JPS6377079A - 表面レリ−フ型ホログラムの作製法 - Google Patents

表面レリ−フ型ホログラムの作製法

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JPS6377079A
JPS6377079A JP22339786A JP22339786A JPS6377079A JP S6377079 A JPS6377079 A JP S6377079A JP 22339786 A JP22339786 A JP 22339786A JP 22339786 A JP22339786 A JP 22339786A JP S6377079 A JPS6377079 A JP S6377079A
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JP
Japan
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photopolymer
stamper
pattern
surface relief
grating
Prior art date
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Pending
Application number
JP22339786A
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English (en)
Inventor
Atsushi Amako
淳 尼子
Shinya Hasegawa
信也 長谷川
Fumio Yamagishi
文雄 山岸
Hiroyuki Ikeda
池田 弘之
Yushi Inagaki
雄史 稲垣
Kenichi Ito
健一 伊藤
Mineo Moribe
峰生 守部
Mitsuru Hamada
浜田 満
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 二光束干渉露光でレジストパターンを作成して原始原盤
とし、この原始原盤を型にしてホトポリマパターンを形
成してスタンパAとし、このスタンパAを型にしてパタ
ーン形状の反転したスタンパBを形成し、両スタンパA
、Bによって、2種類のホトポリマ表面レリーフ型ホロ
グラムを複製することにより、良質の表面レリーフ型ホ
ログラムを大冊生産可能とする。
〔産業上の利用分野〕
近年ホログラムを応用した光デバイスの開発が盛んであ
る。特に表面レリーフ型ホログラムは、先便用効率が7
0%以上と高く、かつ複製が可能であることから、安価
なデバイスを提供するのに適している。本発明は、この
ような要望を満たすために、良質の表面レリーフ型ホロ
グラムを生産性良く作製する方法に関する。
〔従来の技術〕
表面レリーフ型ホログラムの光学的特性は、同ホログラ
ムのレリーフ形状に左右される。従って、デバイス側か
ら要求される性能を満足させるには、レリーフ形状を制
御する必要がある。そのために、各種形状の表面レリー
フ型ホログラムを得るには、露光・現像条件等をそのつ
ど変えることで実現している。
第5図、第6図は従来の表面レリーフ型ホログラムの作
成方法を示す工程図である。レリーフの線幅の太い表面
レリーフ型ホログラムを得るには、第5図の方法で作成
し、レリーフの線幅の細い表面レリーフ型ホログラムを
得るには、第6図の方法で作成する。第5図において、
まず(alのように、ガラス基板1にホトレジスト2を
塗布し、次いで中)のように、コヒーレント光の二光束
干渉露光を行ない、(C)のようにレリーフの細いレジ
ストパターン3aを作成する。
次に(d)のように、前記レジストパターン3a上にホ
トポリマ4を注入し、上からガラスなどの透明基板5を
当て、上から紫外線を照射して硬化させる。ぞしてホト
レジストパターン3aから離型することで、(elのよ
うな、レリーフの線幅の太い表面レリーフ型のホトポリ
マパターン6aが得られる。
(C)〜(elの工程を繰り返すことで、ホトポリマパ
ターン6aを量産することができる。
逆にレリーフの線幅の細い表面レリーフ型ホログラムを
得るには、まず第6図(a)のように、ガラス基板1に
ホトレジスト2を塗布し、次いで(blの工程で露光・
現像条件等を変えてコヒーレント光の二光束干渉露光を
行ない、(C)のようにレリーフの線幅の太いレジスト
パターン3bを作成する。
次に(d)のように、前記レジストパターン3b上にホ
トポリマ4を注入し、上からガラスなどの透明基板5を
当て、上から紫外線を照射して硬化させる。そしてホト
レジストパターン3bから離型することで、(e)のよ
うな、レリーフの線幅の細い表面レリーフ型のホトポリ
マパターン6bが得られる。
(C)〜(e)の工程を繰り返すことで、ホトポリマパ
ターン6bを量産することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのような手法では、レリーフ線幅の太い
表面レリーフ型ホログラムを作成する場合も、レリーフ
線幅の細い表面レリーフ型ホログラムを作成する場合も
、そのつど紫外線干渉露光によって原盤となるホトレジ
ストパターン3a、 3bを作成しなければならない、
原盤を作成するために、コヒーレント光の二光束干渉露
光によりレジストパターンを作成する作業は、クリーン
ルームで細かい作業を要するため、作業性が悪く、設備
・工数が増大し、低コスト化が促進されにくい状況にあ
る。また原盤の作成条件が異なると、転写された製品の
品質が不揃いとなり、均一かつ良質の表面レリーフ型ホ
