JPH01305502A - 半固定可変抵抗器 - Google Patents

半固定可変抵抗器

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Publication number
JPH01305502A
JPH01305502A JP63137667A JP13766788A JPH01305502A JP H01305502 A JPH01305502 A JP H01305502A JP 63137667 A JP63137667 A JP 63137667A JP 13766788 A JP13766788 A JP 13766788A JP H01305502 A JPH01305502 A JP H01305502A
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JP
Japan
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resistor
rotor
contact
elastic body
slider
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Application number
JP63137667A
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English (en)
Inventor
Fumitoshi Masuda
文年 増田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絶縁基板の上に形成された抵抗体に沿って摺
動子を回動さぜることにより抵抗値を可変とした半固定
可変抵抗器に関する。
〔背景技術〕
従来の半固定可変抵抗器を、第18図及び第19図に示
す。従来の半固定可変抵抗器56にあっては、摺動子6
4を取付けたロータ57と抵抗基板58とを中空のケー
ス59内に組み込み、抵抗基板58の上からケース59
の開口60をボッティング用樹脂61によって封止して
いる。また、ロータ57は、抵抗値の調整のためにドラ
イバー等で回す必要があり、ケース59の窓62から露
出しているので、このケース59の窓62とロータ57
との間はOリング63により封止されている。したかっ
て、ロータ57に設けられている摺動子64と抵抗基板
58の表面の抵抗体とは、ロータ57と抵抗基板58と
の間の空間65に配置されており、この空間65はOリ
ング63とボッティング用樹脂61により外部から密閉
されている。
したかって、この半固定可変抵抗器は密閉構造であるた
めにフローソルダ等が可能であり、またプリント回路基
板などに実装した後、フラッス洗浄などを行っても溶剤
が半固定可変抵抗器の内部に浸入しなりすることがない
。また、腐食カスの発生するような環境下で使用した場
合にも、摺動子や抵抗体などが腐食されたり、錆びたり
することがないように保護されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の半固定可変抵抗器59にあっては
、ケース59の開口60側をボッチインク用樹脂61の
注型によって封止されているので、樹脂ボッチインク作
業を必要とし、またその後の樹脂硬化時間も要し、生産
性が低かった。加えて、ロータ57と抵抗基板58とを
ケース5つに納めてOリンク63とボッティング用樹脂
61により密閉構造を構成しているので、密閉構造のた
めの組み立て部品点数が多くなり、最終工程における組
み立て性が悪かった。
まな、ボッチインク用樹脂61を加熱硬化させる時に、
ロータ57と抵抗基板58との間の空間65に閉し込め
られていた空気が膨張するので、膨張した空気の圧力の
なめにボッチインク用樹脂61か膨れ」二がったり、膨
張した空気が漏れ出る時にボッティク用樹脂61に孔を
あけるといった1−ラブルが発生し、品質の面で問題が
あった。しかも、半固定可変抵抗器が小形になるほど、
樹脂量のコントロールも難しかった。
したがって、本発明の目的とするところは、フローソル
ダやフラックス洗浄等に耐えるたけの密閉性を有する簡
