JP2005203016A - 同期信号検出装置、同期信号検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 デフェクト状態解消後等における入力信号の読み取りパフォーマンスの向上
【解決手段】 入力信号からの同期信号が所定の検出期間内に検出されなくなり、同期信号の内挿が開始された後の所定の条件下において、上記入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで検出されているか否かについて判定を行う。この判定結果に応じ、入力信号から検出される同期信号の検出タイミングにウィンドウ位置をロックし、この検出同期信号との再同期動作を行う。これにより、同期信号が内挿されることによって本来期待されたタイミングとは異なった同期信号が使用されている状態を直ちに解消できるようになる。
【選択図】 図4
【解決手段】 入力信号からの同期信号が所定の検出期間内に検出されなくなり、同期信号の内挿が開始された後の所定の条件下において、上記入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで検出されているか否かについて判定を行う。この判定結果に応じ、入力信号から検出される同期信号の検出タイミングにウィンドウ位置をロックし、この検出同期信号との再同期動作を行う。これにより、同期信号が内挿されることによって本来期待されたタイミングとは異なった同期信号が使用されている状態を直ちに解消できるようになる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、同期信号検出装置とその方法に関するものである。
例えば、CD(Compact disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクには,EFM(Eight to Fourteen Modulation)変調、又はEFM+変調等の記録符号化変調が施された所定のフォーマットのデジタルデータが記録される。そして、このようなデジタルデータとしては、所定のシンクパターンを含んだフレーム単位のシーケンスによってディスクへの記録が行われる。
このため、光ディスクについての再生を行う装置側では、読み出したデジタルデータに含まれる所定のシンクパターン(フレーム同期信号)を検出する同期検出回路を設けることにより、それぞれのフレームの区分を認識するようにされる。そして、これにより、光ディスクから読み出したデジタルデータを適正に再生することができるようにされる。
このため、光ディスクについての再生を行う装置側では、読み出したデジタルデータに含まれる所定のシンクパターン(フレーム同期信号)を検出する同期検出回路を設けることにより、それぞれのフレームの区分を認識するようにされる。そして、これにより、光ディスクから読み出したデジタルデータを適正に再生することができるようにされる。
ここで、上記のような光ディスク再生装置において、装填された光ディスクの読み取り面上に傷や付着物等があった場合には、読み出したデジタルデータに含まれるシンクパターンを検出することができなくなることがある。そして、これに伴っては、各フレームの区分を正しく認識することが困難となり、読み出したデジタルデータを適正に再生できなくなってしまう可能性がある。
このような場合、再生装置側では上記のようなディスク上の傷等によって再生RF信号の振幅レベルが所定値以上得られない状態(所謂デフェクト(DEFECT)状態)を検出するようにされる。そして、このようにデフェクト状態を検出することにより、ディスクからのデータ読み出しが正確に行われ得ない状態にあることを各部に認識させるようにし、これに応じた必要な制御動作を行うようにされている。
ところで、光ディスク再生装置においては、上記のようなディスク上の傷等が要因となるデフェクト状態の発生までは至らないまでも、PLL(Phase Locked Loop)の乱れやビット欠けにより、本来のフレームシンクではないデータ部分においてシンクパターンと同一の信号パターンが検出されてしまうことがある。
このため,光ディスク再生装置内の同期検出回路では、本来のシンクパターンが現れると予測されるタイミングの前後となる一定期間のみ、シンク検出を行うようにしている。すなわち、ウィンドウ信号と呼ばれる、本来のシンクパターンが現れると予測されるタイミングに同期した信号を発生するようにし、このウィンドウ内において検出されたシンクパターンのみを正しいフレームシンクとして認識するものである。
そして、これにより、誤検出された擬似的なシンクパターンが再生処理用のシンクとして使用されてしまうことを防止している。
このため,光ディスク再生装置内の同期検出回路では、本来のシンクパターンが現れると予測されるタイミングの前後となる一定期間のみ、シンク検出を行うようにしている。すなわち、ウィンドウ信号と呼ばれる、本来のシンクパターンが現れると予測されるタイミングに同期した信号を発生するようにし、このウィンドウ内において検出されたシンクパターンのみを正しいフレームシンクとして認識するものである。
そして、これにより、誤検出された擬似的なシンクパターンが再生処理用のシンクとして使用されてしまうことを防止している。
また、これと共に光ディスク再生装置においては、上述したデフェクト状態が検出されてフレームシンクが検出できない場合(シンク欠落)や、上記ウィンドウ内にフレームシンクが検出されない場合等に、フレームシンクを補間する(内挿する)保護回路も設けられており、上記同期検出回路と組み合わせて使用される。つまり、上記のようなシンク欠落やシンクパターンの検出位置がずれた場合、読み出したデータからのフレームシンクを用いることはできないため、適正であると予想されるタイミングでフレームシンクを内挿する(内挿シンク)ようにしたものである。
この動作は、前方保護動作と呼ばれる。
この動作は、前方保護動作と呼ばれる。
このような前方保護動作によっては、一時的なシンクの欠落やずれは保護可能となるのであるが、例えば上記した欠落やずれが連続的な場合には、再生用シンク(つまりここでは内挿シンク)とデータ再生用に本来期待されたシンク位置との間に相違が生じてしまっている可能性があり、正常にデータ再生を行えない場合がある。
このため、上記保護回路においては、前述したウィンドウ内に検出シンクが現れなかった回数をカウントするようにし、このカウント値がある一定回数(前方保護回数)に達したときに、ウィンドウをオープンしてウィンドウ信号のタイミングを検出シンクのタイミングに同期させるようにしている。そして、このようなシンクの再同期動作を行うことで、上記内挿シンクのタイミングと実際にディスクに記録されているフレームシンクとの間に生じていたずれを解消することができるようになる。
このため、上記保護回路においては、前述したウィンドウ内に検出シンクが現れなかった回数をカウントするようにし、このカウント値がある一定回数(前方保護回数)に達したときに、ウィンドウをオープンしてウィンドウ信号のタイミングを検出シンクのタイミングに同期させるようにしている。そして、このようなシンクの再同期動作を行うことで、上記内挿シンクのタイミングと実際にディスクに記録されているフレームシンクとの間に生じていたずれを解消することができるようになる。
ここで、これまでに説明してきたような同期検出回路及び保護回路によって得られる動作を、図6のタイミングチャートを用いて説明する。
なお、この図6においては、上記保護回路における前方保護回数が図示するように10回に設定される場合を例として説明する。
先ず、この図において、図示する時点t1より以前の期間は、図6(c)に示す信号WINDOWがHとなる期間内に検出シンク(図6(b))が検出されており、この期間は正常なタイミングでフレームシンクが検出されている状態となっている。つまり、信号WINDOWは、Hレベルの期間をウィンドウ期間として設定する所謂ウィンドウ保護のための信号である。
そして、この状態では、図6(g)に示す再生用シンクが、上記検出シンクのタイミングに同期している状態となる。
なお、この図6においては、上記保護回路における前方保護回数が図示するように10回に設定される場合を例として説明する。
先ず、この図において、図示する時点t1より以前の期間は、図6(c)に示す信号WINDOWがHとなる期間内に検出シンク(図6(b))が検出されており、この期間は正常なタイミングでフレームシンクが検出されている状態となっている。つまり、信号WINDOWは、Hレベルの期間をウィンドウ期間として設定する所謂ウィンドウ保護のための信号である。
そして、この状態では、図6(g)に示す再生用シンクが、上記検出シンクのタイミングに同期している状態となる。
この状態から、例えばディスク上の傷等により再生RF信号の振幅レベルが所定値以下となり、図中時点t1において、図6(a)に示す信号DEFECTがHレベルに立ち上がったとする。そして、これと共に、この時点t1以降において図中期間「A」と示したウィンドウ内にシンクが検出されなくなったとする。
すると、これに応じては、このように検出シンクが現れなかったウィンドウの立ち下がりタイミングである時点t2に同期するようにして、図6(e)に示す前方保護カウント値がカウント開始となる。つまり、これにより、ウィンドウ内にシンクが検出されなかった回数についてのカウントが開始されるものである。
また、上記のようにしてウィンドウ内に検出シンクが検出されなくなったことに応じては、上述したようにしてシンクが内挿されるようになり、再生用シンクとしては、図示するようにこの内挿シンクが出力されるようになる。
すると、これに応じては、このように検出シンクが現れなかったウィンドウの立ち下がりタイミングである時点t2に同期するようにして、図6(e)に示す前方保護カウント値がカウント開始となる。つまり、これにより、ウィンドウ内にシンクが検出されなかった回数についてのカウントが開始されるものである。
また、上記のようにしてウィンドウ内に検出シンクが検出されなくなったことに応じては、上述したようにしてシンクが内挿されるようになり、再生用シンクとしては、図示するようにこの内挿シンクが出力されるようになる。
ここで、この時点t2以降の期間において、図のように信号DEFECTがLレベルとなってデフェクト状態を通過したとされた後、図示する時点t3にて再びフレームシンクが検出されるようになったとする。また、この際、このようにして再び検出されたフレームシンクが、デフェクト期間通過後に、図のようにウィンドウ外となるタイミングでもって検出されたとする。
この場合、上記のようにデフェクト状態通過後に再び検出されたシンクは、先に説明した前方保護動作が行われることにより、前方保護回数(前方保護カウント値)が所定回数以上となるまでは再生シンクとしては使用されない。
つまり、この場合、上記前方保護回数として10回が設定されているため、図6(e)に示す前方保護カウント値が「10」となるまでは、図6(d)、図6(g)を参照してわかるように、内挿シンクが使用されることとなる。
