JP2005276346A - 同期信号検出装置と情報記録再生装置並びに同期信号検出方法 - Google Patents

同期信号検出装置と情報記録再生装置並びに同期信号検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
記録ずれ等によって同期信号の位置が大きくずれた場合にも、同期信号の誤検出の確率の増大を抑制し、同期信号を正確に検出可能とする方法と装置の提供。
【解決手段】
同期検出ウインドウS7を生成するウインドウ生成回路11と、再同期ウインドウS11を生成する再同期ウインドウ生成回路14と、再同期ウインドウS11から再同期ウインドウマスクS8を除く時間区間の再同期検出ウインドウを生成し、入力ビット列から同期信号の検出を行うとともに、再同期検出ウインドウ内で同期信号の検出を行う同期検出回路10と、同期検出ウインドウ内で同期信号が所定回数連続して検出されず、再同期検出ウインドウ内で同期信号が検出された場合には、再同期ウインドウS11の時間区間を更新し、再同期ウインドウS11内で連続して所定回数同期信号の検出が行われた場合には、再同期カウンタ15が再同期確立信号S12を出力し、ウインドウ生成回路11は、同期検出ウインドウS7の位置をリセットし予め定められた同期周期で生成し、再同期ウインドウ生成回路14は再同期ウインドウS11をリセットする。
【選択図】
図1

Description

本発明は、同期検出回路に関し、特に、光ディスク等の情報記録/再生装置に適用して好適な同期信号検出装置と方法並びに情報再生装置と情報記録再生装置に関する。
DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクにおいて、情報の記録時には、データ読み出しのため記録フォーマットに従って、予め定められた特定のビットパターンである同期信号(SYN)を、一定の周期で、データとともに、光ディスクに書き込む。図5に、DVD等の光ディスクのセクタのフォーマットの一例を模式的に示す。図5に示す例では、1行あたり172バイトに対して10バイトの内パリティコードが付加された182バイト、12行のセクタに対して、外パリティコードが一行付加されて13行とされ、91バイトごとに、同期信号(図5に示す例では32チャネルビット)が挿入される。データは8/16変調されて記録されており、1456チャネルビットとされ、したがって、図5では、1シンクフレームは、32+1456=1488チャネルビット(Cb)よりなる。以下、光ディスクの再生系における同期検出の概略を説明しておく。なお、同期信号検出回路については、例えば後記特許文献1の記載が適宜参照される。
図6に、一般の光ディスクの再生系の構成を示す(後記特許文献1)。図6に示すように、光ディスク120に記録された情報は、光ピックアップ121で読み出され、RFアンプ122に入力され、RFアンプ122から出力される信号(RF信号)はフィルタ123で波形等化される。そして、波形等化された信号は、データ2値化回路124に入力されて2値化される。2値化された信号は、PLL(Phase Locked Loop)回路125に入力され、チャネルビットに同期したチャネルクロックが生成される。PLL回路125からのシリアルデータとチャネルクロックは、同期信号検出回路126に入力されて同期検出が行われ、復調回路127で復調される。
同期信号検出回路126は、記録信号に含まれる同期信号を検出し、記録されたデータ信号を正しいフォーマットで再生できるようにするものであり、光ディスク120から読み出したチャネルビット列に対し同期信号と一致するかパタンマッチングを行うことで同期検出を行う。
図6に示す再生系において、読み出しを開始すると、同期信号検出回路126では、最初に同期信号を検出できるまでは、チャネルビット列に対し、順にパタンマッチングを行う。同期信号検出回路126は、一旦、同期信号を検出した以降は、読み出し時のチャネルビット誤りによる同期信号の誤検出発生の確率を抑えるため、入力されたチャネルビット列のうち、記録フォーマットに従って、次に同期信号の検出が予想される位置付近でのみ同期信号とのパターンマッチングを行うようにしている。
ところで、読み出されたチャネルビット列のデータ部において、例えばノイズ等により同期信号と同一のビットパタンがたまたま存在する場合があることから、同期信号検出回路126では、このような擬似的なパタンを同期パタンとして誤検出することを回避するため、同期パタンの現れるタイミングの前後一定時間を含む期間のみ同期検出を行うようにしている。同期信号の照合(マッチング)を行う期間を「ウィンドウ」という。
よく知られているように、同期信号検出回路126では、同期信号の検出エラーとして、
・光ディスク上の傷によるバーストエラー、
・光源照射面上に存在するランダム欠陥によるランダムエラー、
・外乱等による同期周期の乱れによって同期信号が検出できない、
場合などが想定されている。そして、同期信号が一時的に検出できない場合、最後に見つかった同期信号を基準に、一定の周期で、大きさを調整したウィンドウを作成する手法が一般に用いられている。
そして、バーストエラー、ランダムエラーに対して、同期信号を再検出することを可能とする構成として、例えば後記特許文献1には、図7に示すような構成の同期信号検出装置が開示されている。図7を参照すると、この従来の同期信号検出装置は、デコーダ106により、前方保護カウンタ105から出力されるカウント値をデコードし、デコード値をウィンドウ信号生成回路107に供給し、ウィンドウ信号生成回路107では、タイミングジェネレータ108からのパルスS106をデコード値に基づき拡げるというものである。かかる構成により、例えば傷等により、バースト欠陥があり、同期パタンが検出できない場合、ウィンドウパルス幅を変化させる。また、ランダム欠陥により、同期検出が不能の場合、ウィンドウパルス幅を変化させないような制御が行われる。なお、後記特許文献1では、図7において、デコーダ106以外の構成は、後記特許文献1の発明の従来技術として扱われているが、同期検出回路の動作原理の理解に供するため、以下に概説しておく。
図7において、ウィンドウ制御回路101は、AND回路よりなり、シリアルデータ(読み出された記録信号)の同期検出回路102での通過の制御を行う。同期検出回路102で同期信号(同期パタン)を検出した場合、同期パタン検出パルスS101を生成し、フレームカウンタ103は、光ディスクより再生されるチャネルクロックをカウントし、前の同期検出位置から導かれる次の同期検出の予想位置に、同期パタン予測パルスS102を発生する。なお、フレームカウンタ103は、同期パタン検出パルスS101と同期パタン予測パルスS102の論理和(OR回路112の出力)でリセットされる。フレームクロック生成回路109は、同期パタン検出パルスS101、同期パタン予測パルスS102を用いて、フレームクロックを生成する。
後方保護カウンタ104は、同期パタン検出パルスS101と同期パタン予測パルスS102が同時に出力されるときにカウントアップ動作し、後方保護設定回数分カウントアップすると、同期確立を示す信号S103(オーバーフロー)を出力する。
