ
ンクＴＲＶに記録されるようになっている。

シリンダ３２には磁石片と固定へ、ド（図示せず）が取
り付けられ、その固定ヘッドより磁気ヘッド２８．３０
の回転位相を表すパルスＰＧが発生され、このパルスＰ
Ｇはサーボ回路３８に与えられる。サーボ回路３８は、
パルスＰＧを同期信号発生回路４０からの基準パルスＰ
Ｓと位相比較してヘッドの回転が基準パルスＰＳに同期
するようにスピンドルモータ３４を制御するとともに、
キャプスタンモータ４２に対して磁気テープ３６の走行
速度を一定に保つようにサーボをかける。

また、サーボ回路３８はスイッチ２５．２６にそれぞれ
スイッチ切替信号ＳＷＩ、ＳＷ２を与える。

これまで説明した構成部分は８ミリビデオに標＊ａ備さ
れるものであり、ＶＨ８方式やβ方式ともほぼ共通して
いる。

次に、この実施例のＰＣＭ静止画記録系を説明する。カ
メラプロセス回路１６より輝度信号Ｙと色差信号Ｒ−Ｙ
、Ｂ−Ｙが出力され、それらのアナログ信号Ｙ、Ｒ−Ｙ
、Ｂ−Ｙはコンポーネント符号化方式にしたがい、例え
ば４：１：１の関係を持つサンプリング周波数で切替ス
イッチ５０゜Ａ／Ｄ変換Ｗ５２．５４によりディジタル
信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、ＣＢ−Ｙ）Ｄに変換される。

しかして、切替スイッチ４０は、４：１：１のコンポー
ネント符号化の場合には、輝度信号Ｙが４回サンプリン
グされる期間内に端子５０ａと５０ｂに１回ずつ切り替
わり、これによってその期間内に色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−
Ｙがそれぞれ１回ずつサンプリングされるようになって
いる。このような切替スイッチ５０の切替動作は、同期
信号発生器４０かるの切替信号ＳＱに応動して行われる
。

また、同期信号発生器４０からＡ／Ｄ変換器５２５４に
サンプリングおよびＡ／Ｄ変換用のクロック信号ＣＬが
与えられる。

ここで、Ａ／Ｄ！換におけるサンプリング周波数と量子
化ビット数であるが、これらは画質を大き（左右するの
で、ある値以上確保されなければならす、少なくともナ
イキスト帯域内に選ばれる必要があり、サンプリング周
波数は２　Ｍ　Ｈｚ以上が必要で好ましくは３ＭＨｚ以
上であり、量子化ビット数は輝度信号Ｙ＋Ｓでは５ビツ
ト以上９色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙでは３ビツト以上必要
である。たた、ビット数が多くなると処理回路か複雑化
しコストも上昇するので、その点も考慮されなければな
らない。この実施例の場合、８ミリビデオフオーマツト
のディノタルデータは８ビツトなので、それに合わせて
ｍ子化ビットは８ビツトに選ばれる。サンプリング周波
数は、例えば静止画の画質仕様を■輝度信号Ｙの周波数
特性が４．２ＭＨｚまでほぼフラット、■色差信号Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙの周波数特性が１．０ＭＨｚまでほぼフラッ
ト　と定め、　ＥＮＤ　　ｏｆ　　　ＰＡＳＳＢ人ＮＤ
／　ＳＴ入ＲＴ　　ｏｆ　　　５ＴＯＰＢ入ＮＤ比率が
１：１．３のフィルタを使用した場合には、４、　２Ｘ１．　３Ｘ２　＝１０．　９２ＭＨｚ・・・
・（１）以上に選ばれる。ところで、８ミリビデオでは
１フィールド当たりのデータ・ビット量、すなわち各Ｐ
ＣＭ）ラックＴＲＰに書き込まれるデータΦビット量は
１０５０語（１語は８ビ、ト）と決められている。した
かって、この実施例のＰ　ＣＭ静止画記録において各Ｐ
　ＣＳｉ　）ラックＴＲＰに映像信号の１８分がＰＣＭ
記録されるようにすると、４：１：１のコンポーネント
符号化の場合、輝度信号Ｙに対するサンプリング周波数
ｆｓは、８　（３／２　Ｘｆｓ／ｆ）ｌ　）　＝８Ｘ　
１０５０　−１２）より、７００ｆＨ（’＝１１．ＯＩ
ＭＨｚ）に選ばれ、これは上記（１）の条件を填足する
。この場合色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙに対するサンプリン
グ周波数ｆ　ｓ／４は１７５ｆＨ（’＝２．７５ＭＨｚ
）となる。また、シリンダ３２の１回転につき映像信号
の２Ｈ分がＰＣＭ記録されるので、１フレームの有効走
査線数を４２０本とすると、７秒間で１フレーム（１コ
マ）の画像がＰ　ＣＭ静止画記録されることになる。