この場合、上記のようにデフェクト状態通過後に再び検出されたシンクは、先に説明した前方保護動作が行われることにより、前方保護回数(前方保護カウント値)が所定回数以上となるまでは再生シンクとしては使用されない。
つまり、この場合、上記前方保護回数として10回が設定されているため、図6(e)に示す前方保護カウント値が「10」となるまでは、図6(d)、図6(g)を参照してわかるように、内挿シンクが使用されることとなる。
前方保護カウント値が「10」に達すると、図示するようにカウント値が「10」となった時点の直後の信号WINDOWの立ち上がりタイミングでもって、図6(f)に示す信号WINDOW−OPENがHレベルとなる。そして、これに伴い、前方保護カウント値が「10」となった直後のウィンドウがオープンとなり、図示する時点t4において、信号WINDOWが検出シンクに同期するようになる。
これにより、検出シンクがウィンドウ内に検出されるようになり、図6(g)に示す再生シンクとして再び検出シンクが使用されるようになる。つまり、これによってシンクの再同期が完了したこととなる。
これにより、検出シンクがウィンドウ内に検出されるようになり、図6(g)に示す再生シンクとして再び検出シンクが使用されるようになる。つまり、これによってシンクの再同期が完了したこととなる。
なお、ここでは図示しなかったが、このような同期検出回路、及び保護回路による実際の動作としては、上記のようにして前方保護回数を超えてシンクが再同期された後において、いわゆる後方保護動作と呼ばれる動作を加えて行うようにもされている。
すなわち、再同期後の検出シンクがウィンドウ内に検出される回数を上記前方保護動作と同様にカウントし、そのカウント値がある一定値になったとき、現在の検出シンクがデータ再生用シンクとして正しい位置であるものとし、これに応じて現在の検出シンクと同期するウィンドウ信号をロックする。そしてこれによって、誤った検出シンクが再生用シンクに使用されることを回避するものである。
すなわち、再同期後の検出シンクがウィンドウ内に検出される回数を上記前方保護動作と同様にカウントし、そのカウント値がある一定値になったとき、現在の検出シンクがデータ再生用シンクとして正しい位置であるものとし、これに応じて現在の検出シンクと同期するウィンドウ信号をロックする。そしてこれによって、誤った検出シンクが再生用シンクに使用されることを回避するものである。
このようにして、従来の前方保護動作によっては、上記のようにしてデフェクト状態の解消後に再検出されたフレームシンクがウィンドウ外に検出された場合は、前方保護回数に対応した回数分内挿シンクを内挿することになる。
なお、以下の特許文献には、このような前方保護動作の技術について記載されている。
特開平8−83471号公報
ここで、先の図6に示した時点t3以降において、デフェクト通過後に再検出されるようになった各フレームシンクとしては、例えばウィンドウ外において検出されはするものの、これらが正常な間隔で以て検出されているという場合が考えられる。
つまり、このようにしてデフェクト状態の解消後において再検出されるようになった各フレームシンクが、再生用シンクとして適切とされるタイミングで以て得られているということも考えられる。
つまり、このようにしてデフェクト状態の解消後において再検出されるようになった各フレームシンクが、再生用シンクとして適切とされるタイミングで以て得られているということも考えられる。
しかしながら上記説明によれば、従来の前方保護動作によっては、前方保護回数に対応した回数分内挿シンクを内挿するまではシンクの再同期を行わないようにされている。このため、上記のようにして再検出される各フレームシンクが適正なタイミングで検出されていたとしても、このシンクを使用することができないこととなる。
従って、この場合は、正確にフレームシンクが検出されていたとしても、シンクが再同期されるまでの間、データ再生用シンクとして本来期待されたシンク位置とは異なった内挿シンクを使用してデータ再生が行なわれてしまうこととなる。つまり、従来の前方保護動作を行うことによっては、かえってデータ読み出しパフォーマンスを低下させてしまうといった事態が生じ得るものである。
そこで、本発明では以上のような問題点に鑑み、同期検出装置として以下のように構成することとした。
すなわち、先ず、所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手段と、上記同期信号検出手段による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手段とを備える。
そして、上記同期信号検出手段により、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手段により検出された同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手段におけるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手段を備える。
その上で、上記出力制御手段の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手段により検出される同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手段により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手段と、さらに、上記判定手段の判定結果に応じ、上記同期信号検出手段により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手段により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手段とを備えるようにした。
すなわち、先ず、所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手段と、上記同期信号検出手段による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手段とを備える。
そして、上記同期信号検出手段により、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手段により検出された同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手段におけるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手段を備える。
その上で、上記出力制御手段の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手段により検出される同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手段により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手段と、さらに、上記判定手段の判定結果に応じ、上記同期信号検出手段により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手段により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手段とを備えるようにした。
また、本発明では、同期検出方法として以下のようにすることとした。
つまり、先ず、所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手順と、上記同期信号検出手順による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手順とを実行する。
そして、上記同期信号検出手順によって、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手順により検出した同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手順によるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手順を実行する。
その上で、上記出力制御手順の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手順により検出した同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手順により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手順と、さらに、上記判定手順による判定結果に応じ、上記同期信号検出手順により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手順により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手順とを実行するものとした。
つまり、先ず、所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手順と、上記同期信号検出手順による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手順とを実行する。
そして、上記同期信号検出手順によって、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手順により検出した同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手順によるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手順を実行する。
その上で、上記出力制御手順の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手順により検出した同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手順により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手順と、さらに、上記判定手順による判定結果に応じ、上記同期信号検出手順により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手順により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手順とを実行するものとした。
