JPH02126604A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH02126604A
JPH02126604A JP27990488A JP27990488A JPH02126604A JP H02126604 A JPH02126604 A JP H02126604A JP 27990488 A JP27990488 A JP 27990488A JP 27990488 A JP27990488 A JP 27990488A JP H02126604 A JPH02126604 A JP H02126604A
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case
rotor
terminals
slider
variable resistor
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Fumitoshi Masuda
文年 増田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、表面に抵抗体を設けた基板に対して摺動子を
備えたロータが回動可能に取り付けられた可変抵抗器、
特にその構造に関する。
に米府技賓 ケース内にロータ及びステータ等を組み込んだ電子部品
として、第23図、第24図に示す可変抵抗器が知られ
ている。
この可変抵抗器において、50は絶縁性の基板で、表面
に抵抗体51及びコレクタ電極52が設けられている。
61,62.63はリード端子で、リード端子61は抵
抗体51の一端に、リード端子62は抵抗体51の他端
に、リード端子63はコレクタ電極52にそれぞれ電気
的に接#!キれている。
65はブラシ状の摺動子、70はロータで、摺動子65
はロータ70の底面に形成した凹部70cにその基板部
65aを嵌着して固定され、抵抗体51及びコレクタ電
極52上を摺動可能な構成となっている。ロータ70の
突部70aの上面にはドライバ溝70bが形成きれてい
る。
80はケースで、0リング90を介在させて、摺動子6
5が固定きれたロータ70を基板50上に回動可能に保
持している。ケース80の上面には開口部80aが形成
されており、ロータ70の突部70aを外部に露出させ
ている。90はシール樹脂で、熱硬化型エポキシ樹脂等
をボッティングし、硬化させることによって形成されて
いる。この樹脂90は内部を気密に保ち、ロータ70を
ケース80内に保持すると共に、基板50をケース80
に固定する機能を有する。
この可変抵抗器は、ドライバ溝70bによって、ロータ
70を基板50及びケース80に対して回動させ、摺動
子65を抵抗体51及びコレクタ電極52上で摺動きせ
、リード端子61.62間及び62.63間の抵抗値を
調整する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記の可変抵抗器は、基板50、摺動子
65、ロータ70、ケース80等組立て部品点数が多く
なり、自動化には部品相互の位置決め精度が高く要求き
れるため、困難が伴い、組立て工数が多くなることから
、生産効率が低くなりやすいという問題点を有していた
また、ケース80に基板50を固定するに際して、シー
ル樹脂90をポツティングする作業が必要であり、その
際の注入量の調節が困難なために全自動化は困難であっ
た。そして、シール樹脂90を硬化きせる時間と共に設
備が必要であり、その場合は重装備となっていた。また
密閉構造のものでは、樹脂硬化のための加熱でケース内
圧が上昇し、シール樹脂90の孔あきトラブルの原因と
なり、生産性が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、製作が容易で自動
組立てに適し、内部の気密性が高く、生産効率の高い可
変抵抗器を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段 前記課題を達成するため、本発明に係る可変抵抗器は、
ケースに端子付き抵抗基板をインサートモールドし、ケ
ースの一部をカシメて摺動子を備えたロータを回動可能
に保持してなることを特徴とする。
また、本発明に係る可変抵抗器は以上の構成に加えて、
ロータの周部に形成した環状のスカート部の下面と端子