さて、Ａ／Ｄ変換器５２＋５４より出力されたディジタ
ル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ−Ｙ）Ｄは、サンプリ
ング周波数ｆｓに同期した書込速度で１フレ一ム分だけ
フレームメモリ５６に入力される。そして、磁気ヘッド
２８または３ｏがＰＣＭ）ラックＴＲＰを走査するとき
、そこに映像信号の１８分がＰ　ＣＭ記録されるよう、
１８分のディジタル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ−Ｙ
）Ｄかフレームメモリ５６から所定の続出速度で出力さ
れ、後述するＰＣＭエンコーダ６８に供給される。この
ように、フレームメモリ５６では、ディジタル信号ＹＤ
１　（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ−Ｙ）Ｄの１８分が３６°のヘ
ッド走査期間中に読み出され、また１フレ一ム分が全体
で例えば７秒間ががって読み出されるというような、デ
ィジタル信号の時間軸伸長が行われる。なお、このよう
なフレー　ムメ（−’）　５６の書込・読出動作はメモ
リコントローラ５８によって制御される。このコントロ
ーラ５８には、同期信号発生回路４０からクロック信号
ＣＫが、システムコントローラ６ｏから制御信号ＣＴが
それぞれ与えられる。

ＰＣＭエンコーダ６８は８ミリビデオ用とじて市販され
ているもので、ここではＰＣＭオーディオ記録に対する
のと同様な誤り訂正処理と変調が行われる。すなわち、
誤り訂正符号として８語２パリテイのクロスインターリ
ーブ符号が使われ、データにアドレスや同期信号、パリ
ティ等が付加される。また、誤り検出用のＣＲＣＣ符号
も付加される。なお、データには映像信号のほかインデ
ｌクス用のＩＤワードも含まれる。したがって、この実
施例の場合、このＩＤワードを利用して例えば静止画の
頭出しを行うようにしてもよい。また、変調にはパイフ
ェーズ変調という一種のＦＭ変調が使われ、これでＰＣ
Ｍエンコーダ６８より後段の記録系がアナログ信号とＰ
ＣＭ信号とに共用できるようになっている。

しかして、ディジタル信号Ｙ　Ｄ　、　　（Ｒ−Ｙ　）
　Ｄ（Ｂ−Ｙ）Ｄは、１８分すつＰ　ＣＭエンコーダ６
８により誤り訂正符号を付加されたＰ　ＣＭ信号に変換
され、切替スイッチ２５．２６を介して磁気ヘッド２８
．３０より磁気テープ３６のＰＣＭトラックＴＲＰに記
録されるようになっている。なオ、切替スイッチ２５．
２６は、サーボ回路３８からの切替信号Ｓ　Ｗ　ｌ　、
　Ｓ　Ｗ２により１ヘッド走査期間毎に交互に閉成する
ようになっている。すなわち、ヘッド２８がテープ３６
を走査するときにはスイッチ２５が閉成しスイッチ２６
は開いた状態になる。そして、スイッチ２５は、先すＰ
　ＣＭ記録期間（Ｐ　ＣＭ）ラック走査期間）には端子
２５Ａに切り替わってＰＣＭエンコーダ６８からのＰＣ
Ｍ信号をヘッド２８に送り、次の動画記録期間（ビデオ
トラック走査期間）には端子２５Ｂに切り替わって混合
器２４からのアナログ映像信号Ｖ　ＩｄｅｏとＦ　Ｍオ
ーディオ信号ＡＦべ１とをヘッド２８に送る。同様にし
て、ヘッド３ｏがテープ３６を走査する期間では、スイ
ッチ２６が端子２１３Ａ２６Ｂに順次切り替わり、一方
スイノチ２５は開いた状態となる。

