JPH0130354Y2 - - Google Patents

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JPH0130354Y2
JPH0130354Y2 JP1982061625U JP6162582U JPH0130354Y2 JP H0130354 Y2 JPH0130354 Y2 JP H0130354Y2 JP 1982061625 U JP1982061625 U JP 1982061625U JP 6162582 U JP6162582 U JP 6162582U JP H0130354 Y2 JPH0130354 Y2 JP H0130354Y2
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JP1982061625U
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JPS58163437U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、輸出入用容器の改良に関する。
自動車部品等を搬送及び一時保管するための金
属製容器があり、この種の容器は組立て及び分解
が容易であると共に、特に搬送時に破損しない強
度を備え、かつ保管時に収納部品の一部を取出せ
ることが要求される。
ところが、従来の容器は実公昭54−26268号公
報、実開昭53−148725号公報、実開昭57−17934
号公報等に記載されているように、側板と棲板と
の結合が馳による嵌合方式であり、側板及び棲板
のスキツトへの固定が釘でなされ、天板との結合
は釘又は溶接、もしくは止ねじ等でなされている
ため、現地に到着後一時保管しているときに収納
部品の一部を取出すのは困難であり、また開梱後
元通りに戻す(再シール)のも困難である。ま
た、天板は内面側に補強用のリブを取付け、さら
にコーナー金具を取付けて強度の向上を図つてい
るが、例えばクレーン等で荷扱いされるとき、容
器に掛けられたロープや鎖によつて天板の周縁部
が凹んだり破損したりすることがある。
本考案は、このような従来容器の不都合を解消
するためになされたもので、保管時での部品の取
出しを容易にすると共に再シールが簡単にでき、
かつ天板の破損防止を図つた輸出入用容器を提供
するものである。この目的を達成させるために本
考案は、側板の両端部に側枠材を、上下端部に上
枠材、下枠材をそれぞれ取付け、棲板の両端部に
棲枠材を、上下端部に上枠材、下枠材をそれぞれ
取付け、側板の側枠材と棲板の棲枠材との結合、
及びスキツトに対する側板の下枠材、棲板の下枠
材の結合、並びに天板に対する側板の上枠材、棲
板の上枠材の結合を、いずれもボルトとナツトで
なすと共に、前記天板の周縁部の内側に、断面鉤
形の補強材を全周に亘つて取付けたことを要旨と
するものである。
以下、図示の実施例により本考案を具体的に説
明すると、1は金属板で成形された側板であり、
一定の間隔をあけて縦リブ1aが外向きに設けら
れている。2は側板1の両端部に固着された側枠
材であり、取付けボルト挿通用の長孔2aが形成
されている。3は側板1の上端に固着された上枠
材であり、前面側のスカート片に孔3aが設けら
れると共に、孔3aの背面側に軸線を一致させて
ナツト4をそれぞれ取付け固定してある。5は側
板1の下端に取付けられた下枠材であり、側板1
との固着部の要所に長孔5aが貫通して形成され
ている。6は棲板であり、前記側板1と同様に金
属板で成形されると共に、一定の間隔をあけて縦
リブ6aが設けられており、両端部には棲枠材7
が固着され、上下端には上枠材8及び下枠材9が
それぞれ固着されている。そして、棲枠材7には
前記側板1の側枠材2に形成された長孔2aに対
応させて孔7aが設けられると共に、その孔7a
の背面側に軸線を一致させてナツト10が固定さ
れている。また、上枠材8にも前面スカート部に
孔8aが設けられると共に、背面側に軸線を一致
させてナツト11が固定されており、さらに下枠
材9には背面側の立上り片に表面側から貫通する
長孔9aが形成されている。12は天板であり、
内面側に補強用のリブ材13が短辺方向に沿つて
適数固着され、かつ周縁部の内側には断面鉤形の
補強材14が全周に亘つて固着され、さらにスカ
ート部には前記側板上枠材の孔3a及び棲板上枠
材の孔8aに対応する長孔12aが補強材14を
貫通させて設けられている。15はスキツトであ
り、周囲に取付枠16が固着され、その立上り片
に孔16aが形成され、孔の背面側には軸線を一
致させてナツト17が固定されている。18はス
キツト15の足片であり、両端部の下端18aを
若干上向きに彎曲形成してある。なお、19はリ
ブ補強材であり、前記側板1及び棲板6の縦リブ
1a,6aの内面側に固着されるが、例えば1つ
置きに取付ける等要求強度又は補強箇所に応じて
適宜配設される。
この考案に係る容器は上記のように構成され、
スキツト15に対する側板1の取付けは下枠材5
の長孔5aを取付枠16の孔16aに合せてボル
ト20を長孔5a側から挿入してナツト17に締
着することにより容易に行なうことができ、棲板
6の取付けもこれと同様に下枠材9の長孔9aと
取付枠16の孔16aとを合せてボルト20を挿
入しナツト17に締着することによりなすことが
できる。そして、側板1と棲板6との結合は、側
板1の側枠材2と棲板6の棲枠材7とを合せてボ
ルト21を側枠材2の長孔2a側から挿入してナ
ツト10に締付け固定すればよい。
つぎに、天板12の取付けは、上方から被せる
と共に、各長孔12aにボルト22を挿入して側
板1の上枠材3のナツト4に、又は棲板6の上枠
材8のナツト11にそれぞれ締着することにより
