JP4194912B2 - 回転型電気部品 - Google Patents
回転型電気部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4194912B2 JP4194912B2 JP2003334996A JP2003334996A JP4194912B2 JP 4194912 B2 JP4194912 B2 JP 4194912B2 JP 2003334996 A JP2003334996 A JP 2003334996A JP 2003334996 A JP2003334996 A JP 2003334996A JP 4194912 B2 JP4194912 B2 JP 4194912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- contact
- rotating body
- case
- central
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
図13は従来の回転型電気部品を示す縦断面図、図14は従来の回転型電気部品を示す平面図である。
また、第3の解決手段として、前記摺動板の前記中央板部は前記連結部の有する弾性により前記基板に当接されており、これに対応して前記環状部の一部が常時前記接触板と導通状態となる構成とした。
また、環状部が基板から離れているので、摺動接点以外の環状部がパターンと接触することがなく、正確な信号を得ることが可能となる。
また、摺動板の中央板部は連結部の有する弾性により基板に当接されており、これに対応して環状部の一部が常時接触板と導通状態となることから、摺動板の脱落を防止できると共に、回転体の回転時には適切な摺動圧を得ることができ、安定した接触圧が得られる。
図において、ケース1は、合成樹脂などの絶縁材からなり外形が略方形状に形成されている。このケース1の一面側には四角状の上板部1aを有し、ケース1の中央部には凹部からなる収納部1bが設けられている。また、ケース1の上板部1aと対向する他面側には、段差部からなる支承部1cが設けられており、この支承部1cの外側には複数の突起部1dが設けられている。
また、図2に示すように、上板部1aの一端側には、後述する抵抗体12の抵抗値などを示す符号1eが形成されている。
この第1の接触板2は、基部2aの外周部がケース1に一体的に埋設されて、相対的に移動しないように取付けられ、基部2aの中央が収納部1b内に位置すると共に、第1の端子部3がケース1から外方に突出した状態となっている。
この第2の接触板4、5は、基部4a、5aの一部がケース1に一体的に埋設されて取付けられている。そして、弾接部4b、5bは、それぞれ収納部1b内に位置するように折り曲げられると共に、第2の端子部6、7がケース1から外方に突出した状態となっている。
また、保持部8aには、中央凹部(中央部)8dと、この中央凹部8dから保持部8aの外周部に繋がる溝部8eが設けられている。この溝部8eは、複数個(本実施例では3個)設けられており、後述する摺動子10の連結部10cに対応して形成されている。また、この溝部8eは、図5のように見た場合、連結部10cの傾斜に対応して、中央凹部8dから外方に向かって上方に位置するように、すなわち、後述する絶縁基板11との距離が中央凹部8dから外方に向かって大きくなるように傾斜して形成されている。
すなわち、第1の接触板2は、ケース1と回転体8とに埋設され、ケース1に保持されると共に、回転体8は、第1の接触板2に支持された状態で、開口部2bに沿ってエンドレスで回転可能となっている。なお、回転体8とケース1とにそれぞれ凸部からなるストッパー部を設け、収納部1b内に位置した回転体のストッパー部がケース1のストッパー部と衝合して、回転体8の回転が停止するように構成してもよい。
この桟部9は、第1の接触板2の基部2aを境にして、上、下部にそれぞれ複数個が周方向に薄肉部によって形成されている。
また、ケース1と回転体8が第1の接触板2によって一体化されると、ケース1と回転体8間に位置した収納部1bからなる隙間は、基部2aによって塞がれた状態となっている。
このように、調整溝8cを構成する凹部あるいは凸部にマーキングを施しているので、マーキングにより調整溝8cの視認性が向上するため、調整溝8cの判別が容易となり、マニュアルでの調整作業の効率を向上させることができるものとなっている。
また、調整溝8cの凹部にレーザを照射することによって、マーキングを施してあるので、小型でも効率良くマーキングを行なうことが可能であると共に、凹部にマーキングを施しているので、マーキングが取れることがない。また、凹凸が判別しにくい暗色の合成樹脂であっても、マーキングによって調整溝8cを容易に判別することが可能となっている。
したがって、回転体8の調整溝8cにマーキングを施す際に、このマーキングと、ケース1の一面に抵抗体12の抵抗値を表わす符号1eとを同一の手段で形成するようにしても良い。
この場合には、同一工程でケース1の符号1eと、回転体8の調整部(調整溝8c)のマーキングとを形成できるので、生産性が向上される。尚、マーキングや符号を施す手段としてはレーザや印刷などの方法があり、マーキングの位置も調整部の凹部(調整溝8c)に限られず、調整溝8c間に位置する凸部であってもよい。
これにより、回転体8の回転中心を挟んで対向した位置に摺動接点10dと一つの連結部10cが配置されるので、弾性力の均衡が図れ、摺動子10の保持を確実に行なうことができる。
また、摺動子10の中央板部10bは、連結部10cの有する弾性により絶縁基板11に当接されており、これに対応して環状部10aの一部が、常時、第1の接触板2と接触して導通した状態となっている。
すなわち、摺動子10は、回転体8の保持部8aに保持されて、環状部10aの一部が、常時、第1の接触板2と接触した状態で、回転体8と共に回転するようになっている。
また、摺動子10の中央板部10bは連結部10cの有する弾性により絶縁基板11に当接されており、これに対応して環状部10aの一部が、常時、第1の接触板2と導通状態となることから、摺動子10の脱落を防止できると共に、回転体8の回転時には適切な摺動圧を得ることができ、安定した接触圧が得られるものとなる。
この絶縁基板11は、抵抗体12を上方にして、ケース1の下部に設けられた支承部1cに載置される。
すなわち、絶縁基板11は、第1の端子部3、及び第2の端子部6、7によって、ケース1の下部に取付けられる。
また、抵抗体12の端部の電極部13、14と導通する接触部に、弾接部4b、5bを形成してあるので、金属板の弾性により導通がより確実となり、また、絶縁基板11にかしめ用の孔を設ける必要がないので、小型化が可能となっている。
また、抵抗体12の電極部13、14と導通する第2の接触板4、5の弾接部4b、5bは、金属板を折り曲げることにより形成されているので、金属板の有する弾性によって電極部13、14との導通が確実に得られるものとなっている。
また、この場合、突起部1dのかしめ部を、第1の端子部3、及び第2の端子部6、7のそれぞれの間に形成するようにしている(図3参照)。