システムコントローラ６０は、同期信号発生回路４０か
ら７ステムクロノクＳＣを受けるとともにサーボ回路３
８からヘッド位相パルスＰＧを受け、メモリコントロー
ラ５８に対してフレームメモリ５６の書込、読出の指示
を与えたり、その他システム各部の制御を行う。特に、
この実施例においてシステムコントローラ６０は、カメ
ラ筐体の外側に取り付けられたスタート／ストップボタ
ン６２に応答して記録のスタートとストップ（−時停止
）とが交互に行われるように各部の制御を行う。たたし
、ストップの指示がかけられたときには、後述するよう
に、そのとき継続中の静止画フレームサイクルを続行さ
せ、それが終了してから一時停止モードに切り換える。

なお、第１図では、トラッキング・パイロ、ト信号（Ｔ
ＰＳ）を記録するための回路は省略されている。

次に、第２図および第３図につき、この実施例によるＰ
ＣＭ静止画記録の作用を説明する。

第２図において、時刻ｔｏでスタート／ストップボタン
６２が押され（第２図Ｄ）、これに応動して／ステムコ
ントローラ６０は記録モードを開立台させる。

第２図（Ａ）には、ＣＣＤ１２で撮られる画像がＦｌ、
Ｆ２．Ｆ３．・・・・・・・・というようにフレーム単
位で次々と変わることによって動画が形成される様子か
示される。各フレーム画像Ｆｉは、上述のようにアナロ
グ映像信号Ｖ　１ｄｅｏの形で、第２図（Ｂ）に示され
る磁気テープ３６上の連続する２本のビデオトラックＴ
ＲＹ、ｌａ、　　ＴＲＹ、ｉｂに記録される。

さて、この実施例によるＰＣＭ静止画記録も時刻ｔｏで
開始され、先ずフレーム画像Ｆｌがフレームメモリ５６
（第２図Ｃ）に取り込まれ、この際にフレーム画像Ｆｌ
を表すアナログの映像信号Ｙ、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが所定の
サンプリング周波数および量子化ビットでディジタル信
号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ−Ｙ）Ｄに変換されてフレ
ームメモリ５６にデータ入力される。このような１フレ
一ム分のデータ入力は、システムコントローラ６０の管
理の下で行われる。

こうしてフレームメモリ５６に取り込まれたフレーム画
像Ｆ１は、所定時間後１８分ずつＰ　ＣＭ信号の形で、
連続する複数のＰ　ＣＭ　）ラックＴＲＰ、Ｉ〜ＴＲＰ
、ｊに亘って記録される。この実施例では、有効走査線
数を４２０本としているので、４２０本のＰ　ＣＭ　）
ラックＴ　ＲＰ、３１ａ　−Ｔ　ＲＰ、２４ｏｂに１８
分のＰ　ＣＭ信号Ｆ１・Ｐ１〜Ｆｌ−Ｐ４２０がそれぞ
れ記録され、その記録時間は７秒である。

なお、ＰＣＭ）ラックＴＲＰ、３１ａより前の３０本の
Ｐ　ＣＭ　）ラックＴ　ＲＰ、ｌａ　−Ｔ　ＲＰ、３０
ｂ　　（１秒の時間経過がある）には静止画データは記
録されないが、ヘッダＨＥやコントロールデータＣＤ等
か記録される。

このようにして、時間的に８秒かかってフレーム画像Ｆ
ｌのＰＣＭ静止画記録が終了すると、次の静止画フレー
ムサイクルＴｃに入り、ここではフレーム画像Ｆ２４１
が上述と同様にして連続する４２０本のＰ　Ｃｋｉ　ｌ
−ランクに亘ってＰ　ＣＭ静止画記録される。

