JPS6231870B2 - - Google Patents
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- JPS6231870B2 JPS6231870B2 JP54091074A JP9107479A JPS6231870B2 JP S6231870 B2 JPS6231870 B2 JP S6231870B2 JP 54091074 A JP54091074 A JP 54091074A JP 9107479 A JP9107479 A JP 9107479A JP S6231870 B2 JPS6231870 B2 JP S6231870B2
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- JP
- Japan
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- synchronization signal
- signal
- phase
- reproduction
- reference synchronization
- Prior art date
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 9
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 101100424669 Chlamydomonas reinhardtii TBC2 gene Proteins 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
- H04N5/95—Time-base error compensation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/78—Television signal recording using magnetic recording
- H04N5/782—Television signal recording using magnetic recording on tape
- H04N5/783—Adaptations for reproducing at a rate different from the recording rate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主ヘツドとは回転位相が異なる記録
同時モニター用回転磁気ヘツドを備える磁気記録
再生機の再生出力の時間軸変動を修正するタイム
ベースコレクタに関する。
同時モニター用回転磁気ヘツドを備える磁気記録
再生機の再生出力の時間軸変動を修正するタイム
ベースコレクタに関する。
放送局内では多数のVTR、カメラ、編集装
置、画像の特殊効果処理装置そしてタイムベース
コレクタ等のシステムが混在して運転されてい
る。これらの機器は全て局内の基準同期信号に同
期して運転されている。この基準同期信号に同期
していない機器が局内に存在すると、異なる位相
の映像信号が複数存在することになり、カメラの
切り換えやVTRの切り換えを行う度に異なる位
相の映像信号に切り換わり、この点が不連続とな
り画像が乱れることになる。このような不連続の
映像信号をVTRに記録しようとしても不連続点
に遭遇する度にVTRのサーボがはずれるため、
更に乱れた映像信号となつてしまう。このように
基準同期信号は異なる機器の切り換え時において
も映像信号がきれいに連続するために設けられる
ものである。このため局内においては映像信号を
記録再生するVTR1およびその再生信号の時間
軸変動を修正するタイムベースコレクタ2には、
第1図に示されるように共通の基準同期信号
REF―SYNCが供給されて同期運転され、タイム
ベースコレクタTBC2から出力される映像信号
は基準同期信号に同期したものとなる。
置、画像の特殊効果処理装置そしてタイムベース
コレクタ等のシステムが混在して運転されてい
る。これらの機器は全て局内の基準同期信号に同
期して運転されている。この基準同期信号に同期
していない機器が局内に存在すると、異なる位相
の映像信号が複数存在することになり、カメラの
切り換えやVTRの切り換えを行う度に異なる位
相の映像信号に切り換わり、この点が不連続とな
り画像が乱れることになる。このような不連続の
映像信号をVTRに記録しようとしても不連続点
に遭遇する度にVTRのサーボがはずれるため、
更に乱れた映像信号となつてしまう。このように
基準同期信号は異なる機器の切り換え時において
も映像信号がきれいに連続するために設けられる
ものである。このため局内においては映像信号を
記録再生するVTR1およびその再生信号の時間
軸変動を修正するタイムベースコレクタ2には、
第1図に示されるように共通の基準同期信号
