JPH0228544Y2 - - Google Patents

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JPH0228544Y2
JPH0228544Y2 JP1983172954U JP17295483U JPH0228544Y2 JP H0228544 Y2 JPH0228544 Y2 JP H0228544Y2 JP 1983172954 U JP1983172954 U JP 1983172954U JP 17295483 U JP17295483 U JP 17295483U JP H0228544 Y2 JPH0228544 Y2 JP H0228544Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表面に光学記録再生用区域を有し、偽
造防止効果が高く、情報の記録再生が容易な情報
ラベルに関する。
〔従来の技術〕
IDカード、キヤシユカード、情報カード等の
情報記録カード用にカード基材に金属薄膜層を設
けたものが知られている。かかるカードには通常
のレーザー光を用いて、金属薄膜層の一部を揮散
させたり、変形を起こさせたり、若しくはその反
射率の変化を生じさせる等を行なわせ、光の反射
率や透過率等の差による情報記録を行ない、情報
再生の際には再び光学的手段により再生を行なう
ものである。
上記のカードをその一例とする光学記録再生方
式の利用によれば、記録密度については磁気記録
方式に比べ1桁以上高くすることが可能になるの
で、従つて、極めて狭い巾の記録区域に記録を行
なうことができる。例えば磁気記録再生方式では
通常6mm程度の巾の記録帯をを使用するが、光学
記録再生方式では巾をこれよりも狭くすることが
でき、或いは巾をそのままにしておけば数列にわ
たつて記録を行ない得る。又、光学記録再生方式
においては記録が可逆的に行なわれないので一旦
記録された情報は消去が不可能であるし、無理に
消去を試みると痕跡が残ることは避けられない。
又、光学記録層たる金属薄膜層のみを剥離しよう
とすると金属薄膜が破壊されてしまう等、磁気記
録再生方式では見られない特徴を有している。
更に光学記録再生方式においては情報の書き込
み(記録)及び読み出し(再生)には高いレベル
の技術を必要とし、又、記録再生の技術を持つて
いたとしても情報信号を暗号化してあれば解読は
容易にはできない。従つてこれらの光記録再生方
式の特徴を利用すると物品のアイデンテイフアイ
(確認若しくは検証)が可能になること、高度な
情報秘匿が可能になること、および偽造防止を可
能にすることが期待される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来の技術として挙げたカードにお
いてはカードの寸法精度と記録の位置精度が再生
時の位置精度に影響するが、そのカードのフオー
マツトはある程度の基準があり、カードの寸法や
記録位置についてはかなりの精度を維持すること
ができる。しかしながら、光学記録再生用区域を
有し、対象物に貼付して使用するラベルには問題
点がある。例えばラベルの利用状況を考えると、
ラベルを貼る対象物の性質によつて寸法精度が概
して充分でない上に、ラベルを貼る際のラベル貼
り機の機械精度や手貼り精度の位置精度も不充分
である。従つて傾き(スキユー)が生じる場合が
ある。もちろん読み取り光学系においてスキユー
補正システム等を設けて上記精度を高くすること
はできるが、一般の読み取り装置に新たにスキユ
ー補正システムのような機能を付加する必要に迫
られる。
本考案は光学記録再生用区域を持つラベルの有
する上記問題点を解消するものであつて、ラベル
に光学記録再生方向と直角な方向で測定した巾が
50〜200μmのピツトが形成された光学記録再生
用区域を有することにより、偽造を防止し、更に
ラベルを対象物に貼付したときに光学再生装置に
新たにスキユー補正システムような機能を付加す
ることなく、スキユーを補正し、読み取りが容易
な情報ラベルを提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の情報ラ
ベルは、ラベル基材の表面の少くとも一部に光学
記録再生用区域が設けられており、前記光学記録
再生用区域には光学記録再生方向と直角な方向で
測定した巾が50〜200μmのピツトが形成されて
おり、かつ、前記ラベル基材の裏面には粘着剤層
を有しているものである。
〔作用〕
上記のように構成された情報ラベルでは、光学
記録装置を用いることによつて、光学記録再生区
域に情報を書き込み、適当な物品に貼つた後、光
学再生装置を用いることによつて、光学記録再生
用区域内に記録された光学記録再生方向と直角な
方向で測定した巾が50〜200μmであるピツトに
形成されている情報を容易に読み取るものであ
る。
〔実施例〕
本考案を以下、図面を用いながら説明する。第
1図は本考案の情報ラベルの実施例を示す断面図
であつて、情報ラベル1はラベル基材2の表面
に、金属薄膜層を支持する支持体3および金属薄
膜層4の2つの層からなる光学記録層5と透明保
護層6とが順次積層されており、ラベル基材2の
裏面には粘着剤層7を有している。
上記において支持体3は省略することが可能で
ある。
第2図は本考案の情報ラベル1の実施例を示す
平面図であつて、光学記録再生区域8がラベル基
材2の表面の一部に形成されている。ここで区域
8は全面に設けることも出来るし、又、第2図の
ように余白部を残しておき、余白部に発色層等の
他方式の記録層や印刷を設けることも可能であ
る。
第3図は光学記録再生区域8の部分拡大された
平面図であつて、このように一方向(図では上下
方向)が拡大されたピツト9を有している。この
第3図の例では図の左右方向が光学記録再生方向
である。ピツト9の上下方向に測つた巾は50〜
200μmとするのがよく、このピツト巾は一般的
なピツト巾である1〜5μmの10〜200倍程度とな
つている。このようにピツト巾を広くすることに
より、位置精度が充分でなくとも光学的な再生が
可能になる。ラベルの利用状況を考えると、ラベ
ルを貼る対象の寸法精度が概して充分でない上
に、ラベルを貼る際の位置精度も不充分であるの
