JP2953145B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP2953145B2
JP2953145B2 JP3281124A JP28112491A JP2953145B2 JP 2953145 B2 JP2953145 B2 JP 2953145B2 JP 3281124 A JP3281124 A JP 3281124A JP 28112491 A JP28112491 A JP 28112491A JP 2953145 B2 JP2953145 B2 JP 2953145B2
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章 池谷
孝男 加代
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Synchronizing For Television (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルVTR等記
録時の映像信号の処理経路と、再生時の映像信号の処理
経路が異なる場合に用いて好適なる映像信号処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カメラ一体形VTRの場合、記
録時にファインダに写る画面はカメラの撮像素子からの
信号を映像信号の形態に変更した直後の信号である。一
方、既にテープ上に記録された信号の再生画を出画する
場合、再生信号はいくつかの処理回路を経てモニタへ送
られる。このとき、各処理回路でそれぞれ処理のための
遅延が生じる。また、従来のアナログVTRの場合、映
像の同期信号も同時に記録し、再生時にはこの同期信号
をそのまま再生映像信号の同期信号として利用する。
【0003】したがって、記録する映像の同期信号と再
生される映像の同期信号は一般的に非同期である。この
ため、記録状態から再生状態、あるいは再生状態から記
録状態に移行する場合、モニタまたはファインダに写る
画面が乱れる。従来の家庭用VTRの再生画質は、雑音
も多く再生する映像信号の周期もヘッドが取り付けられ
ているシリンダの回転ムラやテープの伸び縮みの影響を
大きく受ける。この結果、ジッタと呼ばれる現象、つま
り、例えば本来は直線であるべき線がジグザグ線に見え
たりする。
【0004】さらに、ドロップアウトと呼ばれる、例え
ばテープ上の記録媒体の欠損などによって映像信号の一
部が欠落した状態で再生される。このドロップアウト
は、通常近接する画像信号で補間され目立たなくする。
しかしながら、時として記録された同期信号自身が欠損
し、画面全体が揺れてしまうこともある。これは現在の
家庭用のアナログVTRでは一般的な現象である。この
ような再生画面に対して、記録と再生の状態移行時の同
期信号乱れのみを問題にする必要はなく、従来の家庭用
VTRでは特別な対策は行っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】先に示したように、現
在の家庭用VTRは雑音も多くドロップアウトの影響も
大きい。さらに、ダビングを繰り返すと著しい画質劣化
を招く。このため、映像信号をディジタル化するだけで
なく、テープ上への記録もディジタル状態で行う家庭用
のディジタルVTRの開発が進められている。ディジタ
ルVTRの場合、基本的にはディジタル状態になった時
点の画質が記録再生過程を通しても保たれる。一般的
に、ディジタル記録を行う場合、誤り訂正符号と呼ばれ
るデータを元の映像データに付加して記録する。この誤
り訂正符号は、再生時の雑音に起因する誤りのみなら
ず、ドロップアウトでテープ上から消え去ったデータを
も訂正し、記録した映像データを正しく復元する働きを
する。また、記録データには同期信号は含まれず、1画
面分のデータを再生し正しく復元した後に同期信号が付
加され、モニタに写し得る画像を生成する。
【0006】また、このようにディジタルVTRは従来
のアナログVTRに比べて、遥かに優れた再生画質を実
現する。したがって、従来のアナログVTRと同様に、
記録と再生を切り換えることによって画面が乱れると、
従来のアナログVTRの場合よりも視覚的な不快度は大
きくなる。このため、ディジタルVTRの場合はその高
再生画質の故に、画面の乱れをできるだけ抑える必要が
大きくなる。また、画面の乱れを抑えるための技術を確
立することは、ディジタルVTRの商品価値を損なわな
いための大きな課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理装
置は、家庭用ディジタルVTRに不可欠な上記課題を解