REF―SYNCが供給されて同期運転され、タイム
ベースコレクタTBC2から出力される映像信号
は基準同期信号に同期したものとなる。
ところで放送用VTR等においては、映像信号
を通常記録再生する記録再生ヘツドと、この記録
再生ヘツドによつて記録された信号が正常に記録
されたか否かを確認するための記録同時モニター
用再生ヘツドとが回転ドラム上に設けられてい
る。このモニター用再生ヘツドは、記録再生ヘツ
ドが記録した直後の信号を再生するように、回転
ドラム上において記録再生ヘツドより遅れた位相
位置に取付けられている。
を通常記録再生する記録再生ヘツドと、この記録
再生ヘツドによつて記録された信号が正常に記録
されたか否かを確認するための記録同時モニター
用再生ヘツドとが回転ドラム上に設けられてい
る。このモニター用再生ヘツドは、記録再生ヘツ
ドが記録した直後の信号を再生するように、回転
ドラム上において記録再生ヘツドより遅れた位相
位置に取付けられている。
このようなVTR1及びTBC2の組合せによる
映像信号の記録およびそのモニターを行なつた場
合、VTR1は基準同期信号REF―SYNCに記録
再生ヘツドが同期するように動作しているため、
記録再生ヘツドよりも遅れた位相を有するモニタ
ー用再生ヘツドで再生される再生ビデオ信号PB
―VIDEOは、基準同期信号REF―SYNCよりも
遅れた再生同期信号を有する信号となる。
映像信号の記録およびそのモニターを行なつた場
合、VTR1は基準同期信号REF―SYNCに記録
再生ヘツドが同期するように動作しているため、
記録再生ヘツドよりも遅れた位相を有するモニタ
ー用再生ヘツドで再生される再生ビデオ信号PB
―VIDEOは、基準同期信号REF―SYNCよりも
遅れた再生同期信号を有する信号となる。
この遅れた再生同期信号を有する再生ビデオ信
号PB―VIDEOが基準同期信号REF―SYNCで動
作するTBC2に供給されると、その位相差は
TBC2の時間軸変動補正範囲を越えているため
正常な時間軸補正動作が出来ないばかりか誤動作
を起こすことになる。
号PB―VIDEOが基準同期信号REF―SYNCで動
作するTBC2に供給されると、その位相差は
TBC2の時間軸変動補正範囲を越えているため
正常な時間軸補正動作が出来ないばかりか誤動作
を起こすことになる。
このため従来ではVTR1よりTBC2への記録
再生ヘツドまたは再生モニターヘツドのどちらの
モードで再生しているかを示すモード切換信号M
を送る必要があつた。TBC2側ではこの信号に
基き、再生モニターヘツドによる再生ビデオ信号
のときには、遅れた位相に相当する分だけ基準同
期信号REF―SYNCの位相を遅らせてこれを基準
にTBC2を動作させていた。しかしこの方式で
はモード切換信号Mを伝送するケーブルが余分に
必要となり、断線、付けわすれや接続ミス等のト
ラブル発生の原因となる事があつた。
再生ヘツドまたは再生モニターヘツドのどちらの
モードで再生しているかを示すモード切換信号M
を送る必要があつた。TBC2側ではこの信号に
基き、再生モニターヘツドによる再生ビデオ信号
のときには、遅れた位相に相当する分だけ基準同
期信号REF―SYNCの位相を遅らせてこれを基準
にTBC2を動作させていた。しかしこの方式で
はモード切換信号Mを伝送するケーブルが余分に
必要となり、断線、付けわすれや接続ミス等のト
ラブル発生の原因となる事があつた。
尚、遅らせた基準同期信号にて動作するTBC
2より出力される映像信号は、遅れた位相の同期
信号を有することになるが、この出力はモニター
で画像をチエツクするためだけに使用されるだけ
であり、更にこの信号を他のVTRで記録したり
他の機器から出力された映像信号と組み合わせた
りすることがないため、映像信号の不連続部分を
作り出すことは無い。
2より出力される映像信号は、遅れた位相の同期
信号を有することになるが、この出力はモニター
で画像をチエツクするためだけに使用されるだけ
であり、更にこの信号を他のVTRで記録したり
他の機器から出力された映像信号と組み合わせた
りすることがないため、映像信号の不連続部分を
作り出すことは無い。
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたも
のであつて、モード切換信号用のケーブルを不要
にすることを目的としている。
のであつて、モード切換信号用のケーブルを不要
にすることを目的としている。
本発明のタイムベースコレクタは、磁気記録再
生機からの再生出力の時間軸変動を基準同期信号
に基いて修正するものである。この磁気記録再生
機は、磁気テープをガイドする回転ドラム上に異
なる位相位置に取付けられた少なくとも2個の磁
気ヘツドを備え、一方の磁気ヘツドが基準同期信
号に同期して回転するように前記回転ドラムの回
転位相の制御が行われ、この一方の磁気ヘツドよ