また、第1の端子部3、及び第2の端子部6、7を、電子機器などの回路基板などへ取付ける際に、表面実装したとしても、端子部が突起部1dによって浮くことがなく、実装時の信頼性の向上が図れるものとなる。
また、かしめ部を、第1の端子部3、及び第2の端子部6、7のそれぞれの間に形成したことから、絶縁基板11の保持をより確実に行なうことができる。
1a:上板部
1b:収納部
1c:支承部
1d:突起部
1e:符号
2:第1の接触板(接触板)
2a:基部
2b:開口部
3:第1の端子部
3a:折曲部
4:第2の接触板
4a:基部
4b:弾接部
5:第2の接触板
5a:基部
5b:弾接部
6:第2の端子部
6a:折曲部
7:第2の端子部
7a:折曲部
8:回転体
8a:保持部
8b:操作部
8c:調整溝
8d:中央凹部(中央部)
8e:溝部
9:桟部
10:摺動子(摺動板)
10a:環状部
10b:中央板部
10c:連結部
10d:摺動接点
11:絶縁基板(基板)
12:抵抗体(パターン)
13:電極部
14:電極部
Claims (3)
- ケースと、このケースに配設され中央に開口部を有する金属板からなる接触板と、この接触板の開口部に一体成形され、一面側に操作部を他面側に保持部を有し、前記開口部に回転可能に保持された回転体と、前記接触板と導通し、前記回転体と共に回転する弾性を有する摺動板と、この摺動板に設けられた摺動接点と、この摺動接点が摺動するパターンが形成された基板とを備え、前記回転体の前記保持部に、中央部及びこの中央部から前記保持部の外周部に繋がる溝部を形成し、前記摺動板は、前記回転体の前記保持部を包囲する環状部と前記中央部に対応した中央板部と前記溝部に対応した連結部とを有し、前記連結部は、前記中央板部が前記基板に当接し、かつ前記環状部が前記接触板に当接するように傾斜されて形成され、前記連結部を前記溝部に係合させることにより前記摺動板を前記回転体の前記保持部へ保持し、前記環状部の一部が、前記摺動接点と前記パターンとが接触するように前記基板側に傾斜して形成されることを特徴とする回転型電気部品。
- 前記保持部の溝部及び前記摺動板の連結部を、それぞれ対応して複数個形成し、前記連結部は前記回転体の回転中心を挟んで前記摺動接点と対向する側に少なくとも一つ形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転型電気部品。
- 前記摺動板の前記中央板部は前記連結部の有する弾性により前記基板に当接されており、これに対応して前記環状部の一部が常時前記接触板と導通状態となることを特徴とする請求項1または2に記載の回転型電気部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334996A JP4194912B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 回転型電気部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003334996A JP4194912B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 回転型電気部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005101421A JP2005101421A (ja) | 2005-04-14 |
JP4194912B2 true JP4194912B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=34462507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003334996A Expired - Fee Related JP4194912B2 (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | 回転型電気部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4194912B2 (ja) |
-
2003
- 2003-09-26 JP JP2003334996A patent/JP4194912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005101421A (ja) | 2005-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4607348B2 (ja) | コネクタ | |
US20010015690A1 (en) | Variable resistor | |
JP4194912B2 (ja) | 回転型電気部品 | |
EP1342983B1 (en) | Rotary sensor | |
JP2005101420A (ja) | 回転型可変抵抗器 | |
JPH0330961B2 (ja) | ||
JP2005123562A (ja) | 回転型可変抵抗器 | |
JP4718428B2 (ja) | 回転式電子部品 | |
US4558513A (en) | Adjustable rotary switch | |
JPH11345706A (ja) | 回転操作型可変抵抗器およびその製造方法 | |
KR100230705B1 (ko) | 전기부품 | |
US6744347B2 (en) | Variable resistor | |
JP4323342B2 (ja) | 回転型電気部品 | |
JP4795373B2 (ja) | 可変抵抗器 | |
JP3772512B2 (ja) | 回転スロットル位置センサ | |
JP4455864B2 (ja) | 電動工具用スイッチにおける摺動抵抗基板の取り付け構造 | |
JP2007214470A (ja) | 可変抵抗器の製造方法 | |
KR100350183B1 (ko) | 가변 저항기 | |
JP2008108911A (ja) | 回転型可変抵抗器 | |
JPH09260117A (ja) | スライド型電気部品 | |
EP1473747A1 (en) | Rotary electric component | |
JP2000260604A (ja) | 回転型可変抵抗器 | |
JPH0729606Y2 (ja) | 可変抵抗器 | |
JP2006019337A (ja) | 回転型電気部品 | |
JPH09298104A (ja) | 電気部品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060303 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080306 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080513 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080909 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |