JPH01315163A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH01315163A JP63312666A JP31266688A JPH01315163A JP H01315163 A JPH01315163 A JP H01315163A JP 63312666 A JP63312666 A JP 63312666A JP 31266688 A JP31266688 A JP 31266688A JP H01315163 A JPH01315163 A JP H01315163A
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interlayer insulating
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film
residue
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体集積回路装置の製造方法に関するもの
であり、特に、スクライブライン部において、金属配線
の残渣が層間絶縁膜の段差部に残り、この残渣が製造工
程時に剥がれてウェハ面および製造設備を汚染するとい
う事態を発生させないように改善を図った、半導体集積
回路装置の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 半導体集積回路装置の製造工程は、ウェハの上に形成さ
れたチップをスクライブラインに沿って切り離す工程を
含む。第3図は、半導体集積回路装置のチップが形成さ
れたウェハの平面図である。
第3図を参照して、ウェハ1上には半導体集積回路装置
のチップ2が複数個形成されている。複数個のチップ2
は、それぞれスクライブライン3によって分離されてい
る。第4図は、第3図におけるA部分の拡大図である。
第4図を参照して、チップ2は素子形成部4と外部電極
接続部5(以下、パッド部5という)を含む。言うまで
もなく、スクライブライン3の部分においては、素子、
絶縁膜、金属配線等は設けられておらず、半導体基板の
面が露出している。チップ2はこのスクライブライン3
に沿って、スクライバにより切り離され、単離される。
次に、半導体集積回路装置の従来の製造工程をスクライ
ブライン部に焦点を当てて説明する。
第5A図〜第51図は、半導体集積回路装置の従来の製
造工程を示した部分断面図である。これらの図では、ス
クライブライン部3、パッド部5および素子形成部4の
みが抜き出されて描かれている。
第5A図を参照して、スクライブライン部3が定められ
た半導体基板6上に素子分離用酸化膜7を形成する。素
子分離用酸化膜7で挾まれた活性領域部分に、素子15
たとえばゲート電極8を含むMOSFETを形成する。
次に、素子分離用酸化膜7上に外部電極9(以下、パッ
ド9という)を形成する。その後、ゲート電極8および
パッド9を含む半導体基板6の全面に第1の層間絶縁膜
10を形成する。
次に、第5B図を参照して、たとえばMOSFETのソ
ースドレイン領域部を露出させるために、写真製版技術
およびエツチングにより、第1の層間絶縁膜10にコン
タクトホール11を設ける。
このとき同時に、半導体基板6のスクライブライン部3
を露出させるために、スクライブライン部における第1
の層間絶縁膜10をエツチング除去する。このスクライ
ブライン部3における第1の層間絶縁膜10のエツチン
グ除去によって、スクライブライン部3には、第1の層
間絶縁膜の段差部12が形成される。次に、第1の層間
絶縁膜の段差部12およびコンタクトホール11を含む
半導体基板6の全面に第1の金属配線膜13を形成する
その後、第5B図および第5C図を参照して、第1の金
属配線膜13を所定の形状にバターニングし、ソース・
ドレイン領域と電気的接続をとるソース・ドレイン接続
用の第1の金属配線16aとパッド9と電気的接続をと
るパッド接続用の第1金属配線16bのパターンを形成
する。このときに、第1の層間絶縁膜の段差部12に、
第1の金属配線膜の残渣14が残る。次に、第1の金属
配線膜の残渣14および第1の金属配線16を含む半導
体基板6の全面に第2の層間絶縁膜17を形成する。
次に、第5D図を参照して、第1の金属配線膜の残渣1
4および第1の金属配線16を含む半導体基板の全面に
第2の層間絶縁膜17を形成し、その上に第1のレジス
ト18を塗布する。次に、第1のレジスト18の、半導
体基板6のスクライブライン部3上に位置する部分およ
び第1の金属配線16a、16bのコンタクト部の上に
位置する部分(コンタクトホール19a、19bが形成
される予定部分の上に位置する部分)に開口部ができる
ように、第1のレジスト18を写真製版技術によりバタ
ーニングする。その後、このバターニングされた第1の
レジスト18をマスクにして、第2の層間絶縁膜17を
エツチングし、第2の層間絶縁膜17にコンタクトホー
ル19a、19bを形成する。このときに、スクライブ
ライン部3には、第2の層間絶縁膜17の段差部23が
形成される。その後、第1のレジスト18を除去する。
次に、第5E図を参照して、コンタクトホール19a、
19bを含む半導体基板6の全面に第2の金属配線膜2
0を形成する。その後、全面に第2のレジスト21を塗
布し、この第2のレジスト21を、そのコンタクトホー
ル19a、19bの上部分を含む所定の形状を残すよう
にバターニングする。
次に、第5E図および第5F図を参照して、バターニン
グされたレジスト21をマスクにして第2の金属配線膜
20をバターニングし、レジスト21を除去すると、第
1の金属配線16aと電気的接続をとるソース・ドレイ
ン接続用の第2の金属配線22aと第1の金属配線16
bと電気的接続をとるパッド接続用の第2の金属配線2
2bが形成される。この第2の金属配線膜20のパター
ニング時に、第2の層間絶縁膜17の段差部23に第2
の金属配線膜の残渣24が残る。
次に、第5G図を参照して、第2の金属配線膜の残渣2
4および第2の金属配線22a、22bを含む半導体基
板6の全面に第3の層間絶縁膜25を形成し、その上に
第3のレジスト26を塗布する。次に、半導体基板6の
スクライブライン部3上に位置する部分および第2の金
属配線22a。
22bのコンタクト部の上に位置する部分(コンタクト
ホール27a、27bを形成する予定部分の上に位置す
る部分)に開口部ができるように、第3のレジスト26
を写真製版技術によりバターニングする。その後、この
バターニングされた第3のレジスト26をマスクにして
、第3の層間絶縁膜25をエツチングし、第3の層間絶
縁膜25にコンタクトホール27a、27bを形成する
このときに、スクライブライン部3には、第3の層間絶
縁膜25の段差部28が形成される。この後、第3のレ
ジスト26を除去する。
次に、第5H図を参照して、段差部28およびコンタク
トホール27a、27bを含む半導体基板6の全面に第
3の金属配線膜29を形成する。
その後、全面に第4のレジスト30を塗布し、この第4
のレジスト30を、そのコンタクトホール27a、27
bの上部分を含む所定の形状のパターンが残るようにバ
ターニングする。
次に、第5H図および第5I図を参照して、バターニン
グされた第4のレジスト30をマスクにして、第3の金
属配線膜29をバターニングし、第4のレジスト30を
除去すると、第2の金属配線22aと電気的接続をとる
ソース・ドレイン接続用の第3の金属配線31aと、第
2の金属配線22bと電気的接続をとるパッド接続用の
第3の金属配線31bが形成される。この第3の金属配
線膜29のパターニング時に、第3の層間絶縁膜25の
段差部28に、第3の金属配線膜の残渣32が残る。
次に、第5J図を参照して、半導体基板6の全面にパッ
シベーション膜33を形成し、このパッシベーション膜
33を半導体基板6のスクライブライン部3および第3
の金属配線31bのパッド部を露出させるようにエツチ
ングすると、最終的に第3図および第4図に示したよう
なウェハが得られる。スクライブライン部3をスクライ
バで切断すると、それぞれのチップ2が単離される。
[発明が解決しようとする課題] 従来の半導体集積回路装置の製造方法は、以上のように
構成されている。ところで、第5B図、第5E図および
第5H図を参照して、第1の金属配線膜13、第2の金
属配線膜20および第3の金属配線膜29の形成方法と
しては、通常、スパッタなどの手法が用いられている。
しかし、素子の微細化に伴い、金属配線膜13,20.