ところで、第３図に示すように、フレーム画像Ｆ　２４
１に対する静止画フレームサイクルＴｃ中の時刻ｔ２に
スタート／ストップボタン６２が押された場合、直ぐに
記録動作が停止されず、そのフレームサイクルＴｃか終
了した時刻ｔ３になってストップモードに切り替えられ
る。ストップモードでは磁気テープ３６の走行が一時停
止される。

そして、しかる後にスタート／スト、プボタン６２が再
び押されると、今度は記録モードに切り替えられ、動画
の記録が再開されると同時に新たな静止画フレームサイ
クルＴｃが開始される。

上述のように、この実施例では、動画中の１コマ（１フ
レ一ム画像）が一定周期で抽出され、８ミリフオーマツ
トのＰＣＭ）ラック（領域）にＰＣＭ静止画記録される
。そして、スタート／ストップボタン６２よりストップ
の＋旨示がかけられると、そのとき継続中の静止画フレ
ームサイクルＴｃが続行され、それが終了した時点でス
トップモードに切り替わる。したがって、磁気テープ３
６の各Ｐ　ＣＭ　）ラックＴＲｐ上にＰＣＭ静止画記録
パターンがコマ毎に連続的に（中断な（）形成されるこ
とになる。

ところで、ヘッド２８．３０または再生ヘッドに回転ム
ラがあったりテープ３６に伸び縮み、走行ムラ等が起き
ると、再生信号はジッタを伴うかＰＣＭトラックより再
生されたＰＣＭ信号はＰＣＭ再生処理の過程でジッタを
効果的に除去されるので、ゆれやひずみのない再生静止
画像が得られる。なお、この再生静止画像は、上記４２
０本のＰＣＭトラックの各々から読み取られ１こ１８分
のＰＣＭ信号を繋ぎ合わせＰＣＭ復調とＤ　／　Ａ変換
を通し１フレ一ム分の標準アナログ映像信号を生成する
ことによって形成される。

また、ＶＴＲではテープやヘッドのきす、ごみの付着等
によってドロップアウトが不可避的に発生するが、これ
もＰ　ＣＭの強力な誤り訂正能力によって兄事に復元さ
れ、例えば誤り訂正符号による冗長度を４０％にすれば
ドロップアウトの影響はほとんどなくなり、良好な再生
静止画像が得られる。その池、アナログ記録に伴う種々
の画質劣化現象が本実施例によるＰＣＭ記録の静止画に
はほとんとみとめられず、記録の保存性や再生の反後件
においても優れている。

支Ｉ九と第４図は、第２の実施例による８ミリビデオの要部の構
成を示す。この図に示されない部分は第１の実施例のも
のと同じである。

この第２の実施例では、静止画記録ボタン６４が押され
たとき、それに応動して１コマのＰ　Ｃｈｉ静止画記録
が行われる。静止画記録ランプ６６はビューファインダ
内に設けられるもので、ＰＣＭ静止画記録か行われてい
るときに点灯して静止画記録中であることを表示する。

次に、第５図につき、この実施例によるＰＣＭ静止画記
録の作用を説明する。

第５図において、時刻ｔｌｏの前にスタート／スイッチ
ボタン６０が押されており、時刻ｔｌＱでは記録モード
になっている。したがって、このときのフレーム画像Ｆ
ｌはアナログ映像信号Ｖｉｄｅｏの形で磁気テープ３６
上のビデオトラックＦＶ＋Ｉａ＋Ｆ　’／、Ｉｂに記録
される。

さて、静止画記録ボタン６４は時刻ｔｌｌで押され、こ
のときフレーム画像Ｆ３の記録中である。

ある。システムコントローラ６０はそのボタン操作に応
動し、次のフレーム画像Ｆ４の記録開始時刻ｔ１２にメ
モリコントローラ５８に対しフレームメモリ５６の書込
を指示する。この記録開始指示のタイミングつまり時刻
ｔ１２はサーボ回路３８からのヘッド位相パルスＰＧを
基に得られる。しかして、時刻ｔ１２より、フレーム画
像Ｆ４を表すディンタル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ
−Ｙ）Ｄがフレームメモリ５６にデータ入力される。こ
れト同時にシステムコントローラ６０は静止画記録ラン
プ６４を点灯させる。