付き抵抗基板との間に弾性体を介在させている。
作用 前記構成によれば、ケースと端子付き抵抗基板はインサ
ートモールドにて一体化され、その分、組立て部品が減
少し、組立工数の簡略化、自動化が可能である。また、
シール樹脂をボッティングしてケースと基板との密閉を
図る必要もなくなり、弾性体が基板とロータとの間に介
在されていることで、内部の密閉性が保持詐れ、かつ、
ロータを回動させる際適度なトルクを持たせることがで
きる。
実施例 以下、本発明に係る可変抵抗器の実施例を添付図面に基
づいて説明する。
[第1実施例、第1図〜第18図コ 本可変抵抗器は、概略、第12図、第13図に示す様に
、抵抗体6を備えた端子付き抵抗基板1をケース2に取
り付け、このケース2内に摺動子4を備えたロータ3を
回動可能に保持したもので、ケース2からはリード端子
9,10及びコレクタ端子11が引き出されている。
第1図に示す如く、基板1は、その表面に抵抗体6、電
極6a、6b 、コレクタ電極7及び弾性体8が形成さ
れている。抵抗体6は馬蹄形でその一端に電極6aを介
して第1リード端子9が、他端に電極6bを介して第2
リード端子10が半田付けにてそれぞれ接続されている
。コレクタ電極7は、基板1の中央部から基板1の一端
部に延在され、端部にはコレクタ端子11が接続されて
いる。
ところで、端子9,10.11は銅合金等からなり、電
極6ae 6b、7に対する取り付けは、予め端子9゜
10.11の少なくとも先端部に半田メツキを施してお
き、この半田メツキ部分を電極6a、6b、7上に当接
させ、ジュール熱による加熱、ヒータによる加熱等にて
メツキ層を溶融させて半田付けする。この場合、基板1
はアルミナ、電極6a、6b、7は銀又は銀−パラジウ
ム合金を用いることが好ましい。
一方、弾性体8は、後述のロータ3のスカート部3cに
対向する位置に、円環状に基板1の表面に固着されてい
る。この弾性体8の材料としては、半田付けの温度に耐
え、フラックス洗浄等の溶剤に耐える絶縁性のシリコン
エラスト等を用いている。また、基板1に固着させる方
法としては、スクリーン印刷、描画法、ディッピング等
を採用することができる。これによって、ロータ3と摺
接する際、内部の密閉性が得られると共に、トルクを高
めて安定許せることができる。また、基板1とケース2
とをインサートモールドにて一体化する際、緩衝作用が
得られ、基板1が割れる問題が防止されると共に、前記
抵抗体6側にケース2の成形樹脂が流れるのを抑制でき
る利点がある。
ところで、基板1を含むケース2は、第2図に示す形状
に加工されたフープ材30に保持されて製作される。即
ち、基板1は前述の如く半田付けされた端子9,10.
11とダミ一端子31.31とで保持され、この状態で
ケース2にインサートモールドされる(第3図、第5図
参照)。なお、最終的にフープ材30のタイバー、ダミ
一端子31.31はカットきれる。リード端子9,10
は長手方向にスリットt’、io’ を形成することで
二叉状の枝端子9a。
9b、 10a、 10bに分割されている。これは以
下に説明する標準2.5mmピッチと変則2.5mmピ
ッチの実装形態に対応させるためである。
ケース2は、第3図ないし第6図に示す様に、上方に開
口した筒状体をなし、側面から底面にわたって前記端子
9,10.11を保持し得る溝12a。
12b、 13a、 13b、 14が複数本形成され
ている。上方に開口した筒部2aはロータ3を回動可能
に収容し得る内径とされており、上部の内周部には加熱
曲げ加工に必要な幅を有するリング状突起2bが形成さ
れている。
前記溝12a、 12b、 13a、 13b、 14
は、リード端子9゜10及びコレクタ端子11の幅に合
わせて形成され、ノード端子9,10の枝端子9a、 
10aに溝12a、13aが対応し、枝端子9b、10
bに溝12b、13bが対応している。この溝はケース
2の上面縁部から側面を経て底面側に延在され、ケース
2の側面から突出する各端子9,10.11を側面もし
くは底面の所要箇所で折り曲げて外方に取り出せる様に
なっている。
また、溝の間隔は、可変抵抗器を実装するプリント基板
等に形成された端子の挿通孔相互の距離、つまりピッチ
に適合する様に設定されており、本実施例では後述の標
準2.5mmピッチ及び変則2.5mmピッチのいずれ
にも対応可能となっている。