29の段差波頂性の向上が要求されており、現在では、
金属配線膜の形成手段として、バイアススパッタによる
方法とか、スパッタ時に予め半導体基板6を加熱する方
法、およびCVDによる方法などが提案され、この段差
被覆性がかなり改善されてきている。また、一方、金属
配線膜13,20.29のエツチングには、反応性イオ
ンエツチングのような加工制御性に優れた異方性エツチ
ングを用いることが多い。この反応性イオンエツチング
はまた、素子の微細化の要望から生まれた技術であって
、現在の半導体集積回路装置の製造には、必要不可欠の
手段であると言える。
このような状況下において、段差被覆性の良い金属配線
膜13,20.29を反応性イオンエツチングのような
加工制御性に優れた異方性エツチングで処理し、スクラ
イブライン部3における半導体基板6の表面を露出させ
る場合、次のような問題点が生じる。すなわち、層間絶
縁膜10の段差部12では、その金属配線膜13の膜厚
が、スクライブライン部3の平坦部における膜厚よりも
、下層の層間絶縁膜10の膜厚分だけ厚くなる。このた
め、第5C図を参照して、金属配線膜13の選択的なエ
ツチング除去に異方性エツチング法を適用すると、層間
絶縁膜10の段差部12において、実質的に好ましくな
い金属配線膜の残渣14が残る。そして、このようなエ
ツチング時における金属配線膜の残渣14は、下層の層
間絶縁膜の段差部が高くて険しいほど、また、金属配線
膜の段差被覆性が良いほど、さらに、異方性エツチング
の異方性が強いほど、特に顕著に残る。このような不良
は、普通、下層の層間絶縁膜の段差部を低く抑制するた
めに行なう下層の層間絶縁膜の薄膜化、平坦化などによ
り、低減させることが可能である。しかしながら、この
ような薄膜化、平坦化を行なったとしても、異方性エツ
チング手段を採用する限り、スクライブライン部3にお
ける層間絶縁膜の段差部に、このような金属配線膜が残
るのを完全に防止することはできなかった。この金属配
線膜の残渣14,24.32は、第5J図に見られるよ
うに、それぞれ層間絶縁膜10,20.25の段差部に
沿って細くかつ長く残されるので、半導体基板6との密
着性が比較的弱く、この金属配線膜の残渣が製造工程中
に、段差部から離れて、ウェハ面とか接造設備を汚染し
、ひいては、半導体集積回路装置にパターン欠陥を引き
起こすなどの不都合を招来していた。
なお、金属配線膜の残渣を除去する手段としては、異方
性エツチングを通常時間以上にわたって実行し、金属配
線膜の残渣を完全に除去する方法とか、あるいは、この
異方性エツチングに等方性エツチングを追加し、金属配
線膜の残渣を除去する方法などが考えられる。しかしな
がら、前者の方法の場合には、かなりの長さのエツチン
グ時間を追加させる必要があって、下層の層間絶縁膜へ
のダメージが大きくなる。また、エツチング時のマスク
に用いるレジストを厚膜化させる必要があり、さらにス
ルーブツトの低下などの別の問題を生じさせる。また、
後者の方法の場合には、加工精度の低下および加工の制
御性の低下、金属配線幅の減少等、素子の微細化に伴っ
て好ましくない問題点が多く生ずる。
したがって、この発明の目的は金属配線膜の残渣が容易
に層間絶縁膜の段差部から剥がれない、半導体集積回路
装置の方法を提供することである。
この発明のもう1つの目的は、ウェハ面とか製造設備を
汚染しない、半導体集積回路装置の製造方法を提供する
ことである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法は、スク
ライブライン部が定められた半導体基板を準備する工程
と、上記半導体基板の上に第1の層間絶縁膜を形成する
工程と、上記半導体基板のスクライブライン部を露出さ
せるように、上記スクライブライン部の上記第1の層間
絶縁膜をエツチング除去する工程と、上記第1の層間絶
縁膜のエツチングによって、上記スクライブライン部に
は上記第1の層間絶縁膜の段差部が形成され、上記第1
の層間絶縁膜のエツチング工程の後、上記第1の層間絶
縁膜の段差部を含む上記半導体基板の全面に第1の金属
配線膜を形成する工程と、上記第1の金属配線膜をエツ
チングする工程と、を備え、上記第1の金属配線膜のエ
ツチングは、上記スクライブライン部において、上記第
1の金属配線膜の残渣が上記第1の層間絶縁膜の段差部
に沿って、この段差部を覆うように残され得るように行
なわれる。
好ましい実施例では、上記第1の金属配線膜のエツチン
グ工程の後、上記第1の金属配線膜の残渣を含む上記半
導体基板の全面に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、
上記半導体基板のスクライブライン部を露出させるよう
に、上記スクライブライン部の上記第2の層間絶縁膜を
エツチングする工程と、上記第2の層間絶縁膜のエツチ
ングによって、上記スクライブライン部には上記第2の