上記本発明によれば、例えばデフェクト等の影響により同期信号の内挿が開始された後、入力信号から再検出された同期信号が所定の検出期間内(ウィンドウ期間内)に検出されなかった場合には、上記入力信号から連続して検出される同期信号が正常なタイミングで検出されているか否かについての判定が行われる。そして、この判定結果に応じて、上記検出期間(ウィンドウ期間)が、入力信号から検出される同期信号のタイミングに応じたものとなるように上記ウィンドウ信号の位相が固定(ロック)されることで、このように入力信号から検出される同期信号が再生用同期信号として出力されるものとなる。
つまり、本発明によっては、同期信号の内挿が開始された後、入力信号から再検出された同期信号がウィンドウ期間外に検出された場合は、入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されるのに応じて、直ちに検出された同期信号への再同期動作が行われるものである。
つまり、本発明によっては、同期信号の内挿が開始された後、入力信号から再検出された同期信号がウィンドウ期間外に検出された場合は、入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されるのに応じて、直ちに検出された同期信号への再同期動作が行われるものである。
このようにして本発明によれば、同期信号の内挿が開始された後に入力信号から再検出された同期信号がウィンドウ期間外に検出された場合は、入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されている状態が得られるのに応じ、検出された同期信号への再同期動作を直ちに行うことができる。
これにより、上記のようにして入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されている場合は、同期信号が内挿されていたことにより本来期待されたタイミングとは異なる同期信号が再生用同期信号として使用されている状態を、直ちに解消できるものとなる。この結果、前方保護動作のみを行う場合に比べて、入力信号についての読み取りパフォーマンスの向上を図ることが可能となる。
これにより、上記のようにして入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されている場合は、同期信号が内挿されていたことにより本来期待されたタイミングとは異なる同期信号が再生用同期信号として使用されている状態を、直ちに解消できるものとなる。この結果、前方保護動作のみを行う場合に比べて、入力信号についての読み取りパフォーマンスの向上を図ることが可能となる。
また、上記もしているように本発明によれば、入力信号から連続して検出される各同期信号が正常なタイミングで以て検出されることに応じては、ウィンドウ期間がこのように検出される同期信号のタイミングに応じたものとなるように、ウィンドウ信号の位相が固定される。すなわち、再検出される同期信号のタイミングに応じたウィンドウ位置で固定されるものである。
このようにして、再検出される同期信号が正常なタイミングで以て検出されることに応じて、直ちに再検出される同期信号のタイミングに応じたものにウィンドウ位置が固定されれば、例えば再検出される同期信号に対してウィンドウ信号をオープンする場合のように、ウィンドウ位置(期間)を確定するための後方保護動作を行う必要がなくなる。
このようにして、再検出される同期信号が正常なタイミングで以て検出されることに応じて、直ちに再検出される同期信号のタイミングに応じたものにウィンドウ位置が固定されれば、例えば再検出される同期信号に対してウィンドウ信号をオープンする場合のように、ウィンドウ位置(期間)を確定するための後方保護動作を行う必要がなくなる。
以下、発明を実施するための最良の形態のうちの1つの形態(以下、実施の形態とする)について説明していく。なお、実施の形態では、本発明の同期信号検出装置がディスク記録媒体に記録されているデジタルデータについての再生を行うことのできるディスク再生装置に適用される場合を例に挙げる。
図1は、実施の形態としての同期信号検出装置が適用されるディスク再生装置0の構成を示している。この図に示すディスク再生装置0は、DVDフォーマットの光ディスクとしての、例えばDVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等の記録可能なディスクに対応してデータの再生が可能な構成を採る。
図1は、実施の形態としての同期信号検出装置が適用されるディスク再生装置0の構成を示している。この図に示すディスク再生装置0は、DVDフォーマットの光ディスクとしての、例えばDVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等の記録可能なディスクに対応してデータの再生が可能な構成を採る。
この図において、ディスク1は、再生動作時においてスピンドルモータ2によって所定の回転制御方式(CAV(Constant Angular Velocity),CLV(Constant Linear Velocity),ZCLV(Zoned Constant Linear Velocity)など)により回転駆動される。そして光学ヘッド3によってディスク1上のトラックに記録されたピットデータやトラックのウォブリング情報の読み出しがおこなわれる。グルーブ、又はランドとして形成されているトラック上にデータとして記録されるピットはいわゆる色素変化ピット又は相変化ピットである。
上記のようにしてディスク1からのデータ読み出し動作を行うため、光学ヘッド3はレーザ出力を行うレーザダイオード3cや、偏光ビームスプリッタ、1/4波長板などから構成される光学系3d、レーザ出力端となる対物レンズ3a、及び反射光を検出するためのディテクタ3bなどが備えられている。
対物レンズ3aは2軸機構4によってディスク半径方向(トラッキング方向)及びディスクに接離する方向に変移可能に保持されており、また、光学ヘッド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移動可能とされている。
対物レンズ3aは2軸機構4によってディスク半径方向(トラッキング方向)及びディスクに接離する方向に変移可能に保持されており、また、光学ヘッド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移動可能とされている。
上記した光学ヘッド3の再生動作により、ディスク1から検出された情報はRFアンプ6に供給される。この場合、RFアンプ6においては、入力された情報について増幅処理、及び所要の演算処理等を施すことにより、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等を得る。
デフェクト(DEFECT)検出回路20は、上記RFアンプ6より供給される再生RF信号の振幅レベルと、内部に設定される閾値とを比較し、上記振幅レベルが閾値以下となる場合を検出する。そして、再生RF信号の振幅レベルが閾値以下となったことを検出するのに応じ、後述する同期検出回路21に対して信号DEFECTを出力する。
光学系サーボ回路16では、RFアンプ6から供給されたトラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号、及びシステムコントローラ18からのトッラクジャンプ指令、アクセス指令などに基づいて各種サーボ駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカス及びトラッキング制御を行う。
また、RFアンプ6にて得られた再生RF信号は、図示する信号処理部7内の2値化回路8に供給されることで、EFM+方式(8/16変調、RLL(2,10))により記録符号化された、いわゆるEFM+信号の形式となって出力され、図のようにレジスタ9、PLL/スピンドルサーボ回路19に対して供給される。
また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号は光学系サーボ回路12に供給される。
また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号は光学系サーボ回路12に供給される。
上記2値化回路8からレジスタ9を介してEFM+デコード回路10に供給されたEFM+信号は、ここでEFM+復調される。
このEFM+デコード回路10は、入力されたEFM+信号についての復調処理を、後述する検出回路21から出力される再生用シンク、及び図示するPLL/スピンドルサーボ回路19より供給されるPLCKに応じたタイミングで実行する。
このEFM+デコード回路10は、入力されたEFM+信号についての復調処理を、後述する検出回路21から出力される再生用シンク、及び図示するPLL/スピンドルサーボ回路19より供給されるPLCKに応じたタイミングで実行する。
ここで、上記のようにしてEFM+デコード回路10に供給されるEFM+信号としては、図3に示すような構造を有している。
この図3に示すようにして、上記EFM+信号は、1rowが2つのフレームの連続により形成されたうえで、13rowsの集合により成る。
また、1つのフレームは、図のように182バイト(1456ビット)のデータフレームに対して、32ビットのSY0〜SY7の何れかのシンクパターン(同期信号)が先頭に付加される構造を有する。従って、このEFM+信号としては、上記フレームシンクを含んだ1フレームを構成するチャネルビット数が、1488チャネルビット(1488T)であることになる。
この図3に示すようにして、上記EFM+信号は、1rowが2つのフレームの連続により形成されたうえで、13rowsの集合により成る。
また、1つのフレームは、図のように182バイト(1456ビット)のデータフレームに対して、32ビットのSY0〜SY7の何れかのシンクパターン(同期信号)が先頭に付加される構造を有する。従って、このEFM+信号としては、上記フレームシンクを含んだ1フレームを構成するチャネルビット数が、1488チャネルビット(1488T)であることになる。
また、図1において、EFM+デコード回路10によりEFM+復調されたデータは、ECC/デインターリーブ処理回路11に供給される。ECC/デインターリーブ処理回路11では、RAM12に対してデータの書き込み及び読み出し動作を所定タイミングで行いながらエラー訂正処理及びデインターリーブ処理を実行していく。ECC/デインターリーブ処理回路12によりエラー訂正処理及びデインターリーブ処理が施されたデータは、後述するバッファマネージャ13に対して供給される。
PLL/スピンドルサーボ回路19では、2値化回路8から供給されたEFM+信号を入力してPLL回路を動作させることにより、EFM+信号に同期した再生クロックとしての信号PLCKを出力する。この信号PLCKは、マスタークロックとして、信号処理部7内における処理基準クロックとなる。従って、信号処理部7の信号処理系の動作タイミングは、スピンドルモータ2の回転速度に追従したものとなる。