前方保護カウンタ105は、後方保護カウンタ104の出力信号S103をイネーブル信号ENとして受け、同期パタン検出パルスS101と同期パタン予測パルスS102を入力とするEXOR(排他的論理和)回路111の出力を受けてカウントアップし、同期確立状態で、前方保護設定回数までカウントアップしたとき、同期はずれとして、信号S104を出力し、後方保護カウンタ104をリセットする。なお、前方保護カウンタ105は、同期パタン検出パルスS101で、リセットされる。OR回路112は、前方保護カウンタ105からの同期外れを示すパルス信号S104と、ウィンドウ信号生成回路107からのウィンドウパルスS107を入力し、2入力の論理和をウィンドウ制御回路101に出力する。
前方保護設定回数を「4」とした場合、前方保護カウンタ105の出力が「0」のとき、デコード値を「0」、前方保護カウンタ105の出力がそれぞれ「1」、「2」、「3」のとき、デコード値は、±α、±2α、±3αとされる。ただし、αは、ウィンドウパルスの幅を前縁、後縁に広げる最小単位となる値である。
また、外乱等による同期周期の乱れに対処するために、ウィンドウ(検出窓)を二重化する構成も知られている(例えば後記特許文献2参照)。後記特許文献2においては、第1、2の検出窓作成回路を備え、第1の検出窓、第2の検出窓を用い、一致パルス(入力信号と基準同期パタンを比較するパタン比較回路で一致検出時に出力されるパルス)を用いて、一致パルスの周期が変動する度に、交互に、一致パルスの同期周期に合わせて、検出窓を作成している。この従来の構成において、第1、2の検出窓作成回路は、通常動作では、同期周期の前後に±Nクロック分の検出窓幅を設定し、外乱信号等が入力されると、±Nクロック分から±Mクロック分(M>N)に拡幅される。
特開2000−3550号公報(第3頁、第5頁、第1図、第6図) 特開平10−199162号公報(第3−4頁、第1図)
以下に、発明が解決しようとする課題について、本発明者によって為された解析・検討結果に基づき詳説する。
書き込み可能な光ディスク(追記型ディスクも含む)において、既存のデータ(記録済みデータ)に続けて記録を行う場合、新たに記録した先頭の同期信号以降、同期周期に対応した位置に順次記録される同期信号の周期は、既に記録された領域に存在する同期信号と同一の周期であるが、既に記録された領域に存在する同期信号を基準としていない場合がある。
一方、書き込み可能な光ディスクにおいて、既存のデータに続いて記録(例えば追記等)を行う場合、新たに記録を行う領域においても、同期信号間の間隔を保つために、既に記録された領域に存在する同期信号を基準に、同一の位相で同一の周期となるよう記録する必要がある。しかしながら、既に記録された領域に存在する同期信号の周期と、新たに記録された領域の同期信号の周期とが同一であっても、新たに記録した先頭の同期信号の位置から位相がずれることがある。これを「記録ずれ」という。
上記した記録ずれが起こる原因としては、
・誤った位置から記録を開始する場合、
・記録を開始する位置は正しいが以前に書き込まれたデータが誤った位置に記録されている場合、
等が思料される。
上記のうち、いずれが原因であるかにかかわらず、記録ずれが大きくなると、一時的に、同期信号の検出ができず、バーストエラーを引き起こす原因となる。そして、記録ずれが生じると、同期信号の位置が、ウィンドウから大きく外れる場合がある。
このため、最後に見つかった同期信号を基準に、光ディスクのフォーマットに従い、一定の周期でウィンドウを作成して同期信号の検出を試みるという従来の手法には、本願発明者の検討結果によれば、以下のような問題があることが明らかにされた。
(A)同期信号の位置がウィンドウから大きく外れた場合、ウィンドウの拡大によって同期信号の検出を試みると、同期信号の位置がウィンドウの位置から離れれば、それだけウィンドウの幅(パタンマッチングを行う時間幅)が拡大されることになり、この結果、同期信号の誤検出の確率が高くなる。なお、上記特許文献2において、同期信号の位置がウィンドウから所定範囲を超える場合は、基準同期パタンを用いて同期信号の補間が行われるが、記録ずれに対応した同期信号の生成方法に関しては全く記載されていない。
(B)また、ディスクの読み出し開始時と同様に、入力チャネルビット列(図6のPLL回路からのシリアルデータ)に対し順にパタンマッチングを行うことで同期検出を試みる場合、バーストエラー等により同期信号が一時的に検出できない場合と区別することができない。一定期間の間は、最後に検出した同期信号を基準に、ウィンドウを作成することで、同期検出を試みる必要がある。このため、記録ずれによって外れた同期信号を検出するまでに時間がかかる。
したがって、本発明は、上記解析・検討結果に基づき全く独自に創案されたものであって、その主たる目的は、記録ずれ等によって同期信号の位置が大きくずれた場合であっても、同期信号の誤検出の確率の増大を抑制し、同期信号を正確に検出可能とする装置と方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記録ずれ等によって大きく外れた同期信号を確実に検出可能とするとともに、検出に要する時間を短縮する装置と方法を提供することにある。
本願で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る同期信号検出装置は、入力ビット列から第1のウィンドウ内で同期信号の検出を行うとともに、前記第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウ内で前記入力ビット列から前記同期信号の検出を行う同期検出回路を備え、前記第2のウィンドウが、前記第1のウィンドウを除く時間範囲のうちの所定の時間区間に設定された状態で、前記同期検出回路において、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されず、前記第2のウィンドウ内で前記同期信号が予め定められた同期周期にしたがって予め定められた所定回数続いて検出されると、再同期が確立したものとして、前記第1のウィンドウを、前記第2のウィンドウ内での同期検出位置を基準として前記同期周期にしたがって周期的に生成するように制御する制御回路を備えている。
本発明に係る同期信号検出装置において、前記制御回路は、前記第2のウィンドウの時間区間を、前記第1のウィンドウ及びその近傍を除いた時間区間に初期設定する、構成としてもよい。
本発明に係る同期信号検出装置において、前記制御回路は、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されず、前記第2のウィンドウ内で前記同期信号が検出された場合、前記第2のウィンドウ内での同期信号検出位置を基準に、次の同期検出予想位置に、所定の時間幅に設定された前記第2のウィンドウを出力する、構成としてもよい。
本発明に係る同期信号検出装置において、前記制御回路は、前記再同期の確立時に、前記第2のウィンドウの時間区間を、前記第1のウィンドウ及びその近傍を除いた時間区間にリセットする構成としてもよい。
