JP4244568B2 - 再生装置、再生方法及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は再生装置、再生方法及びブログラムに係り、特に光ディスクの記録媒体から再生された信号より、同期信号を検出すると共に、検出に失敗した場合は擬似同期信号を挿入する再生装置、再生方法及びブログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクである各種のDVD(Digital Versatile Disc)上に記録される情報は、ECCブロックをさらに分割して同期信号(SYNC)が先頭に付加された複数のフレームから構成される。フレーム長は一定であり、SYNCは一定間隔で検出されるように記録されている。従って、DVDの再生に際しては、SYNCは一定間隔で再生されるため、再生されるSYNCを単純なカウンタで計数してその周期を検出することで、次に再生されるべきSYNCの再生時間位置(次のSYNCの位置)を予想できる。
【0003】
そこで、従来の再生装置では、図15(A)に示すように、その予想位置を中心とした所定幅のSYNC検出用窓(以下、ウィンドウ(Window)ともいう)を設置し、同図(B)に模式的に示す再生信号のフレームに同期して、同図(C)に示すようにSYNC(実際には、SYNCは複数ビットの固定パターンであるので、その検出フラグ)が検出されるが、同図(C)にIで示すSYNC検出用窓外の検出SYNCを無視して、同図(D)に示すように最終的なSYNCを出力することで、エラーによって間違ったSYNCが検出されても誤認を防ぐようにしている。また、本来、SYNCが検出されるべきタイミングでSYNCが検出されないときには、図15(D)にIIで示すように、最終的なSYNC出力中に、擬似同期信号を挿入するようにしている。
【0004】
また、従来の再生装置では、ウィンドウ内の同期信号の連続検出回数を所定値と比較して、連続検出回数が所定値に達した時に、ウィンドウ位置を定めるクロックのカウント値を補正することが行われる(特開2001−243727号公報、特許第3256493号公報)。
【0005】
更に、従来の再生装置が再生する光ディスクの記録フォーマットの一例として、図16にその一部を示すように、情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには同期信号が挿入された信号が記録されている光ディスク上の記録フォーマットがある。
【0006】
同図において、1つのECCブロックは、セクタ0からセクタm−1までの全部でm個のセクタからなり、各セクタは、それぞれフレーム0からフレームn−1までの所定クロック数を有するn個のフレームからなり、各フレームは同期信号SYとデータからなる。また、同期信号SYのパターンは、連続した同期信号のパターンの組み合わせにより、IDの連続性が検出できるように一定の規則に従って選ばれて記録されている。
【0007】
このような記録フォーマットの光ディスクを再生する従来の再生装置では、安定に、同期信号より情報を抽出し、データを取り出すために、同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モード(以下、単に直接モードともいう)と、所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、その同期検出用窓部分において同期信号を読み出す慣性モードとのいずれかで動作するようにしている。
【0008】
すなわち、図17に示した状態遷移図の一例において、Scは直接検出モードの状態、Skは慣性モードの状態を示し、直接検出モードから慣性モードへ移行するための同期信号連続検出過程はSc1〜Sc3で示すように3回、慣性モードから直接検出モードへ移行するための同期信号非連続検出過程はSk1〜Sk3の3回である。直接検出モードの状態Scにおいて、連続して3回同期信号が検出されなければ、最初の状態Scに戻る。また、慣性モードの状態Skにおいて、連続して3回同期信号の非検出がないときは最初の慣性モードの状態Skに戻る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図16に示した記録フォーマットでは、図16及び図18(A)に示すように、相隣る2つのECCブロックのつなぎ目において、同期信号が所定の周期で連続していないため、前記の従来の再生装置では、図18(B)に示すように慣性モードのまま、あるECCブロックの最後のセクタm−1の最後のフレームn−1から次のECCブロックの最初のセクタ0の最初のフレーム0に向かうと、図18(E)に示すように、ある程度擬似同期信号を出力した後、パターンサーチによって同期信号を読み出す直接検出モードに移行する。その後、この直接検出モードで図18(C)に示す同期信号検出用窓内で、同図(D)に示すように、所定数連続的に同期信号SYNCを検出できると、直接検出モードから再び慣性モードに移行する。
【0010】
しかし、慣性モードから直接検出モードへの移行タイミングが、図18(B)に模式的に示すように、セクタ0の中に入ってしまった場合、ECCブロックの先頭の重要なデータが正しく抽出できなくなってしまう。図18(B)に模式的に示すように、慣性モードから直接検出モードへ移行すると、再生装置は、次のECCブロックの最初のセクタ0の最初のフレーム0で同期の再処理を行い、同図(C)に示す同期検出用窓内で連続して同期信号が検出された場合には慣性モードへ移り、同期情報検出用窓を確定するというのが通常の手順である。
【0011】
しかし、直接検出モードへ移行して最初のセクタ0の最初のフレーム0で同期信号の再処理を行っているときには、図19(C)に示すように、同期信号用検出窓の設定が行われていないため、非常に同期信号の誤検出に弱く、同図(D)にXで示すように、同期信号が誤検出された場合は、誤検出された同期信号が同図(E)にX’で示すように、そのまま検出同期信号として出力されるため、慣性モードへの移行が遅れる。よって、定期的に同期信号の誤検出があれば、なかなか慣性モードへ移行できないことになる。また、処理上でもフレーム最初の同期信号であると分っているにも拘らず、窓の同期信号検出用窓の設定や同期信号の連続性の検出など、無駄な処理を行わねばならない。
【0012】
