JPH01305777A - 空中撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、無線操縦ヘリコプタ等の無線操縦される飛
行体に写真機を搭載して無線操作で空中撮影を行う空中
撮影装置に関する。

［従来の技術］ 従来より、地形調査その他の目的で、ガソリンエンジン
付き無線操縦ヘリコプタに写真機と榎載し、この写真機
を地上から無線で操作して空中から見た風景を写真撮影
することが行われている。

この場き、写真機は無線操作で上下方向に３６０°左右
方向に３６０°転させて向きを変えることができ、また
、シャッタ、フィルム巻き上げ等も無線で操作できるよ
うにされている。

ところで、空中の写真機は遠方にあるのでこの写真機の
画角がどのようになっているかを判別することは困難で
ある。そのため、写真機と一体にモニタ用テレビカメラ
を取り付け、このモニタ用テレビカメラが殿影している
映像を地上側に設けたモニタテレビに無線て送って表示
させ、このモニタテレビを見ながシャッタチャンスを決
定することが考えられている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述のようにモニタテレビを見ながらシャッタ分操作し
たとしても、ヘリコプタはその性能上完全に静止させる
ことは困難であり、写真機の画角はたえず変化している
。このため、撮影した画角が適切かどうかを必ずしも十
分に吟味できない。

また、モニタテレビを見て地上でシャッタ操作をした時
、地上からシャッタ信号が送られヘリコプタ側の写真機
のシャッタが実際に切られるまでには、シャッタの駆動
を行うサーボモータの所要作動時間により若干の時間差
が生じるため、どの画角で写真を収ったかがあいまいに
なってしまう。

このため、所望の画角で写真を撮影した禎らりていても
、実際にはズレな画角で撮影されていることがしばしば
生じる。

本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、写真機のシ
ャッタが切られた時の画角を確認することがてき、確実
に所望の画角の空中撮影を行うことを可能とする空中撮
影装置を提供することを目的とする。

［解決するための手段］ 本発明では上記課題を解決するために、写真機のシャッ
タを切った時に地上側のモニタテレビに写っている映像
を記憶する映ｆ象記憶手段を設けた。

［作用］ 上記構成によれば、写真機のシャッタを切った時の映像
をモニタテレビに静止画として表示することができる。

したがって、地上でシャッタ操作をする度に、モニタテ
レビの静止画によりシャッタが切られた時の画角を確認
するーこができ、これにより、確実に所望の画角の空中
撮影を行うことが可能となる。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図を参照して説
明する。

第２図において、１は無線操作により操作されるガソリ
ンエンジン付きヘリコプタを示し、２はその胴体、３は
羽根、４はスキッド（足）である。

ヘリコプタ１の胴体２の下面には防振材５を介してベー
ス板６が水平に収り付けられ、このベース板６に垂直軸
７が回転可能に収り付けられ、この垂直軸７の下端にコ
字形の支持枠８が固定され、この支持枠８の雨下端部に
固定した水平軸９に写真機１０がこの水平軸９を中心と
して回転可能に取り付けられ、この写真ｆｉｌｏの上に
モニタ用テレビカメラ（以下モニタカメラという）１１
が一体に取り付けられている。写真機１０の側面には上
下回転用サーボモータ１２が設置され、この上下回転用
サーボモータ１２の出力軸に固定したギＡ・１３と前記
水平軸９に固定したギヤ１４とがかみなっている。また
、前記ベース板６上には左右回転用サーボモータ１５が
設置され、この左右回転用サーボモータ１５の出力軸に
固定したギヤ１６と前記垂直軸７の上端に固定したギヤ
１７とがかみきっている。前記の上下回転用サーボモー
タ１２、ギヤ１３．１４等は上下方向のカメラ向き調整
駆動機構１８を構成し、左右回転用サーボモータ１５、
ギヤ１６．１７等は左右のカメラ向き調整駆動機構１９
を構成する。

前記上記写真＋ｆｉ　１０、モニタカメラ１１、および
カメラ向き調整駆動機構１８．１９を地上から操作する
システムの構成を第１図に示ず。空中側（ヘリコプタ側
念いう）の写真機１０には、シャッタが押された時にオ
ンとなるストロボ用のＸ接点２０に接続されこのＸ接点
がオンとなった時にパルスを発生ずるパルス発生器２１
が設は−られている。前記Ｘ接点２０、パルス発生器２
１はシャツタヂャンス発信手段を構成する。