層間絶縁膜の段差部が形成され、上記第2の層間絶縁膜
のエツチング工程の後、上記第2の層間絶縁膜の段差部
を含む上記半導体基板の全面に第2の金属配線膜を形成
する工程と、上記第2の金属配線膜をエツチングする工
程と、を備え、上記第2の金属配線膜のエツチングは、
上記スクライブライン部において、上記第2の金属配線
膜の残渣か上記第1の金属配線膜の残渣と互いに交差も
しくは上下に重ならないように、上記第2の層間絶縁膜
の段差部に沿って、この段差部を覆うように残される、
ように行なわれる。
[作用] この発明によると、スクライブライン部において、第1
の金属配線膜の残渣が、第1の層間絶縁膜の段差部に沿
って、この段差部を覆うように残され得るように、第1
の金属配線膜のエツチングを行なうので、金属配線膜の
残渣と半導体基板との密着性が人となる。それゆえ、こ
の残渣が段差部から離れ、ウェハ面あるいは製造設備を
汚染するという事態を避けられる。
また、上述のとおり、第2の金属配線膜の残渣を上記第
1の金属配線膜の残渣と互いに交差もしくは上下に重な
らないように残すようにすると、スクライブライン端部
での段差の高さは最低限に低減される。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第2A図〜第2J図はこの発明に係る半導体集積回路装
置の製造工程を断面図で示したものである。これらの図
においては、素子形成部4と、パッド部5と、スクライ
ブライン部3が抽出されて、図示されている。
第2A図を参照して、スクライブライン部3が定められ
た半導体基板6(たとえばシリコン基板)を準備する。
次に、半導体基板6の主面に素子分離用酸化膜7を形成
し、素子分離用酸化膜7で挾まれた活性領域部分に素子
たとえばMOSFTを形成する。MOSFETはゲート
電極7を含んでいる。次に、素子分離用酸化膜7上に、
パッド9を形成する。その後、ゲート電極8およびパッ
ド9を含む半導体基板6の全面に第1の層間絶縁膜10
を形成する。
次に、第2B図を参照して、MOSFETのソースドレ
イン領域のコンタクト部を露出させるため、写真製版技
術およびエツチングにより、第1の層間絶縁膜10にコ
ンタクトホール11を形成する。このとき同時に半導体
基板6のスクライブライン部3を露出させるために、ス
クライブライン部3における第1の層間絶縁膜10をエ
ツチング除去する。このスクライブライン部3における
第1の層間絶縁膜10のエツチング除去によって、スク
ライブライン部3には第1の層間絶縁膜10の段差部1
2が形成される。次に、第1の層間絶縁膜の段差部12
およびコンタクトホール11を含む半導体基板6の全面
に第1の金属配線膜13を形成する。
その後、第2C図を参照して、写真製版技術およびエツ
チングたとえば反応性イオンエツチングのような異方性
エツチングによって、第1の金属配線膜13をバターニ
ングし、ソース・ドレイン電極と電気的接続をとるソー
ス・ドレイン接続用の第1の金属配線16aとパッド9
と電気的接続をとるパッド接続用の第1の金属配線16
bのパターンを形成する。同時に、この第1の金属配線
膜13のバターニングを、スクライブライン部3におい
て、第1の金属配線膜の残渣14が第1の層間絶縁膜1
0の段差部12に沿って、この段差部12を覆うように
残され得る、ように行なう。
このように残渣14を段差部12に沿って太く長く残す
ことにより、半導体基板6と残渣14との密着性は強く
なる。それゆえ、従来のように、残渣14が段差部12
から剥がれて、ウェハ面とか製造設備を汚染するという
事態は発生しない。次に、第1の金属配線膜の残渣14
および金属配線16a、16bを含む半導体基板6の全
面に第2の層間絶縁膜17を形成する。
次に、第2D図を参照して、第2の層間絶縁膜17の上
に第1のレジスト18を塗布する。次に、半導体基板6
のスクライブライン部3上に位置する部分および第1の
金属配線16a、16bのコンタクト部の上に位置する
部分に開口部ができるように、第1のレジスト18を写
真製版技術によりパターニングする。その後、このパタ
ーニングされた第1のレジスト18をマスクにして、第
2の層間絶縁膜17をエツチングする。このエッンチン
グによって、第2の層間絶縁膜17にはコンタクトホー
ル19a、19bが形成され、一方、スクライブライン
部には第2の層間絶縁膜17の段差部23が形成される
。この後、第1のレジスト18を除去する。
次に、第2E図を参照して、コンタクトホール19a、
19bおよび段差部23を含む半導体基板6の全面に第
2の金属配線膜20を形成する。
そして、その上全面に第2のレジスト21を塗布する。
その後、この第2のレジスト21を次のようにパターニ
ングする。すなわち、コンタクトホール19a、19b
の上に位置する部分が残るように、かつ第1の金属配線