単な密閉構造の半固定可変抵抗器を工夫し、これによっ
て生産性と品質の向上を図ることにある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明の半固定可変抵抗器は、ほぼ中央に形成された通
孔から金属製の軸部を上方へ突設させる一方、端子を取
付(プな絶縁基板を樹脂製のケースにインサートモール
ドし、その軸部に摺動子を備えたロータを回動自在に収
着した可変抵抗器てあって、軸部を囲むように絶縁基板
の表面に抵抗体を設け、この抵抗体の内周側及び外周側
にそれぞれ環状の内側弾性体と外側弾性体を形成すると
ともに、ロータの内周部と外周部とから絶縁基板側へそ
れぞれ環状の内側スカート部と外側スカート部とを延出
させ、内側スカート部を内側弾性体に、外側メカ−1一
部を外側弾性体にそれぞれ摺動自在に弾接させ、内側ス
カート部と外側スカート部との間に配置された摺動子を
前記抵抗体に摺接させたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明の半固定可変抵抗器にあっては、絶縁基板の表面
に形成された環状の内側弾性体及び外側弾性体をロータ
に設けられた環状の内側スカート部及び外側スカート部
に弾設させるだけの簡単な構造により摺動子と抵抗体の
納められている空間を確実に密閉することができるもの
であり、フローソルダ等によってプリント回路基板へ実
装することが可能であり、才たフラックス洗浄時なとに
抵抗体や摺動子を溶剤等から保護することかできる。し
かも、従来例がボッティング用樹脂を用いたいわは湿式
の密閉方法であるのに対し、本発明は乾式の密閉方法で
あり、樹脂ボッティング工程や樹脂の硬化時間などが必
要なくて生産性の高いものである。更に、絶縁基板の上
に抵抗体を形成された抵抗基板とロータのみによって密
閉することがてきる簡単な構造であるので、密閉のため
に必要とされる部材が抵抗基板とロータたけてあって、
組み立て部品点数を少なくすることか可能で、組立て作
業を簡単に行える。又、乾式の密閉構造であるなめ、従
来例のようにボッティング用樹脂の膨れ上がりや孔あき
等の問題もなく、品質の安定性にも優れている。加えて
、ロータが内側及び外側弾性体に弾設することによって
ロータのがたつきを防止することができると共にロータ
に安定した1〜ルクを付与することがてきる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
本発明の半固定可変抵抗器10は、第1図〜第6一 3図に示すような構造を有しており、摺動子6を備えた
ロータ7と抵抗体3を備えたケース状の抵抗器本体1]
とにより組み立てられている。
抵抗器本体11は、合成樹脂製のケース12内に抵抗基
板13と電極部材14とをインサートモールドして一体
成形されたものであり、電極部材]4はその軸部2を抵
抗基板13の通孔15に挿通させた状態でインサー1〜
モールドされている。
抵抗基板13は、絶縁基板1の上面に抵抗体3を形成し
たものであり、抵抗体3は絶縁基板1の略中央部に開口
された通孔15を囲むようにして円弧状に形成されてい
る。更に、絶縁基板1の上面においては、抵抗体3の内
周側と外周側とにそれぞれ円環状をした内側弾性体4と
外側弾性体5とを一体的に被着してあり、この結果抵抗
体3は内側弾性体4と外側弾性体5との間に挟まれるよ
うにして形成されている。内側弾性体4及び外側弾性体
らの材料としては、フローソルダの温度に耐え、フラッ
クス洗浄の溶剤に耐える絶縁性のシリコーンエラストマ
等を用いることができ、絶縁基板1へ固着させる方法と
しては、スクリーン印刷、描画法、ディッピング等の方
法を用いることができる。また、抵抗体3の両端部から
は絶縁基板1の端面を経て絶縁基板]の裏面側へ電極部
16が延設されており、第6図に示すように、絶縁基板
1の裏面において両型極部16にはそれぞれ第一端子1
7と第三端子18とがはんだ付けや溶接なとの手段で電
気的に接続されている。電極部材14は、金属板に絞り
加工を施して略中央部に筒状の軸部2を突出さぜなもの
であり、周部には第二端子19が延出されている。しか
して、第5図に示すように、この電極部材14は、抵抗