モータドライバ17は、PLL/スピンドルサーボ回路19から供給された、例えばスピンドルサーボ制御信号に基づいてモータ駆動信号を生成してスピンドルモータ2に供給する。これにより、スピンドルモータ2は、所定の回転制御方式に従った適正な回転速度が得られるようにディスクを回転駆動する。
同期検出回路21では、PLL/スピンドルサーボ回路19から入力される信号PLCKを基準クロックとして、レジスタ9を介して供給されるEFM+信号からフレームシンク(フレーム同期信号)を検出するための動作を行う。
また、この同期検出回路21では、ドロップアウトやジッターの影響でデータ中のシンクパターンが欠落したり、同じシンクパターンが検出されたりした場合のために、後述するようにしてフレームシンクの内挿処理及びウィンドウ保護等の処理も実行するようにされている。
なお、この同期検出回路21の内部構成については後述する。
また、この同期検出回路21では、ドロップアウトやジッターの影響でデータ中のシンクパターンが欠落したり、同じシンクパターンが検出されたりした場合のために、後述するようにしてフレームシンクの内挿処理及びウィンドウ保護等の処理も実行するようにされている。
なお、この同期検出回路21の内部構成については後述する。
前述のようにして信号処理部7のECC/デインターリーブ処理回路11から出力されたデータは、バッファマネージャ13に対して供給される。
バッファマネージャ13では、供給される再生データをバッファRAM14に一時蓄積させるためのメモリ制御を実行する。このディスク再生装置0からの再生出力としては、バッファRAM14にバファリングされているデータが読み出されて転送出力されることになる。
バッファマネージャ13では、供給される再生データをバッファRAM14に一時蓄積させるためのメモリ制御を実行する。このディスク再生装置0からの再生出力としては、バッファRAM14にバファリングされているデータが読み出されて転送出力されることになる。
インタフェース部15は、外部のホストコンピュータ50と接続され、ホストコンピュータ50との間で再生データや各種コマンド等の通信を行う。
この場合、バッファマネージャ13がバッファRAM14に一時蓄積させた再生データから必要量の読み出しを行い、インタフェース部15に対して転送するようにされる。そして、インタフェース部15では、転送されてきた再生データを、例えば所定のデータインタフェースフォーマットに従ってパケット化などの処理を行って、ホストコンピュータ50に対して送信出力することになる。
なお、ホストコンピュータ50からのリードコマンド、ライトコマンドその他の信号はインタフェース部15を介してシステムコントローラ18に供給される。
この場合、バッファマネージャ13がバッファRAM14に一時蓄積させた再生データから必要量の読み出しを行い、インタフェース部15に対して転送するようにされる。そして、インタフェース部15では、転送されてきた再生データを、例えば所定のデータインタフェースフォーマットに従ってパケット化などの処理を行って、ホストコンピュータ50に対して送信出力することになる。
なお、ホストコンピュータ50からのリードコマンド、ライトコマンドその他の信号はインタフェース部15を介してシステムコントローラ18に供給される。
システムコントローラ18は、マイクロコンピュータ等を備えて構成され、当該再生装置を構成する各機能回路部が実行すべき所要の動作に応じて適宜制御処理を実行する。
なお、この図1では、ホストコンピュータ50に接続されるディスク再生装置0としたが、再生装置としてはホストコンピュータ50等と接続されない形態もあり得る。その場合は、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力のインタフェース部位の構成が、図1とは異なるものとなる。つまり、ユーザーの操作に応じて再生が行われるとともに、各種データの入出力のための端子部が形成されればよい。
続いて、図2には、前述した同期検出回路21の内部構成例を示す。
図2において、同期検出回路21には、図示するようにフレームシンク検出回路22、ウィンドウ生成回路23、内挿シンク生成回路24、シンク判定回路25、前方保護回路26、後方保護回路27、エッジ検出回路28、ビットカウンタ29、一致回数カウンタ30が備えられている。
図2において、同期検出回路21には、図示するようにフレームシンク検出回路22、ウィンドウ生成回路23、内挿シンク生成回路24、シンク判定回路25、前方保護回路26、後方保護回路27、エッジ検出回路28、ビットカウンタ29、一致回数カウンタ30が備えられている。
先ず、フレームシンク検出回路22には、図1において説明した2値化回路8により生成されたEFM+信号が、レジスタ9を介して供給される。
このフレームシンク検出回路22は、入力されるEFM+信号から、先の図3に示したようなフレームシンクの先頭に配される32ビットのシンクパターンを検出する。そして、この検出シンク(SYNC・D)は、図のようにウィンドウ生成回路23、内挿シンク生成回路24、シンク判定回路25、及びビットカウンタ29に対して出力される。
このフレームシンク検出回路22は、入力されるEFM+信号から、先の図3に示したようなフレームシンクの先頭に配される32ビットのシンクパターンを検出する。そして、この検出シンク(SYNC・D)は、図のようにウィンドウ生成回路23、内挿シンク生成回路24、シンク判定回路25、及びビットカウンタ29に対して出力される。
ウィンドウ生成回路23は、上記フレームシンク検出回路22により検出されたフレームシンクに基づき、シンク検出タイミングとしてのウィンドウ期間を設定するための信号WINDOWを生成する。
この信号WINDOWとしては、Hレベルとする期間がウィンドウ期間となるようにして生成される。
この信号WINDOWとしては、Hレベルとする期間がウィンドウ期間となるようにして生成される。
内挿シンク生成回路24は、フレームシンク欠落時や、フレームシンクが信号WINDOWがHレベルとなる期間外で検出された場合に再生用シンクを補間するための、内挿シンクを生成する。つまり、内挿シンク生成回路24は、上記フレームシンク検出回路22より供給される検出シンクSYNC・Dに基づき、この検出シンクと同期するタイミングによる内挿シンクSYNC・Iを生成する。
シンク判定回路25は、フレームシンク検出回路22により供給される検出シンクSYNC・Dと、上記ウィンドウ生成回路23より供給される信号WINDOWとを比較することにより、フレームシンクがウィンドウ内に検出されているか否かの判別を行う。
このシンク判定回路25は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されていると判別した場合、検出されたフレームシンクを、再生用シンクとして出力する。
また、これと共にこのシンク判定回路25は、このようにフレームシンクがウィンドウ内において検出されるのに応じ、後述するビットカウンタ29、及び一致回数カウンタ30の動作状態をリセットするためのリセット信号RSTを出力する。
また、一方でシンク判定回路25は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなかったと判別した場合は、上記内挿シンク生成回路24より供給される内挿シンクSYNC・Iを再生用シンクとして出力するようにされる。
このシンク判定回路25は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されていると判別した場合、検出されたフレームシンクを、再生用シンクとして出力する。
また、これと共にこのシンク判定回路25は、このようにフレームシンクがウィンドウ内において検出されるのに応じ、後述するビットカウンタ29、及び一致回数カウンタ30の動作状態をリセットするためのリセット信号RSTを出力する。
また、一方でシンク判定回路25は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなかったと判別した場合は、上記内挿シンク生成回路24より供給される内挿シンクSYNC・Iを再生用シンクとして出力するようにされる。
前方保護回路26は、上記シンク判定回路25の判定結果に基づき、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなかった回数をカウントする。そして、このカウント値と、前方保護回数として内部に設定されている所要値とが一致するのに応じ、ウィンドウをオープンするための信号WINDOW−OPENをウィンドウ生成回路23に対して出力する。
この前方保護回路26におけるカウント値は、上記のようにして信号WINDOW−OPENを出力したとき、及び後述する一致回数カウンタ30の動作により信号LOCKが出力されたときにリセットされる。
なお、この場合の上記前方保護回数としては、例えば10回が設定されているとする。
この前方保護回路26におけるカウント値は、上記のようにして信号WINDOW−OPENを出力したとき、及び後述する一致回数カウンタ30の動作により信号LOCKが出力されたときにリセットされる。
なお、この場合の上記前方保護回数としては、例えば10回が設定されているとする。
後方保護回路27は、前方保護動作が開始された後、ウィンドウ内に検出された検出シンクSYNC・Dが正しいタイミングで得られているか否かを確認するための後方保護動作を行う。
この後方保護回路27は、上記したシンク判定回路25の判定結果に基づき、前方保護動作開始後において検出シンクSYNC・Dがウィンドウ内にて得られた回数をカウントする。そして、そのカウント値が内部に設定された所要値と一致するのに応じて、信号WINDOWによるウィンドウ期間内に検出シンクSYNC・Dが得られるタイミングとなるように、信号WINDOWの位相を固定(ロック)するための信号LOCKを、ウィンドウ生成回路23に対して出力する。つまり、この信号LOCKは、ウィンドウ位置(ウィンドウ期間)が、検出シンクSYNC・Dの検出タイミングに応じたものとなるようにウィンドウ信号の位相をロックさせるための信号である。
この後方保護回路27は、上記したシンク判定回路25の判定結果に基づき、前方保護動作開始後において検出シンクSYNC・Dがウィンドウ内にて得られた回数をカウントする。そして、そのカウント値が内部に設定された所要値と一致するのに応じて、信号WINDOWによるウィンドウ期間内に検出シンクSYNC・Dが得られるタイミングとなるように、信号WINDOWの位相を固定(ロック)するための信号LOCKを、ウィンドウ生成回路23に対して出力する。つまり、この信号LOCKは、ウィンドウ位置(ウィンドウ期間)が、検出シンクSYNC・Dの検出タイミングに応じたものとなるようにウィンドウ信号の位相をロックさせるための信号である。
エッジ検出回路28には、図1に示したデフェクト検出回路20から信号DEFECTが供給される。
このエッジ検出回路28は、供給される信号DEFECTの、例えば立ち下がりエッジを検出することにより、デフェクト状態が解消された時点を検出ようにされる。そして、エッジ検出回路28による検出出力は、ビットカウンタ29に供給される。