また、従来の再生装置では、一般に1つ前に検出された同期信号からフレーム長分のビット数だけ経過した位置に次の同期信号が再生されると予想されるため、同期信号検出用窓の位置は同期信号の再生予想位置を中心として設定されるが、その同期信号検出用窓内のどの位置に同期信号が検出されるかは分からないため、同期信号検出用窓が終わるまで擬似同期信号を挿入することはできない。このため、従来の再生装置では、同期信号検出用窓の終了時点で擬似同期信号を挿入するため、後段のECC回路で通常の同期信号と擬似同期信号を区別する回路が必要となる。後段のECC回路ではランダム訂正と消失訂正とを行っており、どちらを使うかの判断のため、擬似同期信号の情報を使用するためである。
【0013】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、相隣る2つのECCブロックのつなぎ目で同期信号が途切れるようなフォーマットの信号を再生するに際し、後続のECCブロックの先頭のデータ再生の誤りを防止し得る再生装置、再生方法及びブログラムを提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明の他の目的は、同期信号検出用窓の位置をブロックの最初のフレームの同期情報の推定位置に再設定し得る同期検出回路を備えた再生装置、再生方法及びブログラムを提供することにある。
【0015】
更に、本発明の他の目的は、擬似同期信号を通常の同期信号位置と同じ位置に挿入でき、もって、後段のECC回路で通常の同期信号と擬似同期信号を区別する回路を不要とし得る再生装置、再生方法及びブログラムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の再生装置は、情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊信号が挿入されており、最後のセクタの後に同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号が挿入されており、セクタの各々にはセクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号が記録されている記録媒体から、同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて記録媒体から情報を再生する再生装置であって、
同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、この同期検出用窓部分において同期信号を検出する慣性モードのいずれかにより、記録媒体の再生信号から同期信号を検出する同期信号検出手段と、記録媒体の再生信号から第1の特殊信号を検出して第1の特殊信号検出フラグを出力する第1の特殊信号検出手段と、記録媒体の再生信号から特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力する特殊パターン検出手段と、記録媒体の再生信号から第2の特殊信号を検出して第2の特殊信号検出フラグを出力する第2の特殊信号検出手段と、第1の特殊信号検出手段からの第1の特殊信号検出フラグでリセットされ、特殊パターン検出フラグを計数する計数手段と、計数手段の計数値がmである期間内に、第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを同期信号検出手段へ出力する特定位置検出手段と、同期信号検出手段を特定位置検出手段から特定位置検出フラグが供給されて慣性モードから直接検出モードへ移行した状態において、第1の特殊信号検出手段から第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、同期信号検出手段を直接検出モードから慣性モードへ移行すると同時に、同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定することにより、ブロックの最初のフレーム以降の同期信号を慣性モードで検出させる制御手段とを有する構成としたものである。
【0019】
この発明では、特定位置検出フラグの入力時に同期信号検出手段を慣性モードから直接検出モードへ移行した状態において、第1の特殊信号検出手段から第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、直接検出モードから慣性モードへ移行すると同時に、同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定するようにしたため、直接検出モードでは同期信号用検出窓の設定が行われていないため、非常に同期信号の誤検出に弱く、慣性モードへの移行が遅れ、また、処理上でもフレーム最初の同期信号であると分っているにも拘らず、窓の同期信号検出用窓の設定や同期信号の連続性の検出など、無駄な処理を行わねばならないが、第1の特殊信号検出フラグの入力時に強制的に慣性モードに移行できる。
【0028】
また、上記の目的を達成するため、本発明の再生方法は、情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊信号が挿入されており、最後のセクタの後に同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号が挿入されており、セクタの各々にはセクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号が記録されている記録媒体から、同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて記録媒体から情報を再生する再生方法であって、
記録媒体の再生信号から第1の特殊信号を検出したときは第1の特殊信号検出フラグを出力し、第2の特殊信号を検出したときは第2の特殊信号検出フラグを出力する第1のステップと、記録媒体の再生信号から特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力する第2のステップと、特殊パターン検出フラグを計数すると共に、第1の特殊信号検出フラグでリセットされる計数手段の計数値がmである期間内に、第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを出力する第3のステップと、同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、この同期検出用窓部分において同期信号を検出する慣性モードのいずれかにより、記録媒体の再生信号から同期信号を検出する同期信号検出手段を、特定位置検出フラグが供給されたときは、慣性モードから直接検出モードへ移行するように制御する第4のステップと、同期信号検出手段を慣性モードから直接検出モードへ移行した状態において、第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、同期信号検出手段を直接検出モードから慣性モードへ移行するように制御すると同時に、同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定することにより、ブロックの最初のフレーム以降の同期信号を慣性モードで検出する第5のステップとを含むことを特徴とする。
