JP3814811B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、再生装置および再生方法に関し、特に、記録媒体に記録されている情報や伝送媒体を介して伝送されて来る情報に周期的に挿入されている同期信号またはアドレス信号などの挿入信号に応じて情報を再生する、再生装置および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の記録媒体記録再生装置では、記録媒体にディジタルデータを記録する際、データを所定の長さのフレームに分割し、個々のフレームの区切りを示す同期信号を各フレーム間に挿入してから記録するようになされていた。
【0003】
このようにして記録されたデータを再生する場合は、同期信号を参照しながら、記録媒体から情報をフレーム単位で読み出し、読み出されたフレームを基本単位としてエラー訂正等を行った後、元のデータを再生するようになされていた。
【0004】
従って、記録媒体から読み出されたデータに対してエラー訂正を正確に実施するためには、従来の記録媒体記録再生装置では、同期信号を正確に検出し、基本単位となるフレームを確実に抽出する必要があった。
【0005】
図19は、従来の記録媒体記録再生装置において、同期信号を検出するとともに、検出された同期信号のタイミングを訂正する処理を行う再同期化装置の構成例を示している。
【0006】
この図において、同期信号検出回路1は、図示せぬ記録媒体から読み出された再生RF信号に含まれている同期信号を検出するようになされている。同期判定回路2は、ウィンドウ生成回路4から出力されるウィンドウ信号を参照して、同期信号のタイミングが正常であるか否かを判定する。また、基準カウンタ3は、例えば、値“0”から“1000”までを巡回するようにカウントする(カウント値が“1000”に達した場合は“0”に復帰してカウントを繰り返す)とともに、その出力を同期判定回路2とウィンドウ生成回路4に供給する。また、基準カウンタ3は、同期判定回路2から出力されるリセット信号によりリセットされる。
【0007】
ウィンドウ生成回路4は、基準カウンタ3から出力されるカウント値を参照して、その出力値が“990”となるタイミングでウィンドウ信号を“H”の状態とし(立ち上げ)、また、その出力値が“10”となるタイミングでウィンドウ信号を“L”の状態とする(立ち下げる)ようになされている。再同期化信号出力回路5は、基準カウンタ3から出力されるカウント値が“0”となるタイミングで再同期化信号を出力するようになされている。
【0008】
次に、図20乃至図22のフローチャートと、図23のタイミングチャートを参照して図19の従来例の動作について説明する。
【0009】
図20は、図19の同期判定回路2が実行する処理の一例を示している。この処理が実行されると、同期判定回路2は、ステップS1において、同期信号検出回路1により同期信号が検出されたか否かを判定する。その結果、同期信号が検出されない(NO)と判定した場合は、ステップS1に戻り、同期信号が検出されるまで同様の処理を繰り返す。また、同期信号が検出された(YES)と判定された場合は、ステップS2に進む。
【0010】
ステップS2において、同期判定回路2は、リセット信号を基準カウンタ3に出力する。その結果、基準カウンタ3のカウント値は“0”に設定される。次にステップS3に進み、変数N1を“0”に初期設定する。
【0011】
続くステップS4では、同期判定回路2は、ウィンドウ信号が“H”の状態であり、かつ、同期信号検出回路1により同期信号が検出されたか否かを判定する。その結果、ウィンドウ信号が“H”の状態ではないか、または、同期信号が検出されない(NO)と判定した場合は、ステップS6に進む。また、ウィンドウ信号が“H”の状態であり、かつ、同期信号が検出された(YES)と判定した場合は、ステップS5に進む。
【0012】
ステップS5においては、基準カウンタ3のカウント値が“990”以上であるか否かが判定される。その結果、基準カウンタ3の値が“990”以上である(YES)と判定された場合は、ステップS2に戻り、同様の処理が繰り返される。また、“990”よりも小さい(NO)と判定された場合は、ステップS4に戻り、同様の処理が繰り返される。
【0013】
ステップS4において、同期信号が検出されない(NO)と判定された場合は、ステップS6に進む。ステップS6では、基準カウンタ3のカウント値が“995”以上であるか否かが判定される。その結果、カウント値が“995”未満である(NO)と判定された場合は、ステップS4に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。また、カウント値が“995”以上である(YES)と判定された場合は、ステップS7に進む。
【0014】
ステップS7において、同期判定回路2は、リセット信号を基準カウンタ3に対して出力する。その結果、基準カウンタ3のカウント値は、“0”とされる。
【0015】
続くステップS8では、変数N1の値が“1”だけインクリメントされる。そして、ステップS9では、変数N1の値が“4”以上であるか否かが判定され、その結果、変数N1の値が“4”以上である(YES)と判定された場合は、ステップS1に戻り、同様の処理が繰り返される。また、ステップS9において、変数N1の値が“4”未満である(NO)と判定された場合は、ステップS4に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0016】
図21は、ウィンドウ信号を生成する処理を説明するフローチャートである。この処理は、図19に示すウィンドウ生成回路4により実行される。この処理が実行されると、ウィンドウ生成回路4は、ステップS20において、基準カウンタ3のカウント値が“990”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“990”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS20に戻り、同様の処理を繰り返す。また、基準カウンタ3のカウント値が“990”である(YES)と判定した場合は、ステップS21に進む。
【0017】
ステップS21では、ウィンドウ生成回路4は、その出力を“H”の状態とする(ウィンドウ信号を立ち上げる)。そして、ステップS22に進み、基準カウンタ3のカウント値が“10”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“10”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS22に戻り、同様の処理を繰り返す。また、カウント値が“10”である(YES)と判定した場合は、ステップS23に進む。
【0018】
ステップS23において、ウィンドウ生成回路4は、ウィンドウ信号を“L”の状態とする(ウィンドウ信号を立ち下げる)。そして、ステップS20に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0019】
以上の処理により、ウィンドウ生成回路4は、基準カウンタ3のカウント値が990乃至1000、および、0乃至10の期間だけ“H”の状態となる、図23(B)に示すウィンドウ信号を生成し、出力することになる。
【0020】
また、図22は、図19に示す再同期化信号出力回路5において実行される、再同期化信号を生成するための処理を説明するフローチャートである。
【0021】
この処理が実行されると、再同期化信号出力回路5は、ステップS40において、基準カウンタのカウント値が“0”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ3の値が“0”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS40に戻り、同様の処理を繰り返す。また、基準カウンタ3のカウント値が“0”である(YES)と判定した場合は、ステップS41に進む。
【0022】
ステップS41において、再生同期化信号出力回路5は、その出力を所定の期間だけ“H”の状態とし、ステップS40に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0023】
以上の処理により、再生同期化信号出力回路5は、基準カウンタ3のカウント値が“0”となるタイミングで、所定の期間だけ“H”の状態となる、図23(C)に示すような再生同期化信号を出力することになる。
【0024】
次に、以上のフローチャートを、図23のタイミングチャートを参照して具体的に説明する。いま、図19の同期信号検出回路1により、図23(A)に示す検出同期信号が出力されたとする。図示せぬ第0番目の検出同期信号が同期判定回路1に入力されると、ステップS1において、同期信号が検出された(YES)と判定され、ステップS2に進み、基準カウンタ3がリセットされる。そして、ステップS3では、変数N1の値が“0”に初期設定される。
【0025】
ステップS4では、同期信号が検出されたか否かが判定される。いま、図中第1番目の同期信号(図23(A))が入力されたとすると、ステップS4において、YESと判定され、ステップS5に進む。ステップS5では、基準カウンタ3の値が“990”以上であるか否かが判定される。いま、第0番目と第1番目の同期信号は、正常な周期で入力されたものとすると、ステップS4とステップS6の処理を繰り返す内に、ステップS4において同期信号が検出され(YESと判定され)、ステップS5に進む。ステップS5では、基準カウンタ3のカウント値が“990”以上である(YES)と判定され、ステップS2に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0026】
続いて、第2番目の同期信号が検出されるべき時刻において、何らかの原因により、第2番目の同期信号が検出されなかったとする。その場合、ステップS4とステップS6の処理を繰り返す内に、基準カウンタ3の値が“995”以上となる(同期信号が検出されないので基準カウンタ3の値が“995”となる)ため、ステップS6においてYESと判定され、ステップS7に進む。
【0027】
ステップS7では、基準カウンタ3がリセットされる。そのとき、再同期化信号出力回路5では、図22に示す処理が実行されており、その結果、基準カウンタ3がリセットされる(カウント値が“0”になる)タイミングで、再同期化信号(図23(C)の図中第2番目のパルス)が出力されることになる。
【0028】
従って、以上のような従来例では、基準カウンタ3のカウント値に基づき、ウィンドウ信号を生成し、同期信号が検出されるべき場所を指示するとともに、ウィンドウ信号によって指示される場所で同期信号が検出されない場合は、再同期化信号出力回路5が、再同期化信号を出力する。従って、何等かの原因により同期信号が検出されない場合でも、同期信号を補間することができるので、記録媒体から読み出されたデータを再生することが可能となる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の再同期化装置において、トラックジャンプ等が実行されたことに起因して、同期信号の再生されるタイミングと、ウィンドウ信号が“H”となるタイミングとの間にずれを生じた場合について考える。
【0030】
いま、図23(A)に示すように、図中第3番目の同期信号が、図23(B)に示すウィンドウ信号のパルスと異なるタイミングで入力された場合、再生同期信号(図23(C))は、第3番目の検出同期信号が入力されるタイミングでは出力されず、第3番目のウィンドウ信号と同じタイミングで出力されることになる。従って、その場合、記録媒体から読み出された検出同期信号と、再同期化装置から出力される再生同期化信号との間にずれが生ずることになる。
【0031】
このような事態が発生した場合、この従来例では、ウィンドウ信号が“H”の状態となるタイミングで、同期信号が4回連続して検出されないときは、ウィンドウ信号を“H”の状態としたままにしておき(ウィンドウオープンとしておき)、再度同期を取るようになされている。
【0032】
即ち、図20のフローチャートにおいて、ステップS4において同期信号が検出されず(NO)、ステップS6において基準カウンタ3のカウント値が“995”以上である(YES)と判定された場合(検出同期信号とウィンドウ信号のタイミングにずれが生じた場合)が4回以上連続すると(N1≧4)、ステップS9において、YESと判定され、ステップS1に戻り、基準カウンタ3がリセットされることになる。その結果、ウィンドウ信号(図23(B))は、第6番目の検出同期信号が入力されるまで、“H”の状態を保持することになる。
