JPH01301864A - ガラス成形型の製造方法 - Google Patents

ガラス成形型の製造方法

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JPH01301864A
JPH01301864A JP63133930A JP13393088A JPH01301864A JP H01301864 A JPH01301864 A JP H01301864A JP 63133930 A JP63133930 A JP 63133930A JP 13393088 A JP13393088 A JP 13393088A JP H01301864 A JPH01301864 A JP H01301864A
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film
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガラス成形型の製造方法に関し、更に詳しくは
プレス成形後に研摩等の後加工を必要としない高精度の
ガラス成形体を得ることが可能なガラス成形型の製造方
法に関する。
[従来の技#1] プレス成形により研摩を必要としない高精度のガラス成
形体を得るための成形型は、被成形物であるガラスの組
成によって異なるが、プレス成形が通常300℃〜70
0℃という高温で行なわれるため、高温下でガラスに対
して化学的に不活性であること、プレス後ガラスが融着
しないことが要求される。また、成形型の基′fAO旧
としては、光学的高精度面加工が可能なこと、またプレ
ス時の衝撃に耐えること、熱による変形をおこさないこ
となど十分な耐熱性、耐熱衝撃性および機械的強度を有
していることが必要である。
従来、このような成形型の型材として、WC(タングス
テンカーバイド)やWC−Go金合金さらに各種サーメ
ットが使用されている。しかしこれらの型材は高温で酸
化により肌荒れを起こすという欠点がある。高温で肌荒
れを起こさず、かつ型面を鏡面に加工できる型材として
は、CVD法によりβ−8i C1lを形成したものが
あげられる。しかし、この型材も400℃以上の^瀉ブ
レスでは、成形型にガラスが融着してしまうという欠点
がある。
そこで型へのガラスの[を防止するために、型表面にカ
ーボン(C)の離型膜を形成することが知られている。
このカーボンの離型膜としてダイヤモンド膜やダイヤモ
ンド状膜〈以下iカーボン膜と呼ぶことがある)が、特
開昭61−2薄膜030号公報および特開昭61−18
3134号公報に開示されているが、これらはそれぞれ
、以下に述べるような問題点を有している。
例えば、ラマンスペクトル等で明らかにダイヤモンドの
多結晶体と認められるダイヤモンド膜の場合、平滑な面
は得ることができず研摩加工なしに光学的に良好な面精
度をもつ成形型とすることができない。またダイヤモン
ド膜自体非常に硬いものであるため、研摩は非常にむず
かしく、非常にコストの^いものとなってしまい、製造
上実用的でない。またダイヤモンド状1!(iカーボン
膜)を有するガラス成形型では、たとえH2ガス雰囲気
であっても500℃〜700℃でガラスを熱間ブレス処
理すると、ダイヤモンド膜自体が耐熱性及び耐久性に劣
るため、経時的に膜質が劣化し、膜剥離を起してしまう
[発明が解決しようとする課題] 以上訂述したようにプレス成形により研摩不要な高精度
のガラス成形体を得るための成形型の離型膜として、従
来用いられたダイヤモンド膜およびダイヤモンド状膜(
iカーボン膜)は、塑面の光学的鏡面加工性、耐熱性、
耐久性、付着性および生産性(経済性)等を満足するも
のではなかった。
従って本発明の課題はこれらの諸性質を同時に満足する
離型膜を有するガラス成形型の製造方法を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の課題を解決するためになされたものであ
り、本発明のガラス成形型の製造方法は、製造されるべ
きガラス成形体の形状、に対応する形状に加工したガラ
ス成形型用基盤の上に、有機系ガスと水素ガスとを含み