さらに、各溝の縁部12c、 13c、 14cは外方
に突出し、各端子9,10.11を固定する加工、即ち
加熱融着等を容易にし得ると共に、プリント基板に実装
した際の安定性やフラックス上がりを良くし、半田付け
を良好にするためのスタンドオフ作用をも併せもたせて
いる。
前記ケース2の材質としては、熱変形温度がロータ3と
同等もしくは低い熱可塑性樹脂、例えばPBT樹脂等を
用いるのが好ましい。
ロータ3は、第7図ないし第9図に示す様に、上面に十
字形のドライバ溝3aを形成し、下部には前記基板1上
の弾性体8に対向する円環形のスカート部3Cが形成さ
れている。また、下部には摺動子4の基板部48がイン
サートモールドにより、体的に固定されている。突起3
d、 3dは底面側に突設され、ロータ3をドライバに
て回動させて抵抗値を調節する際、基板1上に当接する
ことにより、加圧力でロータ3が破損したり、摺動子4
が変形するのを防止する。ロータ3の材質としては、耐
熱性に優れた熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂、例えばPP
S樹脂等が用いられ、ケース2のリング状突起2bの加
熱曲げ加工時の熱による変形や特性の低下を防止可能と
している。
摺動子4は、第10図、第11図にも示す様に、1枚の
導T性金属板をプレス加工にて成形したもので、基板部
4aと、腕部4cの先端に位置する接点部4dと、周部
に位置する一対の腕部4e、 4eの先端に位置する接
点部4f、 4fとから構成きれている。
基板部4aは端部4bで折り曲げて二重構造とされてい
る。腕部4e、 4eは周方向に延在され、第9図で明
らかな様に、接点部4f、4fを直線と円弧形状を組み
合わせた曲線でカットすることにより、内周部と外周部
に2分割されている。さらに、基板部4aの中心と接点
部4f、 4fとを結ぶ直線Aと平行な直線B、Bにて
腕部4e、 4eが前記基板1側に折り曲げられ、先端
付近は逆方向に曲げ加工を行なって接点部4f、 4f
を形成している。この場合、接点部4f、 4fは全て
の曲げ加工が終了した後、抵抗体6と接触させて動作状
態にすると、直線A上に並列することとなる。
ところで、接点部4f、 4fは、フリーな状態におい
て第10図、第11図ウニ点鎖線位置にあり、基板1上
に取り付けられた際には、矢印り方向に撓み、実線位置
に変移する。即ち、本実施例では、直線Aと平行な直線
B、Bにて腕部4e、 4eを折り曲げているため、接
点部4f、 4fは矢印り方向に垂直移動する。もし、
腕部4e、 4eを直線Aに対して角度をもたせて折り
曲げたのであれば、基板1に取り付けた際に、接点部4
f、 4fが実線位置に存在するためには、フリーな状
態では接点部4f、 4fは二点鎖線位置よりも矢印E
方向にずれて存在しなければならない。ロータ3のモー
ルド成形は、図示しない金型の空間部に接点部4f、 
4f及び腕部4e。
4eを収容して行なうのであるが、もし、接点部4f。
4fがフリーな状態で二点鎖線位置よりも矢印E方向に
ずれて存在するならば、接点部4f、 4f及び腕部4
e、 4eを金型の空間部に収容することができなくな
ってしまう。即ち、本実施例は、直線Aと平行な直線B
、Bにて腕部4e+ 4eを折り曲げ、接点部4f、 
4fが矢印り方向に垂直移動するようにしているので、
ロータ3のモールド成形が可能になっているのである。
きらに、本実施例では、接点部4f、 4fを円弧形状
を含む曲線によって分割したため、腕部4e、 4eを
直線Bで折り曲げると、第9図に示す様に、接点部4f
、4f間に隙間Gが形成され、接点部4f、 4f間の
相互干渉が防止され、抵抗体6に追随して互いにフリー
に動作でき接触信頼性が向上することとなる。また、接
点部4f、 4fの幅寸法を大きくとることができ、加
工精度も向上する。
以上の如く構成された摺動子4は、ケース2にロータ3
と共に組み込んだ際、接点部4dがコレクタ電極7上に
接触し、接点部4f、 4fが抵抗体6上に接触し、ロ
ータ3の回動角度に応じて端子9゜11及び10.11
間の抵抗値が調整される。
次に、この可変抵抗器の組立について、第12図、第1
3図、第14図を参照して説明する。まず、摺動子4の
タイバー40.40を切除してケース2の筒部2aに、
単体のロータ3を収容する。次に、ケース2のリング状