【0033】
そして、第6番目の検出同期信号が入力されると、ステップS1において、YESと判定され、ステップS2に進み、基準カウンタ3のカウント値が“0”にリセットされるので、ウィンドウ信号と、検出同期信号のタイミングが同期することになる。
【0034】
従って、以上のような従来の再同期化装置では、図23(D)に示すように、トラックジャンプ等が生じた第3番目の検出同期信号が入力されてから、第6番目の検出同期信号が入力されるまでの期間、検出同期信号と再生同期信号とのタイミングが同期しないことになるので、この期間中は、記録媒体から読み出されたデータを正確に再生することができないという課題があった。
【0035】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、記録媒体から同期信号が正確に再生されなかった場合においても再同期化信号を生成するとともに、トラックジャンプ等により、同期信号が読み出されるタイミングにずれを生じた場合でも正確にデータを再生することを可能とするものである。
【0036】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の再生装置は、情報に周期的に挿入されている挿入信号を検出する挿入信号検出手段と、検出された挿入信号のうち、第1の時間窓における挿入信号を抽出する第1の信号抽出手段と、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第1のカウント手段と、第1のカウント手段におけるカウントと、第1の信号抽出手段により抽出された挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を出力する第1のロックイン信号出力手段と、検出された挿入信号のうち、第2の時間窓における挿入信号を抽出する第2の信号抽出手段と、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第2のカウント手段と、第2のカウント手段におけるカウントと、第2の信号抽出手段により抽出された挿入信号とが、第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を出力する第2のロックイン信号出力手段と、第1のカウント手段のカウントまたは第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成する挿入信号生成手段と、第1のロックイン信号が出力された場合、挿入信号生成手段に、第1のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させ、第2のロックイン信号が出力された場合、挿入信号生成手段に、第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させるように、第1のカウント手段または第2のカウント手段から挿入信号生成手段へのカウントの値を示す信号の供給を切り替える切り替え手段と、第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または第2のロックイン信号が連続して第2の回数出力された場合、第1の時間窓を示す信号と、第1の時間窓に相補的な第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、挿入信号に同期させるように、第1の時間窓を示す信号と第2の時間窓を示す信号とを生成する時間窓生成手段とを備えることを特徴とする。
【0037】
請求項4に記載の再生方法は、情報に周期的に挿入されている挿入信号を検出する挿入信号検出ステップと、検出された挿入信号のうち、第1の時間窓における挿入信号を抽出する第1の信号抽出ステップと、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第1のカウントステップと、第1のカウントステップにおけるカウントと、第1の信号抽出ステップにおいて抽出された挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を出力する第1のロックイン信号出力ステップと、検出された挿入信号のうち、第2の時間窓における挿入信号を抽出する第2の信号抽出ステップと、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第2のカウントステップと、第2のカウントステップにおけるカウントと、第2の信号抽出ステップにおいて抽出された挿入信号とが、第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を出力する第2のロックイン信号出力ステップと、第1のカウントステップにおけるカウントまたは第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を生成する挿入信号生成ステップと、第1のロックイン信号が出力された場合、第1のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成ステップにおいて生成させ、第2のロックイン信号が出力された場合、第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成ステップにおいて生成させるように、第1のカウントステップまたは第2のカウントステップから挿入信号生成ステップへのカウントの値を示す信号の供給を切り替える切り替えステップと、第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または第2のロックイン信号が連続して第2の回数出力された場合、第1の時間窓を示す信号と、第1の時間窓に相補的な第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、挿入信号に同期させるように、第1の時間窓を示す信号と第2の時間窓を示す信号とを生成する時間窓生成ステップとを備えることを特徴とする。
【0038】
請求項1に記載の再生装置においては、情報に周期的に挿入されている挿入信号を挿入信号検出手段が検出し、検出された挿入信号のうち、第1の時間窓における挿入信号を第1の信号抽出手段が抽出し、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期で第1のカウント手段がカウントを行い、第1のカウント手段におけるカウントと、第1の信号抽出手段により抽出された挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を第1のロックイン信号出力手段が出力し、検出された挿入信号のうち、第2の時間窓における挿入信号を第2の信号抽出手段が抽出し、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期で第2のカウント手段がカウントを行い、第2のカウント手段におけるカウントと、第2の信号抽出手段により抽出された挿入信号とが、第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を第2のロックイン信号出力手段が出力し、第1のカウント手段のカウントまたは第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成手段が生成し、第1のロックイン信号が出力された場合、挿入信号生成手段に、第1のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させ、第2のロックイン信号が出力された場合、挿入信号生成手段に、第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させるように、第1のカウント手段または第2のカウント手段から挿入信号生成手段へのカウントの値を示す信号の供給を切り替え手段が切り替え、第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または第2のロックイン信号が連続して第2の回数出力された場合、第1の時間窓を示す信号と、第1の時間窓に相補的な第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、挿入信号に同期させるように、第1の時間窓を示す信号と第2の時間窓を示す信号とを時間窓生成手段が生成する。
【0039】
請求項4に記載の再生方法においては、情報に周期的に挿入されている挿入信号を挿入信号検出ステップにおいて検出し、検出された挿入信号のうち、第1の時間窓における挿入信号を第1の信号抽出ステップにおいて抽出し、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期で第1の信号抽出ステップにおいてカウントを行い、第1のカウントステップにおけるカウントと、第1の信号抽出ステップにおいて抽出された挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を第1のロックイン信号出力ステップにおいて出力し、検出された挿入信号のうち、第2の時間窓における挿入信号を第2の信号抽出ステップにおいて抽出し、挿入されている挿入信号の周期と同一の周期で第2のカウントステップにおいてカウントを行い、第2のカウントステップにおけるカウントと、第2の信号抽出ステップにおいて抽出された挿入信号とが、第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を第2のロックイン信号出力ステップにおいて出力し、第1のカウントステップにおけるカウントまたは第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成ステップにおいて生成し、第1のロックイン信号が出力された場合、第1のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成ステップにおいて生成させ、第2のロックイン信号が出力された場合、第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を挿入信号生成ステップにおいて生成させるように、第1のカウントステップまたは第2のカウントステップから挿入信号生成ステップへのカウントの値を示す信号の供給を切り替えステップにおいて切り替え、第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または第2のロックイン信号が連続して第2の回数出力された場合、第1の時間窓を示す信号と、第1の時間窓に相補的な第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、挿入信号に同期させるように、第1の時間窓を示す信号と第2の時間窓を示す信号とを時間窓生成ステップにおいて生成する。
【0040】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を適用した光ディスク記録再生装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0041】
この図において、DRAM21(Dynamic Random Access Memory)は、入力されたデータを一時的に格納するようになされている。EDC(Error Detection Code)エンコード部22は、DRAM21から供給されたデータに、エラー検出のためのEDCを付加して出力するようになされている。スクランブル部23は、EDCエンコード部22から出力されたデータをスクランブルするようになされている。IDエンコード部24は、スクランブルされたデータに対してIDコードを付加するようになされている。
【0042】
IDエンコード部24より出力されたデータは、SRAM(Static Random Access Memory)25に格納され、1ブロック分格納された時点で、ECC(Error Correction Code)エンコード部26により、エラー訂正のためのECCが付加される。変調部27は、SRAM25に格納されているデータを逐次読み出し、所定の変調を施した後、磁界変調ドライバ28に供給する。
【0043】
磁界変調ドライバ28は、変調部27から供給されたデータに応じて、磁界用コイル29を駆動し、光ディスク30の記録しようとする領域に対して磁界を印加する。光ピックアップ31は、記録用のレーザビームまたは再生用のレーザビームを光ディスク30に照射するとともに、光ディスク30から反射された再生用のレーザビームを電気信号に光電変換し、再生RF信号として出力するようになされている。
【0044】
復調部32は、光ピックアップ31から出力された再生RF信号に対して所定の復調処理を施し、得られたデータをSRAM33の所定の領域に格納するようになされている。ECCデコード部34は、復調部32から供給されたデータがSRAM33に1ブロック分格納された時点で、エラー訂正処理を実行するようになされている。
【0045】
IDデコード部35は、SRAM33に格納されているデータを読み出し、IDコードを抽出する。デスクランブル部36は、IDデコード部35から出力されたデータをデスクランブルするようになされている。EDCデコード部37は、デスクランブル部36から出力されたデータからEDCを抽出し、再生されたデータにエラーが含まれているか否かを判定する。DRAM38は、EDCデコード部37から出力されたデータを一時的に格納し、出力するようになされている。
【0046】
次に、この実施の形態の動作について説明する。
【0047】
入力されたデータは、DRAM21に一時的に格納された後、EDCエンコード部22に出力される。EDCエンコード部22は、DRAM21から出力されたデータに対してエラー検出用のEDCを付加し、スクランブル部23に供給する。スクランブル部23は、光ディスク30に傷などがある場合に、エラーが所定のセクタやフレームに集中し、データの再生が不可能となることを防止するために、データに対してスクランブル処理(データの規則性をなくす処理)を施し、IDエンコード部24に出力する。
【0048】
IDエンコード部24は、各セクタの先頭部分に、光ディスク30のアドレスを検出するためのIDコードを内挿した後、SRAM25に順次格納していく。ECCエンコード部26は、SRAM25に1ブロック分のデータが格納された時点で、ECCを付加する処理を行う。
【0049】
ECCエンコード部26によりECCが付加されたデータは、SRAM25から逐次読み出され、変調部27に供給される。変調部27は、データに同期パターンを付加して所定の変調を施した後、磁界変調ドライバ28に出力する。磁界変調ドライバ28は、変調部28から供給されたデータに応じて、磁界用コイル29を駆動し、光ディスク30の所定の領域に対して磁界を印加する。
【0050】
そのとき、光ピックアップ31からは、記録用のレーザビームが照射されているので、光ディスク30のレーザビームが照射されている領域の記録媒体の温度が上昇し、キュリー点を越えることになる。温度がキュリー点を越えた部分の記録媒体は、磁界用コイル29により印加されている磁界の方向に応じて磁化され、データが記録される。
【0051】
次に、以上のようにして光ディスク30に記録されたデータを再生する場合について説明する。
【0052】
光ピックアップ31は、光ディスク30の所定の領域に対して、記録用のレーザビームよりも強度が低い再生用のレーザビームを照射し、反射光を光電変換することにより、再生RF信号を生成する。再生RF信号は、復調部32において復調された後、1ブロック単位でSRAM33に格納される。
【0053】
SRAM33に格納された1ブロック分のデータは、ECCデコード部34によりエラー訂正が施された後、IDデコード部35により逐次読み出され、IDコードが抽出される。デスクランブル部36は、IDデコード部35が出力するデータを、抽出されたIDコードを参照してデスクランブルし、EDCデコード部37に出力する。EDCデコード部37は、デスクランブルされたデータからEDCを検出し、再生されたデータがエラーを含んでいるか否かを判定する。その結果、エラーを含んでいないと判定した場合は、データをDRAM38に出力する。また、エラーを含んでいると判定した場合は、例えば、光ピックアップ31を制御し、同じデータを光ディスク30から再度読み出す。
【0054】
DRAM38は、EDCデコード部37から出力されたデータを一旦格納した後、図示せぬ外部の装置のデータの読み込みスピードに同期して出力する。
【0055】
次に、復調部32の構成例について詳述する。
【0056】
図2は、本発明を適用した再同期化装置の構成の一例を示すブロック図である。この図において、図19に対応する部分には同一の符号が付してあるのでその説明は省略する。この実施の形態では、図19の場合と比較して、同期判定回路50、ウィンドウ生成回路51、および、基準カウンタ52が新たに追加されている。その他の構成は、図19の場合と同様である。なお、この再同期化装置は、図1に示す復調部32に内蔵されている。
【0057】
同期判定回路50は、同期信号検出回路1の出力と、ウィンドウ生成回路4から出力されるウィンドウ2信号、および、ウィンドウ生成回路51の出力を参照して、基準カウンタ3と基準カウンタ52をリセットするようになされている。また、ウィンドウ生成回路51は、ウィンドウ生成回路4と同様の構成とされており、基準カウンタ52の出力信号を参照してウィンドウ信号を生成するようになされている。基準カウンタ52は、基準カウンタ3と同様の構成とされており、“0”から“1000”までの値を巡回するようにカウントするとともに、同期判定回路50から出力されるリセット3信号によりリセットされるようになされている。
【0058】
なお、その他の構成は、図19の場合と同様である。
【0059】
次に、図3乃至図7のフローチャートを参照して、この実施の形態の動作について説明する。
【0060】
図3に示す処理は、図2に示す同期判定回路2により実行されるロックイン処理の一例を示している。また、図4は、同じく同期判定回路2により実行されるロックアウト処理の一例を示している。なお、ロックインは、同期信号が保護されている状態を示しており、ウィンドウ信号が“H”の状態である場合に同期信号が検出されたときのみ基準カウンタ3がリセットされる。即ち、ウィンドウが“L”の状態において検出された同期信号は無視されることになる。
【0061】
また、ロックアウトは、同期信号の保護を行わず、同期信号が検出された時点で基準カウンタ3をリセットし、再同期信号を生成することを示す。即ち、ウィンドウとは無関係に再同期化信号が生成されることになる。
【0062】
図3の処理が実行されると、同期判定回路2は、ステップS60において、初期化するか否かを判定する。即ち、ロックインカウンタ1のカウント値を初期化するか否かを判定する。その結果、初期化する(YES)と判定した場合は、ステップS62に進む。また、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS61に進む。
【0063】
ステップS61では、ロックアウト状態であるか否かが判定され、その結果、ロックアウト状態ではない(NO)と判定された場合は処理を終了し(エンド)、ロックアウト状態である(YES)と判定された場合は、ステップS62に進む。
【0064】
ステップS62では、同期判定回路2に内蔵されている図示せぬロックインカウンタ1が“0”に初期設定される。そして、ステップS63において、同期信号が検出されたか否かが判定される。その結果、同期信号が検出された(YES)と判定された場合はステップS65に進み、また、同期信号が検出されない(NO)と判定された場合は、ステップS64に進む。
【0065】
ステップS64では、ウィンドウ1信号の区間内であるか否か(ウィンドウ1信号が“H”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ1信号が“H”の状態である(YES)と判定された場合は、ステップS67に進み、ロックインカウンタ1の値が“0”に再設定された後、ステップS63に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。また、ウィンドウ1信号が“L”の状態である(NO)と判定された場合は、ステップS63に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0066】
ステップS63においてYESと判定された場合は、ステップS65に進み、リセット1信号が出力され、基準カウンタ3がリセットされる(カウント値が“0”に設定される)。そして、ステップS66において、ウィンドウ1信号の区間内か否か(ウィンドウ1信号が“H”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ1信号が“L”の状態である(NO)と判定された場合は、ステップS67に進み、ロックインカウンタ1のカウント値が“0”に再設定された後、ステップS63に戻り、同様の処理が繰り返される。また、ウィンドウ1信号が“H”の状態である(YES)と判定した場合は、ステップS68に進む。
【0067】
ステップS68では、ロックインカウンタ1の値が“1”だけインクリメントされる。そして、ステップS69に進み、ロックインカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックインカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS70に進み、ロックイン状態であるとして、処理を終了する(エンド)。また、ステップS69において、ロックインカウンタ1の値が閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)と判定された場合は、ステップS63に戻り、同様の処理が繰り返される。
【0068】
次に、図4を参照して、ロックアウト処理の一例について説明する。
【0069】
この処理が実行されると、同期判定回路2は、ステップS90において、ロックアウトカウンタ1を初期化するか否かを判定する。その結果、初期化する(YES)と判定した場合は、ステップS91に進み、同期判定回路2に内蔵されているロックアウトカウンタ1のカウント値を“0”に設定する。また、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS91の処理をスキップし、ステップS92に進む。
【0070】
ステップS92では、現在、ロックイン状態であるか否かが判定される。その結果、ロックイン状態ではない(NO)と判定された場合は、ステップS91に戻り、同様の処理が繰り返される。また、ロックイン状態である(YES)と判定された場合は、ステップS93に進む。
【0071】
ステップS93では、ウィンドウ1信号の区間内であるか否か(ウィンドウ1信号が“H”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ1信号が“L”の状態である(NO)と判定された場合は、ステップS93に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。また、ウィンドウ1信号が“H”の状態である(YES)と判定された場合は、ステップS94に進む。
【0072】
ステップS94では、同期信号が検出されたか否かが判定される。その結果、同期信号が検出された(YES)と判定された場合は、ステップS95に進み、ロックアウトカウンタ1のカウント値が“0”に再設定されるとともに、リセット1信号が出力され、基準カウンタ3のカウント値が“0”に再設定される。そして、ステップS93に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。一方、ステップS94において、同期信号が検出されない(NO)と判定された場合は、ステップS96に進むことになる。
【0073】
ステップS96では、ロックアウトカウンタ1の値が“1”だけインクリメントされ、ステップS97に進む。ステップS97では、ロックアウトカウンタ1のカウント値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックアウトカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS98に進み、ロックアウト状態であるとして、処理を終了する(エンド)。また、ロックアウトカウンタ1のカウント値が所定の閾値よりも小さいか、または、これらが等しいと判定された場合は、ステップS93に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0074】
続いて、図5のフローチャートを参照して、同期判定回路50が実行するロックイン処理について説明する。
【0075】