本発明に係る同期信号検出装置において、前記制御回路は、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されない場合、前記第1のウィンドウの時間区間を予め定められた所定幅拡大し、幅を拡大した前記第1のウィンドウを、次の同期検出予想位置に出力する制御を行う回路と、前記第1のウィンドウ内で同期周期にしたがって予め定められた所定回数続いて前記同期信号が検出されない場合には、同期確立解除信号を出力する回路と、を備えた構成としてもよい。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る方法は、
(A)入力ビット列からウィンドウ内で同期信号を検出するにあたり、同期信号を検出する時間区間を規定する第1、第2のウィンドウを生成し、その際、前記第2のウィンドウを、前記第1のウィンドウとその近傍を除いた所定の時間区間に設定する工程と、
(B)前記第1のウィンドウ内で同期信号が検出されず、且つ、前記第2のウィンドウ内で同期信号が予め定められた所定回数続いて検出されると、前記第2のウィンドウで同期信号が検出された時間を基準として、前記第1のウィンドウを予め定められた同期周期で生成する工程を有する。
本発明によれば、同期信号検出回路のパターン検出領域を二重化し、同期信号誤検出を抑制し、同期信号検出可能性を向上し、同期信号再検出に要する時間を短縮している。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく、添付図面を参照して、実施の形態について説明する。本発明を実施するための最良の一実施形態の同期信号検出装置は、例えば記録ずれを生じたディスクのデータ読み出しにおける、従来の回路構成の問題点を、ウィンドウの二重化によって解決する。本発明の一実施の形態においては、同期検出用のウィンドウを生成する回路(図1の11)に加えて、再同期ウィンドウを生成する回路(図1の14)を備え、記録ずれ等によって同期検出ウィンドウから大きくずれた同期信号を再同期ウィンドウで検出するように構成されている。
より詳しくは、本発明の一実施の形態に係る同期信号検出装置は、同期検出のための第1の時間区間を規定する同期検出ウィンドウ信号(図1のS7)、及び、前記同期検出ウィンドウと同一又は前記同期検出ウィンドウを含む時間区間の再同期ウィンドウマスク信号(図1のS8)を生成するウィンドウ生成回路(図1の11)と、同期検出のための第2の時間区間を規定する再同期ウィンドウ信号(図1のS11)を生成する再同期ウィンドウ生成回路(図1の14)と、再同期ウィンドウ信号(図1のS11)の時間区間から再同期ウィンドウマスク信号(図1のS8)を除いた時間区間よりなる再同期検出ウィンドウ信号(図2のS13)を生成する回路と、再同期検出ウィンドウ信号(図2のS13)にて同期検出回路(図1の10)から同期検出を計数する再同期カウンタ(図1の15)とを備え、同期検出回路は、同期検出ウィンドウ信号(S7)で規定される時間区間内で、入力ビット列(チャネルビット列)から同期信号の検出を行うとともに、再同期検出ウィンドウ信号(図2のS13)で規定される時間区間内でも入力ビット列から同期信号の検出を行う。なお、本願明細書では、同期検出ウィンドウ信号、再同期ウィンドウマスク信号、再同期ウィンドウ信号、再同期検出ウィンドウ信号はそれぞれ、同期検出ウィンドウ、再同期ウィンドウマスク、再同期ウィンドウ、再同期検出ウィンドウという(末尾の信号が省略される)。また、例えば同期検出ウィンドウ信号によって規定される時間区間内で、同期信号の検出を行うことを、同期検出ウィンドウ内で同期信号の検出を行うと表記している。
同期検出回路(図1の10)において、同期検出ウィンドウ(図1のS7)内で同期信号が所定回数連続して検出されず、再同期検出ウィンドウ(図2のS13)内で同期信号が検出された場合に、再同期カウンタ(図1の15)で、同期検出回路(図1の10)から出力される同期検出信号(図1のS5)が所定回数計数されると、再同期確立信号(図1のS12)を出力し、これを受けてウィンドウ生成回路(図1の11)は、同期検出ウィンドウ(図1のS7)を、再同期検出ウィンドウ(図2のS13)での同期検出位置を基準として、予め定められた同期周期で生成し、再同期確立信号(S12)を入力した再同期ウィンドウ生成回路(14)は、再同期ウィンドウ(S11)を、例えばハイレベル固定にリセットする。
なお、本発明の実施の形態においては、記録ずれ等により同期検出ウィンドウから大きくずれた同期信号は、再同期ウィンドウで同期検出が行われるが、記録ずれ等による同期検出エラー以外の、ディスク上の傷によるバーストエラー、ランダム欠陥によるランダムエラー、外乱等による同期周期の乱れなどが生じた場合には、図7に示した構成と同様にして、同期検出ウィンドウを段階的に拡張することで、同期信号の検出を行う。
本発明の実施の形態においては、同期検出ウィンドウの拡張分を含む再同期ウィンドウマスクwmを作成し、作成された再同期ウィンドウの時間区間から再同期ウィンドウマスクwmの時間区間除いた時間区間を再同期検出ウィンドウとしている。再同期ウィンドウの時間区間は、例えば1つの同期周期に対応する1シンクフレーム区間に相当する長さから、同期検出ウィンドウとその拡張分(±α・Pf、ただし、Pfは前方保護設定回数)を差し引いた範囲の所定の区間とされる。再同期ウィンドウマスク(図1のS8)の幅wmは、例えば式(1)で与えられる。
ws ≦ wm ≦ ws+α・Pf … (1)
ここで、
wsは、同期信号が検出できなくなった時の同期検出ウィンドウの幅、
αは、同期検出ウィンドウの単位拡張幅、
Pfは、前方保護カウンタで同期解除信号の生成で使用する設定値
である。
図3は、同期検出ウィンドウと再同期検出ウィンドウの二重化ウィンドウにより本発明の実施形態の動作原理を説明するための模式図である。図3(C)に示すように、再同期ウィンドウマスクの幅wmは、同期検出ウィンドウの設定値ws±αPfの範囲とされる(なお、図3(C)ではPf=1とされている)。そして、再同期時の同期検出用の再同期検出ウィンドウ(図2のS13)は、再同期ウィンドウマスクwmを除く時間範囲とされ、同期検出ウィンドウの近傍を除く区間をカバーしている。なお、再同期ウィンドウマスクwmを、同期検出ウィンドウの設定最大幅をいくらか超えた値に設定してもよいことは勿論である。
図3は、本発明の一実施形態における同期信号検出手順の一例を模式的に説明する図であり、横軸は時間を表している。図3を参照して、本発明の一実施形態における同期信号の検出動作を説明する。
図3(A)では、時点T1(時間軸上で「位置T1」ともいう)の同期信号は同期検出ウィンドウ(図1のS7)内で検出され同期が確立しているものとする。なお、このとき、再同期検出ウィンドウでは、同期信号は検出されない。なお、図3では、同期信号の出現のタイミングを時間軸上の点で表しているが、実際は32チャネルビット長分の時間長さを有する。
図3(B)においては、記録ずれ等により同期信号は、同期検出ウィンドウから大きく外れた位置T2にあり、同期検出ウィンドウ内で同期信号が検出されない。