決することを目的とし、第1の映像信号を記憶する記憶
手段と、前記記憶手段の入力における第1の同期信号の
位置と第2の映像信号の出力段における第2の同期信号
の位置の差を検出する検出手段と、前記検出手段により
得られる情報に基づいて前記記憶手段の出力を制御して
前記記憶手段の出力での前記第1の映像信号の同期信号
の位置を前記第2の映像信号の同期信号の位置に合わせ
る同期一致手段と、リセット信号に基づいて映像信号の
同期信号を生成する同期信号生成手段と、前記第1の同
期信号と前記同期信号生成手段の出力を選択し前記同期
信号生成手段のリセット信号を出力とする選択手段を備
えることを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【作用】本発明は、カメラ一体形ディジタルVTRのよ
うに、入力の映像信号源が唯一の場合に有効である。つ
まり、入力映像の同期信号と再生映像の同期信号の位置
関係が常に一定であるから、この位置の差を必ず補償す
るように再生映像信号を遅らせる。この遅延は再生信号
処理に用いられるメモリーの読み出し開始を制御するこ
とで実現でき、記録と再生の切り換えによっても画面の
乱れは生じない。
【0010】また、本発明は、いわゆる据置形VTRの
ように、テレビ信号を受信する機能を備え、テレビのチ
ャンネル毎に映像の同期信号の位置が異なる場合に有効
である。この場合、入力映像の同期信号と再生映像の同
期信号の位置の差は不定である。したがって、再生信号
と受信テレビ信号を切り換えて表示する場合に、どの受
信テレビ信号であっても切り換え時に画面の乱れを生じ
させないためには、受信テレビ信号と再生信号の同期信
号の位置の差を吸収するメモリーを持つ。つまり、本質
的に同一位置にならない2種類の信号を同一位置に合わ
せるために、どちらか一方の信号全体を遅らせる。この
ために、本発明は同期信号の位置の差を検出し、例えば
到来するテレビ信号をメモリーでこの位置の差分だけ遅
らせる。この結果、受信するテレビ信号を切り換えて
も、常に記録と再生の切り換えによる画面の乱れは生じ
ない。
【0011】
【実施例】(図1)に本発明の第1の実施例のブロック
図を示す。また、(図2)には(図1)のブロック図の
動作説明のためのタイミング図を示す。(図1)はカメ
ラ一体形VTRを例示しており、カメラ1からの映像信
号は記録処理回路2とスイッチ3に送られる((図2)
に示す記録映像の同期信号と記録映像信号)。記録処理
回路2では、入力となるカメラ1からの映像信号に誤り
訂正用のデータを付加し、記録再生系に適した特性を持
った記録系列に変調した後、スイッチ4を通してシリン
ダ5に搭載された磁気ヘッド6でテープ上に記録する。
このとき、スイッチ4の出力には記録処理回路2の出力
が現われる。スイッチ4の切り換えは、VTRユーザの
記録または再生の指示によって切り換わる。
【0012】再生時には、テープ上に記録された情報は
磁気ヘッド6で読み出され、スイッチ4を通して再生処
理回路7へ送られる((図2)に示す再生信号)。再生
処理回路7では変調されたデータ系列を復調して元の形
態のデータを復元する。この後、再生時の誤りを誤り訂
正用に付加したデータを用いて訂正する。この過程で、
記憶回路8を用いる。誤りを訂正されたデータは、記憶
回路8から記憶制御回路9で生成される制御信号に基づ
いて読み出される。このとき、記憶回路8から1画面分
のデータの読み出し開始を指示する基準信号がカメラ1
からの同期信号である((図2)の記憶制御回路の基準
信号)。
【0013】記憶回路8からの出力は映像再生回路10
を通してスイッチ3へ送られる。映像出力回路10の処
理に要する遅延時間は一定であるから、映像出力回路1
0の出力とカメラ1の出力の各同期信号の位置を合わせ
るために、記憶回路8に必要な遅延量は容易に設定でき
る。したがって、(図2)に示すタイミング関係を満た
すように記憶制御回路9の基準信号に対して、記憶回路
8での(図2)に示す遅延分だけ遅らせて、記憶回路8
から順に1画面分の再生信号を出力すれば、記録と再生
を切り換えることによる画面乱れは生じない((図2)
参照)。
【0014】以上示したように、本発明は例えばカメラ
一体形VTRのような映像の信号源が一種類の場合に、
記録と再生を切り換えても画面の乱れは一切生じず、常
に高画質の映像を保つことができる。
【0015】(図3)に本発明の第2の実施例のブロッ
ク図を示す。(図3)において、テレビ信号選択受信回
路11は通常のテレビ信号を選択して受信し、映像信号
を復元した後記録処理回路2とスイッチ3へ送る。記録
処理回路2では、入力となるカメラ(図示せず)からの