容易に行える。このようにして、容器を簡単に組
立てることができる。
一方、容器を分解するには前記とは逆に取付用
のボルトを外せばよく、これにより各構成部材を
容易に分離させることができる。従つて、荷受後
の開梱作業がきわめて簡単であり、また容器を全
部分解することなく、例えば一方の棲板のみを外
せば、容器内の部品を一部取出すことができ、取
出後に棲板を元通りにする作業も簡単である。さ
らに、この容器は天板12の周縁部が補強材14
により補強されているので、外力が加わつても十
分耐えることができ、特に船積み又は荷降し時に
掛けられるワイヤ等により損傷を受けることがな
い。側板1及び棲板6の縦リブ1a,6aも前記
のリブ補強材19によつて補強されているので、
側面部への衝撃に対して強い構造となつている。
また、スキツト15の足片18の下端18aが前
記のように橇の先端のように彎曲形成されている
ので、容器を積重ねる際に、スキツトの足片18
が天板12の上面を傷付けるのを未然に防止する
ことができる。さらに、足片18には、両端部の
外側面に補強材18bが固着され、荷扱い時にワ
イヤが掛けられたときに補強できるようになつて
いる。
以上説明したように、本考案は容器を構成する
各部材をボルト締め構造としたので、保管時での
一部の構成部材の着脱が容易となり、従来の容器
では困難であつたいわゆる部品の先取り(一部取
出し)及び再シールが可能となり、また天板の周
縁部に補強材を取付けたのでクレーン等での荷扱
い時の損傷を未然に防止し、かつ側板、棲板の縦
リブ並びに足片の両端部に補強材をそれぞれ取付
けたので、従来のものよりも強度を著しく向上さ
せることができ、その実用的効果はきわめて優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容器の外観図、第2図は
側板及び棲板の斜視図、第3図は側板と棲板の結
合状態を示す要部の横断面図、第4図は天板の取
付状態を示す要部の縦断面図、第5図はスキツト
に対する取付状態を示す要部の縦断面図、第6図
はスキツトの足の先端形状を示す縦断面図であ
る。 1……側板、2……側枠板、3……上枠材、4
……ナツト、5……下枠材、6……棲板、7……
棲枠材、8……上枠材、9………下枠材、10…
…ナツト、11……ナツト、12……天板、13
……リブ材、14……補強材、15……スキツ
ト、16……取付枠、17……ナツト、18……
足片、19……リブ補強材、20……ボルト、2
1……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側板の両端部に側枠材を、上下端部に上枠材、
    下枠材をそれぞれ取付け、棲板の両端部に棲枠材
    を、上下端部に上枠材、下枠材をそれぞれ取付
    け、側板の側枠材と棲板の棲枠材との結合、及び
    スキツトに対する側板の下枠材、棲板の下枠材の
    結合、並びに天板に対する側板の上枠材、棲板の
    上枠材の結合を、いずれもボルトとナツトでなす
    と共に、前記天板の周縁部の内側に、断面鉤形の
    補強材を全周に亘つて取付けたことを特徴とする
    輸出入用容器。
JP6162582U 1982-04-27 1982-04-27 輸出入用容器 Granted JPS58163437U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162582U JPS58163437U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 輸出入用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162582U JPS58163437U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 輸出入用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163437U JPS58163437U (ja) 1983-10-31
JPH0130354Y2 true JPH0130354Y2 (ja) 1989-09-18

Family

ID=30071812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6162582U Granted JPS58163437U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 輸出入用容器

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JP (1) JPS58163437U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4893484A (ja) * 1972-03-09 1973-12-03
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JPS556265B2 (ja) * 1975-06-24 1980-02-14

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JPS5624185Y2 (ja) * 1976-07-09 1981-06-06
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JPS58163437U (ja) 1983-10-31

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