JPH01296834A - データ集配信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数の機器に対してデータの集配信を行うデー
タ集配信システムに関する。

〔従来の技術〕

従来、計測機器等の複数の機器で発生するデータを収集
し、またその反対にデータをそれらの機器に対して配る
データ集配信システムにおいては、データの集配信を行
う集配信装置をそれ専用の小規模な制御コンピュータで
構成し、この制御コンピュータに各機器を個別の回線で
接続し、この個別回線を使用してデータの集配信を行う
のが一般的であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のデータ集配信システムでは、小規模なが
らも高価な専用の制御コンピュータを必要とする為に、
システムの初期導入時に要するコストが大きくなり、小
規模な集配信システムには不向きである。また、接続機
器台数分の回線が必要となり且つ回線毎の伝送制御手順
も必要となるために、初期導入時および接続機器を変更
する場合における回線環境の設定作業が大規模となる。

更に、制御コンピュータで収集されたデータは特殊な形
式で格納されるため、収集データを他の目的の為に使用
するといった活用が困難であった。

本発明はこのような問題点を解消することを目的として
いる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、複数の機器と、この複数の機器に対するデー
タの集配信を行う集配信装置とで構成されたデータ集配
信システムにおいて、前記集配信装置をＲＳ−２３２Ｃ
インタフェイスを持つパーソナルコンピュータで構成す
ると共に、前記ＲＳ−２３２Ｃインタフェイスを使用し
て前記複数の機器をＬＡＮを介して接続し、且つ、構成
機器情報をパラメータ設定画面に従って設定し得る初期
設定処理部と、データの集配信を行う主制御処理部と、
収集したデータをシーケンシャルファイルに出力する抽
出処理部とを持たせている。

〔作用〕

本発明のデータ集配信システムにおいては、集配信装置
を構成するパーソナルコンピュータにＲＳ−２３２Ｃイ
ンタフェイスおよびＬＡＮを介して複数の機器を接続し
たときまたは接続機器を変更したとき、パーソナルコン
ピュータが具備する初期設定処理部が、構成機器情報を
パラメータ設定画面に従って設定する操作を支援し、稼
動時には、主制御処理部がＲＳ−２３２Ｃインタフェイ
スおよびＬＡＮを介して複数の機器に対するデータの集
配信を実行し、この収集されたデータを抽出処理部がシ
ーケンシャルファイルに出力する。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明のデータ集配信システムの実施例の構成
図である。この実施例のデータ集配信システムは、デイ
スプレィ５．キーボード６、プリンタ７、機器環境ファ
イル８１機器毎の収集ファイル９３機器送信ファイル１
０および抽出ファイル１１を有するパーソナルコンピュ
ータで構成された集配信装置１と、集配信装置１が有す
るＲＳ−２３２Ｃインタフェイスにより集配信装置１に
接続されたＬＡＮインクフェイス２と、このＬＡＮイン
タフェイス２に接続された汎用のＬＡＮ３とを有し、こ
のＬＡＮ３に計測機器等の複数の機器４が接続されてい
る。また、集配信装置ｌは、初期設定処理部２０．主制
御処理部２１および抽出処理部２２を含んでいる。

第１図のデータ集配信システムにおいて、機器４の初期
接続時あるいは環境変更時に機器４の接続環境（機器構
成情報）を設定するにあたっては、集配信装置１の初期
設定処理部２０をキーボード６の操作により起動する。

初期設定処理部２０は起動されると、機器４の接続環境
を定義する為のパラメータ設定画面をデイスプレィ５に
表示するので、操作者はデイスプレィ画面を見ながらキ
ーボード６より必要なパラメータを逐次入力していく。