【0029】
この発明では、同期信号検出手段を慣性モードから直接検出モードへ移行した状態において、第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、同期信号検出手段を直接検出モードから慣性モードへ移行すると同時に、同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定するようにしたため、直接検出モードでは同期信号用検出窓の設定が行われていないため、非常に同期信号の誤検出に弱く、慣性モードへの移行が遅れ、また、処理上でもフレーム最初の同期信号であると分っているにも拘らず、窓の同期信号検出用窓の設定や同期信号の連続性の検出など、無駄な処理を行わねばならないが、第1の特殊信号検出フラグの入力時に強制的に慣性モードに移行できる。
【0030】
また、本発明のプログラムは、上記の目的を達成するため、同期信号検出手段と、第1の特殊信号検出手段と、特殊パターン検出手段と、第2の特殊信号検出手段と、計数手段と、特定位置検出手段と、制御手段とをコンピュータに機能させることを特徴とする
【0034】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面と共に説明する。まず、本発明で使用する記録媒体の一実施の形態について説明する。この記録媒体は、情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊な信号が挿入されており、最後のセクタの後に同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊な信号が挿入されている信号が記録された光ディスクである。
【0035】
図14は本発明で使用する記録媒体の一実施の形態の記録フォーマットを示す。これは、図16に示した従来の記録媒体の記録フォーマットとほぼ同様である。ただし、図14の記録フォーマットでは、各フレームの同期信号が、10種類以下のパターンより選択された信号であることと、第1の特殊信号S1がECCブロックの最初のセクタ0の前に挿入され、同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号S2がECCブロックの最後のセクタm−1の後に挿入される点で、従来の記録フォーマットと大きく異なる。
【0036】
すなわち、各フレームの同期信号は、同一ブロック内においても同一セクタ内においても、10種類以下のパターンのいずれかであり、すべて異なる。例えば、10種類のパターンをSY0、SY1、SY2、・・・、SY9とすると、同一セクタ内でn個のフレームの各々の同期信号は、フレームNo.0ではSY0、フレームNo.1ではSY1、フレームNo.2ではSY2、フレームNo.3ではSY3、フレームNo.4ではSY3、フレームNo.5ではSY2などのように設定される。
【0037】
このようにすることにより、同期信号パターンの連続性を見ることで、フレームNo.を導くことができる。また、第1の特殊信号と第2の特殊信号は、上記の10種類以下のパターンのいずれかが用いられる。更に、上記の「セクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号」とは、例えば上記のSY0であり、フレームNo.0を示す信号であるが、同期信号とは異なる特別な信号であってもよい。また、セクタ中の2つ以上連続した同期信号の組み合わせは、1回しか検出されるはずのない組み合わせとなるようにされている。例えば、SY1とSY2が連続して検出されるような組み合わせは、フレームNo.2であることが検出されれば、それは同一セクタ中には一つしか登場しないから、セクタをカウントできる。
【0038】
図1は本発明になる再生装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図において、光ディスク11は上記の図14に示した記録媒体の記録フォーマットで情報信号が記録されており、相隣るECCブロックのつなぎ目付近のフォーマットを図2(A)に示す。この光ディスク11から公知の光学ヘッド12により再生された再生信号は、同期信号検出手段13に供給され、ここで慣性モード又は直接(検出)モードにより前記各フレームの同期信号(SYNC)が検出される。
【0039】
また、上記の再生信号は、特殊パターン検出手段14、第1の特殊信号検出手段15、第2の特殊信号検出手段16にそれぞれ供給される。特殊パターン検出手段14は、各セクタに1回しか検出されるはずのない2つ以上連続した同期信号のパターンの組み合わせからなる固有パターンの特殊信号(セクタ固有信号)を検出する。特殊パターン検出手段14により特殊信号が検出されたときに得られるフラグは、計数手段であるセクタカウンタ17に供給されて計数される。従って、セクタカウンタ17のカウント値は、再生信号中のセクタに同期してカウントアップしていく。
【0040】
再生直後は、同期信号検出手段13は、直接検出モードによりパターンサーチによって同期信号を検出して、現在の同期信号から仮の同期検出用窓を設定し、次に検出された同期信号が上記の仮の同期検出用窓の中であれば、その仮の同期検出用窓を同期検出用窓に決定し、仮の同期検出用窓の中に次に検出された同期信号が無い場合には、次の仮の同期検出用窓を設定する。
【0041】
連続して一定回数、同期検出用窓内に同期信号が検出されたときは、慣性モードへ移行し、連続して一定回数同期検出用窓内に同期信号が検出されない場合は、直接検出モードの動作を継続する。
【0042】
慣性モードでは、クロック数に同期させた同期検出用窓を確定し、窓外の同期信号は無視する。そして、同期検出用窓内に同期信号が検出される場合は同期検出用窓内の同期信号に合わせて、次の同期検出用窓を設定する。設定した次の同期検出用窓内に次の同期信号が検出されない場合は、擬似同期信号を挿入し、同期検出用窓は擬似同期信号に合わせて設定する。設定した同期検出用窓内に同期信号が検出されない状態が一定回数見つからない場合は直接モードへ移行する。
【0043】
