JPH0130223B2 - - Google Patents
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- JPH0130223B2 JPH0130223B2 JP57000061A JP6182A JPH0130223B2 JP H0130223 B2 JPH0130223 B2 JP H0130223B2 JP 57000061 A JP57000061 A JP 57000061A JP 6182 A JP6182 A JP 6182A JP H0130223 B2 JPH0130223 B2 JP H0130223B2
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- recording
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/64—Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent
- G11B5/66—Record carriers characterised by the selection of the material comprising only the magnetic material without bonding agent the record carriers consisting of several layers
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、垂直磁気記録用両面記録媒体に関す
る。
る。
磁気記録において、従来から最も広く実用され
ている方式である長手方向(面内)磁化記録で
は、良く知られているように、記録媒体の磁化に
よる自己減磁作用があるために、記録の高密度化
には、原理的な限界がある。
ている方式である長手方向(面内)磁化記録で
は、良く知られているように、記録媒体の磁化に
よる自己減磁作用があるために、記録の高密度化
には、原理的な限界がある。
これを打破する為に提案されたのが、記録媒体
の厚み方向に磁化して記録しようとする垂直磁気
記録方式である。
の厚み方向に磁化して記録しようとする垂直磁気
記録方式である。
この垂直磁化記録方式には、(1)記録が高密度に
なればなるほど自己減磁作用が減少し、また(2)隣
接ビツトの磁化が安定し、磁化転移も急峻になる
という特徴がある。このような特性は、高密度デ
イジタル記録に対しては、理想的とも言える性質
である。
なればなるほど自己減磁作用が減少し、また(2)隣
接ビツトの磁化が安定し、磁化転移も急峻になる
という特徴がある。このような特性は、高密度デ
イジタル記録に対しては、理想的とも言える性質
である。
この垂直磁気記録用の磁気ヘツドとしては、
(1) 記録媒体を十分に磁化する為に、分布の鋭く
大きな垂直方向磁界を発生し得る事および (2) 小さな起磁力で記録し、かつ大きな再生出力
を得られる事 が要求される。
大きな垂直方向磁界を発生し得る事および (2) 小さな起磁力で記録し、かつ大きな再生出力
を得られる事 が要求される。
これらの要求に対しては、第1図に示す様ない
わゆる補助磁極励磁型磁気ヘツドが知られてい
る。図において、1は主磁極、2は記録媒体8を
挾んで前記主磁極1と対向するように配置された
補助磁極、3は記録または再生コイルである。4
は非磁性基体、5は垂直磁化層であり、これらが
記録媒体8を構成する。
わゆる補助磁極励磁型磁気ヘツドが知られてい
る。図において、1は主磁極、2は記録媒体8を
挾んで前記主磁極1と対向するように配置された
補助磁極、3は記録または再生コイルである。4
は非磁性基体、5は垂直磁化層であり、これらが
記録媒体8を構成する。
このように、記録媒体8を主磁極1と補助磁極
2とで挾む補助磁極励磁型磁気ヘツドによれば、
主磁極1の先端部を強く磁化することができ、効
率もすぐれている事が、実験的にも確かめられて
いる。
2とで挾む補助磁極励磁型磁気ヘツドによれば、
主磁極1の先端部を強く磁化することができ、効
率もすぐれている事が、実験的にも確かめられて
いる。
しかし、この補助磁極励磁型磁気ヘツドによる
垂直磁気記録においても、垂直磁化層(例えば
Co―Cr膜)のみからなる記録媒体8を用いる場
合は、その感度は十分とは言えない。
垂直磁気記録においても、垂直磁化層(例えば
Co―Cr膜)のみからなる記録媒体8を用いる場
合は、その感度は十分とは言えない。
そこで、感度向上をはかる為に、第2図のよう
に、垂直磁化層(例えばCo―Cr)5と、該垂直