こうしてフレームメモリ５６に取り込まれたフレーム画
像Ｆ４を表すディジタル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（Ｂ
−Ｙ）Ｄは、所定時間後１８分すつＰＣＭ信号Ｆ４・Ｐ
１〜Ｆ４・Ｐ４２０の形で、連続する４２０本のＰ　Ｃ
Ｍ　）ラックＴ　ＲＰ、３４ａ　−Ｔ　ＲＰ　、２４３
ｂにそれぞれ記録される。この記録時間は第１の実施例
と同様に７秒である。また、ＰＣＭｌ−ラックＴＲＰ、
３１ａより前の３０本のＰＣＭ＋−ラックＴ　ＲＰ　、
３ａ　−Ｔ　ＲＰ　、３３ｂ（１秒の時間経過がある）
には静止画データは記録されないが、ヘッダＨＥやコン
トロールデータＣＤ等が記録される。

ところで、第５図の例では静止画フレームサイクルＴｃ
’中の時刻ｔ１３にスタート／ストップボタン６２が押
されるが、この静止画フレームサイクルＴｃ’は中断す
ることなく最後まで継続される。

そして、この静止画フレームサイクルＴｃ“が時刻ｔ１
４で終了したとき、ストップモードに切り替えられる。

なお、静止画フレームサイクルＴｃ’の期間中にスター
ト／ストップボタン６２が押されなかった場合には、仮
想線で示すように、時刻ｔｌＪ後において動画の記録は
続けられるがＰＣＭ静止画記録は行われない。すなわち
、ＰＣＭ静止画記録は静止画記録ボタン６４が再び押さ
れたときに行われる。

この第２の実施例でも、ＰＣＭ静止画記録の最中にスタ
ート／ストップボタン６２が押された場合には、そのと
き継続中の静止画フレームサイクルが中断されるこさな
く続行され、それが終了してからストップモードに切り
替えられる。なお、静止画の画質および装置構成、コス
トに関しては第１の実施例と同じ利点が得られる。

支【１１第３の実施例は第２の実施例と同じ構成であるが、この
実施例では、静止画記録ボタン６４が押されないときに
は動画中の１コマが自動的に一定周期で抽出されてＰＣ
Ｍ静止画記録され、静止画記録ボタン６４が押されると
それまで継続していた静止画フレームサイクルＴＣが中
断されて割込による新たな静止画フレームサイクル−１
−ｃｌが開始されるようになっている。

第６図において、時刻ｔ２０の前にスタート／スイッチ
ボタン６２が押されており、時刻ｔ２０では一定周期に
よる静止画フレームザイクルＴｃが行われている。

さて、静止画記録ボタン６２は時刻ｔ２＋で押され、こ
のときフレーム画像Ｆ８０が動画記録されフレーム画像
ＦｌがＰＣＭ静止画記録されている。

システムコントローラ６０はそのボタン操作に応動し、
次のフレーム画像Ｆ８１の記録開始時刻℃２２にメモリ
コントローラ５８に対しフレームメモリ５６の読出を停
止させ書込を指示する。しかして、時刻ｔ２２より、フ
レーム画像Ｆ８１を表すディジタル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ
）Ｄ、（Ｂ−Ｙ）Ｄがフレームメモリ５６にデータ入力
される。これと同時にシステムコントローラ６０は割込
静止画記録ランプ６６を点灯させる。

こうしてフレームメモリ５６に取り込まれたフレーム画
像Ｆ８１を表すディジタル信号ＹＤ、（Ｒ−Ｙ）Ｄ、（
Ｂ−Ｙ）Ｄは、所定時間（１秒後）１８分すつＰＣＭ信
号Ｆ８１会ＰＩ−Ｆ８１＠Ｐ４２０の形で連続する複数
のＰＣＭトランクＴ　ＲＰ、８１ａ〜Ｔ　ＲＰ　、３２
０ｂに亘って記録される。また、静止画に先立って記録
されるヘッダＨＥには、先の静止画フレームサイクルＴ
ｃが途中で中断された旨の情報が含まれる。

