JPH01320136A - パターン複製方法 - Google Patents

パターン複製方法

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JPH01320136A
JPH01320136A JP15452388A JP15452388A JPH01320136A JP H01320136 A JPH01320136 A JP H01320136A JP 15452388 A JP15452388 A JP 15452388A JP 15452388 A JP15452388 A JP 15452388A JP H01320136 A JPH01320136 A JP H01320136A
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hardening material
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喜弘 川月
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植月 正雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回折格子、光ディスクなどの凹凸構造をもつパ
ターンの複製法に関する。
〔従来の技術〕
従来より回折格子や、光ディスクの金型を用いた複製が
射出成形法や、2P(フォトポリマー;Photo −
Polymer )法等によυ行われている。射出成形
法は金製上に高温の樹脂を流し込んで成形する方法であ
る。また、2P法はガラス等の基板上に2P樹脂を戯布
し、この上に金型をのせ紫外線を照射して2P樹脂を硬
化させ、金製をとり除きパターンを複製している〇 〔発明が解決しようとする課題〕 従来の射出成形法では装置が大聖で高価である。
また射出成形法による成形品は全体がプラスチック製で
あるため、複屈折が生じたシ、高温度高湿度に対して透
過波面収差が大き(なったり、回折効率が変化したりす
る問題点があった。これに対して、2P法は簡便な方法
であシ、またガラス等の耐久性のよい基板を用いれば上
記問題は少なくなる。しかし、高温高湿の環境下では2
P樹脂と基板の間で剥離が生じたり、また金型をとり除
く際にも2P樹脂と基板が剥離し、2P樹脂が金型上に
残り、パターンの転写が行えない等の問題があった。さ
らに、パターンの凹凸の段差が太きくなったり、パター
ンのピッチが細かくなったり、また段差に対してピッチ
が小さい場合には、2P樹脂が金型の溝の部分に入りこ
んで、基板と2P樹脂の密着性が不足する。このために
2P樹脂を硬化したのち金型をとり除く際に2P樹脂と
基板が剥離11.2P樹脂が金型に残り、パターンの転
写が行えない問題があった。特に、ピッチに対して格子
の深さが深いパターンの回折格子の複製では上記のよう
に2P樹脂が金型側に残υやすく、このようなパターン
の複製は困難であった。
本発明は上記の問題点に鑑み、基板とパターンを形成す
る硬化材の密着性が高く、転写性の良好なパターン複製
方法を提供することを目的とする。。
[「題を解決するための手段〕 上記a題を解決するために、本発明者らは基板とパター
ンを形成する硬化材層の間に中間層となる別の硬化材層
を設けることによp、基板と上記1の密着性が向上する
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に係るパターン複?l方法を以下に説明する。基
板上に基板との密着性が良く、中間層となる第1の硬化
材を塗布し、この第1の硬化材上にパターンを形成すべ
き第2の蘭化材を塗布する。
続いて上記第2の硬化材上に所定の凹凸面を有する金型
を重ね合わせ、第1および第2の硬化材を硬化させて、
上記金型のパターンを硬化材に転写する。上記複製方法
では、基板と第1の硬化材の密着性が良い。また、第1
の硬化材と第2の硬化材は若干相・状態で硬化しており
、第1と第2の硬化材の密着性も高いので、金型を上記
硬化材から取り除く際に基板から第2の硬化材が剥離す
ることがなく、パターンの転写性がすぐれている。
さらに上記複製方法による複製パターンは基板との密着
性が良いので、耐久性にもすぐれている。
なお、第1の硬化材を硬化させたのちに、第2の硬化材
層を形成し、その後上記金型をM2の硬化材上に重ね合
わせ、f!c2の硬化材を硬化してもよい。
本発明の工程をあられす概略断面図である第1図を用い
て本発明をさらに詳しく説、明する。充分に洗浄したガ