基板13の下面側から絶縁基板1の通孔15に軸部2を
挿通させ、抵抗基板13の上面に軸部2を突出させた状
態でケース12内にインサー1−モールドされている。
ケース12の上面は四部20となっており、この四部2
0内では外側弾性体5、抵抗体3及び内側弾性体4が露
出している。
上記抵抗器本体11は、1つつつ単品で製造されるので
なく、第8図に示すように、フープ材21の上に連続的
に製造されるものであるので、この製造工程を以下に説
明する。第7図に示すようなマザーボード22には、複
数枚の絶縁基板1が一体に形成されており、このマザー
ホード22の状態で各絶縁基板1の上面に抵抗体3と電
極部16とが焼き付けられる。ついで、各絶縁基板1の
上面に内側弾性体4と外側弾性体5とを形成し、この後
各々の絶縁基板1が切り離される。一方、連続的に供給
されている長尺ものの金属製フープ材21には打ち抜き
加工により、一定ピツチ毎に電極部材14と第一端子1
7及び第三端子18が形成されている。尚、23は、電
極部材14と第一端子17及び第三端子18をフープ材
21に位置決めするためのつなぎ材である。ついで、こ
のフープ材21に形成された電極部材14は、絞り加工
を施されて筒状の軸部2が成形される。この後、連続的
に送られているフープ材21の上に前記抵抗基板コ3が
供給され、電極部材14の軸部2に抵抗基板]3の通孔
15が挿通され、第一端子17及び第三端子18がそれ
ぞれ電極部16にはんな付けもしくは溶接される。更に
、フープ材21は射出成形機等の成形機に送られ、ここ
で抵抗基板13と電極部材14がケース12内にインサ
ートモールドされ、第4図〜第6図のような抵抗器本体
コ1が成形される。なお、このように抵抗器本体11を
フープ材21を用いて連続生産することによりそのコス
トを低廉にすることができる。また、つなぎ材23は製
品精度を得るためのものである。
第9図には、抵抗器本体11を成形するための金型構造
を示しである。即ち、抵抗基板13と電極部材14およ
び端子17.18とは、固定用ピン24とカイトピン2
5との間に挾持された状態て第一金型26と第二金型2
7との間にセットされている。そして、第一金型26及
び第二金型27内に形成されたキャビティ28に成形用
樹脂を注入してケース]2を成形することにより、抵抗
基板]3と電極部材14および端子1.7,1.8が一
体となったままでケース12内にインサー1〜モール1
へされるのである。このとき、固定用ピン2−1〇− 4は、端面の凹所29内に軸部2を納めた状態で端面を
抵抗基板13に当接させているので、キャビティ28内
の成形用樹脂が軸部2内に浸入することがなく、しかも
抵抗基板33の内側弾性体4と外側弾性体5が固定用ピ
ン24の端面に弾接することによって確実に凹所29を
封止している。
更に、この時内側弾性体4と外側弾性体5とは、固定ピ
ンとカイトピン25の圧力によって抵抗基板13に割れ
やひびが生しるのを防止している。
また、軸部2の他方の開口部にはカイトピン25の端面
が当接し、軸部2に成形用樹脂が流入するのを防止して
いる。こうして、フープ材21と一体になったままでイ
ンサート成形された抵抗器本体11(第4図〜第6図に
示しであるのは、つなぎ材23を介してフープ材2]と
一体となったままの抵抗器本体11である。)は、っな
き月23から切り離され、単体の抵抗器本体11が得ら
れるのである。
ロータ7は、第10図及び第11図に示すように、適宜
合成樹脂によって成形された回動ブロック30内に摺動
子6を一インサー1へモール1〜したものである。この
回動ノロツク30の中央部分には貫通孔31か形成され
、1−面にはドライバー溝32か凹設されている。また
、回動フロック30の底部では、外縁に円環状の外側ス
カーI・部9が形成され、貫通孔31の縁に円環状の内
側スカート部8か形成されている。ここで、抵抗器本体
11の軸部2とロータ7の貫通孔31とを位置合わせし
た時、内側ヌカ−1一部8は内側弾性体4と対向し、外
側ヌカ−1一部9は外側弾性体5と対向するようにな−
)でいる。摺動子6は、導電性金属板をプレス加工によ
り成形したものであり、基板部33とその周部に位置す