ログラムを量産することが困難である。
本発明の技術的課題は、表面レリーフ型ホログラムを量
産する場合のこのような問題を解消し、レリーフ形状の
異なる表面レリーフ型ホログラムを安価にかつ均質に量
産可能とすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明による表面レリーフ型ホログラムの作製
法の基本原理を説明する工程図である。
まず(alのように、基板1にホトレジストを塗布し、
コヒーレント光の二光束干渉露光によりレジストパター
ン3を形成し、これを原始原盤とする。
次にこの原始原盤のレジストパターン3に、(blのよ
うにホトポリマ4を注入し、透明基板5の上から紫外線
硬化した後、離型して、(e)のようなホトポリマパタ
ーン6を形成する。このホトポリマパターン6の表面に
、(d)のように金属膜7を蒸着することでスタンバA
(原始原盤(レジストパターン)3に対して凹凸形状が
反転したパターン)を作製する。このスタンバAが、量
産用の金型であり、このスタンバAを利用して、ホトポ
リマを注入し、離型することで、原始原盤のパターン3
と同様な形状の表面レリーフ型ホログラムが量産できる
また(e)のように、このスタンバAにホトポリマ8を
注入して、透明基板9の上から紫外線硬化した後、離型
して、(f)のようなホトポリマパターン10を形成す
る。このホトポリマパターン10の表面に、(g)のよ
うに金属膜11を蒸着してスタンバB(原始原盤と同様
のパターン)を作成する。このスタンバBも、量産用の
金型であり、このスタンバBを利用して、ホトポリマ1
2を注入し、離型することで、原始原盤のパターン3を
反転した形状の表面レリーフ型ホログラムが量産できる
〔作用〕
このように、(&)のような1つの原始原盤から(d>
のような金型のスタンバAを作成し、またこのスタンバ
Aから(g)のような金型のスタンバBを作成すること
で、レリーフ形状が全く逆の2種類の金型スタンバA、
Bを作成している。そしてこの2種類のスタンバA、B
を量産用の原盤とし、ホトポリマを注入してパターン転
写し、2種類のホトポリマパターンを複製するため、1
つの原始原盤から、レリーフ形状が反転した2種類の量
産用スタンバA、Bを作成し、両スタンパASBからレ
リーフ形状が反転した2種類の表面レリーフ型ホログラ
ムを量産できる。しかもスタンバAは、原始原盤3から
t産でき、このスタンバAからスタンバBを量産できる
ため、スタンバAもスタンバBも大量に作成しておき、
量産用の金型にできるので、安価にかつ均質の表面レリ
ーフ型ホログラムを大量に得ることができる。
〔実施例〕
次に本発明による表面レリーフ型ホログラムの作製法が
実際上どのように具体化されるかを実施例で説明する。
第1図の原始原盤3における基板1やスタンバA、Bの
基板5.9には、ガラスや合成樹脂が使用される。また
工程(dl (glで蒸着される金属としては、ニッケ
ルやクロムなどが適している。
第2図は本発明による表面レリーフ型ホログラムの作製
法の実施例である。まず工程(a)における原始原盤3
を作成するには、He−Cdレーザ(λC=0.325
μm)の三光束干渉により、ホトレジスト(シソプレイ
社、514(10−31)膜上に格子3を作製した。次
に工程(blにおいて、このレジスト格子3に、ホトポ
リマ(三菱油化ファイン、5A1(102)4を注入し
、紫外線硬化(照射時間約90秒)する。
そして離型して、元のレジスト格子3に対して凹凸が反
転したホトポリマ格子6を得る。工程(d)で、このホ
トポリマ格子6にNiあるいはCrを1(10人程度蒸
着してスタンバAを作る。
このスタンバAに、前記と同じホトポリマ8を注入して
紫外線硬化・離型することによって、元の原始原盤のレ
ジスト格子3と同じ形状の格子10を複製で得る。この
複製ホトポリマ格子10に、工程(g)で、Niあるい
はCrを蒸着してスタンバBを作る。そして、これら2
種類のスタンバASBを量産用の原盤とし、ホトポリマ
から成る表面レリーフ型ホログラムを大量に複製する。
第3図に各格子形状の走査電子顕微鏡像(SEM像)を
示す。(a)は、第2図の(a)の工程で得られた原始
原盤、(d)は第2図の(dlで得られたスタンバA、
(沿は第2図の(g)で得られたスタンバBである。(
hlは、スタンバBを原盤にして複製した透過型のホト
ポリマ表面レリーフ型ホログラムである。スタンバAと
スタンバBでは、レリーフの凹凸が反転しており、かつ
ほぼ忠実な格子パターンが転写されている。原始原盤3
のレジスト格子の線幅を細くした為、スタンバB(原盤
と同形状)から得られる複製品の線幅は、(h)のよう
に逆に太くなる。
尚、ここではスタンバA並びにスタンバBとして、最初
の段階で得られるものを採用したが、両スタンパの複製
から作ったもの、さらにはその複製から作ったものを、
スタンバとして使用することも可能である。
第4図は、格子の線幅と回折特性との相関を説明するも
のである0例えば、λR−0,’78μm (半導体レ
ーザ波長)の時、(a)のようにレリーフの線幅が細い
と偏光異方性を示す。すなわちレリーフの溝に平行に直
線偏光を入射した時をTEモード、溝に垂直に入射した
時を7Mモードとすると、波長が0.78μm付近では
、先便用効率がTEモードでは約90%であるのに対し
、門モードでは約10%であり、全く逆の特性を示して
いる。
これに対し、(′b)のようにレリーフの線幅が太いと
偏光等方性を示す。すなわち波長のいかんに係わらずT
Bモードも7Mモードも同様な特性を示している。
偏光異方性を示す線幅の細い表面レリーフ型ホログラム
