JP2562663B2 - 空中撮影装置 - Google Patents
空中撮影装置Info
- Publication number
- JP2562663B2 JP2562663B2 JP63137636A JP13763688A JP2562663B2 JP 2562663 B2 JP2562663 B2 JP 2562663B2 JP 63137636 A JP63137636 A JP 63137636A JP 13763688 A JP13763688 A JP 13763688A JP 2562663 B2 JP2562663 B2 JP 2562663B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- image
- monitor
- shutter
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、無線操縦ヘリコプタ等の無線操縦される
飛行体に写真機を搭載して無線操作で空中撮影を行う空
中撮影装置に関する。
飛行体に写真機を搭載して無線操作で空中撮影を行う空
中撮影装置に関する。
［従来の技術］ 従来より、地形調査その他の目的で、ガソリンエンジ
ン付き無線操縦ヘリコプタに写真機を搭載し、この写真
機を地上から無線で操作して空中から見た風景を写真撮
影することが行われている。この場合、写真機は無線操
作で上下方向に360゜左右方向に360゜転させて向きを変
えることができ、また、シャッタ、フィルム巻き上げ等
も無線で操作できるようにされている。
ン付き無線操縦ヘリコプタに写真機を搭載し、この写真
機を地上から無線で操作して空中から見た風景を写真撮
影することが行われている。この場合、写真機は無線操
作で上下方向に360゜左右方向に360゜転させて向きを変
えることができ、また、シャッタ、フィルム巻き上げ等
も無線で操作できるようにされている。
ところで、空中の写真機は遠方にあるのでこの写真機
の画角がどのようになっているかを判別することは困難
である。そのため、写真機と一体にモニタ用テレビカメ
ラを取り付け、このモニタ用テレビカメラが撮影してい
る映像を地上側に設けたモニタテレビに無線で送って表
示させ、このモニタテレビを見ながシャッタチャンスを
決定することが考えられている。
の画角がどのようになっているかを判別することは困難
である。そのため、写真機と一体にモニタ用テレビカメ
ラを取り付け、このモニタ用テレビカメラが撮影してい
る映像を地上側に設けたモニタテレビに無線で送って表
示させ、このモニタテレビを見ながシャッタチャンスを
決定することが考えられている。
［発明が解決しようとする課題］ 上述のようにモニタテレビを見ながらシャッタを操作
したとしても、ヘリコプタはその性能上完全に静止させ
ることは困難であり、写真機の画角はたえず変化してい
る。このため、撮影した画角が適切かどうかを必ずしも
十分に吟味できない。また、モニタテレビを見て地上で
シャッタ操作をした時、地上からシャッタ信号が送られ
ヘリコプタ側の写真機のシャッタが実際に切られるまで
には、シャッタの駆動を行うサーボモータの所要作動時
間により若干の時間差が生じるため、どの画角で写真を
取ったかがあいまいになってしまう。このため、所望の
画角で写真を撮影した積もりでいても、実際にはズレた
画角で撮影されていることがしばしば生じる。
したとしても、ヘリコプタはその性能上完全に静止させ
ることは困難であり、写真機の画角はたえず変化してい
る。このため、撮影した画角が適切かどうかを必ずしも
十分に吟味できない。また、モニタテレビを見て地上で
シャッタ操作をした時、地上からシャッタ信号が送られ
ヘリコプタ側の写真機のシャッタが実際に切られるまで
には、シャッタの駆動を行うサーボモータの所要作動時
間により若干の時間差が生じるため、どの画角で写真を
取ったかがあいまいになってしまう。このため、所望の
画角で写真を撮影した積もりでいても、実際にはズレた
画角で撮影されていることがしばしば生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、写真機の
シャッタが切られた時の画角を確認することができ、確
実に所望の画角の空中撮影を行うことを可能とする空中
撮影装置を提供することを目的とする。
シャッタが切られた時の画角を確認することができ、確
実に所望の画角の空中撮影を行うことを可能とする空中
撮影装置を提供することを目的とする。
［解決するための手段］ 本発明では上記課題を解決するために，写真機のシャ
ッタを切った時に前記モニタテレビに写っている映像を
記憶する映像記憶手段と，前記映像記憶手段で記憶した
映像をその記憶した時点で直ちにモニタテレビに静止画