そこで、図3(C)で、前方保護設定回数分に対応して、同期検出ウィンドウwsのパルス幅を前後に±α・Pf拡げて同期検出を試みる。この場合、拡大された同期検出ウィンドウでは同期検出できない。前方保護設定回数Pf回連続して同期検出ができないため、同期はずれ(同期確立解除状態)となる。しかしながら、このとき、位置T2の同期信号は、再同期検出ウィンドウ(図2のS13)内で検出される。
本実施形態では、再同期検出ウィンドウ(図2のS13)内で同期信号が検出された場合、例えば図3(D)に示すように、再同期検出ウィンドウの幅を狭め、幅の狭められた再同期検出ウィンドウで同期周期にしたがって予め定められた所定回数連続して同期検出が行われた場合に、再同期確立と判定する。このように、本実施形態では、同期検出ウィンドウ内で同期検出が行われない状態で再同期検出ウィンドウ内での同期検出が行われると、再同期検出ウィンドウの幅を狭めることで、同期信号の誤検出の可能性を削減させている。
そして、本実施形態では、再同期が確立した場合、図3(E)に示すように、再同期が確立した同期検出位置T2を基準に、同期周期にしたがって、同期検出ウィンドウ(幅は例えば当初の幅ws)を生成する。そして、同期検出ウィンドウws及びその近傍を含まない領域をカバーするように、再同期検出ウィンドウが新たに生成される。以下、具体的な実施例に即して本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の回路構成を示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例の同期信号検出装置は、同期検出回路10と、ウィンドウ生成回路11と、前方保護カウンタ12と、後方保護カウンタ13と、再同期ウィンドウ生成回路14と、再同期カウンタ15と、を備えている。
同期検出回路10は、図示されないPLL回路(図6の125参照)から出力されるチャネルビット列(シリアルデータ)S1と、チャネルクロックS2と、ウィンドウ生成回路11から出力される同期検出ウィンドウS7と、再同期ウィンドウマスクS8を入力し、再同期ウィンドウ生成回路14から出力される再同期ウィンドウS11を入力する。同期検出回路10は、第1の同期検出信号S3と、第1の同期検出ミス信号S4と、第2の同期検出信号S5と、第2の同期検出ミス信号S6を出力する。
ウィンドウ生成回路11は、第1の同期検出信号S3と、第1の同期検出ミス信号S4と、チャネルクロックS2と、同期確立信号S10と、再同期確立信号S12とを入力し、同期検出期間を規定するパルス幅を有する同期検出ウィンドウS7と、再同期ウィンドウマスクS8を出力する。ウィンドウ生成回路11は、一例として、タイマカウンタ(不図示)を備え、タイマカウンタは、第1の同期検出信号S3をトリガーとしてチャネルクロックS2をカウントする。さらに、タイマカウンタで1同期周期相当分カウントしたとき、同期検出ウィンドウS7(パルス幅は可変に設定される)を生成する回路(不図示)と、上式(1)の関係をみたす再同期ウィンドウマスクS8を生成する回路(不図示)と、を備えている。
前方保護カウンタ12は、第1の同期検出信号S3と、第1の同期検出ミス信号S4と、同期確立信号S10をリセット信号として入力し、同期確立解除信号S9を出力する。前方保護カウンタ12は、第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス)を入力してカウントアップし、第1の同期検出ミス信号S4が前方保護設定回数だけ連続して入力される場合、オーバーフロー信号を同期確立解除信号S9として出力する。第1の同期検出信号S3が活性状態とされると、カウント値をリセットする。
後方保護カウンタ13は、第1の同期検出信号S3と、第1の同期検出ミス信号S4と、同期確立解除信号S9とを入力し、同期確立信号S10を出力する。後方保護カウンタ13は、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)を入力してカウントアップし、第1の同期検出信号S3が後方保護設定回数だけ連続して入力される場合に、オーバーフロー信号を同期確立信号S10として出力する。第1の同期検出ミス信号S4が活性状態とされると、カウント値をリセットする。また、前方保護カウンタ12から出力される同期確立解除信号S9でリセットされる。
再同期ウィンドウ生成回路14は、第2の同期検出信号S5と、第2の同期検出ミス信号S6と、第1の同期検出信号S3と、同期確立信号S10と、チャネルクロックS2と、再同期カウンタ15から出力される再同期確立信号S12とを入力し、再同期ウィンドウS11を出力する。再同期ウィンドウ生成回路14は、リセットされると、再同期ウィンドウS11を活性状態(例えばハイレベル固定)として出力し、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)を受け、一旦、再同期ウィンドウS11を非活性化(例えばロウレベル)させ、次の同期検出予想位置に、所定幅に設定した再同期ウィンドウS11のパルス幅(時間区間)を生成する回路(不図示)を備える。
再同期ウィンドウ生成回路14は、再同期カウンタ15からの再同期確立信号S12を受けてリセットされ、また後方保護カウンタ13からの同期確立信号S10を受けた場合にもリセットされる。
再同期カウンタ15は、第2の同期検出信号S5と、第2の同期検出ミス信号S6と、第1の同期検出信号S3と、同期確立信号S10とを入力し、再同期確立信号S12を出力する。再同期カウンタ15は、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)をカウントし、第2の同期検出信号S5が連続して所定回数だけ入力された場合、オーバーフロー信号を活性状態(例えばハイレベル)とし再同期確立信号S12として出力し、また、カウント値をクリアする。これにより、オーバーフロー信号もリセットされ、再同期確立信号S12は、ワンショットパルスとして出力される。再同期カウンタ15は、第2の同期検出ミス信号S6でリセットされる。なお、再同期カウンタ15は、第1の同期検出信号S3が出力された場合、カウント値がリセットされ、また後方保護カウンタ13からの同期確立信号S10を受けた場合にもリセットされる。
図2は、図1の同期検出回路10の構成を示す図である。第1のウィンドウ制御回路(AND回路)18は、PLL回路(図6の125)から出力されるチャネルビット列(シリアルデータ)S1を入力し、同期検出ウィンドウS7のハイレベル期間中、チャネルビット列を第1のパタン比較回路20に供給する。第1のパタン比較回路20では、チャネルビット列と、同期パタン保持回路22からの同期パタン(32チャネルビット)とのパタンマッチングが一致したとき、第1の同期検出信号S3としてワンショットパルスを出力し、不一致の場合、第1の同期検出ミス信号S4としてワンショットパルスを出力する。