図2(C)は上記のモード状態を、同図(B)はセクタカウンタ17のカウント値を、同図(D)は上記の同期検出用窓(ウィンドウ)を、同図(E)は検出された同期信号を、同図(F)は同期信号検出手段13から出力される同期信号出力を示す。
【0044】
ここで、前述したように、ECCブロック同士のつなぎ目において、同期信号が連続していないフォーマットの再生時には、ECCブロックの区切りで直接検出モードに移行した後、同期信号の誤検出により慣性モードへの移行が遅れるという問題があり、また慣性モードへの移行が次のECCブロックの最初のセクタ0内であると、ECCブロックの先頭のデータが正しく抽出できないという問題がある。
【0045】
そこで、この第1の実施の形態では、図1において、光学ヘッド12から再生信号が入力される第1の特殊信号検出手段15により第1の特殊信号S1が検出されたときには、その検出フラグに基づき、セクタカウンタ17を図2(B)に示すように0にリセットする。その後、セクタカウンタ17は、特殊パターン検出手段14から特殊信号検出フラグを計数し、セクタカウンタ17のカウント値は、再生信号中のセクタに同期してカウントアップしていく。
【0046】
このセクタカウンタ17のカウンタ値は、第2の特殊信号検出手段16からの第2の特殊信号検出信号と共に特定位置検出手段18に供給される。特定位置検出手段18は、セクタカウンタ17のカウント値が「m」になると、1つのECCブロックはm個のセクタからなるので、ECCブロックの最後のセクタであると判断し、このときに第2の特殊信号検出手段16から第2の特殊信号の検出フラグが供給されると、ECCブロックの最後のセクタm−1の直後の特定位置であると検出して、特定位置検出信号(特定位置検出フラグ)を同期信号検出手段13に供給する。
【0047】
同期信号検出手段13は、特定位置検出信号が入力されると、図2(C)に示すように、慣性モードから直接検出モードに移行する。その後、同期信号検出手段13は、第1の特殊信号検出手段15から第1の特殊信号検出フラグが供給されると、図2(C)に示すように、直接検出モードから慣性モードへ移行する。同期信号検出手段13から出力された同期信号出力は図1の再生回路19に供給され、再生信号中のデータ抽出・復号等に用いられる。
【0048】
このように、本実施の形態によれば、同期信号検出手段13は、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、ECCブロックの終わりの部分にて、慣性モードから直接検出モードに移行するので、後続のECCブロックの先頭データに誤りを生ずることなく、安定した動作が可能となる。
【0049】
また、本実施の形態によれば、ECCブロックの終りの部分で直接検出モードに移行してから同期信号を誤検出することによって生じる慣性モードへの移行の遅れは生じることなく、ECCブロックの最初のセクタ0の最初から慣性モードで動作するために、図2(E)にIVで示すように、最初のセクタ0の先頭フレーム0で同期信号を誤検出したとしても、それは同図(D)に示す同期検出窓の外であるので、同図(F)に示すように、誤検出された同期信号出力を排除でき、この結果、ECCブロックの先頭データも正しく再生することができる。
【0050】
図3は本発明の再生装置の一実施の形態の動作を状態遷移で示したものである。同図において、Scは直接検出モードの状態、Skは慣性モードの状態を示し、直接検出モードから慣性モードへ移行するための同期信号連続検出過程はSc1〜Sc3で示すように3回、慣性モードから直接検出モードへ移行するための同期信号非連続検出過程はSk1〜Sk3の3回である。また、本実施の形態では、直接検出モードの状態Scにおいて、第1の特殊信号を検出したときには、慣性モードの状態Skに移行する。また、慣性モードの状態Skにおいて、第2の特殊信号を検出し、かつ、セクタカウンタ値0のときには、直接検出モードの状態Scに移行する。
【0051】
次に、本発明の第2及び第3の実施の形態について説明する。上記の第1の実施の形態では、第1の特殊信号検出時に直接検出モードから慣性モードへ移行するようにしているが、慣性モードへの移行後、最初に検出されるフレームの同期信号から検出するために、同期検出用窓の設定を適切にする必要がある。そこで、この実施の形態では、第1の特殊信号検出時に直接検出モードから慣性モードへ移行すると共に、同期検出用窓の位置をECCブロックの最初のフレーム(セクタ0のフレーム0)の同期信号の推定位置に再設定するものである。このため、第2及び第3の実施の形態では、前記光ディスクから再生された信号Aと信号Aを時間Lだけ遅延させた信号Bの2つを用いる。後段のECC回路では遅延させた信号Bを用いる。
【0052】
図4は本発明になる再生装置の第2の実施の形態の要部のブロック図を示す。この図4は図1の同期信号検出手段13内に設けられる。図4において、光ディスクから再生された第1の再生信号Aは、SYNC検出回路21に供給されて、各フレームの同期信号SYNCが検出される。ここで、第1の再生信号Aは図5(A)にその一部が示されており、SYNC検出回路21は、この再生信号A中の同期信号SYNCを検出して、図5(B)に示す如き第1のSYNC検出フラグを出力する。この第1のSYNC検出フラグは、図4の第1の判定回路22に供給され、ここで慣性モードにおいて再生信号Aから生成される図5(C)に示すウィンドウA内にあるかどうか判定される。
【0053】
一方、図4において、第1の再生信号Aは、L段のシフトレジスタ23に供給されてLクロック遅延され、第2の再生信号BとしてSYNC検出回路24に供給されて、各フレームの同期信号SYNCが検出される。
【0054】
ここで、上記のシフトレジスタ23による遅延量LとウィンドウAとBのサイズ(時間幅)について図6と共に詳細に説明する。本実施の形態では、ウィンドウAの最後がウィンドウBの中央より前に来るように遅延量Lとウィンドウのサイズ2M+1または2Mを決定する。LとMの関係は以下の3つに分かれる。
【0055】
(1)ウィンドウサイズが奇数(2M+1)の場合
この場合は、図6(A)に示すように、ウィンドウA及びBはそれぞれサイズ1の中心幅と、その中心幅の左右対称にサイズMずつの幅からなり、ウィンドウAの最後がウィンドウBの中央より前に来るようにするために、
L≧M+1 ・・・・・ ▲1▼
の関係に設定される。
【0056】
(2)ウィンドウサイズが偶数(2M)で予想SYNC位置の前にM、後にM−1の場合
この場合は、図6(B)に示すように、ウィンドウA及びBはそれぞれサイズ1の中心幅と、その中心幅の左右両側のうち左側のサイズM−1と、右側のサイズMの幅からなり、ウィンドウAの最後がウィンドウBの中央より前に来るようにするためには、