で、このようにピツト巾を広げることが有効にな
る。
なお、上記における情報ラベル1の各層を構成
する材料は以下の通りである。
・ラベル基材 ラベル基材としては適当な加工性を備えたもの
が望ましく、一例としてポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート、ナイロン、ポリスチレン、ABS、ポ
リイミド等のフイルム若しくはシートの単体又は
これらのラミネート品を挙げることができる。
ラベル基材2の剛性については、情報ラベルを
剛性が高く光学的読み出しに充分な平面性を備え
た物品に貼るときは低い剛性のものでもよく、そ
うでない場合は剛性の高いものがよい。又、情報
ラベルを貼る対象の表面が鏡面であるときはラベ
ル基材又は支持体3を不透明なもので構成する必
要があるが、鏡面でないときはこれには及ばな
い。
・光学記録再生用区域 光学記録再生用区域を構成する材料としては
光、特にレーザー光の照射により揮散可能な物質
が使用でき、例えばTe、Bi、Inの低酸化物等の
低融点金属又はその金属化合物若しくは合金を公
知の蒸着、スパツタリング、めつき等の手段によ
り設ければよい。光学記録再生用区域の金属薄膜
層の厚みは通常0.1〜2μmである。
・透明保護層 透明保護層6は下層の光学記録層5を保護する
ものであつて、層5の表面のみを覆えば事足りる
が全面を、即ち、光学記録層5のない余白のラベ
ル基材をも覆つてもよい。透明保護層6は公知の
透明合成樹脂塗料を用いて塗布、、印刷等をして
乾燥するか、又は透明合成樹脂フイルムを接着或
いは熱融着することにより形成することができ
る。透明合成樹脂フイルムとしてはラベル基材と
して前記したものを用いればよく、熱融着による
ときはその条件は100〜300℃の温度及び40〜400
Kg/cm2の圧力である。
本考案の情報ラベルは適当な物品に貼つた後、
光学記録再生用区域に半導体又はHe−Neレーザ
ーを集光させ、その反射光をビームスプリツター
を介してフオトダイオードにより読み取ることに
より記録された情報の再生を行うことができる。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案の情報ラベルは、
ラベル基材の表面の少くとも一部に光学記録再生
用区域が設けられており、ラベルの情報記録が光
学方式によつてなされているので、偽造が困難で
あり、記録されている情報を読み取つて物品のア
イデンテイフアイを行なうことができ、しかも前
記光学記録再生用区域には光学記録再生方向と直
角な方向で測定した巾が50〜200μmのピツトが
形成されているので、記録の位置精度が不充分で
あつても光学読み取り装置に新たにスキユー補正
システム等を設けることなく、安定な再生が可能
になる。さらに、前記ラベル基材の裏面には粘着
剤層を有しているので、適当な物品に貼ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の情報ラベルの実施例の断面
図、第2図は本考案の情報ラベルの実施例の平面
図、第3図は光学記録再生用区域の部分的に拡大
された平面図である。 1……情報ラベル、2……ラベル基材、3……
支持体、4……金属薄膜層、5……光学記録層、
6……透明保護層、7……粘着剤層、8……光学
記録再生用区域、9……ピツト(記録部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラベル基材の表面の少くとも一部に光学記録再
    生用区域が設けられており、前記光学記録再生用
    区域には光学記録再生方向と直角な方向で測定し
    た巾が50〜200μmのピツトが形成されており、
    かつ、前記ラベル基材の裏面には粘着剤層を有し
    ていることを特徴とする情報ラベル。
JP17295483U 1983-11-08 1983-11-08 情報ラベル Granted JPS6080489U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17295483U JPS6080489U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 情報ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17295483U JPS6080489U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 情報ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6080489U JPS6080489U (ja) 1985-06-04
JPH0228544Y2 true JPH0228544Y2 (ja) 1990-07-31

Family

ID=30376885

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JP17295483U Granted JPS6080489U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 情報ラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002132155A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Dainippon Printing Co Ltd 情報記録体製造用ラベルおよび転写シート、並びに情報記録体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346041A (en) * 1976-10-08 1978-04-25 Canon Inc Secret and invisible record and its manufacture

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JPS6080489U (ja) 1985-06-04

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