り基準同期信号と同位相の同期信号を有する再生
信号を出力すると共に、他方の磁気ヘツドが記録
同時モニター用再生磁気ヘツドとして基準同期信
号とは異なる位相の同期信号を有する再生信号を
出力する構成である。
生機からの再生出力の時間軸変動を基準同期信号
に基いて修正するものである。この磁気記録再生
機は、磁気テープをガイドする回転ドラム上に異
なる位相位置に取付けられた少なくとも2個の磁
気ヘツドを備え、一方の磁気ヘツドが基準同期信
号に同期して回転するように前記回転ドラムの回
転位相の制御が行われ、この一方の磁気ヘツドよ
り基準同期信号と同位相の同期信号を有する再生
信号を出力すると共に、他方の磁気ヘツドが記録
同時モニター用再生磁気ヘツドとして基準同期信
号とは異なる位相の同期信号を有する再生信号を
出力する構成である。
タイムベースコレクタ内に、前記磁気記録再生
機の再生同期信号と基準同期信号との位相比較を
行い、再生磁気ヘツドの識別を行う位相比較回路
と、基準同期信号の位相を前記2個の磁気ヘツド
の位相差分だけ遅延させる遅延回路とを設けてあ
る。前記位相比較回路にて前記他方のモニター用
再生磁気ヘツドにて再生された信号と識別された
時には、前記遅延回路を通過した基準同期信号に
基づいて時間軸変動の修正を行う。
機の再生同期信号と基準同期信号との位相比較を
行い、再生磁気ヘツドの識別を行う位相比較回路
と、基準同期信号の位相を前記2個の磁気ヘツド
の位相差分だけ遅延させる遅延回路とを設けてあ
る。前記位相比較回路にて前記他方のモニター用
再生磁気ヘツドにて再生された信号と識別された
時には、前記遅延回路を通過した基準同期信号に
基づいて時間軸変動の修正を行う。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第2図は本発明の実施例のタイムベースコレク
タの要部ブロツク図である。第2図において、
TBC2は、VTR1から再生ビデオ信号PB―
VIDEO中の垂直同期信号を分離する垂直同期信
号分離回路3及び基準同期信号REF―SYNC中の
垂直同期信号を分離する垂直同期信号分離回路4
を備えている。これらの分離回路3,4の出力、
PB―V及びREF―Vは、夫々検出回路5に供給
され、ここで互の位相差が判別され、これによつ
てVTR1において記録同時モニター用再生ヘツ
ドを用いた時に、対応するモード切換信号Mが形
成されるようになつている。一方、基準同期信号
REF―Vは、スイツチ回路7の固定接点端子7
aに供給されると共に、120゜の遅延回路6を介
して固定接点7bに供給される。遅延回路6は例
えば、水平同期信号H―SYNCをクロツクとし、
また基準垂直同期信号REF―Vをリセツト信号
とするカウンタであつてよい。
タの要部ブロツク図である。第2図において、
TBC2は、VTR1から再生ビデオ信号PB―
VIDEO中の垂直同期信号を分離する垂直同期信
号分離回路3及び基準同期信号REF―SYNC中の
垂直同期信号を分離する垂直同期信号分離回路4
を備えている。これらの分離回路3,4の出力、
PB―V及びREF―Vは、夫々検出回路5に供給
され、ここで互の位相差が判別され、これによつ
てVTR1において記録同時モニター用再生ヘツ
ドを用いた時に、対応するモード切換信号Mが形
成されるようになつている。一方、基準同期信号
REF―Vは、スイツチ回路7の固定接点端子7
aに供給されると共に、120゜の遅延回路6を介
して固定接点7bに供給される。遅延回路6は例
えば、水平同期信号H―SYNCをクロツクとし、
また基準垂直同期信号REF―Vをリセツト信号
とするカウンタであつてよい。
スイツチ回路7は、検出回路5において形成さ
れるモード切換信号Mによつて切換制御され、
VTR1において、120゜位相遅れのモニターヘツ
ドが使用されたとき、スイツチ回路7が固定接点
7bの側に接続される。従つて120゜遅延された
基準垂直同期信号が同期信号発生器8に供給さ
れ、この結果、再生ビデオ信号と位相の有つた
TBC2の読出し用同期信号及び読出し用クロツ
クが、同期信号発生器8において形成される。従
つて通常再生及び記録同時モニターの夫々の動作
モードにおいて、タイムベースコレクタ2が誤動
作することはない。
れるモード切換信号Mによつて切換制御され、
VTR1において、120゜位相遅れのモニターヘツ
ドが使用されたとき、スイツチ回路7が固定接点
7bの側に接続される。従つて120゜遅延された
基準垂直同期信号が同期信号発生器8に供給さ
れ、この結果、再生ビデオ信号と位相の有つた
TBC2の読出し用同期信号及び読出し用クロツ
クが、同期信号発生器8において形成される。従
つて通常再生及び記録同時モニターの夫々の動作
モードにおいて、タイムベースコレクタ2が誤動
作することはない。
第3図は第2図の検出回路5の一例の回路図を
示し、第4図は第3図の波形図である。第3図の
モノマルチMM1のトリガ入力には、第4図Aま