ラス等の基板1(第1図(a))上に、第1の硬化材2
の厚さが、例えば0.1〜1μmになるように塗布する
(b)。第1の硬化材2は基板1との密着性にすぐれて
おり、かつ第2の硬化材よりも基板との密着性にすぐれ
た材料の中から選択する。なお、第1の硬化材は第2の
硬化材と同時に硬化させてもよいし、また第2の硬化材
の塗布前に硬化させてもよい。続いて上記第1の硬化材
上に、第1の硬化材と密着性の良い第2の硬化材3を塗
布する(C)。この第2の硬化材は、金型のパターンが
主に転写形成される層であるので、第1の硬化材層に比
べて比較的厚く、例えば50μm程度の厚さになるよう
に塗布する。続いて上記第2の硬化材3上に、所定の凹
凸面を有する、例え化させる(d)。硬化後金型を取り
除くと、硬化材に金型4のパターンが転写される(11
)。ここで、第1の硬化材2と基板1の間および第2の
硬化材3と第1の硬化材2の間の密着性は、いずれも良
好であるので、硬化材層は基板から剥離せず、金型のパ
ターンが硬化材層に転写される。
上記第1および第2の硬化材としては所定の方法により
硬化する任意の材料を用いることができるが、光硬化材
が作業性が良く良好に用いられる。
特に、第1の硬化材としては、光ファイバの接着や光フ
ァイバのコアと12で用いられる、紫外線硬化樹脂が透
明性や基板との密着性にすぐれているので好適に用いら
れる、また、ネガ型のフォトレジストも基板との密着性
が良いので好適である。
第2の硬化材とし7ては、フォトポリマー(2P)樹脂
が微細な凹凸面の転写性にすぐれてお9好適である。さ
らに、第2の硬化材が、フォトポリマー樹脂に上記ネガ
型フォトレジスト、透明性紫外線硬化樹脂等の光硬化性
を有する第1の硬化材が混合されたものであれば、第1
の硬化材層と第2の硬化材層の密着性がより向上し好適
に用いられる。
[実施例〕 実施例1 基板にALガラス(旭硝子社製)を用い、この上に第1
の硬化材としてネガ型のフォトレジストOMR−85(
束原応化社製)を厚さが0.8 μmになるようにスピ
ンコードした。80°Cで30分プリベークした後、上
記フォトレジスト上に、第2の硬化材として、2P樹脂
UVX−8S 120(スリーボンド社製)を、硬化後
の厚さが50μmになるように滴下した。この上に、ピ
ッチが0.5μmで高さが0.5μmの回折格子の凹凸
パターンを有するNil!jの金型を重ね合わせた。そ
して、ガラス側から紫外線を照射して2P樹脂およびフ
第1・レジストを硬化させた。硬化後、金型を徐々に取
り去ると、2P樹脂が基板から剥離することなく、金型
を取シ除けた。2P@脂の複製パターンはピッチ、高さ
とも金型のパターンを完全に転写していた。また上記複
製パターンに貼着テープを貼り1寸けて剥がす方法によ
り、複製パターンの密着性試験を行つ念ところ、表1に
示したように密着性は非常に良好で2P樹脂は基板から
全く剥離しなかった。
実施例2〜3 実施例1において、フォトレジストOMR−85の厚さ
を変えて同様の方法によってパターンの複製を行った結
果を表1に示した。フォトレジストの任意の厚さに対し
て、2P樹脂と基板との密着性は非常に良好であった。
実施例4〜5 実施例1〜302P樹脂に代えて、2P樹脂UVX−8
S211(スリーボンド社製)を用い、フオトレジス)
OMR−85の厚さを変えて同様の方法によってパター
ンの複製を行った結果を表1に示した。2P樹脂を変え
ても、実施例1〜3と同様に、2P樹脂と基板との密着
性は非常に良好であった。
実施例6〜7 実施例1〜3のフォトレジストに代えて、ネガ型のフォ
トレジス)OMR−83(東累応化社製)を用い、上記
フォトレジストの厚さを変えて、同様の方法によってパ
ターンの複製を行った結果を表1に示1−之。ネガレジ
ストを変えて本実施例1〜3と同様に2P樹脂と基板と
の密着性は非常に良好であった。
実施例8 基板にALガラスを用い、この上に、光ファイバの接着
等に用いられる透明性紫外線硬化樹脂AV R−200
(、r、 IJ −ホン)”社m、>を、クロロホルム
に溶解して作製した第1の硬化材を、1μmの厚さにな
るようにスピンコードした。上記第1の硬化材上に第2
の硬化材として2P樹脂UVX−8S120を硬化後の
厚さが50μmになるように滴下した。この上に実施例
1と同じ金型を重ね合わせ、ガラス側から紫外線を照射
して2P樹脂および透明性紫外線硬化樹脂を硬化させた
。上記方法による複製パターンは、実施例1と同様に転
写性は良好であシ、また、表1に示したように密着性も
非常に良好であった。