L≧M+1 ・・・・・ ▲2▼
の関係に設定される。
【0057】
(3)ウィンドウサイズが偶数(2M)で予想SYNC位置前にM−1、後にMの場合
この場合は、図6(C)に示すように、ウィンドウA及びBはそれぞれサイズ1の中心幅と、その中心幅の左右両側のうち左側のサイズMと、右側のサイズM−1の幅からなり、ウィンドウAの最後がウィンドウBの中央より前に来るようにするためには、
L≧M ・・・・・ ▲3▼
の関係に設定される。
【0058】
上記の不等式を満足するように遅延量Lとウィンドウサイズを設定することで常にウィンドウAの立下りが、ウィンドウBのSYNC予想位置(中心のサイズ1の位置)より前にくるようになる。
【0059】
次に、本実施の形態の動作について、図7のフローチャートを併せ参照して説明する。SYNC検出回路24は、シフトレジスタ23からの再生信号B中の同期信号SYNCを検出して、図5(D)に示す如き第2のSYNC検出フラグを出力する。この第2のSYNC検出フラグは、図4の第2の判定回路25に供給され、ここで慣性モードにおいて再生信号Bから生成される図5(E)に示すウィンドウB内にあるかどうか判定される(図7のステップS1)。
【0060】
第2の判定回路25は図5(D)、(E)に示すように、ウィンドウB内に第2のSYNC検出フラグが位置するときには、同図(F)に示すように、それをSYNC検出フラグとして出力する(図7のステップS2)。しかし、擬似同期信号生成回路26は、第2の判定回路25によりウィンドウBの予想SYNC位置にきたと判定したときに、第1の判定回路22と第2の判定回路25により、ウィンドウA及びBのそれぞれにSYNC検出フラグが存在しないときは、ウィンドウBの予想SYNC位置に擬似同期信号を一定回数挿入する(図7のステップS1、S3、S4、S5)。また、ウィンドウAで同期信号を検出できたときは、ウィンドウBの予想SYNC位置を過ぎても、擬似同期信号を出力しない(図7のステップS1、S3、S4)。
【0061】
これにより、本実施の形態によれば、慣性モードにおいて、同期検出用窓(ウィンドウA)で再生信号(信号A)中の同期信号を検出できないときにのみ、所定のクロック数Lから推定される信号Bの予想SYNC位置に一定回数の擬似同期信号を挿入することができ、ウィンドウAで同期信号を検出できたときは、信号Bの予想SYNC位置を過ぎても擬似同期信号を挿入しないようにできる。これにより、後段のECC回路では、擬似同期信号と通常の同期信号とを区別することなく動作できる。
【0062】
図8は本発明になる再生装置の第3の実施の形態の要部のブロック図を示す。この図8は図1の同期信号検出手段13内に設けられる。図8中、図4と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4に示した実施の形態では、信号Aと信号Bがそれぞれ独立したSYNC検出機構をもっていたが、この実施の形態は、信号AのみSYNC検出機構を有する構成としたものである。
【0063】
この実施の形態では、再生信号Aと、この再生信号Aを遅延回路でLクロック遅延させた再生信号Bを用意し、信号Aは同期検出用窓であるウィンドウAを用いて同期信号の検出を行う。上記の遅延量LとウィンドウAとBのサイズとは、前記▲1▼〜▲3▼に示した条件を満足するようにされている。
【0064】
次に、図8の実施の形態の動作について図9のフローチャートと共に説明する。図8において、SYNC検出回路21は、この再生信号A中の同期信号SYNCを検出して、図5(B)に示す如き第1のSYNC検出フラグを出力する。この第1のSYNC検出フラグは、図8の第1の判定回路22に供給され、ここで慣性モードにおいて再生信号Aから生成される図5(C)に示すウィンドウA内にあるかどうか判定される。
【0065】
第1の判定回路22は、ウィンドウA内にて同期信号を検出できたかどうか判定する(図9のステップS11)。ウィンドウAで同期信号が検出できた場合には、L段のシフトレジスタ32により第1のSYNC検出フラグを時間量Lだけ遅延させて、ウィンドウB上にSYNC検出フラグを出力する(図9のステップS12)。
【0066】
第1の判定回路22は、ウィンドウA内にて同期信号を検出できなかったときには、擬似同期信号生成回路31はウィンドウAの最後で擬似同期信号を出力する(図9のステップS13、S14)。ここで、ウィンドウAの最後がウィンドウBの中央より前にくるように設定されているので、信号BのSYNC予想位置に擬似同期信号を出力することができる。この擬似同期信号はシフトレジスタ32で時間量Lだけ遅延されて出力される。
【0067】
ウィンドウA内にて同期信号を検出できたときには、ウィンドウBのSYNC予想位置を過ぎても擬似同期信号は挿入しない。これにより、後段のECC回路では、擬似同期信号と通常の同期信号とを区別することなく動作できる。本実施の形態は、図4に示した信号Aと信号Bは独立したSYNC検出機構を持つ構成と比較して、構成が簡略化できるという利点がある。
【0068】
次に、本発明の再生装置の第4の実施の形態について説明する。図10は本発明になる再生装置の第4の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図10において、同期信号検出手段41は、同期信号検出手段13と同様に、同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、その同期検出用窓内に同期信号が再生されたときには、その同期信号を出力する慣性モードのうち、いずれか一方のモードで動作するが、同期信号検出手段13と異なり、セクタカウンタの値と第2の特殊信号検出フラグの両方の値から特定位置を検出するのではなく、再生回路42からのアドレス情報に基づいて特定位置を検出する。
【0069】
すなわち、本実施の形態では、光ディスク11には、論理的若しくは物理的なアドレス(通し番号)がデータとして付加されて記録されており、再生回路42はこの再生信号を復号し、そのデータの中に存在するセクタアドレス情報を、同期信号検出手段41に供給し、その動作モードを制御する点に特徴がある。
【0070】