たはB(120゜位相遅れ)に示す再生同期信号PB
―VがゲートG1を介して供給される。従つてモ
ノマルチMM1の出力Qから第4図C及びD
(120゜位相遅れ)に示す所定パルス巾の信号が得
られる。一方、モノマルチMM2のトリガ入力に
はゲートG2を介して第4図Eに示す基準垂直同
期信号REF―Vが供給され、MM2の出力はゲー
トG3を介してモノマルチMM3のトリガ入力に
供給される。従つてMM3の出力から第4図F
に示すような例えばREF―Vに関して110゜〜
130゜の区間低レベルとなるゲートパルスが形成
される。
示し、第4図は第3図の波形図である。第3図の
モノマルチMM1のトリガ入力には、第4図Aま
たはB(120゜位相遅れ)に示す再生同期信号PB
―VがゲートG1を介して供給される。従つてモ
ノマルチMM1の出力Qから第4図C及びD
(120゜位相遅れ)に示す所定パルス巾の信号が得
られる。一方、モノマルチMM2のトリガ入力に
はゲートG2を介して第4図Eに示す基準垂直同
期信号REF―Vが供給され、MM2の出力はゲー
トG3を介してモノマルチMM3のトリガ入力に
供給される。従つてMM3の出力から第4図F
に示すような例えばREF―Vに関して110゜〜
130゜の区間低レベルとなるゲートパルスが形成
される。
上記ゲートパルス及びMM1の出力はゲート
G4に供給され、G4の出力でリトリガラブルモ
ノマルチMM4がトリガされる。従つて再生ビデ
オ信号の位相が120゜遅れのときMM4は準安定
状態(セツト状態)を維持し、その出力のモー
ド切換信号Mが“0”となつて、第2図のスイツ
チ回路7が接点7bの側に接続される。この結
果、TBC2の読出し位相が120゜遅れとなる。ま
た再生ビデオ信号が通常の位相のとき、MM4が
トリガされず、出力は安定状態(リセツト状
態)“1”を保ち、スイツチ回路7が接点7aの
側に接続される。モノマルチMM4の準安定パル
ス巾は、例えば3V+α(V:垂直周期、α<
V)に設定されているので、モニター再生(記録
同時モニター)のとき、3V+αの期間以内で再
生信号にドロツプアウト或いはトラツク間を走査
したときのレベル低下等が生じても、モード切換
信号Mが反転することがない。
G4に供給され、G4の出力でリトリガラブルモ
ノマルチMM4がトリガされる。従つて再生ビデ
オ信号の位相が120゜遅れのときMM4は準安定
状態(セツト状態)を維持し、その出力のモー
ド切換信号Mが“0”となつて、第2図のスイツ
チ回路7が接点7bの側に接続される。この結
果、TBC2の読出し位相が120゜遅れとなる。ま
た再生ビデオ信号が通常の位相のとき、MM4が
トリガされず、出力は安定状態(リセツト状
態)“1”を保ち、スイツチ回路7が接点7aの
側に接続される。モノマルチMM4の準安定パル
ス巾は、例えば3V+α(V:垂直周期、α<
V)に設定されているので、モニター再生(記録
同時モニター)のとき、3V+αの期間以内で再
生信号にドロツプアウト或いはトラツク間を走査
したときのレベル低下等が生じても、モード切換
信号Mが反転することがない。
またパルス巾が周期Vに近いMM1を介して位
相比較パルス(第4図C,D)を形成しているの
で、再生同期信号PB―Vの1周期間にノイズが
重畳しても、このノイズでもつてMM1がトリガ
されず、モード切換信号Mは反転しない。但し、
きわめてまれであるが、通常再生モードのとき、
第4図Dのパルス位置にノイズが重畳した場合に
は、MM4が準安定状態に反転し、その出力Mが
3V+αの期間だけモニター再生モード“0”と
なることがある。
相比較パルス(第4図C,D)を形成しているの
で、再生同期信号PB―Vの1周期間にノイズが
重畳しても、このノイズでもつてMM1がトリガ
されず、モード切換信号Mは反転しない。但し、
きわめてまれであるが、通常再生モードのとき、
第4図Dのパルス位置にノイズが重畳した場合に
は、MM4が準安定状態に反転し、その出力Mが
3V+αの期間だけモニター再生モード“0”と
なることがある。
次に第5図は第2図の検出回路5の別の一例を
示す回路図で、第6図は第5図の各部の波形図で
ある。通常再生モードのときは、第6図Aの基準
同期信号REF―Vに対して第6図Bのような位
相の再生同期信号PB―VがゲートG1を介して
モノマルチMM1に供給されるので、MM1の
出力から第6図Cに示す比較パルスcが、PB―
Vの立下りに同期して得られる。一方、基準同期
信号REF―Vが、ゲートG2、G3を介してモ
ノマルチMM2、MM3に供給されるので、MM
2の出力からパルスcを包含するパルス巾の基
準パルスd(第6図D)が形成される。またMM
3のQ出力(第6図E)は、ゲート回路G4を介
してモノマルチMM4に供給されるので、MM4
のQ出力から、記録同時モニターのときの再生同
期信号PB―V(第6図G)に基いて形成される
MM1の出力c′(第6図H)を包含するパルス
巾の基準パルスf(第6図F)が得られる。この
基準パルスfは基準同期信号REF―Vに関し
て、例えば115゜〜125゜の範囲で低レベルとなる
パルスである。
示す回路図で、第6図は第5図の各部の波形図で
ある。通常再生モードのときは、第6図Aの基準
同期信号REF―Vに対して第6図Bのような位
相の再生同期信号PB―VがゲートG1を介して
モノマルチMM1に供給されるので、MM1の
出力から第6図Cに示す比較パルスcが、PB―
Vの立下りに同期して得られる。一方、基準同期
信号REF―Vが、ゲートG2、G3を介してモ
ノマルチMM2、MM3に供給されるので、MM
2の出力からパルスcを包含するパルス巾の基
準パルスd(第6図D)が形成される。またMM
3のQ出力(第6図E)は、ゲート回路G4を介
してモノマルチMM4に供給されるので、MM4
のQ出力から、記録同時モニターのときの再生同
期信号PB―V(第6図G)に基いて形成される
MM1の出力c′(第6図H)を包含するパルス
巾の基準パルスf(第6図F)が得られる。この
基準パルスfは基準同期信号REF―Vに関し
て、例えば115゜〜125゜の範囲で低レベルとなる
パルスである。
再生同期信号PB―Vに同期して形成される比
較パルスcまたはc′はゲートG5,G6に供給さ
れ、また基準同期信号REF―Vを基準にして形
成される基準パルスd及びfは、夫々ゲートG
5,G6に供給される。ゲートG5,G6の夫々
の出力はリセツト端子付リトリガラブルモノマチ
MM5、MM6のトリガ入力として供給される。
これらのモノマルチMM5、MM6のリセツト期
間は3V+αとなつている。なおMM6の出力
は、MM5の直接リセツト入力RDに接続され、
またMM5の出力は、MM6の直接リセツト入
力RDに接続されている。
較パルスcまたはc′はゲートG5,G6に供給さ
れ、また基準同期信号REF―Vを基準にして形
成される基準パルスd及びfは、夫々ゲートG
5,G6に供給される。ゲートG5,G6の夫々
の出力はリセツト端子付リトリガラブルモノマチ
MM5、MM6のトリガ入力として供給される。
これらのモノマルチMM5、MM6のリセツト期
間は3V+αとなつている。なおMM6の出力
は、MM5の直接リセツト入力RDに接続され、
またMM5の出力は、MM6の直接リセツト入
力RDに接続されている。
従つて通常再生モードのときには、G5の入力
が第6図C及びDであるからG5の出力が無く、
MM5がリセツト状態を保ち、そのQ出力からモ
ード切換信号M“1”(通常再生モード)が得ら
れる。この信号Mで第2図のスイツチ回路7が端
子7aの側に切換えられる。一方、ゲートG6
(入力:c及びf)からは出力が得られ、これに
よつてMM6がセツトされるので、その出力
“0”がMM5のリセツト入力RDに供給されて、
MM5がリセツト状態を保つ。従つてノイズによ
つてG5に出力が発生しても、MM5のリセツト
入力“0”が解除されない限り、MM5の出力M
=“1”は安定している。
が第6図C及びDであるからG5の出力が無く、
MM5がリセツト状態を保ち、そのQ出力からモ
ード切換信号M“1”(通常再生モード)が得ら
れる。この信号Mで第2図のスイツチ回路7が端
子7aの側に切換えられる。一方、ゲートG6
(入力:c及びf)からは出力が得られ、これに
よつてMM6がセツトされるので、その出力
“0”がMM5のリセツト入力RDに供給されて、
MM5がリセツト状態を保つ。従つてノイズによ
つてG5に出力が発生しても、MM5のリセツト
入力“0”が解除されない限り、MM5の出力M
=“1”は安定している。
またモニター再生モード(記録同時モニター)
のときには、G5の入力が第6図Hのc′及び第6
図Dのdであるので、G5に出力が形成され、こ
れによつてMM5がセツトされて、その出力か
らモード切換信号M=“0”が得られる。この信
号Mで第2図のスイツチ回路7が接点7b側に接
続され、TBC2の読出し位相が120゜遅れにセツ
トされる。なおゲートG6の入力がc′及びfとな
るので、G6の出力が無く、MM6がリセツトに
なる。この状態では、MM6のリセツト入力に
“0”がMM5から供給されているので、G6に
ノイズ出力が発生しても、MM6が反転せず、リ
セツト状態を保つている。
のときには、G5の入力が第6図Hのc′及び第6
図Dのdであるので、G5に出力が形成され、こ
れによつてMM5がセツトされて、その出力か
らモード切換信号M=“0”が得られる。この信
号Mで第2図のスイツチ回路7が接点7b側に接
続され、TBC2の読出し位相が120゜遅れにセツ
トされる。なおゲートG6の入力がc′及びfとな
るので、G6の出力が無く、MM6がリセツトに
なる。この状態では、MM6のリセツト入力に
“0”がMM5から供給されているので、G6に
ノイズ出力が発生しても、MM6が反転せず、リ
セツト状態を保つている。
