JPS639380A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPS639380A
JPS639380A JP61153627A JP15362786A JPS639380A JP S639380 A JPS639380 A JP S639380A JP 61153627 A JP61153627 A JP 61153627A JP 15362786 A JP15362786 A JP 15362786A JP S639380 A JPS639380 A JP S639380A
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JP
Japan
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pcm
recording
frame
signal
picture
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Application number
JP61153627A
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English (en)
Inventor
Kazuo Okada
一雄 岡田
Masahiro Konishi
小西 正弘
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/066,566 priority patent/US4858032A/en
Priority to DE87109349T priority patent/DE3788752T2/de
Priority to EP87109349A priority patent/EP0253192B1/en
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記
録装置に関し、特に藺易な構成にして高画質な静止画の
記録機能を備えた磁気記録装置に関する。
(従来の技術) 最近、8ミリビデオやVH3−C等のようにカメラとV
TRを一体にした、いわゆるカメラ一体形VTRが人気
を集めている。
このようなカメラ一体形VTRは何といっても小形、軽
量なのが特長で、旅行や運動会等に携行してビデオ撮り
を行うのに適しているが、画質の点でも一般の使用では
まず十分な程に種々の改善がなされている。
例えば、ビデオカメラの心m部ともいわれる撮像管や撮
像素子では高感度化、高解像度化が図られ、特にCCD
にあっては、画素数が約25万個まで増加して解像度が
約30%向上するとともにスミャ現象やモワレ現象が低
減化されている。
また、回路に関しては、エンファシス回路やくし形フィ
ルタの改善等によってS/N比の向上が図られている。
さらに、カメラとVTRが直結されているため、輝度信
号と色信号を混合する回路やそれら両信号を分離する回
路等が省かれることにより、輝度信号と色信号の帯域が
圧縮されなくなって解像度と色再現性が向上するという
一体化ならではのメリットもある。
ところで、ビデオ撮りでは、動いている人物や風物等の
動画を撮るのが普通で、静止しているものを積極的に撮
ることは少なく、むしろ再生時において動画中のここぞ
と思う1コマを静止画再生して見ることが多い。
よ<VTRの静止画再生では画像にブレやノイズが出る
が、これは再生すべき画像が記録されている映像トラッ
クにヘッドが正確にトレースしないために発生するトラ
ッキングエラーの現象である。しかし最近は、静止画専
用の再生ヘッドが搭載され、ブレやノイズの低減化が図
られている。
なお近年、ビデオ画像をハードコピー化するビデオプリ
ンタが開発されているので、ビデオの静止画を手軽にプ
リントして楽しむことも普及するものと考えられる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしそれにしても、静止画は、1枚の画像に含まれる
時間的変化のない情報を視覚情報として鑑賞されるため
、動画と違ってかなりの高画質が要求される。したがっ
て、再生映像信号にジンクやドロップアウト等が含まれ
ると、それによって画像にゆれ、ひずみ1色むら、ノイ
ズ等の画像劣化現象が現れて静止画としては注視に十分
耐えられないことがあり、またそのような静止画がハー
ドコピーされると画質の低さがより一層目についてしま