次に、本実施の形態の動作について、図11のタイミングチャートを併せ参照して説明する。なお、図11(D)、(E)及び(F)は図2(D)、(E)及び(F)と同一の信号である。図11(A)は図10の光ディスク11上の相隣るECCブロックのつなぎ目付近のフォーマットを示す。このフォーマットは図2(A)に示したフォーマットと同一である。同期信号検出手段41は、慣性モードの状態において、再生回路42から図11(B)に示すような再生信号中のセクタアドレスが供給され、このセクタアドレスがブロックの最後のセクタを示す「m−1」であるときに、第2の特殊信号検出手段16から第2の特殊信号S2の検出フラグが供給されると、図11(C)に示すように、慣性モードから直接検出モードに移行する。
【0071】
続いて、同期信号検出手段41は、第1の特殊信号検出手段15から第1の特殊信号S1の検出フラグが供給されると、図11(C)に示すように、直接検出モードから慣性モードに移行する。
【0072】
このように、本実施の形態によれば、同期信号検出手段41は、セクタカウンタ17を用いることなく、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、ECCブロックの終りの部分にて、慣性モードから直接検出モードに移行するので、後続のECCブロックの先頭データに誤りを生ずることなく、安定した動作が可能となる。
【0073】
また、本実施の形態によれば、ECCブロックの終りの部分で直接検出モードに移行してから同期信号を誤検出することによって生じる慣性モードへの移行の遅れは生じることなく、ECCブロックの最初のセクタ0の最初から慣性モードで動作するために、図11(E)にIVで示すように、最初のセクタ0の先頭フレーム0で同期信号を誤検出したとしても、それは同図(D)に示す同期検出窓の外であるので、同図(F)に示すように、誤検出された同期信号出力を排除でき、この結果、ECCブロックの先頭データも正しく再生することができる。
【0074】
次に、本発明の再生方法の第1の実施の形態について説明する。図12は本発明になる再生方法の第1の実施の形態のフローチャートを示す。本実施の形態はコンピュータプログラムに基づいて行われるもので、コンピュータは、前述した光ディスク11の再生信号から前記第1の特殊信号を検出したときは第1の特殊信号検出フラグを出力し、前記第2の特殊信号を検出したときは第2の特殊信号検出フラグを出力する(ステップP1)。
【0075】
次に、前記再生信号から前記特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力し(ステップP2)、その特殊パターン検出フラグを計数する(ステップP3)。この計数値は第1の特殊信号検出フラグでリセットされるが、その計数値が一つのECCブロックのセクタ数mに等しい値である期間内に、第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを出力する。光ディスクの再生信号から同期信号を検出するコンピュータは、この特定位置検出フラグが供給されたときは、慣性モードから直接検出モードへ移行するように制御する(ステップP4)。
【0076】
これにより、再生装置の第1の実施の形態と同様に、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、ECCブロックの終わりの部分にて、慣性モードから直接検出モードに移行するので、後続のECCブロックの先頭データに誤りを生ずることなく、安定した動作が可能となる。
【0077】
次に、本発明の再生方法の第2の実施の形態について説明する。図13は本発明になる再生方法の第2の実施の形態のフローチャートを示す。本実施の形態はコンピュータプログラムに基づいて行われるもので、再生信号から同期信号を検出するコンピュータは、慣性モードの状態において、前述した光ディスク11の再生信号を復号する再生回路から再生信号中のセクタアドレスが供給され、このセクタアドレスがブロックの最後のセクタを示す「m−1」であるか判定し(ステップP11)、最後のセクタのとき第2の特殊信号を検出すると(ステップP12)、慣性モードから直接検出モードに移行する(ステップP13)。続いて、コンピュータは、第1の特殊信号を検出すると(ステップP14)、直接検出モードから慣性モードに移行する(ステップP15)。
【0078】
このように、本実施の形態によれば、コンピュータは、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、ECCブロックの終りの部分にて、慣性モードから直接検出モードに移行するので、後続のECCブロックの先頭データに誤りを生ずることなく、安定した動作が可能となる。
【0079】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば図10及び図13に示した実施の形態では、セクタアドレスがECCブロックの最後のセクタであることを示し、かつ、第2の特殊信号S2が検出されたら、同期信号検出手段又はコンピュータの同期検出状態を慣性モードから直接検出モードとするように説明したが、これに限定されるものではなく、セクタカウンタ又はセクタアドレスがECCブロックの最後のセクタであることを示した場合は、一定の時間後に同期信号検出手段又はコンピュータの同期検出状態を慣性モードから直接検出モードとし、直接検出モードでフレーム0の先頭を示す同期信号が検出されたときに慣性モードに移行するように構成してもよい。
【0080】
この場合は、第1及び第2の特殊信号を使用することなく、次のブロックの先頭の重要なデータを正しく抽出することができ、安定した動作が可能となる。また、本発明が適用される記録媒体は、光ディスク以外の記録媒体でも可能なことは勿論である。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相隣る2つのブロックのつなぎ目において同期信号の連続性が満たされない記録フォーマットの信号再生時に、計数手段の計数値がmである期間内に第2の特殊信号検出フラグが入力されたときには、次のブロックの開始直前の特定位置であると判断して、この特定位置のタイミングで同期信号検出手段を慣性モードから直接検出モードへ移行させることにより、慣性モードから直接検出モードへの移行タイミングが次のブロックの最初のセクタ0の中に入ってしまうことを防止するようにしたため、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、次のブロックの先頭の重要なデータを正しく抽出することができ、安定した動作が可能となる。
【0082】