映像信号に誤り訂正用のデータを付加し、記録再生系に
適した特性を持った記録系列に変調した後、スイッチ4
を通してシリンダ5に搭載された磁気ヘッド6でテープ
上に記録する。このとき、スイッチ4の出力には記録処
理回路2の出力が現われる。スイッチ4の切り換えは、
VTRユーザの記録または再生の指示によって切り換わ
る。一方、テレビ信号選択受信回路11の出力に現われ
る同期信号は、スイッチ12へ送られる。
【0016】スイッチ12は、記録時にはテレビ信号選
択受信回路11からの同期信号を、同期信号生成回路1
3へ送り、再生時には同期信号生成回路13の出力に現
われる同期信号を出力とする。同期信号生成回路13
は、入力の同期信号をトリガとしてカウントを開始し、
同期信号の周期でに同期パルスを生成する。したがっ
て、記録時には常に記録する映像の同期信号でトリガが
かかり、再生するときは同期信号生成回路13の出力自
身でトリガがかかる。これは、再生出力の出画中に誤っ
てテレビ信号を変更した場合にも、再生信号の処理状態
をむやみに変更しないための処理である。一旦、画面乱
れなく再生を開始した後は、同期信号生成回路13の出
力は受信するテレビ信号を変更しない限り、テレビ信号
選択受信回路11の同期信号出力と同一位置になる。し
たがって、この後再生を終了するまで同期信号生成回路
13の出力を保っておけば、安定して再生画像を送出し
続けることができる。
【0017】再生時には、テープ上に記録された情報は
磁気ヘッド6で読み出され、スイッチ4を通して再生処
理回路7へ送られる。再生処理回路14では変調された
データ系列を復調して元の形態のデータを復元する。こ
の後、再生時の誤りを誤り訂正用に付加したデータを用
いて訂正する。なお、(図3)の再生処理回路14は
(図1)の再生処理回路7、記憶回路8及び記憶制御回
路9を包含した回路である。誤りを訂正されたデータ
は、映像再生回路10を通して遅延回路15へ送られ
る。再生処理回路14および映像出力回路10の処理に
要する遅延時間は一定であるから、映像再生回路10の
出力での同期信号と同期信号生成回路13の出力の位置
の差を検出する検出回路16の出力も一定になる。こ
の、検出回路16から出力される同期信号の位置差に応
じて、映像再生回路10の出力は遅延回路15で遅延さ
れる。この結果、遅延回路15の出力とテレビ信号選択
受信回路11の出力の同期信号の位置は等しくなり、ス
イッチ3を切り換えても画面の乱れは生じない。
【0018】以上示したように、本発明は受信するテレ
ビ信号を切り換えても、画面乱れを生じさせることはな
く、安定してディジタルVTRの高再生画質を保つこと
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、記録と再生を切り換える場合
にも、モニタに表示される画面を乱すことはない。した
がって、非常に高品質な画質を提供できるディジタルV
TR等のディジタル映像記録機器の特長を全く損なうこ
となく維持できる。このように、本発明は実用上大なる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るブロック図
【図2】(図1)の動作を説明するためのタイミング図
【図3】本発明の第2の実施例に係るブロック図
【符号の説明】
1 カメラ 2 記録信号処理回路 3 スイッチ 4 スイッチ 5 シリンダ 6 ヘッド 7 再生処理回路 8 記憶回路 9 記憶制御回路 10 映像再生回路 11 テレビ信号選択受信回路 12 スイッチ 13 同期信号生成回路 14 再生処理回路 15 遅延回路 16 検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/91 - 5/956

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段の入力における第1の同期信号の位置と第
    2の映像信号の出力段における第2の同期信号の位置の
    差を検出する検出手段と、前記検出手段により得られる
    情報に基づいて前記記憶手段の出力を制御して前記記憶
    手段の出力での前記第1の映像信号の同期信号の位置を
    前記第2の映像信号の同期信号の位置に合わせる同期一
    致手段と、リセット信号に基づいて映像信号の同期信号
    を生成する同期信号生成手段と、前記第1の同期信号と
    前記同期信号生成手段の出力を選択し前記同期信号生成
    手段のリセット信号を出力とする選択手段を備えること
    を特徴とする映像信号処理装置。
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