膜の残渣14および第2の層間絶縁膜の段差部23を含
む所定領域の上に位置する部分が残るように、第2のレ
ジスト21を写真製版技術によりパターニングする。
次に、第2E図および第2図を参照して、このようにパ
ターニングされた第2のレジスト21をマスクにして、
第2の金属配線膜20をパターニングし、第2のレジス
ト21を除去すると、ソース・ドレイン接続用の第1の
金属配線16aと電気的接続をとるソースドレイン接続
用の第2の金属配線22aと、パッド接続用の第1の金
属配線16bと電気的接続をとるパッド接続用の第2の
金属配線22bが形成される。一方、スクライブライン
部3においては、第2の金属配線膜の残渣24が第2の
層間絶縁膜の段差部23に沿って、この第2の層間絶縁
膜の段差部23を覆うように残される。そして、この第
2の金属配線膜の残渣24は、第1の金属配線膜の残渣
24と重なるように幅広に残されている。このように第
2の金属配線膜の残渣24を第2の層間絶縁膜の段差部
23に沿って幅広く長く残すことにより、半導体基板6
と第2の金属配線膜の残渣24との密着性は強くなり、
この第2の金属配線膜の残渣24が第2の層間絶縁膜の
段差部23から剥がれるということはなくなる。
次に、第2Gを参照して、第2の金属配線膜の残渣24
、ソードレイン接続用の第2の金属配線22aおよびパ
ッド接続用の第2の金属配線22bを含む半導体基板6
の全面に第3の層間絶縁膜25を形成し、その上に第3
のレジスト26を形成する。次に、半導体基板6のスク
ライブライン部3上に位置する部分、ソースドレイン接
続用の第2の金属配線22aのコンタクト部の上に位置
する部分(コンタクトホール27aが形成される予定の
部分の上に位置する部分)およびパッド接続用の第2の
金属配線22bのコンタクト部の上に位置する部分(コ
ンタクトホール27bが形成される予定の部分の上に位
置する部分)に開口部ができるように、第3のレジスト
26を写真製版技術によりパターニングする。その後、
このパターニングされた第3のレジスト26をマスクに
して、第3の層間絶縁膜25をエツチングし、第3の層
間絶縁膜25にコンタクトホール27a、27bを形成
する。このときに、スクライブライン部3には第3の層
間絶縁膜25の段差部28が形成される。この後、第3
のレジスト26を除去する。
次に、第2H図を参照して、第3の層間絶縁膜の段差部
28およびコンタクトホール27a、  27bを含む
半導体基板6の全面に第3の金属配線膜29を形成する
。その後、全面に第4のレジスト30を塗布し、この第
4のレジスト30を、コンタクトホール27a、27b
の上に位置する部分が残るように、かつ第1の金属配線
膜の残渣14、第2の金属配線間の残渣24および第3
の層間絶縁膜の段差部28を含む所定領域の上に位置す
る部分が残るように、写真製版技術によりバターニング
する。
次に、第2H図および第2■図を参照して、このように
バターニングされた第4のレジスト30をマスクにして
、第3の金属配線膜29をバターニングし、第4のレジ
スト30を除去すると、ソースドレイン接続用の第2の
金属配線22aと電気的接続をとるソースドレイン接続
用の第3の金属配線31aと、パッド接続用の第2の金
属配線22bと電気的接続をとるパッド接続用の第3の
金属配線31bが形成される。一方、スクライブライン
部3においては、第3の金属配線膜の残渣32が第3の
層間絶縁膜の段差部28に沿って、この第3の層間絶縁
膜の段差部28を覆うように残される。そして、この第
3の金属配線膜の残渣32は第2の金属配線膜の残渣2
4と重なるように幅広に残される。このように、第3の
金属配線膜の残渣32を第3の層間絶縁膜の段差部28
に沿って太く長く残すことにより、半導体基板6と第3
の金属配線膜の残渣32との密着性は強くなり、この第
3の金属配線膜の残渣32が第3の層間絶縁膜の段差部
28から剥がれるということはなくなる。
次に、第2J図を参照して、半導体基板6の全面にパッ
シベーション膜33を形成し、このパッシベーション膜
33を半導体基板6のスクライブライン部3およびパッ
ド接続用の第3の金属配線31bのコンタクト部を露出
さるようにエツチングする。こうして、最終的に第3図
および第4図に示したような、ウェハ1が得られる。
第1A図〜第1J図は、この発明の他の実施例の工程図
であり、第2A図〜第21図に示した第1の実施例に改
良を加えたものである。第1の実施例では、スクライブ
ライン部3において、金属配線膜の残渣14,24.3
2を、層間絶縁膜10.17.25の段差部12,23
.28に沿って、この段差部を覆うように太く長く残し
ているので、半導体基板6とこれらの金属配線膜の残渣
が層間絶縁膜の段差部から剥がれるという事態は避けら
れる。しかしながら、第2H図を参照して、第1の金属
配線膜の残渣14、第2の金属配線膜の残ti124お