磁化層5を付着させた基体4との間に、高透磁率
の面内方向磁化層6(例えばパーマロイ:以下、
面内磁化層と略する)を設け、二層化することが
考えられる。
に、垂直磁化層(例えばCo―Cr)5と、該垂直
磁化層5を付着させた基体4との間に、高透磁率
の面内方向磁化層6(例えばパーマロイ:以下、
面内磁化層と略する)を設け、二層化することが
考えられる。
このような二層膜記録媒体9を用いる場合は、
面内磁化層6を通して磁束の集中効果が得られる
ので、飽和記録に必要な起磁力は、第1図のよう
な垂直磁化層のみの時と比べて、1桁低減する事
ができる。
面内磁化層6を通して磁束の集中効果が得られる
ので、飽和記録に必要な起磁力は、第1図のよう
な垂直磁化層のみの時と比べて、1桁低減する事
ができる。
つまり、二層化によつて記録感度を向上でき、
特定の起磁力で記録を行なうと、垂直磁化層のみ
の単層部と垂直磁化層を面内磁化層で裏打ちした
二層部の中から二層部のみを選択的に磁化し、記
録する事ができる訳である。
特定の起磁力で記録を行なうと、垂直磁化層のみ
の単層部と垂直磁化層を面内磁化層で裏打ちした
二層部の中から二層部のみを選択的に磁化し、記
録する事ができる訳である。
また残留磁化状態(すなわち、記録状態)にお
いても、二層化する事によつて、垂直磁化モード
を裏面で閉じることができ、自己減磁界が減少す
るので、残留磁化が増大するという利点がある。
いても、二層化する事によつて、垂直磁化モード
を裏面で閉じることができ、自己減磁界が減少す
るので、残留磁化が増大するという利点がある。
以上のように、記録媒体を二層化する事によ
り、記録・再生感度とも向上させる事ができ、ま
た、この二層部を記録媒体平面内に隔離して配置
する事により、記録トラツクを構成する事ができ
る。
り、記録・再生感度とも向上させる事ができ、ま
た、この二層部を記録媒体平面内に隔離して配置
する事により、記録トラツクを構成する事ができ
る。
ここで、前述の補助磁極励磁型磁気ヘツドを用
いて、基体の両面に垂直磁化層を設けた記録媒体
を再生する過程について考える。
いて、基体の両面に垂直磁化層を設けた記録媒体
を再生する過程について考える。
第3図は、この状態を示す一部断面図である。
同図において、第2図と同一の符号は同一または
同等部分をあらわしている。10は二層両面記録
媒体であり、非磁性基体4の両面に面内磁化層6
A,6Bを設け、さらにその上に垂直磁化層5
A,5Bを積層することによつて構成されてい
る。
同図において、第2図と同一の符号は同一または
同等部分をあらわしている。10は二層両面記録
媒体であり、非磁性基体4の両面に面内磁化層6
A,6Bを設け、さらにその上に垂直磁化層5
A,5Bを積層することによつて構成されてい
る。
第3図のような配列においては、まず垂直磁化
層5Aの磁化により、主磁極1が磁化される。そ
して、その主磁極1からの磁束は、記録媒体10
を挾んで、前記主磁極1と対向している補助磁極
2で拾われる。
層5Aの磁化により、主磁極1が磁化される。そ
して、その主磁極1からの磁束は、記録媒体10
を挾んで、前記主磁極1と対向している補助磁極
2で拾われる。
主磁極1に、高透磁率の軟磁性材料を使用する
と、垂直磁化層5Aの残留磁化によつて誘起され
る主磁極からの磁束は強くなる。そして、前記磁
束は、磁性層5A,6A,6B,5Bよりも十分
厚い基体4を通過した後、補助磁極2に巻回され
たコイル3に鎖交し、そこに再生出力を誘起す
る。
と、垂直磁化層5Aの残留磁化によつて誘起され
る主磁極からの磁束は強くなる。そして、前記磁
束は、磁性層5A,6A,6B,5Bよりも十分
厚い基体4を通過した後、補助磁極2に巻回され
たコイル3に鎖交し、そこに再生出力を誘起す
る。
この際、他面の垂直磁化層5Bの残留磁化によ
る磁束は、主磁極1からのそれと比して小さい
が、前記垂直磁化層5Bが補助磁極2に近接して
いる為、ノイズとして前記再生出力に混入する。
る磁束は、主磁極1からのそれと比して小さい
が、前記垂直磁化層5Bが補助磁極2に近接して
いる為、ノイズとして前記再生出力に混入する。
前述のように、補助磁極励磁型磁気ヘツドで
は、両面記録媒体10を挾んで主磁極と補助磁極
とが対向配置される為、従来の長手方向(面内)
記録のリングヘツドとは違つた、ノイズ混入(ク
ロストーク)の問題がある。
は、両面記録媒体10を挾んで主磁極と補助磁極
とが対向配置される為、従来の長手方向(面内)
記録のリングヘツドとは違つた、ノイズ混入(ク
ロストーク)の問題がある。
本発明は、上述した欠点を捕い、ノイズ混入や
クロストークを生じないような、垂直磁気記録用
両面記録媒体を提供する事を目的としている。