として表示する静止画表示手段とを設けた。
ッタを切った時に前記モニタテレビに写っている映像を
記憶する映像記憶手段と，前記映像記憶手段で記憶した
映像をその記憶した時点で直ちにモニタテレビに静止画
として表示する静止画表示手段とを設けた。
［作用］ 上記構成によれば、写真機のシャッタを切った時の映
像をモニタテレビに静止画として表示することができ
る。したがって、地上でシャッタ操作をする度に、モニ
タテレビの静止画によりシャッタが切られた時の画角を
確認することができ、これにより、確実に所望の画角の
空中撮影を行うことが可能となる。
像をモニタテレビに静止画として表示することができ
る。したがって、地上でシャッタ操作をする度に、モニ
タテレビの静止画によりシャッタが切られた時の画角を
確認することができ、これにより、確実に所望の画角の
空中撮影を行うことが可能となる。
［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図を参照して
説明する。
説明する。
第２図において、１は無線操作により操作されるガソ
リンエンジン付きヘリコプタを示し、２はその胴体、３
は羽根、４はスキッド（足）である。ヘリコプタ１の胴
体２の下面には防振材５を介してベース板６が水平に取
り付けられ、このベース板６に垂直軸７が回転可能に取
り付けられ、この垂直軸７の下端にコ字形の支持枠８が
固定され、この支持枠８の両下端部に固定した水平軸９
に写真機10がこの水平軸９を中心として回転可能に取り
付けられ、この写真機10の上にモニタ用テレビカメラ
（以下モニタカメラという）11が一体に取り付けられて
いる。写真機10の側面には上下回転用サーボモータ12が
設置され、この上下回転用サーボモータ12の出力軸に固
定したギヤ13と前記水平軸９に固定したギヤ14とがかみ
合っている。また、前記ベース板６上には左右回転用サ
ーボモータ15が設置され、この左右回転用サーボモータ
15の出力軸に固定したギヤ16と前記垂直軸７の上端に固
定したギヤ17とがかみ合っている。前記の上下回転用サ
ーボモータ12、ギヤ13,14等は上下方向のカメラ向き調
整駆動機構18を構成し、左右回転用サーボモータ15、ギ
ヤ16,17等は左右のカメラ向き調整駆動機構19を構成す
る。
リンエンジン付きヘリコプタを示し、２はその胴体、３
は羽根、４はスキッド（足）である。ヘリコプタ１の胴
体２の下面には防振材５を介してベース板６が水平に取
り付けられ、このベース板６に垂直軸７が回転可能に取
り付けられ、この垂直軸７の下端にコ字形の支持枠８が
固定され、この支持枠８の両下端部に固定した水平軸９
に写真機10がこの水平軸９を中心として回転可能に取り
付けられ、この写真機10の上にモニタ用テレビカメラ
（以下モニタカメラという）11が一体に取り付けられて
いる。写真機10の側面には上下回転用サーボモータ12が
設置され、この上下回転用サーボモータ12の出力軸に固
定したギヤ13と前記水平軸９に固定したギヤ14とがかみ
合っている。また、前記ベース板６上には左右回転用サ
ーボモータ15が設置され、この左右回転用サーボモータ
15の出力軸に固定したギヤ16と前記垂直軸７の上端に固
定したギヤ17とがかみ合っている。前記の上下回転用サ
ーボモータ12、ギヤ13,14等は上下方向のカメラ向き調
整駆動機構18を構成し、左右回転用サーボモータ15、ギ
ヤ16,17等は左右のカメラ向き調整駆動機構19を構成す
る。
前記上記写真機10、モニタカメラ11、およびカメラ向
き調整駆動機構18,19を地上から操作するシステムの構
成を第１図に示す。空中側（ヘリコプタ側をいう）の写
真機10には、シャッタが押された時にオンとなるストロ
ボ用のＸ接点20に接続されこのＸ接点がオンとなった時
にパルスを発生するパルス発生器21が設けられている。
前記Ｘ接点20、パルス発生器21はシャッタチャンス発信
手段を構成する。
き調整駆動機構18,19を地上から操作するシステムの構
成を第１図に示す。空中側（ヘリコプタ側をいう）の写
真機10には、シャッタが押された時にオンとなるストロ
ボ用のＸ接点20に接続されこのＸ接点がオンとなった時
にパルスを発生するパルス発生器21が設けられている。
前記Ｘ接点20、パルス発生器21はシャッタチャンス発信
手段を構成する。
また、地上側には、写真機10のシャッタ操作並びにフ
ィルム巻き上げ操作、モニタカメラ11の操作、およびカ
メラ向き調整駆動機構18,19の操作等を行うためのコン
トロールボックス22、およびこのコントロールボックス
22による操作信号を発信する送信機23が配置され、空中
側には、前記地上側の送信機23からの無線信号を受信し
その信号を写真機10、モニタカメラ11、サーボモータ1