この処理が実行されると、ステップS100において、同期判定回路50は、初期化を行うか否かを判定する。その結果、初期化を行う(YES)と判定した場合は、ステップS101に進み、ロックインカウンタ2の値を“0”に初期設定する。また、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS101の処理をスキップし、ステップS102に進む。
【0076】
ステップS102では、ウィンドウ2信号の区間内であるか、または、ウィンドウ1信号の区間外であるか否か(ウィンドウ2信号が“H”の状態であるか、または、ウィンドウ1信号が“L”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ2信号が“H”の状態であるか、または、ウィンドウ1信号が“L”の状態である(YES)と判定された場合は、ステップS103に進む。また、ウィンドウ2信号が“L”の状態であるか、または、ウィンドウ1信号が“H”の状態である(NO)と判定された場合は、ステップS102に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0077】
ステップS103では、同期信号が検出されたか否かが判定される。その結果、同期信号が検出された(YES)と判定された場合は、ステップS107に進む。また、同期信号が検出されていない(NO)と判定された場合はステップS102に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0078】
ステップS107では、リセット3信号が出力され、基準カウンタ52のカウント値がリセットされることになる。そして、ステップS108に進み、ロックインカウンタ2の値が“1”だけインクリメントされ、ステップS109に進む。
【0079】
ステップS109では、ロックインカウンタ2のカウント値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックインカウンタ2のカウント値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS110に進み、リセット2信号が出力され、基準カウンタ3のカウント値がリセットされた後、ロックイン状態になった(ステップS111)として、処理を終了する(エンド)。一方、ステップS109において、ロックインカウンタ2のカウント値が所定の閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)と判定された場合は、ステップS104に戻る。
【0080】
ステップS104では、同期信号が検出されたか否かが判定される。その結果、同期信号が検出された(YES)と判定された場合は、ステップS105に進む。また、同期信号が検出されていない(NO)と判定された場合は、ステップS112に進む。
【0081】
ステップS112では、ウィンドウ3区間内であるか否か(ウィンドウ3信号が“H”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ3区間内ではない(ウィンドウ3信号が“L”の状態である:NO)と判定された場合は、ステップS104に戻り、前述の場合と同様の処理が繰り返されることになる。また、ウィンドウ3区間内である(ウィンドウ3信号が“H”の状態である:YES)と判定された場合にはステップS106に進み、ロックインカウンタ2の値が“0”に再設定された後、ステップS102に戻り、前述の場合と同様の処理が繰り返されることになる。
【0082】
また、ステップS104において、同期信号が検出された(YES)と判定された場合は、ステップS105に進み、ウィンドウ3信号の区間内であるか否か(ウィンドウ3信号が“H”の状態であるか否か)が判定される。その結果、ウィンドウ3信号が“L”の状態である(NO)と判定された場合は、ステップS106に進み、ロックインカウンタ2の値が“0”に再設定された後、ステップS102に戻り、同様の処理が繰り返される。また、ウィンドウ3信号が“H”の状態である(YES)と判定された場合は、ステップS107に進む。
【0083】
ステップS107以降は、前述の場合と同様の処理が繰り返されることになる。
【0084】
次に、ウィンドウ生成回路4がウィンドウ1信号およびウィンドウ2信号を生成する動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0085】
この処理が実行されると、ウィンドウ生成回路4は、ステップS130において、基準カウンタ3のカウント値が“990”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“990”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS131に進む。また、“990”である(YES)と判定した場合は、ステップS132に進む。
【0086】
ステップS131において、ウィンドウ生成回路4は、基準カウンタ3のカウント値が“0”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“0”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS130に戻り、同様の処理を繰り返す。また、基準カウンタ3のカウント値が“0”である(YES)と判定した場合は、ステップS132に進む。
【0087】
ステップS132では、ウィンドウ生成回路4は、ウィンドウ1信号を“H”の状態とする(ウィンドウ1信号を立ち上げる)。そして、ステップS133に進む。
【0088】
続くステップS133において、ウィンドウ生成回路4は、ウィンドウ2信号を“L”の状態とする(ウィンドウ2信号を立ち下げる)。そして、ステップS134に進む。
【0089】
ステップS134では、基準カウンタ3のカウント値が“10”であるか否かが判定される。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“10”ではない(NO)と判定された場合は、ステップS134に戻り、同様の処理が繰り返される。また、基準カウンタ3のカウント値が“10”である(YES)と判定された場合は、ステップS135に進む。
【0090】
ステップS135では、ウィンドウ生成回路4は、ウィンドウ1信号を“L”の状態とする(ウィンドウ1信号を立ち下げる)。そして、続くステップS136において、ウィンドウ生成回路4は、ウィンドウ2信号を“H”の状態とする(ウィンドウ2信号を立ち上げる)。そして、ステップS130に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0091】
以上のような処理により、基準カウンタ3のカウント値が990乃至1000、および、0乃至10である場合に、“H”の状態となるウィンドウ1信号と、同じ期間中に“L”となるウィンドウ2信号を生成することができる。
【0092】
図7は、ウィンドウ生成回路51の動作を説明するフローチャートである。この処理が実行されると、ウィンドウ生成回路51は、ステップS150において、基準カウンタ52のカウント値が“990”であるか否かを判定する。その結果、基準カウンタ52の値が“990”である(YES)と判定した場合は、ステップS152に進む。また、基準カウンタ52のカウント値が“990”ではない(NO)と判定した場合は、ステップS151に進む。
【0093】
ステップS151では、基準カウンタ52のカウント値が“0”であるか否かが判定される。その結果、基準カウンタ52のカウント値が“0”ではない(NO)と判定された場合は、ステップS150に戻り、同様の処理が繰り返される。また、基準カウンタ52のカウント値が“0”である(YES)と判定された場合は、ステップS152に進む。
【0094】
ステップS152では、ウィンドウ生成回路51は、ウィンドウ3信号を“H”の状態とする(ウィンドウ3信号を立ち上げる)。そして、ステップS153に進む。
【0095】
ステップS153では、基準カウンタ52のカウント値が“10”であるか否かが判定される。その結果、基準カウンタ52のカウント値が“10”ではない(NO)と判定された場合は、ステップS153に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。また、基準カウンタ52のカウント値が“10”である(YES)と判定された場合は、ステップS154に進む。
【0096】
ステップS154では、ウィンドウ生成回路51は、ウィンドウ3信号を“L”の状態とする(ウィンドウ3信号を立ち下げる)。そして、ステップS150に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0097】
以上のような処理により、基準カウンタ52のカウント値が990乃至1000、および、0乃至10である場合に“H”の状態となるウィンドウ3信号を生成することができる。
【0098】
なお、再同期化信号出力回路5において実行される処理は、図22における場合と同様である。
【0099】
次に、以上の処理を、図8のタイミングチャートを参照して具体的に説明する。
【0100】
いま、図1に示す光ディスク30の再生が開始され、再生RF信号が復調部32に供給され始めたとする。すると、復調部32に内蔵されている同期判定回路2(図2参照)は、同期信号検出回路1より出力される検出同期信号(図8(A))を参照し、図3または図4に示す処理により、検出同期信号がロックイン状態であるか否かを判定する。いま、ロックイン状態であるすると、図8に示すように、検出同期信号(図8(A))の図中第1番目のパルスとウィンドウ1信号(図8(B))の図中第1番目のパルスのタイミングは同期している。
【0101】
続いて、第2番目の検出同期信号が何らかの原因で検出されなかった場合、基準カウンタ3は、前述のように巡回型のカウンタであるので、カウント値が最大値(=1000)を超過した場合、“0”に復元されることになる。カウント値が“0”に復元されると、図22に示す処理が実行され、再同期化信号出力回路5からは、図8(E)に示す、再同期化信号が出力される。
【0102】
その後、例えば、トラックジャンプなどにより、第3番目の検出同期信号(図8(A))が通常よりも早いタイミングで入力されたとする。その場合、同期判定回路50は、図5に示す、ステップS102において、ウィンドウ2信号が“H”の状態である(YES)と判定し、更に、ステップS103において、同期信号が検出された(YES)と判定し、ステップS107に進む。
【0103】
ステップS107では、リセット3信号が出力されるので、図8(D)に示す第3番目のウィンドウ3信号のパルスが出力されることになる。
【0104】
そして、ステップS108において、ロックインカウンタ2の値が“1”だけインクリメントされ、ステップS109に進む。ステップS109では、ロックインカウンタ2の値が所定の閾値(図8の例では、値“1”)よりも大きいか否かが判定される。いま、ロックインカウンタ2の値は“1”であるので、ステップS109では、NOと判定され、ステップS104に戻る。
【0105】
続いて、検出同期信号の第4番目のパルスが入力されると、ステップS104において同期信号が検出された(YES)と判定され、ステップS105に進む。ステップS105では、ウィンドウ3信号が“H”の状態である(ウィンドウ3信号と検出同期信号の第4番目のパルスは同期している)ので、YESと判定され、ステップS107に進む。そして、リセット3信号が出力され、基準カウンタ52がリセットされる。
【0106】
ステップS108では、ロックインカウンタ2が“1”だけインクリメントされる。その結果、ロックインカウンタ2の値は、“2”となるので、ステップS109においてYESと判定され(閾値は、前述のように“1”であるので)、ステップS110に進む。
【0107】
ステップS110では、リセット2信号が出力され、基準カウンタ3がリセットされる。その結果、ウィンドウ1信号とウィンドウ2信号のパルスが出力されるタイミングは、トラックジャンプ後の同期信号の検出されるタイミングに同期する(変更される)ことになる。
【0108】