即ち、MM5とMM6とは、ノイズによつて両
方同時にセツト状態になることがなく、モード切
換信号Mは極めて安定している。またMM5及び
MM6は、入力が無くなつて反転するまで3V+α
の時間間隔があるので、比較パルスcまたはc′に
3V+α以内の欠損(3パルスの欠損)が生じて
も、MM5の反転が生ずることがない。即ち、再
生同期信号の位相弁別機能に関して3Vの冗長度
を持たせている。また通常再生モードではゲート
G5の出力が無くなつてMM5がリセツト状態に
なり、出力からモード切換信号M=“1”を得
るようにしているので、異速度再生時に、トラツ
ク間の無信号部分をヘツドが走査して再生同期信
号PB―Vが長期間にわたつて欠損しても、M=
“1”の状態が保たれているようになつている。
方同時にセツト状態になることがなく、モード切
換信号Mは極めて安定している。またMM5及び
MM6は、入力が無くなつて反転するまで3V+α
の時間間隔があるので、比較パルスcまたはc′に
3V+α以内の欠損(3パルスの欠損)が生じて
も、MM5の反転が生ずることがない。即ち、再
生同期信号の位相弁別機能に関して3Vの冗長度
を持たせている。また通常再生モードではゲート
G5の出力が無くなつてMM5がリセツト状態に
なり、出力からモード切換信号M=“1”を得
るようにしているので、異速度再生時に、トラツ
ク間の無信号部分をヘツドが走査して再生同期信
号PB―Vが長期間にわたつて欠損しても、M=
“1”の状態が保たれているようになつている。
本発明は上述の如く、記録再生機の再生出力中
の再生同期信号と、基準同期信号との位相をタイ
ムベースコレクタ内で比較して、互に位相差を有
する通常再生ヘツドと記録同時モニター用ヘツド
とを互に識別し、識別信号(実施例におけるモー
ド切換信号M)でもつて基準同期信号または上記
位相差分だけ遅延された基準同期信号を選択して
上記タイムベースコレクタの読出し位相を定める
ようにしたので、再生機からタイムベースコレク
タに供給する再生ヘツド識別信号の信号線を省く
ことができ、システムの信頼性を向上させること
ができる。
の再生同期信号と、基準同期信号との位相をタイ
ムベースコレクタ内で比較して、互に位相差を有
する通常再生ヘツドと記録同時モニター用ヘツド
とを互に識別し、識別信号(実施例におけるモー
ド切換信号M)でもつて基準同期信号または上記
位相差分だけ遅延された基準同期信号を選択して
上記タイムベースコレクタの読出し位相を定める
ようにしたので、再生機からタイムベースコレク
タに供給する再生ヘツド識別信号の信号線を省く
ことができ、システムの信頼性を向上させること
ができる。
第1図はVTRとTBCとから成る従来の映像信
号再生システムのブロツク図、第2図は本発明の
実施例のタイムベースコレクタの要部ブロツク
図、第3図は第2図の検出回路の一例を示す回路
図、第4図は第3図の波形図、第5図は第2図の
検出回路の別の例を示す回路図、第6図は第5図
の波形図である。 なお図面に用いた符号において、1……
VTR、2……TBC、5……検出回路、6……遅
延回路、7……スイツチ回路、である。
号再生システムのブロツク図、第2図は本発明の
実施例のタイムベースコレクタの要部ブロツク
図、第3図は第2図の検出回路の一例を示す回路
図、第4図は第3図の波形図、第5図は第2図の
検出回路の別の例を示す回路図、第6図は第5図
の波形図である。 なお図面に用いた符号において、1……
VTR、2……TBC、5……検出回路、6……遅
延回路、7……スイツチ回路、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気テープをガイドする回転ドラム上に異な
る位相位置に取付けられた少なくとも2個の磁気
ヘツドを備え、一方の磁気ヘツドが基準同期信号
に同期して回転するように前記回転ドラムの回転
位相の制御が行われ、この一方の磁気ヘツドより
基準同期信号と同位相の同期信号を有する再生信
号を出力すると共に、他方の磁気ヘツドより記録
同時モニター用再生磁気ヘツドとして基準同期信
号とは異なる位相の同期信号を有する再生信号を
出力するようにした磁気記録再生機に接続され、
この磁気記録再生機からの再生出力の時間軸変動
を基準同期信号に基いて修正するタイムベースコ
レクタにおいて、 前記磁気記録再生機の再生同期信号と基準同期
信号との位相比較を行い、再生磁気ヘツドの識別
を行う位相比較回路と、 基準同期信号の位相を前記2個の磁気ヘツドの
位相差分だけ遅延させる遅延回路とを有し、 前記位相比較回路にて前記他方のモニター用再
生磁気ヘツドにて再生された信号と識別された時
には、前記遅延回路を通過した基準同期信号に基
づいて時間軸変動の修正を行うことを特徴とした