フレーム画像Ｆ８１のＰ　ＣＭ静止画記録が時刻ｔ２４
で終了すると、システムコントローラ６０は定常モード
の静止画フレームサイクルＴｃを開始させ、時刻ｔ２４
直後のフレーム画像Ｆ　３２１をフレームメモリ５６に
取り込ませる。一方、システムフントローラ６０は、時
刻ｔ２４で割込静止画記録ランプ６６を消灯させ、次の
割込静止画記録か可能なこと、すなわち、割込静止画記
録ボタン６４を押してもよいことを撮影者に知らせる。

ところで、第６図において、スタート／スイッチボタン
６２が先す時刻ｔ２３で押されるか、このときは割込に
よる静止画フレームサイクルＴｃ’が継続しているので
、そのボタン操作は無効とされる。しかる後に、時刻ｔ
２５で再びスタート／スイッチボタン６２が押されると
、このときは一定周期による静止画フレームサイクルＴ
ｃの期間中であるためそのボタン操作は有効とされ、直
ちにストップモードに切り替えられる。すなわち、ボタ
ン６２が押されたときのフレーム画像Ｆ４２６の動画記
録が終了した時刻ｔ２Ｅｉで磁気テープ３６の走行が一
時停止される。しかして、このききの一定周期による静
止画フレームサイクルＴｃは途中で中断されることにな
る。

このように、この実施例では、割込による静止画フレー
ムサイクルＴｃ“はスタート／スイッチボタン６２によ
って中断されることはないが、一定周期による静止画フ
レームサイクルＴｃは静止画記録ボタン６４およびスタ
ート／スイッチボタン６２のそれぞれによって中断され
る。なお、割込による静止画フレームサイクルＴｃ’の
期間中にスタート／スイッチボタン６２が押されたとき
、そのボタン操作を無効にしないで、第２の実施例と同
様にその静止画フレームサイクルＴｃ″の終了時ｔ２４
まで延期しその時点でストップモードに切り替えるよう
にしてもよい。

支４１以上、３つの実施例を説明したが、本発明はそれらに限
定されることなくその技術的思想の範囲内で種々の変形
、変更が可能である。

例えば、上述した実施例では、必要なＰＣＭ静止画記録
の最中にスト、ブの指示が与えられた場合、そのＰＣＭ
静止画記録が中断せずに最後まで遂行されることに関連
して動画の記録停止ヒがそのＰ　Ｃｈ１静止画記録の終
了時まで延期された。しかし、ストップの指示が入った
時点で直ちに動画の記録を停止させてＰ　ＣＮｉ静止画
記録だけを最後まで遂行するようにし、そのＰＣＭ静止
画記録の終了後に磁気テープを動画の記録停止位置まで
巻き戻して、次にスタートのｔ旨示が入ったときにはそ
の記録停止位置から動画の記録を再開させるようにして
もよく、そのようにすると動画の切れ目が出なくなり、
きれいなつなぎ撮りができる。なおこの場合、スタート
（再開）位置から前回のＰＣＭ静止画記録が終了したテ
ープ位置までは新たなＰＣＭ静止画記録か行われないよ
うにするＺ・要がある。

また、上述した実施例では、Ｐ　Ｃｋｉ静止画記録の最
中の任意の時点でストップの指示が与えられても、ＰＣ
Ｍ静止画記録が続行された。しかし、ストップ指示が与
えられた時点のＰＣＭ静止画記録の進行状況に応じて続
行か中断かを適宜選択するようにしてもよく、例えば静
止画フレームサイクルの開始直後にストップの指示か与
えられたときにはその時点てその静止画フレームサイク
ルを中断して直ちにストップモードに切り替えるように
しでもよい。