また、地上側には、写真機１０のシャッタ操作並ひにフ
ィルム巻き上げ操作、モニタカメラ１１の操作、および
カメラ向きか１整駆動機構１８．１９の操作等を行うた
めのコン１−ロールボックス２２、およびこのコントロ
ールボックス２２による操（ヤ信号を発信する送信機２
３が配置され、空中側には、前記地上側の送信機２３か
らの無線信号を受信しその信号を写真機１０、モニタカ
メラ１１、サーボモータ１２．１５に送る受信機２４が
設けられている。なお、ヘリコプタの無線操縦について
は、前記コントロールボックス２２に操縦機能を持たせ
るか、または別個の無線操縦装置を用いる。

また、空中側にはモニタカメラ１１の撮影している映（
象の信号、および前記パルス発生器２１のパルス信号を
地上側に送信する送信機２５が設けられている。

また、地上側には前記送信機２５から送信された信りを
受信する受信機２６が設けられ、この受イ１機２６に接
続されてモニタカメラ１１の撮影している映像を表示す
るモニタテレビ２７、および、前記パルス信号が入力さ
れた時に、モニタテレビ２７に表示されている映像を記
憶する画像メモリを備えたコンピュータ２８が配置され
ている。第１［２Ｉ中の各１３号を説明すると、Ｓｌは
写真機１０のシャッタ操作・フィルム巻き上げ操作、モ
ニタカメラ１１のｔｉ作、サーボモータ１２．１５の駆
動操作等の信号、Ｓ２．Ｓ、はサーボモータ回転信号、
Ｓ、はシャｌり操作・フィルム巻き上＋１操作等の信号
、Ｓ５はモニタカメラ操作信号、Ｓ６はパルス信号くシ
ャッタ信号〉、Ｓ７はモニタカメラ映（負信号、Ｓｓは
シャッタｔＳ号、Ｓ、はモニタ映像信号、Ｓｌ。はモニ
タ画像メモリ入力信号、Ｓ１１はメモリ画像出力信号で
ある。なお、モニタテレビ２７に表示されている画像を
コンピュータ２８の画像メモリに記憶させるシステム、
および画像メモリの画像を出力してモニタテレビ２７に
静止画として表示するシステムは、きわめて一般的なの
で詳細説明は省略する、 上記構成の空中撮影装置において、地上側では、無線で
ヘリコプタを操縦して、撮影しよう地点近傍の上空に位
置させる。そして、コントロールボックス２２を操作し
てモニタカメラ１１を作動させ、このモニタカメラ１１
の撮影している映像を送信機２５で地上に送信し、モニ
タテレビ２７に表示させる。この間コンピュータ２８に
はモニタテレビ２７に表示されている映像（モニタ画像
）の画像信号が常時送られている。写真撮影を行うオペ
レータは、このモニタテレビ２７を見て写真１１１０の
画角を認識することができ、コントロールボックス２２
の操作により上下回転用サーボモータ１２．および左右
回転用サーボモータ１５を作動さぜ、写真１ｆｆｉｌＯ
およびこれと一体のモニタカメラ１１を水平軸９分中心
として回転駆動しまたは垂直軸７を中心として左右に回
転駆動して、その向きを上下方向にまたは左右方向に変
え、写真撮影したい画角を探す。そして、所望の画角と
なった時コントロールボックス２２によりシャッタ操作
をすると、シャッタ信号が送信機２３から無線発信され
、空中側の受信機２４で受信され写真機１０の図示せぬ
シャッタ用サーボモータが作動してシャッタが切られる
。この時、写真機１０のＸ接点２０がオンとなり、パル
ス発生器２１はパルス信号を発生し、このパルス信号が
シャック信号として送信゛＠２５により地上側に送信さ
れる。

地上側では、受信したシャッタ信号くパルス信号）がコ
ンピュータ２８に入力され、コンピュータ２８はこのシ
ャッタ信号を割り込み信号として、モニタテレビ２７か
ら送られてきたその時点で表示されているモニタテレビ
２７の映像（モニタ画像）を内部の画像メモリに記憶し
、かつ記憶したそのメモリ画像をモニタテレビ２７に出
力し静止画として表示する。したがって、オペレータは
、シャッタ操作をする度に、実際に写真Ｉｆｉ１０のシ
ャッタが切られた瞬間の画像をモニタテレビ２７で確認
することができる。したがって、ヘリコプタの動きで画
角がずれた場合には、そのずれたことを確認することが
できるから、再度正しい画角をねらってシャッタ操作を
するとよい。このように実際に写真機１０が撮影した画
角を確認しながら写真撮影を続けることができるので、
確実に所望の画角の空中撮影を行うことができる。