実施例9 実施例8の第2の硬化材に代えて、2P樹脂UVX−8
S120と透明性紫外線硬化樹脂AVR−200を体積
比が7:3の割合で混合した第2の硬化材を用いて同様
の方法でパターンの複製を行った。複製パターンの密着
性は表1に示したように非常に良好であった。
実施例10 基板にALガラスを用い、この上に第1の硬化材として
フォトレジストOMR−85を0.8μmの厚さKなる
ようにスピンコードした。80℃で30分プリベークし
た後、紫外線を照射して上記フォトレジストを硬化させ
た。硬化したフォトレジスト上に第2の硬化材と17て
 2p樹脂UVX−8SI 20を、硬化後の厚さが5
0μmになるように滴下し7た。この上に実施例1と同
じ金型を重ね合わせ、ガラス側から紫外線を照射して2
P樹脂を硬化させた。硬化後、金型を徐々に取シ去ると
、2P樹脂が基板から剥離することなく金型を取り除け
た。2P樹脂の複製パターンはピッチ、高さとも金型の
パターンを完全に転写していた。
実施例1と同様の方法で密着性の試験を行ったところ表
1に示したように良好な密着性を示した。
比較例1 基板にALガラスを用い、基板上に2P樹脂用1ライ−
r−UVX−8S21 IP(xlJ−ボンド社製)を
コートした。この上に、2PffJ脂UVX−8S12
0を、硬化後の厚さが50μmになるように滴下した。
2P樹脂上に実施例1と同じ金型を重ね合わせ、ガラス
側から紫外線を照射して2P樹脂を硬化させた。硬化後
、金型を徐々に取り去ると、パターンの大部分が基板か
ら剥離し、2P樹脂が金型に残り、パターンの転写は行
えなかった。また実施例1と同様の方法で複製したパタ
ーンの密着性試験を行ったところ、2P樹脂は簡単に剥
離した。
比較例2 比較例1の2P樹脂UVX−8S120に代えて、2P
樹脂UVX−8S211を用いて同様の方法によりパタ
ーンの複製を行ったところ、比較例1と同様に基板と2
P樹脂の密着性は低く、2P樹脂は簡単に剥離した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パターンを形成する硬化材と基板との
間に、硬化材からなる中間層を設けることによって密着
性を向上させているので、ピッチに対して凹凸の深さが
深いパターンの複製においても、基板からパターン層が
剥離することなく複製することができる。そして、パタ
ーン転写性は良好で、かつこの複製パターンも耐久性に
すぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパターン複製方法の工程をあられす概
略断面図である。 特許出願人 株式会社 り ラ し

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に第1の硬化材層を形成する工程、上記第
    1の硬化材層上に第2の硬化材層を形成する工程、所定
    の凹凸面を有する金型を上記第2の硬化材層上に重ね合
    わせ、上記第1および第2の硬化材を硬化して上記金型
    の凹凸パターンを硬化材に転写する工程とを有すること
    を特徴とするパターン複製方法。
  2. (2)基板上に第1の硬化材層を形成する工程、上記第
    1の硬化材層を硬化する工程、硬化した第1の硬化材層
    上に第2の硬化材層を形成する工程、所定の凹凸面を有
    する金型を上記第2の硬化材層上に重ね合わせ、上記第
    2の硬化材を硬化して上記金型の凹凸パターンを硬化材
    に転写する工程とを有することを特徴とするパターン複
    製方法。
  3. (3)上記第1および第2の硬化材が、光硬化材である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のパターン複製
    方法。
  4. (4)上記第1の硬化材が、透明性紫外線硬化樹脂であ
    ることを特徴とする請求項3記載のパターン複製方法。
  5. (5)上記第1の硬化材が、ネガ型のフォトレジストで
    あることを特徴とする請求項3記載のパターン複製方法
  6. (6)上記第2の硬化材が、フォトポリマー樹脂である
    ことを特徴とする請求項3ないし5記載のパターン複製
    方法。
  7. (7)上記第2の硬化材が、フォトポリマー樹脂に上記
    第1の硬化材を混合してなることを特徴とする請求項6
    記載のパターン複製方法。
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