同期検出回路10は、再同期ウィンドウマスクS8を入力しその反転信号を出力するインバータ16と、インバータ16の出力信号と再同期ウィンドウ生成回路14からの再同期ウィンドウS11とを入力し論理積を再同期検出ウィンドウS13として出力するAND回路17を備えている。第2のウィンドウ制御回路(AND回路)19は、PLL回路(図6の125)から出力されるチャネルビット列(シリアルデータ)S1を入力し、AND回路17から出力される再同期検出ウィンドウ信号S13のハイレベル期間中、チャネルビット列を第2のパタン比較回路21に供給する。第2のパタン比較回路21では、チャネルビット列と、同期パタン保持回路22からの同期パタン(32チャネルビット)とのパタンマッチングが一致したとき、第2の同期検出信号S5としてワンショットパルスを出力し、不一致の場合、第2の同期検出ミス信号S6としてワンショットパルスを出力する。なお、同期パタン保持回路22は、同期パタン(SYN)を内部記憶保持し、同期パタンを第1、第2のパタン比較回路20、21に供給する。
次に、図1及び図2を参照して、本実施例の動作の概略について説明する。
本実施例において、光ディスクからのデータ読み出し開始時には、ウィンドウ生成回路11は、同期検出ウィンドウS7を、読み出したチャネルビット列全体に拡大する。すなわち、データ読み出し開始時、ウィンドウ生成回路11は1又は複数シンクフレーム期間にわたって、同期検出ウィンドウS7を例えばハイレベル固定とする。そして、同期検出回路10による同期周期の基準となる同期信号の検出を試み、同期信号が検出された場合、後述される後方保護動作が行われる。同期検出回路10は、同期検出ウィンドウS7内で、同期信号を検出すると、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)を出力し、同期検出ウィンドウS7内で同期信号を検出できない場合には、第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス)を出力する。
ウィンドウ生成回路11は、同期検出ウィンドウS7内で同期信号が検出され、第1の同期検出信号S3のワンショットパルスを入力すると、該パルスに基づき、同期周期の基準となるタイミングをセットし、同期周期(1シンクフレーム相当の期間)毎に、同期検出ウィンドウS7を作成して同期検出回路10に供給し、同期検出回路10では、同期検出ウィンドウS7内で次の周期の同期信号の検出を試みる。
そして、同期検出回路10から第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス)が出力された場合には、ウィンドウ生成回路11は、同期検出ウィンドウS7のパルス幅を±α分拡大し、再び、次の同期周期に対応するタイミング(同期検出予想位置)で、同期検出ウィンドウS7を同期検出回路10に出力し、同期信号の検出を試みる。
一方、同期検出回路10からの第1の同期検出信号S3のワンショットパルスを受け、同期検出が行われた場合には、ウィンドウ生成回路11は、第1の同期検出信号S3に基づき、同期周期の基準となるタイミングをセットし、同期検出ウィンドウS7のパルス幅を初期値wsに設定し、次の同期周期に対応するタイミング(同期検出予想位置)で、同期検出ウィンドウS7を出力する。
後方保護カウンタ13は、同期検出回路10から、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)が入力されるとカウントアップし、同期検出ウィンドウS7内で、同期信号が連続して検出され、後方保護カウンタ13のカウント値が所定の後方保護回数に達するとオーバーフロー信号を活性化し、活性状態(ハイレベル)のオーバーフロー信号を、同期確立信号S10として出力する。なお、後方保護カウンタ13は、同期検出回路10から、第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス)が出力された場合には、カウント値をクリアする。
ウィンドウ生成回路11は、後方保護カウンタ13からの同期確立信号S10を入力し、同期確立信号S10が活性状態とされ同期が確立された場合には、同期周期(シンクフレーム)毎に、同期検出ウィンドウS7を生成する。すなわち、ウィンドウ生成回路11は、同期確立状態で、同期検出回路10により、同期検出ウィンドウS7内で同期信号が検出されると、入力される第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)に従い、同期周期の基準となるタイミングをセットし、同期信号が検出された位置を基準に、パルス幅wsの同期検出ウィンドウS7を、同期周期(シンクフレーム)にしたがって生成して出力する。このようにして、同期確立時の制御が行われる。
次に、本実施例における同期確立状態から再同期動作について説明する。
同期確立状態において、同期検出ウィンドウS7内での同期検出ができず、同期検出回路10より第1の同期検出ミス信号S4が出力された場合、前方保護動作に入る。すなわち、前方保護カウンタ12は、同期検出回路10から第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス)を入力するたびに、カウント値をカウントアップする。そして、このとき、ウィンドウ生成回路11は、同期検出回路10から第1の同期検出ミス信号S4が出力されると、段階的に、周期的に作成される同期検出ウィンドウS7の幅(±α、±2α、…)を拡げ、次の同期検出予想位置での同期検出を試みる。すなわち、同期検出ウィンドウS7の幅wsで同期検出ができないと、ウィンドウ生成回路11は、同期検出ウィンドウS7の幅をws±αと一段階拡げる。そして、同期検出予想位置において、この幅の同期検出ウィンドウS7で同期検出ができない場合、ウィンドウ生成回路11は、同期検出ウィンドウS7の幅をws±2αとさらに拡げる制御を行う。
同期検出ウィンドウS7の幅が拡げられた状態で、同期検出回路10にて、同期検出が行われると、ウィンドウ生成回路11は、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)を受けて、同期周期の基準となるタイミングをセットし、再び、同期周期毎に、同期検出ウィンドウS7(幅はws)を作成する。
一方、同期検出ウィンドウS7の幅が拡げられた状態で、同期検出回路10で同期検出が行えず、第1の同期検出ミス信号S4が連続して出力され、前方保護カウンタ12のカウント値が所定の前方保護設定回数に達した場合には、前方保護カウンタ12から、活性状態のオーバフロー信号が出力される。この活性状態のオーバフロー信号が同期解除信号S9として、後方保護カウンタ13に入力される。
活性状態の同期解除信号S9を入力した後方保護カウンタ13は、その出力信号である同期確立信号S10を活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)とし、確立した同期を解除する。
本実施例において、同期検出回路10では、前述したように、同期検出ウィンドウS7の時間幅の近傍を除くため、ウィンドウ生成回路11から出力される再同期ウィンドウマスク信号S8によって、再同期ウィンドウ生成回路14から出力される再同期ウィンドウS11をマスクした再同期検出ウィンドウS13(図2参照)に基づき、同期検出が試みられる。かかる構成は、本発明の特徴の1つをなしており、同期検出ウィンドウから遠く外れた同期信号の検出を可能としている。
