JPS62125524A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS62125524A JPS62125524A JP26654285A JP26654285A JPS62125524A JP S62125524 A JPS62125524 A JP S62125524A JP 26654285 A JP26654285 A JP 26654285A JP 26654285 A JP26654285 A JP 26654285A JP S62125524 A JPS62125524 A JP S62125524A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- oxidized layer
- magnetic recording
- film
- substrate surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高密度磁気記録に利用できる磁気記録媒体に関
する。
する。
従来の技術
従来、磁気記録層として広く実用に供されているものは
、γ−Ｆ ｅ ２０３．ＣＯをドープしだγ−Ｆ ｅ
２０ ｓ 、 Ｃｒ○２．域いはＦｅ等の強磁性金属又
は合金微小粉末磁性材料を塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体、スチレン・ブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等
の有機バインダ中に分散させて、高分子フィルム等の基
板上に塗布乾燥させた塗布磁性層である。
、γ−Ｆ ｅ ２０３．ＣＯをドープしだγ−Ｆ ｅ
２０ ｓ 、 Ｃｒ○２．域いはＦｅ等の強磁性金属又
は合金微小粉末磁性材料を塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体、スチレン・ブタジェン共重合体、エポキシ樹脂等
の有機バインダ中に分散させて、高分子フィルム等の基
板上に塗布乾燥させた塗布磁性層である。
近年、高密度記録への要求の高まりと共に高密度域で、
優れた信号対雑音比（以下、Ｓハ と記す）を与えうる
期待の大きい強磁性金属薄膜を磁気記録層とする、いわ
ゆる金属薄膜型磁気記録媒体が注目され実用化に向けて
努力が続けられている〔例えば、外国論文誌：アイイー
イーイー磁気学会報（ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏ
ｎ ｏｎ ｍａｇｎｅｔｉｃｓ）Ｖｏｌ、ＭＡＧ−１０
，！−２、ＰＰ、３６８〜３７３（１９７４）参照〕。
優れた信号対雑音比（以下、Ｓハ と記す）を与えうる
期待の大きい強磁性金属薄膜を磁気記録層とする、いわ
ゆる金属薄膜型磁気記録媒体が注目され実用化に向けて
努力が続けられている〔例えば、外国論文誌：アイイー
イーイー磁気学会報（ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏ
ｎ ｏｎ ｍａｇｎｅｔｉｃｓ）Ｖｏｌ、ＭＡＧ−１０
，！−２、ＰＰ、３６８〜３７３（１９７４）参照〕。
かかる磁気記録媒体の改良の主眼は、優れた電磁変換特
性を保ちながら、磁気記録層の耐久性向上をはかること
になる。従って、これに関する提案も多くなされ、一般
に磁気記録層として用いられるＣ ｏ −Ｐ 、 Ｃｏ
−Ｎ ｔ −Ｐ 、 Ｃｏ −Ｎ ｉ−○膜等の強磁
性金属薄膜上に保護膜を用いて、磁気ヘッドや走行系の
機構材料との摩擦を少なくする方法〔例えば、特開昭５
２−１５３７０７ 、特開昭６３−８８７０４号、特開
昭５９−１７１０２６号の公報参照〕や高分子フィルム
上に微細な凹凸を設け、その上に強磁性金属薄膜を設け
、真実接触面積を減少させることで耐すり偏性や走行性
能の改良をはかる上で一部で成功を収めている〔例えば
特開昭６９−８４９２８号、特開昭５９−１２１６３１
号の公報参照〕。
性を保ちながら、磁気記録層の耐久性向上をはかること
になる。従って、これに関する提案も多くなされ、一般
に磁気記録層として用いられるＣ ｏ −Ｐ 、 Ｃｏ
−Ｎ ｔ −Ｐ 、 Ｃｏ −Ｎ ｉ−○膜等の強磁
性金属薄膜上に保護膜を用いて、磁気ヘッドや走行系の
機構材料との摩擦を少なくする方法〔例えば、特開昭５
２−１５３７０７ 、特開昭６３−８８７０４号、特開
昭５９−１７１０２６号の公報参照〕や高分子フィルム
上に微細な凹凸を設け、その上に強磁性金属薄膜を設け
、真実接触面積を減少させることで耐すり偏性や走行性
能の改良をはかる上で一部で成功を収めている〔例えば
特開昭６９−８４９２８号、特開昭５９−１２１６３１
号の公報参照〕。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記したような構成では、高密度化が更
に進み、磁気ヘッドのトラック幅、ギャップ長が小さく
なるのと、磁気的飽和を起さないよう（・てヘッド材料
が合金化、とりわけ薄膜化される傾向にあることから、
このヘッドとの摺接に於て常に良好なり／Ｎを長時間保
つことができないという問題があった。
に進み、磁気ヘッドのトラック幅、ギャップ長が小さく
なるのと、磁気的飽和を起さないよう（・てヘッド材料
が合金化、とりわけ薄膜化される傾向にあることから、
このヘッドとの摺接に於て常に良好なり／Ｎを長時間保
つことができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、適度な研摩性を有する磁気
記録媒体を提供するものである。
記録媒体を提供するものである。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために本発明の磁気記録媒体は、
基板面から成長方向が表面に近づくにつれて立ち上る柱
状結晶から成り、表面酸化層部がほぼ基板面に垂直とな
る磁気記録層を備えたものである。
基板面から成長方向が表面に近づくにつれて立ち上る柱
状結晶から成り、表面酸化層部がほぼ基板面に垂直とな
る磁気記録層を備えたものである。
作 用
本発明の磁気記録媒体は上記した構成によって、成長方
向が基板面に対して厚み方向で変化する磁気記録層にみ
られる電磁変換特性の方向性に鑑み、出力の大きい方向
で磁気ヘッドと磁気記録媒体が高速摺接した時に、柱状
結晶の先端部にほぼ垂直に応力がかかり、その応力に対
しては、柱状結晶が、バネのように振舞うだめ、応力吸
収作用を磁気記録層にもたせることができるので、その
反発作用が磁気ヘッド材料を研磨する作用は小さくでき
、長時間にわたって磁気ヘッドの前面状態を良好に保て
るので、Ｓ／Ｎ についても良好な状態で維持できるこ
とになる。
向が基板面に対して厚み方向で変化する磁気記録層にみ
られる電磁変換特性の方向性に鑑み、出力の大きい方向
で磁気ヘッドと磁気記録媒体が高速摺接した時に、柱状
結晶の先端部にほぼ垂直に応力がかかり、その応力に対
しては、柱状結晶が、バネのように振舞うだめ、応力吸
収作用を磁気記録層にもたせることができるので、その
反発作用が磁気ヘッド材料を研磨する作用は小さくでき
、長時間にわたって磁気ヘッドの前面状態を良好に保て
るので、Ｓ／Ｎ についても良好な状態で維持できるこ
とになる。
実施例
以下、本発明の実施例の磁気記録媒体について図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
図は本発明の実施例の拡大断面模式図である。
図において、１は厚み８．６μｍのポリエチレンテレフ
タレートフィルム、２は磁気記録層を構成する柱状磁気
微粒子、２は微粒子表面酸化層、４は記録層表面酸化層
部である。図は要部を示し、実際には滑剤の利用、バッ
クコート層との併用が磁気テープ状の実施態様としては
普通に行われるものである。
タレートフィルム、２は磁気記録層を構成する柱状磁気
微粒子、２は微粒子表面酸化層、４は記録層表面酸化層
部である。図は要部を示し、実際には滑剤の利用、バッ
クコート層との併用が磁気テープ状の実施態様としては
普通に行われるものである。
同図において、４の記録層表面酸化層部〔厚みｄｏ〔八
）〕が、基板面と垂直になるように構成したことに特徴
がある。
）〕が、基板面と垂直になるように構成したことに特徴
がある。
直径１ｍの円筒状キャンに沿わせて、厚み８．５μｍの
ポリエチレンテレフタレートフィルムを移動させながら
、ＣｏＮｉ （Ｎｉ、１０ｗｔ％）を酸素中で電界蒸着
した。
ポリエチレンテレフタレートフィルムを移動させながら
、ＣｏＮｉ （Ｎｉ、１０ｗｔ％）を酸素中で電界蒸着
した。
巻取系全体を真空容器に対して絶縁し、尖頭電圧１．２
５ＫＶの１０ ＫＨｚ の電位を印加し、最小入射角
６度で蒸着し、酸化層みｄｏ が１３０人で、はぼ記録
表面部酸化層部４が、基板面に垂直になるように制御し
た。
５ＫＶの１０ ＫＨｚ の電位を印加し、最小入射角
６度で蒸着し、酸化層みｄｏ が１３０人で、はぼ記録
表面部酸化層部４が、基板面に垂直になるように制御し
た。
比較例として、記録層表面酸化層部４の厚みｄｏが同じ
く１３０人で、基板面如対して２０度傾いた、従来得ら
れているＣｏ−Ｎｉ０斜め蒸着膜を最小入射角３９度で
形成した。
く１３０人で、基板面如対して２０度傾いた、従来得ら
れているＣｏ−Ｎｉ０斜め蒸着膜を最小入射角３９度で
形成した。
いずれも磁気特性は保磁力１０００ （Ｏｓ ） 、飽
和磁束密度６６００（Ｇ）、膜厚ｏ、１４（μｍ）で同
じ条件でそろえた。
和磁束密度６６００（Ｇ）、膜厚ｏ、１４（μｍ）で同
じ条件でそろえた。
本発明の実施例と上記比較例について、真空蒸着法にて
、パーフルオロオクタン酸を約４０人潤滑層として、そ
れぞれの磁気記録層表面に配し、テープ化して、ギャッ
プ部にセンダスト合金と、Ｃｏ −Ｚ ｒ −Ｎ ｂ系
アモルファス合金をスパッタ蒸着した、ギャップ長０．
２９μｍの合金へラードを用いて、記録波長０．７６μ
ｍトラック幅１２μｍの記録再生を各種の条件でくり返
しＳ／Ｎ の変化を比較した結果を次表に示した。Ｓ
／Ｎ は６００回目の再生Ｓ／Ｎ（ｄＢ） で初期
をｏ（ｄＢ）とした。
、パーフルオロオクタン酸を約４０人潤滑層として、そ
れぞれの磁気記録層表面に配し、テープ化して、ギャッ
プ部にセンダスト合金と、Ｃｏ −Ｚ ｒ −Ｎ ｂ系
アモルファス合金をスパッタ蒸着した、ギャップ長０．
２９μｍの合金へラードを用いて、記録波長０．７６μ
ｍトラック幅１２μｍの記録再生を各種の条件でくり返
しＳ／Ｎ の変化を比較した結果を次表に示した。Ｓ
／Ｎ は６００回目の再生Ｓ／Ｎ（ｄＢ） で初期
をｏ（ｄＢ）とした。
１・
［１
上表より明らかに本発明によれば、合金ヘッドに対する
相性が優れたものであることが理解できるＱ なお、本発明の実施例にて、高分子フィルムをポリエチ