、有機系ガスの濃度が3mo1%以上であるガス混合物
を用いるプラズマCVD法又は熱CVD法により、ダイ
ヤモンド結晶、グラファイト結晶およびアモルファス状
カーボンの混合物よりなる最大面粗さ20OA以下の薄
膜を形成させることを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において、製造されるべきガラス成形体の形状に
対応する形状に加工された後、その上に薄膜が形成され
る基盤材料とししては、Si。
5i3Na 、ZrO2,TiN、TiO+ 、TiC
,Ba C,WC,W、WC−Co合金および各種サー
メットを用いることができるが、特にCVD法によりβ
−8iCI!Iを成膜させたSiC焼結体を用いるのが
好ましい。
また、本発明において薄膜の形成は、プラズマCVD法
、熱CVD法のいずれの方法を用いることができる。こ
こにプラズマCVD法としては、マイクロ波プラズマC
VD法、rf(高周波)プラズマCVD法、DC(直流
)プラズマCVD法などが挙げられ、また熱CVD法と
しては、熱フィラメントCvD法、EA (1子アシス
ト熱フイラメント)CVDaなどが挙げられる。
本発明においては、上述のプラズマCVD法又は熱CV
D沫による薄膜の形成に際して、有機系ガスと水素ガス
とを含み、有機系ガスの11度が3mol%以上である
ガス混合物を原料ガスとして用いる。原料ガス中に3m
o1%以上の濃度で使用される有機系ガスとしては、メ
タンを用いるのが最も好ましい。メタンを用いる場合、
原料ガス中における好ましいIi:度は4+o1%以上
、5Qmo1%以下である。メタン以外に、エタン、エ
チレン、アセチレン等の他の炭化水素ガスを用いること
もでき、これらの炭化水素ガスを用いる場合、原料ガス
中における濃度は3Qmo1%以下とするのが好ましい
さらにメタノール、エタノール等のアルコール蒸気等も
使用することができ、この場合には原料ガス中の薄膜度
を70霞O1%以下とするのが好ましい。
またアルコールの場合、原料ガス中の下限濃度を3mo
l%よりも高く(例えば3moL%以上)とするのが好
ましい。有機系ガスが3−01%未満の場合、ダイヤモ
ンドの自形があられれて研摩が必要になり、イ・」6性
も低下する。これが有機系ガス′m度を31015以上
に限定した叩出である。またメタンが50io1%、他
の炭化水素ガスが30 iQ1%、アルコールが70 
molXをそれぞれ超えると、アモルファス状カーボン
の含有量が増加し、耐久性、耐候性が劣化するので望ま
しくない。
また原料ガスは、上記の有機系ガスおよび水素ガスに加
えて、水蒸気を含むこともでき、水蒸気を添加する場合
には、1〜3割だけ炭素原子潤度を増加させる必要があ
る。
本発明の方法は、プラズマCVD法により実施するのが
好ましく、例えば原料ガスとしてメタンガスと水素ガス
とを用いるマイクロ波プラズマCVD法により薄膜を形
成させる場合の所望条件を挙げると以下の通りである。
原料ガス21ftjl・・・50〜500ccm  (
cc/分〉特に好ましくは100〜200 Cl メタン部面(CH4/C114+H2)・3〜5 Q 
molX 特に好ましくは5〜201101% 原料ガス圧力・・・10−2〜600 Torr特に好
ましくは1〜2Q Q Torrマイクロ波電力・・・
200W〜IKW特に好ましくは300〜70 W 基盤温度・・・補助加熱なしに700〜1100℃特に
好ましくは800〜950℃ 上記の条件下で、ガラス成形型用M盤の上に薄膜を成膜
するためのマイクロ波プラズマcvo装置を第1図に示
す。第1図において、基盤材料12としては、所望の形
状に精密加工した後、ダイヤモンド粉末(5〜30μm
)を有機溶媒(アルコール又はアセトン)中に分散させ
たスラリー中で超客波(200W以上)を印加すること
によって前処理したもの(核発生密度10〜1010ケ
/−)を用いた。この基盤材料12をホルダー7上に置
き、ガス供給装置1より反応室3内に原料ガスを供給し
ながら、排気装欝10を作動することによって所望の圧
力とする。なお、2は圧力測定のための真空計である。