このエッジ検出回路28は、供給される信号DEFECTの、例えば立ち下がりエッジを検出することにより、デフェクト状態が解消された時点を検出ようにされる。そして、エッジ検出回路28による検出出力は、ビットカウンタ29に供給される。
ビットカウンタ29は、デフェクト状態の解消後、フレームシンク検出回路22において検出される各フレームシンクのビット間隔についてのカウントを行う。また、このように再検出された各シンクがフォーマットで規定された正しい間隔で得られているかを検出する。
このためにビットカウンタ29では、先ずは上記エッジ検出回路28によりデフェクト信号の立ち下がりエッジが検出され、且つフレームシンク検出回路22よりフレームシンクが検出されるのに応じ、カウント動作を開始するようにされる。そして、再びフレームシンクが検出されるまでのビット数をカウントし、このカウント値と、内部に設定されている所定の比較参照値との一致を検出する。
本実施の形態の場合、先の図3に示したようなDVDフォーマットに規定されるビット間隔との一致を検出するようにされるため、上記のようにしてビットカウンタ29に設定される比較参照値としては、図示するように「1488」が設定されている。
このためにビットカウンタ29では、先ずは上記エッジ検出回路28によりデフェクト信号の立ち下がりエッジが検出され、且つフレームシンク検出回路22よりフレームシンクが検出されるのに応じ、カウント動作を開始するようにされる。そして、再びフレームシンクが検出されるまでのビット数をカウントし、このカウント値と、内部に設定されている所定の比較参照値との一致を検出する。
本実施の形態の場合、先の図3に示したようなDVDフォーマットに規定されるビット間隔との一致を検出するようにされるため、上記のようにしてビットカウンタ29に設定される比較参照値としては、図示するように「1488」が設定されている。
なお、この場合、ビットカウンタ29は、フレームシンク検出回路22によりシンクが検出されるのに応じて、カウント値をリセットした上でカウントを開始するように動作する。
さらに、ビットカウンタ29は、前述したようにしてフレームシンクがウィンドウ内において検出されることに応じてシンク判定回路25からリセット信号RSTが入力されると、動作状態をリセットするようにされる。つまり、エッジ検出回路28からの検出出力が入力され、且つ検出シンクが入力されるまで、カウント値をリセットした状態で待機するようにされるものである。
さらに、ビットカウンタ29は、前述したようにしてフレームシンクがウィンドウ内において検出されることに応じてシンク判定回路25からリセット信号RSTが入力されると、動作状態をリセットするようにされる。つまり、エッジ検出回路28からの検出出力が入力され、且つ検出シンクが入力されるまで、カウント値をリセットした状態で待機するようにされるものである。
一致回数カウンタ30は、上記ビットカウンタ29による検出出力を元に、デフェクト状態の解消後において再検出されたシンクが、フォーマットで規定された正しい間隔でもって何回連続して得られたかについてカウントする。そして、このカウント値が内部に設定されている所定の最大値以上となった場合は、信号LOCKをウィンドウ生成回路23に対して出力する。すなわち、ウィンドウ期間内に検出シンクSYNC・Dが検出されるタイミングとなるように、ウィンドウ信号の位相をロックさせるための信号を出力する。
ここでは、上記最大値として例えば「3」を設定していることとする。
なお、この一致回数カウンタ30は、上記のようにして信号LOCKをウィンドウ生成回路23に対して出力すると、カウント値をリセットする。また、この一致回数カウンタ30は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されることに応じてシンク判定回路25からリセット信号RSTが入力されるのに応じても、カウント値をリセットする。
ここでは、上記最大値として例えば「3」を設定していることとする。
なお、この一致回数カウンタ30は、上記のようにして信号LOCKをウィンドウ生成回路23に対して出力すると、カウント値をリセットする。また、この一致回数カウンタ30は、フレームシンクがウィンドウ内において検出されることに応じてシンク判定回路25からリセット信号RSTが入力されるのに応じても、カウント値をリセットする。
上記のようにして構成される同期検出回路21において得られる動作を、次の図4に示すタイミングチャートを用いて説明する。
先ず、この図において、図4(a)に示す信号DEFECTは、図1に示すデフェクト検出回路20により生成されるものであり、デフェクト状態が検出されている間は、図のようにHレベルが出力されるものとなる。
また、図4(b)に示す検出シンクSYNC・Dは、上記フレームシンク検出回路22により生成される信号であり、フレームシンクが検出されたタイミングに応じてHレベルのパルスが得られる。
図4(c)に示す信号WINDOWは、ウィンドウ生成回路23により生成される信号であって、図示するようにHレベルとなる期間がウィンドウ期間とされ、このウィンドウ期間において検出された検出シンクSYNC・Dが再生用シンクとして有効となる。
先ず、この図において、図4(a)に示す信号DEFECTは、図1に示すデフェクト検出回路20により生成されるものであり、デフェクト状態が検出されている間は、図のようにHレベルが出力されるものとなる。
また、図4(b)に示す検出シンクSYNC・Dは、上記フレームシンク検出回路22により生成される信号であり、フレームシンクが検出されたタイミングに応じてHレベルのパルスが得られる。
図4(c)に示す信号WINDOWは、ウィンドウ生成回路23により生成される信号であって、図示するようにHレベルとなる期間がウィンドウ期間とされ、このウィンドウ期間において検出された検出シンクSYNC・Dが再生用シンクとして有効となる。
また、図4(d)の内挿シンクSYNC・Iは、内挿シンク生成回路24により生成される信号である。さらに、図4(e)の前方保護カウント値は前方保護回路26におけるカウント値であり、ここではその値がインクリメントされるタイミングが示される。
また、図4(f)に示す信号LOCKは、上記もしたようにウィンドウ期間内に検出シンクSYNC・Dが検出されるものとなるようにウィンドウ信号の位相をロックするための信号であり、図4(g)に示す再生用シンクは、シンク判定回路25より出力される信号である。
また、図4(f)に示す信号LOCKは、上記もしたようにウィンドウ期間内に検出シンクSYNC・Dが検出されるものとなるようにウィンドウ信号の位相をロックするための信号であり、図4(g)に示す再生用シンクは、シンク判定回路25より出力される信号である。
この図4において、先ず、図示する時点t1より以前の期間では、図中にウィンドウ期間として示した信号WINDOWがHレベルとなる期間内において、検出シンクSYNC・DがHレベルとなっており、この期間はフレームシンク検出回路22により正常にフレームシンクが検出されている状態となっている。
また、この状態では、シンク判定回路25により検出シンクが出力されるようになるため、EFM+デコード回路15に供給される再生用シンクとしては、図示するように上記検出シンクSYNC・Dのタイミングに同期する。
また、この状態では、シンク判定回路25により検出シンクが出力されるようになるため、EFM+デコード回路15に供給される再生用シンクとしては、図示するように上記検出シンクSYNC・Dのタイミングに同期する。
ここで、図中時点t1において、例えばディスク上の傷等により再生RF信号の振幅が所定値以下となり、デフェクト検出回路20によりデフェクト状態が検出されたとする。そして、これと共に、この時点t1直後の期間Aで示すウィンドウ期間において、フレームシンク検出回路22によりフレームシンクが検出されなくなったとする。
すると、これに応じては、再生用シンクを補間するために、シンク判定回路25により、内挿シンク生成回路24において生成される内挿シンクSYNC・Iが出力されるようになる。つまり、この時点より、前方保護動作が開始されるようになるものである。そして、前方保護回路26では、内部のカウント値を1インクリメントするための動作が行われ、これに応じ、図示するように時点t2において前方保護カウント値が「1」となる。この前方保護カウント値は、以降もウィンドウ期間においてフレームシンクが検出されないごとにインクリメントされていくものとなる。
なお、この場合は、先に図2において説明したようにして前方保護回数としては「10」回が設定されているため、上記のようなシンクの内挿動作は、このカウント値が「10」となる時点まで行われるべきものとなる。
すると、これに応じては、再生用シンクを補間するために、シンク判定回路25により、内挿シンク生成回路24において生成される内挿シンクSYNC・Iが出力されるようになる。つまり、この時点より、前方保護動作が開始されるようになるものである。そして、前方保護回路26では、内部のカウント値を1インクリメントするための動作が行われ、これに応じ、図示するように時点t2において前方保護カウント値が「1」となる。この前方保護カウント値は、以降もウィンドウ期間においてフレームシンクが検出されないごとにインクリメントされていくものとなる。
なお、この場合は、先に図2において説明したようにして前方保護回数としては「10」回が設定されているため、上記のようなシンクの内挿動作は、このカウント値が「10」となる時点まで行われるべきものとなる。
このようにしてウィンドウ内にフレームシンクが検出されなくなった時点t2以降における時点t3において、図のようにして信号DEFECTがLレベルに立ち下がり、デフェクト状態が解消したとされる状態になったとする。
これに応じては、エッジ検出回路28によりこの信号DEFECTの立ち下がりエッジが検出され、この検出出力がビットカウンタ29に対して出力される。これにより、ビットカウンタ29では、フレームシンク検出回路22から検出シンクSYNC・Dが入力されたときにビットカウントを開始するようにリセットされる。
これに応じては、エッジ検出回路28によりこの信号DEFECTの立ち下がりエッジが検出され、この検出出力がビットカウンタ29に対して出力される。これにより、ビットカウンタ29では、フレームシンク検出回路22から検出シンクSYNC・Dが入力されたときにビットカウントを開始するようにリセットされる。
ここで、図示する時点t4において、フレームシンク検出回路22により、再びフレームシンクが検出されるようになったとする。また、この際、このように再び検出されたフレームシンクが、図のようにウィンドウ外となるタイミングのものであったとする。
先ず、このようにして、デフェクト状態解消後に再び検出されたフレームシンクがウィンドウ外となるタイミングのものであった場合には、シンク判定回路25による内挿シンクSYNC・Iの出力は継続されることとなる。