また、本発明によれば、直接検出モードへ移行した状態において、第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、直接検出モードから慣性モードへ移行すると同時に、同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定するようにしたため、フレーム最初の同期信号であると分っているにも拘らず、窓の同期信号検出用窓の設定や同期信号の連続性の検出などの無駄な処理を行うことなく、同期信号用検出窓の設定が行われていないために非常に同期信号の誤検出に弱い直接検出モードから、同期信号の誤検出に強い慣性モードへ迅速に移行することができる。
【0083】
また、本発明によれば、慣性モードにおいて遅延していない信号中に、同期検出用窓内に検出された同期信号がないときには、所定のクロック数から推定される遅延した再生信号中の同期信号の推定位置に一定回数、擬似同期信号を挿入することにより、同期信号検出用窓の終了時点で擬似同期信号を挿入することにより、後段のECC回路で通常の同期信号と擬似同期信号を区別する回路が必要となるという現象を防止できる。
【0084】
また、本発明によれば、第1の再生信号用の同期検出窓内で同期信号が検出されたかどうかの回路を備えた構成で、慣性モードにおいて遅延していない信号中に、同期検出用窓内に検出された同期信号がないときには、所定のクロック数から推定される遅延した再生信号中の同期信号の推定位置に一定回数、擬似同期信号を挿入するようにしたため、第1の再生信号を遅延した第2の再生信号用の同期検出用窓内に第2の再生信号中の同期信号があるかどうか判定する別の同期信号判定手段を不要にした簡単な回路構成により、後段のECC回路で通常の同期信号と擬似同期信号を区別する回路が必要となるという現象を防止できる。
【0085】
更に、本発明によれば、セクタアドレスが記録データ中に付加されている場合、再生信号からセクタアドレスを抽出し、そのセクタアドレスがブロック中の最後のセクタを示しているときにおいて、第2の特殊信号が検出されたとき、あるいは一定時間経過後に同期信号検出手段を直接検出モードに制御し、その後第1の特殊信号が検出されたとき、あるいはブロック中の最初のセクタ中の先頭フレームの同期信号が検出された時に、慣性モードに移行するようにしたため、慣性モードのまま擬似同期信号を所定の数だけ挿入することなく、次のブロックの先頭の重要なデータを正しく抽出することができ、安定した動作が可能となり、また、窓の同期信号検出用窓の設定や同期信号の連続性の検出などの無駄な処理を行うことなく、同期信号用検出窓の設定が行われていないために非常に同期信号の誤検出に弱い直接検出モードから、同期信号の誤検出に強い慣性モードへ迅速に移行することができる。更に、第1及び第2の特殊信号を用いないで、同期信号の正確な抽出による安定な再生動作もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の再生装置の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】 図1の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】 図1の状態遷移図である。
【図4】 本発明の再生装置の第2の実施の形態の要部のブロック図である。
【図5】 図4の動作説明用タイミングチャートである。
【図6】 図4における信号遅延量Lとウィンドウ幅Mの関係を示す図である。
【図7】 図4の動作説明用フローチャートである。
【図8】 本発明の再生装置の第3の実施の形態のブロック図である。
【図9】 図8の動作説明用フローチャートである。
【図10】 本発明の再生装置の第4の実施の形態のブロック図である。
【図11】 図10の動作説明用タイミングチャートである。
【図12】 本発明の再生方法の第1の実施の形態のフローチャートである。
【図13】 本発明の再生方法の第2の実施の形態のフローチャートである。
【図14】 本発明で使用する記録媒体の一実施の形態の記録フォーマットを示す図である。
【図15】 従来の再生方法の一例の動作説明用タイミングチャートである。
【図16】 記録再生信号のフォーマットの代表的なECC、セクタ、フレーム構造の一例を示す図である。
【図17】 従来の再生装置の一例の状態遷移図である。
【図18】 従来の再生装置の同期検出説明用タイミングチャートである。
【図19】 従来の再生装置の同期検出説明用タイミングチャートの他の例である。
【符号の説明】
11 光ディスク(記録媒体)
12 光学ヘッド
13、41 同期信号検出手段
14 特殊パターン検出手段
15 第1の特殊信号検出手段
16 第2の特殊信号検出手段
17 セクタカウンタ(計数手段)
18 特定位置検出手段
19、42 再生回路
21、24 SYNC検出回路
22 第1の判定回路
23、32 シフトレジスタ
25 第2の判定回路
26、31 擬似同期信号(SYNC)生成回路
Claims (3)
- 情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、前記ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊信号が挿入されており、最後のセクタの後に前記同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号が挿入されており、前記セクタの各々には該セクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号が記録されている記録媒体から、前記同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて前記記録媒体から情報を再生する再生装置であって、
前記同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、前記所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、この同期検出用窓部分において前記同期信号を検出する慣性モードのいずれかにより、前記記録媒体の再生信号から前記同期信号を検出する同期信号検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記第1の特殊信号を検出して第1の特殊信号検出フラグを出力する第1の特殊信号検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力する特殊パターン検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記第2の特殊信号を検出して第2の特殊信号検出フラグを出力する第2の特殊信号検出手段と、