マイクロ波発振器4よリマイクロ波を発振して、これを
反応苗3内に導波管5を通して導き、反応室内の領I4
.8にプラズマを発生させることにより、基盤材F11
2上に薄膜を形成させる。なお、6は、プラズマ領域8
の位置を調整するためのプランジ1−(反射板)である
ここで、プラズマは基盤材料12のへりなどに集中し易
く、基盤材料12に温度不均一が生じるため、これを防
止する目的で第2゛図に示すごとく、!!盤材料12の
まわりを高純度のグラッシーカーボンまたは黒鉛のカバ
ー11で囲うのが好ましい。
このようなカバー11を設け、さらにホルダー7を回転
i構9で回転させることにより、IIのプレス成形而上
に均一なi[を形成することができる。上記条件のもと
て5時間以内、好ましくは20分〜2時間成膜すること
により、最大面粗さ200八以下の緻密で平滑な?11
2が得られる。この3N11は1μ■以下であるのが好
ましい。
本発明により得られた薄膜のラマンスペクトルは第3図
のaに示したとおり、1550IJ−’付近に二重結合
炭素によるラマン線が、そして13600−1付近にラ
ンダムなグラファイト微結晶によるラマン線が、さらに
1150α−1付近にポリエンji4造によるとされろ
うマン線が特徴的に認められる。なお第3図のbはiカ
ーボン股、第3図のCはダイヤモンド膜のそれぞれのラ
マンスペクトルを比較のために示すが、本発明により得
られた薄膜はiカーボン膜及びダイヤモンド膜とラマン
スペクトルに大きな相違があることが明らかである。ま
た第3図のaではダイヤモンドによる1333n−1付
近のラマン線は、はとんど認められないが、第4図に示
すX線回折より明らかなように20−44°においてダ
イヤモンド微結晶による回折線が認められるので、本発
明により形成されるifはダイヤモンド結晶、グラファ
イト結晶およびアモルファス状カーボンの混合物である
と同定される。
基盤上に形成された、ダイヤモンド結晶、グラファイト
結晶およびアモルファス状カーボンの混合物よりなる薄
膜は、最大面粗さが200Å以下であり、表面平滑性に
すぐれているだけでなく、13との密着性にすぐれてい
るので、成形型の離型膜としては極めて好ましいもので
ある。
以上、本発明のガラス成形型の製造方法をマイクロ波プ
ラズマCVD法を例にして説明してきたが、他のプラズ
マCVD法および熱CVD法を用いても同様に表面平滑
性および基盤との44着性にすぐれた、ダイヤモンド結
晶、グラファイト結晶およびアモルファス状カーボンの
混合物よりなる薄膜が得られる。なお、他のプラズマC
VD法の条件および熱CVD法の条件は前記のマイクロ
波プラズマCVD法の条件とほぼ同様であり、適宜決定
される。
以下、実施例により、本発明のガラス成形型の製造方法
をざらに訂細に説明する。
実施例1 製造されるべきガラス成形体の形状に対応する形状に加
工された炭化珪素焼結体上にCVD法により(111)
面配向を有するβ−3iC膜を形成したもの(以後β−
8i C/S i Gと表わす)を基盤材料として用い
た。この基盤材料の表面を10〜20μ■のダイヤモン
ドパウダーを分散させたエタノール溶液中で超音波を2
詩間印加して核発生密度増加処理を行った後、前述の第
1図のフィクロ波プラズマCVD装置内の所定のホルダ
ー7上に基盤材料12を設置した。10−5Torr以
上に予備排気ののち、反応室3にメタンガスと水素ガス
を100cca+の全ガス流量で、メタンガスHa (
CH4/CH4+H2) 8.0IOI! 一定ニ調節
して導入し、室内の圧力が4 Q Torr一定となる
よう排気する。しかる後、マイクロ波を導波管5により
反応室3に導入し、プラズマを発生させる。マイクロ波
パワーを500Wとした。この時の基盤材料12の温度
は870℃一定であった。
本条件下で、45分間反応させ基盤材料12上にダイヤ
モンド微結晶、グラファイト微結晶およびアモルファス
状カーボンを含む薄膜を形成させた。
形成されたN膜の膜厚は2000人、最大面粗さ30人
であった。得られたガラス成形型を用いて、硼珪酸ガラ
スであるBK7ガラス(To565℃、丁5625℃)
をN2ガス雰囲気、プレス温度645℃の条件で10.