つまり、このようにしてフレームシンクがウィンドウ期間に検出されない場合は、先に説明した前方保護動作が引き続き行われることにより、この場合は、図4(a)、図4(g)を参照してわかるように再生用シンクとして内挿シンクが継続して使用されるようになるものである。
先ず、このようにして、デフェクト状態解消後に再び検出されたフレームシンクがウィンドウ外となるタイミングのものであった場合には、シンク判定回路25による内挿シンクSYNC・Iの出力は継続されることとなる。
つまり、このようにしてフレームシンクがウィンドウ期間に検出されない場合は、先に説明した前方保護動作が引き続き行われることにより、この場合は、図4(a)、図4(g)を参照してわかるように再生用シンクとして内挿シンクが継続して使用されるようになるものである。
また、これと共に、この時点t4において、フレームシンク検出回路22による検出出力(検出シンク)がビットカウンタ29に入力されると、ビットカウンタ29はチャンネルクロック(信号PLCK)のタイミングでカウントを開始する。
そして、時点t5において、図のように再びフレームシンクが検出されると、上記時点t4において検出されたフレームシンクから、この時点t5において検出されたフレームシンクまでのビット間隔がカウント値として得られるようになる。
そして、時点t5において、図のように再びフレームシンクが検出されると、上記時点t4において検出されたフレームシンクから、この時点t5において検出されたフレームシンクまでのビット間隔がカウント値として得られるようになる。
このようにしてビットカウンタ29によるカウント値は、該ビットカウンタ29内において、フォーマットで規定された正しいビット間隔を示す比較参照値と比較される。すなわち、この場合は先にも説明したようにDVDフォーマットにより規定された1フレーム分のビット数「1488」と比較されるものである。
そして、例えばこの比較参照値と上記カウント値との一致が検出された場合は、この検出出力が一致回数カウンタ30に供給される。
そして、例えばこの比較参照値と上記カウント値との一致が検出された場合は、この検出出力が一致回数カウンタ30に供給される。
この時点t5において、ビットカウンタ29では、検出されたフレームシンク間のビット数をカウントすると、カウント値がリセットされ、再びビット数のカウントが開始される。
そして、図示する時点t6において、再びフレームシンクが検出された場合、ビットカウンタ29では、同様の動作を行ってフレームシンク間のビット数のカウント値と内部に設定された値「1488」とが比較される。さらに、この時点t6以降の時点t7にて再度フレームシンクが検出された場合にも、同様の動作によりフレームシンク間のビット数のカウント値と内部に設定された値「1488」との比較が行われる。
そして、図示する時点t6において、再びフレームシンクが検出された場合、ビットカウンタ29では、同様の動作を行ってフレームシンク間のビット数のカウント値と内部に設定された値「1488」とが比較される。さらに、この時点t6以降の時点t7にて再度フレームシンクが検出された場合にも、同様の動作によりフレームシンク間のビット数のカウント値と内部に設定された値「1488」との比較が行われる。
ここで、図示するようにして、上記時点t4−時点t5間で検出された各フレームシンクと、時点t5−t6間、さらに時点t6−t7間にて検出された各フレームシンクが、共に「1488」ビットの間隔で検出されたとする。
すると、先ず時点t5においては、ビットカウンタ29により、カウントしたフレームシンク間(t4−t5間)のビット数と内部の比較参照値「1488」との一致が検出され、この検出出力が一致回数カウンタ30に対して供給される。そして、これに応じ、一致回数カウンタ30のカウント値が1インクリメントされる。
同様に、時点t6、t7の各時点においても、フレームシンク間のビット数と上記比較参照値「1488」との一致を示す検出出力が、一致回数カウンタ30に対して供給される。
すると、先ず時点t5においては、ビットカウンタ29により、カウントしたフレームシンク間(t4−t5間)のビット数と内部の比較参照値「1488」との一致が検出され、この検出出力が一致回数カウンタ30に対して供給される。そして、これに応じ、一致回数カウンタ30のカウント値が1インクリメントされる。
同様に、時点t6、t7の各時点においても、フレームシンク間のビット数と上記比較参照値「1488」との一致を示す検出出力が、一致回数カウンタ30に対して供給される。
このようにして、一致回数カウンタ30に対し、ビットカウンタ29からの検出出力が3度にわたって連続して供給されることによっては、この一致回数カウンタ30の連続一致回数の値「3」が、内部に設定された最大値「3」に達したことが検出される。そして、これによっては、先の図2にて説明したようにその検出出力としての信号LOCKが、ウィンドウ生成回路23に供給される。
ウィンドウ生成回路23に対して信号LOCKが供給されることによっては、図示するようにして、時点t7の次に検出されるフレームシンク(時点t8)が、信号WINDOWのHレベル期間(ウィンドウ期間)内に検出されることになる。そして、信号WINDOWがHレベルとなるタイミングは、検出シンクSYNC・Dの検出タイミングが以降も正常なものであれば、この検出シンクSYNC・Dのタイミングと同期した状態で保たれるものとなる。
これに応じては、以降はシンク判定回路25においてウィンドウ内にフレームシンクが検出されたことが判別されるものとなり、このシンク判定回路25からは検出シンクSYNC・Dが出力される。すなわち、時点t8以降においては、図4(b)、図4(g)を参照してもわかるように、再生用シンクとしてフレームシンク検出回路22により検出された検出シンクSYNC・Dが使用されるようになり、これによって検出シンクへの再同期が行われるものである。
これに応じては、以降はシンク判定回路25においてウィンドウ内にフレームシンクが検出されたことが判別されるものとなり、このシンク判定回路25からは検出シンクSYNC・Dが出力される。すなわち、時点t8以降においては、図4(b)、図4(g)を参照してもわかるように、再生用シンクとしてフレームシンク検出回路22により検出された検出シンクSYNC・Dが使用されるようになり、これによって検出シンクへの再同期が行われるものである。
このようにして、本実施の形態では、デフェクト解消後において検出されたフレームシンクが、「1488」ビット間隔で3回連続して検出された場合は、その時点で信号WINDOWによるウィンドウ期間内に検出シンクが検出されるように信号WINDOWの位相がロックされて、シンクの再同期が行われる。
つまり、このようにしてデフェクト解消後において検出されたフレームシンクが、フォーマットで規定された正しいビット間隔で3回連続して得られていることが検出された場合は、適正なタイミングでフレームシンクが検出されているものとみなしてシンクの再同期を行うようにしたものである。
これにより、この場合は前方保護動作のみを行って、前方保護回数として設定される「10」回に応じた回数分シンクを内挿する場合よりも、図示するようにより早くシンクの再同期を行うことができるようになる。
つまりこの場合、再生用シンクとして、より早く本来期待されたタイミングのフレームシンクを使用することができるようになるもである。
つまり、このようにしてデフェクト解消後において検出されたフレームシンクが、フォーマットで規定された正しいビット間隔で3回連続して得られていることが検出された場合は、適正なタイミングでフレームシンクが検出されているものとみなしてシンクの再同期を行うようにしたものである。
これにより、この場合は前方保護動作のみを行って、前方保護回数として設定される「10」回に応じた回数分シンクを内挿する場合よりも、図示するようにより早くシンクの再同期を行うことができるようになる。
つまりこの場合、再生用シンクとして、より早く本来期待されたタイミングのフレームシンクを使用することができるようになるもである。
続いて、このような図4にて説明した動作が行われる際の、同期検出回路21の各部において行われる信号処理動作の流れを、次の図5のフローチャートを用いて説明する。
先ず、この図5において、図示するステップS101より開始される処理動作は、図4にて説明した前方保護動作、及びこのような前方保護動作後の後方保護動作を実現するための動作である。
先ず、この図5において、図示するステップS101より開始される処理動作は、図4にて説明した前方保護動作、及びこのような前方保護動作後の後方保護動作を実現するための動作である。
先ず、図示するステップS101においては、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなくなったことを監視する。このステップS101として示される動作は、シンク判定回路25において、フレームシンク検出回路21から供給される検出シンクSYNC・D、及びウィンドウ生成回路23から供給される信号WINDOWを比較することで、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなくなったことを判別する動作に対応する。
ステップS101において、フレームシンクがウィンドウ内において検出されなくなったとされた場合は、ステップS102として、シンク判定回路25によって、内挿シンク生成回路24にて生成される内挿シンクSYNC・Iを再生用シンクとして出力する動作が行われる。
そして、続くステップS103においては、先のステップS101においてフレームシンクがウィンドウ内に検出されなかったことに応じ、この場合のシンク判定回路25の判定結果に応じて前方保護回路26が前方保護カウント値を1インクリメントする動作を行う。
そして、続くステップS103においては、先のステップS101においてフレームシンクがウィンドウ内に検出されなかったことに応じ、この場合のシンク判定回路25の判定結果に応じて前方保護回路26が前方保護カウント値を1インクリメントする動作を行う。
ステップS104においては、前方保護回路26によって、前方保護カウント値が内部に前方保護回数として設定された値「10」以上となったか否かを判別する。前方保護カウント値が前方保護回数以上となっていない場合は、ステップS101に進み、フレームシンクがウィンドウ内に検出されないことを再度監視する。
また、この前方保護カウント値が前方保護回数以上となった場合は、ステップS105において、信号WINDOW−OPENをウィンドウ生成回路23に対して出力する。
また、この前方保護カウント値が前方保護回数以上となった場合は、ステップS105において、信号WINDOW−OPENをウィンドウ生成回路23に対して出力する。
ステップS106においては、このように信号WINDOW−OPENがウィンドウ生成回路23に供給されることに応じて、ウィンドウがオープンとなってシンクの再同期動作が行われる。