続いて、検出同期信号の第7番目のパルスが入力された場合、ステップS102において、ウィンドウ2信号の区間内である(YES)と判定され、更に、次のステップS103において、同期信号を検出した(YES)と判定されることになる。従って、ステップS107に進み、リセット3信号が出力され、基準カウンタ52がリセットされた後、ステップS104に進むことになる。しかしながら、その直後に検出同期信号の第8番目のパルスが入力されるため、ステップS105において、ウィンドウ3信号の区間内ではない(ウィンドウ3信号が“H”の状態ではない)と判定され、ステップS102に復帰するため、基準カウンタ3はリセットされない(ステップS110の処理は実行されない)。従って、ウィンドウ1信号とウィンドウ2信号のタイミングは変更されないことになる。
【0109】
以上の処理によれば、図8(F)に示すように、再生同期信号が正常でないエラー区間は、図23(D)の場合と比較して短縮されるので、例えば、トラックジャンプなどが生じた場合において、光ディスク30から読み出された信号が長期間に亘って再生不能となるといった事態を回避することができる。
【0110】
なお、以上の実施の形態における、閾値は、適用しようとする装置に応じて適宜変更することが可能である。例えば、図5のステップS109の閾値を変更すれば、リセット2信号が出力されるタイミングを適宜変更することが可能である。例えば、この閾値を大きくすると、同期のタイミングが変更されるまでに必要な同期信号のパルス数が多くなるので、その結果、例えば、誤検出信号等が入力された場合に対する誤動作等を防止することができる。
【0111】
図9は、本発明の再生装置の他の実施の形態の一例を示すブロック図である。この図において、図2と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。
【0112】
この実施の形態では、ゲート回路70,71、基準ウィンドウ生成回路72、同期判定回路73,74、カウンタ75、および、スイッチ76が追加されている。
【0113】
ゲート回路70,71は、同期信号検出回路1から出力された検出同期信号と、基準ウィンドウ生成回路72から出力される信号の論理積を演算し、演算結果を出力するようになされている。
【0114】
基準ウィンドウ生成回路72は、カウンタ出力制御回路75とスイッチ76の出力を参照し、検出同期信号を所定のタイミングで抽出するためのウィンドウ信号を生成し、ゲート回路70,71にそれぞれ供給するようになされている。
【0115】
同期判定回路73は、ゲート回路70とウィンドウ生成回路4の出力が2回以上連続して同期している場合には、ロックイン1信号をカウンタ出力制御回路75に出力する。また、同期判定回路73は、リセット信号3により基準カウンタ3をリセットするようになされている。
【0116】
同期判定回路74も同様に、ゲート回路71とウィンドウ生成回路51の出力が2回以上連続して同期している場合には、ロックイン2信号をカウンタ出力制御回路75に出力し、また、リセット信号4により基準カウンタ52をリセットするようになされている。
【0117】
次に、この実施の形態の動作について図10のタイミングチャートを参照して説明する。
【0118】
リセット信号が入力されると、カウンタ出力制御回路75は、スイッチ76の接続を基準カウンタ3側に変更する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が再同期化信号出力回路5に出力される。また、カウンタ出力制御回路75の出力と、スイッチ76の出力は、基準ウィンドウ生成回路72に供給される。基準ウィンドウ生成回路72は、これらの信号を基準にしてウィンドウ5信号とウィンドウ6信号を生成し、ゲート回路70,71にそれぞれ供給する。
【0119】
同期信号検出回路1より出力された検出同期信号は、ゲート回路70,71にそれぞれ供給される。なお、ウィンドウ5信号は、図2におけるウィンドウ1信号に対応し、また、ウィンドウ6信号は、ウィンドウ2信号に対応している。即ち、ウィンドウ5信号を反転した信号がウィンドウ6信号とされている。
【0120】
いま、図10(A)に示す検出同期信号の図中第1番目のパルスが入力されたとすると、ウィンドウ5信号は、このとき、“H”の状態であるので、ゲート回路70からは、図10(D)に示す同期信号1のパルス信号が出力され、同期判定回路73に出力される。
【0121】
同期判定回路73は、ゲート回路70からの出力と、ウィンドウ生成回路4からのウィンドウ3信号を比較して、これらのタイミングが所定の回数(この例では2回)以上連続して一致した場合は、ロックイン1信号をカウンタ出力制御回路75に出力する。即ち、これらのタイミングが2回連続して一致する場合には、ロックイン1信号を出力し、3回目以降も連続して一致していれば、その都度ロックイン1信号を出力する。カウンタ出力制御回路75は、同期判定回路73から出力されたロックイン信号1の入力を受け、スイッチ76の接続を基準カウンタ3側に変更する。その結果、基準カウンタ3のカウント値が“0”となるタイミングで、再同期化信号出力回路5から再生同期信号(図10(F))の図中第1番目のパルスが出力されることになる。
【0122】
続いて、検出同期信号(図10(A))の第2番目のパルスが何らかの原因により検出されなかった場合、基準ウィンドウ生成回路72からはウィンドウ5信号およびウィンドウ6信号は出力されるものの、同期信号検出回路1からは検出同期信号(図10(A))の出力がなされないため、ゲート回路70,71のいずれからもパルス信号は出力されない。しかしながら、基準カウンタ3は巡回型のカウンタであるので、基準カウンタ3のカウント値が“0”となるタイミングで、再同期化信号出力回路5から第2番目の再生同期信号(図10(F))が出力されることになる。なお、このとき、スイッチ76は、第1番目の検出同期信号が入力されたときに接続が変更されてから、そのままの状態とされているので、基準カウンタ3側に接続されている。
【0123】
次に、検出同期信号(図10(A))の第3番目のパルス信号が、例えば、トラックジャンプ等が生じたことにより、通常よりも早いタイミングで入力されたとする。このとき、ウィンドウ5信号は“L”の状態であるので、ゲート回路70からは出力がなされない。一方、ウィンドウ6信号は、“H”の状態であるので、ゲート回路71からは同期信号2(図10(E))が出力され、同期判定回路74に供給される。
【0124】
同期判定回路74は、第1番目の同期信号2(図10(E))が入力されたことを検知し、リセット4信号を出力し、基準カウンタ52のカウント値を“0”にリセットする。前述のように、同期判定回路74は、同期信号2が2回連続して入力された場合に、ロックイン2信号を出力するようになされているので、この場合、ロックイン2信号は出力されない。従って、検出同期信号の第3番目のパルスの入力に対しては、再生同期信号(図10(F))は出力されない。
【0125】
検出同期信号の第3番目のパルスが入力された後、基準ウィンドウ生成回路72から出力されるウィンドウ5信号が“H”の状態となると、このとき、検出同期信号の入力はないので、同期信号1は出力されない。しかしながら、スイッチ76は、基準カウンタ3側に接続されているので、基準カウンタ3のカウント値が“0”となるタイミングで、再同期化信号出力回路5から第3番目の再生同期信号(図10(F))が出力されることになる。
【0126】
続いて、検出同期信号(図10(A))の第4番目のパルスが入力されたとする。その場合、ウィンドウ6信号(図10(C))は“H”の状態であるので、ゲート回路71からは同期信号が出力され、同期判定回路74に供給される。同期判定回路74は、第2番目の同期信号の入力を受け、ロックイン2信号をカウンタ出力制御回路75に出力する。カウンタ出力制御回路75は、ロックイン2信号の入力を受け、スイッチ76の接続を基準カウンタ52側に切り換える。
【0127】
その結果、基準カウンタ52の出力は、スイッチ76を介して再同期化信号出力回路5に供給されるので、再同期化信号出力回路5からは、第4番目の検出同期信号に同期して、第4番目の再生同期信号(図10(F))が出力されることになる。
【0128】
次に、検出同期信号の第5番目のパルス信号が入力されると、このとき、ウィンドウ6信号は“H”の状態であるので、第3番目の同期信号2(図10(E))が同期判定回路74に出力されることになる。その結果、同期判定回路74は、ロックイン2信号をカウンタ出力制御回路75に出力することになる。
【0129】
カウンタ出力制御回路75は、第2番目のロックイン2信号の入力を受け、スイッチ76の接続を基準カウンタ52側のままとする。その結果、再同期化信号出力回路5は、第5番目の再生同期信号(図10(F))を出力することになる。
【0130】
なお、このとき、基準ウィンドウ生成回路72は、カウンタ出力制御回路75と、スイッチ76の出力を受け、ウィンドウ5信号とウィンドウ6信号の出力をそれぞれ反転する(図10(B)と図10(C)参照)とともに、これらのウィンドウのタイミングを検出同期信号の第5番目のパルスに同期させる。即ち、基準ウィンドウ生成回路72は、ロックイン2信号が2回連続して出力された場合に、ウィンドウ5信号とウィンドウ6信号を反転させるとともに、これらのウィンドウを生成するタイミングを同期信号に再度同期させる。
【0131】
その後、検出同期信号(図10(A))の第6番目のパルスが入力されるタイミングにおいては、ウィンドウ5信号は“L”の状態であり、また、ウィンドウ6信号は“H”の状態となる。従って、ゲート回路71からは、同期信号2が出力され、その結果、前述の場合と同様の処理が行われ、再同期化信号出力回路5からは、第6番目の再生同期信号が出力されることになる。
【0132】
また、検出同期信号の第7番目の誤検出されたパルスの入力に対しては、第3番目のパルスの場合と同様の処理が実行される。従って、このパルスに対しては、再生同期信号は出力されない。更に、何らかの原因で検出されなかった第9番目の検出同期信号に対する処理も、第2番目のパルスに対する場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0133】
以上のような実施の形態によれば、図2に示す実施の形態と同様に、エラー区間(図10(G))を短縮することが可能となるので、光ディスク30から読み出されたデータを正確に再生することが可能となる。
【0134】
また、以上のような実施の形態によれば、通常の検出同期信号と同一の周期を有する誤検出パルス信号が2回連続して入力された場合においても、誤動作を防止することが可能となる。そのような場合の動作について、図11と図12を参照して説明する。
【0135】
図11は、図2に示す実施の形態に、通常の周期t1と同一の周期t2(=t1)を有する誤検出パルス(第3と第5番目の検出同期信号)が入力された場合の動作を示すタイミングチャートである。
【0136】
この図に示すように、図2に示す実施の形態では、検出同期信号の図中第3番目の誤検出パルスが入力されると、リセット3信号により、基準カウンタ52がリセットされる。そして、第5番目の検出同期信号の誤検出パルスが入力されると、同期判定回路50が基準カウンタ3をリセットするので、基準カウンタ3は、第3および第5番目の検出同期信号(誤検出パルス)に同期してカウント動作を行うことになる。その結果、同期判定回路2は、検出同期信号の第6番目のパルス(正規のパルス)を誤検出パルスと判定するので、このパルスに対する再生同期信号(図11(E))は出力されないことになる。
【0137】
続いて、検出同期信号の第7番目のパルスが入力されると、同期判定回路50は、基準カウンタ3をリセット2信号によりリセットするので、基準カウンタ3のカウント動作は、検出同期信号の第6番目および第7番目のパルスに同期することになる。
【0138】
即ち、図11に示すように、通常の検出同期信号と同一の周期を有する誤検出信号(第3及び第5番目のパルス)が入力された場合、図11(F)に示すように、検出同期信号の第5番目から第7番目のパルスの期間がエラー区間となる。
【0139】
これに対して、図9に示す実施の形態では、図12に示すような動作が行われることになる。
【0140】
即ち、検出同期信号の第3番目のパルス(誤検出パルス)が入力されると、ウィンドウ6信号(図12(C))は“H”の状態であるので、ゲート回路71は、同期信号2を出力し、同期判定回路74に供給する。同期判定回路74は、リセット4信号を出力し、基準カウンタ52をリセットする。この場合、同期判定回路74からはロックイン2信号は出力されないので、スイッチ76は、基準カウンタ3側に接続されたままとされるので、再同期化信号出力回路5は出力を生じない。
【0141】