前記第1の特殊信号検出手段からの前記第1の特殊信号検出フラグでリセットされ、前記特殊パターン検出フラグを計数する計数手段と、
前記計数手段の計数値が前記mである期間内に、前記第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを前記同期信号検出手段へ出力する特定位置検出手段と、
前記同期信号検出手段を前記特定位置検出手段から前記特定位置検出フラグが供給されて前記慣性モードから前記直接検出モードへ移行した状態において、前記第1の特殊信号検出手段から前記第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、前記同期信号検出手段を前記直接検出モードから前記慣性モードへ移行すると同時に、前記同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定することにより、前記ブロックの最初のフレーム以降の同期信号を前記慣性モードで検出させる制御手段と
を有することを特徴とする再生装置。 - 情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、前記ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊信号が挿入されており、最後のセクタの後に前記同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号が挿入されており、前記セクタの各々には該セクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号が記録されている記録媒体から、前記同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて前記記録媒体から情報を再生する再生方法であって、
前記記録媒体の再生信号から前記第1の特殊信号を検出したときは第1の特殊信号検出フラグを出力し、前記第2の特殊信号を検出したときは第2の特殊信号検出フラグを出力する第1のステップと、
前記記録媒体の再生信号から前記特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力する第2のステップと、
前記特殊パターン検出フラグを計数すると共に、前記第1の特殊信号検出フラグでリセットされる計数手段の計数値が前記mである期間内に、前記第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを出力する第3のステップと、
前記同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、前記所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、この同期検出用窓部分において前記同期信号を検出する慣性モードのいずれかにより、前記記録媒体の再生信号から前記同期信号を検出する同期信号検出手段を、前記特定位置検出フラグが供給されたときは、前記慣性モードから前記直接検出モードへ移行するように制御する第4のステップと、
前記同期信号検出手段を前記慣性モードから前記直接検出モードへ移行した状態において、前記第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、前記同期信号検出手段を前記直接検出モードから前記慣性モードへ移行するように制御すると同時に、前記同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定することにより、前記ブロックの最初のフレーム以降の同期信号を前記慣性モードで検出する第5のステップと
を含むことを特徴とする再生方法。 - 情報記録領域が所定個数のブロックに分割され、各ブロックがm個(mは2以上の整数)のセクタに分割されており、各セクタは所定クロック数を有するn個(nは2以上の整数)のフレームに分割されており、各フレームには10種類以下のパターンより選択される同期信号が挿入され、前記ブロック内のうち、最初のセクタの前に第1の特殊信号が挿入されており、最後のセクタの後に前記同期信号のとり得るパターンの一つを有する第2の特殊信号が挿入されており、前記セクタの各々には該セクタ中に1回しか検出されるはずのない固有の特殊パターン信号が記録されている記録媒体から、前記同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて前記記録媒体から情報を再生する再生装置に用いられるコンピュータ用のプログラムであって、
コンピュータを、
前記同期信号をパターンサーチによって検出する直接検出モードと、前記所定クロック数に同期させた同期検出用窓を生成し、この同期検出用窓部分において前記同期信号を検出する慣性モードのいずれかにより、前記記録媒体の再生信号から前記同期信号を検出する同期信号検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記第1の特殊信号を検出して第1の特殊信号検出フラグを出力する第1の特殊信号検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記特殊パターン信号を検出して特殊パターン検出フラグを出力する特殊パターン検出手段と、
前記記録媒体の再生信号から前記第2の特殊信号を検出して第2の特殊信号検出フラグを出力する第2の特殊信号検出手段と、
前記第1の特殊信号検出手段からの前記第1の特殊信号検出フラグでリセットされ、前記特殊パターン検出フラグを計数する計数手段と、
前記計数手段の計数値が前記mである期間内に、前記第2の特殊信号検出フラグが入力されたときに、特定位置検出フラグを前記同期信号検出手段へ出力して該同期信号検出手段を前記慣性モードから前記直接検出モードへ移行させる特定位置検出手段と、
前記同期信号検出手段を前記特定位置検出手段から前記特定位置検出フラグが供給されて前記慣性モードから前記直接検出モードへ移行した状態において、前記第1の特殊信号検出手段から前記第1の特殊信号検出フラグが供給されたときには、前記同期信号検出手段を前記直接検出モードから前記慣性モードへ移行すると同時に、前記同期検出用窓の位置をフレームの最初の同期信号の推定位置に再設定することにより、前記ブロックの最初のフレーム以降の同期信号を前記慣性モードで検出させる制御手段と
して機能させることを特徴とするプログラム。
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