う。
しかして、ビデオ、特に上述のようなカメラ一体形VT
Rの普及はめざましいけれども、画質の点ではまだ銀塩
写真に遠(及ばず、ユーザは、動画撮影にはカメラ一体
形VTRまたはポータプル分離形カメラを、静止画撮影
には銀塩写真スチルカメラをそれぞれ使い分けており、
時にはビデオカメラとスチルカメラの両方を携行するこ
とを余儀なくされている。
そこで、ビデオシステムを撮像系、記録系、ハードコピ
ー系に分けて考えてみると、撮像系においては40万画
素のCCD開発が進んでおり、その出現も間近であろう
し、またハードコピー系においても最近かなり画質が向
上しており実用上満足なレベルに達するのも時間の問題
である。したがって、残る記録系が鍵となるが、これま
で画質を向上させるために種々の信号処理回路が開発な
いし改善されてはいるものの、鑑賞に十分耐える高画質
な静止画は得られていない。
本発明は、このような間居点に鑑み、動画の記録だけで
なく必要に応じて鑑賞に十分耐える高画質な静止画の記
録をも行う磁気記録装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の磁気記録装置を例えばカメラ一体形
VTRに適用すれば1台のビデオで動画の撮影だけでな
(高画質な静止画の撮影が随時行えるようにするもので
ある。
ところで、単に静止画記録機能を付加するたけならば、
種々の静止画記録装置が提供されているので、それをビ
デオに組み込めば簡単であり、実際これまでそのような
試みがいくつかなされている。しかし、それらはいずれ
も重量や価格の大幅なアップを招きバランスの悪い商品
となるものであった。すなわち、静止画記録機能を何す
るビデオが一般のユーザに訝及するには、高画質化に対
応できることは勿論であるが、それに重量の増加が少な
いことが要求され、例えば機構を必要とするものはだめ
であり、またコストが大きく増えるようなものでもいけ
ない。しかるに、そのような必要条件を溝たす磁気記録
装置はまだ実現されていない。
したがって、本発明の別の目的は、バランスのとれた普
及形の商品を提供すべく、重量の増加が少なくかつ低コ
ストで、高画質な静止画の記録を可能とする磁気記録装
置を実現することにある。
(問題点を解決するための手一段) 上記目的を達成する本発明の構成は、回転磁気ヘッドを
取り付けたシリンダに対して磁気テープが斜めに所定角
度巻き付いた状態で走行し、磁気ヘッドが磁気テープ上
を斜めに走査する期間中に動画のアナログ映像信号が1
フィールドまたは1フレーム等の1単位画像分記録され
るヘリカル走査方式の磁気記録装置において、 磁気ヘッドの1走査周期の一部にPCM静止画記録を行
う手段が設けられ、このPCM静止画記録手段は、 PCM静止画記録を指示する手段と。
動画のアナログ映像信号をディジタル映像信号に変換す
る手段と、 指示手段に応答して1単位画像分のディジタル映像信号
を取り込み、それを所定の割合で時間軸伸長する手段と
、 時間軸伸長された1単位画像分のディジタル映像信号を
PCM信号にして複数の連続するヘッド走査期間に亘っ
て記録する手段とを備える、ことを特徴とする。
(作用) 本発明では、磁気ヘッドが磁気テープ上を走査する期間
中に静止画が時間分割で動画と一緒にまたはアフターレ
コーディグ形式で単独に記録される。動画の方は通常ど
おりアナログ映像信号の形で磁気記録されるが、静止画
はPCM信号の形で磁気記録される。
このような静止画は、動画の1単位画像分、例えば1フ
レームとして与えられ、必要に応じ指示手段に応答して
動画の中から抽出される。
しかして、抽出された11位画像のディジタル映像信号
は所定の割合で時間軸伸長されてから所定量ずつPCM
信号の形でヘッド走査期間の一部に記録され、1単位画
像全部の記録には複数のヘッド走査期間が費やされる。
そして、1つのPCM静止画記録が終了した後にあるい
はその途中で指示手段が作動する七、これに応答して新
たな動画の1単位画像分が抽出され、その1単位画像分
が動画記録用と同じ磁気ヘッドを介し同じ磁気テープ上
にPCM静止画記録される。
本発明のPCM静止画像記録がら得られる再生静止画像
は、ジッタ成分によるタイムベースエラーの影響を受け
ず、またドロップアウトその他の特性劣化に強いので、
極めて画質が高(、鑑賞に十分耐えるものであり、また
保存性にもすぐれている。
(実施例) 以下、第1図ないし第7図を参照して、本発明を8ミリ
ビデオに適用した一実施例を説明する。