2,15に送る受信機24が設けられている。なお、ヘリコプ
タの無線操縦については、前記コントロールボックス22
に操縦機能を持たせるか、または別個の無線操縦装置を
用いる。
ィルム巻き上げ操作、モニタカメラ11の操作、およびカ
メラ向き調整駆動機構18,19の操作等を行うためのコン
トロールボックス22、およびこのコントロールボックス
22による操作信号を発信する送信機23が配置され、空中
側には、前記地上側の送信機23からの無線信号を受信し
その信号を写真機10、モニタカメラ11、サーボモータ1
2,15に送る受信機24が設けられている。なお、ヘリコプ
タの無線操縦については、前記コントロールボックス22
に操縦機能を持たせるか、または別個の無線操縦装置を
用いる。
また、空中側にはモニタカメラ11の撮影している映像
の信号、および前記パルス発生器21のパルス信号を地上
側に送信する送信機25が設けられている。
の信号、および前記パルス発生器21のパルス信号を地上
側に送信する送信機25が設けられている。
また、地上側には前記送信機25から送信された信号を
受信する受信機26が設けられ、この受信機26に接続され
てモニタカメラ11の撮影している映像を表示するモニタ
テレビ27、および、前記パルス信号が入力された時に、
モニタテレビ27に表示されている映像を記憶する画像メ
モリを備えたコンピュータ28が配置されている。第１図
中の各信号を説明すると、S1は写真機10のシャッタ操作
・フィルム巻き上げ操作、モニタカメラ11の操作、サー
ボモータ12,15の駆動操作等の信号、S2,S3はサーボモー
タ回転信号、S4はシャッタ操作・フィルム巻き上げ操作
等の信号、S5はモニタカメラ操作信号、S6はパルス信号
（シャッタ信号）、S7はモニタカメラ映像信号、S8はシ
ャッタ信号、S9はモニタ映像信号、S10はモニタ画像メ
モリ入力信号、S11はメモリ画像出力信号である。な
お，上記のコンピュータ28は，シャッタを切った時にモ
ニタテレビ27に写っている映像を記憶する映像記憶手
段，並びに，記憶した映像をその記憶した時点で直ちに
モニタテレビに静止画として表示する静止画表示手段を
構成するものであるが，モニタテレビ27に表示されてい
る映像をコンピュータ28の画像メモリに記憶させるシス
テム，および画像メモリの映像を出力してモニタテレビ
27に静止画として表示するシステムは，きわめて一般的
なので詳細説明は省略する。
受信する受信機26が設けられ、この受信機26に接続され
てモニタカメラ11の撮影している映像を表示するモニタ
テレビ27、および、前記パルス信号が入力された時に、
モニタテレビ27に表示されている映像を記憶する画像メ
モリを備えたコンピュータ28が配置されている。第１図
中の各信号を説明すると、S1は写真機10のシャッタ操作
・フィルム巻き上げ操作、モニタカメラ11の操作、サー
ボモータ12,15の駆動操作等の信号、S2,S3はサーボモー
タ回転信号、S4はシャッタ操作・フィルム巻き上げ操作
等の信号、S5はモニタカメラ操作信号、S6はパルス信号
（シャッタ信号）、S7はモニタカメラ映像信号、S8はシ
ャッタ信号、S9はモニタ映像信号、S10はモニタ画像メ
モリ入力信号、S11はメモリ画像出力信号である。な
お，上記のコンピュータ28は，シャッタを切った時にモ
ニタテレビ27に写っている映像を記憶する映像記憶手
段，並びに，記憶した映像をその記憶した時点で直ちに
モニタテレビに静止画として表示する静止画表示手段を
構成するものであるが，モニタテレビ27に表示されてい
る映像をコンピュータ28の画像メモリに記憶させるシス
テム，および画像メモリの映像を出力してモニタテレビ
27に静止画として表示するシステムは，きわめて一般的
なので詳細説明は省略する。
上記構成の空中撮影装置において、地上側では、無線
でヘリコプタを操縦して、撮影しよう地点近傍の上空に
位置させる。そして、コントロールボックス22を操作し
てモニタカメラ11を作動させ、このモニタカメラ11の撮
影している映像を送信機25で地上に送信し、モニタテレ
ビ27に表示させる。この間コンピュータ28にはモニタテ
レビ27に表示されている映像（モニタ画像）の画像信号
が常時送られている。写真撮影を行うオペレータは、こ
のモニタテレビ27を見て写真機10の画角を認識すること
ができ、コントロールボックス22の操作により上下回転
用サーボモータ12,および左右回転用サーボモータ15を
作動させ、写真機10およびこれと一体のモニタカメラ11
を水平軸９を中心として回転駆動しまたは垂直軸７を中
心として左右に回転駆動して、その向きを上下方向にま
たは左右方向に変え、写真撮影したい画角を探す。そし