る一対の腕部34,34とから構成されている。基板部
33は端部で折り曲けられて二重構造となっており、略
中夫には中央孔36が穿孔されている。腕部34.34
は周方向に延出され、先端か接点部35.35となって
いる。この腕部34..311の基端は、基板部33の
中心と接点部35.35とを結ぶ直線Aと平行な直線B
において絶縁基板1側へ折り曲けられている。さらに、
摺動子6は、基板部33をロータ7にインサートモール
ドすることによりロータ7と一体的に固定されている。
接点部35.35は、第11図に示すように、一対の対
向する腕部34,34の先に設けられており、互いに隣
接するように平行に配置されている。また、接点の方向
は、前記直線Aと直角になっている。このように接点部
35.35は、ほぼ同し位置に分割して設けられている
ので、例えば調整時に一方の接点部35か瞬間的に抵抗
体3から離れても、他方の接点部35は抵抗体3に接触
しており、半固定抵抗器の端子間が開放状態になること
がなく、高い動作安定性が得られる。
このロータ7も、抵抗器本体11と同しく、単品で生産
されるものでなく、第12図に示すようにフープ材37
の上に連続的に生産されるものである。即ち、供給され
た長尺もののフープ材37は、つなき材38を残して摺
動子6の展開形状に打ち抜かれ、更に二重に折り曲げら
れて摺動子6が成形され、摺動子6はつなぎ材38によ
ってツー13= −プ材37の所定位置に位置決め保持されている。この
後、フープ材37は射出成形機等の成形機に送られ、こ
こて摺動子6が回動ブロック30内にインサート成形さ
れ、第12図に示すようにロータ7がフープ材37に連
続的に形成され、この後つなぎ材38が切り離されて第
10図及び第11図のような単品のロータ7が得られる
第13図には、ロータ7を成形するための金型構造を示
しである。このように、摺動子6は上金型39と下金型
40との間に挾持され、しかも腕部34,34を下金型
40側の補助金型41と基板部33によって密閉された
空間部42内に閉じ込められている。すなわち、基板部
33を二重構造としであるのて、補助金型41の開口部
分を基板部33によって蓋をし、補助金型41内をキャ
ビティ52から仕切ることができる精造になっている。
したがって、キャビティ52内に成形用樹脂を注入する
ことによって摺動子6がロータ7内にインサートモール
ドされるが、接点部35,35及び腕部34,34は補
助金型41内の空間部42に密閉されているので、回動
フロック30内に埋火されることかなく、ロータ7十面
に露出していて可動状態となっている。
なお、ロータ7の材質としては、耐熱特性に優れた熱硬
化性樹脂や、熱可塑性樹脂でもPPS樹脂等の耐熱性樹
脂を用いることによって、はんだ付けの熱で特性が劣化
することを防止することができる。
ところて、接点部35.35はフリーな状態においては
、第13図中の一点鎖線で示す位置にあり、絶縁基板]
上に取り付Hられた際には、矢印経方向に撓み、実線の
位置に変位する。即ち、直線Aと平行な直線B、Bにて
腕部34,34を折り曲けているため、接点部35.3
5は矢印経方向に垂直移動するのである。もし7、腕部
34,34を直線へに対して角度をもたせて折り曲げた
のであれば、絶縁基板1に取り付けた際に、接点部35
.35が実線位置に存在するためには、フリーな状態で
は接点部35.35は一点鎖線位置よりも矢印口方向に
ずれて存在しなりればならない。(例えは、腕部3/4
..34の基端か直線Aに対して90度の角度をもつ直
線で折り曲げられていれば、接点部35.35は幅方向
へ大きく変位する。)ロータフのモールド成形は、第1
3図に示すように補助金型4]の空間部42に接点部3
5.35及び腕部34,34を収容して行うのであるか
、もし接点部35.35がフリーな状態で一点鎖線位置
よりも矢印口方向にずれて存在するならば、接点部35
.35及び腕部34..3Mを金型の空間部42に収容
することができなくなってしまう。すなわち、このロー
タ7は、直線Aと平行な直線B、Bにて腕部3’4.3
4を折り曲け、接点部35.35が矢印イの方向に垂直
移動するようにしであるので、接点部35.35と補助