レンテレフクレートフィルムトシタカ、他にポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリイミドフィルム、ポリフ
ェニレンサルファイドフィルム、ポリアミドフィルム等
でもよく、フィルム表面に微粒子状の突起を高密度に配
したものについては、突起の先端部近くの柱状結晶がこ
の条件を満足すれば良い。
相性が優れたものであることが理解できるＱ なお、本発明の実施例にて、高分子フィルムをポリエチ
レンテレフクレートフィルムトシタカ、他にポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ポリイミドフィルム、ポリフ
ェニレンサルファイドフィルム、ポリアミドフィルム等
でもよく、フィルム表面に微粒子状の突起を高密度に配
したものについては、突起の先端部近くの柱状結晶がこ
の条件を満足すれば良い。
また、磁気記録層としてＣｏ −Ｎ ｉ −０膜を用い
たが、他にＣＯ−○、 Ｃｏ −Ｃｒ −０、Ｃｏ −
Ｔ ｉ −０。
たが、他にＣＯ−○、 Ｃｏ −Ｃｒ −０、Ｃｏ −
Ｔ ｉ −０。
Ｃｏ −Ｍｇ −０、Ｃｏ −Ｆ ｅ −０、Ｃｏ−Ａ
ｕ−０膜等としても良い。
ｕ−０膜等としても良い。
潤滑層はパーフロロオクタン酸の蒸着層を用いたが、溶
液塗布法により得たものでも良いし、プラズマ重合膜、
グロー放電を利用した製膜法で得た各種の保護膜単独、
保護膜と潤滑剤との併用等、適宜工夫すればよい。
液塗布法により得たものでも良いし、プラズマ重合膜、
グロー放電を利用した製膜法で得た各種の保護膜単独、
保護膜と潤滑剤との併用等、適宜工夫すればよい。
発明の効果
以上のように本発明の磁気記録媒体は、合金ヘッドに対
して、長時間、良好なＳ／Ｎ を保つことができるとい
ったすぐれた効果がある。
して、長時間、良好なＳ／Ｎ を保つことができるとい
ったすぐれた効果がある。
図は本発明の磁気記録媒体の拡大断面図である。
１・・・・・・高分子フィルム、２・・・・・・柱状磁
気微粒子、３・・・・・・微粒子表面酸化層、４・・・
・・・記録層表面酸化層部。
気微粒子、３・・・・・・微粒子表面酸化層、４・・・
・・・記録層表面酸化層部。
Claims (1)
- 基板面から成長方向が表面に近づくにつれて立ち上る柱
状結晶から成り、表面酸化層部がほぼ基板面に垂直であ
ることを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26654285A JPS62125524A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26654285A JPS62125524A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62125524A true JPS62125524A (ja) | 1987-06-06 |
Family
ID=17432303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26654285A Pending JPS62125524A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62125524A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6482326A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-28 | Hitachi Maxell | Magnetic recording medium |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59175019A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
| JPS60195737A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | Ulvac Corp | 磁気記録体及びその製造法 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP26654285A patent/JPS62125524A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59175019A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体及びその製造方法 |
| JPS60195737A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-04 | Ulvac Corp | 磁気記録体及びその製造法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6482326A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-28 | Hitachi Maxell | Magnetic recording medium |
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