て、所望の画角となった時コントロールボックス22によ
りシャッタ操作をすると、シャッタ信号が送信機23から
無線発信され、空中側の受信機24で受信され写真機10の
図示せぬシャッタ用サーボモータが作動してシャッタが
切られる。この時、写真機10のＸ接点20がオンとなり、
パルス発生器21はパルス信号を発生し、このパルス信号
がシャッタ信号として送信機25により地上側に送信され
る。地上側では、受信したシャッタ信号（パルス信号）
がコンピュータ28に入力され、コンピュータ28はこのシ
ャッタ信号を割り込み信号として、モニタテレビ27から
送られてきたその時点で表示されているモニタテレビ27
の映像（モニタ画像）を内部の画像メモリに記憶し、か
つ記憶したそのメモリ画像をモニタテレビ27に出力し静
止画として表示する。したがって、オペレータは、シャ
ッタ操作をする度に、実際に写真機10のシャッタが切ら
れた瞬間の画像をモニタテレビ27で確認することができ
る。したがって、ヘリコプタの動きで画角がずれた場合
には、そのずれたことを確認することができるから、再
度正しい画角をねらってシャッタ操作をするとよい。こ
のように実際に写真機10が撮影した画角を確認しながら
写真撮影を続けることができるので、確実に所望の画角
の空中撮影を行うことができる。
でヘリコプタを操縦して、撮影しよう地点近傍の上空に
位置させる。そして、コントロールボックス22を操作し
てモニタカメラ11を作動させ、このモニタカメラ11の撮
影している映像を送信機25で地上に送信し、モニタテレ
ビ27に表示させる。この間コンピュータ28にはモニタテ
レビ27に表示されている映像（モニタ画像）の画像信号
が常時送られている。写真撮影を行うオペレータは、こ
のモニタテレビ27を見て写真機10の画角を認識すること
ができ、コントロールボックス22の操作により上下回転
用サーボモータ12,および左右回転用サーボモータ15を
作動させ、写真機10およびこれと一体のモニタカメラ11
を水平軸９を中心として回転駆動しまたは垂直軸７を中
心として左右に回転駆動して、その向きを上下方向にま
たは左右方向に変え、写真撮影したい画角を探す。そし
て、所望の画角となった時コントロールボックス22によ
りシャッタ操作をすると、シャッタ信号が送信機23から
無線発信され、空中側の受信機24で受信され写真機10の
図示せぬシャッタ用サーボモータが作動してシャッタが
切られる。この時、写真機10のＸ接点20がオンとなり、
パルス発生器21はパルス信号を発生し、このパルス信号
がシャッタ信号として送信機25により地上側に送信され
る。地上側では、受信したシャッタ信号（パルス信号）
がコンピュータ28に入力され、コンピュータ28はこのシ
ャッタ信号を割り込み信号として、モニタテレビ27から
送られてきたその時点で表示されているモニタテレビ27
の映像（モニタ画像）を内部の画像メモリに記憶し、か
つ記憶したそのメモリ画像をモニタテレビ27に出力し静
止画として表示する。したがって、オペレータは、シャ
ッタ操作をする度に、実際に写真機10のシャッタが切ら
れた瞬間の画像をモニタテレビ27で確認することができ
る。したがって、ヘリコプタの動きで画角がずれた場合
には、そのずれたことを確認することができるから、再
度正しい画角をねらってシャッタ操作をするとよい。こ
のように実際に写真機10が撮影した画角を確認しながら
写真撮影を続けることができるので、確実に所望の画角
の空中撮影を行うことができる。
なお、シャッタチャンス信号発信手段としては、上述
のＸ接点を利用したものに限定されない。他のシャッタ
チャンス検知手段を利用することもできる。
のＸ接点を利用したものに限定されない。他のシャッタ
チャンス検知手段を利用することもできる。
また、シャッタチャンスのずれをそれほど問題としな
い場合には、コントロールボックス22のシャッタ操作信
号を直接コンピュータ28に入力して（つまり、空中側の
回路とは関係なく地上側の回路のみで）、そのシャッタ
操作の時刻のモニタテレビ27の映像を静止画として表示
するようにすることもできる。この場合、シャッタ操作
をした時刻の映像を静止画として十分に吟味することが
できるから、シャッタ操作時と現実のシャッタが知られ
た時との画角のずれが特に問題とならない程度と考えら
れる場合には十分有効であり、動画のままで画角を認識
する場合と比べて失敗は少ない。
い場合には、コントロールボックス22のシャッタ操作信
号を直接コンピュータ28に入力して（つまり、空中側の
回路とは関係なく地上側の回路のみで）、そのシャッタ
操作の時刻のモニタテレビ27の映像を静止画として表示
するようにすることもできる。この場合、シャッタ操作
をした時刻の映像を静止画として十分に吟味することが