本実施例において、この再同期検出ウィンドウS13(図2参照)は、再同期ウィンドウS11から再同期ウィンドウマスク信号S8のパルス幅を差し引いた時間期間、活性状態とされる。同期検出回路10は、再同期検出ウィンドウS13(図2参照)内で、同期信号を検出すると、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)を出力する。同期検出回路10は、再同期検出ウィンドウS13(図2参照)内で、同期信号を検出できなかった場合、第2の同期検出ミス信号S6(ワンショットパルス)を出力する。
再同期ウィンドウ生成回路14は、再同期ウィンドウS11に対して、同期検出回路10から第2の同期検出信号S5が出力されると、再同期ウィンドウS11の同期周期をリセットする。すなわち、再同期ウィンドウ生成回路14は、同期検出回路10において、再同期検出ウィンドウS13内で同期検出が行われ、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)が出力されると(ただし、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)は出力されないという条件で)、第2の同期検出信号S5のパルスに基づき、再同期ウィンドウS11をハイレベル固定からロウレベルに一旦リセットし、同期検出位置を基準に、同期周期毎に、所定のパルス幅の再同期ウィンドウS11を作成し、同期検出回路10に供給する。
同期検出回路10では、再同期ウィンドウS11と再同期ウィンドウマスクS8の反転信号の論理積よりなる再同期検出ウィンドウS13内での同期検出を試みる。なお、再同期ウィンドウ生成回路14は、再同期ウィンドウS11に対して、同期検出回路10で同期検出できなかった場合、再同期ウィンドウS11を、読み出しビット列全体に拡大し(再同期ウィンドウS11をハイレベル固定)、再同期ウィンドウS11の生成タイミングの基準となる、第2の同期検出信号S5の検出を試みる。
再同期カウンタ15は、再同期検出ウィンドウS13内で同期検出が行われたときに同期検出回路10から出力される第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)をカウントする。そして、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)が、同期周期毎に、相継いで出力され、再同期カウンタ15のカウント値が所定の値に達すると、再同期が確立したものとして、再同期確立信号S12を出力して、カウント値もクリアする。なお、再同期カウンタ15は、同期検出回路10から第2の同期検出ミス信号S6(ワンショットパルス)が出力された場合、再同期カウンタ15の値をクリアする。
再同期カウンタ15から、再同期確立信号S12(ワンショットパルス)が出力されると、再同期ウィンドウ生成回路14は、再び、再同期ウィンドウS11を、読み出しビット列全体に拡大する。すなわち、再同期ウィンドウS11をハイレベル固定とする。
また、再同期カウンタ15から、再同期確立信号S12を入力したウィンドウ生成回路11では、同期検出ウィンドウS7の同期周期の基準タイミングをリセットし、再同期が確立されたタイミングでの同期検出を試みる。すなわち、ウィンドウ生成回路11は、再同期カウンタ15から再同期確立信号S12が入力されると、再同期検出ウィンドウS13での同期検出位置を基準に、次の同期周期の位置に、同期検出ウィンドウS7を生成する。また、前方保護カウンタ12は、再同期カウンタ15から再同期確立信号S12(ワンショットパルス)が入力されると、カウント値をクリアする。
なお、図1の同期検出回路10の構成の一例として、図2では、第1のウィンドウ制御回路18及び第2のウィンドウ制御回路19にそれぞれ対応させて第1のパタン比較回路20及び第2のパタン比較回路21を備え、第1のパタン比較回路20から第1の同期検出信号S3と第1の同期検出ミス信号S4を出力し、第2のパタン比較回路21から第2の同期検出信号S5と第2の同期検出ミス信号S6を出力する構成を例に説明したが、本発明は、かかる構成にのみ限定されるものでないことは勿論である。例えば、パタン比較回路を1つで構成してもよい。この場合、図2において、第1のウィンドウ制御回路18を、例えば同期検出ウィンドウS7が非活性化状態のときに出力がハイインピーダンス状態(出力ディスエーブル状態)とされ、同期検出ウィンドウS7が活性化状態のときに出力イネーブル状態とされて入力したチャネルビット列S1を通過させる回路構成とし、同様にして、第2のウィンドウ制御回路19を、再同期検出ウィンドウS13が非活性化状態のとき出力がハイインピーダンス状態(出力ディスエーブル状態)とされ、再同期検出ウィンドウS13が活性化状態のときに出力イネーブル状態とされて、チャネルビット列S1を通過させる回路構成とし、第1のウィンドウ制御回路18と第2のウィンドウ制御回路19の出力同士を接続し、1つのパタン比較回路に入力する。これは、同期検出ウィンドウS7と再同期検出ウィンドウS13の活性状態の期間が時間的に重ならないためである。そして、1つのパタン比較回路の後段には、該1つのパタン比較回路からの同期検出信号と、同期検出ミス信号を受ける分配器を備え、該分配器は、同期検出ウィンドウS7が活性化状態の期間に対応させて、第1の同期検出信号S3と第1の同期検出ミス信号S4を出力し、同期検出ウィンドウS7が活性化状態の期間に対応させて、第2の同期検出信号S5と第2の同期検出ミス信号S6を出力するように切り替える。
図4は、本実施例において、記録ずれのディスクの読み出し時、再同期カウンタ15のカウント値が「3」に達すると、再同期確立信号S12を出力する構成とした場合のタイミング動作の一例を示すタイミングチャートである。図4には、読み出しビット列S1、再同期確立信号S12、同期検出ウィンドウS7、再同期検出ウィンドウS13、再同期ウィンドウマスクS8、再同期ウィンドウS11、第1の同期検出信号S3、第1の同期検出ミス信号S4、第2の同期検出信号S5のタイミング波形の一例が示されている。
図4において、再同期ウィンドウS11は、はじめシンクフレームを越えて(読み出しチャネルビット列全体)ハイレベル固定とされている。同期検出ウィンドウS7内で同期信号が検出されると、同期検出回路10から第1の同期検出信号S3のワンショットパルスが出力され、次の同期周期の同期検出ウィンドウS7内で同期信号が検出されると、第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)が出力される。このとき、再同期検出ウィンドウS13内で同期信号は検出されないため、第2の同期検出信号S5は出力されない。