突起2bに熱カシメによる曲げ加工を施してロータ3の
抜は止めを図る。この曲げ加工は、熱ポンダ、超音波加
工等にて行なわれ、ロータ3がケース2内で回動自在に
保持される。
突起2bの一部は予め高く形成されており(第5図にて
符号2Cで示す)、この曲げ加工時にロータ3の上面に
臨み、ロータ3の上面に形成された突部3bが当接する
ことにより、ロータ3の回動角度を規制するストッパ2
Cとして機能する。ケース2の上面にはリング状突起2
bの外側に目盛15が複数形成されている。この目盛1
5は凹みとして形成され、ロータ3のドライバ溝3aに
近接して位置し、該ドライバ溝3aをいわば指標として
ロータ3の回動角度の目安となる。
続いて、端子9,10.11のタイバーを切除すると、
ケース2の側面から突出したリード端子9゜10及びコ
レクタ端子11を有する可変抵抗器が得られる。
ところで、これらのリード端子9,10、コレクタ端子
11は、ケース2に設けられた溝に沿わせられ、所定の
位置で折曲して外方に突出させることにより、プリント
基板に形成された複数の挿通孔、即ち、標準2.5mm
ピッチ、及び変則2.5mmピッチのいずれにも適合可
能とされている。プリント基板16には、第15図、第
16図に示す様に、Xのピッチで挿通孔17が複数個形
成されており、通常このXは2.5mmに設定されてい
る。標準2.5mmピッチとは、第15図に二点鎖線で
示す如く、底辺2X、高さXの直角二等辺三角形が形成
される様に、コレクタ端子11を挿通孔17a1 リー
ド端子9を挿通孔17bに、リード端子10を挿通孔1
7cにそれぞれ挿通させる取付は形態をいう。変則2.
5mmピッチとは、第16図に二点鎖線で示す如く、二
辺がそれぞれXの二等辺三角形が形成される様に、コレ
クタ端子11を挿通孔17a1 リード端子9を挿通孔
17bに、リード端子10を挿通孔17cにそれぞれ挿
通させる取付は形態をいう。
しかして、前記リード端子9,10及びコレクタ端子1
1は、前記2種類の取付は形態に合わせ、第17図に示
すケース2の上面に位置するドライバ溝3aに対して直
角方向となる側面からの取出しに限らず、ケース2の底
面側からも取り出すことができる。
まず、側面側からの取出しにおいて、標準2.5mmピ
ッチ(第17図の二点鎖線Y1参照)に適合させる場合
について説明すると、初めにケース2の側面から突出し
たコレクタ端子11を底面側に向けて折曲し、溝14に
沿わせる。そして、所定位置である点P1にて再び折曲
し、側面に対して直角方向に突出させる。リード端子9
,10は、それぞれ枝端子9b、 10bを切除し、残
された枝端子9a、 10aを上面側に向けて折曲し、
かつ、溝12a、 13aに沿わせる。さらに、所定位
置である点P2. P3にて再び折曲し、コレクタ端子
11と平行になる様に突出させる。これによって、コレ
クタ端子11を頂点とする直角二等辺三角形の取出し位
置を決めることができる。
次に、変則2.5mmピッチ(第17図の二点鎖線Y2
参照)に適合させる場合は、初めにコレクタ端子11を
ケース2の上面側に向けて折曲し、溝14に沿わせる。
そして、所定位置である点P4にて再び折曲し、側面に
対して直角方向に突出させる。リード端子9,10は、
それぞれ枝端子9a、 10aを切除し、残された枝端
子9b、10bを底面側に向けて折曲し、溝12b、1
3bに沿わせる。さらに、所定位置である点P5. P
6にて再び折曲し、コレクタ端子11と同方向に突出さ
せる。これにより、コレクタ端子11を頂点とする二等
辺三角形の取出し位置を決めることができる。
一方、各端子9,10.11をケース2の底面側から取
り出す場合も、前述の如く標準2.5mmピッチ、変則
2.5mmピッチに対応きせて各端子9,10,11を
ケース2の底面にて第17図中玉角形Yl、Y2を構成
する様に突出させればよい。取出し位置では、第18図
に示す様に、例えば底面側の場合、溝12aの縁部を加
熱して枝端子9a側に押し潰し、カシメ部を形成してお
けば、該枝端子9aが固定されてその浮き上がりが防止
される。
[第2実施例、第19図〜第21図参照]本第2実施例
は摺動子40をロータ3の底面に形成した凹部3eに嵌
着した例を示す。即ち、摺動子40は第24図に示した
従来のものと基本的には同様の構成を有し、基板部41
から複数本のブラシ状腕部42を折り返してその先端部