ミリビデオフ −マ・ ト 先ず、第6図および第7図につき8ミリビデオのフォー
マットを概説する。
周知のように、8ミリビデオは「8ミリビデオ懇談会」
により規格統一されたもので、従来のVH5方式やβ方
式と大きく異なるところは、テープ幅が細くなったこと
、音声信号の記録方式、およびトラッキング方式等であ
る。
第6図に、8ミリビデオにおける磁気テープ上のトラッ
ク配置を示す。テープ幅は8mmで、材質は塗布形もし
くは蒸着形のメタル・テープである。各トランクはヘリ
カル走査により従来と同様に磁気テープ上で斜めに形成
されるが、へ、ド走査180°の期間に相当するビデオ
トラックTRVの延長上にヘッド走査36°の期間に相
当するPCM)ラックTRPが設けられている。各ビデ
オトラックTRVには、映像信号(V 1deo)が従
来と同様に低域変換色差信号記録方式で記録されるとと
もに、FMオーディオ信号(AFM)とトラッキング会
パイロット信号(TPS)か周波数多重記録される。一
方、各PCMトラックTRPにはオーディオ信号が時間
圧縮されてPCM記録されるとともにトラッキング・パ
イロット信号(TPS)が重畳記録される。ただし、こ
のPCM記録はオプション扱いであり、アフレコ(アフ
ターΦレコーディング)も可能になっている。
第7図に示すように、PCM)ラックTRPは通常18
0′であるドラム巻付は角度を36°増加させることに
よって得られる。なお、この図のへノド位置かられかる
ように、一方のビデオヘッドCH−1がビデオトラック
TRYの記録を終わるときに、他方のビデオヘッドCH
−2が次のPCM)ラックTRPにPCM記録を行うよ
うになっている。
再び第6図において、各走査トラックTRの上下両側に
はそれぞれ固定ヘッドを使用するキュー信号記録用のキ
ュートラックTRQとアフレコオーディオ信号記録用の
オーディオトラックTRAがオプション扱いで設けられ
ている。
なおトラ、キング場パイロッ)信号(TPS)はオート
マチック・トラック・ファインディング(ATF)方式
によるもので、約100kH〜160kHの帯域内で選
ばれた4つの異なる周波数f1〜f4のTPSが各走査
トラックTRに次々と記録される。そして、再生時には
両隣のTPSの周波数差に基づいてヘッドのずれが検出
されことにより正確なトレースが行われるようにトラッ
キングサーボがかけられる。したがって、8ミリビデオ
では、固定ヘッド方式のコントロールトランクは設けら
れない。
以上8ミリビデオフオーマツトを概説したが、本実施例
によれば、後述するように、8ミリビデオのPCM)ラ
ックTRPを利用してそこに動画の一部がPCM静止画
記録され、しかもこのPCM静止画記録はPCMオーデ
ィオ記録とほぼ同じPCMフォーマットで行われる。か
くして、PCMオーディオ用のPCMエンコーダがその
まま静止画記録機能に流用されている。
実」L舅!成− 第1図に、本実施例による8ミリビデオの主要t:構成
を示す。
この図において、被写体からの光はレンズ10を通って
CCD 12の撮像面上に像を結ぶようになっている。
CCD 12は、そこに結像された画像を電気信号に変
換して蓄積し、駆動回路14による駆動で水平・垂直走
査を行って映像信号を出力する。この映像信号は、カメ
ラプロセス回路16に供給され、ここでノイズリダクシ
ョンやガンマ補正等の信号処理を受ける。
カメラプロセス回路16から、同期信号Sを挿入された
輝度信号Yと色信号Cとが変調・記録回路18に供給さ
れ、ここで輝度信号YはFM変調され、色信号Cは3.
58MHzから約743kHzに周波数変換されその際
に位相変換(PI)処理を受ける。しかして、変調・記
録回路18からFMti度信号YFMと低域変換色信号
Coとが混合されてなる映像信号Videoが出力され
、この映像信号Videoは混合回路24でFM変調器
22からのFMオーディオ信号AFMと混合されたうえ
切替スイッチ25,26を介して磁気ヘッド28.30
にフィールド周期で交互に供給される。
なお、20はマイクロフォンで、音声信号AUをFM変
調器22に与える。
磁気ヘッド28.30は、シリンダ32のほぼ中央のス
リット32aに取り付けられ、スピンドルモータ34に
よりフレーム周波数と同じ回転数(毎秒30回転)で回
転駆動される。シリンダ32には磁気テープ36が斜め
に221°巻き付けられてキャプスタン等のテープ走行
機構により一定速度で走行させられ、磁気ヘッド28.
