JPH01303370A - 駆動円板装置の締結方法 - Google Patents

駆動円板装置の締結方法

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JPH01303370A
JPH01303370A JP13491188A JP13491188A JPH01303370A JP H01303370 A JPH01303370 A JP H01303370A JP 13491188 A JP13491188 A JP 13491188A JP 13491188 A JP13491188 A JP 13491188A JP H01303370 A JPH01303370 A JP H01303370A
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drive
flange
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茅壁 信宏
Shigeo Takahashi
高橋 繁雄
Nagaharu Furusawa
古澤 長治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の構成〕 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンのクランク軸とトルクコンバータの
フロントディスク間のトルクを伝達するトルクコンバー
タ用の駆動円板装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この駆動円板に関する技術としては第9図、およ
び第10図に示したものがあった。かかる従来技術にお
いては、駆動円板本体30の外周部31にリングギア3
2が前記駆動円板本体30に一体に固締されている。前
記した駆動円板本体30とリングギア32は通常溶接に
より一体に固締されている。33は、溶接により発生す
る溶接ビートである。前記駆動円板本体30の半径方向
内方には、ボルト孔34が孔設されており図示しないエ
ンジンクランク軸にボルト締めにより固定されている。
駆動円板本体30の半径方向外方にはトルクコンバータ
(図示外)の取り付は面35が第10図示左方向に突出
して形成されている。
前記取り付は面35は円周方向に適宜数形成されている
。前記取り付は面35にはボルト孔36が孔設されてお
り、エンジンクランク軸との固定と同様にトルクコンバ
ータにボルト締めにより固定されている。前述のリング
ギア32の最外周部にはスタータにより駆動可能とされ
るように、歯車部37が創成されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記した従来の技術においては、駆動円板本体とリング
ギアを固締するにあたり溶接により両者を一体的に固定
したものであった。このため、溶接時の入熱により駆動
円板に歪みが発生してしまう可能性があった。この歪み
が発生した場合、駆動円板の精度を阻害し、必要充分な
回転精度を確保することが困難となることがあった。こ
のような歪みが発生して、さらに機関の運転を継続した
場合には、駆動円板を破損させてしまうという最悪の状
態を引き起こす可能性もあった。さらに、従来の駆動円
板においては溶接の工程を必須とするものであり、溶接
工程の工程管理が必要とされた。
従って本発明においては、駆動円板本体とリングギアの
溶接による固定を排除して、加締めにより両者を一体に
固締することを、技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、
自動変速機のトルクコンバータへの駆動力入力側に配置
される駆動円板本体と、該駆動円板本体と一体に回転す
るリングギアとから構成される駆動円板装置において、
前記駆動円板本体は半径方向外方部分にてトルクコンバ
ータ側に曲折して前記リングギアを受けるフランジを形
成し、さらに前記駆動円板本体の外周端部は、前記駆動
円板本体の半径方向外方に向かって曲折するフランジを
有するとともに、前記リングギアはその内周に溝が形成
され、線溝には前記駆動円板本体の半径方向外方に向か
って曲折するフランジを係止させ、前記リングギアの側
面を加締めることにより前記駆動円板本体とリングギア
を一体に固締させた、ことである。
(作用) 上記した技術的手段を講じたことにより、本発明におい
ては駆動円板本体と、該駆動円板本体に固締されるリン
グギアの固締方法としての溶接を廃止することができ、
溶接外の方法により駆動円板本体とリングギアを固締す
ることを可能とすることができる。
(実施例) 以下、添付図面に基づき本発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図は、本発明による駆動円板本体とりングギアの組
み付は後の部分断面図である。先ず第1図について説明
すると、1は自動変速機のトルクコンバータに備えられ
る駆動円板本体であり、該駆動円板本体1にはリングギ
ア2が一体に固締されている。前記駆動円板本体lはボ
ルト孔4を有し、ボルト5が前記ボルト孔4を介してト
ルクコンバータ3に固定されている。駆動円板本体1の
外周部は図示左方向(トルクコンバータ側)に曲折しフ
ランジ6を形成している。さらに駆動円板本体の最外周
部は、前記駆動円板1の半径方向外方に曲折してフラン
ジ7を形成している。前述のリングギア2の外周部には
歯車部8が創成されている。9はスタータピニオンであ
り、その外周部にも歯車10が形成されている。エンジ
ンスタート時に前記スタータピニオン9は左方向(二点
鎖線)に移動してリングギア2の歯車部8とスタータピ
ニオン9の歯車10とが噛合する。スタータピニオン9
の軸11に連結されたスタータモータ(図示外)の始動
に伴って、駆動円板本体1は回転を始める。
次に、第1−a図乃至第1−b図に基づき、駆動円板本
体1とリングギア2の固締方法について説明する。第1
−a図は駆動円板本体1とリングギア2の固締前を示す
ものである。フランジ7の外周部には円周方向に適宜数
の切欠12が形成されている。環状を呈するリングギア