できるから、シャッタ操作時と現実のシャッタが知られ
た時との画角のずれが特に問題とならない程度と考えら
れる場合には十分有効であり、動画のままで画角を認識
する場合と比べて失敗は少ない。
また、カメラ向き調整駆動機構18,19の具体的機構
は、当然実施例のものに限らない。また、カメラ向き調
整駆動機構として、水平軸９、垂直軸７の回りの回転の
みでなく、写真機10をそのレンズの光軸を中心として回
転可能にすることもできる。
は、当然実施例のものに限らない。また、カメラ向き調
整駆動機構として、水平軸９、垂直軸７の回りの回転の
みでなく、写真機10をそのレンズの光軸を中心として回
転可能にすることもできる。
また、飛行体はヘリコプタが適切であるが、必ずしも
これに限らず、気球等を用いることも可能である。
これに限らず、気球等を用いることも可能である。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、写真機のシャッ
タを切った時にモニタテレビに写っている映像を記憶す
る映像記憶手段を設け，記憶した映像をその記憶した時
点で直ちにモニタテレビに静止画として表示する静止画
表示手段を設けたので，シャッタを切った時のモニタ用
テレビカメラの映像を静止画として残すことが可能とな
り、シャッタが切られた時の写真機の画角を確認しなが
ら撮影を続けることができ、これにより、確実に所望の
画角の空中撮影を行うことが可能となった。
タを切った時にモニタテレビに写っている映像を記憶す
る映像記憶手段を設け，記憶した映像をその記憶した時
点で直ちにモニタテレビに静止画として表示する静止画
表示手段を設けたので，シャッタを切った時のモニタ用
テレビカメラの映像を静止画として残すことが可能とな
り、シャッタが切られた時の写真機の画角を確認しなが
ら撮影を続けることができ、これにより、確実に所望の
画角の空中撮影を行うことが可能となった。
第１図は本発明の一実施例を示す空中撮影装置のシステ
ム構成図、第２図は実施例の空中撮影装置の側面図、第
３図は同正面図である。 １……無線操縦ヘリコプタ（飛行体）、10……写真機、
11……モニタ用テレビカメラ（モニタカメラ）、12……
上下回転用サーボモータ、15……左右回転用サーボモー
タ、18,19……カメラ向き調整駆動機構、20……ストロ
ボ用のＸ接点、21……パルス発生器（シャッタチャンス
信号発信手段）、22……コントロールボックス（無線操
作装置）、23,25……送信機、24,26……受信機、27……
モニタテレビ、28……コンピュータ（映像記憶手段およ
び静止画表示手段）。
ム構成図、第２図は実施例の空中撮影装置の側面図、第
３図は同正面図である。 １……無線操縦ヘリコプタ（飛行体）、10……写真機、
11……モニタ用テレビカメラ（モニタカメラ）、12……
上下回転用サーボモータ、15……左右回転用サーボモー
タ、18,19……カメラ向き調整駆動機構、20……ストロ
ボ用のＸ接点、21……パルス発生器（シャッタチャンス
信号発信手段）、22……コントロールボックス（無線操
作装置）、23,25……送信機、24,26……受信機、27……
モニタテレビ、28……コンピュータ（映像記憶手段およ
び静止画表示手段）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｎ 5/232 Ｈ０４Ｎ 5/232 Ｂ
Claims (3)
- 【請求項１】無線操縦される飛行体に搭載された写真機
と，この写真機に一体に設けられたモニタ用テレビカメ
ラと，前記写真機およびモニタ用テレビカメラの向きを
変えるカメラ向き調整駆動機構と，このカメラ向き調整
駆動機構の無線操作および前記写真機およびモニタ用テ
レビカメラの無線操作を行う地上側の無線操作装置と，
前記モニタ用テレビカメラが撮影した映像を無線で受信
して表示する地上側のモニタテレビとを備えた空中撮影
装置において， 前記写真機のシャッタを切った時に前記モニタテレビに
写っている映像を記憶する映像記憶手段と，前記映像記
憶手段で記憶した映像をその記憶した時点で直ちにモニ
タテレビに静止画として表示する静止画表示手段とを備
えたことを特徴とする空中撮影装置。 - 【請求項２】前記映像記憶手段は，前記無線操作装置に
より操作されて前記写真機のシャッタが実際に切られた
時に信号を発信するシャッタチャンス信号発信手段を有
し，このシャッタチャンス信号発信手段からの信号を受
信した時点で前記モニタテレビに写っている映像を記憶
するようにされたことを特徴とする請求項１記載の空中
撮影装置。 - 【請求項３】前記シャッタチャンス信号発信手段は，写
真機のストロボ用Ｘ接点と，このストロボ用Ｘ接点がオ
ンになった時にパルスを発生するパスル発生器とを備え