30は交互に磁気テープ36上を斜めに走査し、その度
毎に映像信号Video等のアナログ信号がビデオトラ
ックTRVに記録されるようになっている。
シリンダ32には磁石片と固定ヘッド(図示せず)が取
り付けられ、その固定ヘッドより磁気へ7)’28.3
0の回転位相を表すパルスPGが発生され、このパルス
PGはサーボ回路38に与えられる。サーボ回路38は
、パルスPGを同期信号発生回路40からの基準パルス
PSと位相比較してヘッドの回転が基準パルスPsに同
期するようにスピンドルモータ34を制御するとともに
、キャプスタンモータ42に対して磁気テープ36の走
行速度を一定に保つようにサーボをかける。
また、サーボ回路38はスイッチ25.26にそれぞれ
スイッチ切替信号SW1.SW2を与える。
これまで説明した構成部分は8ミリビデオに標r$装備
されるものであり、VH8方式やβ方式ともほぼ共通し
ている。
次に、本実施例のPCM静止画記録系を説明する。カメ
ラプロセス回路16より輝度信号Yと色差信号R−Y、
B−Yが出力され、それらのアナログ信号Y、R−Y、
B−Yはコンポーネント符号化方式にしたがい例えば4
:1:1の関係を持つサンプリング周波数で切替スイッ
チ50.A/D変換器52.54によりディジタル信号
YD。
(R−Y)D、(B−Y)Dに変換される。しかして、
切替スイッチ40は、4:1:1のコンポーネント符号
化の場合には、輝度信号Yが4回サンプリングされる期
間内に端子50aと50bに1回ずつ切り替わり、これ
によってその期間内に色差信号R−Y、B−Yがそれぞ
れ1回ずつサンプリングされるようになっている。この
ような切替スイッチ50の切替動作は、同期信号発生器
40からの切替信号SQに応動して行われる。また同期
信号発生器40からA/D変換器52.54にサンプリ
ングおよびA/D変換用のクロック信号CLが与えられ
る。
ここで、A/D変換におけるサンプリング周波数と量子
化ビット数であるが、これらは画質を大きく左右するの
で、ある値以上確保されなければならず、少なくともナ
イキスト帯域内に選ばれる必要があり、サンプリング周
波数は2MHz以上が必要で好ましくは3MHz以上で
あり、ロ子化ビット数は輝度信号Y+Sでは5ビツト以
上2色差信号R−Y、B−Yでは3ビツト以上必要であ
る。ただ、ビット数が多くなると処理回路が複雑化しコ
ストも上昇するので、その点も考慮されなければならな
い。本実施例の場合、8ミリビデオフオーマツトのディ
ジタルデータは8ビツトなので、それに合わせて量子化
ビットは8ビツトに選ばれる。サンプリング周波数は、
例えば静止画の画質仕様を■輝度信号Yの周波数特性が
4,2MHzまでほぼフラット、■色差信号R−Y、B
−Yの周波数特性が1.0MHzまでほぼフラットと定
め、END of  PASSBAND/5TART 
of  5TOPBA!tD比率が1:1.3のフィル
タを使用した場合には4.2X 1.3X2= 10.
92MHz−11)以上に選ばれる。ところで、8ミリ
ビデオでは1フィールド当たりのデータφビット量、す
なわち各PCM)ラックTRPに書き込まれるデータ・
ビット量は1050語(1語は8ビツト)と決められて
いる。したがって、本実施例のPCM静止画記録におい
て各PCMトラックTRPに映像信号の18分がPCM
記録されるようにすると、4:1:1のコンポーネント
符号化の場合、輝度信号Yに対するサンプリング周波数
fsは、8 (3/2 X fs/f!1 ) =8×
1050  ・・・・(2)より、700 fH(i=
11.OIMHz)に選ばれ、これは上記(1)の条件
を満足する。この場合色差信号R−Y、B−Yに対する
サンプリング周波数rs/41t175fH(”t2.
