JPH01320626A - 磁気記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する強磁性金属薄膜を磁気
記録層とする磁気記録媒体に関する。

従来の技術 回転磁気ヘッドを利用し、直接磁気記録層表面を摺動す
る磁気ヘッドにより記録再生を行う方法が、短波長信号
を狭トラツク化し高密度磁気記録を最も高い水準で実現
できるため、表面の平滑化が進んだ磁気記録層の耐久性
の向上は重要課題となってきており、とりわけ、強磁性
金属薄膜を磁気記録層とした磁気記録゛媒体については
この面戸）らの改良が続けられている。

第２図は、従来の磁気記録媒体の拡大断面図で、第２図
で１は中心線平均粗す（Ｒａ％（０，００１〜０．０１
　ｐｒｎと平滑な、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
イミド等の高分子フィルムで、必要に応じて、高分子を
ミミズ状に配したり、微粒子を高分子で固定した下塗り
層を片面又は両面に配したものが用いられる。２は酸素
雰囲気中でＣｏ−Ｎｉを電子ビーム蒸着法にて斜め蒸着
して得た高い保磁力のＣｏ−Ｎｉ−０膜や、高周波スパ
ッタ法で得たＣｏ−Ｎｉ　、Ｃｏ−０ｒ　。

Ｃｏ−Ｃｌ−Ｎｂ等の強磁性金属薄膜で、３は走行性を
改善するためのバックコート層で、カーボン。

ＣａＣ０ａ等のフィラーを樹脂で固定したものが用いら
れ、４は保護潤滑層で、アモルファス・カーボン膜とフ
ロロカーボン系の潤滑層を積層したもの（特開昭６１−
１４２５２５　号公報）、プラズマ重合膜と有機物蒸着
膜の積層（特開昭６１−１５１８３７　号公報）パーフ
ロロアルキルカルボン酸の真空蒸着膜（特開昭６１−２
２０１１６号公報）等数多くの提案がなされている。

発明が解決しＩうとする課題 しかし、なから、上記した構ＬＪｚの磁気記録媒体を用
い、より高密度化を検討シ５．ていくと、記録液浸が０
゜５μｍ程度１で短波長になり、スペーシング出火が大
きく再生出力に影響する場合、出力が不安定になり、回
転磁気ヘッドを利用しての狭トラック記録再生で、トラ
ック全分割シ５２、各種の記号金肥ｕ７Ｉｒ；トし、画
像記録再生をイーｉつ」−で、トラツキングずＪｌやコ
ントロー、ルイに良が起こるガどの課題があり改善が望
まれていた。

本発明は」、記し、た事情に鑑みなされたもので、再牛
帖号のエンベロープが良好な磁気記録媒体を提供するも
のである。

課題を解決するための手段 本聞明は」−１記した課題を解決するため、高分子フィ
ルムの表面が鋸歯状の断面金石し、その上にＷ辺側の傾
斜と同じ方向に傾斜した柱状微粒子から成る斜め蒸着膜
を配したものである。

作　　　用 、＋：、発明の磁気記録媒体は、上記した構成により、
回転磁気ヘッドで狭ｌ・ワノク化し、狭ギャップ化が進
み、かつ−・ノド相和が複合型し、形状的に、テープ表
面に汚れが／こまり易くなり、かつ汚れの影響が大きく
なる短波長記録に於ても、テープ自身が安定な研磨性を
保つにとで、テープとヘッドのスペースに異物の倉へ在
を許さなくなり、良好なエンベロープを保てることにな
る。

実施例 以下、図面を参照しながら本究明の実施例について説明
する３、第１図は本虻明の磁気記録媒体の拡大断面図で
ある。第１図で６は、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム、ホリエチｔ／ンナフタレー１−フィルム、ポリフ
ェニレンサルファイドフィルム、ポリエーテルエーテル
り゛トンフィル高分子フィルムで表面は模式的に示した
ように鋸歯状の断面を有するもので、鋸歯状の２辺のう
ち・短辺の角度αは７０度から４５度が好ましい。又高
さｈは１００人から２００人が好ましい。長さｌは１０
，０００人から５０，０００人が好ましい。この形状の
形成は、加熱ローラの表面をあらかじめ加工し、その形
状を転写させて構成することができる。８はＣｏ，Ｇｏ
−Ｎｉ　、Ｃｏ−Ｃｒ　、Ｃｏ−Ｔｉ　、Ｃｏ−Ｔａ　
、Ｃｏ−Ｍｏ。