タイムベースコレクタ。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9107479A JPS5614787A (en) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | Video signal reproduction system |
AU60130/80A AU535043B2 (en) | 1979-07-18 | 1980-07-04 | Vtr phase-synchronized reference signal for vertical synchronizing system |
US06/166,894 US4343022A (en) | 1979-07-18 | 1980-07-08 | Apparatus for producing a phase-synchronized reference signal in a video signal reproducing system |
CA000356035A CA1150822A (en) | 1979-07-18 | 1980-07-11 | Apparatus for producing a phase-synchronized reference signal in a video signal reproducing system |
FR8015720A FR2462075A1 (fr) | 1979-07-18 | 1980-07-16 | Appareil pour generer un signal de reference synchronise en phase dans un systeme de reproduction de signal video |
GB8023192A GB2057210B (en) | 1979-07-18 | 1980-07-16 | Video signal reproducing arrangements |
DE19803027328 DE3027328A1 (de) | 1979-07-18 | 1980-07-18 | Videosignal-wiedergabesystem und vorrichtung zum erzeugen eines phasensynchronisierten bezugssignals dafuer |
AT0374280A AT385622B (de) | 1979-07-18 | 1980-07-18 | Videosignalwiedergabesystem mit einer zeitbasiskorrekturstufe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9107479A JPS5614787A (en) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | Video signal reproduction system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5614787A JPS5614787A (en) | 1981-02-13 |
JPS6231870B2 true JPS6231870B2 (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=14016350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9107479A Granted JPS5614787A (en) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | Video signal reproduction system |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4343022A (ja) |
JP (1) | JPS5614787A (ja) |
AT (1) | AT385622B (ja) |
AU (1) | AU535043B2 (ja) |
CA (1) | CA1150822A (ja) |
DE (1) | DE3027328A1 (ja) |
FR (1) | FR2462075A1 (ja) |
GB (1) | GB2057210B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60231977A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-18 | Sony Corp | 映像信号再生装置 |
DE3629481A1 (de) * | 1986-08-29 | 1988-03-03 | Thomson Brandt Gmbh | Videorecorder |