金型41との干渉を避けることがてき、ロータ7をモー
ルI・成形することが可能になっているのである。
こうして単品の抵抗器本体11とロータ7とが製作され
た後、ロータ7は抵抗器本体]1上面の四部20内に納
入されて基板部33の中央孔36に軸部2を挿通され、
軸部2を基板部33上面にかしめることによって抵抗器
本体11に回動自在に取着され、第1図〜第3図のよう
な半固定可変抵抗器]0が得られるのである。そして、
軸部2と摺動子6とが圧接することによって電気的な導
通か得られ、第二端子]9と摺動子6の接点部35.3
5とが導通することになるのである。しがも、このかし
め力によって、接点部35.35が抵抗体3の表面に摺
動自在に弾接しており、内側スカート部8及び外側スカ
ート部9がそれぞれ内側弾性体4及び外側弾性体5に弾
接している。更に、一対の第二端子19.19のうち一
方の第二端子19はケース12の外面位置でカットされ
、他方の第二端子1つは第2図に示すように下方へ折り
曲げられてケース12下面に突出している。
また、ケース12の下面には端子導出用の溝43が複数
本平行に凹設されており、第一端子17及び第三端子1
8はケース12の下面へ向けて折り曲げ、更に第14図
(a)に示すようにケース12の下面と平行に曲げて溝
43内に沿わせ、再び下方へ折り曲けてケース12の下
面から突出させである。そして、第14図(b)に示す
ように第一端子17及び第三端子18は熱かしめ部44
もしくは接着剤等によって講4B内に固定されている。
なお、図示例では、第一端子17及び第三端子18と同
し側の第二端子1つをカットし、反対側の第二端子1つ
を下方へ折り曲げて熱かしめにより固定しであるか、こ
れとは逆に第一端子17及び第三端子18と反対側の第
二端子1つをカットし、同し側の第二端子1つを同様に
下方へ折り曲げ、熱かしめするようにしても良い。
しかして、ドライバー等を用いてロータ7を回動さぜる
ことにより、抵抗体3上における接点部35.35の位
置か変化し、第一端子17と第二端子19間の抵抗値及
び第三端子18と第二端子19間の抵抗値が変化させら
れるものである。そして、ドライバー溝32の一端には
矢印マーク45が形成されており、ケース12の表面に
は目盛り46が形成されており、調整時の目安となって
いる。なお、組み立てられた半固定可変抵抗器10にあ
っては、ロータフの表面とケース12の表面とはほぼ面
一になっており、ロータ7の表面がケース12から飛ひ
出したり、引っ込んだりしていない。
上記半固定可変抵抗器10にあっては、抵抗体3と接点
部35.35の納められている空間か内側スカート部8
及び内側弾性体4と外側スカート部9及び外側弾性体5
によって密閉されているので、抵抗体3と接点部35.
35の納められいる空間に液体や気体が浸入せず、フロ
ーソルダ等による実装や、実装後にフラックス洗浄など
を行っても抵抗体3などにはんだか付着したり、溶剤に
よって抵抗体3などが侵されたりすることがなく、抵抗
値か変化しなりすることがないものである。また、ロー
タフに内側弾性体4及び外側弾性体5が弾接しているの
で、ロータフのがたつきを防止でき、またロータ7と内
側弾性体4及び外側弾性体5との摩擦によって不用意に
ロータ7が動いたりすることがなく、ロータフに適度の
トルクを付与することができる。
第15図〜第17図に示すものは本発明の他側であり、
ロータ7が360度回転しないように回転角度を制限し
たものである。即ち、第16図に示すように、ロータ7
下面の外側スカート部9の外側に環状の第−切り欠き部
47を設け、一方第]7図に示すように、抵抗器本体]
1の凹部20内周にも環状の第二切り欠き部48を設(
ツ、第15図に示すようにロータ7と抵抗器本体]]と
の間に環状の環状空間部51を形成しである。−方、ロ
ータ7の第−切り欠き部47には第一突部49を突設し
てあり、抵抗器本体11の第二切り欠き部48にも第二
突部50と突設してあり、環状空間部51内て第一突部
49と第二突部50とか衝突した位置てロータ7がそれ
以上回転できないようにしたちのである。この回転角度
は摺動子6の接点部35.35か抵抗体3から外れない
角度である。
以上説明したものは、本発明の実施例であり、本発明は
