JPH0129978Y2 - - Google Patents

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JPH0129978Y2
JPH0129978Y2 JP1984199826U JP19982684U JPH0129978Y2 JP H0129978 Y2 JPH0129978 Y2 JP H0129978Y2 JP 1984199826 U JP1984199826 U JP 1984199826U JP 19982684 U JP19982684 U JP 19982684U JP H0129978 Y2 JPH0129978 Y2 JP H0129978Y2
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JP
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connector
hinge
printed circuit
connector body
bodies
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリント基板同士を電気的および機
械的に接続するコネクタであつて、特に両プリン
ト基板に、両者が同一平面に位置する状態と、上
下に重合する状態との180度角度範囲内で任意の
接続角度をとらせることのできるヒンジ形コネク
タに関する。
(従来例) プリント基板同士を機械的に、そして同時に電
気的に接続するコネクタは周知であるが、このプ
リント基板を収める電子機器(たとえば8ミリビ
デオ)の用途やデザイン、もしくは電子機器の取
付けスペースによつては、プリント基板の接続角
度がたとえば90度のように制限されることがあ
る。また、電子機器のコンパクト化が優先される
時は、プリント基板が上下に積み重ねて接続され
ることが望まれる。そのため従来にあつてはプリ
ント基板の接続角度に応じた専用のコネクタが必
要とされた。
また、たとえば上記コンパクト化優先のために
プリント基板が上下に積み重ね接続する配置が選
択されると、両基板はコネクタによつて相対位置
が固定され、しかもスペース的に上下基板間に狭
隘な間隙しか形成されないので、製品製造工程中
の抜き取り検査が困難になる。これは故障等の保
守点検時にもいえることで、基板上電子部品が故
障が生じても、そのままの状態ではテスターによ
る点検が行なえず、また修理もおぼつかず、全面
的な分解を必要とする。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はプリント基板同士を接続するコネクタ
にヒンジ構造を付与することにより、単一のコネ
クタ構造であり乍ら両プリント基板を自由なる角
度で相互接続できると共に、製品抜き取り検査時
や保守点検時に両プリント基板間にこれら検査等
に必要な空間を簡単に作り出すことのできるもの
を提供しようとする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、平行左右に配置された一対のコネク
タボデイにわたり略M字状接続端子が嵌挿される
と共に、両コネクタボデイが、一方のコネクタボ
デイ上へ他方コネクタボデイを180度回転により
折り重ね可能にヒンジにて接続され、かつ上記接
続端子のそれぞれコネクタボデイを貫通する端子
脚を結ぶ橋辺部が、ヒンジを略中心とする拡縮径
運動可能に曲成されたヒンジ形コネクタである。
(実施例) 以下、本考案の詳細を図面によつて説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
し、コネクタ本体1は一対のコネクタボデイ2,
3と、これらコネクタボデイ2,3にわたり嵌挿
される接続端子4を含んでいる。
両コネクタボデイ2,3は合成樹脂による一体
成形品で、両コネクタボデイ2,3は所要のヒン
ジ用間隙5を置いて平行左右に配置されたそれぞ
れが細長の直方体であり、両コネクタボデイ2,
3の上面の隣接側陵角部同士が、下記する接続端
子挿嵌部7を除いて薄肉の接続短片6で連設され
る。コネクタボデイ2,3および接続短片6を構
成する合成樹脂は、接続短片6がその薄肉構造を
利用して弾性変形するものから選択されており、
従つて接続短片6はヒンジ6を構成し、これによ
つて一方コネクタボデイ2もしくは3の上面に他
方コネクタボデイ3または2を面接して折り重ね
る180度角度範囲まで回転可能とされている。
打抜き成形品である接続端子4はそれぞれコネ
クタボデイ2,3を貫通する左右の端子脚4a,
4aと、これら端子脚4a,4aを一体接続する
橋辺部4bとからなる略M字状構造を呈し、橋辺
部4bは上記コネクタボデイ2,3の相対回転に
追従して拡縮径可能なように半円状に落込む形に
曲成される。また、第1図から明らかなように端
子脚4aと橋辺部4bとの連設角部である両肩部
4cを突曲させると共に橋辺部4bの両側縁を盗
むように細く打ち抜いて抵抗少なく拡縮径運動が
行なえるようにし、橋辺部4bの特に縮径時に端
子両肩部4c,4cに曲げ応力が集中するのを避
けている。
コネクタボデイ2,3にわたつて形成される接
続端子挿嵌部7は第3図のように、それぞれコネ
クタボデイ2,3の上部から下方へ端子脚4a,
4bを貫通させる端子脚挿込み孔7aと、橋辺部
4bが嵌まる凹陥部7bとから成つている。
各コネクタボデイ2,3の上面には係合突片8
と係合孔9が対をなして、かつ両コネクタボデイ
では係合突片8と係合孔9の位置を反対にして配
置され、両コネクタボデイ2,3の折り重ね時
に、それぞれのコネクタボデイの係合突片8が相
手方コネクタボデイの係合孔9に突入係合する。
両コネクタボデイ2,3にわたつて適宜数の接
続端子4が挿嵌されたコネクタ本体1は第3図の
ように同一平面に位置されたプリント基板10,
11に端子脚4a,4aを差し込み、かつ該部を
半田付けして両プリント基板10,11をコネク
タ本体1を介し機械的および電気的に接続する。
その後に、ヒンジ6を利用し、両プリント基板1
0,11を相対回転させて、第3図の鎖線に示す
ようにプリント基板10と11を直交配置した
り、また第4図のように一方のコネクタボデイ1
0上へ他方コネクタボデイ11を折り重ねて積層