2は同径部全周にL字形状のl113を有する。駆動円
板本体1のフランジ7を、リングギア2の溝13に設置
すると同時に、フランジ6とリングギア2の内周端部1
5を当接させる。その後、前記リングギア2の側壁14
を適宜方法により加締めることによりリングギア2と駆
動円板本体2を一体に固締する。
このとき、前述の切欠12部分にリングギア2の一部が
突出して、この突出部14により前記リングギア2と駆
動円板本体lの円周方向への相対移動を規制可能として
いる。
第2図は、第1図の矢示A方向からの駆動円板の側面図
である。前述の如く、駆り3円板本体10円周方向に適
宜数設けられた切欠12に対応してリングギア2の側壁
14が加締められている。
このように、駆動円板本体1の外周端部とリングギア2
を係止させて、該リングギア2の一部を加締めることに
より前述の両者を一体に固締することを可能とすること
ができる。
第3図乃至第8図は本発明の別の実施態様を示すもので
ある。同一部材については、第1図乃至第2図において
用いた番号符号を付与する。
第3図および第4図より順を追って説明する。
第4図は第3図の矢示方向Bからの側面図である。
第3図のリングギア2の内周面には内周面から歯車部8
に向かって円周面に適宜数の凹溝16が形成されている
。前述の実施例と同様に、リングギア2の側壁14を加
締めることによりリングギア2と駆動円板本体1を固締
する。さらに、本実施態様においては、外周部17を前
記側壁14の加締め時と同時に図示右方向に押し出し成
形して突出部1日を形成して、前記凹溝16に係合させ
る。
これによりリングギア2と駆動内キ反零体1との円周方
向の相対移動を規制可能とする。
第5図および第6図は、本発明の他の実施例を示すもの
である。第5図において、駆動円板本体1の先端部19
はリングギア2の側壁14を加締めることにより固締さ
れる。前記リングギア2の内周面には内周面から歯車部
8に向かって円周面に適宜数の半円形の溝20が形成さ
れている。前記側壁14を加締めると同時に駆動円板本
体1を円形に加締めて突起部21を形成させる。該突起
部21は前述のりングギア2に形成した半円形状の溝2
0に係合して、リングギア2と駆動円板本体1との円周
方向の相対移動を規制可能とする。
第7図は、第6図の矢示C方向からの側面図である。
第7図および第8図は、本発明のさらなる他の実施例で
ある。第8図において、リングギア2は内周端面23を
連続的に凹凸形状とする。駆動円板本体lは先端部より
内方において曲折反転部25を形成する。該曲折反転部
25を前記リングギア2に係合させる。駆動円板本体l
の所謂先端部26は、前記リングギア2に形成させた凹
凸形状部に対応するようにその全周を凹凸形状に形成す
る。リングギア2の凹凸部と駆動円板本体1の先端部に
形成させた凹凸部が互いに噛合して、リングギア2と駆
動円板本体1との円周方向の相対移動を規制可能として
いる。リングギア2の側壁14に対して所定間隔を隔て
て加締めることにより駆動円板本体lとリングギア2を
固締している。
第8図は、第7図の矢示り方向からの側面図である。
以上に示した実施例3例により駆動円板本体とりングギ
アは一体に固締され、両者は相対回転することなく回転
するものである。
〔発明の効果〕
本発明を、変速機の駆動円板本体とリングギアの固締部
に適用することにより、前記駆動円板本体とリングギア
との溶接による接合を廃止させることができる。溶接に
よる駆動円板本体への入熱が無くなり、駆動円板の熱に
よる変形・歪みを排除することが可能となった。また、
リングギアに駆動円板本体を係止させた後両者を加締め
により固締するため、駆動円板本体とリングギアの位置
決めが容易となった。さらに、前記係止部において加締
め時の軸方向へのスラスト力を充分に受は止めることが
でき、部材の変形を抑えることも可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による駆動円板の実施例を示す部分断面
図であり、第1−a図は駆動円板とリングギアの固締前
の部分断面図であり、第t−b図は駆動円板とリングギ
アの固締後の部分断面図である。第2図は第1図の矢示
方向Aからの駆動円板の側面図である。第3図乃至第4
図は本発明による別の実施例を示すもので、第3図は駆
動円板の部分断面図であり第4図は第3図の矢示方向B
からの側面図である。第5図乃至第6図は、本発明によ
る更なる別の実施例を示すもので、第5図は駆動円板の
部分断面図であり第6図は第5図の矢示方向Cからの側
面図である。第7図乃至第8図は、本発明によるその他
の実施例を示すもので、第7図は駆動円板の部分断面図
であり第8図は第7図の矢示方向りからの側面図である
。 第9図および第10図は、本発明の従来の技術を示した
ものであり、第9図は駆動円板の正面図(右側半分のみ
)であり、第10図は第9図のl−■線に沿った断面図
である。 駆動円板本体・・・1、 リングギア・・・2、 フランジ・・・6、 フランジ・・・7、 溝・・・13゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動変速機のトルクコンバータへの駆動力入力側に配置
    される駆動円板本体と、該駆動円板本体と一体に回転す
    るリングギアとから構成される駆動円板装置において、
    前記駆動円板本体は半径方向外方部分にてトルクコンバ
    ータ側に曲折して前記リングギアを受けるフランジを形
    成し、さらに前記駆動円板本体の外周端部は、前記駆動
    円板本体の半径方向外方に向かつて曲折するフランジを
    有するとともに、前記リングギアはその内周に溝が形成
    され、該溝には前記駆動円板本体の半径方向外方に向か
    つて曲折するフランジを係止させ、前記リングギアの側
    面を加締めることにより前記駆動円板本体とリングギア
    を一体に固締させた、駆動円板の締結方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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