追記不良箇所等(図4の時点taの読み出しビット列S1参照)に、同期信号が記録されている場合、再同期検出ウィンドウS13内で同期信号が検出され、同期検出回路10から第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス(1))が出力される。このとき、第1の同期検出信号S3は出力されず、第1の同期検出ミス信号S4が出力される。なお、第1の同期検出ミス信号S4のワンショットパルスは相次いで2回出力される。
再同期ウィンドウ生成回路14は、同期検出回路10から出力される第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス(1))を受け、再同期ウィンドウS11の同期周期をリセットする。すなわち、再同期ウィンドウ生成回路14は、再同期ウィンドウS11をハイレベル固定状態から、一旦ロウレベルに設定し(図4の時点ta参照)、再同期検出ウィンドウS13内での同期検出位置を基準に、同期周期にしたがって所定のパルス幅の再同期ウィンドウS11(図4の時点t2の再同期ウィンドウS11のパルス参照)を出力する。
図4の時点t2とt3の間の同期検出ウィンドウS7で同期信号は検出されないため、同期検出回路10から第1の同期検出信号S3は出力されず、再同期ウィンドウS11と再同期ウィンドウマスクS8から作成される再同期検出ウィンドウS13内で同期パタンが検出されるため、図4の時点t2で、第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス(2))が出力される。また、図4の時点t2とt3の間の同期検出ウィンドウS7の位置に対応して、第1の同期検出ミス信号S4(ワンショットパルス(2))が出力される。
再同期カウンタ15は、図4の時点ta、t2、t3において、同期検出回路10からから出力される第2の同期検出信号S5(ワンショットパルス)を連続して3回カウントし、時点t3で、再同期確立信号S12(ワンショットパルス)を出力する。再同期カウンタ15は、再同期確立信号S12(ワンショットパルス)を出力すると、カウンタを自動クリアする。
再同期確立信号S12(ワンショットパルス)を受けて、再同期ウィンドウ生成回路14は、再同期ウィンドウS11をリセットし、ハイレベル固定とする。また、再同期確立信号S12(ワンショットパルス)を受けて、ウィンドウ生成回路11は、再同期確立信号S12(ワンショットパルス)に基づき、再同期検出ウィンドウS13での同期検出位置を基準に、同期周期単位に、同期検出ウィンドウS7(幅ws)を周期的に出力する。
これにより、時点t4以降、同期検出回路10から第1の同期検出信号S3(ワンショットパルス)が順次出力され、後方保護カウンタ13で、後方保護設定回数分カウントした際に、同期確立信号S10が出力される。時点t4以降、再同期検出ウィンドウS13の時間区間は、ハイレベル固定の再同期ウィンドウS11と、再同期ウィンドウマスクS8より、同期検出ウィンドウS7及びその近傍を除く時間範囲に設定される。
なお、本実施例において、ウィンドウ生成回路11では、同期検出ウィンドウS7内で、同期信号を検出できなくなった時、最後に見つかった同期信号の検出位置を基準に、同期周期(シンクフレーム)にしたがって、同期検出ウィンドウS7を作成する。例えば、図4において、時点t1以降に生成される2つの同期検出ウィンドウS7(時点t1とt2の間、時点t2とt3の間で生成される同期検出ウィンドウS7)は、時点t1(最後の同期検出位置)を基準に、同期周期にしたがって生成されている。
また、本実施例においては、図7を参照して説明した従来の同期信号検出装置と同様、第1の同期検出ミス信号S4が出力されるたびに、同期検出ウィンドウS7の幅を、最大±Pfαにまで拡げることで、光ディスク上の傷によるバーストエラー、光源照射面上に存在するランダム欠陥によるランダムエラー、また外乱等による同期周期の乱れによって同期信号が検出できない場合の同期検出を可能としている。
さらに、本実施例においては、再同期ウィンドウを設けることで、記録ずれによって生じるウィンドウから同期信号大きく外れた場合にも、同期信号の誤検出を抑えながら同期信号の検出が可能となる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の構成を示す図である。 本発明の一実施例の同期検出回路の構成を示す図である。 本発明の動作と、同期検出ウィンドウ及び再同期検出ウィンドウの関係を説明するための模式図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのタイミング図である。 DVDの物理セクタの構成を示す図である。 光ディスク再生系の構成を示す図である。 ウィンドウ幅可変型の従来の同期信号検出装置の構成を示す図である。
符号の説明
10 同期検出回路
11 ウィンドウ生成回路
12 前方保護カウンタ
13 後方保護カウンタ
14 再同期ウィンドウ生成回路
15 再同期カウンタ
16 インバータ
17 AND回路
18 ウィンドウ制御回路(同期検出用)
19 ウィンドウ制御回路(再同期検出用)
20 パタン比較回路(同期検出用)
21 パタン比較回路(再同期検出用)
22 同期パタン保持回路
101 ウィンドウ制御回路(AND)
102 同期検出回路
103 フレームカウンタ
104 後方保護カウンタ
105 前方保護カウンタ
106 デコーダ
107 ウィンドウ信号生成回路
108 タイミングジェネレータ
109 フレームクロック生成回路
110 AND回路
111 EXOR回路
112 OR回路
113 OR回路
120 光ディスク
121 光ピックアップ
122 RFアンプ
123 フィルタ
124 データ2値化回路
125 PLL回路
126 同期信号検出回路
127 復調回路
S1 チャネルビット列
S2 チャネルクロック
S3 第1の同期検出信号
S4 第1の同期検出ミス信号
S5 第2の同期検出信号
S6 第2の同期検出ミス信号
S7 同期検出ウィンドウ
S8 再同期ウィンドウマスク
S9 同期確立解除信号
S10 同期確立信号
S11 再同期ウィンドウ
S12 再同期確立信号
S13 再同期検出ウィンドウ
S101 同期パタン検出パルス
S102 同期パタン予測パルス
S103 カウントオーバーフロー出力
S104 カウントオーバーフロー出力
S105 デコード値
S106 パルス
S107 ウィンドウパルス

Claims (14)

  1. 入力ビット列から第1のウィンドウ内で同期信号の検出を行うとともに、前記第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウ内で前記入力ビット列から前記同期信号の検出を行う同期検出回路を備え、
    前記第2のウィンドウが、前記第1のウィンドウを除く時間範囲のうちの所定の時間区間に設定された状態で、前記同期検出回路において、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されず、前記第2のウィンドウ内で前記同期信号が予め定められた同期周期にしたがって予め定められた所定回数続いて検出されると、再同期が確立したものとして、前記第1のウィンドウを、前記第2のウィンドウ内での同期検出位置を基準として前記同期周期にしたがって周期的に生成するように制御する制御回路を備えている、ことを特徴とする同期信号検出装置。