配置して、任意の配置角度を選択する。接続端子
4は上記の相対回転時に、橋辺部4bを円環状に
閉じる弾性縮径運動で追従する。
プリント基板10と11が成す配置角度は両者
が同一平面に並ぶ第3図の状態と第4図のように
上下重なる状態との間で自由に選択できるが、特
に第4図のように上下に重なる状態では両コネク
タボデイ2,3の係合突片8が相手側の係合孔9
に突入し、一方円環状に橋辺部4bが縮径された
接続端子4は元姿勢に復帰しようとする弾性反力
で係合突片8と係合孔9とを第4図の矢印aで示
す位置で圧接して摩擦力を働らかせ、自動的に第
4図の折り畳み状態を保持する。
上記第1の実施例では、左右のコネクタボデイ
2,3は接続短片6で一体であり、この接続短片
6の弾性もしくは可撓性がヒンジとしての機能を
発揮するようにしているから、合成樹脂の種類の
制限が加わり、樹脂選定を誤まると、ヒンジの可
塑変形、割れ等の不都合が発生する。第5図乃至
第7図の第2の実施例は、この障害を解消するた
めのもので、一対の同一形状コネクタボデイ1
2,12を独立の成形部材から製作し、これらを
組合せてコネクタ本体1としている。
即ち、コネクタボデイ12は第5図の如く一端
側に軸穴13を有するボス部14が形成され、他
端に同軸に短軸15が形成されており、この構成
が接続短片6による一体連設構造に代えられてい
る。それ以外の構成は各コネクタボデイ2,3と
同一である。そして、このコネクタボデイ12を
一対使用し、かつ両者のボス部14と短軸15と
の位置を反対にした点対称状態でそれぞれ短軸1
5を相手側のボス部14に嵌合し、これによつて
ヒンジ16を構成するのである。これであれば、
コネクタボデイ12の型製作が容易となり、ヒン
ジ16は抵抗少ない円滑な回転を期待できると共
に、使用樹脂の選定範囲が拡大するメリツトを産
む。
第1、第2いずれの実施例構成にあつても、製
品製作のラインの抜き取り検査時、もしくは保守
点検にあたつて、コネクタ本体1がヒンジ16に
よる回転の自由性をもつているので、テスター等
を差し込んだり、部品交換のためのスペースを簡
単に作り出すことができる。
(効果) 以上詳述したように本考案にかかるコネクタ
は、それぞれがプリント基板に接続端子を介し機
械的、電気的に接続されるコネクタボデイをヒン
ジにてつなぐことで構成され、しかして両コネク
タボデイの相対回転を180度角度範囲自由とし、
しかも両コネクタボデイにわたつて嵌挿された接
続端子が曲成された橋辺部によつて上記相対回転
に追従すべく拡縮径運動するようにしているか
ら、プリント基板同士を任意の接続角度に配置す
ることができ、電子機器の設計自由度を大幅に確
保できると共に、特に両プリント基板を上下平行
に重ねる配置を選ぶことで電子機器のコンパクト
化を図ることができる。
また、製品抜き取り検査時や、故障等の保守点
検時にはヒンジで両プリント基板の間の検査もし
くは点検作業上、支障をきたさないスペースを作
り出せるから、これらの作業を容易に遂行でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかるヒンジ形コネクタの実施
例を示すもので、第1図は第1の実施例における
コネクタ本体の斜視図、第2図は側面図、第3図
は使用状態の要部の縦断面図、第4図はコネクタ
ボデイを折り重ねた使用状態の縦断面図である。
第5図は第2の実施例におけるコネクタボデイの
斜視図、第6図は第5図のコネクタボデイを組合
わせたコネクタ本体の平面図、第7図は使用状態
の要部の縦断面図である。 2,3,13…コネクタボデイ、4…接続端
子、4a…端子脚、4b…橋辺部、12…ヒン
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行左右に配置された一対のコネクタボデイに
    わたり略M字状接続端子が嵌挿されると共に、両
    コネクタボデイが、一方のコネクタボデイ上へ他
    方コネクタボデイを180度の相対回転により折り
    重ね可能にヒンジにて接続され、かつ上記接続端
    子のそれぞれコネクタボデイを貫通する端子脚を
    結ぶ橋辺部が、ヒンジを略中心とする拡縮径運動
    可能に曲成されたことを特徴とするプリント基板
    のヒンジ形コネクタ。
JP1984199826U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0129978Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984199826U JPH0129978Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984199826U JPH0129978Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61114770U JPS61114770U (ja) 1986-07-19
JPH0129978Y2 true JPH0129978Y2 (ja) 1989-09-12

Family

ID=30760111

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984199826U Expired JPH0129978Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10260241B4 (de) * 2002-12-20 2013-05-08 Continental Automotive Gmbh Kontaktierungsbauteil und Verfahren zur Herstellung eines Kontaktierungsbauteils
JP5454646B1 (ja) * 2012-09-25 2014-03-26 第一精工株式会社 電気コネクタ

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Publication number Publication date
JPS61114770U (ja) 1986-07-19

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