を接点部43としたものである。この摺動子40は基板
部41をロータ3の凹部3eの側壁に形成した複数本の
突状3fに強制的に嵌合させることでロータ3に一体化
されている。
なお、可変抵抗器としての他の構成は、前記第1実施例
のものと同様である。
以上、実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は前
記内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を損な
わない範囲で設計変更をなしうろことは言うまでもない
。例えば、弾性体8は、基板1の表面ではなくロータ3
のスカート部3Cの下面に固着されても良く、端子9,
10.11の電極6a。
6b、7 への取り付けに、クリーム半田を用いる様に
しても良い。また、端子9,10.11をケース2の溝
12a、 12b、 13a、 13b、 14に折り
曲げる方向は、例えば第17図の配列とは逆であっても
良い。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、ケースに
端子付き抵抗基板をインサートモールドし、ケースの一
部をカシメて摺動子を備えたロータを回動可能に保持し
たため、組立て時の部品点数が減少し、ケースと基板と
がインサートモールドにて密閉性を保持していることか
ら、従来の如くシール樹脂のポツティングが不要となり
、しかも端子や摺動子のフープ材を利用して連続的に多
数個取りの自動生産ラインを構成でき、生産効率が極め
て向上する。さらに、ロータと基板との間に弾性体を介
在させたため、内部の密閉性が向上し、かつ、ロータの
回動トルクを適当な値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第18図は本発明に係る可変抵抗器の第1
実施例を示し、第1図は端子付き抵抗基板の平面図、第
2図は組立て前の端子の平面図、第3図は基板をケース
にてインサートモールドした状態の半断面平面図、第4
図は第3図の側面図、第5図は第3図のI−I線断面図
、第6図は第3図の底面図、第7図は摺動子をインサー
トモールドしたロータの平面図、第8図は第7図のIt
−II線断面図、第9図は第7図の底面図、第10図、
第11図はそれぞれ摺動子の接点部の撓みを示す説明図
、第12図は組立てられた可変抵抗器の半断面平面図、
第13図は第12図の■−■線断面図、第14図は第1
2図の底面図、第15図はプリント基板に設けた挿通孔
の標準ピッチを示す平面図、第16図は同挿通孔の変則
ピッチを示す平面図、第17図は標準ピッチ及び変則ピ
ッチに設定される端子の突出位置を示すケースの側面図
、第18図は端子の折曲状態を示す斜視図である。 第19図ないし第21図は第2実施例を示し、第19図
は摺動子を嵌着したロータの平面図、第20図は第19
図の■−■腺断面断面図21図は第19図の底面図、第
22図は第21図のv−v線断面図である。第23図は
従来の可変抵抗器の斜視図、第24図は同可変抵抗器の
垂直断面図である。 1・・・抵抗基板、2・・・ケース、2b・・・カシメ
用突起、3・・・ロータ、3c・・・スカート部、4・
・・摺動子、4d、 4f・・・接点部、6・・・抵抗
体、7・・・コレクタ電極、8・・・弾性体、9,10
.11・・・端子、40・・・摺動子、43・・・接点
部。 特許出願人  株式会社村田製作所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.表面に抵抗体を設けた基板に対して摺動子を備えた
    ロータが回動可能に取り付けられた可変抵抗器において
    、 ケースに端子付き抵抗基板をインサートモールドし、ケ
    ースの一部をカシメて摺動子を備えたロータを回動可能
    に保持してなることを特徴とする可変抵抗器。
  2. 2.前記ロータの周部に環状のスカート部を形成し、こ
    のスカート部の下面と前記端子付き抵抗基板との間に環
    状の弾性体を介在させたことを特徴とする請求項1記載
    の可変抵抗器。
JP27990488A 1988-11-05 1988-11-05 可変抵抗器 Pending JPH02126604A (ja)

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