75MHz) となる。また、シリンダ32の1回転に
つき映像信号の2H分がPCM記録されるので、1フレ
ームの有効走査線数を420本とすると、7秒間で1フ
レーム(1コマ)の画像がPCM静止画記録されること
になる。
さて、A/D変換器52.54より出力されたディジタ
ル信号YD1 (R−Y)D、(B−Y)Dは、サンプ
リング周波数fsに同期した書込速度で1フレ一ム分だ
けフレームメモリ56に入力される。そして、磁気ヘッ
ド28または30がPCMトラ1りTRPを走査すると
き、そこに映像信号の18分がPCM記録されるよう、
18分のディジタル信号YD1 (R−Y)D、(B−
Y)Dがフレームメモリ56から所定の読出速度で出力
され、後述するPCMエンコーダ68に供給される。こ
のように、フレームメモリ56では、ディジタル信号Y
D、(R−Y)D、(B−Y)Dの18分が36°のヘ
ッド走査期間中に読み出され、また1フレ一ム分が全体
で例えば7秒間かかって読み出されるというような、デ
イノタル信号の時間軸伸長が行われる。なお、このよう
なフレームメそす56の書込番読出動作はメモリコント
ローラ58によって制御される。このコントローラ58
には、同期信号発生回路40からクロ、り信号CKが、
システムコントローラ60から制御信号CTがそれぞれ
与えられる。
PCMエンコーダ68は8ミリビデオ用として市販され
ているもので、ここではPCMオーディオ記録に対する
のと同様な誤り訂正処理と変調が行われる。すなわち、
誤り訂正符号として8語2パリテイのクロスインターリ
ーブ符号が使われ、データにアドレスや同期信号、パリ
ティ等が付加される。また、誤り検出用のCRC符号も
付加される。なお、データには映像信号のほかインデッ
クス用のIDワードも含まれる。したがって、本実施例
の場合、このIDワードを利用して例えば静止画の頭出
しを行うようにしてもよい。また、変調にはパイフェー
ズ変調という一種のFM変調が使われ、これでPCMエ
ンコーダ68より後段の記録系がアナログ信号色PCM
信号とに共用できるようになっている。
しかして、ディジタール信号YD1 (R−Y)D。
(B−Y)Dは、IH分ずつPCMエンコーダ68によ
り誤り訂正符号を付加されたPCM信号に変換され、切
替スイッチ25.26を介して磁気ヘッド28.30よ
り磁気テープ36のPCM トラックTRPに記録され
るようになっている。なお、切替スイッチ25.26は
、サーボ回路38からの切替信号S Wl、S W2に
より1ヘッド走査期間毎に交互に閉成するようになって
いる。すなわち、ヘッド28がテープ38を走査すると
きにはスイッチ25が閉成しスイッチ26は開いた状態
になる。そして、スイッチ25は、先ずPCM記録期間
(PCMI−ランク走査期間)には端子25Aに切り替
わってPCMエンコーダ68からのPCM信号をヘッド
28に送り、次の動画記録期間(ビデオトラック走査期
間)には端子25Bに切り替わって混合器24からのア
ナログ映像信号V 1deoとFMオーディオ信号AF
Mとをヘッド28に送る。同様にして、ヘッド30がテ
ープ36を走査する期間ではスイッチ26が端子26A
26Bに順次切り替わり、一方スイノチ25は開いた状
態となる。
/ステムコントローラ60は、同期信号発生回路40か
らシステムクロックSCを受けるとともにサーボ回路3
8からヘッド位相パルスPGを受け、システム各部の制
御を行う。特に、本実施例において/ステムコントロー
ラ60は、カメラ筐体の外側に取り付けられた静止画記
録ボタン62に応動し、メモリコントローラ58に対し
てフレームメモ】J56の書込、読出の舟示を与える。
静止画記録ランプ64は、ファインダ内に設けられるも
ので、PCM静止画記録が行われているときに点灯して
静止画記録中であることを表示する。
なお、第1図では、トラッキングeパイロット信号(T
PS)を記録するための回路は省略されている。
実」L舅1日1月− 次に、第2図につき、本実施例によるPCM静止画記録
の作用を説明する。
第2図(A)には、CCD12で撮られる画像がFl、
F2.F3.・・・・・・・・というようにフレーム単
位で次々と変わることによって動画が形成される様子が
示される。各フレーム画像F1は、上述のようにアナロ
グ映像信号V 1deoの形で、第2図(B)に示され
る磁気テープ36上の連続する2本のビデオトラックT
 RV+la+  T Rv、+bに記録さレル。
さて、本実施例によるPCM静止画記録は静止画記録ボ
タン62の操作に応動して行われる。第2図において静
止画記録ボタン62は時刻℃1で押され、このときフレ
ーム画像F3の記録中である。システムコントローラ6
0はそのボタン操作に応動し、次のフレーム画像F4の
記録開始時刻t2にメモリコントローラ58に対しフレ