000回プレス成形したが、その後においても、ガラス
成形型表面に膜剥離、クラック等の発生はいっさい認め
られなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは30Å以下で良好であ
った。
実施例2 実施例1と同様の基盤材料を用い、また、同様のフィク
ロ波プラズマCVD装置を用いて、全ガス流1150c
cg+ 、−)タンガス″a度(CH4/Ct14+H
2) 151oI%(7)条件r水素カス*t!Jアー
で25℃の水蒸気(蒸気圧20 Torr)を約Q、5
ccm導入した。さらにガス圧4QTorr、マイクロ
波パワー550Wとした。この時基rA材料温度は90
0℃であった。本条件下で1時間反応させ、基[斜上に
ダイヤモンド微結晶、グラファイト微結晶およびアモル
ファス状カーボンを含む、膜厚5000人、最大面粗さ
100人の薄膜を形成した。得られたガラス成形型を用
いて硼珪酸ガラスであるBK7ガラスをN2ガス雰囲気
、プレス温度645℃の条件で10,000回プレス成
形したが、その後においてもガラス成形型表面に膜剥離
、クラック等の発生は認められなかった。なおプレス成
形体の最大面粗さは100A以下で良好であった。
実施例3 実施例1.2を同様の基盤材料を使用したが、実施例1
.2と異なりrfプラズマCvD装置を用い、全ガス流
ffi100ccmでガス圧40 Torr、メタンガ
ス濃度(CH4/CHa→−H2)10101%、 r
 fパワー500Wの条件で45分間反応させ基盤材料
上にダイヤモンド微結晶、グラファイト微結晶およびア
モルファス状カーボンを含む、膜厚2500人、最大面
粗さ50人の11112を形成した。
得られたガラス成形型を用いて、N2ガス雰囲気、プレ
ス温度645℃の条件でBK7ガラスのプレス成形を行
なったところ、やはり10,000回プレス成形後の型
面にはなんら劣化は認められなかった。また、プレス成
形体の最大面粗さは50Å以下で良好であった。
実施例4 実施例1と同様の基盤材料を用い、該基盤材料について
、2〜4μmのダイヤモンドパウダーとナイロンバフを
用い20分間研摩処理を行なうことにより、核発生密度
増加処理を行なった。
次いで、この基盤用0利上に、第1図のマイクロ波プラ
ズマCVD装置を用いて、原料ガスとしてエタノールガ
スと水素ガスを用い、全ガス流が1000C1、エタノ
ールガス濃度(C2H50H/C2H50H+H2) 
20ioI%オよび真空度4Q 10rr、マイクロ波
パワー500W、基盤温度870℃の条件で30分間反
応させ、ダイヤモンド微結晶、グラファイト微結晶およ
びアモルファス状カーボンを含む薄膜を形成させた。得
られた薄膜の膜厚は2000人、最大面粗さ40人であ
った。またBK7ガラスをN2ガス雰囲気下、プレス温
度645℃の条件で10.000回行なったところ、型
面には、なんら劣化は認められず、またプレス成形体の
最大面粗さは40Å以下であった。
実施例5 超音波処理を3時間行なったことおよびメタンガス濃度
(CHa /CH4+82 )を4膜molHCした以
外は実施例1と同様にして、基盤材料上にダイヤモンド
微結晶、グラファイト微結晶およびアモルファス状カー
ボンからなる薄膜を形成させた。形成された薄膜の膜厚
は4000人、最大面粗さは180人であった。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったところ、7.000回プレス成
形した後においても成形型表面に膜剥離、クラックの発
生等は認められなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは180Å以下で良好で
あった。
実施例6 超音波処理を3時間行なったこと、メタンの代りにエタ
ンを用い、エタンガス濃度(C2Hs /C2H6+H
2)を251101%トシTCコト13 J: U 成
膜時間を30分にしたこと以外は実施例1と同様にして
、基′1IAIi料上にダイヤモンド微結晶、グラファ
イト微結晶およびアモルファス状カーボンからなる薄膜
を形成させた。形成された薄膜の膜厚は2000人、最
大面粗さは120人であった。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったところ、10゜000回プレス
成形した後においても成形型表面に膜剥離、クラックの
発生等は認められなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは120Å以下で良好で
あった。
実施例7 超音波処理を1間行なったこと、メタンの代りにエチレ
ンを用い、エチレンガス濃度(C2H4/C2Ha +
H2) ’!r 10molL!lyタコトtjよび成
膜時間を40分にしたこと以外は実施例1と同様にして
、基盤材料上にダイヤモンド微結晶、グラファイト微結
晶およびアモルファス状カーボンからなる′a膜を形成