上記実施例に限定されることなく、適宜設計変更可能で
ある。とくに、絶縁基板の表面とロータの間の密閉構造
に関しては、内側弾性体及び外側弾性体としてOリング
等の弾性体を介在させることもできる。また、第一端子
17および第三端子18と電極部16との接続は、抵抗
基板13の表面側であっても良い。
なお、上記実施例ではディスクリートタイプの半固定可
変抵抗器について説明したが、本発明はチップタイプの
半固定可変抵抗器にも適用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な構造によって抵抗体と摺動子の
納められている空間を確実に密閉することができ、フロ
ーソルダによる実装時やフラックス洗浄時に抵抗体や摺
動子をはんだや溶剤から保護することができる。また、
使用時においても、抵抗体や摺動子を腐食ガス雰囲気や
塵埃などから保護することができる。しかも、密閉構造
に必要とされる組み立て部品点数が2点だけであるので
、組み立て性も良好である。また、乾式の密閉構造であ
るために生産効率も優れており、従来例のようにボッテ
ィング用樹脂の膨れ上かりや孔あきといった問題もなく
、品質の安定性にも優れている。更に、ロータが弾性体
に弾設しているので、ロータのがたつきを防止でき、ロ
ータに安定したトルクを与えることができる。また、絶
縁基板および電極部材をケースに、摺動子をロータにそ
れぞれあらかじめインサートモールドしておくことがて
きるため、最終工程における組み立て性に極めてすぐれ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の一実施例
を示す平面図、断面図及び下面図、第4図、第5図及び
第6図はそれぞれ抵抗器本体を示す一部破断した平面図
、断面図及び一部破断した下面図、第7図は複数個の絶
縁基板を一体に形成されたマザーボートの平面図、第8
図はフープ材に連続的に形成された抵抗器本体を示す平
面図、第9図は抵抗器本体を成形するための金型を示ず
断面図、第10図及び第11図はロータの断面図及び下
面図、第12図は複数個のロータを連続的に形成された
フープ材を示す平面図、第13図はロータを成形するた
めの金型の構造を示す断面図、第14図(a)(+))
は第−及び第三端子の固定方法を示す斜視図、第15図
は本発明の他側を示す断面図、第16図及び第17図は
同上のロータの下面図及び抵抗器本体の平面図、第18
図及び第19図は従来例の平面図及び断面図である。 1 絶縁基板    2・・・軸部 3・・抵抗体     4・・・内側弾性体5・・外側
弾性体   6・・摺動子 7・・・ロータ     8・・・内側スカート部9・
・外側スカート部 12・・・ケース15・・通孔 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 中 野 雅 房 第16図 第17図 第18図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ほぼ中央に形成された通孔から金属製の軸部を上
    方へ突設させる一方、端子を取付けた絶縁基板を樹脂製
    のケースにインサートモールドし、その軸部に摺動子を
    備えたロータを回動自在に取着した可変抵抗器であって
    、軸部を囲むように絶縁基板の表面に抵抗体を設け、こ
    の抵抗体の内周側及び外周側にそれぞれ環状の内側弾性
    体と外側弾性体を形成するとともに、ロータの内周部と
    外周部とから絶縁基板側へそれぞれ環状の内側スカート
    部と外側スカート部とを延出させ、内側スカート部を内
    側弾性体に、外側スカート部を外側弾性体にそれぞれ摺
    動自在に弾接させ、内側スカート部と外側スカート部と
    の間に配置された摺動子を前記抵抗体に摺接させたこと
    を特徴とする半固定可変抵抗器。
JP63137667A 1988-06-03 1988-06-03 半固定可変抵抗器 Pending JPH01305502A (ja)

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