そして、このようにウィンドウがオープンして再同期が行われると、続くステップS107において、後方保護回路27による後方保護動作が行われる。すなわち、シンク判定回路25の判定結果に基づき、シンク再同期以降の検出シンクがウィンドウ期間に検出される回数をカウントし、このカウント値が所要値と一致するか否かを判定する。これによって、再同期後の検出シンクが正しいタイミングでもって検出されていることを確認するようにされる。
さらに、続くステップS112においては、後方保護回路27におけるカウント値が上記所要値と一致することに応じて、ウィンドウ位置がロックされる。つまり、上記カウント値が上記所要値と一致することに応じて、後方保護回路27より信号LOCKがウィンドウ生成回路23に対して供給されて、信号WINDOWの位相が検出シンクのタイミングに応じたものにロックされるものである。
なお、ここでの図示による説明は省略したが、前方保護動作による再同期後に検出シンクがウィンドウ内にて検出されず、後方保護回路27において上記カウント値と上所要値とが一致しなかった場合は、信号LOCKは出力されず、ウィンドウ位置はロックされなものとなる。この場合は、例えば再度ウィンドウをオープンし、上記カウント値が上記所要値と一致するまで後方保護を継続するものとすればよい。
そして、このようにウィンドウがオープンして再同期が行われると、続くステップS107において、後方保護回路27による後方保護動作が行われる。すなわち、シンク判定回路25の判定結果に基づき、シンク再同期以降の検出シンクがウィンドウ期間に検出される回数をカウントし、このカウント値が所要値と一致するか否かを判定する。これによって、再同期後の検出シンクが正しいタイミングでもって検出されていることを確認するようにされる。
さらに、続くステップS112においては、後方保護回路27におけるカウント値が上記所要値と一致することに応じて、ウィンドウ位置がロックされる。つまり、上記カウント値が上記所要値と一致することに応じて、後方保護回路27より信号LOCKがウィンドウ生成回路23に対して供給されて、信号WINDOWの位相が検出シンクのタイミングに応じたものにロックされるものである。
なお、ここでの図示による説明は省略したが、前方保護動作による再同期後に検出シンクがウィンドウ内にて検出されず、後方保護回路27において上記カウント値と上所要値とが一致しなかった場合は、信号LOCKは出力されず、ウィンドウ位置はロックされなものとなる。この場合は、例えば再度ウィンドウをオープンし、上記カウント値が上記所要値と一致するまで後方保護を継続するものとすればよい。
また、図5において、本例の同期検出回路21としては、このようなステップS101〜ステップS112までに示した前方保護動作及び後方保護動作のための動作に平行して、図示するステップS108以降の、シンクの検出間隔に基づいたシンクの再同期動作のための動作も行われる。
先ず、このような本例の再同期動作としては、ステップS108において、エッジ検出回路28が、図1に示したデフェクト検出回路20より供給される信号DEFECTの、例えば立ち下がりエッジを検出することにより、デフェクト状態が解消されたことを監視する。
そして、続くステップS109においては、フレームシンク検出回路22によって、フレームシンクが再び検出されるのを監視する。
先ず、このような本例の再同期動作としては、ステップS108において、エッジ検出回路28が、図1に示したデフェクト検出回路20より供給される信号DEFECTの、例えば立ち下がりエッジを検出することにより、デフェクト状態が解消されたことを監視する。
そして、続くステップS109においては、フレームシンク検出回路22によって、フレームシンクが再び検出されるのを監視する。
その上で、ステップS110においては、ビットカウンタ29が、上記エッジ検出回路28により検出出力されたデフェクト信号の立ち下がりエッジ、及び上記フレームシンク検出回路22により検出出力された検出シンクに応じ、ビットカウントを開始するようにする。
そして、このビットカウンタ29においては、先に説明したようにして、以降はフレームシンクが検出されるごとに、カウント値と内部に設定された比較参照値「1488」との一致を検出するようにする。さらに、このようなカウント値と比較参照値「1488」の一致が検出された場合は、この検出出力を一致回数カウンタ30に対して供給する。
そして、このビットカウンタ29においては、先に説明したようにして、以降はフレームシンクが検出されるごとに、カウント値と内部に設定された比較参照値「1488」との一致を検出するようにする。さらに、このようなカウント値と比較参照値「1488」の一致が検出された場合は、この検出出力を一致回数カウンタ30に対して供給する。
続くステップS111においては、再検出された各フレームシンクが、フォーマットにより規定された正しいビット間隔(1488T)で3回連続して得られるのを監視する。つまり、一致回数カウンタ30に対し、ビットカウンタ29からの検出出力が3回連続して供給されるのを監視する。
そして、このステップS111において、再検出された各フレームシンクが1488Tの正しいビット間隔で3回連続して得られたとされた場合は、ステップS112において、ウィンドウ位置がロックされる。つまり、この場合は一致回数カウンタ30により信号LOCKがウィンドウ生成回路23に対して出力され、これによってウィンドウ位置が検出シンクの検出タイミングに応じたものとなるように、信号WINDOWの位相がロックされるものである。
このようにして、ウィンドウ位置が検出シンクの検出タイミングに応じたものにロックされることで、フレームシンクがウィンドウ内において検出されるものとなり、これに応じシンク判定回路25では、再生用シンクとして検出シンクSYNC・Dが出力されるようになる。すなわち、これによってシンクの再同期動作が完了する。
そして、このステップS111において、再検出された各フレームシンクが1488Tの正しいビット間隔で3回連続して得られたとされた場合は、ステップS112において、ウィンドウ位置がロックされる。つまり、この場合は一致回数カウンタ30により信号LOCKがウィンドウ生成回路23に対して出力され、これによってウィンドウ位置が検出シンクの検出タイミングに応じたものとなるように、信号WINDOWの位相がロックされるものである。
このようにして、ウィンドウ位置が検出シンクの検出タイミングに応じたものにロックされることで、フレームシンクがウィンドウ内において検出されるものとなり、これに応じシンク判定回路25では、再生用シンクとして検出シンクSYNC・Dが出力されるようになる。すなわち、これによってシンクの再同期動作が完了する。
なお、このようなステップS108〜S112に示した本例の再同期動作として、例えばステップS109にて再検出されたフレームシンクが、ウィンドウ内に得られた場合は、シンク判定回路25により、この検出シンクが再生用シンクとして出力されるものとなる。そして、先の図2においても説明したように、このようにして検出シンクがウィンドウ内に検出された場合、シンク判定回路25は、ビットカウンタ29、一致回数カウンタ30に対してそれぞれ信号RSTを供給するようにされるので、これに応じてビットカウンタ29、一致回数カウンタ30の動作はリセットされる。従ってステップS109にて再検出されたフレームシンクがウィンドウ内に得られた場合は、ステップS108〜S112に示した本例の再同期動作はリセットされて、この検出シンクに基づく再生用シンクが出力されるものとなる。なおこの場合は、例えばウィンドウ内に再検出されたフレームシンクに対する後方保護動作を行った後にウィンドウ位置をロックするものとすればよい。
また、先のステップS111において、再検出される各フレームシンクが正しいビット間隔で3回連続して得られない場合は、再度カウント動作が行われるものとなるが、この間に先のステップS104〜S105の動作によって前方保護が完了した場合も、シンク判定回路25によって検出シンクがウィンドウ内に得られることが判定される。すなわち、これによって信号RSTがビットカウンタ29、一致回数カウンタ30に対して供給され、ステップS108〜112としての本例の再同期動作はリセットされるようになる。
ステップS112において、上記のようにシンクの再同期動作が実行されると、前方保護・後方保護の動作としては、図示するようにステップS101に進み再びフレームシンクがウィンドウ内に検出されないことを監視するようにされる。また、一方のシンクの検出間隔に基づいた本例のシンク再同期動作のための動作としては、図示するようにしてステップS108に進み、再び信号DEFECTの立ち下がりエッジが検出されるのを監視するようにされる。
この図5にて示した動作からも理解されるように、同期検出回路21の動作によっては、ステップS104にて前方保護回路26のカウント値が前方保護回数に達するか、或るいはステップS111にて1488Tが3回連続して検出された場合に、シンクの再同期が行われる。
そして、ステップS104にて前方保護カウント値が前方保護回数に達するよりも、上記ステップS111における1488Tの3回連続一致の方が先に検出された場合には、前方保護動作により所定回数分シンクを内挿するよりも早く、シンクの再同期動作が行われることがわかる。
そして、ステップS104にて前方保護カウント値が前方保護回数に達するよりも、上記ステップS111における1488Tの3回連続一致の方が先に検出された場合には、前方保護動作により所定回数分シンクを内挿するよりも早く、シンクの再同期動作が行われることがわかる。
以上のように本実施の形態のディスク再生装置0では、例えばデフェクト通過後において再検出されるようになった各フレームシンクが、フォーマットに規定された正しいビット間隔でもって所定回数連続して得られた場合に、直ちにウィンドウ位置がこの検出シンクの検出タイミングに応じたものとなるように信号WINDOWの位相をロックして、再同期動作を行うものとしている。
そして、上記もしているように、このような各フレームシンクが正しいビット間隔でもって所定回連続して得られた時点が、例えば前方保護動作が完了する以前であった場合には、従来よりも早くシンクの再同期動作を行うことができる。
これによって、再生用シンクとして本来期待されたシンク位置とは異なっている可能性の高い内挿シンクが使用されている状態を、従来に比してより早く解消できるようになり、その分信号の読み取りパフォーマンスを向上して再生動作の信頼性をより向上することができる。
そして、上記もしているように、このような各フレームシンクが正しいビット間隔でもって所定回連続して得られた時点が、例えば前方保護動作が完了する以前であった場合には、従来よりも早くシンクの再同期動作を行うことができる。
これによって、再生用シンクとして本来期待されたシンク位置とは異なっている可能性の高い内挿シンクが使用されている状態を、従来に比してより早く解消できるようになり、その分信号の読み取りパフォーマンスを向上して再生動作の信頼性をより向上することができる。