クロストークを生じないような、垂直磁気記録用
両面記録媒体を提供する事を目的としている。
本発明による両面垂直磁気記録媒体は、該記録
媒体平面内に上述した二層部を分離して構成する
事により該二層部を記録トラツクとし、かつ、表
裏各面の記録トラツクを互い違いに配する事によ
り、それぞれの裏面からのノイズの混入を押さえ
る様にした事を特徴とする。
媒体平面内に上述した二層部を分離して構成する
事により該二層部を記録トラツクとし、かつ、表
裏各面の記録トラツクを互い違いに配する事によ
り、それぞれの裏面からのノイズの混入を押さえ
る様にした事を特徴とする。
以下本発明について図面を用いて詳細に説明を
行なう。
行なう。
第4図は、本発明の一実施例を説明するための
一部断面側面図で、垂直磁気記録用両面記録媒体
11を、記録トラツクと直角方向に切断した場合
の断面を示したものである。
一部断面側面図で、垂直磁気記録用両面記録媒体
11を、記録トラツクと直角方向に切断した場合
の断面を示したものである。
すなわち、図において、記録媒体11は紙面と
直角方向に走行する。同図において、第3図と同
一の符号は、同一または同等部分をあらわしてい
る。
直角方向に走行する。同図において、第3図と同
一の符号は、同一または同等部分をあらわしてい
る。
図から明らかなように、本実施例の記録媒体1
1では、非磁性基体4の表裏両面に、垂直磁化層
5A,5Bを面内磁化層6A,6Bの上に積層し
て形成した二層部からなる記録(書き込み)トラ
ツクが、できるだけ相互の重なる面積が小さくな
る様に、互い違いに配置されている。
1では、非磁性基体4の表裏両面に、垂直磁化層
5A,5Bを面内磁化層6A,6Bの上に積層し
て形成した二層部からなる記録(書き込み)トラ
ツクが、できるだけ相互の重なる面積が小さくな
る様に、互い違いに配置されている。
このような両面記録媒体11は、例えば、基体
4の両面の上述したトラツク部に相当する位置
に、0.25〜1.0μmの深さの溝を持つた高透磁率の
面内磁化層6A,6Bを、0.5〜2μmの厚さに蒸
着あるいはスパツタ法によつて形成した後、その
溝を垂直磁化層5A,5Bで埋める事により作ら
れる。
4の両面の上述したトラツク部に相当する位置
に、0.25〜1.0μmの深さの溝を持つた高透磁率の
面内磁化層6A,6Bを、0.5〜2μmの厚さに蒸
着あるいはスパツタ法によつて形成した後、その
溝を垂直磁化層5A,5Bで埋める事により作ら
れる。
言うまでもなくこの場合記録トラツクは垂直磁
化層5A,5Bのある部分に限られ、第4図に符
号Tで示した領域である。また、記録トラツク間
に介在する面内磁化層6A,6Bの部分はガード
バンドGとして作用する。
化層5A,5Bのある部分に限られ、第4図に符
号Tで示した領域である。また、記録トラツク間
に介在する面内磁化層6A,6Bの部分はガード
バンドGとして作用する。
以上の説明から分るように、本発明は、裏面か
らのクロストークノイズを低減する様に記録トラ
ツクを決定する際、垂直磁化層と面内磁化層とが
重なつている所のみが選択されて記録トラツクと
なる事を利用したものである。
らのクロストークノイズを低減する様に記録トラ
ツクを決定する際、垂直磁化層と面内磁化層とが
重なつている所のみが選択されて記録トラツクと
なる事を利用したものである。
それ故に、前記実施例とは逆の、第5図のよう
な構造も可能である。第5図において、第4図と
同一の符号は同一部分をあらわしている。
な構造も可能である。第5図において、第4図と
同一の符号は同一部分をあらわしている。
同図の両面記録媒体12は、例えば、非磁性基
体4の両面の、上述した様な記録トラツク部に相
当する位置に、高透磁率の面内磁化層6A,6B
を、0.25〜1.0μmの厚さに、蒸着或いはスパツタ
法により形成し、その後、その上に垂直磁化層5
A,5Bを付着させ、全体の厚みを0.5〜2.0μmと
することによつて製造することができる。
体4の両面の、上述した様な記録トラツク部に相
当する位置に、高透磁率の面内磁化層6A,6B
を、0.25〜1.0μmの厚さに、蒸着或いはスパツタ
法により形成し、その後、その上に垂直磁化層5
A,5Bを付着させ、全体の厚みを0.5〜2.0μmと
することによつて製造することができる。
この実施例においては、垂直磁化層5A,5B
だけの単層部分と、垂直磁化層5A,5Bおよび
基体4の間に面内磁化層6A,6Bを施して二層
構造とした部分とでは、記録感度が大きく相違す
る。このために、例えば、起磁力1〜10AT(ア
ンペアターン)で記録すると、記録トラツクは、
二層部分に限られる事になる。
