JPH01296444A

JPH01296444A - 光記録媒体

Info

Publication number: JPH01296444A
Application number: JP63125480A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Fujiwara; 藤原　安夫; Makoto Arimura; 有村　良
Original assignee: Mitsubishi Kasei Corp
Current assignee: Mitsubishi Kasei Corp
Priority date: 1988-05-23
Filing date: 1988-05-23
Publication date: 1989-11-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分腎］本発明は光記録媒体に係り、特に識別記号の印字方法を
改良した光記録媒体に関する。

［従来の技術］光ディスクは高密度記録か可能であるなどの優れた特長
を備えることから、近年、その応用分野が拡大し、需要
が高めらねている。

光ディスクは通常、円盤状基板の一方の面に、スパッタ
リング法等により記録層を成膜形成してなる、２枚の光
デイスク基板を、記録層側か内側となるようにスペーサ
を介して貼り合わせて製造されている。

従来、ディスク両面又は片面のリード、ライトか可能な
光ディスクとして、第３図に示す如く、２枚の円盤状透
明基板１．２を外周縁及び内周縁に円環状の外周スペー
サ３及び内周スペーサ４を介して接合し、中心部にスピ
ンドル挿通孔５を設け、該挿通孔５の外側に磁性材料か
らなるハブ１８を設けた光ディスク２０か知られている
。

この基板１．２には、それぞれ対向する面に記録層１ａ
及び２ａが形成されており、スピンドル挿通孔５にスピ
ンドル７を通し、光ディスクをマグネットクランプ８に
より固定し、スピンドル７及びクランプ８を回転させつ
つ、下方向からレーザ光を照射して書き込みや読み取り
を行なう。

一方、光磁気ディスクは、光（レーザ）で記録再生を行
なう光ディスクの一種であるが、記録材料として磁性材
料を用いるため、通常の光ディスクとは異なり消去再記
録か可能であるため、最近になって、各方面への応用が
期待され、研究開発が活発に行なわれている。

光磁気ディスクもまた、円盤状基板の一方の面に、記録
層をスパッタリング法等により成膜して製造され、多く
の場合、記録層側を内側にして２枚の光磁気ディスク基
板を貼り合わされて提供されており、第３図に示すと同
様にスピンドルに挿通して、クランプ上に載置して使用
されている。

これら、光ディスク又は光磁気ディスクの基板の外表面
には、その性能や製品品質管理のために、ロット管理Ｎ
ｏ　、等が印字されている。ロット管理Ｎｏ　、等をク
ランプ当接面に印字すると、即ち、例えば第３図におい
て、基板２の９ａの部分に印字すると、印字の厚みのた
めにクランプ８上の光ディスク２０が傾き、光ディスク
２０がスピンドル７の回転時に水平回転しなかったり、
クランプ８上でガタつきを起すようになる。

ところで、精度の高い記録の書き込みや読み取りを行な
うためには、光ディスク２０は、スピンドル７の回転時
にクランプ８上でガタつきを起すことなく確実に固定さ
れる必要がある。このため、基板のクランプ当接面に印
字することはできず、クランプ当接面以外の領域に印字
しなければならない。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、ターンテーブル当接面以外、例えば、第
３図の基板２の９ｂ又は９ｃの部分に印字を行なった場
合には、印字部分では記録の書き込みや読み取りを行な
うことができないため、印字部の幅の分だけ正規の記録
領域が狭くなることとなる。

本発明は上記従来の問題点を解決し、クランプ上に安定
に固定することができ、しかも記録領域が印字により侵
害されることのない光記録媒体を提供することを目的と
する。

［課題を解決するための手段］本発明の光記録媒体は、内面側に記録層か形成された２
枚の円盤状基板が、その外周縁近傍及び内周縁近傍で円
環状スペーサを介して接合され、中心部にはスピンドル
挿通孔が設けられた光記録媒体において、該円盤状基板
の内面の非記録層形成部分に識別記号を付したことを特
徴とする。

［作用］本発明の光記録媒体は、円盤状基板の内面の非記録層形
成部分に識別記号を付したものであるため、印字により
記録層領域が侵害されることはない。また、クランプ当
接面に印字がないので、クランプ上に安定に固定するこ
とができる。