次に、検出同期信号の第4番目のパルス(正規のパルス)が入力されると、このとき、ウィンドウ5信号(図12(B))が“H”の状態であるので、ゲート回路70は、同期信号1を出力する。同期信号1は、2回以上連続して入力されている(第1、第2および、第4番目のパルスが入力されている)ことから、同期判定回路73は、ロックイン1信号を出力する。ロックイン1信号の入力を受けると、カウンタ出力制御回路75は、スイッチ76を基準カウンタ3側に接続したままとするので、再同期化信号出力回路5は、基準カウンタ3からの出力に同期して、第3番目の再同期化信号を出力することになる。
【0142】
続いて、検出同期信号の第5番目の誤検出パルスが入力されると、このとき、ウィンドウ6信号(図12(C))が“H”の状態であるので、ゲート回路71から同期信号2(図12(E))が出力される。同期判定回路74は、同期信号2が連続して2回入力されたことを受け、ロックイン2信号を出力する。カウンタ出力制御回路75は、ロックイン2信号の入力を受け、スイッチ76の接続を基準カウンタ52側に変更する。その結果、再同期化信号出力回路5は、基準カウンタ52からの出力を受け、再生同期信号の第4番目のパルスを出力する。
【0143】
次に、検出同期信号の第6番目のパルスが入力されると、このとき、ウィンドウ5信号(図12(B))が“H”の状態であるので、ゲート回路70より同期信号1が出力され、同期判定回路73に供給されることになる。その結果、同期判定回路73は、ロックイン1信号を出力する(正規のパルス(第1、第2、第4、および第6番目のパルス)は連続して入力されているので、2回以上同期信号1が連続して入力されたとみなされ、ロックイン1信号が出力される)ので、カウンタ出力制御装置75は、スイッチ76の接続を基準カウンタ3側に切り換える。従って、再同期化信号出力回路5は、基準カウンタ3の出力を受け、第5番目の再生同期信号を出力することになる。
【0144】
同期検出信号(図12(A))の第6番目と第7番目のパルスの間では、誤検出パルスは入力されない(第3番目と第4番目のパルスと同一のタイミングのパルス信号は入力されない)ため、基準ウィンドウ生成回路72から出力されるウィンドウ5信号とウィンドウ6信号の信号の極性は、そのままとされる(出力信号が反転されない)。従って、同期検出信号の第7番目以降のパルスの入力に対しては、基準カウンタ3のカウント値に同期して再同期化信号出力回路5から再生同期化信号が出力されることになる。
【0145】
以上に説明したように、図9に示す実施の形態では、通常の検出同期信号と同一の周期を有する誤検出パルスが2回連続入力された場合においても、そのような誤検出パルスに誤って同期することを防止することができるので、図12に示すように、エラー区間を更に短縮することが可能となる。
【0146】
以上の実施の形態では、本発明を再同期化装置に適用したが、例えば、再生アドレスを生成する再生アドレス生成装置に適用することも可能である。
【0147】
図13は、本発明を適用した再生アドレス生成装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、この実施の形態は、図1の復調部32に内蔵されている。
【0148】
この図において、アドレス検出回路90(検出手段)は、復調信号に含まれているアドレスを検出して出力するようになされている。タイミングコントローラ91は、前述した同期信号を基準として、アドレス信号を検出するためのタイミング信号を生成し、アドレス検出回路90に供給する。
【0149】
アドレスカウンタ93(第1のカウント手段)は、アドレスが検出される周期と同一の周期でアドレス値をカウントアップするようになされている。また、アドレス判定回路95(挿入信号生成手段)は、アドレスカウンタ93のカウント値と、アドレス検出回路90から出力される検出アドレスとの比較結果に応じて、再生アドレスを出力するようになされている。
【0150】
また、アドレス判定回路96は、アドレスカウンタ94(第2のカウント手段)のカウント値と、アドレス検出回路90からの検出アドレスとの比較結果に応じて、セット3信号を出力し、アドレスカウンタ93のカウント値を変更するようになされている。
【0151】
次に、以上の実施の形態の動作を図14に示すフローチャートを参照して説明する。
【0152】
図14は、図13に示すブロック図のブロック1に含まれているアドレス判定回路95のロックイン処理を説明するフローチャートである。この処理が実行されると、ステップS200において、アドレス同期判定回路95は、初期化をするか否かを判定する。即ち、ロックインカウンタ1とアドレスカウンタ93のカウント値を初期化するか否かを判定する。その結果、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS201に進む。
【0153】
ステップS201では、ロックアウト状態であるか否かが判定され、その結果、ロックアウト状態である(YES)と判定された場合は、ステップS202に進み、また、ロックアウト状態ではない(NO)と判定された場合は、処理を終了する(エンド)。なお、ステップS200において初期化する(YES)と判定した場合はステップS202に進む。
【0154】
ステップS202では、アドレス判定回路95に内蔵されている図示せぬロックインカウンタ1の値が“0”に初期設定され、また、アドレスカウンタ93がリセットされる(カウント値が“0”に初期設定される)。そして、ステップS203に進み、アドレス区間であるか否かが判定される。即ち、アドレス信号は、再生RF信号中において、同期信号を基準とした所定の区間(アドレス区間)に挿入されており、ステップS203では、現在入力されている再生RF信号がアドレス区間に該当するか否かが判定される。その結果、アドレス区間である(YES)と判定された場合は、ステップS204に進み、また、アドレス区間ではない(NO)と判定された場合はステップS203に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0155】
ステップS204では、アドレス検出回路90から出力されたアドレス値が正常であるか否かが判定される。即ち、アドレス区間に挿入されているアドレスデータにはパリティデータが付加されているので、このパリティデータにより、アドレスデータが正常であると判定された場合は、アドレスOK信号がアドレス検出回路90から出力される。従って、このアドレスOK信号を参照することにより、アドレスが正常であるか否かを判定することができる。その結果、アドレスが正常ではない(NO)と判定された場合は、ステップS205に進み、ロックインカウンタ1の値が“0”に再設定された後、ステップS203に戻り、同様の処理が繰り返される。また、アドレスデータが正常である(YES)と判定された場合は、ステップS206に進む。
【0156】
ステップS206では、アドレス判定回路95は、アドレス検出回路90から出力された検出アドレスを再生アドレスとして出力する。
【0157】
続くステップS207では、アドレス検出回路90から出力される検出アドレスと、アドレスカウンタ93のカウント値が一致するか否かが判定される。その結果、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が一致しない(NO)と判定された場合はステップS208に進む。ステップS208では、アドレス判定回路95は、セット1信号を出力し、アドレスカウンタ93に検出アドレスの値をカウント値として設定する。そして、ステップS209に進み、アドレスカウンタ93のカウント値を1だけインクリメントした後、ステップS205においてロックインカウンタ1の値を“0”に再設定し、ステップS203に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0158】
また、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が一致する(YES)と判定した場合には、ステップS210に進む。
【0159】
ステップS210では、アドレスカウンタ93のカウント値が“1”だけインクリメントされるとともに、ロックインカウンタ1の値が同様に“1”だけインクリメントされる。
【0160】
続くステップS211では、ロックインカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックインカウンタ1のカウント値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS212に進み、ロックイン状態であるとして、処理を終了する(エンド)。
【0161】
また、ステップS211において、ロックインカウンタ1の値が所定の閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)と判定された場合はステップS203に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0162】
図15は、同じくアドレス判定回路93において実行されるロックアウト処理を説明するフローチャートである。
【0163】
この処理が実行されると、ステップS230において、アドレス判定回路93は、ロックアウトカウンタ1を初期化するか否かを判定する。その結果、初期化を行う(YES)と判定した場合は、ステップS231に進み、ロックアウトカウンタ1を“0”に初期設定した後、ステップS232に進む。また、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS231の処理をスキップし、ステップS232に進む。
【0164】
ステップS232では、ロックイン状態であるか否かが判定される。その結果、ロックイン状態である(YES)と判定された場合は、ステップS233に進み、また、ロックイン状態ではない(NO)と判定された場合は、ステップS231に戻り、同様の処理が繰り返される。
【0165】
ステップS233では、アドレス区間であるか否かが判定される。その結果、アドレス区間ではない(NO)と判定された場合は、ステップS233に戻り、同様の処理が繰り返され、また、アドレス区間である(YES)と判定された場合は、ステップS234に進む。
【0166】
ステップS234では、アドレス検出回路90から出力されるアドレスが正常であるか否かが判定される。即ち、アドレス判定回路95は、アドレス検出回路90が出力するアドレスOK信号が“H”の状態である(アドレスが正常であることを意味する)か否かを判定する。その結果、アドレスが正常ではない(NO)と判定した場合は、ステップS238に進み、また、アドレスが正常である(YES)と判定した場合は、ステップS235に進む。
【0167】
ステップS235において、アドレス判定回路95は、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が一致するか否かを判定する。その結果、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が一致する(YES)と判定した場合は、ステップS236に進み、アドレスカウンタ93の値を“1”だけインクリメントし、ロックアウトカウンタ1の値を“0”に再設定するとともに、再生アドレスを出力する。そして、ステップS233に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0168】
一方、ステップS235において、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が一致しない(NO)と判定された場合は、ステップS237に進み、アドレス判定回路95は、セット2信号をアドレス判定回路96とアドレスカウンタ94に対して出力し、ステップS238に進む。
【0169】
ステップS238では、再生アドレスとして、アドレスカウンタ93の値(補間アドレス)を出力するとともに、アドレスカウンタ93と、ロックアウトカウンタ1の値をそれぞれ“1”だけインクリメントする。即ち、この場合、正常なアドレスは検出されていないので(ステップS234またはステップS235でNOと判定されているので)、検出アドレスを補間するために、アドレスカウンタ93の値を補間アドレスとして出力した後、アドレスカウンタ93のカウント値を“1”だけインクリメントすることになる。
【0170】