また、上述した実施例におけるサンプリング周波数、Ｎ
子化特性、記録時間モード等は一例であり、適宜別の値
を選んでよい。

（発明の効果）以上のように、本発明によれば、動画の記録を行いなが
ら動画の記録とは別個に動画中の１フレームまたは１フ
ィールド等の１単位画像分を抽出し、それをＰＣＭ静止
画記録するようにしたので例えばカメラ一体形ビデオの
場合には動画の撮影だけでなく静止画撮影またはスチル
写真撮影も随時可能となり、後にＰＣＭ再生して静止画
をテレビ画面に映し出したりあるいはハードコピーにし
たりすると、鑑賞に十分耐える極めて高画質な画像が楽
しめる。

そして、本発明によれば、ＰＣＭ静止画記録の最中に動
画に対する停止の指示が与えられても必要な１単位画像
分のＰＣＭ静止画記録についてはそれを中断することな
く最後まで続行するようにしたので、完全なフレームま
たはフィールド静止画の記録を確保することができる。

また、本発明は、動画記録用と共通の磁気ヘッドにより
共通の磁気テープ上にＰＣＭ静止画記録を行うので、特
別な機構を要せず軽量で低コストなバランスのとれた普
及形の商品を提供できる。

特に、８ミリビデオに本発明を適用した場合には８ミリ
ビデオフオーマツトによるＰＣＭオーディオ用の回路を
そのまま利用することができるという格別な利点が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１の実施例を適用した８ミリビデ
オの主要な構成を示すブロック図、第２図および第３図
は、第１の実施例によるＰＣＭ静止画記録の作用を説明
するための図、第４図は、第２の実施例を適用した８ミ
リビデオの要部の構成を示すブロック図、第５図は、第２の実施例によるＰＣＭ静止画記録の作用
を説明するための図、第６図は、第３の実施例によるＰＣＭ静止画記録の作用
を説明するための図、第７図は、８ミリビデオフオーマツトにおける磁気テー
プ上のトラック配置を示す図、および第８図は、８ミリ
ビデオフオーマツトにおけるテープ巻き付は角度を示す
図である。１４・・・・カメラプロセス回路、　　２５．２６・・
・・切替スイッチ、　　２８．３０・・・・磁気ヘッド
、３２・・・ンリンダ、　３６・・・・磁気テープ、　
４０・・・・同期信号発生回路、　５０・・・・切替ス
イッチ、　５２゜５４・・・・Ａ／Ｄｆｍｉ、　　５６
・・・・フレームメモリ、５８・・・メモリコントロー
ラ、　６０・・・・システムコントローラ、　　６２・
・・・スタート／ストップボタン６４・・・静止画記録
ボタン、　６６・・・・静止画記録ランプ、　６８・・
・・ＰＣＭエンコーダ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）回転磁気ヘッドを取り付けたシリンダに対して磁
気テープが斜めに所定角度巻き付いた状態で走行し、前
記磁気ヘッドが前記磁気テープ上を斜めに走査する度毎
に動画のアナログ映像信号が１フィールドまたは１フレ
ーム等の１単位画像分記録されるヘリカル走査方式の磁
気記録装置において、前記磁気ヘッドの１走査周期の一部に時間分割でＰＣＭ
静止画記録を行う手段が設けられ、前記ＰＣＭ静止画記
録手段は、前記動画のアナログ映像信号をディジタル映像信号に変
換する手段と、１単位画像分の前記ディジタル映像信号を所定の割合で
時間軸伸長する手段と、前記時間軸伸長された１単位画像分のディジタル映像信
号をＰＣＭ信号にして複数の連続するヘッド走査期間に
亘って記録する手段と、前記ＰＣＭ静止画記録の最中に前記動画の記録に対する
停止の指示が与えられたとき、必要に応じて当該１単位
画像分のＰＣＭ静止画記録を最後まで遂行させる手段と
、を具備することを特徴とする磁気記録装置。
（２）前記ＰＣＭ信号は、前記動画のアナログ映像信号
が記録されるビデオトラックの延長上のＰＣＭ領域に記
録される、特許請求の範囲第１項に記載の磁気記録装置
。
（３）前記動画のアナログ映像信号が記録されるビデオ
トラックに音声信号が周波数多重記録される特許請求の
範囲第１項に記載の磁気記録装置。