  2. 前記制御回路は、前記第2のウィンドウの時間区間を、前記第1のウィンドウ及びその近傍を除いた時間区間に初期設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の同期信号検出装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されず、前記第2のウィンドウ内で前記同期信号が検出された場合、前記第2のウィンドウ内での同期信号検出位置を基準に、次の同期検出予想位置に、所定の時間幅に設定された前記第2のウィンドウを出力する、ことを特徴とする請求項2に記載の同期信号検出装置。
  4. 前記制御回路は、前記再同期の確立時に、前記第2のウィンドウの時間区間を、前記第1のウィンドウ及びその近傍を除いた時間区間に再設定する、ことを特徴とする請求項3に記載の同期信号検出装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されない場合、前記第1のウィンドウの時間区間を予め定められた所定幅拡大し、幅を拡大した前記第1のウィンドウを、次の同期検出予想位置に出力する制御を行う回路と、
    前記第1のウィンドウ内で同期周期にしたがって予め定められた所定回数続いて前記同期信号が検出されない場合には、同期確立解除信号を出力する回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の同期信号検出装置。
  6. 入力ビット列から第1のウィンドウ内で同期信号の検出を行うとともに、前記第1のウィンドウとは異なる第2のウィンドウ内で前記入力ビット列から前記同期信号の検出を行う同期検出回路と、
    前記第1のウィンドウを生成する回路と、
    第3のウィンドウを生成する回路と、
    前記第1のウィンドウを含む所定の時間区間のウィンドウマスクを生成する回路と、
    前記第3のウィンドウの時間区間から前記ウィンドウマスクを除いた時間区間よりなる前記第2のウィンドウを生成する回路と、
    を備え、
    前記第3のウィンドウを生成する回路は、リセットされると、前記第3のウィンドウを、前記入力ビット列の全区間に亘るように設定し、
    前記同期検出回路において、前記第1のウィンドウ内で前記同期信号が検出されず、前記第2のウィンドウ内で前記同期信号が検出された場合には、前記第2のウィンドウの時間区間を予め定められた時間幅に設定し、前記第2のウィンドウを同期検出位置を基準に同期検出予想位置に生成し、前記第2のウィンドウ内にて連続して予め定められた所定回数同期検出が行われた場合には、再同期が確立したものとして、前記第1のウィンドウを、前記第2のウィンドウ内での前記同期検出位置を基準として、前記同期周期にしたがって生成する制御を行う回路を備えている、ことを特徴とする同期信号検出装置。
  7. 前記再同期が確立されたとき、前記第3のウィンドウを生成する回路は、リセットされる、ことを特徴とする請求項6に記載の同期信号検出装置。
  8. 同期信号の検出のための第1の時間区間を規定する同期検出ウィンドウ、及び、前記同期検出ウィンドウと同一又は前記同期検出ウィンドウを含む時間区間の再同期ウィンドウマスクを生成するウィンドウ生成回路と、
    第2の時間区間を規定する再同期ウィンドウを生成する再同期ウィンドウ生成回路と、
    前記再同期ウィンドウの時間区間から前記再同期ウィンドウマスクを除いた時間区間よりなる再同期検出ウィンドウを生成する回路と、
    前記同期検出ウィンドウ内で入力ビット列から同期信号の検出を行うとともに、前記再同期検出ウィンドウ内で前記入力ビット列から前記同期信号の検出を行う同期検出回路と、
    前記同期検出回路による前記再同期検出ウィンドウ内での同期検出を計数する再同期カウンタと
    を備え、
    前記同期検出回路において、前記同期検出ウィンドウ内で前記同期信号が検出されずに、前記再同期検出ウィンドウ内で前記同期信号が検出され、前記再同期カウンタが、前記再同期検出ウィンドウ内での同期検出を連続して予め定められた所定回数計数すると、前記再同期カウンタは、再同期確立信号を出力し、
    前記再同期確立信号を受けて前記ウィンドウ生成回路は、前記同期検出ウィンドウを、前記再同期検出ウィンドウ内での同期検出位置を基準として、予め定められた同期周期にしたがって生成し、
    前記再同期確立信号を入力した前記再同期ウィンドウ生成回路は、前記再同期ウィンドウを常時活性状態に設定する、ことを特徴とする同期信号検出装置。
  9. 前記ウィンドウ生成回路は、前記同期検出ウィンドウ内で前記同期信号が検出され、同期が確立されている状態から、前記同期検出ウィンドウ内で前記同期信号が検出されない場合、前記同期検出ウィンドウの幅を段階的に拡げる、ことを特徴とする請求項8に記載の同期信号検出装置。
  10. 前記同期検出回路における前記同期検出ウィンドウ内での前記同期信号の検出を連続して所定の回数カウントしたときに、同期確立信号を生成する後方保護カウンタと、
    同期確立状態で、前記同期検出回路における前記同期検出ウィンドウ内での同期ミスが、連続して所定の回数カウントしたときに、同期解除信号を出力する前方保護カウンタと、
    をさらに備えている、ことを特徴とする請求項8に記載の同期信号検出装置。
  11. 前記後方保護カウンタは、前方保護カウンタからの前記同期解除信号、及び、前記同期検出回路における前記同期検出ウィンドウ内での同期ミスを受けてリセットされ、
    前記前方保護カウンタは、前記同期検出回路における前記同期検出ウィンドウ内での前記同期信号の検出、及び、前記再同期カウンタからの前記再同期確立信号を受けてリセットされる、ことを特徴とする請求項10に記載の同期信号検出装置。
  12. 情報記録媒体から読み出されたビット信号列より同期信号を検出する同期信号検出装置として、請求項1乃至11のいずれか一に記載の同期信号検出装置を備えた情報再生装置。
  13. 情報記録媒体に情報を書き込み、前記情報記録媒体から読み出されたビット信号列より同期信号を検出する同期信号検出装置として、請求項1乃至11のいずれか一に記載の同期信号検出装置を備えた情報記録再生装置。
  14. 入力ビット列からウィンドウ内で同期信号を検出するにあたり、
    同期信号を検出する時間区間を規定する第1、第2のウィンドウを生成し、その際、前記第2のウィンドウを、前記第1のウィンドウを除いた時間範囲の所定の時間区間に設定する工程と、
    前記第1のウィンドウ内で同期信号が検出されず、且つ、前記第2のウィンドウ内で予め定められた同期周期にしたがって同期信号が予め定められた所定回数続いて検出されると、前記第2のウィンドウでの同期検出位置を基準として、前記第1のウィンドウを前記同期周期にしたがって生成する工程と、
    を含む、ことを特徴とする同期信号検出方法。
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