ームメモリS6の書込を1旨ホする。この記録開始指示
のタイミングつまり時刻t2はサーボ回路38かろのヘ
ッド位相パルスPGを基に得られる。しかして、時刻℃
2より、フレーム画像F4を表すディジタル信号YD、
(R−Y)D、(B−Y)Dかフレームメモリ56にデ
ータ入力される。これと同時にシステムコントローラ6
0は静止画記録ランプ64を点灯させる。
こうしてフレームメモリ56に取り込まれたフレーム画
像F4を表すディジタル信号YDi  (R−Y)D、
(B−Y)Dは、所定時間後IH分ずつPCM信号の形
で、連続する複数のPCM)う、りTRP、I〜TRP
、jに亘って記録される。本実施例では、有効走査線数
を420本としているので、420本のPCMトラック
TRP、34a−TRP 、243bに18分のPCM
信号F4・PI −F4・P420がそれぞれ記録され
、その記録時間は7秒である。なお、PCM)ラックT
 RP、33aより前の30本のPCM)ラックTRP
、4a−TRP、33b  (1秒の時間経過がある)
には静止画データは記録されないが、ヘッダHEやコン
トロールデータCD等が記録される。
このようにしてフレーム画像F4のPCM静止画記録が
時刻t3で終了すると、システムコントローラ60は静
止画記録ランプ64を消灯させ、次の静止画記録が可能
なこと、すなわち、静止画記録ボタン62を押してもよ
いことを撮影者に知らせる。したがって、ランプ64の
消灯後に再びボタン62が押されると、ボタン操作直後
のフレーム画像F1が上記フレーム画像F4の場合と同
様な作用でPCM静止画記録される。
なお、静止画記録ランプ64の点灯中に静止画記録ボタ
ン62が押された場合、システムコントローラ60はそ
のボタン操作を無効として受は付けないようになってい
る。
上述のように、本実施例では、動画の記録が8ミリフオ
ーマツトにしたがって中断なく行われるのと並行して、
静止画記録ボタン82の操作に応動して動画中の1コマ
(1フレ一ム画像Fl)が選択され、その1コマは8ミ
リフオーマ、トのPCMトランクにPCM静止画記録さ
れる。
したがって、ヘッド28.30または再生へノドに回転
ムラがあったりテープ36に伸び縮み。
走行ムラ等が起きると、再生信号はジッタを伴うが、P
CMトラックより再生されたPCM信号はPCM再生処
理の過程でジッダを効果的に除去されるので、ゆれやひ
ずみのない再生静止画像が得られる。なお、この再生静
止画像は、上記420本のPCM)ラックの各々から読
み取られた18分のPCM信号を繋ぎ合わせPCM復調
とD/A変換ヲ通し1フレ一ム分の標準アナログ映像信
号を生成することによって形成される。
また、VTRではテープやヘッドのきす、ごみの付着等
によってドロップアウトが不可避的に発生するが、これ
もPCMの強力な誤り訂正能力によって兄事に復元され
、例えば誤り訂正符号による冗長度を40%にすればド
ロップアウトの影響はほとんどなくなり、良好な再生静
止画像が得られる。その他、アナログ記録に伴う種々の
画質劣化現象が本実施例によるPCM記録の静止画には
ほとんどみとめられず、記録の保存性や再生の反復性に
おいても優れている。
このように、本実施例によれば、動画の撮影を行いなが
ら必要に応じて静止画記録ボタン62を押すと動画中の
所望の1コマが随時PCM記録されるので、後にPCM
静止画記録されたコマ(フレーム画像)をPCM再生し
てテレビ画面に映し出したりあるいはハードコピーにし
たりすると、銀塩写真はどにはいかな(ともそれに匹敵
するような極めて高画質な静止画再生が楽しめる。また
動画記録用と同一の磁気へ7ド28.30で同一の磁気
テープ36上にPCM記録されるので、特別な機構を必
要とせず、重量や形状の増加を招(ことがない。さらに
、8ミリビデオのPCM)ラックを利用し、そこにPC
Mオーディオとほぼ同じPCMフォーマットでPCM静
止画記録が行われるので、PCMオーディオ用のPCM
エンコーダをそのまま静止画記録機能に流用することが
できコスト的にも大なる利点がある。
すなわち、本実施例による8ミリビデオは、軽量、低コ
ストにして高画質なスチルカメラの機能を備えた静及形
のカメラ一体形ビデオである。
L肱1 以上、一実施例を説明したが、本発明はこれに限定され
ることなくその技術的思想の範囲内で踵々の変形、変更
が可能である。
例えば、サンプリング周波数、i量子化特性、記録時間
モード等は必要に応じて適宜選択可能であり、第3図に
いくつかの例を示す。
第3図において、A仕様は上述した実施例で選ばれたも
のである。
B仕様はHブランク(水平帰線消去期間)を記録しない
場合で、画質仕様が高いためその分サンプリング周波数
を高くしているが、有効画素(PIXEL)数、記録P
CM)ラック数および記録時間はA仕様と同じである。
C仕様は色差信号R−Y、B−YをIH毎に交互に記録