続くステップS239では、ロックアウトカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックアウトカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS240に進み、ロックアウト状態であるとして、処理を終了する(エンド)。一方、ロックアウトカウンタ1の値が閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)と判定された場合は、ステップS233に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0171】
図16は、図13に示すアドレス判定回路96において実行されるロックイン処理の一例を示すフローチャートである。
【0172】
この処理が実行されると、ステップS260において、アドレス判定回路96は、ロックインカウンタ2とアドレスカウンタ94を初期化するか否かを判定する。その結果、初期化する(YES)と判定した場合は、ステップS262に進む。また、初期化しない(NO)と判定した場合は、ステップS261に進む。
【0173】
ステップS261では、ロックアウト状態であるか否かが判定され、その結果、ロックアウト状態ではない(NO)と判定された場合は、処理を終了する(エンド)。また、ロックアウト状態である(YES)と判定された場合は、ステップS262に進む。
【0174】
ステップS262では、ロックインカウンタ2の値が“0”に設定され、また、アドレスカウンタ94のカウント値がリセットされる。そして、ステップS263に進む。
【0175】
ステップS263では、アドレス判定回路95からセット2信号が出力されたか否かが判定される。その結果、セット2信号が出力されていない(NO)と判定された場合はステップS263に戻り、同様の処理が繰り返される。また、セット2信号が出力された(YES)と判定された場合は、ステップS264に進む。
【0176】
ステップS264では、検出アドレスとアドレスカウンタ94のカウント値が一致しているか否かが判定される。その結果、検出アドレスとアドレスカウンタ94のカウント値が一致している(YES)と判定された場合は、ステップS265に進み、ロックインカウンタ2の値が“1”だけインクリメントされ、ステップS267に進む。また、ステップS264において、検出アドレスとアドレスカウンタ94のカウント値が一致しない(NO)と判定された場合は、ステップS266に進み、ロックインカウンタ2の値が“0”に再設定された後、ステップS267に進む。
【0177】
ステップS267では、検出アドレスをアドレスカウンタ94にセットする。即ち、アドレス検出回路90から出力された検出アドレスを、カウント値としてアドレスカウンタ94にセットする。そして、ステップS268に進み、アドレスカウンタ94のカウント値が“1”だけインクリメントされた後、ステップS269に進む。
【0178】
ステップS269では、ロックインカウンタ2の値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定され、その結果、ロックインカウンタ2の値が所定の閾値よりも小さいか、または、これらが等しい(NO)と判定された場合は、ステップS263に戻り、同様の処理が繰り返される。また、ロックインカウンタ2の値が所定の閾値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ステップS270に進む。
【0179】
ステップS270において、アドレス判定回路96は、セット3信号を出力し、アドレスカウンタ93に検出アドレスをカウント値としてセットする。そして、ステップS271において、ロックイン状態であるとし、処理を終了する(エンド)。
【0180】
次に、以上の実施の形態の具体的な動作について、図17と図18を参照して説明する。
【0181】
図17は、従来の再生アドレス生成装置に、図17(A)に示す検出アドレスを入力した場合の動作の一例を示している。
【0182】
従来の再生アドレス生成装置は、図13に示すブロック1だけよりなる構成とされていた。このような従来の再生アドレス生成装置に対して、図17(A)に示す検出アドレスが入力されると、例えば、検出アドレスが検出されなかった場合においては、アドレスカウンタ93のカウント値が補間アドレスとして出力されるようになされていた。即ち、図17(A)に示すように、検出アドレス“3”が検出されなかった場合においては、アドレスカウンタ93のカウント値“3”が出力されることになる。
【0183】
また、検出アドレス“5”が入力された直後に、アドレスジャンプ等が発生し、検出アドレス“6”が入力されるべきタイミングで、検出アドレス“7”が入力されたとする。その場合、検出アドレス(図17(A))と、アドレスカウンタ93のカウント値(図17(B))は異なることになる。そのような場合においては、アドレス判定回路95は、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値が異なる状態が4回以上連続すると、アドレスカウンタ93のカウント値を検出アドレスの値により再設定する。即ち、図17の例では、検出アドレス“5”が入力された直後に、検出アドレス“7”が入力されるので、検出アドレス(=7)とアドレスカウンタ93のカウント値(=6)は異なることになる。その後、検出アドレスとアドレスカウンタ93の状態が異なる状態が4回連続すると(検出アドレス7乃至10)、アドレス判定回路95は、アドレスカウンタ93に、検出アドレスの値をセットする。その結果、検出アドレス“11”が入力された場合に、検出アドレスと、アドレスカウンタ93のカウント値が一致することになる。
【0184】
なお、このような従来例においては、アドレスカウンタ93のカウント値と、検出アドレスとが異なる状態が4回連続した場合に、アドレスカウンタ93のカウント値を再設定するようになされているので、例えば、トラックジャンプ等が生じた場合、エラー区間は、図17(C)に示すように、4回分(検出アドレスが4回検出される区間)におよぶことになる。
【0185】
一方、図18は、図13に示す、本発明を適用した再生アドレス生成装置に対して、図18(A)に示す検出アドレスを入力した場合の動作の一例を説明するフローチャートである。
【0186】
図中第1番目の検出アドレス“0”が、アドレス検出回路90により検出され、ブロック1に入力されたとする。また、そのとき、ステップS202の処理が実行され、ロックインカウンタ1が“0”に初期設定され、アドレスカウンタ93がリセットされたとする。
【0187】
続いて、ステップS203において、アドレス区間であるか否かが判定され、アドレス区間である(YES)と判定されると、ステップS204に進む。ステップS204では、検出されたアドレスが正常であるか否かが、アドレスOK信号により判定される。そして、アドレスが正常である(YES)と判定されると、再生アドレス(=0)が出力される(ステップS206)。
【0188】
続くステップS207では、検出アドレスとアドレスカウンタ93の値が一致するか否かが判定され、それらが一致する(YES)と判定されると、ステップS210に進み、アドレスカウンタ93とロックインカウンタ1の値がそれぞれ“1”だけインクリメントされる。
【0189】
そして、ステップS211において、ロックインカウンタ1の値が所定の閾値よりも大きいか否かが判定される。その結果、ロックインカウンタ1の値が所定の値よりも大きい(YES)と判定された場合は、ロックイン状態とされる。
【0190】
例えば、閾値が“1”であるとすると、第2番目の検出アドレス“1”が入力された場合に、ロックインカウンタの値が“2”となり、ステップS211において、YESと判定される(2>1)ので、それ以降、ロックイン状態となる。その結果、図15の処理では、ステップS232においてロックイン状態である(YES)と判定されるので、ステップS233に進むことになる。
【0191】
続いて、第4番目の検出アドレス“3”が検出されなかったとすると、図15のステップS233において、アドレス区間であるか否かが判定される。いま、アドレス区間であるとすると、YESと判定され、その結果、ステップS234に進むことになる。
【0192】
次に、ステップS234では、アドレスが正常であるか否かが判定されるが、いま、第4番目のアドレス(=3)は、検出することができないので、NOと判定され、ステップS238に進むことになる。
【0193】
ステップS238では、再生(補間)アドレス(=3)が出力された後、アドレスカウンタ93のカウント値とロックアウトカウンタ1の値がそれぞれ“1”だけインクリメントされる。即ち、検出アドレスが検出されない場合においても、アドレスカウンタ93のカウント値により、補間アドレスが出力される。
【0194】
そして、ステップS239において、ロックアウトカウンタ1の値が閾値よりも大きいか否かが判定される。仮に、閾値が“2”であるとすると、いま、ロックアウトカウンタ1の値は、“1”であるので、NOと判定され、ステップS233に戻り、同様の処理を繰り返すことになる。
【0195】
続く検出アドレス“4”および“5”に対しては、検出アドレスとカウンタ93のカウント値が一致することから、ステップS235において、YESと判定される。そして、アドレスカウンタ93のカウント値が“1”だけインクリメントされ、ロックアウトカウンタ1の値が“0”に再設定されるとともに、検出アドレス(=4,5)が再生アドレスとして順に出力されることになる。
【0196】
次に、検出アドレス“6”が入力されずに、検出アドレス“7”が入力された場合(トラックジャンプ等により検出アドレス“6”がスキップされた場合)、図15のステップS235において、検出アドレス(=7)とアドレスカウンタ93のカウント値(=6)とが一致しない(NO)と判定され、ステップS237に進む。
【0197】
ステップS237では、セット2信号が出力され、アドレス判定回路96において所定の処理(後述する)が実行される。そして、ステップS238に進む。ステップS238では、アドレスカウンタ93のカウント値が再生(補間)アドレスとして出力されるとともに、アドレスカウンタ93のカウント値と、ロックアウトカウンタ1の値がそれぞれ“1”だけインクリメントされる。そして、ステップS239に進み、ロックアウトカウンタ1の値が閾値よりも大きいか否かが判定される。いま、前述のように閾値が“2”であるとすると、検出アドレス“5”が入力された場合に、ステップS236において、ロックアウトカウンタ1の値が“0”に再設定されている。従って、ロックアウトカウンタ1の値は“1”であるので、ステップS239ではNOと判定され、ステップS233に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0198】
ところで、前述のように、ステップS237において、セット2信号が出力されるので、アドレス判定回路96は、図16のステップS263において、セット2信号が検出された(YES)と判定し、ステップS264に進むことになる。
【0199】
ステップS264では、検出アドレスとアドレスカウンタ94のカウント値が一致するか否かが判定される。いま、検出アドレスは“7”であり、また、アドレスカウンタ94のカウント値は“6”(前回のカウント値“5”に1を加算した値)であるので、NOと判定され、ステップS266に進む。
【0200】
ステップS266では、ロックインカウンタ2の値が“0”に再設定され、ステップS267に進む。ステップS267では、検出アドレス(=7)がアドレスカウンタ94のカウント値として設定され、ステップS268に進む。
【0201】
ステップS268では、アドレスカウンタ94のカウント値が“1”だけインクリメントされ、ステップS269に進む。ステップS269では、ロックインカウンタ2の値が閾値よりも大きいか否かが判定される。いま、閾値が仮に“0”であるとすると、ロックインカウンタ2の値は、“0”であるので、ステップS269ではNOと判定され、ステップS263に戻り、同様の処理が繰り返されることになる。
【0202】
図15に戻って、検出アドレス“8”が入力されると、このとき、アドレスカウンタ93のカウント値は、“7”である(前回の値“6”を“1”だけインクリメントしたもの)であるので、ステップS235においてNOと判定され、ステップS237に進み、セット2信号が再度出力される。
【0203】
その結果、図16のステップS263では、前回と同様にYESと判定され、ステップS264に進み、検出アドレスとアドレスカウンタ94の値が一致するか否かが判定される。前回のステップS267の処理において、アドレスカウンタ94の値は、“7”に変更されており、更に、ステップS268の処理により“8”とされているので、このステップS264では、検出アドレス(=8)と、アドレスカウンタ94のカウント値(=8)は等しい(YES)と判定され、ステップS265に進む。