は、光ヘッドにおける偏光分離素子などに応用すること
ができる。一方、偏光等方性を示す線幅の太い表面レリ
ーフ型ホログラムは、Pos用バーコードリーグに使用
されているホログラムスキャナ(ランダム偏光の走査・
集光)等に応用することができる。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、1つの原盤からレリーフ
形状の反転した2種類のスタンバA、 Bを作成し、こ
のスタンバA、Bを原盤として、2種類の表面レリーフ
型ホログラムを複製する。そのため、極めて簡単な作業
工程の下で、性能の異なるホログラムを同時に得ること
ができ、又ホトポリマ法の長所として、1枚のスタンバ
から多数枚(1,(100枚以上)の複製を短時間のう
ちに得ることができる為、従来に比べ大幅な工数短縮と
コスト低減とが実現できる。また1枚のホトレジストパ
ターンを原始原盤として、2種類のホトポリマホログラ
ムを量産できるので、特性の揃った均質のホログラムが
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による表面レリーフ型ホログラムの作製
法の基本原理を説明する工程図、第2図は本発明方法の
実施例を示す図、第3図は同実施例において作成された
各格子形状の走査電子顕微鏡像を示す図、第4図は格子
の線幅と回折特性との相関を示す特性図、第5図、第6
図は従来の表面レリーフ型ホログラムの作製法を示す工
程図である。 図において、3はホトレジストパターン(原始原盤)、
4.8はホトポリマ、6.10はホトポリマパターン、
7.11は金属蒸着膜、A、Bはスタンバをそれぞれ示
す。 特許出願人     富士通株式会社 復代理人 弁理士  福 島 康 文 V                        
  〜−〜1−                  
         −N−・唄塑−¥ロ幇ξ滌屹 ηQgJ −K<回餐偲・吟べ 巧シ!と1く一〇)イ乍裂チ、 第5図 ぢ方艷iト3c)イ乍蔓q立ま( 第6図 手続主甫正書(方式) 昭和61年12月24日 1、事件の表示   特願昭61−2233972、発
明の名称   表面レリーフ型ホログラムの作製法3、
補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    神奈川県用崎市中原区上小田中1015
番地名称  (522)冨士通株式会社 代表者 山 本  卓 眞 4、代理人 住 所    神奈川県川崎市中原区上小田中1015
番地富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、基板(1)にホトレジストを塗布し、コヒーレ
    ント光の二光束干渉露光によりレジストパターン(3)
    を形成する、 次に、該レジストパターン(3)にホトポリマ(4)を
    注入して紫外線硬化した後、離型してホトポリマパター
    ン(6)を形成し、該ホトポリマパターン(6)に金属
    膜(7)を蒸着してスタンパAを作製する、さらに、該
    スタンパAにホトポリマ(8)を注入して紫外線硬化し
    た後、離型してホトポリマパターン(10)を形成し、
    該ホトポリマパターン(10)に金属膜(11)を蒸着
    してスタンパBを作成する、そしてスタンパAとスタン
    パBを原盤にして、ホトポリマ(12)を注入し、パタ
    ーンの反転した2種類のホトポリマパターンの複製を行
    なうことを特徴とする表面レリーフ型ホログラムの作製
    法。
  2. (2)、スタンパAとスタンパBとから得られたホトポ
    リマの複製パターンに金属膜を蒸着してスタンパBとス
    タンパAを作製し、さらにはこのスタンパBとスタンパ
    Aとから得られた複製をもとにして、スタンパAとスタ
    ンパBを作製するというふうに、任意の段階の複製パタ
    ーンからスタンパを作製して、ホトポリマパターンの複
    製を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    記載の表面レリーフ型ホログラムの作製法。
JP22339786A 1986-09-19 1986-09-19 表面レリ−フ型ホログラムの作製法 Pending JPS6377079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991010174A1 (en) * 1990-01-04 1991-07-11 Zunxi Yang Pressure casting material having hologram or diffraction grating
EP0439050A2 (en) * 1990-01-18 1991-07-31 E.I. Du Pont De Nemours And Company Method for making optically readable media containing embossed information

Cited By (2)

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WO1991010174A1 (en) * 1990-01-04 1991-07-11 Zunxi Yang Pressure casting material having hologram or diffraction grating
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