ここで入力するパラメータとしては、例えば機器の相対
的な番号１機器を判断するための名称。

各機器毎に割り当てる収集ファイル９の名称、伝送路に
おけるコード体系、パリティチエツクの有無２通信制御
手順等がある。そしてコード体系としては、例えばＪＩ
Ｓ７とＪＩＳ８コード体系があり、機器に合わせて設定
する。また、通信制御手順としては、機器からのデータ
を一方的に収集する無手順と、集配信装置１と機器間で
の双方向のデータのやりとりを行う簡易手順とがあり、
機器に合わせて設定する。初期設定処理部２０は必要な
パラメータが入力され、例えば設定完了キーが押下され
ると、それを機器環境ファイル８に保存する。これで初
期設定処理が完了する。

データ集配信処理の実行段階においては、集配信袋′Ｊ
１１の主制御処理部２１が機器４に対するデータの集配
信を以下のようにして実行する。先ず、主制御処理部２
１は、機器４からのデータを受信状態で待ち、データを
受信したら、受信データ中に含まれる発信元情報に基づ
いて機器環境ファイル８の該当する内容を参照し、デー
タの発信元の機器４に対応する収集ファイル９に受信デ
ータを格納する。その後は、その機器の通信制御手順に
より相違し、無手順の場合は、次のデータを受信する状
態で待ち、データを受信すると上述と同様に該当する収
集ファイル９に格納する。また、簡易手順の場合は、デ
ータの発信元の機器４に対して次のデータの送信要求を
送信し、次のデータを待つ。更に、簡易手順の機器４か
ら送信要求を受信し場合は、対応するデータを機器送信
ファイル１０から読み出し、送信要求元の機器４に送信
する。なお、以上のようなデータの集配信の状態を操作
者等に１認させる為に、主制御処理部２１はデイスプレ
ィ５にモニタ表示を行っている。

さて、主制御処理部２１によって各機器対応の収集ファ
イル９に格納された収集データは、キーボード６から抽
出処理部２２を起動することにより、この抽出処理部２
２によってシーケンシャルファイルである抽出ファイル
１１に出力される。

このようにシーケンシャルファイルに収集データを出力
することによって、収集データを他の目的の為の処理を
行うソフトウェアに対する入力データとして使用するこ
とができる。なお、収集ファイル９の内容或いは抽出フ
ァイル１１の内容をプリンタ７からプリント出力させる
ことも可能である。

〔発明の効果］ 以上説明したように、本発明のデータ集配信システムは
、ＲＳ−２３２Ｃインタフェイスを有するパーソナルコ
ンピュータとＬＡＮとを組み合わせたものであり、高価
な専用コンピュータを使っておらず且つＬＡＮには多様
な機器を多数接続できるので、小規模から大規模までの
データ集配信システムを安価に構築することができる。

また、接続機器の環境定義を画面からパラメータ形式で
指定できる初期設定処理部を有するため、初期導入時お
よび接続機器の増設や業務の拡張時における各種の環境
設定作業が容易となり、作業工数を削減することができ
る。更に、主制御処理部により収集されたデータは抽出
処理部によりシーケンシャルファイルに出力されるので
、多目的の分野での収集データの活用も容易に行うこと
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ集配信システムの実施例の構成
図である。 図において、 １・・・パーソナルコンピュータで構成された集配信装
置 ２・・・ＬＡＮインタフェイス　　３・・・ＬＡＮ４・
・・集配信の対象となる機器 ５・・・デイスプレィ　　６・・・キーボード７・・・
プリンタ　　　　８・・・機器環境ファイル９・・・機
器毎の収集ファイル １０・・・機器送信ファイル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の機器と、該複数の機器に対するデータの集配信を
   行う集配信装置とで構成されたデータ集配信システムに
   おいて、 前記集配信装置をＲＳ−２３２Ｃインタフェイスを持つ
   パーソナルコンピュータで構成すると共に、前記ＲＳ−
   ２３２Ｃインタフェイスを使用して前記複数の機器をＬ
   ＡＮを介して接続し、且つ、構成機器情報をパラメータ
   設定画面に従って設定し得る初期設定処理部と、データ
   の集配信を行う主制御処理部と、収集したデータをシー
   ケンシャルファイルに出力する抽出処理部とを具備させ
   たことを特徴とするデータ集配信システム。