【0204】
ステップS265では、ロックインカウンタ2の値が“1”だけインクリメントされて“1”(=0+1)となり、ステップS267に進む。ステップS267では、検出アドレス(=8)をアドレスカウンタ94にセットし、ステップS268において、アドレスカウンタ94の値を“1”だけインクリメントして“9”とし、ステップS269に進む。
【0205】
ステップS269では、ロックインカウンタ2の値が閾値よりも大きいか否かが判定される。いま、ロックインカウンタ2の値は“1”であり、また、閾値は“0”であるので、ステップS269では、YESと判定され、ステップS270に進む。ステップS270において、アドレス判定回路96は、アドレスカウンタ93にセット3信号を出力する。その結果、カウンタ93に検出アドレスの値(=8)がセットされることになる。即ち、アドレスカウンタ93には、検出アドレス“8”がセットされる。そして、ステップS291に進み、ロックイン状態であるとして処理を終了する(エンド)。
【0206】
図15に戻って、ステップS237において、セット2信号が出力されると同時に、前述の図16の処理が実行された後、ステップS238の処理が実行されることになる。ステップS238では、アドレスカウンタ93のカウント値“8”が再生(補間)アドレスとして出力されるとともに、アドレスカウンタ93とロックアウトカウンタ1の値が、それぞれ“1”ずつインクリメントされた後、ステップS239に進む。ステップS239では、ロックアウトカウンタ1の値が閾値よりも大きいか否かが判定される。いま、閾値は“2”であり、ロックアウトカウンタ1の値は“2”であるので、ステップS233に戻り、同様の処理が繰り返される。
【0207】
続いて、検出アドレス“9”が入力された場合、前述のように、アドレスカウンタ93,94のカウント値は共に“9”となっているので、同期が取れたことになる。それ以降の処理(検出アドレス10,11に対する処理)では、図18に示すように、検出アドレスとアドレスカウンタ93のカウント値は一致することになる。
【0208】
以上のような実施の形態によれば、従来例(図17(C))と比較して、図18(D)に示すように、エラー区間を短縮することが可能となるので、トラックジャンプ等が生じた場合においても、アドレスの再生エラー区間を短縮することが可能となる。
【0209】
なお、以上の実施の形態における閾値は、適宜変更可能である。例えば、ステップS269における閾値を変更することにより、セット3信号が出力されるタイミングを変更することができる。また、その他の閾値についても同様であり、適用する装置に応じて最適となる値を適宜設定するようにすればよい。
【0210】
また、以上の実施の形態においては、記録媒体に記録されている情報を再生する構成としたが、例えば、伝送媒体を介して伝送されてくる情報を再生する構成としてもよいことは言うまでもない。
【0211】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の再生装置および請求項4に記載の再生方法によれば、情報に周期的に挿入されている挿入信号が検出されるタイミングと、異なる2つのカウンタのカウントのタイミングに応じて挿入信号を生成するようにしたので、同期信号やアドレス信号などの挿入信号を正確に再生することが可能となる。その結果、再生されたデータの信頼性を更に向上させることができる。また、エラーの発生率を低下させることが可能となるので、エラー訂正部の負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の再生装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す同期判定回路3で実行されるロックイン処理の一例を説明するフローチャートである。
【図4】図2に示す同期判定回路3で実行されるロックアウト処理の一例を説明するフローチャートである。
【図5】図2に示す同期判定回路50で実行されるロックイン処理の一例を説明するフローチャートである。
【図6】図2に示すウィンドウ生成回路4で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図7】図2に示すウィンドウ生成回路51で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図8】図2に示すブロック図の主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の再生装置の他の一実施の形態を示すブロック図である。
【図10】図9に示す実施の形態の主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図11】図2に示す実施の形態の主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】図9に示す実施の形態の主要部分の信号の他のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】本発明の再生装置の更に他の一実施の形態を示すブロック図である。
【図14】図13のアドレス判定回路95で実行されるロックイン処理の一例を説明するフローチャートである。
【図15】図13のアドレス判定回路95で実行されるロックアウト処理の一例を説明するフローチャートである。
【図16】図13のアドレス判定回路96で実行されるロックイン処理の一例を説明するフローチャートである。
【図17】従来のアドレス再生装置の動作の一例を説明する図である。
【図18】図13に示す実施の形態の動作の一例を説明する図である。
【図19】従来の再同期化装置の構成例を示す図である。
【図20】図19に示す同期判定回路2で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図21】図19に示すウィンドウ生成回路4で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図22】図19に示す再同期化信号出力回路5で実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図23】図19に示す従来例の主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 同期信号検出回路(検出手段), 3 基準カウンタ(第1のカウント手段), 5 再同期化信号出力回路(挿入信号生成手段), 52 基準カウンタ(第2のカウント手段), 90 アドレス検出回路(検出手段), 93 アドレスカウンタ(第1のカウント手段), 94 アドレスカウンタ(第2のカウント手段), 95 アドレス判定回路(挿入信号生成手段)
Claims (6)
- 情報を再生する再生装置において、
前記情報に周期的に挿入されている挿入信号を検出する挿入信号検出手段と、
検出された前記挿入信号のうち、第1の時間窓における前記挿入信号を抽出する第1の信号抽出手段と、
挿入されている前記挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第1のカウント手段と、
前記第1のカウント手段におけるカウントと、前記第1の信号抽出手段により抽出された前記挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を出力する第1のロックイン信号出力手段と、
検出された前記挿入信号のうち、第2の時間窓における前記挿入信号を抽出する第2の信号抽出手段と、
挿入されている前記挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第2のカウント手段と、
前記第2のカウント手段におけるカウントと、前記第2の信号抽出手段により抽出された前記挿入信号とが、前記第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を出力する第2のロックイン信号出力手段と、
前記第1のカウント手段のカウントまたは前記第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成する挿入信号生成手段と、
前記第1のロックイン信号が出力された場合、前記挿入信号生成手段に、前記第1のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させ、前記第2のロックイン信号が出力された場合、前記挿入信号生成手段に、前記第2のカウント手段のカウントに同期した新たな挿入信号を生成させるように、前記第1のカウント手段または前記第2のカウント手段から前記挿入信号生成手段へのカウントの値を示す信号の供給を切り替える切り替え手段と、
前記第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または前記第2のロックイン信号が連続して前記第2の回数出力された場合、前記第1の時間窓を示す信号と、前記第1の時間窓に相補的な前記第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、前記挿入信号に同期させるように、前記第1の時間窓を示す信号と前記第2の時間窓を示す信号とを生成する時間窓生成手段と
を備えることを特徴とする再生装置。 - 前記挿入信号は、同期信号であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 前記挿入信号は、アドレス信号であることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 情報を再生する再生方法において、
前記情報に周期的に挿入されている挿入信号を検出する挿入信号検出ステップと、
検出された前記挿入信号のうち、第1の時間窓における前記挿入信号を抽出する第1の信号抽出ステップと、
挿入されている前記挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第1のカウントステップと、
前記第1のカウントステップにおけるカウントと、前記第1の信号抽出ステップにおいて抽出された前記挿入信号とが、2回以上である所定の第1の回数、連続して同期した場合、第1のロックイン信号を出力する第1のロックイン信号出力ステップと、
検出された前記挿入信号のうち、第2の時間窓における前記挿入信号を抽出する第2の信号抽出ステップと、
挿入されている前記挿入信号の周期と同一の周期でカウントを行う第2のカウントステップと、
前記第2のカウントステップにおけるカウントと、前記第2の信号抽出ステップにおいて抽出された前記挿入信号とが、前記第1の回数、連続して同期した場合、第2のロックイン信号を出力する第2のロックイン信号出力ステップと、
前記第1のカウントステップにおけるカウントまたは前記第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を生成する挿入信号生成ステップと、
前記第1のロックイン信号が出力された場合、前記第1のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を前記挿入信号生成ステップにおいて生成させ、前記第2のロックイン信号が出力された場合、前記第2のカウントステップにおけるカウントに同期した新たな挿入信号を前記挿入信号生成ステップにおいて生成させるように、前記第1のカウントステップまたは前記第2のカウントステップから前記挿入信号生成ステップへのカウントの値を示す信号の供給を切り替える切り替えステップと、
前記第1のロックイン信号が連続して、2回以上である所定の第2の回数出力された場合、または前記第2のロックイン信号が連続して前記第2の回数出力された場合、前記第1の時間窓を示す信号と、前記第1の時間窓に相補的な前記第2の時間窓を示す信号とを反転させるとともに、前記挿入信号に同期させるように、前記第1の時間窓を示す信号と前記第2の時間窓を示す信号とを生成する時間窓生成ステップと
を備えることを特徴とする再生方法。 - 前記挿入信号は、同期信号であることを特徴とする請求項4に記載の再生方法。
- 前記挿入信号は、アドレス信号であることを特徴とする請求項4に記載の再生方法。
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