JP2716168B2 - プリンタ装置の互換方式 - Google Patents

プリンタ装置の互換方式

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JP2716168B2 JP63285038A JP28503888A JP2716168B2 JP 2716168 B2 JP2716168 B2 JP 2716168B2 JP 63285038 A JP63285038 A JP 63285038A JP 28503888 A JP28503888 A JP 28503888A JP 2716168 B2 JP2716168 B2 JP 2716168B2
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宏 村西
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタ装置の互換方式に関し、特にインタ
フェース及び制御データなどの異なるプリンタ装置が、
どのようなコンピュータ本体とでも接続できるように互
換性を有するプリンタ装置の互換方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、プリンタ装置の使用に関しては、インタフェー
スが種々あり、コンピュータ本体との接続において、イ
ンタフェースが異なるときは、インタフェースが等しい
プリンタ装置を用意して接続していた。
又、プリンタ装置によっては、漢字の大きさ(ポイン
ト)を変更したり、行ピッチ及び列ピッチを変更したり
する制御データが異なっていたり、全く使用できないも
のがあるが、この場合は、同じプログラムでは印字結果
が不正になるので、利用者側でその都度プログラムを変
更して使用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のプリンタ装置は、使用するとき、コン
ピュータ本体のインタフェース及び制御方式に合わせた
プリンタ装置が必要であり、インタフェースが異なると
きは、インタフェースが等しい新たなプリンタ装置を購
入しなければならず、費用が発生するという問題点があ
る。
又、プリンタ装置の種類によって、制御データが異な
り、同じコピュータに接続される場合でも、コピュータ
側はプリンタ装置ごとに印字プログラムを作成してい
る。このプログラム作成では、各プリンタ装置の制御デ
ータを調査及び整理するなどのプログラム製造工数が増
加するという問題点がある。
本発明の目的は、インタフェース及び制御方式の違い
によりプリンタ装置を購入する必要がなく、又、制御デ
ータを各プリンタ装置ごとに調査及び整理する必要もな
く、同じ印字プログラムで共通に利用でき、プログラム
の製造工数の削減を図ることができるプリンタ装置の互
換方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のプリンタ装置の互換方式は、 (A)コンピュータ本体とプリンタ装置とのインタフェ
ースのパラメータの情報を有し、前記インタフェースの
パラメータの情報をインタフェースパラメータ信号とし
て出力するパラメータ投入手段、 (B)前記コンピュータ本体から出力されたデータを受
信するデータ入力手段と、前記パラメータ投入手段から
インタフェースパラメータ信号を受信し格納するパラメ
ータ入力手段と、前記パラメータ入力手段に受信された
インタフェースパラメータ信号を解析し、どのような一
般データ及び制御データの変換が必要なのかを決定し、
決定された情報を解析結果信号として出力する解析手段
と、前記解析手段から受信した解析結果信号にもとづ
き、前記コンピュータ本体から受信した一般データの変
換処理を行う一般データ変換手段と、前記解析手段から
受信した解析結果信号にもとづき、前記コンピュータ本
体から受信した制御データの変換処理を行う制御データ
変換手段と、変換処理された一般データと制御データと
を前記プリンタ装置へ出力するデータ出力手段とを含ん
で構成されたデータ変換装置、 を備えて構成されている。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第1図に示すプリンタ装置の互換方式は、コンピュー
タとプリンタ装置とのインタフェースを合わせるために
一般データ及び制御データを変換するデータ変換装置
9、一般データ及び制御データを変換するために必要な
インタフェースのパラメータ情報をインタフェースパラ
メータ信号としてデータ変換装置9に送出するパラメー
タ投入装置7から構成されている。
さらに、データ変換装置9は、コンピュータ本体から
出力されたデータを受信するデータ入力部1、パラメー
タ投入装置7から入力されたインタフェースパラメータ
信号を受信し格納するパラメータ入力部2、パラメータ