［実施例］以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図は本発明の一実施例に係る光ディスクの断面図、
第２図は伺平面図である。

本実施例の光ディスク１０は、内面側に記録層１１ａ、
１２ａが形成された２枚の円盤状基板１１．１２が、そ
の内周縁近傍及び外周縁近傍で円環状スペーサ１３．１
４を介して接合され、中心部にはスピンドル挿通孔１５
が設けられたものであって、この円盤状基板１１及び／
又は１２の内側面の非記録層形成部ｉｉｂ及び／又は１
２ｂにロット管理Ｎｏ　、等の識別記号、本実施例にお
いてはｒＴ４０１０８Ｊを印字したものである。

識別記号の印字範囲は特に制限はないが、通常の場合、
内周側のスペーサ１３の当接面外縁部１６と記録層１１
ａ、１２ａの内縁１７との間とするのが好ましい。即ち
、通常の光ディスクでは、基板のクランプ当接部に対応
する基板の内側面の付近には記録層は形成されていない
ので、内周側スペーサ当接面外縁部１６と記録層の内縁
１７との間には、ある程度のスペースがとれる。

従って、本発明においては、この範囲を識別記号の印字
領域とするのが好ましい。

例えば、直径Ｒ＝１３０ｍｍ程度の光デイスク基板にお
いて、スピンドル挿通孔１５の孔径ｒｌは約１５ｍｍ、
内周側のスペーサ１３の外径ｒ２は約３５ｍｍ、記録層
形成領域の内径ｒ３は約４５ｍｍである。従って、この
ような場合においては、基板１１及び／又は１２の内側
面の直径３５ｍｍ〜４５ｍｍの幅、即ち第２図のＡの領
域にわたって印字を施すのが好ましい。また、印字の大
きさについては特に制限はないが、例えは第２図におい
て、ａ＝３ｍｍ、ｂ＝１３ｍｍとなるような範囲を設定
ずれは、十分に識別記号を付すことができる。

このような光ディスク１０は、例えば、基板１１．１２
の一方の面に蒸着等により記録層１１ａ、１２ａを形成
した後に、あるいは記録層１１ａ、１２ａを形成する前
に、所望の箇所に例えはゴム印、インクジェット印刷あ
るいは刻印等の常法に従って、必要な文字、数字、図形
、記号等を印刷し、その後、記録層１１ａ、１２ａを内
側にして基板１１．１２をスペーサ１３．１４を介して
接着することにより容易に製造することかできる。

なお、印字する識別記号は、基板の外側からの読み取り
か容易なように、基板の外側面に正となるように逆さ文
字（表側から視覚したときに左右が逆の字体となり、裏
側から視覚したときに１席な字体になる文字）どするの
か好適である。

識別記号は、一方の基板にのみ付しても、両方の基板に
イ」シても良い。また、１枚の基板の複数箇所に付すこ
ともできる。

以上、光ディスクを例示して説明したが、本発明は、光
ディスクに限らず、光磁気ディスク等のその他の光記録
材料にも適用可能である。

［発明の効果］以上詳述した通り、本発明の光記録材料は、識別記号が
基板の内側にイ」されているため、クランプ上に載置し
た際に、印字の厚みにより光記録材料の載置状態か不安
定になることがない。このため、記録の書き込み、読み
取りの精度が著しく向上される。しかも、印字は非記録
層形成領域に付されているため、記録層を侵害すること
がなく、正規の記録層領域を大きく取ることかでき、記
録容量を向上することかてぎる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る光ディスクの断面図、
第２図は同平面図、第３図は従来例を示す断面図である
。１０・・・光ディスク、１１．１２・・・基板、＋１ａ
、１２ａ・・・記録層、ｊｌｂ、＋２ｂ・・・非記録層形成部、１３．１４・・
・スペーサ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内面側に記録層が形成された２枚の円盤状基板が
、その外周縁近傍及び内周縁近傍で円環状スペーサを介
して接合され、中心部にはスピンドル挿通孔が設けられ
た光記録媒体において、該円盤状基板の内面の非記録層
形成部分に識別記号を付したことを特徴とする光記録媒
体。