だけの単層部分と、垂直磁化層5A,5Bおよび
基体4の間に面内磁化層6A,6Bを施して二層
構造とした部分とでは、記録感度が大きく相違す
る。このために、例えば、起磁力1〜10AT(ア
ンペアターン)で記録すると、記録トラツクは、
二層部分に限られる事になる。
以上述べたところから明らかな様に、本発明で
は垂直磁化層および面内磁化層よりなる二層構造
部を記録トラツクとし、そのトラツクを記録媒体
のA面、B面に互い違いに、重なりが最小となる
ように配置する事によりそれぞれの裏面からのノ
イズまたはクロストークを低減する事ができる。
は垂直磁化層および面内磁化層よりなる二層構造
部を記録トラツクとし、そのトラツクを記録媒体
のA面、B面に互い違いに、重なりが最小となる
ように配置する事によりそれぞれの裏面からのノ
イズまたはクロストークを低減する事ができる。
また、本発明による垂直磁気記録用両面記録媒
体を用いれば、媒体側で記録トラツクを規定する
事により、トラツキングを容易にさせるばかりで
なく、更に現行の面内方向磁化を用いたフロツピ
ーデイスクに採用されている様な、トンネルイレ
ーズヘツドによる記録のトリミングを行なう必要
がなく、ヘツド構造を簡単化できる。
体を用いれば、媒体側で記録トラツクを規定する
事により、トラツキングを容易にさせるばかりで
なく、更に現行の面内方向磁化を用いたフロツピ
ーデイスクに採用されている様な、トンネルイレ
ーズヘツドによる記録のトリミングを行なう必要
がなく、ヘツド構造を簡単化できる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない限り、例えばつ
ぎのように変形して実施する事ができる。
ではなく、その要旨を逸脱しない限り、例えばつ
ぎのように変形して実施する事ができる。
(1) 第6図のように、面内磁化層6A,6Bの上
に垂直磁化層5A,5Bを積層した二層構造部
―すなわち記録トラツクの間に、非磁性層7
A,7Bを埋め込んで、面内記録媒体を構成す
る。
に垂直磁化層5A,5Bを積層した二層構造部
―すなわち記録トラツクの間に、非磁性層7
A,7Bを埋め込んで、面内記録媒体を構成す
る。
(2) 第7図のように基体4の両面全面に面内磁化
層6A,6Bを形成し、その上に垂直磁化層5
Aを分離して設けることによつて二層構造の記
録トラツクを構成し、記録トラツクの間を非磁
性層7A,7Bで埋める。
層6A,6Bを形成し、その上に垂直磁化層5
Aを分離して設けることによつて二層構造の記
録トラツクを構成し、記録トラツクの間を非磁
性層7A,7Bで埋める。
(3) 第8図のように、基体4の両面全面に面内磁
化層6A,6Bおよび垂直磁化層5A,5Bを
積層し、記録トラツク間のガードバンドとなる
部分の、垂直磁化層5A,5Bに溝を形成し、
そこに面内磁化層8A,8Bを埋め込む。
化層6A,6Bおよび垂直磁化層5A,5Bを
積層し、記録トラツク間のガードバンドとなる
部分の、垂直磁化層5A,5Bに溝を形成し、
そこに面内磁化層8A,8Bを埋め込む。
なお、以上の様に、基体4の両側に、面内磁化
層および垂直磁化層の積層された二層構造部から
成る記録トラツクを設けるに当つて、上下の記録
トラツク幅が異なる場合は、上下の記録トラツク
が出来るだけ重ならない様な配置とするのが望ま
しいことは、いうまでもないことである。
層および垂直磁化層の積層された二層構造部から
成る記録トラツクを設けるに当つて、上下の記録
トラツク幅が異なる場合は、上下の記録トラツク
が出来るだけ重ならない様な配置とするのが望ま
しいことは、いうまでもないことである。
第1図は垂直磁化層のみよりなる従来の記録媒
体と補助磁極励磁型磁気ヘツドの模式図、第2図
は垂直磁化層および面内磁化層よりなる二層記録
媒体と補助磁極励磁型磁気ヘツドの模式図、第3
図は従来の両面二層垂直磁気記録媒体の断面図、
第4図ないし第8図はそれぞれ本発明の実施例の
断面図である。 1…主磁極、2…補助磁極、3…記録または再
生コイル、4…非磁性基体、5,5A,5B…垂
直磁化層、6,6A,6B,8A,8B…面内磁
化層、7A,7B…非磁性層、T…記録トラツ
ク、G…ガード。
体と補助磁極励磁型磁気ヘツドの模式図、第2図
は垂直磁化層および面内磁化層よりなる二層記録
媒体と補助磁極励磁型磁気ヘツドの模式図、第3
図は従来の両面二層垂直磁気記録媒体の断面図、
第4図ないし第8図はそれぞれ本発明の実施例の
断面図である。 1…主磁極、2…補助磁極、3…記録または再
生コイル、4…非磁性基体、5,5A,5B…垂
直磁化層、6,6A,6B,8A,8B…面内磁
化層、7A,7B…非磁性層、T…記録トラツ