Ｃｏ　−０　、Ｃｏ　−Ｎ　ｉ−０等の斜め蒸着膜で、
斜め蒸着膜の柱状微粒−Ｔ７の傾きの方向が短辺の方向
と類似したこと全特徴とし、ヘッドの移動方向がテープ
と（゛１１対的に図に示した矢印Ａの方向で出力が高く
なる方向にて組み合わせた時にヘッド曲面を清浄に保つ
研磨効果がこの関係で良好になるからである。

８は保護潤滑層で、ＢＮ膜，カーボン膜，ＳｉＯ２膜、
パーフルオロポリエーテル、脂肪酸等の組み合わせで、
スペーシング損失となる要素であることを考ＬＩ状して
適切な厚みに構成するものである。

以下、ｒＪ４に具体的な実施例について比較例との対比
で説明する。厚み１０μｍのポリエチレンテレフタレ−
　トフィルムの表面を鋸歯状に加工した。

α＝６０°　、ｈ＝１４ｏ八，ｌ＝１６０００人とし、
このフィルムに直径１ｍの円筒キャンに沿わせて、柱状
微粒子の方向を発明安住全満足するように、５×１０−
５（Ｔｏｒｒ）の酸素分圧中で、Ｃｏ−Ｎｉ（Ｃｏ：８
０ｗｔ％）’ｒ最小入射角６０度で０．　１　４　μｍ
電子ビーム蒸着した。その上に真空蒸着法によりバー　
７　）ｖ　、ｔロアラキン酸６０人を配し８ミリ幅の磁
気テープにした。

一方比較例は、厚み１０μｍのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上にｇ（ｚ１４ｏＡのＡｌ２Ｏ２微粒イを
１０／７／／（ｐｍ）２配した後同じ条件で８ミリ幅の
磁気テープを製造した。両者のチー゛プを改造した８ミ
リビデオにより比較評価した。シリンダの直径を２２咽
に小型化し、ギャップ長０．２μｍノア　七ｌファス合
金を用いたメタルインギヤツブ型のリングヘッドにより
ＳＰモードとＬＰモードでエンベロープの平担率を比較
した。初期とくり返し使用での状況を表にまとめて示し
た。

上表でエンベロープの平担率が６０チ台かそれ以下では
トラッキング不足が発生した。ｊ）、ＰＣＭのエラー率
が急増するなどの不具合があり、実施例の耐久性はすぐ
れていることがわかる。

尚研磨性が構造によることを確保するのに、テープを反
対にして走行させたものは、初期出力が約１．１ｄＢ低
く、２０’ＣＩ４％ＲＨの５Ｐ−ｒ＝−Ｙで５０ｔ＜７
−テＢＯＳ　、　Ｔｏハフ−Ｃ６１％　、　９０ｚ（ス
で４９％、ＬＰモードでは３ｏパスで７３％。

６５パスで４１チで比較例より劣る結果となったことよ
り、本実施例の有用性がよくわかる。

発明の効果 上記したように、本発明によれば、高密度記録を回転シ
リンダに搭載したリング型磁気ヘッドで行う時良好な再
生エンベロープ波形を得ることが安定にできるといった
すぐれた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の磁気記録媒体の拡大断面図
で、第２図は従来の磁気記録媒体の拡大断面図である。 ５・・・・・・高分子フィルム（鋸歯状表面）、６・・
・・・・強磁性金属薄膜。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高分子フィルムの表面が鋸歯状の断面を有し、その上に
   、短辺側の傾斜と同じ方向に傾斜した柱状微粒子から成
   る斜め蒸着膜を配したことを特徴とする磁気記録媒体。