JPH0410880A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号の録画再生方法 |
JP3814811B2 (ja) * | 1996-10-02 | 2006-08-30 | ソニー株式会社 | 再生装置および再生方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1291358B (de) * | 1967-02-16 | 1969-03-27 | Fernseh Gmbh | Schaltungsanordnung zum Ausgleich des Zeitfehlers in einem von einem Speicher abgenommenen Farbfernsehsignal |
DE1816041B2 (de) * | 1968-12-20 | 1971-03-25 | Telefunken Patentverwertungsgesell schaft mbH 790OUIm | Magnetbandgeraet zur aufzeichnung und oder wiedergabe von fernsehsignalen |
JPS5930333B2 (ja) * | 1976-09-03 | 1984-07-26 | ソニー株式会社 | 周波数制御回路 |
JPS5927513B2 (ja) * | 1976-11-05 | 1984-07-06 | 日本テレビジヨン工業株式会社 | 信号発生器 |
DE2753535C3 (de) * | 1977-12-01 | 1980-06-12 | Grundig E.M.V. Elektro-Mechanische Versuchsanstalt Max Grundig, 8510 Fuerth | Verfahren zur Zeitfehlerkorrektur von Videosignalen sowie Vorrichtung zur Durchfuhrung dieses Verfahrens |
JPS54114691A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-06 | Sony Corp | Servo circuit |
JPS54132120A (en) * | 1978-04-06 | 1979-10-13 | Sony Corp | Reproduction device of video signal |
-
1979
- 1979-07-18 JP JP9107479A patent/JPS5614787A/ja active Granted
-
1980
- 1980-07-04 AU AU60130/80A patent/AU535043B2/en not_active Ceased
- 1980-07-08 US US06/166,894 patent/US4343022A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-07-11 CA CA000356035A patent/CA1150822A/en not_active Expired
- 1980-07-16 GB GB8023192A patent/GB2057210B/en not_active Expired
- 1980-07-16 FR FR8015720A patent/FR2462075A1/fr active Granted
- 1980-07-18 DE DE19803027328 patent/DE3027328A1/de active Granted
- 1980-07-18 AT AT0374280A patent/AT385622B/de not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AT385622B (de) | 1988-04-25 |
ATA374280A (de) | 1987-09-15 |
FR2462075A1 (fr) | 1981-02-06 |
GB2057210B (en) | 1984-02-29 |
AU535043B2 (en) | 1984-03-01 |
FR2462075B1 (ja) | 1983-12-16 |
CA1150822A (en) | 1983-07-26 |
AU6013080A (en) | 1981-01-22 |
JPS5614787A (en) | 1981-02-13 |
GB2057210A (en) | 1981-03-25 |
DE3027328A1 (de) | 1981-02-12 |
DE3027328C2 (ja) | 1989-03-02 |
US4343022A (en) | 1982-08-03 |
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