する線順次方式でHブランクを記録しない条件の下でI
 P CM )ランクに2H分の映像信号をPCM記録
する方式である。この仕様では、記録PCMl−ラック
数と記録時間がそれぞれ1/2に半減する代わり、サン
プリング周波数が低いために画像がやや粗くなる。
D仕様は、C仕様と同じ条件であるが、サンプリング周
波数を比較的太き(して画質を優先し、その分記録PC
Mトラック数と記録時間が少し増えている。
以上4つの仕様を例示したが、もちろん他の仕様も可能
である。また、上述した実施例ではフレームメモリt”
PcM静止画記録したが、フィールド単位で行うことも
可能である。
また、上述した実施例では、静止画記録ランプ64の点
灯中、っまりPCM静止画記録動作中に静止画記録ボタ
ン62が押されたときには、そのボタン操作を無効とし
て受は付けないようにしたが、しかしそれを有効として
受は付けるようにしてもよい。その場合、PCM静止画
記録は途中で中断され、ボタン操作直後のフレーム画像
Fiについて新たなPCM静止画記録が開始される。こ
のPCM静止画記録では、先のPCM静止画記録が途中
で中断された旨の情報がヘッダHEに含まれる。
また、上述した実施例における露出時間は一般のビデオ
カメラの露出時間っまり1/3o秒または1/60秒で
あるが、シャッタを設け、高速のシャッタ速度で動体を
写し止めてより高画質なPCM静止画記録にすることも
可能である。
第4図は、シャッタ機構を設けた実施例の要部を示す。
この図に示されない部分は第1図のものと同様な構成で
ある。図中、シャッタ66は、絞り羽根兼用形のプログ
ラマブルシャッタであり、ンステムコントローラ60の
指示にしたがってシャ1夕駆動部69により駆動される
。シャッタボタン67は上記実施例の静止画記録ボタン
62に相当する。
第5図は、この変形例によるシャッタ66の動作を示す
タイミング図である。この図において、t I、t 2
.t 3.・・・・は各フレーム期間TI、T2.T3
.・・・・(=1/30秒)の開始時刻を示し、tAは
シャッタボタン67が押された時刻を示す。この場合/
ヤlり操作時刻tA面直後フレーム期間T3において、
開始時刻t3にンヤッタ66は定常時の絞り値Fcから
一旦閑状態に切り替えられ、次に所定時刻tBに/ヤソ
タ66は開いて絞り値Fnに切り替えられる。この絞り
値Fnは露出時間tB Nt4に応じて決められ、フレ
ーム期間T 3の全体的露光量S3が他のフレーム期間
の露光量Sl、82.S4.・・・・と等しくなるよう
に制御される。
しかして、フレーム期間T3の終了時にCCD 12よ
り出力された映像信号が、ディノタル化されたのちフレ
ームメモリ56に取り込まれPCM静止画記録されるこ
とになる。
このようにシャッタ86を設けて露出時間を短くすると
、より一層高画質な静止画またはスチル写真が得られる
。また、シャッタ66が開閉動作しても、フレーム期間
当たりの全露光量は常に一定に維持されるので、動画の
撮影に支障を来たすことはない。
なお、本発明によるPCM静止画記録をアフターレコー
ディグ形式で動画記録と別個の時間に行うことも可能で
あり、この場合には動画と異なるンーンの静止画を撮影
することができる。
さらにまた、本発明は上述の如く8ミリビデオに何列に
適用されるが、他の規格のカメラ一体形VTRはもちろ
んのこと、ポータプル分離形VTRにも適用可能であり
、さらにはいわゆる据置形VTRに適用してテレビジョ
ン画像をPCM静止画記録するようなことも可能である
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、動画の記録を行いなが
ら、あるいはアフターレコーディグ形式で動画の記録と
は別個に動画中の1フレームまたは1フィールド等の1
単位画像分を必要に応じて抽出してそれをPCM静止画
記録するようにしたので、例えばカメラ一体形ビデオの
場合には動画の撮影だけでなく静止画撮影またはスチル
写真撮影も随時可能となり、後にPCM再生して静止画
をテレビ画面に映し出したりあるいはハードコピーにし
たりすると、鑑賞に十分耐える極めて高画質な画像が楽
しめる。
また、本発明は、動画記録用と共通の磁気ヘッドにより
共通の磁気テープ上にPCM静止画記録を行うので、特
別な機構を要せず軽量で低コストなバランスのとれた普
及形の商品を提供できる。
特に、8ミリビデオに本発明を適用した場合には8ミリ
ビデオフオーマツトによるPCMオーディオ用の回路を
そのまま利用することができるという格別な利点が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を適用した8ミリビデオの
主要な構成を示すブロック図、第2図は、上記実施例に
よるPCM静止画記録の作用を説明するための図、 第3図は、本発明のPCM静止画記録のいくつかの仕様