入力部2のインタフェースパラメータ信号を解析しどの
ような一般データ及び制御データの変換が必要なのかを
決定する解析部3、解析部3で決定された情報にもとづ
きコンピュータ本体から受信した一般データの変換処理
を行う一般データ変換部4、解析部3で決定された情報
にもとづきコンピュータ本体から受信した制御データの
変換処理を行う制御データ変換部5、変換処理された一
般データと制御データとをプリンタ装置へ出力するデー
タ出力部6から構成されている。
次に、動作を説明する。
コンピュータ本体から出力されたデータは、コネクタ
変換装置8aを介してデータ入力部1に受信される。イン
タフェースの違いにより、形状の違ったコネクタはコネ
クタ変換装置8aにより固定され上記の変換装置に接続さ
れる。
一方、パラメータ投入装置7により、プリンタ装置の
型名及びインタフェース名(例えば、セントロニクスイ
ンタフェースとかODAインタフェースなど)の情報がパ
ラメータ入力部2にインタフェースパラメータ信号とし
て送出され受信される。
パラメータ入力部2に受信されたインタフェースパラ
メータ信号は解析部3で解析され、どのような一般デー
タの変換が必要なのか、又、どのような制御データの変
換が必要なのかが決定される。
一般データ変換部4は解析部3で決定された情報にも
とづきコンピュータ本体から受信した一般データの変換
処理を行う。そして、制御データ変換部5は解析部3で
決定された情報にもとづきコンピュータ本体から受信し
た制御データの変換処理を行う。変換処理された一般デ
ータと制御データは結合及び並び換えが行われデータ出
力部6へ送出される。
プリンタ装置へ出力する場合にも、第1図のようにコ
ネクタ変換装置8bを介して接続するものとする。
第2図は第1図の一実施例のデータの変換方法を示す
説明図である。
第2図(a)は、入力データ11として一般データの前
後に制御データが付加された形式のもの(例では、制御
内容は文字の横2倍拡大とする)を示している。このデ
ータがパラメータ12により、第2図(b)の変換テーブ
ル13,14を参照しデータ15として変換されプリンタ装置
に出力される。
このように、インタフェース及び制御方式の違いによ
りプリンタ装置を合わせて購入する必要がなく、又、制
御データを各プリンタ装置ごとに調査及び整理する必要
もなく同じ印字プログラムで共通に利用でき、新しいプ
ログラムの製造工数の削減を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、インタフェース及び
制御方式の違いによりプリンタ装置を合わせて購入する
必要がなく、又、制御データを各プリンタ装置ごとに調
査及び整理する必要もなく同じ印字プログラムで共通に
利用でき、新しいプログラムの製造工数の削減を図るこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の一実施例のデータの変換方法を示す説明図である。 1……データ入力部、2……パラメータ入力部、3……
解析部、4……一般データ変換部、5……制御データ変
換部、6……データ出力部、7……パラメータ投入装
置、8a,8b……コネクタ変換装置、9……データ変換装
置、11……入力データ、12……パラメータ、13,14……
変換テーブル、15……データ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)コンピュータ本体とプリンタ装置と
    のインタフェースのパラメータの情報を有し、前記イン
    タフェースのパラメータの情報をインタフェースパラメ
    ータ信号として出力するパラメータ投入手段、 (B)前記コンピュータ本体から出力されたデータを受
    信するデータ入力手段と、前記パラメータ投入手段から
    インタフェースパラメータ信号を受信し格納するパラメ
    ータ入力手段と、前記パラメータ入力手段に受信された
    インタフェースパラメータ信号を解析し、どのような一
    般データ及び制御データの変換が必要なのかを決定し、
    決定された情報を解析結果信号として出力する解析手段
    と、前記解析手段から受信した解析結果信号にもとづ
    き、前記コンピュータ本体から受信した一般データの変
    換処理を行う一般データ変換手段と、前記解析手段から
    受信した解析結果信号にもとづき、前記コンピュータ本
    体から受信した制御データの変換処理を行う制御データ
    変換手段と、変換処理された一般データと制御データと
    を前記プリンタ装置へ出力するデータ出力手段とを含ん
    で構成されたデータ変換装置、 を備えて構成されたことを特徴とするプリンタ装置の互
    換方式。
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