よび第3の金属配線膜29が上下に重なっているので、
スクライブライン部3の端部において段差が高くて険し
くなっている。このため、スクライブライン部3とパッ
ド部5との間に四部40が形成される。したがって、写
真製版技術を適用する場合、四部40における第4のレ
ジスト30の膜厚(tR’)が厚くなり、凹部40にお
いて第4のレジストの解像不良を起こし、エツチングが
正確に行なえないという問題点があった。第1A図〜第
1J図に示す第2の実施例は、この点を改良したもので
ある。
なお、第1A図においては、スクライブライン部3とパ
ッド部5と素子形成部4が明示されているが、第1B図
〜第1G図においては図面が複雑になるのを避けるため
に、その明示は省略されている。
第1A図を参照して、スクライブライン部3が定められ
た半導体基板6を準備する。半導体基板6の主面に素子
分離用酸化膜7を形成する。素子分離用酸化膜7で挾ま
れた活性領域部分に素子たとえばMOSFETを形成す
る。MOSFETはゲート電極8を含んでいる。次に、
素子分離用酸化膜8の上にパッド9を形成する。その後
、ゲート電極8およびパッド9を含む半導体基板6の全
面に第1の層間絶縁膜10を形成する。
次に、第1B図を参照して、MOSFETのソース・ド
イレン領域のコンタクト部を露出させるために、写真製
版およびエツチングにより第1の層間絶縁膜10にコン
タクトホール11を設ける。
このとき同時に、半導体基板6のスクライブライン部3
を露出させるために、スクライブライン部3における第
1の層間絶縁膜10をエツチング除去する。このスクラ
イブライン部3における第1の層間絶縁膜10のエツチ
ング除去によって、スクライブライン部3には第1の層
間絶縁膜の段差部12が形成される。
次に、コンタクトホール11および第1の層間絶縁膜の
段差部12を含む半導体基板6の全面に第1の金属配線
膜13を形成する。
その後、第1C図を参照して、写真製版技術およびエツ
チングによって、第1の金属配線膜13をバターニング
し、ソース・ドレイン電極と電気的接続をとるソース・
ドレイン電極接続用の第1金属配線16aとバッド9と
電気的接続をとるパッド接続用の第1の金属配線16b
を形成する。
一方、この第1の金属配線膜13のバターニングは、ス
クライブライン部3においては、第1の金属配線膜の残
渣14が第1の層間絶縁膜10の段差部12に沿って、
この第1の層間絶縁膜の段差部12を覆うように残され
得るように、行なわれる。このように第1の金属配線膜
の残渣14を第1の層間絶縁膜の段差部12に沿って太
く長く残すことにより、半導体基板6と第1の金属配線
膜の残渣14との密着性は強くなる。それゆえ、従来の
ように、金属配線膜の残渣が層間絶縁膜の段差部から剥
がれて、ウェハ而とか製造設備を汚染するという事態は
避けられる。
次に、第1D図を参照して、第1の金属配線膜の残渣1
4、ソース・ドレイン接続用の第1の金属配線16aお
よびパッド接続用の第1の金属配線16bを含む半導体
基板6の全面に第2の層間絶縁膜17を形成し、その上
に第1のレジスト18を塗布する。次に、半導体基板6
のスクライブライン部3上に位置する部分およびソース
・ドレイン接続用の第1の金属配線16aおよびパッド
接続用の第1の金属配線16bのコンタクト部の上に位
置する部分に開口部ができるように、第1のレジスト1
8を写真製版技術によりバターニングする。その後、こ
のバターニングされた第1のレジスト18をマスクにし
て、第2の層間絶縁膜17をエツチングし、第2の居間
絶縁膜にコンタクトホール19a、19bを形成する。
このときに、スクライブライン部3には、第2の層間絶
縁膜17の段差部23が形成される。この後、第1のレ
ジスト18を除去する。
次に、第1E図を参照して、コンタクトホール19a、
19bを含む半導体基板6の全面に第2の金属配線膜2
0を形成し、その上全面に第2のレジスト21を塗布す
る。その後、この第2のレジスト21を次のように写真
製版技術によりバターニングする。すなわち、第2のレ
ジスト21が、コンタトホール19a、19bの上の所
定の位置に残されるように、かつスクライブライン部3
においては、第2の層間絶縁膜の段差部23に沿って、
この段差部を覆って残されるように、かつ、バターニン
グによって残されるであろうスクライブライン部3にお
ける第2のレジスト21が第1の金属配線膜の残渣14
と互いに交差もしくは上下に重ならないように、第2の
レジスト21はバターニングされる。
次に、第1F図を参照して、このようにバターニングさ
れた第2のレジスト21をマスクにして、第2の金属配
線820をバターニングし、第2のレジスト21を除去
すると、ソース・ドレイン接続用の第1の金属配線16
aと電気的接続をとるソース・ドレイン接続用の第2の
金属配線22aと、パッド接続用の第1の金属配線16
bと電気的接続をとるバット接続用の第2の金属配線2