させた。形成された薄膜の膜厚は2500人、最大面粗
さは150人であつた。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったところ、10゜000回プレス
成形した後においても成形型表面に膜剥離、クラックの
発生等は認められなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは150Å以下で良好で
あった。
実施例8 超音波処理を3vI間行なったことおよびメタンの代り
にメタノール用い、メタノールガス濃度(CH30H/
CH30H+H2)を7QIO1%としたこと以外は実
施例1と同様にして、基盤材料上にダイヤモンド微結晶
、グラファイト微結晶およびアモルファス状カーボンか
らなる薄膜を形成させた。形成された1膜の膜厚は35
00人、最大面粗さは220人であった。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったところ、5.000回プレス成
形した後においても成形型表面に膜剥離、クラックの発
生等は認められなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは220Å以下で良好で
あった。
実施例9 超B波処理を3時間行なったことおよびメタンの代りに
エタノールを用い、エタノールガス濃度(C2H50H
/C2H50H+H2)を5QiolXとしたこと以外
は実施例1と同様にして、基¥A材料斜上ダイヤモンド
微結晶、グラファイト微結晶およびアモルファス状カー
ボンからなる薄膜を形成させた。形成された薄膜の膜厚
は3.000人、最大面粗さは200人であった。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったところ、5.000回プレス成
形した後においても成形壁表面に膜剥離、クラックの発
生等は認められなかった。
またプレス成形体の最大面粗さは200Å以下で良好で
あった。
比較例1 メタンガス濃度(CHa /CH4+H2)を2mo1
%にした以外は実施例1と同様にして、基盤材斜上に薄
膜を形成させた。形成された薄膜の膜厚は1000人、
最大面粗さは300人であった。
得られた成形型を用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったが、20回のプレス後に成形型
表面に膜剥離1、クラックの発生等が認められた。
比較例2 メタンガス潤度(CH4/CHa +H2)を8Qio
lXにした以外は実施例1と同様にして、ν信用材料上
に薄膜を形成させた。形成された薄膜の膜厚は5000
人、最大面粗さは250人であった。
得られた成形をを用いて実施例1と同様にBK7ガラス
のプレス成形を行なったが、プレス成形1000回で薄
膜が酸化により消失していた。
[発明の効果] 以上説明した通り、本発明のガラス成形型の製造方法に
よれば、プラズマCVD法または熱CVD法により、ダ
イヤモンド結晶、グラファイト結晶およびアモルファス
状カーボンの混合物よりなる最大面粗さ20OA以下の
薄膜を、所望の基盤用材料の型面上に成膜することによ
り、プレス成形を長期間繰り返して行なっても、膜の剥
離およびクラック等は認められず、きわめて耐久性が高
く寿命の長いガラス成形型を得ることができる。
また、薄膜とガラス成形品との離型性も極めて良好で最
大面粗さもほぼ型面と同様な良好なプレス成形品が得ら
れる。
本発明により術られたガラス成形型を用いることにより
、大幅な生産性向上とコストダウンが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するに好適なマイクロ波プ
ラズマCVD装置の概略図、第2図は第1図の装置の基
盤材料保持部を示す部分図、第3図は、本発明の方法に
より形成された薄膜のラマンスペクトル図、第4図は同
WJ膜のX線回折図である。 1・・・ガス供給装置 2・・・真空計 3・・・反応室 4・・・マイクロ波発振器 5・・・導波管 6・・・プランジャー 7・・・ボルダ− 8・・・プラズマ発生領域 9・・・回転機椛 10・・・排気装置 11・・・グラッシーカーボンまたは黒鉛のカバー12
・・・基盤材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、製造されるべきガラス成形体の形状に対応する形状
    に加工したガラス成形型用基盤の上に、有機系ガスと水
    素ガスとを含み、有機系ガスの濃度が3mol%以上で
    あるガス混合物を用いるプラズマCVD法又は熱CVD
    法により、ダイヤモンド結晶、グラファイト結晶および
    アモルファス状カーボンの混合物よりなる最大面粗さ2
    00Å以下の薄膜を形成させることを特徴とするガラス
    成形型の製造方法。
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