ここで、本例では、再検出された検出シンクが正しい間隔で以て規定回数得られたことに応じて、直ちにウィンドウ位置をロックするものとしたが、このように検出シンクが正しい間隔で以て規定回数得られたことに応じては、例えば従来のようにウィンドウをオープンして再同期を行うことも考えられる。
しかしながら、このようにウィンドウをオープンして再同期を行う場合、先の図6の説明からも理解されるようにオープン後のウィンドウ位置を確定(ロック)するための後方保護動作を行わなければならない。この点で、ウィンドウ位置を直ちにロックするようにした本例では、ウィンドウをオープンする場合と比較して後方保護動作を行う必要がないという点でメリットを有するものとなる。
しかしながら、このようにウィンドウをオープンして再同期を行う場合、先の図6の説明からも理解されるようにオープン後のウィンドウ位置を確定(ロック)するための後方保護動作を行わなければならない。この点で、ウィンドウ位置を直ちにロックするようにした本例では、ウィンドウをオープンする場合と比較して後方保護動作を行う必要がないという点でメリットを有するものとなる。
なお、実施の形態のディスク再生装置0において、図2に示した前方保護回路26に設定される前方保護回数、及び一致回数カウンタ30にて設定される連続一致回数としては、上記説明した回数に限定されるものではない。
また、実施の形態では、ディスク再生装置0がDVDフォーマットに対応する再生信号に対応するものである場合を例に挙げたが、例えばCD(Compact Disc)やMD(Mini Disc:光磁気ディスク)等の他のフォーマットに対応するようにされてもよい。
また、この場合、図2に示したビットカウンタ29において一致を検出するビット数としては、対応するフォーマットにより規定される1フレーム分のチャンネルビット数(例えばCDフォーマットに対応するとされた場合は「588」)が設定されればよい。
また、この場合、図2に示したビットカウンタ29において一致を検出するビット数としては、対応するフォーマットにより規定される1フレーム分のチャンネルビット数(例えばCDフォーマットに対応するとされた場合は「588」)が設定されればよい。
また、実施の形態では、シンクの検出間隔に基づいたシンクの再同期動作が、デフェクト状態の解消後においてフレームシンクが検出されるのに応じてのみ行われるようにしたが、このようなシンクの再同期動作としては、例えば、単にフレームシンクがウィンドウ外で検出されるのに応じて開始するものとしてもよい。
すなわち、本実施の形態としてのシンクの再同期動作としては、単にシンクの内挿動作の開始後に検出されるフレームシンクが、正常なタイミングで得られていることに応じてシンクの再同期を行うようにすればよいものであり、従って、このようなシンクの再同期動作の開始は、フレームシンクが正しいタイミングで検出されなくなったとされる、所要の条件に応じるようにすればよいものである。
すなわち、本実施の形態としてのシンクの再同期動作としては、単にシンクの内挿動作の開始後に検出されるフレームシンクが、正常なタイミングで得られていることに応じてシンクの再同期を行うようにすればよいものであり、従って、このようなシンクの再同期動作の開始は、フレームシンクが正しいタイミングで検出されなくなったとされる、所要の条件に応じるようにすればよいものである。
また、実施の形態では、本発明の同期信号検出装置が、記憶媒体からのデジタルデータを読み出してこれについての再生を行う再生装置に適用される場合を例に挙げた。
しかしながら、本発明の同期信号検出装置としては、このような再生装置以外にも、例えばデータ通信システムにおける送信装置から送信された、所定のフォーマットのデータについての受信処理を行う受信装置にも適用することができる。
例えば、上記受信装置側で受信したデータが、ストリーミング出力すべきオーディオデータや動画データなどである場合において、受信データに挿入されるフレーム同期信号に相当する信号の検出について本発明を適用することで、より良好なパフォーマンスによる受信データの再生出力が可能となるものである。
しかしながら、本発明の同期信号検出装置としては、このような再生装置以外にも、例えばデータ通信システムにおける送信装置から送信された、所定のフォーマットのデータについての受信処理を行う受信装置にも適用することができる。
例えば、上記受信装置側で受信したデータが、ストリーミング出力すべきオーディオデータや動画データなどである場合において、受信データに挿入されるフレーム同期信号に相当する信号の検出について本発明を適用することで、より良好なパフォーマンスによる受信データの再生出力が可能となるものである。
0 ディスク再生装置、1 ディスク、2 スピンドルモータ、3 光学ヘッド、3a 対物レンズ、3b ディテクタ、3c レーザダイオード、3d 光学系、4 2軸機構、5 スレッド機構、6 RFアンプ、7 信号処理部、8 2値化回路、9 レジスタ、10 EFM+デコード回路、11 ECC/デインターリーブ回路、12 RAM、13 バッファマネージャ、14 バッファRAM、15 インタフェース部、16 光学系サーボ回路、17 モータドライバ、18 システムコントローラ、19 PLL/スピンドルサーボ回路、20 デフェクト検出回路、21 同期検出回路、22 フレームシンク検出回路、23 ウィンドウ生成回路、24 内挿シンク生成回路、25 シンク判定回路、26 前方保護回路、27 後方保護回路、28 エッジ検出回路、29 ビットカウンタ、30 一致回数カウンタ
Claims (3)
- 所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手段と、
上記同期信号検出手段による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手段と、
上記同期信号検出手段により、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手段により検出された同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手段におけるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手段と、
上記出力制御手段の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手段により検出される同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手段により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手段と、
上記判定手段の判定結果に応じ、上記同期信号検出手段により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手段により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手段と、
を備えることを特徴とする同期信号検出装置。 - 上記判定手段は、
上記同期信号検出手段により連続して検出される同期信号についての検出タイミングの間隔を測定すると共に、この検出タイミングの間隔が、入力信号のフォーマットに基づく所定の間隔と所定回数以上連続して一致するか否かを判別した結果に基づき、上記各同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行うように構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の同期信号検出装置。 - 所定のフォーマットに従ってフレーム単位により形成される信号を入力し、上記フレーム内に挿入される同期信号を検出する同期信号検出手順と、
上記同期信号検出手順による上記同期信号の検出タイミングに基づいて、上記同期信号の検出期間を規定するためのウィンドウ信号を生成するウィンドウ信号生成手順と、
上記同期信号検出手順によって、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出された場合は、上記同期信号検出手順により検出した同期信号を再生用同期信号として出力すると共に、上記同期信号が、上記ウィンドウ信号に基づく検出期間内に検出されない場合は、上記同期信号検出手順によるそれまでの同期信号の検出タイミングに応じて生成された内挿同期信号を再生用同期信号として出力する出力制御手順と、
上記出力制御手順の制御により上記内挿同期信号の出力が開始された後において、上記同期信号検出手順により検出した同期信号が上記検出期間外に得られるのに応じて、この同期信号検出手順により連続して検出される同期信号が正常なタイミングにより得られているか否かについての判定を行う判定手順と、
上記判定手順による判定結果に応じ、上記同期信号検出手順により検出される同期信号の検出タイミングに応じた上記検出期間が得られるように上記ウィンドウ信号の位相を固定することで、上記同期信号検出手順により検出される同期信号を再生用同期信号として出力させる再同期手順と、
を実行することを特徴とする同期信号検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006687A JP2005203016A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 同期信号検出装置、同期信号検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006687A JP2005203016A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 同期信号検出装置、同期信号検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005203016A true JP2005203016A (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=34820576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006687A Pending JP2005203016A (ja) | 2004-01-14 | 2004-01-14 | 同期信号検出装置、同期信号検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005203016A (ja) |
-
2004
- 2004-01-14 JP JP2004006687A patent/JP2005203016A/ja active Pending
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