2bが形成される。一方、スクライブライン部3におい
ては、第2の金属配線膜の残渣24は、第2の層間絶縁
膜の段差部23に沿って、この段差部23を覆うように
、かつ第1の金属配線膜の残渣14と上下に重ならない
ように、残される。
このように、第2の金属配線膜の残渣24を第2の層間
絶縁膜の段差部23に沿って太く長く残すことにより、
半導体基板6と第2の金属配線膜の残渣24との密着性
は強くなり、この第2の金属配線膜の残渣24が第2の
層間絶縁膜の段差部23から剥がれるということはなく
なる。また、第2の金属配線膜の残渣24は第1の金属
配線膜の残渣14と上下に重ならないように残されてい
るので、スクライブライン部3の端部において段差は極
めてなだらかな形状となっている。
次に、第1G図を参照して、第2の金属配線膜の残渣2
4、ソース・ドレイン接続用の第2の金属配線22aお
よびパッド接続用の第2の金属配線22bを含む半導体
基板6の全面に第3の層間絶縁膜25を形成し、その上
に第3のレジスト26を形成する。次に、半導体基板6
のスクライブライン部3上に位置する部分およびソース
・ドレイン接続用の第2の金属配線22aおよびパッド
接続用の第2の金属配線22bのコンタクト部の上に位
置する部分に開口部ができるように、第3のレジスト2
6を写真製版技術によりパターニングする。その後、こ
のパターニングされた第3のレジスト26をマスクにし
て、第3の層間絶縁膜25をエツチングし、第3の層間
絶縁膜25にコンタクトホール27a、27bを形成す
る。このきに、スクライブライン部3には、第3の層間
絶縁膜25の段差部28が形成される。その後、第3の
レジスト26を除去する。
次に、第1H図を参照して、第3の層間絶縁膜の段差部
28およびコンタクトホール27a、27bを含む半導
体基板6の全面に第3の金属配線膜29を形成し、その
上全面に第4のレジスト30を塗布する。その後、この
第4のレジスト30を次のように写真製版技術によりパ
ターニングする。すなわち、第4のレジスト30が、コ
ンタクトホール19a、19bの上の所定の位置に残さ
れるように、かつスクライブライン部3においては、第
3の層間絶縁膜の段差部28に沿って、この段差部を覆
って残されるように、かつパターニングによって残され
るであろうスクライブライン部3における第4のレジス
ト30が第1の金属配線膜の残渣14および第2の金属
配線膜の残渣24と互いに交差もしくは上下に重ならな
いように、第4のレジスト30はパターニングされる。
さて、第1H図においては、第1の金属配線膜の残渣1
4と第2の金属配線膜の残渣24は上下に重なっていな
いので、スクライブライン部3における段差は最低限に
低減されている。したがって、スクライブライン部3と
パッド部5の間に位置する部分に、第2H図において見
られたような四部は形成されない。それゆえに、スクラ
イブライン部3とパッド部らの間に位置する部分におい
て、第4のレジストの膜厚(t、)が厚くならないので
、この部分において第4のレジスト30の解像は良好と
なり、この部分におけるエッング精度は高まる。
次に、第1H図および第11図を参照して、このように
パターニングされた第4のレジスト30をマスクにして
、第3の金属配線膜29をパターニングし、第4のレジ
スト30を除去すると、ソース−ドレイン接続用の第2
の金属配線22aと電気的接続をとるソース・ドレイン
接続用の第3の金属配線31aと、パッド接続用の第2
の金属配線22bと電気的接続をとるパッド接続用の第
3の金属配線31bが形成される。一方、スクライブラ
イン部3においては、第3の金属配線膜の残渣32が第
3の層間絶縁膜の段差部28に沿って、この段差部28
を覆うように、かつ第3の金属配線膜の残渣32が第2
の金属配線膜の残渣24と上下に重ならないように残さ
れる。このように、第3の金属配線膜の残渣32を第3
の層間絶縁膜の段差部28に沿って太く長く残すことに
より、半導体基板6と第3の金属配線膜の残渣32との
密希性は強くなり、この第3の金属配線膜の残渣32が
第3の層間絶縁膜の段差部28から剥がれるということ
はなくなる。また、第3の金属配線膜の残渣32が第2
の金属配線膜の残渣24と上下に重ならないように構成
されているので、スクライブライン部3の端部において
段差は極めてなだらかな形状となっている。
次に、第1J図を参照して、半導体基板6の全面にパッ
シベーション膜33を形成し、このパッシベーション膜
33を、半導体基板6のスクライブライン部3およびパ
ッド接続用の第3の金属配線31のコンタクト部を露出
させるようにエツチングする。こうしで、最終的に第5
図および第6図に示したような、ウェハ1が得られる。
スクライブライン部3をスクライバで切断すると、それ
ぞれのチップ2が単離される。
なお、−E記実施例では3層配線構造の半導体集積回路