なお、シャッタチャンス信号発信手段としては、上述の
Ｘ接点を利用したものに限定されない。他のシャッタチ
ャンス検知手段を利用することもできる。

また、シャッタチャンスのずれをそれほど問題としない
場りには、コントロールボックス２２のジャック操作信
号分直接コンピュータ２８に入力して（つまり、空中側
の回路とは関係なく地上側の回路のみで）、そのシャッ
タ操作の時刻のモニタテレビ２７の映像を静止画として
表示するようにすることもできる。この場き、シャッタ
操作をした時刻の映像を静止画として十分に吟味するこ
とができるから、シャッタ操作時と現実のシャッタが切
られた時との画角のずれが特に問題とならない程度と考
えられる場６には十分有効であり、動画のままて画角を
認識する揚重と比べて失敗は少ない。

また、カメラ向き調整駆動機構１８．１９の具体的機構
は、当然実施例のものに限らない。また、カメラ向き調
整駆動機構として、水平軸９、垂直１１！：ｌ１７の回
りの回転のみでなく、写真機１０をそのレンズの光軸を
中心として回転可能にすることもできる。

また、飛行体はヘリコプタか適切であるが、必ずしもこ
れに限らず、気球等を用いることも可能である。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、写真機のシャッタ
を切った時にモニタテレビに写っている映像を記憶する
映像記憶手段を設けたので、シャッタを切った時のモニ
タ用テレビカメラの映ず象を静止画として残すことが可
能となり、シャッタが切られた時の写真機の画角を確認
しながら撮影を続けることができ、これにより、確実に
所望の画角の空中撮影を行うことが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空中撮影装置のシステ
ム構成図、第２図は実施例の空中撮影装置の側面図、第
３図は同正面図である。 １・・・無線操縦ヘリコプタ（飛行体）、１０・・・写
真機、１１・・・モニタ用テレビカメラ（モニタカメラ
）、１２・・・上下回転用サーボモータ、１５・・・左
右回転用サーボモータ、１８．１９・・・カメラ向き調
整駆動機構、２０・・・ストロボ用のＸ接点、２１・・
・パルス発生器（シャッタチャンス信号発信手段）、２
２・・・コントロールボックス（無線操作装置）、２３
．２５・・・送信機、２４．２６・・・受信機、２７・
・・モニタテレビ、２８・・・コンピュータ（映像記憶
手段）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無線操縦される飛行体に搭載された写真機と、この
   写真機に一体に設けられたモニタ用テレビカメラと、前
   記写真機およびモニタ用テレビカメラの向きを変えるカ
   メラ向き調整駆動機構と、このカメラ向き調整駆動機構
   の無線操作および前記写真機およびモニタ用テレビカメ
   ラの無線操作を行う地上側の無線操作装置と、前記モニ
   タ用テレビカメラが撮影した映像を無線で受信して表示
   する地上側のモニタテレビとを備えた空中撮影装置にお
   いて、 前記写真機のシャッタを切った時に前記モニタテレビに
   写っている映像を記憶する映像記憶手段を設けたことを
   特徴とする空中撮影装置。 ２、前記映像記憶手段で記憶した映像をその記憶した時
   点で直ちにモニタテレビに静止画として表示するように
   したことを特徴とする請求項１記載の空中撮影装置。 ３、前記映像記憶手段は、前記無線操作装置により操作
   されて前記写真機のシャッタが実際に切られた時に信号
   を発信するシャッタチャンス信号発信手段を有し、この
   シャッタチャンス信号発生手段からの信号を受信した時
   点で前記モニタテレビに写っている映像を記憶するよう
   にされたことを特徴とする請求項１記載の空中撮影装置
   。 ４、前記シャッタチャンス信号発生手段は、写真機のス
   トロボ用Ｘ接点と、このストロボ用Ｘ接点がオンとなっ
   た時にパルスを発生するパルス発生器とを備えているこ
   とを特徴とする請求項３記載の空中撮影装置。