ていることを特徴とする請求項２記載の空中撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137636A JP2562663B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 空中撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137636A JP2562663B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 空中撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01305777A JPH01305777A (ja) | 1989-12-11 |
| JP2562663B2 true JP2562663B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15203273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137636A Expired - Lifetime JP2562663B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 空中撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562663B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0660131A1 (en) * | 1993-12-23 | 1995-06-28 | Karl Osen | Camera guidance system |
| JP2001309233A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-11-02 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 撮影装置の遠隔操作システム |
| JP2007104254A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Konica Minolta Holdings Inc | カメラユニット |
| JP2007104252A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像システム |
| JP6553134B2 (ja) * | 2017-08-04 | 2019-07-31 | 株式会社トプコン | 航空写真システム |
| JP7012569B2 (ja) * | 2018-03-12 | 2022-01-28 | 株式会社トプコン | 測量用撮像機材のシャッター信号取得システムと測量用移動体。 |
| CN109981947A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-07-05 | 广州市红鹏直升机遥感科技有限公司 | 航拍设备的镜头组的角度补偿方法及装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5198693U (ja) * | 1975-02-05 | 1976-08-07 | ||
| JPS54123829A (en) * | 1978-03-20 | 1979-09-26 | Oki Electric Ind Co Ltd | Narrow band still picture transmission system having telimeter functions |
| JPS5943952U (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-23 | 三菱電機株式会社 | 車両撮影装置 |
| JPS60153686A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-13 | Mitsubishi Electric Corp | 交通監視システム |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137636A patent/JP2562663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01305777A (ja) | 1989-12-11 |
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