ク、G…ガード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一対の磁極にはさまれて磁気信号が記録、再
生される垂直磁気記録用両面記録媒体において、 基体の両面に、面内磁化層および垂直磁化層が
積層されてなるトラツクと、このトラツクより低
い磁化効率をもつガードとが交互にそれぞれ形成
され、且つ 基体の一方の面のトラツクおよびガードと他方
の面のトラツクおよびガードとが互い違いに配置
されたことを特徴とする垂直磁気記録用両面記録
媒体。 2 特許請求の範囲第1項において、ガードは、
非磁性物質、垂直磁化膜単層および上下を面内磁
化膜ではさまれた垂直磁化膜のいずれかから成る
ことを特徴とする垂直磁気記録用両面記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57000061A JPS58118029A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 垂直磁気記録用両面記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57000061A JPS58118029A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 垂直磁気記録用両面記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58118029A JPS58118029A (ja) | 1983-07-13 |
JPH0130223B2 true JPH0130223B2 (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=11463674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57000061A Granted JPS58118029A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 垂直磁気記録用両面記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58118029A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0766509B2 (ja) * | 1985-07-05 | 1995-07-19 | 日本電気株式会社 | 磁気記録体及びその製造方法 |
JPH0766510B2 (ja) * | 1985-07-05 | 1995-07-19 | 日本電気株式会社 | 磁気記録体及びその製造方法 |
JP2556011B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1996-11-20 | ブラザー工業株式会社 | 磁気記録媒体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51148407A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic recording medium |
JPS5570935A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-28 | Toshiba Corp | Manufacture for magnetic recording media |
-
1982
- 1982-01-05 JP JP57000061A patent/JPS58118029A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51148407A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-20 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic recording medium |
JPS5570935A (en) * | 1978-11-24 | 1980-05-28 | Toshiba Corp | Manufacture for magnetic recording media |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58118029A (ja) | 1983-07-13 |
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