例を示す図、 第4図は、本発明の変形例による8ミリビデオの主要な
構成を示すブロック図、 第5図は、第4図の構成の動作を示すタイミング図、 第6図は、8ミリビデオフオーマツトにおける磁気テー
プ上のトラック配置を示す図、および第7図は、8ミリ
ビデオフオーマツトにおけるテープ巻き付は角度を示す
図である。 14・・・・カメラプロセス回路、  25.28・・
・・切替スイッチ、  28.30・・・・磁気ヘッド
、32・・・・シリンダ、  36・・・・磁気テープ
、  38・・・・サーボ回路、 40・・・・同期信
号発生回路、50・・・・切替スイッチ、  52.5
4・・・・A/D変換器、58・・・・フレームメモリ
、 58・・・・メモリコントローラ、  60・・・
・システムコントローラ、 82・・・・静止画記録ボ
タン、 68・・・・PCMエンコーダ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転磁気ヘッドを取り付けたシリンダに対して磁
    気テープが斜めに所定角度巻き付いた状態で走行し、前
    記磁気ヘッドが前記磁気テープ上を斜めに走査する期間
    中に動画のアナログ映像信号が1フィールドまたは1フ
    レーム等の1単位画像分記録されるヘリカル走査方式の
    磁気記録装置において、 前記磁気ヘッドの1走査周期の一部にPCM静止画記録
    を行う手段が設けられ、前記PCM静止画記録手段は、 前記PCM静止画記録を指示する手段と、 前記動画のアナログ映像信号をディジタル映像信号に変
    換する手段と、 前記指示手段に応答して1単位画像分の前記ディジタル
    映像信号を取り込み、それを所定の割合で時間軸伸長す
    る手段と、 前記時間軸伸長された1単位画像分のディジタル映像信
    号をPCM信号にして複数の連続するヘッド走査期間に
    亘って記録する手段とを備える、ことを特徴とする磁気
    記録装置。
  2. (2)前記PCM信号は、前記動画のアナログ映像信号
    が記録されるビデオトラックの延長上のPCM領域に記
    録される、特許請求の範囲第1項に記載の磁気記録装置
  3. (3)前記動画のアナログ映像信号が記録されるビデオ
    トラックに音声信号が周波数多重記録される特許請求の
    範囲第1項に記載の磁気記録装置。
JP61153627A 1986-06-30 1986-06-30 磁気記録装置 Pending JPS639380A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61153627A JPS639380A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 磁気記録装置
US07/066,566 US4858032A (en) 1986-06-30 1987-06-26 Device for extracting still picture frames from a moving image video signal and recording same on a magnetic recording medium
DE87109349T DE3788752T2 (de) 1986-06-30 1987-06-29 Gerät zur magnetischen Aufzeichnung und Wiedergabe.
EP87109349A EP0253192B1 (en) 1986-06-30 1987-06-29 Magnetic recording and reproducing device

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ID=15566633

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JP (1) JPS639380A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454078A (ja) * 1990-06-21 1992-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ一体型vtr

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0454078A (ja) * 1990-06-21 1992-02-21 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ一体型vtr

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