装置の製造方法に本発明を適用した場合を例示したが、
この発明はこれに限られるものでなく、1層配線構造、
2層配線構造あるいは4層以上の配線構造の半導体集積
回路装置に本発明を適用しても、実施例と同様の効果を
実現する。
また、上記第2の実施例では、第2の金属配線膜の残渣
が第1の金属配線膜の残渣と上下に重ならないように第
2の金属配線膜の残渣を残す場合を例示したが、第2の
金属配線膜の残渣を第1の金属配線膜の残渣と互いに交
差しないように第2の金属配線膜の残渣を残す場合であ
っても、実施例と同様の効果を実現する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によると、スクライブラ
イン部において、第1の金属配線膜の残渣が、第1の層
間絶縁膜の段差部に沿って、この段差部を覆うように残
され得る、ように第1の金属配線膜のエツチングを行な
うので、金属配線膜の残渣と半導体基板との密着性が大
となり、この第1の金属配線膜の残渣が第1の層間絶縁
膜の段差部から離れ、ウェハ而あるいは製造設備を汚染
するという事態は避けられる。その結果、半導体集積回
路装置の製造時にパターン欠陥を引き起こすという従来
の問題点は回避される。
また、第2の金属配線膜の残渣を、第1の金属配線膜の
残渣と互いに交差もしくは上下に重ならないように形成
すると、スクライブライン部の端部において段差が極め
てなだらかな形状となる。
したがって、次にその上にレジストを塗布する場合、レ
ジストはほぼ均一の厚さで塗布されるので、レジストの
解像は良好となり、ひいてはエツチングの精度は向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図ないし第1J図はこの発明の一実施例に係る半
導体集積回路装置の製造工程の断面図である。 第2A図ないし第2J図はこの発明の他の実施例に係る
半導体集積回路装置の製造工程の断面図である。 第3図は複数の半導体集積回路装置が形成されたウェハ
の平面図である。 第4図は第3図のA部分における拡大図である。 第5A図ないし第51図は、従来の半導体集積回路装置
の製造工程の断面図である。 図において、3はスクライブライン部、6は半導体基板
、10は第1の層間絶縁膜、12は段差部、13は第1
の金属配線膜、14は第1の金属配線膜の残渣である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクライブライン部が定められた半導体基板を準
    備する工程と、 前記半導体基板の上に第1の層間絶縁膜を形成する工程
    と、 前記半導体基板のスクライブライン部を露出させるよう
    に、前記スクライブライン部の前記第1の層間絶縁膜を
    エッチングする工程と、 前記第1の層間絶縁膜のエッチングによって、前記スク
    ライブライン部には前記第1の層間絶縁膜の段差部が形
    成され、 前記第1の層間絶縁膜のエッチング工程の後、前記第1
    の層間絶縁膜の段差部を含む前記半導体基板の全面に第
    1の金属配線膜を形成する工程と、前記第1の金属配線
    膜をエッチングする工程と、を備え、 前記第1の金属配線膜のエッチングは、前記スクライブ
    ライン部において、前記第1の金属配線膜の残渣が、前
    記第1の層間絶縁膜の段差部に沿って、この段差部を覆
    うように残され得るように行なわれる、半導体集積回路
    装置の製造方法。
  2. (2)前記第1の金属配線膜のエッチング工程の後、前
    記第1の金属配線膜の残渣を含む前記半導体基板の全面
    に第2の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板のスクライブライン部を露出させるよう
    に、前記スクライブライン部の前記第2の層間絶縁膜を
    エッチングする工程と、 前記第2の層間絶縁膜のエッチングによって、前記スク
    ライブライン部には前記第2の層間絶縁膜の段差部が形
    成され、 前記第2の層間絶縁膜のエッチング工程の後、前記第2
    の層間絶縁膜の段差部を含む前記半導体基板の全面に第
    2の金属配線膜を形成する工程と、前記第2の金属配線
    膜をエッチングする工程と、を備え、 前記第2の金属配線膜のエッチングは、前記スクライブ
    ライン部において、前記第2の金属配線膜の残渣が前記
    第1の金属配線膜の残渣と互いに交差もしくは上下に重
    ならないように、前記第2の層間絶縁膜の段差部に沿っ
    て、この段差部を覆うように残される、ように行なわれ
    る、 請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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